(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024039954
(43)【公開日】2024-03-25
(54)【発明の名称】通信システム及び通信方法
(51)【国際特許分類】
G16H 50/30 20180101AFI20240315BHJP
【FI】
G16H50/30
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022144725
(22)【出願日】2022-09-12
(71)【出願人】
【識別番号】399035766
【氏名又は名称】エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】金児 裕美
(72)【発明者】
【氏名】小島 圭子
(72)【発明者】
【氏名】市川 裕人
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA15
(57)【要約】
【課題】ユーザの状況に応じた適切なアクティビティをレコメンドすることができる。
【解決手段】通信システム1は、ユーザが装着するウェアラブルデバイス30-1,30-2と、ウェアラブルデバイス30-1,30-2との間で通信を行う端末20と、端末20との間で通信を行うサーバ装置10とを有する通信システムであって、端末20が記憶するユーザのスケジュールと、端末20の位置情報、ウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報、及び、ウェアラブルデバイス30-1,30-2によって計測されたユーザのバイタル情報とを基に、ユーザの状況を判定し、ユーザのスケジュールと、ユーザの状況とを基に、アクティビティのレコメンドの可否を判定し、アクティビティをレコメンドする場合には、ユーザのスケジュールとユーザの状況とに応じたアクティビティをレコメンドする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザによって装着されたウェアラブルデバイスと、前記ウェアラブルデバイスとの間で通信を行う端末と、前記端末との間で通信を行うサーバ装置とを有する通信システムであって、
前記ウェアラブルデバイスは、
加速度センサと、
前記ユーザのバイタル情報を計測するセンサと、
を有し、
前記端末は、
前記ユーザのスケジュールを記憶する記憶部と、
前記加速度センサのセンサ情報と前記ユーザのバイタル情報とを収集する収集部と、
当該端末の位置を検出する位置検出部と、
前記サーバ装置から送信された情報を出力する出力部と、
を有し、
前記通信システムは、
前記ユーザのスケジュールと、前記端末の位置情報、前記加速度センサのセンサ情報、及び、前記ユーザのバイタル情報とを基に、前記ユーザの状況を判定する判定部と、
前記ユーザのスケジュールと、前記ユーザの状況とを基に、アクティビティのレコメンドの可否を判定し、前記アクティビティをレコメンドする場合には、前記ユーザのスケジュールと前記ユーザの状況とに応じた前記アクティビティをレコメンドするレコメンド情報を作成し、前記出力部に前記レコメンド情報を出力させるレコメンド部と、
を有することを特徴とする通信システム。
【請求項2】
前記判定部は、
前記ユーザが、スケジュールの内容の実施中であるか、または、前記内容の実施先への移動中であるかを判定し、
前記ユーザがいる場所が、公共の交通機関内、自家用車内、自宅内、または、客先の建物内にいるかを判定し、
前記ユーザの移動手段が、徒歩、公共の交通機関、または、自家用車であるかを判定し、
前記ユーザの状態が、歩行中、起立中、着座中、または、運転中であるかを判定し、
前記ユーザの体の状態が、標準の状態である、または、前記標準の状態ではないと判定することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記レコメンド部は、前記判定部が、前記ユーザが前記客先の建物内にいると判定した場合、または、前記ユーザの状態が前記運転中であると判定した場合、前記アクティビティのレコメンドを行わないことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
【請求項4】
前記レコメンド部は、前記ユーザの状況と、前記アクティビティのレコメンドの可否及び前記アクティビティと、を対応付けた一覧を参照して、前記ユーザの状況に対応する前記アクティビティを取得し、前記レコメンド情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項5】
ユーザによって装着されたウェアラブルデバイスであって加速度センサと前記ユーザのバイタル情報を計測するセンサとを有するウェアラブルデバイスと、前記ウェアラブルデバイスとの間で通信を行う端末と、前記端末との間で通信を行うサーバ装置とを有する通信システムが実行する通信方法であって、
