(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024039741
(43)【公開日】2024-03-25
(54)【発明の名称】建築物壁部
(51)【国際特許分類】
E04F 13/08 20060101AFI20240315BHJP
E04H 6/42 20060101ALN20240315BHJP
【FI】
E04F13/08 101E
E04F13/08 D
E04H6/42 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022144330
(22)【出願日】2022-09-12
(71)【出願人】
【識別番号】399081718
【氏名又は名称】ダイト工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100087653
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 正二
(74)【代理人】
【識別番号】100142376
【弁理士】
【氏名又は名称】吉村 哲郎
(72)【発明者】
【氏名】萩原 聡志
(72)【発明者】
【氏名】奥野 修平
【テーマコード(参考)】
2E110
【Fターム(参考)】
2E110AA47
2E110AB04
2E110CA09
2E110CC03
2E110CC19
2E110DA09
2E110DA12
2E110DC10
2E110EA06
2E110GA33W
2E110GA33Z
2E110GB02W
(57)【要約】
【課題】脆弱化を防ぎつつ構築に必要な材料を減少させ得る建築物壁部を提供すること。
【解決手段】建築物壁部30は、複数のパネル支持フレームと複数の壁パネル52とパネル取付金具とを備える。壁パネル52が、パネル底部90と壁本体部92とパネル頂部94とを有している。壁本体部92が、並んで配置される複数の面形成部130と溝形成部132とを有している。溝形成部132は溝を形成する。その溝は面形成部130の対の間に配置される。パネル底部90の突出端190と溝形成部132のうち溝の内周面から見て背面にあたる箇所の突出端192とパネル頂部94の突出端194とが、それぞれパネル取付金具54により支えられている。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェブの両端に第1,2フランジを有する断面H形状にそれぞれ形成され、かつ、水平方向に所定間隔置きに立設される複数のパネル支持フレームと、
相隣る前記パネル支持フレーム間に配置され積み上げられる複数の壁パネルと、
前記パネル支持フレームの前記第1フランジと前記壁パネルの一側端部との間に前記パネル支持フレームの縦長方向に沿って配置されるパネル取付金具とを備える建築物壁部であって、
前記壁パネルが、
相隣る前記パネル支持フレーム間に配置される際に他の前記壁パネルの上に載るパネル底部と、
前記パネル底部から立ち上がる壁本体部と、
前記壁本体部に連なるパネル頂部とを有しており、
前記壁本体部が、
並んで配置される複数の面形成部と、
前記面形成部の対の間に配置され前記面形成部の一端から他端に沿う溝を形成する溝形成部とを有しており、
前記パネル底部の突出端と前記溝形成部のうち前記溝の内周面から見て背面にあたる箇所の突出端と前記パネル頂部の突出端とが、それぞれ前記パネル取付金具により支えられていることを特徴とする建築物壁部。
【請求項2】
前記溝形成部が、相隣る前記パネル支持フレーム間に前記壁パネルが配置されるとき前記溝のうち下へ向かって傾斜する部分となる下方傾斜部を有していることを特徴とする請求項1に記載の建築物壁部。
【請求項3】
前記下方傾斜部が前記面形成部に直接接していることを特徴とする請求項2に記載の建築物壁部。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物壁部に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、壁パネルの取付構造にかかる発明を開示する。特許文献1にかかる壁パネルの取付構造は、複数のパネル支持フレームと、壁パネルと、パネル取付金具とを備える。パネル支持フレームは、ウェブの両端に第1,2フランジを有する断面H形状に形成される。それら複数のパネル支持フレームは、水平方向に所定間隔置きに立設される。壁パネルは、相隣るパネル支持フレーム間に配置される。パネル取付金具は、パネル支持フレームの第1フランジと壁パネルの一側端部との間にパネル支持フレームの縦長方向に沿って配置される。特許文献1に開示された壁パネルの取付構造は、従来のボルト・ナットのような締付け不足および締付け過剰による問題、および、振動によるボルト・ナットの緩み問題を解消し、確実強固な取付状態を確保する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された壁パネルの取付構造には、建築物の壁部としてみたときこれを構築するために必要な材料に削減の余地があるという問題点がある。本発明は、このような問題を解決するものである。本発明の目的は、脆弱化を防ぎつつ構築に必要な材料を減少させ得る建築物壁部を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
