(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024004157
(43)【公開日】2024-01-16
(54)【発明の名称】上下長尺構造物の連結構造
(51)【国際特許分類】
E04H 12/12 20060101AFI20240109BHJP
H02G 7/00 20060101ALI20240109BHJP
H02G 1/02 20060101ALI20240109BHJP
【FI】
E04H12/12
H02G7/00
H02G1/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022103663
(22)【出願日】2022-06-28
(71)【出願人】
【識別番号】000176512
【氏名又は名称】三谷セキサン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108947
【弁理士】
【氏名又は名称】涌井 謙一
(74)【代理人】
【識別番号】100117086
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 典弘
(74)【代理人】
【識別番号】100124383
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 一永
(74)【代理人】
【識別番号】100173392
【弁理士】
【氏名又は名称】工藤 貴宏
(74)【代理人】
【識別番号】100189290
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 直人
(72)【発明者】
【氏名】下条 亮介
【テーマコード(参考)】
5G352
5G367
【Fターム(参考)】
5G352AD01
5G367AA02
(57)【要約】
【課題】 上下ポールを連結する連結ポールで、連結部の強度を増強し、下ポールのせん断補強をし、さらに、コンクリート部分がせん断破壊をした場合でもこぼれ落ちることを防止する。
【解決手段】上ポール10は、上ポール本体10aの外周補強鋼管6の下端に連続した上連結鋼管8を備えた上連結部7を形成してある(a)。下ポール30は、下ポール本体30aの上端板21の下方に下連結鋼管28を備えた下連結部27を経営してある(a)。下ポール30の上方から上ポール10の連結部7側を近づけ、下ポール30の下連結鋼管28の外面に、上ポール10の上連結鋼管8の内面を密着させて、連結ポール40を構成する(b)。下連結鋼管28と上連結鋼管8が密着する重ね代は、外径に比して十分な長さとし、上ポール10の下端板2と上ポールの上端31との間には、間隙33を形成する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンクリート製の上長尺構造物の上連結部と、コンクリート製の下長尺構造物の下連結部とを一体に連結してなす構造であって、以下のように構成することを特徴とする長尺構造物の連結構造。
(1) 前記上連結部は、上長尺構造物本体の下方に、下方に向けて広がったテーパー構造の上連結鋼管を備えて形成された。
(2) 前記下連結部は、筒型の鋼管であって下方に向けて広がったテーパー構造の下連結鋼管を備え、前記下連結鋼管は、
前記下長尺構造物本体の下端部に形成されて、あるいは、
前記下長尺構造物本体の上方に連続して連結された。
(3) 前記上長尺構造物の前記上連結鋼管の内面に、前記下長尺構造物の前記下連結鋼管の外面を挿入密着させて、前記長尺構造物の連結構造を構成した。
【請求項2】
上長尺構造物の上連結鋼管の内面に、下長尺構造物の下連結鋼管の外面を挿入密着させて、前記長尺構造物の連結構造を構成し、かつ
前記上長尺構造物本体の下端板と前記下長尺構造物の上端の間に、間隙を形成した
請求項1に記載の長尺構造物の連結構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電信柱、各種ポールなど長尺構造物を長さ方向に連結した長尺構造物の連結構造に関する。