前記端末は、当該端末のユーザのスケジュールを記憶する記憶部を有し、
前記端末が、前記ウェアラブルデバイスの加速度センサのセンサ情報と前記ウェアラブルデバイスが計測した前記ユーザのバイタル情報とを収集する工程と、
前記端末が、当該端末の位置を検出する工程と、
前記通信システムが、前記ユーザのスケジュールと、前記端末の位置情報、前記加速度センサのセンサ情報、及び、前記ユーザのバイタル情報とを基に、前記ユーザの状況を判定する工程と、
前記通信システムが、前記ユーザのスケジュールと、前記ユーザの状況とを基に、アクティビティのレコメンドの可否を判定し、前記アクティビティをレコメンドする場合には、前記ユーザのスケジュールと前記ユーザの状況とに応じた前記アクティビティをレコメンドするレコメンド情報を作成する工程と、
前記端末が、前記レコメンド情報を出力する工程と、
を含んだことを特徴とする通信方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システム及び通信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、リモートワークにより自宅で仕事をする機会が増えている。また、学生も、オンライン授業により、自宅で授業を受ける機会が増えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、リモートワークまたはオンライン授業が長期化すると、出社または登校する場合と比して、運動不足や、それに伴う体調不良が懸念される。しかしながら、各個人が、勤務状況或いは学習状況や自身の体調に考慮しながら、どのタイミングでどのようなアクティビティを行うかを判断することは難しいという課題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの状況に応じた適切なアクティビティをレコメンドすることができる通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信システムは、ユーザによって装着されたウェアラブルデバイスと、前記ウェアラブルデバイスとの間で通信を行う端末と、前記端末との間で通信を行うサーバ装置とを有する通信システムであって、前記ウェアラブルデバイスは、加速度センサと、前記ユーザのバイタル情報を計測するセンサと、を有し、前記端末は、前記ユーザのスケジュールを記憶する記憶部と、前記加速度センサのセンサ情報と前記ユーザのバイタル情報とを収集する収集部と、当該端末の位置を検出する位置検出部と、前記サーバ装置から送信された情報を出力する出力部と、を有し、前記通信システムは、前記ユーザのスケジュールと、前記端末の位置情報、前記加速度センサのセンサ情報、及び、前記ユーザのバイタル情報とを基に、前記ユーザの状況を判定する判定部と、前記ユーザのスケジュールと、前記ユーザの状況とを基に、アクティビティのレコメンドの可否を判定し、前記アクティビティをレコメンドする場合には、前記ユーザのスケジュールと前記ユーザの状況とに応じた前記アクティビティをレコメンドするレコメンド情報を作成し、前記出力部に前記レコメンド情報を出力させるレコメンド部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザの状況に応じた適切なアクティビティをレコメンドすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
【
図2】
図2は、
図1に示す端末の構成の一例を示すブロック図である。
【
図3】
図3は、スケジュール記憶部が記憶するスケジュールの一例を示す図である。
【
図4】
図4は、
図1に示すサーバ装置の構成の一例を示すブロック図である。
【
図5】
図5は、
図4に示すレコメンド一覧のデータ構成の一例を示す図である。
【
図6】
図6は、実施の形態に係る通信処理の処理手順を示すシーケンス図である。
【
図7】
図7は、プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る通信システム及び通信方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本願に係る通信システム及び通信方法が限定されるものではない。
【0010】
[実施の形態]
以下の実施の形態では、実施の形態に係る通信システム及び通信方法の処理の流れを順に説明し、最後に実施の形態による効果を説明する。
【0011】
実施の形態に係る通信システムは、ユーザが利用しているスケジューラー、ユーザの位置情報、加速度センサのセンサ情報、心拍等のバイタル情報を基に、ユーザの予定、場所及び状態に合致するアクティビティをレコメンドする。
【0012】
