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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024040069
(43)【公開日】2024-03-25
(54)【発明の名称】通信システム及び通信方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20240315BHJP
   G16H 10/40 20180101ALI20240315BHJP
【FI】
G06Q50/10
G16H10/40
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022144914
(22)【出願日】2022-09-12
(71)【出願人】
【識別番号】399035766
【氏名又は名称】エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】金児 裕美
(72)【発明者】
【氏名】小島 圭子
(72)【発明者】
【氏名】齊藤 基樹
(72)【発明者】
【氏名】諸星 桂子
【テーマコード(参考)】
5L049
5L099
【Fターム(参考)】
5L049CC11
5L099AA03
(57)【要約】
【課題】睡眠の品質について、睡眠の品質が良いときとの違いを、ユーザに提示する。
【解決手段】通信システム1では、サーバ装置10は、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布から推定されるユーザの就寝状態と、ユーザの睡眠品質のスコアと、の関係を基に、ユーザの就寝期間において圧力センサ付きマットレス40の圧力検知センサが検知した第1の圧力分布の時系列データから、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いを取得し、該違いを端末20に送信して、出力させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが横たわる圧力センサ付きマットレスと、前記圧力センサ付きマットレスとの間で通信を行う端末と、前記端末との間で通信を行うサーバ装置とを有する通信システムであって、
前記圧力センサ付きマットレスは、
前記ユーザの就寝により前記圧力センサ付きマットレスの上面にかかる圧力分布を検知する圧力検知センサ
を有し、
前記端末は、
前記圧力検知センサが検知した圧力分布を収集する第1の収集部と、
前記サーバ装置から送信された情報を出力する出力部と、
を有し、
前記サーバ装置は、
前記ユーザの就寝により前記圧力センサ付きマットレスの上面にかかる圧力分布から推定される前記ユーザの就寝状態と、前記ユーザの睡眠品質のスコアと、の関係を基に、前記ユーザの就寝期間において前記圧力センサ付きマットレスの圧力検知センサが検知した第1の前記圧力分布の時系列データから、前記ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる前記ユーザの就寝状態と、前記就寝期間における前記ユーザの就寝状態との違いを取得し、該違いを前記端末に送信する取得部
を有することを特徴とする通信システム。
【請求項2】
前記就寝状態は、前記ユーザの寝返りの回数、前記ユーザが前記圧力センサ付きマットレスの右側で寝ている時間、前記ユーザが前記圧力センサ付きマットレスの左側で寝ている時間、前記圧力センサ付きマットレスのうち最も負荷がかかっている時間の長かった場所、前記圧力センサ付きマットレスの上の布団の重さ、及び/または、枕を使っている時間であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
当該通信システムは、
前記ユーザによって装着され、前記ユーザのバイタル情報を計測するセンサを有するウェアラブルデバイスと、
をさらに有し、
前記端末は、
前記ウェアラブルデバイスとの間で通信を行い、前記ユーザのバイタル情報とを収集する第2の収集部、
をさらに有し、
前記サーバ装置は、
前記バイタル情報を基に、前記ユーザの睡眠品質を計測する計測部と、
前記ユーザの就寝により前記圧力センサ付きマットレスの上面にかかる圧力分布と、該圧力分布に紐づけられた前記就寝状態と、前記ユーザの睡眠品質のスコアと、を基に、前記ユーザの睡眠品質のスコアと、前記ユーザの就寝状態との関係をモデルに学習させる学習部と、
をさらに有し、
前記取得部は、前記モデルを用いて前記違いを取得することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項4】
前記モデルは、所定期間に前記圧力センサ付きマットレスの圧力検知センサが検知した前記圧力分布の時系列データが入力されると、前記ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる前記ユーザの就寝状態と、前記所定期間における前記ユーザの就寝状態との違いを出力するように学習することを請求項3に記載の通信システム。
【請求項5】
ユーザが横たわる圧力センサ付きマットレスと、前記圧力センサ付きマットレスとの間で通信を行う端末と、前記端末との間で通信を行うサーバ装置とを有する通信システムが実行する通信方法であって、
前記圧力センサ付きマットレスが、圧力検知センサを用いて、前記ユーザの就寝により前記圧力センサ付きマットレスの上面にかかる圧力分布を検知する工程と、
前記端末が、前記圧力検知センサが検知した圧力分布を収集する工程と、
