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  • 特開-ヒータユニット及び車両用シート 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024039748
(43)【公開日】2024-03-25
(54)【発明の名称】ヒータユニット及び車両用シート
(51)【国際特許分類】
   H05B 3/00 20060101AFI20240315BHJP
   B60N 2/56 20060101ALI20240315BHJP
   A47C 7/74 20060101ALI20240315BHJP
【FI】
H05B3/00 310D
H05B3/00 370
B60N2/56
A47C7/74 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022144343
(22)【出願日】2022-09-12
(71)【出願人】
【識別番号】000129529
【氏名又は名称】株式会社クラベ
(72)【発明者】
【氏名】鳥居 厚志
(72)【発明者】
【氏名】立井 友浩
【テーマコード(参考)】
3B084
3B087
3K058
【Fターム(参考)】
3B084JA03
3B084JA06
3B084JF02
3B084JF04
3B087DE09
3K058AA12
3K058BA01
3K058CA71
3K058CE29
(57)【要約】
【課題】安全性の向上を図ったヒータユニット及びそれが配置された車両用シートを提供すること。
【解決手段】採暖用ヒータと、第一補助ヒータと、第二補助ヒータと、第一温度検知装置と、第二温度検知装置と、スイッチとからなり、上記スイッチにより上記第一温度検知装置または第二温度検知装置への通電を任意に選択できるよう構成されており、上記第一補助ヒータが上記第一温度検知装置を加熱するよう配置され、上記第二補助ヒータが上記第二温度検知装置を加熱するよう配置され、上記第一補助ヒータ及び上記第二補助ヒータが、上記採暖用ヒータと並列に接続され、上記採暖用ヒータ、上記第一補助ヒータ及び上記第二補助ヒータと、上記第一温度検知装置及び第二温度検知装置が直列に接続されているヒータユニット。上記のヒータユニットが配置された車両用シート。
【選択図】 図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
採暖用ヒータと、第一補助ヒータと、第二補助ヒータと、第一温度検知装置と、第二温度検知装置と、スイッチとからなり、
上記スイッチにより上記第一温度検知装置または第二温度検知装置への通電を任意に選択できるよう構成されており、
上記第一補助ヒータが上記第一温度検知装置を加熱するよう配置され、上記第二補助ヒータが上記第二温度検知装置を加熱するよう配置され、
上記第一補助ヒータ及び上記第二補助ヒータが、上記採暖用ヒータと並列に接続され、
上記採暖用ヒータ、上記第一補助ヒータ及び上記第二補助ヒータと、上記第一温度検知装置及び第二温度検知装置が直列に接続されているヒータユニット。
【請求項2】
上記採暖用ヒータが、第一採暖用ヒータと第二採暖用ヒータとからなり、上記第一採暖用ヒータと上記第二採暖用ヒータが並列に接続されている請求項1記載のヒータユニット
【請求項3】
上記採暖用ヒータの単位長さ当たりの抵抗値が、上記第一補助ヒータ及び上記第二補助ヒータの単位長さ当たりの抵抗値より小さいことを特徴とする請求項1記載のヒータユニット。
【請求項4】
上記第一採暖用ヒータ及び上記第二採暖用ヒータの単位長さ当たりの抵抗値が、上記第一補助ヒータ及び上記第二補助ヒータの単位長さ当たりの抵抗値より小さいことを特徴とする請求項2記載のヒータユニット。
【請求項5】
請求項1~請求項4何れか記載のヒータユニットが配置された車両用シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒータユニットと、このヒータユニットが配置された車両用シートなどに係り、特に、安全性の向上を図ったものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、車両用シートに装着されるヒータユニットとしては、例えば、基材上にコード状ヒータを蛇行配線した構成のものなどが実用されている。このようなヒータユニットは、車両用シートヒータ等と称され、車両用シートヒータの温度制御の構成として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された車両用シートヒータは、図4に示されるものであり、温度検知装置としてサーモスタットを使用し、採暖用ヒータ101、制御部102、サーモスタット103a,103b、スイッチ104、補助ヒータ105a,105b、電源107から構成されており、制御部102はサーモスタット103a,103bとスイッチ104からなる。