(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024039806
(43)【公開日】2024-03-25
(54)【発明の名称】吸水性物品処理システム
(51)【国際特許分類】
B09B 5/00 20060101AFI20240315BHJP
B01F 21/00 20220101ALI20240315BHJP
B01F 31/10 20220101ALI20240315BHJP
B01F 35/52 20220101ALI20240315BHJP
B01D 29/01 20060101ALI20240315BHJP
B09B 101/67 20220101ALN20240315BHJP
【FI】
B09B5/00 Z ZAB
B01F21/00
B01F31/10
B01F35/52
B01D29/04 510C
B01D29/04 530A
B09B101:67
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022144438
(22)【出願日】2022-09-12
(71)【出願人】
【識別番号】000175272
【氏名又は名称】三浦工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100145713
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 竜太
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 茂広
【テーマコード(参考)】
4D004
4D116
4G035
4G036
4G037
【Fターム(参考)】
4D004AA07
4D004AA12
4D004BA07
4D004CA13
4D004CA15
4D004CA34
4D004CA41
4D004CB28
4D004CC11
4D004DA03
4D004DA20
4D116AA27
4D116BB01
4D116BC01
4D116FF17B
4D116GG02
4D116KK01
4D116VV16
4G035AA23
4G035AA28
4G035AB43
4G036AB14
4G037DA30
4G037EA05
(57)【要約】
【課題】比較的少ない水量で吸収性物品を処理できる吸水性物品処理システムを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る吸水性物品処理システム1は、中心軸を横倒しにした円筒状に形成され、内側下部に吸水性ポリマーを不活化させつつ吸水性物品を溶解する不活化溶解液を貯留し、前記中心軸を中心に回転可能な溶解シリンダ11と、前記溶解シリンダ11の内側下部空間を前記中心軸方向に複数の貯留部に分割し、前記溶解シリンダ11の正回転により前記不活化溶解液を下流側に流出させるよう配設される隔壁12と、前記溶解シリンダ11の回転を制御する制御装置30と、を備え、前記制御装置30は、前記溶解シリンダ11を実質的に同じ角度位置で正方向および逆方向に交互に繰り返し回転させる攪拌動作と、前記溶解シリンダ11を所定の移送角度だけ回転させる移送動作と、を交互に実行させるよう、前記溶解シリンダ11を制御する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中心軸を横倒しにした円筒状に形成され、内側下部に吸水性ポリマーを不活化させつつ吸水性物品を溶解する不活化溶解液を貯留し、前記中心軸を中心に回転可能な溶解シリンダ、および
前記溶解シリンダの内側下部空間を前記中心軸方向に複数の貯留部に分割し、前記溶解シリンダの正回転により前記不活化溶解液を下流側に流出させるよう配設される隔壁、
を有する溶解装置と、
前記溶解シリンダの回転を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記溶解シリンダを実質的に同じ角度位置で正方向および逆方向に交互に繰り返し回転させる攪拌動作と、
前記溶解シリンダを所定の移送角度だけ回転させる移送動作と、
を交互に実行させるよう、前記溶解シリンダを制御する、吸水性物品処理システム。
【請求項2】
前記隔壁は、螺旋状に連続して配設され、
前記攪拌動作は、前記溶解シリンダを360°以上540°以下の攪拌角度だけ正方向および逆方向に交互に回転させる動作である、請求項1に記載の吸水性物品処理システム。
【請求項3】
前記溶解シリンダの下流端から流出する前記不活化溶解液を濾過する濾過装置をさらに備える、請求項1または2に記載の吸水性物品処理システム。
【請求項4】
前記制御装置は、前記攪拌動作の間に、前記濾過装置に漉し取った固形物を排出する排出動作を実行させる、請求項3に記載の吸水性物品処理システム。
【請求項5】