前記サーバ装置が、前記ユーザの就寝により前記圧力センサ付きマットレスの上面にかかる圧力分布から推定される前記ユーザの就寝状態と、前記ユーザの睡眠品質のスコアと、の関係を基に、前記ユーザの就寝期間において前記圧力センサ付きマットレスの圧力検知センサが検知した第1の前記圧力分布の時系列データから、前記ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる前記ユーザの就寝状態と、前記就寝期間における前記ユーザの就寝状態との違いを取得し、該違いを前記端末に送信する工程と、
前記端末が、前記サーバ装置から送信された情報を出力する工程と、
を含んだことを特徴とする通信方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システム及び通信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ウェアラブルセンサから取得したバイタルデータをサーバで分析し、ユーザの健康状態を管理する技術や睡眠品質を計測する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-111241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、ユーザが、自身の就寝状態について、睡眠の品質が良いときの就寝状態との違いを具体的に知りたいという要望があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザ自身の就寝状態について、睡眠の品質が良いときのユーザの就寝状態との違いを、ユーザに提示することができる通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信システムは、ユーザが横たわる圧力センサ付きマットレスと、前記圧力センサ付きマットレスとの間で通信を行う端末と、前記端末との間で通信を行うサーバ装置とを有する通信システムであって、前記圧力センサ付きマットレスは、前記ユーザの就寝により前記圧力センサ付きマットレスの上面にかかる圧力分布を検知する圧力検知センサを有し、前記端末は、前記圧力検知センサが検知した圧力分布を収集する第1の収集部と、前記サーバ装置から送信された情報を出力する出力部と、を有し、前記サーバ装置は、前記ユーザの就寝により前記圧力センサ付きマットレスの上面にかかる圧力分布から推定される前記ユーザの就寝状態と、前記ユーザの睡眠品質のスコアと、の関係を基に、前記ユーザの就寝期間において前記圧力センサ付きマットレスの圧力検知センサが検知した第1の前記圧力分布の時系列データから、前記ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる前記ユーザの就寝状態と、前記就寝期間における前記ユーザの就寝状態との違いを取得し、該違いを前記端末に送信する取得部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザ自身の就寝状態について、睡眠の品質が良いときのユーザの就寝状態との違いを、ユーザに提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2図2は、図1に示す端末の構成の一例を示すブロック図である。
図3図3は、図1に示すサーバ装置の構成の一例を示すブロック図である。
図4図4は、図3に示す学習部の処理を説明する図である。
図5図5は、図3に示す推定部の処理を説明する図である。
図6図6は、実施の形態に係る通信処理の処理手順を示すシーケンス図である。
図7図7は、実施の形態に係る通信処理の他の処理手順を示すシーケンス図である。
図8図8は、プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る通信システム及び通信方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本願に係る通信システム及び通信方法が限定されるものではない。
【0010】
[実施の形態]
以下の実施の形態では、実施の形態に係る通信システム及び通信方法の処理の流れを順に説明し、最後に実施の形態による効果を説明する。
【0011】
実施の形態では、睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態(寝方)と、対象となる就寝期間のユーザの就寝状態との違いを取得し、その違いを、このユーザに報知する。これにより、ユーザは、自身の就寝状態について、睡眠の品質が良いときの就寝状態との違いを具体的に知ることができる。
【0012】
[通信システム]
図1は、実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、通信システム1は、ユーザが使用する端末20と、ユーザが装着するウェアラブルデバイス30-1,30-2と、ユーザが横たわる圧力センサ付きマットレス40と、睡眠の品質が良いときのユーザの就寝状態との違いをユーザに報知するサーバ装置10とを有する。また、図1に示す構成は一例にすぎず、具体的な構成や各装置の数は特に限定されない。
【0013】
ウェアラブルデバイス30-1,30-2は、各種センサを有し、端末20との間の通信によって、各種センサのセンサ情報を送信する。ウェアラブルデバイス30-1,30-2は、例えば、バイタルセンサ及び加速度センサを有し、ウェアラブルデバイス30-1,30-2を装着したユーザの、心拍数、心拍変動、血圧、心電位、体温、呼吸数等のバイタル情報や、動き、歩数等を計測する。ウェアラブルデバイス30-1,30-2は、検出したバイタル情報及び加速度センサのセンサ情報を、無線通信を用いて、端末20に送信する。例えば、ウェアラブルデバイス30-1は、腕時計型であり、ウェアラブルデバイス30-2は、リング型である。