図1は、実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、通信システム1は、ユーザが使用する端末20と、ユーザが装着するウェアラブルデバイス30-1,30-2と、ユーザに対するアクティビティをレコメンドするサーバ装置10とを有する。また、
図1に示す構成は一例にすぎず、具体的な構成や各装置の数は特に限定されない。
【0013】
ウェアラブルデバイス30-1,30-2は、各種センサを有し、端末20との間の通信によって、各種センサのセンサ情報を送信する。ウェアラブルデバイス30-1,30-2は、例えば、バイタルセンサ及び加速度センサを有し、ウェアラブルデバイス30-1,30-2を装着したユーザの、心拍数、心拍変動、血圧、心電位、体温、呼吸数等のバイタル情報や、動き、歩数等を計測する。ウェアラブルデバイス30-1,30-2は、検出したバイタル情報及び加速度センサのセンサ情報を、無線通信を用いて、端末20に送信する。例えば、ウェアラブルデバイス30-1は、腕時計型であり、ウェアラブルデバイス30-2は、リング型である。
【0014】
端末20は、スケジューラーを搭載した、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、無線通信網を介して任意のサーバ装置10と通信を行うことができる携帯端末装置である。端末20は、ノートPC等の情報処理装置であってもよい。
【0015】
端末20は、GPS(Global Positioning System)等の測位システムを用いて、端末20の現在位置を特定する機能を有する。端末20は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2が検出した、加速度センサのセンサ情報及びユーザのバイタル情報を収集し、収集した加速度センサのセンサ情報及びユーザのバイタル情報を、ユーザのスケジュール及び端末20の位置情報とともに、サーバ装置10に送信する。端末20は、サーバ装置10から送信されたアクティビティをレコメンドするレコメンド情報を、画像表示、音声によって出力される。
【0016】
サーバ装置10は、ユーザの状況に応じた適切なアクティビティをレコメンドする機能を有する。サーバ装置10は、ユーザのスケジュールと、端末20の位置情報、ウェアラブルデバイス30-1,30-2が検出した加速度センサのセンサ情報、及び、ユーザのバイタル情報とを基に、ユーザの状況を判定する。サーバ装置10は、ユーザのスケジュールと、ユーザの状況とに応じたアクティビティをレコメンドするレコメンド情報を作成し、端末20にレコメンド情報を状況に応じた方法で出力させる。
【0017】
[端末]
次に、端末20について説明する。
図2は、
図1に示す端末20の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、端末20は、通信部21、記憶部22、制御部23及び入出力部24を有する。
【0018】
通信部21は、各種情報に関する通信を制御する。例えば、通信部21は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2との間で行われる通信、及び、サーバ装置10との間で行われる通信を制御する。通信部21は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2から、加速度センサのセンサ情報及びユーザのバイタル情報を受信する。通信部21は、ユーザのスケジュール及び端末20の位置情報とともに、ウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報及びユーザのバイタル情報をサーバ装置10に送信する。通信部21は、サーバ装置10から送信されたアクティビティをレコメンドするレコメンド情報を受信する。
【0019】
入出力部24は、各種情報を出力し、ユーザからの入力を受信する。入出力部24は、例えば、液晶画面、タッチパネル、スピーカ、マイクロフォン等を含む。入出力部24は、アクティビティをレコメンドするレコメンド情報を示す画像及び/または音声を出力する。
【0020】
記憶部22は、制御部23による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する。例えば、記憶部22は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。記憶部22は、スケジュール記憶部221を有する。記憶部22は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2から送信されたセンサ情報222及びバイタル情報223を記憶する。
【0021】
スケジュール記憶部221は、ユーザの操作や、予定や行先等を記載したメール等を介して、登録されたユーザのスケジュールを記憶する。
図3は、スケジュール記憶部221が記憶するスケジュールの一例を示す図である。