図面に基き本発明の建築物壁部が説明される。なおこの欄で図中の符号を使用したのは発明の内容の理解を助けるためであって内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明のある局面に従うと、建築物壁部30は、複数のパネル支持フレーム50,50と、複数の壁パネル52,52と、パネル取付金具54とを備える。パネル支持フレーム50は、ウェブ70の両端に第1,2フランジ72,74を有する断面H形状にそれぞれ形成される。パネル支持フレーム50,50は、水平方向に所定間隔置きに立設される。壁パネル52,52,52は、相隣るパネル支持フレーム50,50間に配置され積み上げられる。パネル取付金具54は、パネル支持フレーム50の第1フランジ72と壁パネル52の一側端部との間にパネル支持フレーム50の縦長方向に沿って配置される。壁パネル52が、パネル底部90と、壁本体部92と、パネル頂部94とを有している。パネル底部90は、相隣るパネル支持フレーム50,50間に配置される際に他の壁パネル52の上に載る。壁本体部92は、パネル底部90から立ち上がる。パネル頂部94は、壁本体部92に連なる。壁本体部92が、並んで配置される複数の面形成部130と、溝形成部132とを有している。溝形成部132は、溝を形成する。その溝は、面形成部130の対の間に配置される。その溝は、面形成部130の一端から他端に沿う。パネル底部90の突出端190と溝形成部132のうち溝の内周面から見て背面にあたる箇所の突出端192とパネル頂部94の突出端194とが、それぞれパネル取付金具54により支えられている。
【0007】
パネル底部90の突出端190と溝形成部132のうち溝の内周面から見て背面にあたる箇所の突出端192とパネル頂部94の突出端194とが、それぞれパネル取付金具54により支えられている。これにより、壁パネル52が受ける力は、パネル底部90の突出端190とパネル頂部94の突出端194とからパネル取付金具54に伝えられる。さらに、溝形成部132のうち溝の内周面から見て背面にあたる箇所の突出端192からもその力がパネル取付金具54に伝えられる。このように力が伝えられるので、溝形成部132のうち溝の内周面から見て背面にあたる箇所の突出端192からは力が伝えられない場合に比べ、壁パネル52にかかる応力の最大値は小さくなる。その最大値が小さくなるので、壁パネル52の板厚を薄くできる。その結果、脆弱化を防ぎつつ構築に必要な材料を減少させ得る建築物壁部が提供される。
【0008】
また、上述された溝形成部132が、下方傾斜部150を有していることが望ましい。下方傾斜部150は、相隣るパネル支持フレーム50,50間に壁パネル52が配置されるとき溝のうち下へ向かって傾斜する部分となる。
【0009】
溝形成部132が下方傾斜部150を有していると、溝形成部132が形成する溝の中に雨水などの水分が進入してもその水分は自然に流れ落ちる。これにより、壁パネル52の腐食が抑制される。
【0010】
もしくは、上述した下方傾斜部150が面形成部130に直接接していることが望ましい。これにより、下方傾斜部150と面形成部130との間に配置されるものに水分の排出が妨げられる恐れが低くなる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、脆弱化を防ぎつつ構築に必要な材料を減少させ得る建築物壁部が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明のある実施形態にかかる建築物壁部を備える建築物および拡大されたその建築物壁部が示される図である。
【
図2】本発明のある実施形態にかかる建築物壁部の平面図およびその一部の拡大図である。
【
図3】本発明のある実施形態にかかる壁パネルの斜視図である。
【
図4】本発明のある実施形態にかかる壁パネルの側面図である。
【
図5】本発明のある実施形態にかかるパネル取付金具の平面図である。
【
図6】本発明のある実施形態にかかる壁パネルがパネル支持フレームの第2フランジに押し付けられている状況が示される図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明が図面に基づき詳細に説明される。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能は同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返されない。
【0014】
[構成の説明]
図1は、本実施形態にかかる建築物壁部30を備える建築物10および拡大されたその建築物壁部30が示される図である。
図2は、本実施形態にかかる建築物壁部30の平面図およびその一部の拡大図である。
図1および