【0014】
圧力センサ付きマットレス40は、圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力の圧力分布を検知する圧力検知センサを有し、端末20との間の無線通信によって、圧力検知センサが検知した圧力分布を送信する。無線通信を用いて、端末20に送信する。
【0015】
端末20は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、無線通信網を介して任意のサーバ装置10と通信を行うことができる携帯端末装置である。端末20は、ノートPC等の情報処理装置であってもよい。
【0016】
端末20は、圧力センサ付きマットレス40の圧力検知センサが検知した圧力分布を収集する。そして、端末20は、求めた圧力分布にタイムスタンプ(検知時刻)を付し、圧力分布情報としてサーバ装置10に送信する。
【0017】
端末20は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2が検出したユーザのバイタル情報及び加速度センサのセンサ情報を収集し、収集したバイタル情報及び加速度センサのセンサ情報を、サーバ装置10に送信する。
【0018】
サーバ装置10は、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる複数の圧力分布を予め取得し、各圧力分布を、各圧力分布から推定されるユーザの各就寝状態に、紐づけておく。
【0019】
就寝状態は、例えば、ユーザの寝返りの回数、ユーザが圧力センサ付きマットレスの右側で寝ている時間、ユーザが圧力センサ付きマットレス40の左側で寝ている時間などのほか、圧力センサ付きマットレス40のうち最も負荷がかかっている時間の長かった場所、圧力センサ付きマットレス40の上の布団の重さ、及び/または、枕を使っている時間、などである。
【0020】
サーバ装置10は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2が計測したユーザのバイタル情報を基に、ユーザの睡眠品質を計測する。サーバ装置10は、ユーザのバイタル情報とともに、ウェアラブルデバイス30-1,30-2が計測した加速度センサのセンサ情報を用いて、ユーザの睡眠品質を計測してもよい。
【0021】
サーバ装置10は、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布と、該圧力分布に紐づけられた就寝状態と、ユーザの睡眠品質のスコアと、を基に、ユーザの睡眠品質のスコアと、ユーザの就寝状態との関係を関係性推定モデルに学習させる。
【0022】
サーバ装置10は、関係性推定モデルを用いて、ユーザの就寝期間(例えば、昨夜の就寝期間)において圧力センサ付きマットレス40の圧力検知センサが検知した第1の圧力分布の時系列データから、睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態(寝方)と、この就寝期間のユーザの就寝状態との違いを取得する。
【0023】
そして、サーバ装置10は、取得した、睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いを端末20に送信する。
【0024】
端末20は、サーバ装置10から送信された、睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、ユーザの就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いを、画面上で、及び/または、音声で出力することで、睡眠の品質が良いときのユーザの就寝状態との違いを、ユーザに報知する。
【0025】
[端末]
次に、端末20について説明する。図2は、図1に示す端末20の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、端末20は、通信部21、記憶部22、制御部23及び入出力部24を有する。
【0026】
通信部21は、NIC(Network Interface Card)等で実現され、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの電気通信回線を介した外部の装置と制御部23との通信を制御する。例えば、通信部21は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2との間で行われる通信、圧力センサ付きマットレス40との間で行われる通信、及び、サーバ装置10との間で行われる通信を制御する。
【0027】
通信部21は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2から、加速度センサのセンサ情報及びユーザのバイタル情報を受信する。通信部21は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報及びユーザのバイタル情報をサーバ装置10に送信する。
【0028】
通信部21は、圧力センサ付きマットレス40から、圧力検知センサが検知した圧力分布を受信する。通信部21は、圧力センサ付きマットレス40の圧力検知センサが検知した圧力分布を圧力分情報としてサーバ装置10に送信する。通信部21は、サーバ装置10から送信された、睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間のユーザの就寝状態との違いについての推定結果を受信する。
【0029】
