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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024039542
(43)【公開日】2024-03-22
(54)【発明の名称】ネットワークサービスシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0226 20230101AFI20240314BHJP
【FI】
G06Q30/02 354
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022144164
(22)【出願日】2022-09-09
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り Appleが運営するアップルオンラインストアで発明のアプリケーションを掲載しているページ https://apps.apple.com/us/app/rippletalk-%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF/id1639712124 令和4年8月22日掲載 Googleが提供するデジタルコンテンツを配信サービスであるGoogle Playで発明のアプリケーションを掲載しているページ https://play.google.com/store/apps/details?id=biz.giron.ripple_flutter 令和4年8月22日掲載
(71)【出願人】
【識別番号】519049189
【氏名又は名称】株式会社GIRON
(74)【代理人】
【識別番号】100081455
【弁理士】
【氏名又は名称】橘 哲男
(74)【代理人】
【識別番号】100170966
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 正紀
(72)【発明者】
【氏名】粟津 裕行
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB07
(57)【要約】      (修正有)
【課題】議論に参加する参加者同士でコメントの評価をしつつ、議論を閲覧している閲覧者もコメントについて評価でき、参加者による良質なコメントさせたりや様々なアイデアを創出させたりすることで議論を活性化させるネットワークサービスシステムを提供する。
【解決手段】ネットワークサービスシステムにおいて、ネットワーク1に接続されている管理サーバ400は、提供側端末から提供されるトピックについて議論を希望する複数の参加者が入室可能な議論ルームを生成する議論ルーム管理部と、参加者によるコメントに対して他の参加者が付与するポイント及び閲覧者によるコメントの評価を集計するポイント・ライク集計部と、を備える。ポイント・ライク集計部は、参加者同士によるコメントに対して付与されるポイントと閲覧者によるコメントに対しての評価を集計し、議論終了後に参加者が取得したポイントと評価とからランキングを生成する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
議論に参加する参加者及び議論を閲覧する閲覧者が所持するユーザ端末と、議論のトピックを提供する提供側端末と、議論の進行を管理する管理サーバとから構成されるネットワークサービスシステムであって、
前記管理サーバは、前記提供側端末から提供される前記トピックについて議論を希望する複数の参加者が入室可能な議論ルームを生成する議論ルーム生成部と、
前記参加者によるコメントに対して他の参加者が付与するポイント及び閲覧者によるコメントの評価を集計する集計部と、を備え、
前記参加者同士によるコメントに対して付与されるポイントと前記閲覧者によるコメントに対しての評価を前記集計部が集計し、議論終了後に前記参加者が取得したポイントと評価とからランキングを生成することを特徴とするネットワークサービスシステム。
【請求項2】
前記管理サーバは、前記トピックについて議論を希望する参加者が多数の場合、参加可能な参加者を抽選する抽選部を有することを特徴とする請求項1記載のネットワークサービスシステム。
【請求項3】
前記管理サーバは、前記トピックについて議論を希望する前記参加者のユーザ端末に対し、事前に提供側端末から提供されるアンケートを送信することを特徴とする請求項1記載のネットワークサービスシステム。
【請求項4】
前記参加者が他の参加者のコメントに対して付与するポイントは、議論に参加が決定した時点で参加者自身の持分となるポイントであって、該持分となるポイントからコメントごとに前記参加者が決めた割合のポイントを付与することを特徴とする請求項1記載のネットワークサービスシステム。
【請求項5】
前記管理サーバは、議論終了後に生成されるランキングから取得したポイントと評価に応じた特典を付与することを特徴とする請求項1記載のネットワークサービスシステム。
【請求項6】
