(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024039665
(43)【公開日】2024-03-25
(54)【発明の名称】熱交換器の製造方法
(51)【国際特許分類】
B21D 53/04 20060101AFI20240315BHJP
B21D 26/021 20110101ALI20240315BHJP
【FI】
B21D53/04 B
B21D26/021
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022104112
(22)【出願日】2022-06-29
(71)【出願人】
【識別番号】505113632
【氏名又は名称】ヴァレオ システム テルミク
(74)【代理人】
【識別番号】100067356
【弁理士】
【氏名又は名称】下田 容一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100160004
【弁理士】
【氏名又は名称】下田 憲雅
(74)【代理人】
【識別番号】100120558
【弁理士】
【氏名又は名称】住吉 勝彦
(74)【代理人】
【識別番号】100148909
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧澤 匡則
(74)【代理人】
【識別番号】100192533
【弁理士】
【氏名又は名称】奈良 如紘
(72)【発明者】
【氏名】高野 明彦
(72)【発明者】
【氏名】林 直人
【テーマコード(参考)】
4E137
【Fターム(参考)】
4E137AA03
4E137AA15
4E137BA05
4E137BB01
4E137CA15
4E137CA21
4E137CA24
4E137DA01
4E137DA10
4E137EA09
4E137EA26
4E137GA01
4E137GA11
4E137GA15
4E137GB01
4E137GB20
(57)【要約】
【課題】成形工程に適応するための柔軟性の高い材料を用いつつも、硬度の高い熱交換器を得ることができる熱交換器の製造方法を提供すること。
【解決手段】熱交換器(10)の製造方法は、金属製の複数の板材(11、12)を準備する準備工程と、準備された板材(11、12)を重ねたのち所定の位置を接合する接合工程と、接合された板材(11、12)に流体を圧入し媒体流路(R)を成形する成形工程と、板材(11、12)のうち少なくとも1枚の板材(11)を第1温度に加熱する加熱工程と、加熱工程と成形工程とを経た板材(11、12)を第1温度より低い第2温度で維持するエージング工程と、を有する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属製の複数の板材(11、12)を準備する準備工程と、
準備された前記板材(11、12)を重ねたのち所定の位置を接合する接合工程と、
接合された前記板材(11、12)に流体を圧入し媒体流路(R)を成形する成形工程と、
前記板材(11、12)のうち少なくとも1枚の板材(11)を第1温度に加熱する加熱工程と、
前記加熱工程と前記成形工程とを経た前記板材(11、12)を前記第1温度より低い第2温度で維持するエージング工程と、を有することを特徴とする熱交換器の製造方法。
【請求項2】
前記加熱工程は、前記準備工程と前記接合工程との間に行われる、請求項1に記載の熱交換器の製造方法。
【請求項3】
前記加熱工程は、前記接合工程と前記エージング工程との間に行われる、請求項1に記載の熱交換器の製造方法。
【請求項4】
前記加熱工程は、前記成形工程と前記エージング工程との間に行われる、請求項1に記載の熱交換器の製造方法。
【請求項5】
前記接合工程は、レーザ溶接により所定の位置が接合される、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の熱交換器の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内部に媒体が流され対象物との熱交換を行なう、熱交換器の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、モータを駆動源とする車両には、モータへ通電するためのバッテリと、このバッテリを冷却するための熱交換器が搭載される。熱交換器に関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
【0003】
特許文献1には、ロールボンドにより板材を成形し、熱交換器を製造することが開示されている。より詳細には、2枚の板材の一部を接合させ、接合させていない部位に流体を流し込み膨らませる。膨らませた部位が媒体の流れる媒体流路となるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ロールボンドによる成形では、流し込む流体によって変形するよう、成形性の高い比較的柔らかい素材が用いられる。しかし、柔らかい素材によって熱交換器を構成した場合、車両の組み立て作業時に誤って他の部品に接触させた場合等に容易に傷が付くという問題がある。成形工程に適応するための柔軟性の高い材料を用いつつも、硬度の高い熱交換器を得ることができることが望まれる。