図3に示すように、スケジュール記憶部221には、ユーザのスケジュールとして、業務上の予定(例えば、打ち合わせ)や、ユーザの私的な予定が、日時、場所とともに登録される。
【0022】
制御部23は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。ここで、制御部23は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路やASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路である。制御部23は、スケジューラー231、位置検出部232、センサ情報収集部233、バイタル情報収集部234及びレコメンド出力制御部235を有する。
【0023】
スケジューラー231は、端末20のスケジュールアプリケーションを制御して、ユーザのスケジュール登録やスケジュール表示等を行う。スケジューラー231は、ユーザによる端末20の操作や、予定や行先等を記載したメール等を介して、ユーザのスケジュールを、スケジュール記憶部221に登録する。
【0024】
位置検出部232は、GPS(Global Positioning System)等の測位システムを用いて、端末20の現在位置を検出し、検出した位置を示す位置情報を出力する。
【0025】
センサ情報収集部233は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2から、ウェアラブルデバイス30-1,30-2が検出した加速度センサのセンサ情報を収集する。
【0026】
センサ情報収集部233は、例えば、定期的に、ウェアラブルデバイス30-1,30-2に情報送信を要求して、加速度センサのセンサ情報を収集する。また、センサ情報収集部233は、スケジュール記憶部221に登録されたユーザのスケジュールの予定時間よりも所定時間前になった際に、ウェアラブルデバイス30-1,30-2に情報送信を要求して、加速度センサのセンサ情報を収集してもよい。また、センサ情報収集部233は、所定値以上の加速度が検出された場合にウェアラブルデバイス30-1,30-2から送信されたセンサ情報を受信することで、加速度センサの情報を収集してもよい。
【0027】
バイタル情報収集部234は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2から、ウェアラブルデバイス30-1,30-2が検出したバイタル情報を収集する。
【0028】
バイタル情報収集部234は、例えば、定期的に、ウェアラブルデバイス30-1,30-2に情報送信を要求して、バイタル情報を収集する。また、バイタル情報収集部234は、スケジュール記憶部221に登録されたユーザのスケジュールの予定時間よりも所定時間前になった際に、ウェアラブルデバイス30-1,30-2に情報送信を要求して、バイタル情報を収集してもよい。また、バイタル情報収集部234は、所定値以上のバイタル情報が検出された場合にウェアラブルデバイス30-1,30-2から送信されたバイタル情報を受信することで、バイタル情報を収集してもよい。
【0029】
レコメンド出力制御部235は、サーバ装置10から送信されたレコメンド情報を、状況に応じた方法で、入出力部24に出力させる制御を行う。レコメンド出力制御部235は、ユーザの予定、場所、状況に応じて、レコメンド情報の出力方法を調整する。例えば、レコメンド出力制御部235は、ユーザが在宅にて業務中の場合には、画像及び/または音声を用いてレコメンド情報を入出力部24に出力させる。また、レコメンド出力制御部235は、ユーザが打ち合わせ先へ移動している場合であって電車内にいる場合には、画像を用いてレコメンド情報を入出力部24に出力させる。
【0030】
[サーバ装置]
次に、サーバ装置10について説明する。
図4は、
図1に示すサーバ装置10の構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、サーバ装置10は、通信部11、記憶部12及び制御部13を有する。
【0031】
通信部11は、各種情報に関する通信を制御する。例えば、通信部11は、端末20との間で行われる通信を制御する。通信部11は、端末20から、ユーザのスケジュール及び端末20の位置情報とともに、加速度センサのセンサ情報及びバイタル情報を受信する。通信部11は、端末20のユーザにアクティビティをレコメンドするレコメンド情報を端末20に送信する。
【0032】
記憶部12は、制御部13による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する。例えば、記憶部12は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。記憶部12は、ユーザの操作や、予定や行先等を記載したメール等を介して、登録されたユーザのスケジュールを記憶するスケジュール記憶部121を有する。記憶部12は、端末20から送信されたセンサ情報群122、端末20から送信されたバイタル情報群123及びレコメンド一覧124を記憶する。