前記管理サーバは、議論終了後に前記参加者のコメントを評価した閲覧者が複数の場合に、抽選を実施して当選した閲覧者のみに特典を付与することを特徴とする請求項1記載のネットワークサービスシステム。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークサービスシステムに関し、特に、トピックについて議論を活性化させるために好適なネットワークサービスシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
企業が新商品を開発する際に、他企業の商品との差別化を図ることは重要であるが、実際に商品に触れるエンドユーザの意見を収集するという市場のマーケティング調査を実施することも重要な要素の1つとなっている。そこで、エンドユーザの意見を入手する場合、一般的にはアンケートによる意見を収集するという方法が行われており、最近ではソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、「SNS」)を利用して多くのエンドユーザが意見の収集を行うことが実施されている。
【0003】
しかしながら、SNSで性別や年齢問わず容易に多くの意見を収集ことが可能となった一方で、意見の信頼性に欠ける部分もあり、また、意見が膨大の場合には意見の整理に時間がかかってしまうという問題がある。
【0004】
そこで、特許文献1に記載の発明では、ユーザ同士の意見交換など活性化を図るためにコミュケーションシステムにおける個々のコミュニケーションの場の活性度を測定するとともに、その活性度をコミュニケーションの場の表示に反映させ、その表示の状態によりコミュニケーションの場の活性度を認識できるようにし、また、コミュニケーションに参加する利用者にインセンティブを与える手段を提供することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004-192399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1によれば、ユーザのコメントの入力や閲覧などのコミュニケーションにおける動作に対してポイントを付与することについての言及はあるものの、ユーザ同士におけるコメントの評価をしたり閲覧しているユーザからコメントに対して評価したりすることについての開示はなく、議論を活性化させ、有意義な意見やアイデアの創出にはつながりにくい。
【0007】
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、議論に参加する参加者同士でコメントの評価をしつつ、議論を閲覧している閲覧者もコメントについて評価できるシステムであり、参加者による良質なコメントさせたりや様々なアイデアを創出させたりすることで議論を活性化させるネットワークサービスシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明のネットワークサービスシステムは、議論に参加する参加者及び議論を閲覧する閲覧者が所持するユーザ端末と、議論のトピックを提供する提供側端末と、議論の進行を管理する管理サーバとから構成されるネットワークサービスシステムであって、前記管理サーバは、前記提供側端末から提供される前記トピックについて議論を希望する複数の参加者が入室可能な議論ルームを生成する議論ルーム生成部と、前記参加者によるコメントに対して他の参加者が付与するポイント及び閲覧者によるコメントの評価を集計する集計部と、を備え、前記参加者同士によるコメントに対して付与されるポイントと前記閲覧者によるコメントに対しての評価を前記集計部が集計し、議論終了後に前記参加者が取得したポイントと評価とからランキングを生成することを特徴とする。
【0009】
また、本発明のネットワークサービスシステムは、前記管理サーバは、前記トピックについて議論を希望する参加者が多数の場合、参加可能な参加者を抽選する抽選部を有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明のネットワークサービスシステムは、前記管理サーバは、前記トピックについて議論を希望する前記参加者のユーザ端末に対し、事前に提供側端末から提供されるアンケートを送信することを特徴とする。
【0011】
また、本発明のネットワークサービスシステムは、前記参加者が他の参加者のコメントに対して付与するポイントは、議論に参加が決定した時点で参加者自身の持分となるポイントであって、該持分となるポイントからコメントごとに前記参加者が決めた割合のポイントを付与することを特徴とする。
【0012】
また、本発明のネットワークサービスシステムは、前記管理サーバは、議論終了後に生成されるランキングから取得したポイントと評価に応じた特典を付与することを特徴とする。
【0013】
さらに、本発明のネットワークサービスシステムは、前記管理サーバは、議論終了後に前記参加者のコメントを評価した閲覧者が複数の場合に、抽選を実施して当選した閲覧者のみに特典を付与することを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、議論に参加する参加者が議論を進行させる中で賛同できる他の参加者のコメントにポイントを付与したり、議論を閲覧している閲覧者からコメントについて評価をもらえたりするシステムであることから、参加者に対して良質なコメントをするよう促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施形態に係るネットワークサービスシステムの構成を示す全体図である。