入出力部24は、各種情報を出力し、ユーザからの入力を受信する。入出力部24は、例えば、液晶画面、タッチパネル、スピーカ、マイクロフォン、バイブレーター等を含む。入出力部24は、推定結果を報知する画像や音声等を出力する。
【0030】
記憶部22は、制御部23による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する。例えば、記憶部22は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。記憶部22は、圧力センサ付きマットレス40から送信された圧力分布情報221と、ウェアラブルデバイス30-1,30-2から送信された、ユーザのバイタル情報222及びセンサ情報223とを記憶する。
【0031】
制御部23は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。ここで、制御部23は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路やASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路である。制御部23は、圧力分布収集部231、バイタル情報収集部232、センサ情報収集部233、及び、出力制御部234を有する。
【0032】
圧力分布収集部231は、圧力センサ付きマットレス40の圧力検知センサが検知した、圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布を収集する。
【0033】
例えば、圧力分布収集部231は、ユーザのバイタル情報を基に検出されたユーザの就寝期間を、サーバ装置10から通知されることで、ユーザの就寝期間の開始時間及び終了時間を取得する。圧力分布収集部231は、通知されたユーザの就寝期間の開始時間から終了時間までの間、定期的に圧力センサ付きマットレス40に送信を要求することで、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布を収集する。そして、圧力分布収集部231は、収集した各圧力分布にタイムスタンプ(検知時刻)をそれぞれ付した圧力分布情報を、通信部21を介して、サーバ装置10に送信する。
【0034】
バイタル情報収集部232は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2から、ウェアラブルデバイス30-1,30-2が検出したバイタル情報を収集する。バイタル情報収集部232は、例えば、定期的に、ウェアラブルデバイス30-1,30-2に情報送信を要求して、バイタル情報を収集する。
【0035】
センサ情報収集部233は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2から、ウェアラブルデバイス30-1,30-2が検出した加速度センサのセンサ情報を収集する。センサ情報収集部233は、例えば、定期的に、ウェアラブルデバイス30-1,30-2に情報送信を要求して、加速度センサのセンサ情報を収集する。また、センサ情報収集部233は、所定値以上の加速度が検出された場合にウェアラブルデバイス30-1,30-2から送信されたセンサ情報を受信することで、加速度センサの情報を収集してもよい。
【0036】
出力制御部234は、サーバ装置10から送信された、睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、取得対象期間のユーザの就寝状態との違いを、入出力部25に、画面上で、及び/または、音声で出力させる制御を行う。
【0037】
[サーバ装置]
次に、サーバ装置10について説明する。図3は、図1に示すサーバ装置10の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ装置10は、通信部11、記憶部12及び制御部13を有する。
【0038】
通信部11は、NIC等で実現され、LANやインターネットなどの電気通信回線を介した外部の装置と制御部13との通信を制御する。例えば、通信部11は、端末20との間で行われる通信を制御する。通信部11は、端末20から、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布の圧力分布情報、ユーザのバイタル情報、及び、ユーザが装着するウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報を受信する。通信部11は、睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、取得対象期間のユーザの就寝状態との違いを端末20に送信する。
【0039】
記憶部12は、制御部13による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する。例えば、記憶部12は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。記憶部12は、端末20から送信された圧力分布情報群121、バイタル情報群122、センサ情報群123、睡眠品質計測モデル124、及び、関係性推定モデル125(モデル)を記憶する。
【0040】
圧力分布情報群121は、端末20から送信された、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布情報群である。圧力分布情報には、ユーザの識別情報と、タイムスタンプとが付与されている。また、圧力分布情報には、この圧力分布から推定されるユーザの各就寝状態が紐づけられている。
【0041】