【背景技術】
【0002】
電信柱などに使用される長尺物は長さ8m~16m程度で使われ、通常、長さ12mを越える場合には、運搬上、特別な許可を必要としていた。したがって、12mを越える仕様の電信柱では、2分割、3分割して運搬して、施工現場で組み立てていた。
この場合、電柱を構成する上ポールで継手用鋼管を下方に突出させて、下ポールを継手用鋼管内に挿入して密着させて連結させていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記、従来の場合、下ポールがコンクリート製であり、風圧などによりポールに予期せぬ水平方向の外力が加わった場合、下ポール、特に上ポールとの嵌合部付近にせん断力が生じ下ポールの上部にひび割れが生じるおそれがあった。
また、上ポールの製造に際し、継手用鋼管を予め型枠にセットした状態で、コンクリートを型枠内に打設して遠心成型して上ポールを製造する場合には、型枠の構造が複雑になる問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上ポール本体を成形後に上ポール本体に上連結部に連結して上ポールを構成し、下ポールの上端部に鋼管で被覆して上ポールを構成したので、前記問題点を解決した。
【0006】
即ちこの発明は、コンクリート製の上長尺構造物の上連結部と、コンクリート製の下長尺構造物の下連結部とを一体に連結してなす構造であって、以下のように構成することを特徴とする長尺構造物の連結構造である。
(1) 前記上連結部は、上長尺構造物本体の下方に、下方に向けて広がったテーパー構造の上連結鋼管を備えて形成された。
(2) 前記下連結部は、筒型の鋼管であって下方に向けて広がったテーパー構造の下連結鋼管を備え、前記下連結鋼管は、
前記下長尺構造物本体の下端部に形成されて、あるいは、
前記下長尺構造物本体の上方に連続して連結された。
(3) 前記上長尺構造物の前記上連結鋼管の内面に、前記下長尺構造物の前記下連結鋼管の外面を挿入密着させて、前記長尺構造物の連結構造を構成した。
【0007】
また、前記発明において、上長尺構造物の上連結鋼管の内面に、下長尺構造物の下連結鋼管の外面を挿入密着させて、前記長尺構造物の連結構造を構成し、かつ
前記上長尺構造物本体の下端板と前記下長尺構造物の上端の間に、間隙を形成した
長尺構造物の連結構造である。
【発明の効果】
【0008】
上ポール本体の下方に上連結鋼管を突出させてなる上ポールに、上端部に下連結鋼管を備えた上ポールを、上連結鋼管の内側に下連結鋼管を密着させて、上ポールと下ポールを連結して連結ポールを構成したので、密着できるので、連結部の強度を増強し、さらに下ポールのせん断補強ができる。また、仮により大きな外力が作用してコンクリート部分がせん断破壊をしてもコンクリートがポールからこぼれ落ちることを防止できる。さらに、下ポールの上端部でのせん断補強鉄筋を軽減できるので、コンクリート製のポールの製造を容易化する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】この発明の実施形態の概略した縦断面図を表し、(a)は接合前、(b)は接合後、をそれぞれ表す。
【
図2】この発明の他の実施形態の概略した縦断面図を表し、(a)は接合前、(b)は接合後、をそれぞれ表し、(c)は変形防止具を設けた場合のA-A端面図を表す。
【
図3】この発明の他の実施形態で、上杭本体と上連結部の接合構造を表す拡大縦断面図で、(a)は接合後、(b)は接合前を表す。
【
図4】この発明の他の実施形態で、上杭本体と上連結部の他の接合構造を表す拡大縦断面図で、(a)は接合後、(b)は接合前を表す。
【
図5】この発明の他の実施形態で、上杭本体と上連結部の他の接合構造を表す拡大縦断面図で、(a)は接合後、(b)は接合前を表す。
【
図6】この発明の他の実施形態で、上杭本体と上連結部の他の接合構造を表す拡大縦断面図で、(a)は接合後、(b)は接合前を表す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