図2】ユーザ端末の構成を示す図である。
図3】管理サーバの構成を示した図である。
図4】記憶部の構成を示した図である。
図5】ユーザデータベースの構成を示した図である。
図6】企業データベースの構成を示した図である。
図7】トピックデータベースの構成を示した図である。
図8】コメントログデータベースの構成を示した図である。
図9】ポイント・ライクデータベースの構成を示した図である。
図10】ユーザ登録の方法を示すフローチャートである。
図11】企業登録の方法を示すフローチャートである。
図12】企業による依頼内容の登録方法を示したフローチャートである。
図13】トピック一覧を示した図である。
図14】参加受付方法を示すフローチャートである。
図15】ユーザ端末に表示される参加者たちによる議論の様子を示した図である。
図16】ポイントを送る状況を示した図である。
図17】閲覧者が閲覧したいトピックの内容を選択する画面を示した図である。
図18】参加者の参加者画面を示した図である。
図19】議論終了後に表示される参加者画面の一例を示した図である。
図20】議論終了後に作成されるレポートの一例を示した図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
次に、図面を参照して本発明のネットワークサービスシステムに係る実施形態について説明する。
<本発明の概要>
本発明のネットワークサービスシステムは、企業による新商品のリサーチやモニタリング、市場調査を実施したいときや自治体や個人、NPO法人、学校法人、各団体、組合などが提起する様々問題に対してユーザが議論を行い、議論の内容を企業や自治体、個人などにフィードバックさせるほか、議論の中でよりユーザに多くの発言をしてもらうために、ポイントを付与させたり議論を閲覧しているユーザからの評価をもらえたりといったシステムとなっている。
【0017】
そこで、以下の実施形態で具体的に本発明のネットワークサービスシステムについて具体的に説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施形態に係るネットワークサービスシステムの構成を示す全体図であり、図2は、ユーザ端末の構成を示す図であり、図3は、管理サーバの構成を示した図であり、図4は、記憶部の構成を示した図であり、図5は、ユーザデータベースの構成を示した図であり、図6は、企業データベースの構成を示した図であり、図7は、トピックデータベースの構成を示した図であり、図8は、コメントログデータベースの構成を示した図であり、図9は、ポイント・ライクデータベースの構成を示した図である。
【0019】
図示するように、ネットワークサービスシステムは、ユーザのうち議論に参加する参加者と議論の状況を閲覧する閲覧者とが所持する複数のユーザ端末100と、複数の企業の企業端末200と、本実施形態のサービスを管理する管理事業者の管理者端末300と、管理サーバ400とがインターネット1を介して相互に接続されている。
【0020】
ユーザ端末100は、参加者又は閲覧者になりうるユーザによって操作される情報処理装置であって、例えば、スマートフォン、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)またはPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯通信端末でもよいし、タワー、デスクトップまたはノートブックの各型のPCであってもよい。
【0021】
ユーザ端末100は図2に示すように、CPU等により構成され、ユーザ端末100全体を制御する制御部101と、各種情報を表示する表示部102と、各種キーや情報読取手段等を備え、これらを用いて各種操作や情報入力を行うことが可能な操作部103と、情報を格納する記憶部104と、接続されるネットワーク1を介して情報の送受信を行う通信部105と、を有して構成される。
なお、企業端末200と管理者端末300も同様の構成であるため説明は省略する。
また、企業端末200については、本実施形態における一例であって、必ずしも企業が有する端末でなくてもよく、例えば自治体や個人が所有する端末であってもよい。
【0022】
管理サーバ400は各種データベースを有しており、ユーザ端末100や企業端末200、管理者端末300からの情報の入力によって各種データベースの内容を更新する。
また、内容の更新によって更新データをユーザ端末100や企業端末200、管理者端末300へ送信する。
【0023】
管理サーバ400は、図3に示すように、CPU等により構成され管理サーバ400全体を制御する制御部401と、各種情報を表示する表示部402と、各種キーや情報読取手段等を備え、これらを用いて各種操作や情報入力を行うことが可能な操作部403と、各種データベースを格納する記憶部404と、参加者の抽選を行う抽選部405と、許可された参加者が入室できるクローズドな空間を生成及び管理する議論ルーム管理部406と、ポイントとライク数を集計するポイント・ライク集計部407と、接続されるネットワーク1を介して情報の送受信を行う通信部408と、を有して構成される。