補助ヒータ105a,105bはそれぞれサーモスタット103a,103bを加熱し、それによってサーモスタット103a,103bがON-OFFの動作をしている。採暖用ヒータ101、制御部102、補助ヒータ105a,105b及び電源107は直列に接続され、サーモスタット103a,103bはスイッチ104で任意に選択できるようになっている。ここで、サーモスタット103a,103bの動作温度を異なるものにする、または、補助ヒータ105a,105bの発熱量を異なるものにすることで、採暖用ヒータ101の発熱について、強加熱と弱加熱とを切り替えることができるようにしている。
【0003】
尚、本件に直接関係するものではないが関連する技術として、例えば、特許文献2に示すような車両用シートヒータを参照することができる。この車両用ヒータは、2つの採暖用ヒータを手動の切り替えスイッチにより並列接続と直列接続に切り替え、それにより、強加熱と弱加熱とを切り替える構成となっている。また、他の技術として、例えば、特許文献3に示すような車両用シートヒータを参照することができる。この車両用ヒータは、2つの採暖用ヒータと温度制御用サーモスタットを有し、温度制御用サーモスタットが、一方の採暖用ヒータと直列に接続されるとともに、もう一方の採暖用ヒータと並列に接続されている。それにより、立ち上り時には2つの採暖用ヒータにより強加熱をし、平衡時には1つの採暖用ヒータにより温度の安定を図るものである。また、車両用シートヒータの各部材や製造方法については、例えば、特許文献4等を参照することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002-272556公報:松下電器産業
【特許文献2】特開2002-83665公報:クラベ
【特許文献3】国際公開WO2007/097445公報:クラベ
【特許文献4】特許第4202071号公報:クラベ
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで上記の通り、特許文献1においては、採暖用ヒータ101と補助ヒータ105a,105bが直列に接続されている。このような構成であると、採暖用ヒータ101の抵抗値によって補助ヒータ105a,105bの発熱量が変動することになり、それによりサーモスタット103a,103bの動作にも影響が出ることとなる。例えば、抵抗値の温度による変動は、採暖用ヒータ101や補助ヒータ105a,105bに使用される導電体の材料によって異なることから、採暖用ヒータ101と補助ヒータ105a,105bとで異なる材料の導電体を使用した場合、適切な温度制御をするための設計が非常に煩雑となる。また、採暖用ヒータ101が部分断線をして抵抗値が増大した場合、補助ヒータ105a,105bの発熱量が大きく低下をすることから、採暖用ヒータ1が設計よりも高い温度になっても、サーモスタット103a,103bが動作しないことになってしまう。
【0006】
本発明はこのような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、安全性の向上を図ったヒータユニット及びそれが配置された車両用シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するべく、本発明によるヒータユニットは、採暖用ヒータと、第一補助ヒータと、第二補助ヒータと、第一温度検知装置と、第二温度検知装置と、スイッチとからなり、上記スイッチにより上記第一温度検知装置または第二温度検知装置への通電を任意に選択できるよう構成されており、上記第一補助ヒータが上記第一温度検知装置を加熱するよう配置され、上記第二補助ヒータが上記第二温度検知装置を加熱するよう配置され、上記第一補助ヒータ及び上記第二補助ヒータが、上記採暖用ヒータと並列に接続され、上記採暖用ヒータ、上記第一補助ヒータ及び上記第二補助ヒータと、上記第一温度検知装置及び第二温度検知装置が直列に接続されているものである。
また、上記採暖用ヒータが、第一採暖用ヒータと第二採暖用ヒータとからなり、上記第一採暖用ヒータと上記第二採暖用ヒータが並列に接続されていることが考えられる。
また、上記採暖用ヒータの単位長さ当たりの抵抗値が、上記第一補助ヒータ及び上記第二補助ヒータの単位長さ当たりの抵抗値より小さいことが考えられる。
また、上記第一採暖用ヒータ及び上記第二採暖用ヒータの単位長さ当たりの抵抗値が、上記第一補助ヒータ及び上記第二補助ヒータの単位長さ当たりの抵抗値より小さいことが考えられる。