【0033】
レコメンド一覧124は、ユーザの状況と、アクティビティのレコメンドの可否及びアクティビティと、を対応付けた一覧表である。レコメンド一覧124は、予め作成され、記憶部12に格納される。
【0034】
図5は、
図4に示すレコメンド一覧124のデータ構成の一例を示す図である。
図5に示すように、レコメンド一覧124は、ユーザの状況と、アクティビティのレコメンドの可否、アクティビティと、を項目として有する。
図5では、ユーザの状況を示す項目として、ユーザの実施内容、ユーザの場所、ユーザの状態、ユーザのバイタル情報を示す。
【0035】
例えば、レコメンド一覧124の1行目に示すように、ユーザが、打ち合わせ先への移動のため、電車内で起立中である場合であって、心拍数、血圧または体温が標準範囲より高い場合には、レコメンドすることと、レコメンドするアクティビティが「息を整えましょう」など、その状況で取り組みが可能で、かつ、身体負荷が少ないアクティビティが対応付けられている。なお、標準範囲は、ユーザの性別や年代に応じて、医学的に異常がないとされる範囲であるほか、ユーザのバイタル情報の履歴を基にユーザごとに設定された範囲であってもよい。
【0036】
また、レコメンド一覧の124の2行目に示すように、ユーザが、打ち合わせ先への移動のため、電車内で起立中である場合であって、心拍数、血圧または体温が標準範囲内である場合には、レコメンドすることと、レコメンドするアクティビティが「つま先で立ちましょう」であることとが対応付けられている。
【0037】
また、レコメンド一覧の124の3行目に示すように、ユーザが、打ち合わせ先への移動のため、電車内で着座中である場合であって、心拍数、血圧または体温が標準範囲内である場合には、レコメンドすることと、レコメンドするアクティビティが「骨盤を立てましょう」であることとが対応付けられている。
【0038】
また、レコメンド一覧の124の5行目に示すように、ユーザが、打ち合わせ先への移動のため、自家用車で運転中である場合であって、心拍数、血圧または体温が標準範囲内である場合には、レコメンドしないことが対応付けられている。
【0039】
また、レコメンド一覧の124の7行目に示すように、ユーザが、打ち合わせのため、客先で着座している場合であって、心拍数、血圧または体温が標準範囲内である場合には、レコメンドしないことが対応付けられている。一方、レコメンド一覧の124の8行目に示すように、ユーザが、打ち合わせのため、自宅で着座している場合であって、心拍数、血圧または体温が標準範囲内である場合には、レコメンドすることと、レコメンドするアクティビティが「骨盤を立てましょう」であることとが対応付けられている。
【0040】
制御部13は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。ここで、制御部13は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路やASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路である。制御部13は、スケジュール取得部131、位置情報取得部132、センサ情報取得部133、バイタル情報取得部134、状況判定部135及びレコメンド部136を有する。
【0041】
スケジュール取得部131は、端末20からスケジュールを受信することで、レコメンド対象である端末20のユーザのスケジュールを取得する。
【0042】
位置情報取得部132は、端末20から端末20の位置情報を受信することで、レコメンド対象である端末20のユーザの位置情報を取得する。
【0043】
センサ情報取得部133は、端末20から、ユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報を受信することで、レコメンド対象であるユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2による加速度センサのセンサ情報を取得する。
【0044】
バイタル情報取得部134は、端末20からユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2のバイタル情報を受信することで、レコメンド対象であるユーザのバイタル情報を取得する。
【0045】
状況判定部135は、端末20から受信した、端末20のユーザのスケジュールと、端末20の位置情報、ユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報、及び、ユーザのバイタル情報とを基に、ユーザの状況を判定する。