【0024】
記憶部404は、図4に示すように各種データベースを有している。
図示するように、記憶部404は、ユーザデータベース404aと、企業データベース404bと、トピックデータベース404cと、コメントログデータベース404dと、ポイント・ライクデータベース404eを格納している。
【0025】
<ユーザデータベース404a>
ユーザデータベース404aは、本実施形態に係るネットワークサービスシステムを利用するユーザの情報を格納するデータベースである。
ユーザは、ユーザ端末100を操作して管理サーバ400にアクセスし、管理サーバ400が提供するウェブサイトでユーザ登録を行う場合、もしくは管理サーバ400が提供するアプリケーションをユーザ端末100にダウンロードし、ユーザ端末100上で稼働するアプリケーション上でユーザ登録を行ってもよい。
【0026】
図5に示すように、ユーザデータベース404aは、ユーザごとに割り振られるユーザIDとユーザ名とメールアドレスを格納している。基本的にユーザ登録で登録する情報は、ユーザ名とメールアドレスのみであるが、特にこれらに限らず性別や年齢、自己紹介文、アイコン画像を同時に登録してもよく、また後述するアンケートによる回答で登録してもよい。なお、図5に示す項目以外の他の情報を登録することも可能である。
また、図示するように、ユーザごとに現在、参加者として議論に参加しているか、議論を閲覧している閲覧者であるかを判断するためのチェックボックスも備えている。
なお、ユーザは、これらの情報をいつでも変更できることが可能である。
【0027】
<企業データベース404b>
企業データベース404bは、本実施形態に係るネットワークサービスシステムを利用する企業のデータを格納するデータベースである。
企業側は企業端末200を操作して管理サーバ400にアクセスし、管理サーバ400が提供するウェブサイトを利用するか、又は管理サーバ400が提供するアプリケーションを企業端末200にダウンロードし、必要事項を入力して登録を行う。
【0028】
図6に示すように、企業データベース404bは、企業登録する際に割り振られる企業IDと、企業名、担当者、電話番号、メールアドレス、議論してもらいたいトピックの内容、期間、アンケートの有無をデータとして格納しており、企業側はこれらのデータを、企業端末200を操作して入力し、管理サーバ400へ送信する。
なお、一旦、企業名、担当者、電話番号、メールアドレスを登録し、後から依頼する際にトピックの内容や期間、アンケートの有無について登録するようにしてもよい。
【0029】
<トピックデータベース404c>
トピックデータベース404cは、依頼のあった各企業から議論してもらいたいトピックの内容をデータとして格納するデータベースである。
図7に示すように、依頼のあった企業の企業IDと、企業名と、トピックの内容と、企業が設定した期間をデータで格納している。企業データベース404bにトピックの内容が登録されると、トピックデータベース404cにも同様に登録される。
【0030】
<コメントログデータベース404d>
コメントログデータベース404dは、トピックの内容について議論する参加者のコメントをログで管理するデータベースである。
図8に示すように、企業ID、企業名、トピックの内容に関連させて、そのトピックについて議論している参加者のコメントを参加者ごとに管理している。
【0031】
<ポイント・ライクデータベース404e>
ポイント・ライクデータベース404eは、議論開始時に参加者たちに付与される持分ポイントと、参加者たち同士が議論の中でのコメントに対して評価する際に付与する獲得ポイントと、閲覧者が議論の状況を閲覧中にコメントに対して評価を意味する「ライク」の数と、を集計したデータベースである。
図9に示すように、議論開始時では、参加者全員に例えば10000ポイントが持分ポイントとして付与され、獲得ポイント数とライク数は0ポイントであり、議論が進む中で持分ポイントは減少し、獲得ポイント数とライク数は増加する。
なお、議論開始時に付与される持分ポイントは、必ずしも一定のポイントではなく、例えば議論を依頼する側の業態によって変更は可能である。
【0032】
<ポイント付与について>
ここで、ポイントとライクについて説明する。
ポイントとは、持分ポイントと獲得ポイントの2種類があり、まず、持分ポイントとは、参加者が議論に参加する上で参加者全員にポイントが付与される。この持分ポイントの使い方は、参加者同士でコメントの評価をする際に評価したいコメントがあった場合に、そのコメントに対して持分ポイントから参加者自身で決めた割合のポイントを送ることができる。
【0033】
参加者は、議論が進む中で持分ポイントを原則使い切るルールとするが、議論終了したときに持分ポイントが余ってもよい。
【0034】
一方で、獲得ポイントとは、評価されたコメントに対して他の参加者から送ってもらったポイントであり、この獲得ポイントは、議論終了後に集計されて獲得ポイント数に応じた特典と交換が可能となる。