又、本発明による車両用シートは、上記のヒータユニットが配置されたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によるヒータユニットは、2つの補助ヒータが、採暖用ヒータと並列に接続されているため、採暖用ヒータに部分断線が生じる等して採暖用ヒータの抵抗値が変化しても、補助ヒータの発熱量は変化しない。通常考えられる故障モードでは、採暖用ヒータの抵抗値の変化は増大する方向になる、即ち、採暖用ヒータの発熱量は減少する方向になるが、その一方で、補助ヒータの発熱量は変化しないことから、温度検知装置の動作への影響が無く、採暖用ヒータの温度が設計以上の高温となる状況は防ぐことができ、安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明実施の形態によるヒータユニットを示す平面図である。
図2】本発明実施の形態によるヒータユニットが車両用シートに組込まれた状態を示す一部切欠斜視図である。
図3】本発明実施の形態によるヒータユニットの回路構成を示す回路図である。
図4】従来技術によるヒータユニットの回路構成を示す回路図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図1図3を参照して本発明の一実施の形態を説明する。本実施の形態では、本発明によるヒータユニットを車両用シートに適用した例を示す。
【0011】
図1に示すように、コード状ヒータからなる第一採暖用ヒータ1aと第二採暖用ヒータ1bが、不織布等からなる基材9上の所定の位置に設置されている。本実施の形態では、第一温度検知装置として第一サーモスタット3aが使用され、第二温度検知装置として第二サーモスタット3bが使用されている。第一採暖用ヒータ1aと第二採暖用ヒータ1bには、第一補助ヒータ5a,第二補助ヒータ5bと第一サーモスタット3a,第二サーモスタット3bが接続され、これらも併せて基材9上の所定の位置に設置されている。ここで、第一サーモスタット3aは、第一補助ヒータ5aによって加熱され、第二サーモスタット3bは、第二補助ヒータ5bによって加熱され、この加熱の温度によってON-OFFの動作を行うこととなる。尚、ヒータユニット10の各構成については、例えば、上記特許文献4などを参照することができる。
【0012】
上記構成によるヒータユニット10は、図2に示すような状態で、車両用シート20内に埋め込まれることになる。即ち、車両用シート20の表皮カバー21と座席パット22との間にヒータユニット10を挿入するものである。
【0013】
このようなヒータユニットの回路構成について、図3を参照して説明する。まず、電源7とスイッチ4が接続され、スイッチ4の一方の端子には第一サーモスタット3a、もう一方の端子には第二サーモスタット3bが接続される。第一サーモスタット3a及び第二サーモスタット3bのスイッチ4と反対側は接続され、そこに、第一採暖用ヒータ1a、第二採暖用ヒータ1b、第一補助ヒータ5a及び第二補助ヒータ5bが接続される。第一補助ヒータ5aと第二補助ヒータ5bは直列に接続され、直列に接続された第一補助ヒータ5a及び第二補助ヒータ5b、第一採暖ヒータ1a並びに第二採暖ヒータ1bが並列に接続される。
【0014】
本実施の形態においては、第一採暖用ヒータ1aを車両用シートの座面側に配置し、第二採暖用ヒータ1bを車両用シートの背面側に配置している。もちろん、第一採暖用ヒータ1a及び第二採暖用ヒータ1bの両方を座面側に配置しても良いし、背面側に配置しても良い。また、1つの基材9上に、第一採暖用ヒータ1a及び第二採暖用ヒータ1bの両方を配置することも考えられる。また、本発明の要旨を逸しない範囲であれば、第一採暖用ヒータ、第二採暖用ヒータのみでなく第三採暖用ヒータ、第四採暖用ヒータといった他のヒータを配置しても構わない。
【0015】
第一サーモスタット3aと第二サーモスタット3bの動作温度を変えることで、採暖用ヒータの温度を変化させることができる。例えば、第一サーモスタット3aの動作温度を第二サーモスタット3bの動作温度より高くした場合、第一サーモスタット3aに通電する側が高温、第二サーモスタット3bに通電する側が低温となる。また、第一サーモスタット3aと第二サーモスタット3bの動作温度が同一の場合、第一補助ヒータ5aと第二補助ヒータ5bの発熱量を変えることで、採暖用ヒータの温度を変化させることができる。例えば、第一補助ヒータ5aの発熱量を第二補助ヒータ5bの発熱量より大きくした場合、第一サーモスタット3aに通電する側が低温、第二サーモスタット3bに通電する側が高温となる。
【0016】
また、第一補助ヒータ5aと第二補助ヒータ5bは、直列接続でなく、並列接続とすることも考えられる。第一補助ヒータ5aと第二補助ヒータ5bを配置する箇所については、それぞれ第一サーモスタット3a、第二サーモスタット3bに必要な熱を伝達できる箇所であれば限定されない。例えば、第一採暖用ヒータ1aや第二採暖用ヒータ1bと全く異なる箇所に配置することも可能である。また、熱伝導性に優れた材料で補助ヒータとサーモスタットを接続すれば、補助ヒータとサーモスタットが離れた箇所に配置されていても機能させることができる。