図2に基づいて本実施形態にかかる建築物壁部30の構成が説明される。
【0015】
本実施形態にかかる建築物10は、例えば立体駐車場として用いられる。本実施形態にかかる建築物10は、建築物壁部30と、支柱32と、図示されない床部とを備える。支柱32および床部は周知のものと同一である。したがって、ここではその詳細な説明は繰り返されない。
【0016】
本実施形態にかかる建築物壁部30は、例えば手すりパネルとして用いられる。本実施形態にかかる建築物壁部30は、複数のパネル支持フレーム50と、複数の壁パネル52と、複数のパネル取付金具54とを備える。
【0017】
本実施形態の場合、パネル支持フレーム50は、ウェブ70の両端に第1フランジ72と第2フランジ74とを有する断面H形状にそれぞれ形成される。パネル支持フレーム50は、水平方向に所定間隔置きに立設される。
【0018】
本実施形態にかかる壁パネル52は、相隣るパネル支持フレーム50,50間に配置され積み上げられる。
【0019】
パネル取付金具54は、パネル支持フレーム50の第1フランジ72と壁パネル52の一側端部との間にパネル支持フレーム50の縦長方向に沿って配置される。
【0020】
図3は、本実施形態にかかる壁パネル52の斜視図である。
図4は、本実施形態にかかる壁パネル52の側面図である。
図3および
図4に基づいて、本実施形態にかかる壁パネル52の構成が説明される。
【0021】
本実施形態にかかる壁パネル52は、予め塗装が施された1枚の鋼板へ折り曲げ加工(ロールフォーミング)が施されることで形成される。本実施形態にかかる壁パネル52は、パネル底部90と、壁本体部92と、パネル頂部94とを有している。
【0022】
パネル底部90は、相隣るパネル支持フレーム50,50間に壁パネル52が配置され積み上げられる際に他の壁パネル52の上に載る。本実施形態の場合、パネル底部90は、基部110と、ずれ止め部112とを有する。基部110は、壁パネル52の底面を形成する。ずれ止め部112は基部110の一端から突出する。ずれ止め部112は、壁パネル52が他の壁パネル52の上に載った際に位置ずれが生じることを防ぐ。
【0023】
壁本体部92は、パネル底部90から立ち上がる。本実施形態の場合、壁本体部92が、複数の面形成部130,130と、溝形成部132とを有している。複数の面形成部130,130は、本実施形態にかかる建築物壁部30における上下方向に並んで配置される。本実施形態の場合、面形成部130は平面を形成する。溝形成部132は、溝を形成する。その溝は、面形成部130,130の対の間に配置される。その溝は、面形成部130の一端から他端に沿っている。
【0024】
本実施形態の場合、溝形成部132が、下方傾斜部150と、カバー部152とを有している。下方傾斜部150は、相隣るパネル支持フレーム50,50間に壁パネル52が配置されるとき下へ向かって傾斜する部分となる。本実施形態の場合、この下方傾斜部150が、面形成部130に直接接している。カバー部152は、相隣るパネル支持フレーム50,50間に壁パネル52が配置されるとき下方傾斜部150の少なくとも一部の上に配置される。
【0025】
パネル頂部94は、壁本体部92に連なる。相隣るパネル支持フレーム50間に配置される際に、パネル頂部94の上にさらに別の壁パネル52が載せられる。本実施形態の場合、パネル頂部94は、支持部170と、受止部172とを有する。支持部170は、別の壁パネル52を支持するための平面を形成する。受止部172は支持部170の一端から突出する。受止部172は、この壁パネル52の上に載せられる別の壁パネル52のずれ止め部112に対向する。
【0026】
なお、
図4において一点鎖線で示されているように、本実施形態の場合、次に述べられる3か所は、壁本体部92がパネル底部90から立ち上がる方向に沿って一列に並んでいる。それらのうち1か所目は、溝形成部132が形成する溝の内周面から見て背面にあたる箇所の突出端192である。それらのうち2か所目は、パネル頂部94の支持部170の突出端194である。それらのうち3か所目は、パネル底部90のずれ止め部112のうち溝形成部132が形成する溝が開口する側の付け根196である。
【0027】
図5は、本実施形態にかかるパネル取付金具54の平面図である。
図5に基づいて、本実施形態にかかるパネル取付金具54の構成が説明される。
【0028】
本実施形態にかかるパネル取付金具54は、薄い鋼板(例えば、0.5mm厚)など弾性を有する金属板材からなる。本実施形態にかかるパネル取付金具54は、柱状の部材である。
【0029】
本実施形態にかかるパネル取付金具54は、次に述べられる断面形状に形成されている。その断面形状は、板状の取付金具ウェブ210と、第1取付金具フランジ212と、折返板214と、第2取付金具フランジ216とを有する。
【0030】
第1取付金具フランジ212は、取付金具ウェブ210の一端にほぼ直角に折曲がるように連なる。
【0031】