なお、余ってしまった持分ポイントを獲得ポイントに合算して特典と交換することは不可とするが、議論中に獲得した獲得ポイントを持分ポイントと同じように他の参加者のコメントの評価に利用することができるよう設計変更は可能である。
【0035】
例えば、参加者Aには持分ポイントが10000ポイントあり、持分ポイントから参加者Bのコメントに対して100ポイントを送ったり、参加者Cに10ポイントを送ったりすることができる。
コメントに対してポイントを送る行為ができることによって、例えば、新商品のリサーチをトピックとして議論してもらいたい場合に、企業側すると単なる感想や無責任なコメントを必要としているわけではなく、参加者同士で新商品について議論してもらい有意義なコメントを必要としている。
そこで、参加者同士でコメントの評価をし、取得した獲得ポイント数に応じた特典を取得できる仕組みにすることで、参加者たちは不必要なコメントや他の参加者を不快にさせるコメントを控え、他の参加者から評価されるようなコメントをするようになる。
【0036】
また、獲得ポイントとは、評価されたコメントに対して他の参加者から送ってもらったポイントであり、この獲得ポイントは、議論終了後に集計されて獲得ポイント数に応じた特典と交換が可能となる。
【0037】
<ライクについて>
ライクは、閲覧者が参加者のコメント支持する場合の閲覧者の意思を示すものであって、本実施形態では「ライク」といったような表現方法で評価を示す。
なお、「ライク」ではなく、例えば「いいね」といった表現方法や他の表現方法でもよく、反対に、参加者のコメントに対して不支持の意思を示す表現方法があってもよい。
閲覧者は、議論の状況を閲覧しながら支持する参加者のコメントがあった場合に、ユーザ端末100を操作して「ライク」の評価をすることが可能である。
【0038】
そこで、図9に示すように、ポイント・ライクデータベース404eは、企業IDに関連付けて企業から依頼のあったトピックについて議論に参加している参加者のポイント及びライク数を集計している。
【0039】
<ユーザ登録について>
次に、ユーザ登録の方法について説明する。
図10は、ユーザ登録の方法を示すフローチャートである。
ユーザは、本実施形態に係るサービスを利用するために管理サーバ400にユーザ登録をする必要がある。
まず、ユーザはユーザ端末100を操作して管理サーバ400にアクセスし、サービスを利用するためのアプリケーション(以下、アプリとする)のダウンロード要求し(ステップS100)、ダウンロード要求を管理サーバ400へ送信する(ステップS101)。
【0040】
管理サーバ400は、ユーザ端末100からのダウンロード要求を受け付けると(ステップS102)、管理サーバ400に格納しているアプリデータをユーザ端末100へ送信する(ステップS103)。ユーザ端末100は、管理サーバ400から受信したアプリデータをユーザ端末100内の記憶部104に格納するとともに、ユーザは、アプリを起動させ登録事項を入力する。
【0041】
登録事項とは、ユーザのユーザ名(本名もしくは任意の名前)とメールアドレスであり、必要であれば電話番号やその他の情報を登録事項としてもよい。
ユーザは、ユーザ端末100を操作して登録事項を入力し(ステップS104)、管理サーバ400へ送信する(ステップS105)。管理サーバ400は、ユーザ端末100から入力された登録事項を受信すると、記憶部104のユーザデータベース404aにユーザデータとして格納する(ステップS106)。
【0042】
<企業登録について>
次に、企業が企業情報を管理サーバに登録する方法について説明する。
図11は、企業登録の方法を示すフローチャートである。
企業は自社製品の市場調査やモニタリングなどを、本サービスを利用して実施したい場合には、例えば、企業の担当者などが企業端末200を操作して管理サーバ400にアプリのダウンロード要求を行い(ステップS200)、ダウンロード要求を送信する(ステップS201)。
【0043】
管理サーバ400は、企業端末200からのダウンロード要求を受け付けると(ステップS202)、管理サーバ400は、管理サーバ400内に格納しているアプリデータを企業端末200に送信する(ステップS203)。企業端末200は、受信したアプリデータを企業端末200の記憶部204に格納するとともに、アプリを起動させ登録事項を入力する。
【0044】
ここでの登録事項とは、企業名、担当者、電話番号、メールアドレスであり、これらの情報を担当者が企業端末200を操作して入力し(ステップS204)、管理サーバ400へ送信する(ステップS205)。管理サーバ400は、受信した登録事項を記憶部404の企業データベース404bに格納する(ステップS206)。
なお、本実施形態では、企業登録をする際にはアプリのダウンロードを必要としているが、例えば、管理サーバ400が提供するウェブサイトから登録事項を入力することで企業登録できるようにしてもよい。
【0045】
次に、ユーザが議論に参加する方法について説明する。
図12は、企業による依頼内容の登録方法を示したフローチャートであり、図13は、トピック一覧を示した図である。
【0046】
<依頼内容の登録>