バイタル情報群122は、端末20から送信されたユーザのバイタル情報群である。各バイタル情報には、ユーザの識別情報と、タイムスタンプとが付与されている。
【0042】
センサ情報群123は、端末20から送信された、ユーザが装着するウェアラブルデバイス30-1,30-2の加速度センサのセンサ情報群である。各センサ情報には、ユーザの識別情報と、タイムスタンプとが付与されている。
【0043】
睡眠品質計測モデル124は、ユーザのバイタル情報を基に、該ユーザの睡眠品質を計測するモデルである。睡眠品質計測モデル124は、計測対象のユーザの所定期間(例えば、2週間)のバイタル情報を学習し、入眠時間、覚醒、レム、浅眠、熟睡の推移を計測し、計測結果を基に睡眠品質スコアを計測する。
【0044】
関係性推定モデル125は、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレスの上面にかかる圧力分布と、該圧力分布に紐づけられた就寝状態と、ユーザの睡眠品質のスコアと、を基に、ユーザの睡眠品質のスコアと、ユーザの就寝状態との関係を学習したモデルである。関係性推定モデル125は、所定期間に圧力センサ付きマットレス40の圧力検知センサが検知した圧力分布の時系列データが入力されると、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、所定期間におけるユーザの就寝状態との違いを出力するように学習が実行される。
【0045】
制御部13は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。ここで、制御部13は、CPUやMPUなどの電子回路やASICやFPGAなどの集積回路である。制御部13は、圧力分布取得部131、バイタル情報取得部132、センサ情報取得部133、睡眠品質計測部134、学習部135及び推定部136を有する。
【0046】
圧力分布取得部131は、端末20から圧力分布情報を受信することで、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面に係る圧力分布を取得する。圧力分布取得部131は、取得した圧力分布情報を、ユーザの識別情報に対応させて、記憶部12に格納する。
【0047】
バイタル情報取得部132は、端末20から、該端末20のユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2のバイタル情報を受信することで、推定対象であるユーザのバイタル情報を取得する。
【0048】
センサ情報取得部133は、端末20から、該端末20のユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2のセンサ情報を受信することで、ユーザが装着したウェアラブルデバイス30-1,30-2による加速度センサのセンサ情報を取得する。
【0049】
睡眠品質計測部134は、計測対象のバイタル情報を基に、ユーザの睡眠品質を計測する。睡眠品質計測部134は、計測対象のユーザのバイタル情報をバイタル情報群122から読み出して、睡眠品質計測モデル124に入力し、睡眠品質計測モデル124の出力を得ることで、ユーザの睡眠品質を計測する。
【0050】
学習部135は、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布と、該圧力分布に紐づけられた就寝状態と、ユーザの睡眠品質のスコアと、を基に、ユーザの睡眠品質のスコアと、ユーザの就寝状態との関係を関係性推定モデル125に学習させる。学習部135は、関係性推定モデル125を、対象となるユーザごとに設け、学習させる。
【0051】
図4は、図3に示す学習部135の処理を説明する図である。学習部135は、学習対象のユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布A1-1~A1-3と、圧力分布A1-1~A1-3に紐づけられた学習対象のユーザの就寝状態と、学習対象のユーザの睡眠品質計測結果と、を学習データとする。
【0052】
この場合、学習部135は、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる圧力分布と、圧力分布に紐づけられたこのユーザの就寝状態とを学習データとして使用する。これによって、学習部135は、関係性推定モデル125に、学習対象のユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる就寝状態と、この就寝状態における、圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布との関係を学習させる(図4の(1))。例えば、学習部135は、ユーザが取った各就寝状態の時間の積分値と睡眠品質スコアとの関係を学習させる。
【0053】
この際、学習部135は、関係性推定モデル125に、所定期間に圧力センサ付きマットレス40の圧力検知センサが検知した圧力分布の時系列データが入力されると、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、所定期間におけるユーザの就寝状態との違いを出力するように学習させる。
【0054】
運用時においては、推定部136は、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布から推定されるユーザの就寝状態と、ユーザの睡眠品質のスコアと、の関係を基に、ユーザの就寝期間において圧力センサ付きマットレス40の圧力検知センサが検知した第1の圧力分布の時系列データから、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いを取得する。