【0017】
また、本発明の要旨を逸しない範囲であれば、第一サーモスタット、第二サーモスタットのみでなく第三サーモスタット、第四サーモスタットといった他のサーモスタットを配置しても構わない。第一補助ヒータ、第二補助ヒータのみでなく第三補助ヒータ、第四補助ヒータといった他の補助ヒータを配置しても構わない。これらにより、多段階の採暖用ヒータの温度設定が可能となる。
【0018】
本発明の場合、採暖用ヒータと補助ヒータが並列に接続され、採暖用ヒータと補助ヒータには同電圧がかかることになることから、採暖用ヒータと補助ヒータの温度を等しくするため、補助ヒータの抵抗値を調整することが行われる。抵抗値は、ヒータを構成する導電体における材料固有の電気抵抗率と断面積と長さで求められる。一方で、特に車両用シートヒータの場合、第一補助ヒータ5a及び第二補助ヒータ5bを配置できる場所は非常に限られている。また、第一補助ヒータ5aは第一サーモスタット3aの近傍に、第二補助ヒータ5bは第二サーモスタット3bの近傍に配置することが好ましい。ここで特に車両用シートヒータの場合、着座圧がかかる箇所にサーモスタットを配置すると、着座者がサーモスタットを感じ取り不快感を覚えることがある。そのため、第一補助ヒータ5a、第二補助ヒータ5b、第一サーモスタット3a及び第二サーモスタット3bは、着座圧がかからない箇所に配置する必要があるが、そのような箇所はかなりの制限がある。このような理由により、補助ヒータは採暖用ヒータに比べて十分な長さをとることが難しく抵抗値が低くなる傾向にある。そこで、第一補助ヒータ5a及び第二補助ヒータ5bの単位長さ当たりの抵抗値を大きくすることで、第一補助ヒータ5a及び第二補助ヒータ5bの単位長さ当たりの発熱量を採暖用ヒータの単位長さ当たりの発熱量に近づけ、両者の温度を等しくする事ができる。より具体的には、第一補助ヒータ5a及び第二補助ヒータ5bを構成する導電体の断面積が、採暖用ヒータを構成する導電体の断面積より小さいか、第一補助ヒータ5a及び第二補助ヒータ5bを構成する導電体の電気抵抗率が採暖用ヒータを構成する導電体の電気抵抗率より大きいことが考えられる。また、上記断面積の条件と電気抵抗率の条件を両方備えたものも考えられる。
【0019】
温度検知装置として、上記実施の形態ではサーモスタットを使用したが、例えば、サーモスタットだけでなく、サーミスタ、温度ヒューズ、熱電対等を使用することも考えられる。また、上記実施の形態では、第一サーモスタット3aと第二サーモスタット3bとして、ともにサーモスタットとしているが、例えば、一方をサーミスタ、もう一方を温度ヒューズにするなど、複数の種類を組合せることも考えられる。また、温度検知装置として、サーミスタや熱電対などの温度を検知するのみで電流遮断は制御回路等の他の手段で行うものを使用する場合、第一温度検知装置と第二温度検知装置で、電流遮断をする温度が異なるように設定することが考えられる。
【0020】
上記実施の形態では、第一採暖用ヒータ1aや第二採暖用ヒータ1bなどを基材9上に配置したが、例えば、基材を用いないヒータユニットとしても構わない。また、第一採暖用ヒータ1aや第二採暖用ヒータ1bをコード状ヒータとしたが、例えば、フィルムヒータ、ガラス管ヒータ、セラミックヒータなど、通電により加熱するような他の構成のヒータとしても構わない。
【産業上の利用可能性】
【0021】
以上説明したように本発明によれば、安全性の向上を図ったヒータユニットを得ることができる。本発明によるヒータユニットは、前記実施の形態に例示した車両用シートの他にも、例えば、自動二輪車や鉄道車両等の車両座席、チャイルドシート、船舶や航空機などの座席、遊園地の観覧車の座席、各種競技場の観覧席、劇場や映画館等の鑑賞用座席、駅やテーマパーク、屋外公園等に設置されたベンチ、家庭内やオフィスで使用されるソファーや座椅子、理髪店の椅子、各種医療機関で使用されている医療用の椅子などのヒータとして適用することも考えられる。また、シートや座席のみならず、例えば、ステアリングホイール、シートや椅子のアームレスト、車両内装壁、ベッド、布団、枕、ベビーカー、便座カバー、便座内部、被服類、加熱調理器具など、種々の分野で幅広く応用が可能である。また、本発明によるヒータユニットを車両用シートに適用する場合には、空調装置が組込まれた座席に適応しても良い。
【符号の説明】
【0022】
1a 第一採暖用ヒータ
1b 第二採暖用ヒータ
3a 第一サーモスタット
3b 第二サーモスタット
4 スイッチ
5a 第一補助ヒータ
5b 第二補助ヒータ
7 電源
10 ヒータユニット
図1
図2
図3
図4