まず、担当者が企業端末200でアプリを起動させて依頼内容の入力を行う(ステップS300)。依頼内容とは、企業が提供する新商品の市場調査やモニタリングなどであり、担当者は企業端末200を操作して具体的な依頼内容の入力を行う。
ここでは、飲料メーカーによる新商品(ビール)のモニタリングを例として説明する。
飲料メーカーは、新商品(ビール)の味やパッケージデザイン、他の商品との比較といった意見が欲しいといった依頼内容を企業端末200から入力する。
【0047】
また、依頼内容には、議論に参加する参加者に対してアンケートを実施するかと依頼の開始期間及び終了期間も含むことも可能である。
アンケートとは、議論に参加する参加者の性別や年齢のほか、依頼内容に関する質問であり、ここでは、新商品がビールであることから未成年が議論に参加することはできないため、事前にアンケートを取ることで参加者の選別を行うことが可能となる。
また、他の事例として、自動車メーカーによるアンケートであれば自動車免許の有無や現在、乗っている車種やメーカーなどを質問することが可能である。
なお、アンケートを必要とするかについては企業側で判断する。
【0048】
企業端末200から管理サーバ400へ依頼内容が送信されると(ステップS301)、管理サーバ400は、これらの情報を企業データベース404bに格納し、データベースの内容を更新する(ステップS302)。
一方、企業からの依頼について議論を所望するユーザは、管理サーバ400に対して現在、企業から依頼の有無を確認する。ユーザは、ユーザ端末100を操作して、アプリからログインをし、管理サーバ400に格納されている企業からの依頼内容を閲覧する。
図13に示すように、ユーザ端末100の表示部102には現在、企業から依頼されているトピック一覧が表示される。図示するように、トピック一覧は、企業名とトピックの内容と、期間が表示されており、ユーザは、議論に参加したいトピックを選択することが可能である(複数選択も可能)。
ユーザは、ユーザ端末100の表示部102に表示されるトピックの内容から参加を希望するトピックの内容を選択し(ステップS303)、選択したトピックの内容とともにユーザ情報を管理サーバ400へ送信する(ステップS304)。
【0049】
<参加受付について>
次に、参加者の参加受付方法について説明する。
図14は、参加受付方法を示すフローチャートである。
管理サーバ400は、参加者から議論への参加を受け付ける(ステップS400)。次に、管理サーバ400は、企業データベース404bを参照して参加者が参加希望している議論にアンケートがあるか否かを判断する(ステップS401)。アンケートがない場合には、(ステップS401/NO)、そのまま次のステップS406の判断に移行する。
【0050】
管理サーバ400が企業データベース404bを参照して該当するトピックの内容に対して議論するのにアンケートを必要とする場合(ステップS401/YES)、参加希望者のユーザ端末100に対してアンケートを送信する(ステップS402)。参加希望者であるユーザは、受信したアンケートに回答し、回答を管理サーバ400へ送信する。
【0051】
管理サーバ400は、ユーザ端末からのアンケートの回答を受信し(ステップS403)、アンケートの回答から参加条件を満たすか否かを判断する(ステップS404)。参加条件とは、企業が議論してもらいたいトピックの内容に応じて設定することが可能な条件であり、例えばトピックの内容がアルコール飲料に関する場合には、未成年の参加を不可としたり、またトピックの内容が自動車に関する場合には、運転免許証の所持の確認をしたりする。
そこで、アンケートの回答からユーザが参加条件に満たさないと判断した場合には(ステップS404/NO)、ユーザに対して参加拒否の通知を送信する(ステップS405)。
【0052】
一方、アンケートの回答からユーザが参加条件を満たしていると判断した場合(ステップS404/YES)、次に、参加希望するユーザが人数制限内か否かの判断をする(ステップS406)。人数制限内か否かの判断は、設定されている議論の開始時期が到達した時点で行う。
議論への参加人数については制限を設けており、所定人数までの参加を受け付ける。制限を設ける理由については、例えば参加者の人数を無制限にしたり、何十人の参加者を議論に参加させると議論がまとまらなかったり、コメントしない参加者がいたりすることが考えられるため、少人数で議論を進行してもらうために、本実施形態では例として参加者を8人までとする。
なお、参加者の制限人数は8人までに限らず、制限人数の設定変更は可能とする。
【0053】
そこで、議論への参加希望者が制限人数を超えた場合(ステップS406/NO)、参加者の抽選を行う(ステップS407)。抽選方法は、従来の抽選方法を採用し多数の参加希望者からランダムに8人の参加者を選択する。抽選後、多数の参加者に対して抽選結果(当選又は落選)を通知する(ステップS408)。
8人の参加者が決定すると管理サーバ400の議論ルーム管理部406が議論ルームを生成し、8人の参加者の入室を許可する。
当選した参加者は議論ルームに入室が可能となり、入室した時点から議論を開始する(ステップS409)。
【0054】
また、抽選方法については参加者の属性やアンケートの回答からスクリーニングを行ってもよい。