【0055】
図5は、図3に示す推定部136の処理を説明する図である。図4に示すように、推定部136は、関係性推定モデル125に、推定対象のユーザの就寝期間に圧力センサ付きマットレス40の圧力検知センサが検知した第1の圧力分布Ar-1~Ar-3の時系列データを入力する(図5の(1))。
【0056】
そして、推定部136は、関係性推定モデル125から出力された推定結果を取得する(図5の(2))。この推定結果は、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いに関する推定結果である。
【0057】
推定部136は、関係性推定モデル125を用いることで、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いを推定する。
【0058】
そして、推定部136は、取得した、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いを、端末20に送信する。
【0059】
推定部136は、例えば、就寝状態のうち、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と比して、最も違いがあった就寝状態を端末20に送信する。或いは、推定部136は、就寝状態のうち、違いが多かった就寝状態を、順位にしたがって列挙した推定結果(図5参照)を、端末20に送信する。
【0060】
例えば、推定部136は、就寝状態のうち、寝返りの回数が、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる場合と比して少なかった場合には、「睡眠スコアが高い日と比べて、寝返りの回数が少ないです。」とした推定結果を端末20に送信して、端末20に出力させる。この際、推定部136は、推定結果とともに、「体調が悪いようです。体を休めましょう。」とするレコメンド情報を端末20に出力させてもよい。
【0061】
また、推定部136は、就寝状態のうち、右側で寝ている時間が、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる場合と比して多かった場合には、「睡眠スコアが高い日と比べて、右側で寝ている時間が多いです。」とした推定結果を端末20に送信して、端末20に出力させる。この際、推定部136は、推定結果とともに、「体調が悪いようです。体を休めましょう。」とするレコメンド情報を端末20に出力させてもよい。
【0062】
また、推定部136は、就寝状態のうち、一番負荷がかかっている時間の長かった場所(肩、腰など)が、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる場合と比して異なっていた場合には、「睡眠スコアが高い日と比べて、腰に負荷がかかっていました。」とした推定結果を端末20に送信して、端末20に出力させる。この際、推定部136は、推定結果とともに、「体調が悪いようです。体を休めましょう。」とするレコメンド情報を端末20に出力させてもよい。
【0063】
また、推定部136は、就寝状態のうち、圧力センサ付きマットレス40の上の布団の重さが、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる場合と比して重かった場合には、「睡眠スコアが高い日と比べて、布団が重いです。」とした推定結果を端末20に送信して、端末20に出力させる。この際、推定部136は、推定結果とともに、「軽い布団にしましょう。」とするレコメンド情報を端末20に出力させてもよい。なお、布団の重さは、圧力センサ付きマットレス40が検知した圧力分布より、圧力センサ付きマットレス40の上面の総重量から、予め登録されていた、ユーザの体重、シーツ、ユーザが着用する寝間着の重量、枕の重量を減算することで求められる。
【0064】
また、推定部136は、就寝状態のうち、枕を使っている時間が、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となる場合と比して短かった場合には、「睡眠スコアが高い日と比べて、枕を使っている時間が短いです。」とした推定結果を端末20に送信して、端末20に出力させる。この際、推定部136は、推定結果とともに、「枕を変更しましょう。」とするレコメンド情報を端末20に出力させてもよい。
【0065】
[学習処理]
次に、通信システム1が許容条件を設定するまでの処理について説明する。図6は、実施の形態に係る通信処理の処理手順を示すシーケンス図である。
【0066】
図6に示すように、端末20は、端末20は、圧力センサ付きマットレス40から、ユーザの就寝期間における圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布を収集する(ステップS1)。端末20は、収集した各圧力分布にタイムスタンプをそれぞれ付した圧力分布情報を、サーバ装置10に送信する(ステップS2)。
【0067】
そして、端末20は、ウェアラブルデバイス30-1,30-2が検出したユーザのバイタル情報及び加速度センサのセンサ情報を収集し(ステップS3,S5)、収集したバイタル情報及び加速度センサのセンサ情報を、サーバ装置10に送信する(ステップS4,S6)。
【0068】
サーバ装置10は、ステップS7において受信したユーザのバイタル情報を基に、ユーザの睡眠品質を計測する(ステップS7)。
【0069】
サーバ装置10は、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレス40の上面にかかる圧力分布と、該圧力分布に紐づけられた就寝状態と、ユーザの睡眠品質のスコアと、を基に、ユーザの睡眠品質のスコアと、ユーザの就寝状態との関係を関係性推定モデル125に学習させる学習処理を実行する(ステップS8)。