【0046】
具体的には、状況判定部135は、スケジュールの登録内容と、端末20の位置情報及び端末20の位置情報の履歴とを基に、スケジュールの内容の実施中であるか、スケジュールの内容の実施先への移動中であるかを判定する。
【0047】
例えば、状況判定部135は、スケジュールの登録日時に、スケジュールの登録場所と、端末20の位置情報と一致する場合には、ユーザが、スケジュールの内容(例えば、打ち合わせ)を登録場所において実施中であると判定する。また、状況判定部135は、スケジュールの登録日時前に、スケジュール(例えば、打ち合わせ)の登録場所に向かって、端末20の位置が移動している場合には、ユーザが打ち合わせ先への移動中であると判定する。
【0048】
状況判定部135は、端末20の位置情報の履歴と、ユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報とを基に、ユーザがいる場所の詳細や、ユーザの状態を判定する。
【0049】
具体的には、状況判定部135は、ユーザがいる場所が、公共の交通機関内、自家用車内、道路、自宅内、または、客先の建物内にいるかを判定する。また、状況判定部135は、ユーザの移動手段が、徒歩、公共の交通機関、または、自家用車であるかを判定する。また、状況判定部135は、ユーザの状態が、歩行中、起立中、着座中、または、運転中であるかを判定する。状況判定部135は、ユーザの体の状態が、標準の状態である、または、標準の状態ではないと判定する。
【0050】
例えば、状況判定部135は、端末20の位置が線路上を移動しており、移動速度が列車の走行速度程度である場合、ユーザが、その線路上を走る電車内にいると判定する。さらに、状況判定部135は、ユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報を基に、ユーザが起立したか、着座しているかを判定する。状況判定部135は、加速度が所定値以上となった場合、そのタイミングでユーザが起立したと判定する。一方、状況判定部135は、加速度が所定値未満である期間が所定期間を超えている場合、ユーザが座席に着座していると判定する。
【0051】
また、状況判定部135は、スケジュールの登録場所と、端末20の位置情報と、ユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報とを基に、ユーザが道路上を移動しており、移動速度が自家用車の走行速度程度である場合、ユーザの場所が自家用車内であると判定する。さらに、状況判定部135は、ユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報を基に、ユーザが運転中か、或いは、座席に着座しているかを判定する。状況判定部135は、加速度が所定値以上である期間が所定期間を超えている場合に、ユーザが運転中であると判定する。一方、状況判定部135は、加速度が所定値未満である期間が所定期間を超えている場合、ユーザが座席に着座していると判定する。
【0052】
また、状況判定部135は、スケジュールの登録場所と、端末20の位置情報と、ユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報とを基に、ユーザが道路上を移動しており、移動速度が歩行速度程度である場合、ユーザが、歩道を歩行中であると判定する。また、状況判定部135は、ユーザが道路上を移動しており、移動速度が自転車での移動速度程度である場合、ユーザが、道路を自転車で移動中であると判定する。
【0053】
また、状況判定部135は、ユーザのバイタル情報が標準範囲内であるか否かを判定する。なお、標準範囲は、ユーザの性別や年代に応じて、医学的に異常がないとされる範囲であるほか、ユーザのバイタル情報の履歴を基にユーザごとに設定された範囲であってもよい。
【0054】
また、状況判定部135は、ユーザが静止しており、ユーザがアクティビティを行っていない状況であっても、ユーザのバイタル情報が標準範囲外である場合には、現時点以前のユーザの移動履歴や移動箇所、バイタルデータ等を用いて、状況を詳細に判定してもよい。例えば、ユーザの現在位置が電車内であり、ユーザが起立している状態で、ユーザの現在のバイタル情報が標準範囲外である場合であって、最も近い5分間のユーザの移動速度が徒歩よりも早い速度であり、ユーザが駅構内を移動していた場合には、状況判定部135は、ユーザが、駆け込み乗車をした状況であると判定する。
【0055】
レコメンド部136は、ユーザのスケジュールと、ユーザの状況とを基に、アクティビティのレコメンドの可否を判定する。レコメンド部136は、アクティビティをレコメンドする場合には、ユーザのスケジュールとユーザの状況とに応じたアクティビティをレコメンドするレコメンド情報を作成し、端末20の入出力部24に、状況に応じた方法で、レコメンド情報を出力させる。