【0011】
【0012】
(1) 上ポール10は、上ポール本体10aの下端部に上連結部7を形成して構成する。
【0013】
(2) 上ポール本体10aは、断面ドーナツ状で小径の上端板(図示していない)または型枠内の固定板(図示していない)と、大径の下端板2の間にPC鋼材5、5を設置して型枠内に配置して、従来の方法によりPC鋼材5、5にプレストレスを導入してコンクリート3を打設して、脱型養生した後に、構成する。上ポール本体10aには、予め下端板2に外周補強鋼管6の下端を溶接などで一体に取り付けから型枠に配置して製造する。上ポール本体10aは小径の上端板または固定板(いずれも図示していない)と、大径の下端板2、コンクリート3、外周補強鋼管6、PC鋼材5、5、必要ならばその他の鉄筋(図示していない)で構成され、下端から上端に向けて若干細くなるテーパー状に形成される(
図1(a))。
【0014】
(3) 成型した上ポール本体10aの下端板2の下面(及び/又は、外周補強鋼管6の下端)に、下端が上端に較べて大径となるテーパー状の上連結鋼管8の上縁部を固定し、上連結鋼管8を下端板2の下方に突出させて、上連結部7としてある。このようにして上ポール10を構成する(
図1(a))。ここで、上連結部7は、予め上外周補強管6を下方に延長して上連結鋼管8として(「外周補強管6+上連結鋼管8の形状」)として上連結部7を構成し、この状態で型枠に設置して一体に成型することもできる(
図1(a))。
【0015】
(4) 上記において、上ポール本体10aに下端板2を設けたが、PC鋼材5を固定する固定板などの他の部材や、下ポールとの連結用の他の部材があれば、下端板2を省略することもできる(図示していない)。
【0016】
【0017】
(1) 下ポール30は、下ポール本体30aの上端部に下連結部27を形成して構成する。
【0018】
(2) 下ポール本体30aは、上ポール本体10aと同様に、断面ドーナツ状で小径の上端板21と、大径の下端板(図示していない)または型枠内に配置した固定板(図示していない)との間にPC鋼材25、25を設置して型枠内に配置して、従来の方法によりPC鋼材25、25にプレストレスを導入してコンクリート23を打設して、脱型養生して構成する。下ポール本体30aには、予め上端板21に、下連結鋼管28の上端を溶接などで一体に取り付けから型枠に配置してある。ここでは、下連結鋼管28の上端板21の近傍が外周補強鋼管26を構成する。なお、外周補強鋼管26と下連結鋼管28とを別体として、外周補強鋼管26の下端(また上端板21)、あるいは外周補強鋼管26の外面に、下連結鋼管28を固定することもできる。
下ポール本体30aは小径の上端板21と、大径の下端板または型枠内に配置した固定板(いずれも図示していない)、外周補強鋼管26または外周補強鋼管26、コンクリート23、外周補強鋼管26、PC鋼材25、25、必要ならばその他の鉄筋(図示していない)で構成され、下端から上端に向けて若干細くなるテーパー状に形成される(
図1(a))。
この場合、下ポールの上端31は、上端板21の上端(上面)となっている。
【0019】
(3) 下連結鋼管28は、下ポール本体30aの上端部の外周を覆い、下連結鋼管28が下連結部27を構成する(
図1(a))。また、下連結鋼管28は、上連結鋼管8の軸方向の長さより、十分な長さとしてある。
【0020】
(4) 上記において、下ポール本体30aに上端板21を設けたが、PC鋼材25を固定する固定板などの他の部材や、上ポールとの連結用の他の部材があれば、上端板21を省略することもできる(図示していない)。
【0021】
【0022】
(1) 地上に設置した(あるいは設置前の)下ポール30の上方(連結部27側から)から上ポール10の連結部7側を近づけ、下ポール30の下連結鋼管28の外面に、上ポール10の上連結鋼管8の内面を密着させて、連結ポール40を構成する(
図1(b))。
【0023】