【0006】
本発明は、成形工程に適応するための柔軟性の高い材料を用いつつも、硬度の高い熱交換器を得ることができる熱交換器の製造方法の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下の説明では、本発明の理解を容易にするために添付図面中の参照符号を括弧書きで付記するが、それによって本発明は図示の形態に限定されるものではない。
【0008】
第1に、金属製の複数の板材(11、12)を準備する準備工程と、
準備された前記板材(11、12)を重ねたのち所定の位置を接合する接合工程と、
接合された前記板材(11、12)に流体を圧入し媒体流路(R)を成形する成形工程と、
前記板材(11、12)のうち少なくとも1枚の板材(11)を第1温度に加熱する加熱工程と、
前記加熱工程と前記成形工程とを経た前記板材(11、12)を前記第1温度より低い第2温度で維持するエージング工程と、を有することを特徴とする熱交換器の製造方法が提供される。
【0009】
第2に、好ましくは、第1に記載の熱交換器の製造方法であって、
前記加熱工程は、前記準備工程と前記接合工程との間に行われる。
【0010】
第3に、好ましくは、第1に記載の熱交換器の製造方法であって、
前記加熱工程は、前記接合工程と前記エージング工程との間に行われる。
【0011】
第4に、好ましくは、第1に記載の熱交換器の製造方法であって、
前記加熱工程は、前記成形工程と前記エージング工程との間に行われる。
【0012】
第5に、好ましくは、第1乃至第4のいずれかに記載の熱交換器の製造方法であって、
前記接合工程は、レーザ溶接により所定の位置が接合される。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、成形工程に適応するための柔軟性の高い材料を用いつつも、硬度の高い熱交換器を得ることができる熱交換器の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図2】2Aは、
図1に示した熱交換器の製造方法における、準備工程について説明する図、2Bは、加熱工程について説明する図、2Cは、接合工程の前半である重ね合わせ工程について説明する図、2Dは、接合工程の後半である溶接工程について説明する図、2Eは、成形工程について説明する図、2Fは、エージング工程について説明する図である。
【
図3】3Aは、実施例2による熱交換器の製造方法における準備工程について説明する図、3Bは、接合工程の前半である重ね合わせ工程について説明する図、3Cは、接合工程の後半である溶接工程について説明する図、3Dは、加熱工程について説明する図、3Eは、成形工程について説明する図、3Fは、エージング工程について説明する図である。
【
図4】4Aは、実施例3による熱交換器の製造方法における、準備工程について説明する図、4Bは、接合工程の前半である重ね合わせ工程について説明する図、4Cは、接合工程の後半である溶接工程について説明する図、4Dは、成形工程について説明する図、4Eは、加熱工程について説明する図、4Fは、エージング工程について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
【0016】
<実施例1>
図1を参照する。
図1には、熱交換器10がバッテリBaの下面に載置された状態において示されている。バッテリBaは、例えば、車両を駆動するモータに通電をするものである。作動中に高温となるバッテリBaは、熱交換器10に接触するように設けられ、熱交換器10の内部を流れる熱媒体(冷媒や冷却水)との熱交換によって冷却される。
【0017】
熱交換器10は、熱媒体が流れる凹部11aが形成されている第1の板材11(板材11)と、この第1の板材11に重ねられ溶接されている平板状の第2の板材12(板材12)と、を有する。凹部11aと、第2の板材12のうちの凹部11aに重ねられた部位と、によって囲われた空間は、熱媒体が流れされる媒体流路Rである。
【0018】
第1の板材11及び第2の板材12は、例えば、アルミニウム合金等の金属により構成される。第1の板材11及び第2の板材12は、同じ組成のアルミニウム合金によって構成することもできるし、それぞれに組成の異なるアルミニウム合金によって構成することもできる。第1の板材11及び第2の板材12に異なる組成の金属を用いる際には、第1の板材11に第2の板材12よりも硬度の低い柔らかい素材を用いることが好ましい。理由は後述する。
【0019】
また、熱交換器10は、凹部11aが形成されている第1の板材11を2枚用いることによっても構成することができる。凹部11a同士が対向するように重ね合わせて媒体流路Rを構成しても良いし、一方の第1の板材11に形成された凹部11aと他方の第1の板材11が有する平面とを合わせて媒体流路Rを構成することも可能である。
【0020】
このような熱交換器10の製造方法について次に説明する。
【0021】