【0056】
例えば、レコメンド部136は、状況判定部135が、ユーザが客先の建物内にいると判定した場合、または、ユーザが自家用車の運転中であると判定した場合、アクティビティのレコメンドを行わない。アクティビティの実施が不適切であるためである。
【0057】
また、状況判定部135が、ユーザのバイタル情報が標準範囲内であると判定した場合であっても、ユーザが打ち合わせのため、客先で着座していると判定した場合には、レコメンド部136は、アクティビティをレコメンドしない。
【0058】
また、状況判定部135が、ユーザのバイタルが標準範囲内であると判定した場合であって、ユーザが、打ち合わせのために自宅で着座していると判定した場合、或いは、公共の交通機関を用いて移動中であると判定した場合、レコメンド部136は、「骨盤を立てましょう」としたアクティビティを画面上でレコメンドするレコメンド情報を作成する。また、状況判定部135が、ユーザが、バイタル情報が標準範囲内であると判定した場合であって、ユーザが自宅内にて打ち合わせ以外の業務中であると判定した場合、レコメンド部136は、レコメンド部136は、「骨盤を立てましょう」としたアクティビティを画面上及び音声にてレコメンドするレコメンド情報を作成する。
【0059】
また、状況判定部135が、ユーザが、打ち合わせ先への移動のため、電車内で着座中であり、バイタルが標準範囲内であると判定した場合には、レコメンド部136は、「骨盤を立てましょう」としたアクティビティを画面上でレコメンドするレコメンド情報を作成する。また、状況判定部135は、ユーザが、バイタルが標準範囲外であり、駆け込み乗車をした状況であると判定した場合、レコメンド部136は、「息を整えましょう」など、その状況で取り組みが可能で、かつ、身体負荷が少ないアクティビティを画面上でレコメンドするレコメンド情報を作成する。
【0060】
レコメンド部136は、ユーザの状況と、アクティビティのレコメンドの可否及びアクティビティと、を対応付けたレコメンド一覧124(例えば、
図5)を参照して、状況判定部135が判定したユーザの状況に応じて、レコメンドの可否を判定する。そして、レコメンド部136は、レコメンドを行う場合には、状況判定部135が判定したユーザの状況に対応するアクティビティを、レコメンド一覧124(例えば、
図5)から取得し、レコメンド情報を作成する。
【0061】
また、レコメンド部136は、モデル等を用いて、レコメンドの可否、及び、レコメンドするアクティビティを判定してもよい。例えば、このモデルは、状況判定部135が判定したユーザの状況、レコメンドの可否、及び、レコメンドしたアクティビティに対するユーザの評価を学習データとし、ユーザの状況と、レコメンドの可否、及び、評価が所定値以上のアクティビティとの関係を学習したモデルである。
【0062】
或いは、レコメンド部136は、ユーザの状況と、レコメンドしたアクティビティとの履歴を保持し、この履歴を参照して、状況判定部135が判定したユーザの状況と類似する過去の状況に対応するアクティビティをレコメンドしてもよい。
【0063】
また、レコメンドの際、レコメンド部136は、過去にレコメンドしたアクティビティよりも段階的にレベル(例えば、難易度、継続時間)を上げてレコメンドしてもよい。
【0064】
また、心拍数、血圧、体温などのバイタルデータが、標準範囲よりも高い場合、また、所定の増加率よりも高い増加率で高くなっている場合、アクティビティの開始または継続には不適切である。この場合には、レコメンド部136は、アクティビティをレコメンドしない、或いは、アクティビティの停止をレコメンドする。
【0065】
また、レコメンド部136は、身体負荷が高い激しいアクティビティをレコメンドする際は、バイタルデータ(心拍、心電位、血圧、体温など)を確認し、その際の体の状態も考慮して、レコメンドの可否の判定、アクティビティの種類、実施時間のレコメンドを行う。
【0066】
[通信処理]
次に、通信システム1における通信処理について説明する。
図6は、実施の形態に係る通信処理の処理手順を示すシーケンス図である。
【0067】
図6に示すように、ウェアラブルデバイス30-1,30-2は、加速度センサのセンサ情報及びバイタル情報を端末20に送信する(ステップS1,S2)。
【0068】
端末20は、端末20の現在位置を検出し(ステップS3)、ユーザのスケジュールをスケジュール記憶部221から読み出す(ステップS4)。端末20は、端末20の位置情報及びユーザのスケジュールとともに、バイタル情報及び加速度センサのセンサ情報をサーバ装置10に送信する(ステップS5)。
【0069】
サーバ装置10は、端末20の位置情報、ユーザのスケジュール、バイタル情報及び加速度センサのセンサ情報を取得する(ステップS6)。サーバ装置10は、ステップS6において取得した、端末20の位置情報、ユーザのスケジュール、バイタル情報及び加速度センサのセンサ情報を基に、ユーザの状況を判定する(ステップS7)。