前記濾過装置は、濾過部材と、前記濾過部材を通過した前記不活化溶解液を回収する回収タンクと、前記濾過部材を移動および反転させることにより前記排出動作を実行させる駆動機構と、を含む、請求項4に記載の吸水性物品処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸水性物品処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、使用済みの紙おむつ、衛生ナプキン等の吸水性物品は焼却処理されることが多いが、環境負荷を低減するために、使用済みの吸水性物品からプラスチックを分離し、パルプ等の素材を回収して再利用することが検討されている。具体例として、使用済みの吸水性物品を破砕し、吸水性ポリマーを不活化させる不活化水溶液(不活化溶解液)で溶解し、プラスチックを漉し取ることが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、破砕した吸収性物品を不活化水溶液に溶解するために、不活化水溶液を貯留する水槽の中に、プラスチックを漉し取ることが可能な多孔性のドラムを部分的に浸漬状態で回転可能に配設している。このような処理装置では、吸収性物品を溶解するために多量の水が必要である。
【0005】
このため、本発明は、比較的少ない水量で吸収性物品を処理できる吸水性物品処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る吸水性物品処理システムは、中心軸を横倒しにした円筒状に形成され、内側下部に吸水性ポリマーを不活化させつつ吸水性物品を溶解する不活化溶解液を貯留し、前記中心軸を中心に回転可能な溶解シリンダと、前記溶解シリンダの内側下部空間を前記中心軸方向に複数の貯留部に分割し、前記溶解シリンダの正回転により前記不活化溶解液を下流側に流出させるよう配設される隔壁と、前記溶解シリンダの回転を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記溶解シリンダを実質的に同じ角度位置で正方向および逆方向に交互に繰り返し回転させる攪拌動作と、前記溶解シリンダを所定の移送角度だけ回転させる移送動作と、を交互に実行させるよう、前記溶解シリンダを制御する。
【0007】
上述の吸水性物品処理システムにおいて、前記隔壁は、螺旋状に連続して配設され、前記攪拌動作は前記溶解シリンダを360°以上540°以下の攪拌角度だけ正方向および逆方向に交互に回転させる動作であってもよい。
【0008】
上述の吸水性物品処理システムにおいて前記溶解シリンダの下流端から流出する前記不活化溶解液を濾過する濾過装置をさらに備えてもよい。
【0009】
上述の吸水性物品処理システムにおいて前記制御装置は、前記攪拌動作の間に、前記濾過装置から漉し取った固形物を排出する排出動作を実行させてもよい。
【0010】
上述の吸水性物品処理システムにおいて前記濾過装置は、濾過部材と、前記濾過部材を通過した前記不活化溶解液を回収する回収タンクと、前記濾過部材を移動および反転させることにより前記排出動作を実行させる駆動機構と、を含んでもよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明の一態様に係る吸水性物品処理システムによれば、比較的少ない水量で吸収性物品を処理できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の第1実施形態に係る吸水性物品処理システムの構成を示す模式図である。
【
図2】本発明の第2実施形態に係る吸水性物品処理システムの構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る吸水性物品処理システム1の構成を示す模式図である。
【0014】
吸水性物品処理システム1は、吸水性ポリマーを不活化させつつ吸水性物品を溶解(パルプ等を懸濁状態に分散させることを含む)する不活化溶解液により吸水性物品を溶解し、吸水性物品から例えばプラスチックフィルム等の不溶性の固形物を分離する。吸水性物品処理システム1から排出される不活化溶解液からは、不図示の処理設備において溶解している吸水性ポリマーおよびパルプがそれぞれ分離して回収される。
【0015】
吸水性物品処理システム1は、吸水性ポリマーを不活化させつつ吸水性物品を溶解する不活化溶解液を貯留する溶解装置10と、溶解装置10から排出される不活化溶解液を濾過する濾過装置20と、溶解装置10および濾過装置20を制御する制御装置30と、を備える。
【0016】
溶解装置10は、回転可能な溶解シリンダ11と、溶解シリンダ11の内側に配設される隔壁12と、を有する。また、溶解装置10は、溶解シリンダ11の回転により吸水性物品を周方向に移動させるよう溶解シリンダ11の内部に設けられる突起13を有してもよい。
【0017】
