特開2024-40389IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電子式線量計及びガラス線量計を備えるハイブリッド線量計の放射線量情報管理システムに係り、特に、放射線量情報の把握が容易であるとともに破損や故障等に対する信頼性を向上するのに好適なハイブリッド線量計

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】 放射線量情報の把握が容易であるとともに破損や故障等に対する信頼性を向上するのに好適なハイブリッド線量計を提供する。
【解決手段】 電子式線量計220は、放射線量を測定する測定部10と、記憶部12と、測定部10で測定した放射線量に基づいて積算放射線量情報を記憶部12に記録する演算部14と、測定部10で測定した放射線量に基づいて放射線量情報を表示する表示部16と、ガラス線量計230が受けた積算放射線量を取得する放射線量取得部18とを備える。演算部14は、復元要求を入力したときは、放射線量取得部18で取得した積算放射線量に基づいて記憶部12の積算放射線量情報を復元する。
【選択図】 図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

被曝放射線量評価対象者については、被曝放射線量を長期・継続的に測定する必要があるところ、従来の個人線量計及び特許文献1、2記載の線量計等の電子式線量計にあっては、破損や故障等が生じると、これまで記録していた積算放射線量情報が消失する可能性があった。一方、ガラス線量計は、電子式線量計に比して破損や故障等に対する耐性は高いものの、現在受けている放射線量(瞬間値)を把握することができない。また、積算放射線量も、ガラス線量計リーダを所持していなければ把握することができない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

〔発明1〕 目的を達成するために、発明1の放射線量情報管理システムは、電子式線量計及びガラス線量計を備えるハイブリッド線量計の放射線量情報管理システムであって、前記電子式線量計は、記憶手段と、放射線量を測定する測定手段と、前記測定手段で測定した放射線量に基づいて放射線量情報を通知する通知手段と、前記測定手段で測定した放射線量に基づいて積算放射線量情報を前記記憶手段に記録する第1記録手段・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

以上説明したように、発明1の放射線量情報管理システムによれば、電子式線量計では、測定された放射線量に基づいて放射線量情報が通知されるので、放射線量情報の把握が容易となるという効果が得られる。また、電子式線量計に破損や故障等が生じた場合は、交換した新たな電子式線量計において、ガラス線量計が受けた積算放射線量に基づいて積算放射線量情報が復元されるので、破損や故障等に対する信頼性を向上することができるという効果が得られる。

さらに、発明2又は3の放射線量情報管理システムによれば、電子式線量計の積算放射線量とガラス線量計の積算放射線量とが所定関係を満たしている場合は、2系統での測定が適正に行われていることを確認することができるという効果が得られる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本実施の形態に係るシステムの全体構成の概要を示す図である。
【図2】 演算部14で実行されるパルス演算処理を示すフローチャートである。
【図3】 演算部14で実行される放射線量演算処理を示すフローチャートである。
【図4】 演算部14で実行される復元処理を示すフローチャートである。
【図5】 判定部34で実行される適正判定処理を示すフローチャートである。
【図6】 電子式線量計220の積算パルス数を定期的にサーバ等に記録する場合の復元方法を説明するための図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

200…被曝放射線量評価対象者、 210…ハイブリッド線量計、 220…電子式線量計、 10…測定部、 12…記憶部、 14…演算部、 16…表示部、 18…放射線量取得部、 20…出力部、 230…ガラス線量計、 240…検査装置、 30…放射線量取得部、 32…入力部、 34…判定部、 36…表示部

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