折返板214は、この第1取付金具フランジ212の突出端に折り返されるように連なる。折返板214は、第1取付金具フランジ212よりも幅広く拡がる。折返板214の突出端縁は外側に折り返されている。
【0032】
第2取付金具フランジ216は、取付金具ウェブ210の他端にほぼ直角に折曲がるように連なる。第2取付金具フランジ216は、第1取付金具フランジ212と同じ方向に突出する。
【0033】
本実施形態の場合、取付け前におけるパネル取付金具54の折返板214の突出端縁と第2取付金具フランジ216と間の間隔寸法H(
図5参照)は、パネル支持フレーム50の第1フランジ72と第2フランジ74との間の距離から壁パネル52の厚さW(
図4参照)を差し引いたものより大きい。
【0034】
[構築方法の説明]
本実施形態にかかる建築物壁部30は、次の手順により構築される。まず、作業者は、本実施形態にかかるパネル支持フレーム50,50を水平方向に所定間隔置きに立設する。その立設の手順自体は周知のものと同一である。したがってそれらの詳細な説明は繰り返されない。
【0035】
パネル支持フレーム50,50が立設されると、作業者は、先ず、パネル支持フレーム50の第1フランジ72と第2フランジ74との間にパネル取付金具54を配置する。パネル取付金具54はパネル支持フレーム50の縦長方向に沿って配置される。これにより、パネル取付金具54の取付金具ウェブ210がパネル支持フレーム50のウェブ70に対し間隔をあけて対向することとなる。また、パネル取付金具54の折返板214がパネル支持フレーム50の第2フランジ74に対し間隔をあけて対向することとなる。パネル取付金具54の第2取付金具フランジ216がパネル支持フレーム50の第1フランジ72に接することとなる。
【0036】
次いで、作業者は、1枚の壁パネル52をこれの一側端部がパネル支持フレーム50の第2フランジ74とパネル取付金具54の折返板214との間に入り込むように落し込む。この壁パネル52の落し込みにより、パネル取付金具54はパネル支持フレーム50の第1フランジ72と壁パネル52の一側端部との間で第1取付金具フランジ212と折返板214との折畳み角度を縮小するよう弾性変形した状態になる。このパネル取付金具54の弾性復元作用により第2取付金具フランジ216がパネル支持フレーム50の第1フランジ72の内面に対し強く突っ張る。折返板214の突出端縁が壁パネル52の一側端部の内面をパネル支持フレーム50の第2フランジ74の内面に強く押し付ける。これにより、壁パネル52は固定される。
【0037】
1枚の壁パネル52がパネル支持フレーム50の第2フランジ74とパネル取付金具54の折返板214との間に入り込むように落し込まれ固定されると、作業者は別の壁パネル52をそこへ順次落とし込む。落とし込まれた壁パネル52は既に固定されている壁パネル52の上に積み上がる。パネル支持フレーム50の上端に達するまで壁パネル52が順次落とし込まれると、本実施形態にかかる建築物壁部30が完成する。
【0038】
図6は、本実施形態にかかる壁パネル52がパネル取付金具54によりパネル支持フレーム50の第2フランジ74に押し付けられている状況が示される図である。
図6から明らかなように、この状況では、次に述べられる3か所がそれぞれパネル取付金具54により支えられている。それらのうち1か所目は、パネル底部90の突出端190である。それらのうち2か所目は、溝形成部132のうち溝の内周面から見て背面にあたる箇所の突出端192である。それらのうち3か所目は、パネル頂部94の突出端194である。それら3か所のうち、上述された1か所目と2か所目とはパネル取付金具54に直接接触して支えられている。3か所目は、別の壁パネル52のパネル底部90のずれ止め部112を介して間接的にパネル取付金具54に接触して支えられている。
【0039】
[効果の説明]
本実施形態によれば、脆弱化を防ぎつつ構築に必要な材料を減少させ得る建築物壁部30が提供される。さらに、本実施形態によれば、壁パネル52の腐食が抑制される。
【0040】
〈変形例の説明〉
上述した建築物壁部30は、本発明の技術的思想を具体化するために例示したものである。上述した建築物壁部30は、本発明の技術的思想の範囲内において種々の変更を加え得るものである。
【0041】
例えば、本発明にかかる建築物壁部30において、壁パネル52が有する溝形成部132の数およびそれら溝形成部132が形成する溝の形状は特に限定されない。もちろん、壁パネル52の長さひいては隣り合う支柱32の間隔も特に限定されない。それらの支柱32の高さも特に限定されない。
【符号の説明】
【0042】
10…建築物
30…建築物壁部
32…支柱
50…パネル支持フレーム
52…壁パネル
54…パネル取付金具
70…ウェブ
72…第1フランジ
74…第2フランジ
90…パネル底部
92…壁本体部
94…パネル頂部
110…基部
112…ずれ止め部
130…面形成部
132…溝形成部
150…下方傾斜部
152…カバー部
170…支持部
172…受止部
190,192,194…突出端
210…取付金具ウェブ
212…第1取付金具フランジ
214…折返板
216…第2取付金具フランジ