【0070】
そして、サーバ装置10は、レコメンド一覧124を参照し(ステップS8)、ユーザのスケジュールと、ユーザの状況とを基に、アクティビティをレコメンドするか否かを判定する(ステップS9)。アクティビティをレコメンドしない場合(ステップS9:No)、サーバ装置10は、アクティビティのレコメンドを行わない。
【0071】
アクティビティをレコメンドする場合(ステップS9:Yes)、サーバ装置10は、ステップS7において判定したユーザの状況に対応するアクティビティを取得し、レコメンド情報を作成する(ステップS10)。
【0072】
サーバ装置10は、端末20に、レコメンド情報を送信し(ステップS11)、端末20は、入出力部24から、アクティビティのレコメンド情報を出力する(ステップS12)。なお、端末20は、アクティビティのレコメンド情報を、ウェアラブルデバイス30-1,30-2に出力させてもよい。
【0073】
[実施の形態の効果]
このように、実施の形態によれば、ユーザが利用しているスケジューラー、ユーザの位置情報、加速度センサのセンサ情報、心拍数等のバイタル情報を基に、ユーザの状況に応じた適切なアクティビティをレコメンドすることができる。
【0074】
したがって、実施の形態によれば、通信システム1によるアクティビティのレコメンドを受けることで、ユーザは、自身の状況や自身の体調に考慮しながら、どのタイミングでどのようなアクティビティを行うかを判定する必要がない。また、ユーザは、通信システム1によるアクティビティのレコメンドを受けることで、適切なタイミングで、ユーザの状況やユーザの体調に応じたアクティビティを無理なく実施することができるため、運動不足や、それに伴う体調不良の改善を図ることができる。
【0075】
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUやGPU及び当該CPUやGPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
【0076】
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0077】
[プログラム]
また、上記実施形態において説明した通信システム1の構成装置が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。例えば、実施形態における通信システム1の構成装置が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。
【0078】
図7は、プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図7に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
【0079】
メモリ1010は、
図7に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、
図7に例示するように、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
【0080】
ここで、
図7に例示するように、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、上記の、プログラムは、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。
【0081】
また、上記実施形態で説明した各種データは、プログラムデータとして、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、各種処理手順を実行する。
【0082】
なお、プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
【0083】
上記の実施形態やその変形は、本願が開示する技術に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0084】
1 通信システム
10 サーバ装置
11,21 通信部
12,22 記憶部
13,23 制御部
20 端末
24 入出力部
30-1,30-2 ウェアラブルデバイス
121,221 スケジュール記憶部
122 センサ情報群
123 バイタル情報群
124 レコメンド一覧
131 スケジュール取得部
132 位置情報取得部
133 センサ情報取得部
134 バイタル情報取得部
135 状況判定部
136 レコメンド部
231 スケジューラー
222 センサ情報
223 バイタル情報
232 位置検出部
233 センサ情報収集部
234 バイタル情報収集部
235 レコメンド出力制御部