【0070】
[推定処理]
次に、通信システム1における運用時の処理について説明する。図7は、実施の形態に係る通信処理の他の処理手順を示すシーケンス図である。
【0071】
図7に示すように、端末20は、圧力センサ付きマットレス40から、ユーザの就寝期間において圧力センサ付きマットレス40の圧力検知センサが検知した第1の圧力分布を受信し(ステップS11)、サーバ装置10に送信する(ステップS12)。
【0072】
サーバ装置10は、関係性推定モデル125に、第1の圧力分布の時系列データを入力することで、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いを推定する推定処理を行う(ステップS13)。
【0073】
サーバ装置10は、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いの推定結果を端末20に送信して(ステップS14)、出力させる(ステップS15)。
【0074】
[実施の形態の効果]
このように、実施の形態に係る通信システム1では、ユーザの就寝期間において圧力センサ付きマットレス40が検知した第1の圧力分布の時系列データから、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いを取得する。
【0075】
そして、通信システム1は、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いを、端末20から出力させる。これによって、通信システム1は、ユーザ自身の就寝状態について、睡眠の品質が良いときのユーザの就寝状態との違いを、ユーザに提示することができる。そして、ユーザは、提示された内容を参照することで、自身の就寝状態について、睡眠の品質が良いときの就寝状態との違いを具体的に知ることができる。
【0076】
また、通信システム1では、ユーザの就寝により圧力センサ付きマットレスの上面にかかる圧力分布と、該圧力分布に紐づけられた就寝状態と、ユーザの睡眠品質のスコアと、を基に、ユーザの睡眠品質のスコアと、ユーザの就寝状態との関係を学習した関係性推定モデル125を用いる。これによって、通信システム1では、ユーザの睡眠品質のスコアが目標値以上となるユーザの就寝状態と、就寝期間におけるユーザの就寝状態との違いを適切に推定することができる。
【0077】
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUやGPU及び当該CPUやGPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
【0078】
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0079】
[プログラム]
また、上記実施形態において説明した通信システム1の構成装置が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。例えば、実施形態における通信システム1の構成装置が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。
【0080】
図8は、プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図8に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
【0081】
メモリ1010は、図8に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、図8に例示するように、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
【0082】
ここで、図8に例示するように、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、上記の、プログラムは、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。
【0083】
また、上記実施形態で説明した各種データは、プログラムデータとして、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、各種処理手順を実行する。
【0084】
なお、プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
【0085】
上記の実施形態やその変形は、本願が開示する技術に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0086】
1 通信システム
10 サーバ装置
11,21 通信部
12,22 記憶部
13,23 制御部
20 端末
24 入出力部
30-1,30-2 ウェアラブルデバイス
40 圧力センサ付きマットレス
121 圧力分布情報群
122 バイタル情報群
123 センサ情報群
124 睡眠品質計測モデル
125 関係性推定モデル
131 圧力分布取得部
132 バイタル情報取得部
133 センサ情報取得部
134 睡眠品質計測部
135 学習部
136 推定部
221 圧力分布情報
222 バイタル情報
223 センサ情報
231 圧力分布収集部
232 バイタル情報収集部
233 センサ情報収集部
234 出力制御部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8