(2) この際、下連結鋼管28と上連結鋼管8が密着する重ね代は、下連結鋼管の外径に比して2倍程度として、外径に比して十分な長さとしてある。また、下連結鋼管28と上連結鋼管8とはそれぞれ下方に開いたテーパー状に形成してあるので、上ポール10の下端板2と上ポールの上端31(すなわち上端板21の上面)との間には、間隙33が形成され、間隙33は下連結鋼管28の外径に比して同程度かあるいは若干少ない長さとしてある。間隙33の部分は施工精度を吸収し、あるいは経年変化により、上ポール10が下降して、上ポール10の下端板21と下ポール30の上端板21とが当接して、下連結鋼管28と上連結鋼管8との密着が弱まることを防止するために、設けてある。間隙33部分ではコンクリートがなく、鋼管の重なりもなく、上連結鋼管8の1枚分の厚さとなるので、軸方向で必要以上に長くならないことが必要である。
【0024】
【0025】
(1) 前記実施形態において、下ポール30において、下ポール本体30aで、その上端部、すなわち上端板21の下方に連結鋼管28を設けて、下連結部27としたが、他の構成とすることもできる。例えば、下ポール本体30aの上端板21の上方に下連結部27を形成する(
図2(a))。
すなわち、下ポール本体30aで、断面ドーナツ状で小径の上端板21と大径の下端板(図示していない)または型枠内に配置した固定板(図示していない)との間にPC鋼材25、25を設置して型枠内に配置して、従来の方法によりPC鋼材25、25にプレストレスを導入してコンクリート23を打設して、脱型養生後して、下ポール本体30a構成する。
この際、下ポール本体30aには、予め上端板21に外周補強鋼管26の上端を溶接などで固定した状態で一体に取り付けから型枠に配置してあり、また、下端から上端に向けて細くなる若干テーパー状に形成される。
また、下ポール本体30aの上端板21(および/または外周補強鋼管26)に、下端が上端に較べて大径となるテーパー状の下連結鋼管28の下端部を固定し、下連結鋼管28を上端板21の上方に固定して突出させて、下連結部27として、下ポール30を構成する(
図2(a))。ここで、下連結部27は、予め外周補強管28を下方に延長して(上連結鋼管28と外周補強鋼管26とを一体に形成して)、上記「下外周補強管28と外周補強鋼管26」の鋼管の形状として型枠に設置して成型することもできる(
図2(a))。
【0026】
(2) 上ポール10は前記実施形態と同様である(
図1(a)、
図2(a))。
【0027】
(3) 前記と同様に、下ポール30の連結部27側に上ポール10の連結部7側を近づけ、下ポール30の下連結鋼管28の外面に、上ポール10の上連結鋼管8の内面を密着させて、連結ポール40を構成する(
図2(b))。この際、下連結鋼管28と上連結鋼管8とが密着する重ね代は、下連結鋼管28の外径に比して十分な長さとしてある。また、前記実施形態と同様に、下連結鋼管28と上連結鋼管8とはそれぞれ下方に開いたテーパー状に形成してあるので、上ポール10の下端板2と上ポール30の上端31(すなわち下連結鋼管28の上端)との間には、間隙33が形成される(
図2(b))。
【0028】
(4)この場合、下連結鋼管28の上端部を保形するために、変形防止具35を形成することもできる(
図2(a)鎖線図示35)。変形防止具35は、例えば、下連結鋼管28の内周にはまる環状補強材36の直径方向などに直線補強材37、37を配置して構成する(
図2(c))。
【0029】
【0030】
前記実施形態で、上ポール10の上連結部7は、下端板2(及び/又は外周補強鋼管6)に上連結鋼管8の上端部を溶接により固定し、あるいは外周補強鋼管6と一体に上連結鋼管8を形成したが(
図1、
図2)、
図1、
図2の実施形態で、上ポール10を以下のような他の実施形態とすることもできる。ここでは、上連結部7を、上連結鋼管8の上端部に、ドーナツ状で下端板2と略同一形状でこれを塞ぐような上連結端板9を連結して構成する(
図3~
図6)。
【0031】