溶解シリンダ11は、中心軸を横倒しにした円筒状に形成され、内側下部に不活化溶解液を貯留し、中心軸を中心に回転可能に構成される。溶解シリンダ11における不活化溶解液の液面高さとしては、不活化溶解液と吸水性物品を効率よく攪拌して吸水性物品の溶解を促進するために、溶解シリンダ11の内径の0.1倍以上0.4倍以下が好ましい。なお、「横倒し」とは、水平に限られず、例えば不活化溶解液の下流側への移動を促進または抑制するような傾斜を有してもよい。
【0018】
隔壁12は、溶解シリンダ11の内側下部空間を中心軸方向に複数の貯留部Sに分割し、溶解シリンダ11の正回転により不活化溶解液を下流側に流出させるよう配設される。本実施形態の隔壁12は、螺旋状に連続して配設され、溶解シリンダ11の回転角度に応じて溶解シリンダ11の内側下部空間を区分する位置が変化し、貯留部Sを中心軸方向に移動させる。
【0019】
突起13は、吸水性物品が溶解シリンダ11の内周面に沿って滑動することを阻害できればよく、吸水性物品が絡みつかないような大きさおよび形状を有することが好ましい。具体例として、突起13は、例えば軸方向に延びるリブ状に形成され得る。溶解装置10は、ドラム式洗濯槽のように水槽内で回転する内側ドラムを使用せず、不活化溶解液および吸水性物品を溶解シリンダ11に設けた突起13によって攪拌するため、比較的少量の不活化溶解液により吸水性物品を溶解することができる。突起13の高さとしては、例えば溶解シリンダ11の内径の0.02倍以上0.1倍以下とすることができる。
【0020】
濾過装置20は、溶解シリンダ11の下流端から流出する不活化溶解液を濾過する濾過部材21と、濾過部材21を通過した不活化溶解液を回収する回収タンク22と、濾過部材21を移動および反転させることにより排出動作を実行させる駆動機構23と、を含む構成とすることができる。このような構成の濾過装置20を備えることにより、吸水性物品処理システム1は、比較的容易に不溶性のプラスチック片を除去できる。
【0021】
濾過部材21は、不活化溶解液が投入される枠体と、枠体の下部を封止するよう配設され、不活化溶解液中のプラスチックフィルム等の細分化して不活化溶解液に分散しない固形物を漉し取るスクリーンと、を有する構成とされ得る。枠体は、1つの貯留部Sに貯留される不活化溶解液の全量を受け入れることができる容積を有することが好ましい。スクリーンは、例えばパンチングメタル等から形成され得る。
【0022】
回収タンク22は、濾過部材21によりプラスチック片等の不溶性の固形物が除去され、吸水性ポリマーおよびパルプを含む不活化溶解液を回収する。回収された不活化溶解液は、さらに吸水性ポリマーおよびパルプを分離して回収する不図示の処理設備に移送され得る。
【0023】
駆動機構23は、濾過部材21から漉し取った固形物を排出する排出動作を実行する。また、駆動機構23は、例えば濾過部材21を上下に揺動させる等の固形物からの不活化溶解液の分離を促進する補助動作を実行してもよい。駆動機構23は、濾過部材21を回収タンク22に貯留される不活化溶解液に浸漬状態で揺動させて固形物を漉し取るよう構成されてもよい。
【0024】
制御装置30は、溶解シリンダ11を実質的に同じ角度位置で正方向および逆方向に交互に繰り返し回転させる攪拌動作と、溶解シリンダ11を所定の移送角度だけ正方向に回転させる移送動作と、を交互に実行させるよう、溶解シリンダを制御する。また、制御装置30は、攪拌動作の間に、濾過装置から漉し取った固形物を排出する排出動作を実行させる。
【0025】
制御装置30は、メモリ、プロセッサ、入出力インターフェイス等を備える1または複数のコンピュータ装置に適切な制御プロフラムを実行させることによって実現することができる。また、制御装置30は、物理的なシーケンス回路によって構成されてもよい。
【0026】
攪拌動作は、例えば攪拌角度だけ正方向および逆方向に交互に繰り返し回転させる動作とすることができる。攪拌角度の下限としては、360°が好ましく、400°がより好ましい。一方、攪拌角度の上限としては、540°が好ましく、500°がより好ましい。攪拌角度を前記下限以上とすることにより、吸水性物品の上下を入れ換えるような攪拌が可能となるため、溶解を促進できる。また、攪拌角度を前記上限以下とすることにより、正方向の回転時に下流端に達する貯留部Sを少なくして有効な貯留部S(攪拌動作中に溶解シリンダ11の下流端に開放されない貯留部S)の数を確保できるので処理量を大きくできる。
【0027】
攪拌角度は、厳密に一定でなくてもよく、揺動工程全体として実質的に不活化溶解液を下流側に移動させないように設定されれば、攪拌角度を変化させてもよい。例として、正方向に540°回転、逆方向に360°回転、正方向に360°回転、逆方向に540°回転をこの順番に繰り返してもよい。攪拌動作は、吸水性物品を完全に溶解するために必要な合計浸漬時間(例えば10分以上30分以下)を有効な貯留部Sの数(例えば5以上10以下)で除した時間以上、正方向および逆方向の回転を繰り返す。攪拌動作は、途中で動作を止める休止を挟んでもよい。また、最初と最後の回転の攪拌角度を小さくすることで、揺動の中心位置を調節してもよい。