図2Aを参照する。まず、2枚以上の板材11、12を準備する(準備工程)。準備する板材は、第1の板材11と第2の板材12でも良いし、2枚とも第1の板材11であっても良い。以下、平面状の第1の板材11と平面状の第2の板材12とを準備した場合を例に説明する。
【0022】
次に、
図2Bに示されるように、準備した板材11、12のうち、少なくとも第1の板材11を加熱する(加熱工程)。なお、加熱工程において、第2の板材12を同時に加熱することは差し支えない。加熱工程は、例えば、加熱炉21の内部を500℃(第1温度)にして行なわれる。第1温度の保持時間は、例えば、3時間程に設定される。
【0023】
加熱工程を終えたら、
図2C、
図2Dに示されるように、第1の板材11と第2の板材12を重ね合わせ、所定の位置を接合する(接合工程)。
【0024】
より詳細には、第1の板材11と第2の板材12とは、レーザ溶接により接合される。レーザ溶接によって媒体流路Rとなる部位の周縁を互いに溶接する。媒体流路Rとなる部位は溶接されない。
【0025】
次に、
図2Eに示されるように、互いが接合された板材11、12を成形型31に入れ、板材11、12に流体を圧入し媒体流路Rを成形する(成形工程)。成形工程を経ることにより第1の板材11に凹部11aが形成される。
【0026】
成形工程は、バルジ成形によって行なわれる。ここで、バルジ成形としては、熱間ガスバルジ成形方法や、冷間ハイドロフォーミング法を選択することができる。
【0027】
次に、
図2Fに示されるように、媒体流路Rの成形された板材11、12を加熱工程時よりも低い温度(第2温度)に一定時間維持する(エージング工程)。具体的には、エージング工程において、板材11、12は、第2温度として常温に約24時間、維持される。エージング工程を経ることにより、板材11、12は、時効硬化によって硬度が増す。
【0028】
なお、エージング工程は、板材11、12の成分(組成)によって、エージング工程後の硬度を調節するために、第2温度を150℃程度とし、数時間維持することによって行なっても良い。
【0029】
エージング工程を終えることにより、熱交換器10(
図1参照)は、完成する。熱交換器10の製造方法について、以下に纏める。
【0030】
熱交換器10の製造方法は、金属製の複数の板材11、12を準備する準備工程と、
準備された板材11、12を重ねたのち所定の位置を接合する接合工程と、
接合された板材11、12に流体を圧入し媒体流路Rを成形する成形工程と、
板材11、12のうち少なくとも1枚の板材11を第1温度に加熱する加熱工程と、
加熱工程と成形工程とを経た板材11、12を第1温度より低い第2温度で維持するエージング工程と、を有する。
【0031】
熱交換器10の製造方法は、成形工程に加え、板材の加熱工程と、加熱工程よりも後の工程として所定の温度(第2温度)に維持し時効硬化によって硬化させるエージング工程とを有する。これにより、成形工程に適応するための柔軟性の高い材料を用いつつも、硬度の高い熱交換器10を得ることができる。
【0032】
また、加熱工程は、準備工程と接合工程との間に行われる。加熱工程が接合工程の前に行われるので、予め加熱工程が必要な部品(第1の板材11)のみを選択して加熱処理することができ、生産性を向上できる。
【0033】
また、接合工程は、レーザ溶接により所定の位置が接合される。即ち、重ねられた2枚の板材11、12は、レーザ溶接により接合される。レーザ溶接によって板材11、12は接合工程において平面のまま接合することが可能となり、一部が立体形状とされた板材を接合する場合に比べて生産性が向上する。また、ロールボンド工法による接合とは異なり、平面方向に圧延されて寸法変化することなく接合することが可能となり、製品の寸法管理が容易化されて生産性を向上できる。
【0034】
成形工程において凹部11aが形成される第1の板材11には、凹部11aが形成されない第2の板材12よりも柔らかい素材が用いられることが好ましい。凹部11aが形成される第1の板材11に柔らかい素材を採用することにより、成形性を向上させることができる。一方、凹部11aが形成されない第2の板材12に硬い素材を採用することにより、熱交換器10の強度を高めることができる。より成形工程に適応しつつも、硬度の高い熱交換器10を得ることができる。
【0035】
<実施例2>
次に、実施例2による熱交換器の製造方法を図面に基づいて説明する。実施例1と共通する部分については、符号を流用すると共に、詳細な説明を省略する。
【0036】
図3Aを参照する。まず、2枚以上の板材11、12を準備する(準備工程)。準備する板材は、第1の板材11と第2の板材12でも良いし、2枚とも第1の板材11であっても良い。以下、平面状の第1の板材11と平面状の第2の板材12とを準備した場合を例に説明する。
【0037】
次に、
図3B、
図3Cに示されるように、準備した第1の板材11と第2の板材12を重ね合わせ、所定の位置を接合する(接合工程)。
【0038】
接合工程は、実施例1と同様に、レーザ溶接によって媒体流路R(
図3E参照)となる部位の周縁を互いに溶接することにより行うことができる。
【0039】