(1) 上ポール本体10aのPC鋼材5、5の下端を下端板2より下方に突出させて、下端板2の開口孔2dからPC鋼材のねじ切りした突出部5aを突出させ、突出部5aをナットで挟んで、下端板2に定着させてある(
図3(b))。
上連結部7は上連結端板9の下方に上連結鋼管8を固定して構成し、上連結端板9にはPC鋼材5の突出部5aを貫通できる開口9aを形成してある(
図3(b))。
上ポール本体10aの下端板2の下面に、上連結部7の上連結端板9の上面を密着して、下端板2の下端外周と上連結端板9の上端外周との間に溶接を施して一体に固定して、上ポール10を構成する(
図3(a))。
【0032】
(2) また、他の構成として、上ポール本体10aのPC鋼材5の膨大下端部5bを下端板2の係止孔2aに係止して、PC鋼材5、5を下端板2に定着させてある。また、PC鋼材5(膨大下端部5b)の下端を下端板2の下面より突出しないように形成してある(
図4(b))。
上連結部7は上連結端板9の下方に上連結鋼管8を固定して構成し、上ポール本体10aの下端板2の下面に、下連結部7の上連結端板9の上面を密着して、下端板2の下端外周と上連結端板9の上端外周との間に溶接を施して一体に固定して、上ポール10を構成する(
図4(a))。
【0033】
(3) また、他の構成として、上ポール本体10aのPC鋼材5の膨大下端部5bを下端板2の係止孔2aに係止して、PC鋼材5、5を下端板2に定着させてある。また、PC鋼材5(膨大下端部5b)の下端を下端板2の下面より突出しないように形成してある(
図5(b))。上端板2の内周側にねじ孔2bを形成する。
上連結部7は上連結端板9の下方に上連結鋼管8を固定して構成し、上連結端板9にねじ孔2b、2bに対応したねじ孔(またはボルト挿通孔)9b、9bを形成する(
図5(b))。
上ポール本体10aの下端板2の下面に、下連結部7の連結端板9の上面を密着して、連通させた下端板2のねじ孔2bと連結端板9のねじ孔9bに、下方からボルト12を螺合連結して一体に固定して、上ポール10を構成する(
図5(a))。
【0034】
(4) また、他の構成として、下端板2は、外周補強鋼管6の外方に延長外周部2cを形成して、大径の下端板2として、延長外周部2cにボルト挿通用の開口2d、2dを形成してある。また、上ポール本体10aのPC鋼材5の膨大下端部5bを下端板2の係止孔2aに係止して、PC鋼材5、5を下端板2に定着させてある。また、PC鋼材5(膨大下端部5b)の下端を下端板2の下面より突出しないように形成してある(
図6(b))。
上連結部7は上連結端板9の下方に上連結鋼管8を固定して構成し、上連結端板9にも上連結鋼管8の外方に延長外周部9cを形成して大径に構成する。延長外周部9cにもボルト挿通用の開口9aを形成してある(
図6(b))。
上ポール本体10aの下端板2の下面に、下連結部7の上連結端板9の上面を密着して、連通させた両延長外周部2c、9cのボルト挿通用の開口2d、9aに、ボルト12を挿通してナット13を螺合連結して一体に固定して、上ポール10を構成する(
図6(a))。
【符号の説明】
【0035】
2 下端板(上ポール)
2a 下端板の係止孔(
図4)
2b 下端板のねじ孔(
図5)
2c 下端板の延長外周部(
図6)
2d 下端板のボルト挿通用の開口(
図6)
3 コンクリート
5 PC鋼材(上ポール)
5a PC鋼材の突出部(
図3)
5b PC鋼材の膨大下端部(
図4~
図6)
6 外周補強鋼管(上ポール)
7 上連結部(上ポール)
8 上連結鋼管(上ポール)
9 連結端板
9a 連結端板の開口、ボルト挿通用の開口(
図3、
図6)
9b 連結端板のボルト挿通孔(
図5)
9c 連結端板の延長外周部(
図6)
10 上ポール(上長尺構造物)
10a 上ポール本体
12 ボルト
13 ナット
21 上端板(下ポール)
25 PC鋼材(下ポール)
26 外周補強鋼管(下ポール)
27 下連結部(下ポール)
28 下連結鋼管(下ポール)
30 下ポール(下長尺構造物)
30a 下ポール本体
31 下ポールの上端
33 間隙
35 変形防止具
40 連結ポール(連結長尺構造物)