【0028】
移送動作は、最下流の有効な貯留部Sに貯留される不活化溶解液を溶解シリンダ11の下流端から排出するために、移送角度だけ溶解シリンダ11を正方向に回転させる。移送角度は、溶解シリンダ11の構成にもよるが、本実施形態では貯留部Sの1つ分に対応する360°である。なお、攪拌動作と移送動作は明確に分離される必要はなく、移送動作の次の攪拌動作の最初の正方向の回転角度を、攪拌角度に移送角度を加えた角度とするような制御も攪拌動作と移送動作とを実行するものと解釈される。
【0029】
以上の吸水性物品処理システム1は、溶解シリンダ11の最上流(図面左端)の貯留部Sに不活化溶解液の原液(吸水性物品を溶解する前の不活化溶解液)および吸水性物品が投入される。不活化溶解液および吸水性物品は、攪拌動作により攪拌されてから移送動作により1つの貯留部Sの分だけ下流側に移動することを繰り返す。最終的に吸水性物品を溶解した不活化溶解液は、溶解シリンダ11の下流端から排出される。移送動作により不活化溶解液および吸水性物品が下流側に移動して空になった最上流の貯留部Sには、新たな不活化溶解液および吸水性物品が投入される。つまり、吸水性物品処理システム1は、複数の貯留部Sを用いてタイミングをずらして不活化溶解液に吸水性物品を溶解する複数のバッチ処理を行うバッチ連続処理を行うことができる。また、吸水性物品処理システム1は、攪拌動作の間に排出動作を行って濾過部材の閉塞を防止するので、比較的長時間の連続運転も可能である。
【0030】
この吸水性物品処理システム1は、溶解シリンダ11を隔壁12で区分した貯留部Sに不活化溶解液を貯留し、内側ドラムを用いずに溶解シリンダ11自体を正方向および逆方向に繰り返し回転させる攪拌動作を行うことにより吸水性物品の不活化溶解液による溶解を促進する。このため、吸水性物品処理システム1は、比較的少量の不活化溶解液により、効率よく吸水性物品を溶解できる。具体的には、吸水性物品処理システム1では、使用済み紙おむつ1kgあたりの原液として1.5Lから2.0L程度の不活化溶解液での処理が可能である。
【0031】
図2は、本発明の第2実施形態に係る吸水性物品処理システム1Aの構成を示す模式図である。本実施形態に関する以下の説明において、
図1の吸水性物品処理システム1と同様の構成要素には同じ符号を付して重複する説明を省略することがある。
【0032】
本実施形態の吸水性物品処理システム1Aは、吸水性ポリマーを不活化させつつ吸水性物品を溶解する不活化溶解液を貯留する溶解装置10Aと、溶解装置10Aから排出される不活化溶解液を濾過する濾過装置20と、溶解装置10Aおよび濾過装置20を制御する制御装置30Aと、を備える。
【0033】
溶解装置10Aは、回転可能な溶解シリンダ11と、溶解シリンダ11の内側に配設される複数の円盤状の隔壁12Aと、溶解シリンダ11の内部に設けられる突起13と、を有する。つまり、溶解装置10Aでは、隣接する貯留部SAの間をそれぞれ独立した1つの隔壁12Aによって区分している。
【0034】
隔壁12Aは、一定の角度位置に隣接する貯留部SAに不活化溶解液を流出させる開口121が形成されている。つまり、溶解装置10Aは、溶解シリンダ11の回転位置を、開口121下方に配置する位置とすることにより、不活化溶解液を下流側に移動させ得る。
【0035】
このため、制御装置30Aは、開口121を不活化溶解液の液面より上方に保持できる角度範囲内で溶解シリンダ11を正方向および逆方向に交互に繰り返し回転させる攪拌動作と、溶解シリンダ11を開口121を下端に配置できる所定の移送角度だけ回転させる移送動作とを、交互に繰り返し実行する。
【0036】
本実施形態の吸水性物品処理システム1Aでは、複数の円盤状の隔壁12Aにより貯留部SAを画定するため、攪拌動作により貯留部SAが軸方向に移動しない。これにより、吸水性物品処理システム1Aは、溶解シリンダ11の長さを短くできる。
【0037】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、種々の変更および変形が可能である。本発明に係る吸水性物品処理システムにおいて、濾過装置は任意の構成であり、例えば沈降分離、浮上分離等の方法により不溶性の固形分を取り除いてもよい。
【符号の説明】
【0038】
1,1A 吸水性物品処理システム
10,10A 溶解装置
11 溶解シリンダ
12,12A 隔壁
121 開口
13 突起
20 濾過装置
21 濾過部材
22 回収タンク
23 駆動機構
30,30A 制御装置
S,SA 貯留部