企業は、依頼内容の登録時に管理サーバ400に対してスクリーニングを実施する旨も同時に登録することが可能である。参加者を選別する方法としては、参加者の属性である性別や年齢からスクリーニングを行う場合や、参加者の属性とアンケートの回答とからスクリーニングをしてもよい。
参加者の属性のみでスクリーニングを行う場合、例えば男性で年齢が30代~40代の参加者を選別する。また、参加者の属性とアンケートの回答でスクリーニングを行う場合、トピックの内容や企業が所望するスクリーニング条件にもよるが、例として、参加者が女性で東京都在住(アンケートの回答)といった条件や参加者が男性で40代前後、頻繁に飲酒をする(アンケートの回答)といった条件でスクリーニングを行うことができる。
このようなスクリーニングを行うことで適任の参加者を選別することで、より充実した議論を行うことが可能となる。
【0055】
<議論の進行について>
次に、参加者同士による議論の進行について説明する。
図15は、ユーザ端末に表示される参加者たちによる議論の様子を示した図であり、図16は、ポイントを送る状況を示した図であり、図17は、閲覧者が閲覧したいトピックの内容を選択する画面を示した図であり、図18は、参加者の参加者画面を示した図である。
議論ルームに入室した参加者A~Hがトピックの内容について議論を始め様々なコメントをする。参加者のコメントは意見や感想、アイデアといったものであり、参加者のユーザ端末100の表示部102には、図15に示すような複数の参加者のコメントが次々を表示される。参加者たちは、トピックの内容に沿ったコメントをしながら他の参加者のコメントの評価をする。
【0056】
<コメントの評価について>
コメントの評価とは、参加者が他の参加者のコメントに対して賛同したりした場合に評価の意思表示として持分ポイントから自身で決めた割合のポイントを送ることである。
図16に示すように、参加者Aのコメントに対して参加者Bと参加者D、参加者Gが評価の意思表示として50ポイント、100ポイント、80ポイントをそれぞれ送っている。
また、参加者Bのコメントに対しては参加者Aと参加者C、参加者Hが評価の意思表示として10ポイント、40ポイント、30ポイントをそれぞれ送っている。
【0057】
このようにポイントが送られると、管理サーバ400のポイント・ライク集計407は、取得した獲得ポイント数と持分ポイントの残高を集計し、常にポイント・ライクデータベース404eの更新を行う。
【0058】
このように、参加者はトピックの内容に対してコメントすると同時に他の参加者のコメントについてポイントを送る。どの参加者のコメントにポイントを送るかについては、上記したように、有意義なコメントであったり賛同できるようなコメントであったりといった理由であり、他の理由でポイントを送ることも考えられる。また、送るポイントの割合についても、コメントの内容に応じて参加者自身が決めて送ることができる。
【0059】
また、参加者たちは、より多くのポイントを送ってもらえるように質の高いコメントしたり、様々なアイデアを提案したりするようになり、結果的に有意義な議論が進行することになる。
【0060】
<ライクの付与について>
ライクとは、上記したように参加者のコメントに対して閲覧者による評価を意味する意思表示であり、閲覧者は議論ルームで進行している議論を閲覧することが可能であり、閲覧する議論の中で評価したいコメントについて「ライク」を送ることができる。
閲覧者は、ユーザ端末100を操作して管理サーバ400にログインし、現在進行中の議論の一覧を参照して閲覧したい議論ルームを選択する。
図17に示すように、閲覧者のユーザ端末100の表示部102には、現在、閲覧可能な現在進行中の議論の一覧が表示され、閲覧者は閲覧したい議論を選択する。
閲覧したい議論が選択されると、閲覧者のユーザ端末100には、図13に示す表示画面と同様の画面が表示部102に表示され、閲覧者は、複数の参加者のコメントを閲覧することができる。
【0061】
図示しないが、閲覧者はユーザ端末100を操作して、表示部に表示される議論ルームで進行する議論をリアルタイムで閲覧したり、過去の複数の参加者のコメントを閲覧したりすることができ、閲覧者は気に入ったコメントや賛同するコメントがあった場合に、そのコメントを選択またはタップといった操作をすることで、そのコメントに対して「ライク」を送ることが可能となる。
【0062】
なお、「ライク」を送った時点で、閲覧者はユーザデータベース404aの閲覧者のチェックボックスにチェックされ、ユーザが現在閲覧者になっていることを管理サーバ400は把握する。
このチェックについては閲覧者がログアウトした時点でチェックが外れるようにしてもよい。
また、閲覧者は、複数の議論ルームを閲覧することも可能であり、複数の議論ルームで参加者のコメントに対して「ライク」を送ることも可能である。
閲覧者がライクを送った時点で、管理サーバ400のポイント・ライク集計部407は、ライクの集計を行い、ポイント・ライクデータベース404eの更新を常に行う。
また、参加者は議論の進行中に現在、取得しているポイントとライク数や自分が発したコメントの一覧を確認することが可能である。
【0063】