次に、
図3Dに示されるように、互いに接合された板材11、12を加熱する(加熱工程)。加熱工程は、例えば、加熱炉21の内部を500℃(第1温度)にして行なわれる。第1温度の保持時間は、例えば、3時間程に設定される。
【0040】
次に、
図3Eに示されるように、加熱された板材11、12を成形型31に入れ、板材11、12に流体を圧入し媒体流路Rを成形する(成形工程)。成形工程を経ることにより第1の板材11に凹部11aが形成される。
【0041】
成形工程は、バルジ成形によって行なわれる。ここで、バルジ成形としては、熱間ガスバルジ成形方法や、冷間ハイドロフォーミング法を選択することができる。
【0042】
次に、
図3Fに示されるように、媒体流路Rの成形された板材11、12を加熱工程時よりも低い温度(第2温度)に一定時間維持する(エージング工程)。
【0043】
エージング工程を終えることにより、熱交換器10(
図1参照)は、完成する。熱交換器10の製造方法について、以下に纏める。
【0044】
実施例2による熱交換器の製造方法においても、成形工程に適応するための柔軟性の高い材料を用いつつ、硬度の高い熱交換器10を得ることができる。また、レーザ溶接を採用することにより、製品の寸法管理が容易化されて生産性を向上できる。さらに、第1の板材11に第2の板材12よりも柔らかい素材を用いることにより、より成形工程に適応しつつも、硬度の高い熱交換器10を得ることができる。
【0045】
加えて、加熱工程は、接合工程とエージング工程との間に行われる。加熱工程が接合工程の後に行われるので、両方の板材11、12とも加熱工程およびその後に行われるエージング工程による効果を得ることができ、熱交換器10(
図1参照)全体の強度を向上できる。
【0046】
<実施例3>
次に、実施例3による熱交換器の製造方法を図面に基づいて説明する。
【0047】
図4Aを参照する。まず、2枚以上の板材11、12を準備する(準備工程)。準備する板材は、第1の板材11と第2の板材12でも良いし、2枚とも第1の板材11であっても良い。以下、平面状の第1の板材11と平面状の第2の板材12とを準備した場合を例に説明する。
【0048】
次に、
図4B、
図4Cに示されるように、準備した第1の板材11と第2の板材12とを重ね合わせ、所定の位置を接合する(接合工程)。
【0049】
接合工程は、実施例1と同様に、レーザ溶接によって媒体流路R(
図4D参照)となる部位の周縁を互いに溶接することにより行うことができる。
【0050】
次に、
図4Dに示されるように、互いに接合された板材11、12を成形型31に入れ、板材11、12に流体を圧入し媒体流路Rを成形する(成形工程)。成形工程を経ることにより第1の板材11に凹部11aが形成される。
【0051】
成形工程は、バルジ成形によって行なわれる。ここで、バルジ成形としては、熱間ガスバルジ成形方法や、冷間ハイドロフォーミング法を選択することができる。
【0052】
次に、
図4Eに示されるように、成形された板材11、12を加熱する(加熱工程)。加熱工程は、例えば、加熱炉21の内部を500℃(第1温度)にして行なわれる。第1温度の保持時間は、例えば、3時間程に設定される。
【0053】
次に、
図4Fに示されるように、加熱された板材11、12を加熱工程時よりも低い温度(第2温度)に一定時間維持する(エージング工程)。
【0054】
エージング工程を終えることにより、熱交換器10(
図1参照)は、完成する。熱交換器10の製造方法について、以下に纏める。
【0055】
実施例3による熱交換器の製造方法においても、成形工程に適応するための柔軟性の高い材料を用いつつ、硬度の高い熱交換器10を得ることができる。また、レーザ溶接を採用することにより、製品の寸法管理が容易化されて生産性を向上できる。さらに、第1の板材11に第2の板材12よりも柔らかい素材を用いることにより、より成形工程に適応しつつも、硬度の高い熱交換器10を得ることができる。
【0056】
加えて、加熱工程は、接合工程とエージング工程との間に行われる。加熱工程が接合工程の後に行われるので、両方の板材11、12とも加熱工程およびその後に行われるエージング工程による効果を得ることができ、熱交換器10(
図1参照)全体の強度を向上できる。
【0057】
さらに、加熱工程をエージング工程の直前の工程として行われることで、温度管理を連続的に行うことができ、生産性を向上できる。
【0058】
尚、本発明による熱交換器は、車両用バッテリ冷却装置として用いられる例を基に説明を行ったが、車両用バッテリ以外の対象物の冷却装置や対象物を温めるものであっても適用することができる。
【0059】
本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例に限定されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0060】
本発明の熱交換器の製造方法は、車両用バッテリ冷却装置の製造方法に好適である。
【符号の説明】
【0061】
10…熱交換器
11…第1の板材(板材)
12…第2の板材(板材)
R…媒体流路