図18に示すように、参加者はユーザ端末100を操作して現在の獲得ポイント数とライク数などを確認するができる参加者画面を表示部102に表示させることができる。図示するように、参加者画面には、ユーザ名とアイコン画像、自己紹介文のほか、参加しているトピックの内容でコメントした一覧(時間とコメントごとに取得したライク数)、現在、獲得した獲得ポイント数とライク数を常に確認することが可能である。また、図示していないが、参加者が参加者画面を確認した時点での獲得ポイント数のランキングやライク数のランキングを表示できるようにしてもよい。
【0064】
<ポイント及びライクの集計>
次に、ポイントとライクの集計について説明する。
図19は、議論終了後に表示される参加者画面の一例を示した図であり、図20は、議論終了後に作成されるレポートの一例を示した図である。
最終的に参加者が取得した獲得ポイント数とライクの集計は、議論の終了時期に到達した時点で行うことを原則としている。
議論は、予め企業側で設定した期間内で行われ、期間の終了時期が到達したら議論は終了となる。また、議論の進行内容によっては終了時期が延長されることもあり、一方で、議論の内容がトピックの内容に相応しくない場合には終了時期よりも前に終了することもある。
【0065】
議論の終了時期が到達すると、管理サーバ400のポイント・ライク集計部407は、参加者が議論中に取得した獲得ポイント数とライク数の最終的な取得数を参加者ごとに集計する。ポイント・ライク集計部407は、管理サーバ400の記憶部404に格納されているポイント・ライクデータベース404eを参照して、終了した議論に参加していた参加者たちのポイントとライク数の取得数を集計する。
【0066】
例えば、参加者Aはユーザ端末100を操作してログインし、終了した議論で獲得した獲得ポイント数とライク数を確認する。
図18に示すように、ユーザ端末100の表示部102には、参加していたトピックの内容と、参加者Aのコメント一覧、獲得した獲得ポイント数とライク数が表示される。
参加者Aが議論中のコメントした全てのコメントが表示され、コメントごとに内容と日時、コメントに対して送られたポイントとライク数が表示される。
そして、ポイント・ライク集計部407によって集計された最終的な獲得ポイントと獲得ライク数、順位が表示される。
【0067】
また、依頼した企業には、議論が終了した時点でレポートを作成して企業端末200へ送信する。
図19に示すように、レポートはトピックの内容と、コメントランキングと、参加者ランキングと、トピックの総合評価から構成されている。
コメントランキングは、獲得ポイント数及びライクが送られたコメントのランキングであり、参加者ランキングは、獲得ポイント数及び獲得ライク数の多い順となるランキングである。
【0068】
トピックの総合評価については、議論で出されたコメントの総数、コメント総文字数、コメントの傾向、総合評価といった基準で評価される。特にコメントの傾向については、テキストマイニングやAI技術を利用して分析することが可能であり、総合評価についても同様である。
【0069】
このレポートの作成は、議論が終了した時点でポイント・ライク集計部407による集計と同時に管理サーバ400で行い、企業端末200へ送信する。
【0070】
<特典について>
次に、特典について説明する。
特典とは、参加者及び閲覧者がポイントで交換できるものであり、参加者の場合、議論終了後に集計された獲得ポイント数に応じた特典に交換が可能である。閲覧者の場合、まずは、参加者のコメントにライクを送った閲覧者の中から抽選で一定数の閲覧者を選ぶ。次に、閲覧者に分配する分配ポイントを選ばれた閲覧者の人数で割った分の分配ポイントを閲覧者に送る。閲覧者は送られた分配ポイントを特典に交換が可能となる。
ここで、分配ポイントとは、企業がトピックを提供したときにこのサービスの利用料を支払う必要があり、この利用料のうちの決められた割合の分が分配ポイントとして使用される。
例えば、サービスの利用料が10万円の場合は、半分の5万円はサービスを提供する管理事業者の収益となり、残りの5万円のうち80%の4万円が参加者の人数で割った分を持分ポイントに換算し、20%の1万円を分配ポイントに換算する。この分配ポイントを抽選で選ばれた閲覧者が10人であれば、1万円を10人で割った1千円分の分配ポイントが閲覧者に送られる。
参加者及び閲覧者は、獲得ポイント及び分配ポイントをポイント数に応じた特典に交換することができ、例えば、ギフトカードや電子マネーに交換が可能である。
なお、特典の種類については、特にこれらに限定されるものではなく、また、特典を寄付できるような方法があってもよい。
【0071】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【符号の説明】
【0072】
1 ネットワーク
100 ユーザ端末
200 企業端末
300 管理者端末
400 管理サーバ
401 制御部
402 表示部
403 操作部
404 記憶部
405 抽選部
406 議論ルーム管理部
407 ポイント・ライク集計部
408 通信部




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