▶ チャンスインターナショナルインコーポレイテッドの特許一覧
特開2024-41911有害電磁波対策テープの製造方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024041911
(43)【公開日】2024-03-27
(54)【発明の名称】有害電磁波対策テープの製造方法
(51)【国際特許分類】
G02B 5/22 20060101AFI20240319BHJP
【FI】
G02B5/22
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024003188
(22)【出願日】2024-01-12
【基礎とした実用新案登録】
【原出願日】2021-01-12
(71)【出願人】
【識別番号】506325685
【氏名又は名称】チャンスインターナショナルインコーポレイテッド
【日本における営業所】東京都中央区新川2-2-2-5F
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100106208
【弁理士】
【氏名又は名称】宮前 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100196508
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100119426
【弁理士】
【氏名又は名称】小見山 泰明
(72)【発明者】
【氏名】棟田 寛人
(57)【要約】
【課題】有害電磁波による障害を軽減できる有害電磁波対策テープを提供する。
【解決手段】有害電磁波対策テープ11は、あらかじめ32~38テラヘルツの共鳴電磁波を照射し、有害電磁波対策テープ11に共鳴電磁波を放射する機能を転写することで、有害電磁波対策テープ11自体を、共鳴電磁波の転写放射体としたもので、スマートフォン10やタブレットやパソコンやテレビの液晶画面12の表面または機器裏面などの本体に装着する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
32~38テラヘルツの共鳴電磁波を、2時間~12時間、20℃~90℃の温度条件下で、四角形状のテープに照射することで、当該テープ自体を当該共鳴電磁波の放射体とすることを特徴とするスマートフォンやタブレットやパソコンやテレビ用の有害電磁波対策テープ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、32~38テラヘルツの共鳴電磁波を、テープに照射しテープ自体を、当該共鳴電磁波の転写放射体とすることを特徴とする、有害電磁波障害の緩和を目的とした有害電磁波対策テープに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンやタブレットやパソコンやテレビの使用時間が急速に増加し、発生する有害電磁波による健康障害が問題となっている。
【0003】
鉱石や金属の粉末を練りこんだり塗布した材料や、固形物質を固定する方法やテラヘルツ波を用いて有害電磁波を防止するシールやテープが開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10-200330
【特許文献2】登録実用新案第3222174号
【特許文献3】登録実用新案第3038192号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、スマートフォンやタブレットやパソコンやテレビから発生する有害電磁波による健康障害が問題になっている。
【0006】
また、スマートフォンやタブレットやパソコンやテレビの使用時間が増え、使用が夜間に至ることもあるため、サーカディアンリズム(概日リズム)が乱れ、睡眠不足や体調の乱れといった有害電磁波に起因するストレスの増加という問題も出ている。
【0007】
鉱石や金属の粉末を練りこんだり塗布した材料や、固形物質を固定する方法やテラヘルツ波を用いて有害電磁波を防止するシールやテープが開発されている。
【0008】
しかしテラヘルツ波といっても周波数範囲が広く、放射している電磁波の周波数が明確でないものが多く、繊維に練りこんだり、固形物質固定による耐久性にも問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このような課題を解決するために、本考案者は、32~38テラヘルツの共鳴電磁波を、2時間~12時間、20℃~90℃の温度条件下で、テープに照射することで、当該テープ自体が当該共鳴電磁波の転写放射体となり、自らが当該共鳴電磁波の発射体となり、放射される対象物の電子の動きを円滑にすることを見出し、本考案をなすに至った。
【0010】
すなわち、上記課題を解決するために本考案では、32~38テラヘルツの共鳴電磁波を放射する物質と、テープを近接させ、20℃~90℃の温度条件下で、2時間~12時間放置し、当該共鳴電磁波の放射体から発射される電磁波を、共振作用により、当該テープに転写し、当該テープ自体を当該共鳴電磁波の放射体とする。
【0011】
粘着テープ自体を共鳴電磁波の放射体とすることで、当該テープから放射される32~38テラヘルツの共鳴電磁波で、機器の発生する有害電磁波の電子の動きを円滑にすることができ、有害電磁波に乗っているノイズを軽減することができ、健康障害を緩和することができる。
【0012】
また当該テープから放射される共鳴電磁波の還元作用により、有害電磁波に起因するストレスを緩和することができる。
【発明の効果】
【0013】
本考案によれば、効果が明確で、効果の持続性の高い32~38テラヘルツの共鳴電磁波を放射する有害電磁波対策テープを低コストで、大量に提供できる。
【0014】
有害電磁波対策テープから放射される共鳴電磁波の還元作用により、液晶画面から放出される有害電磁波による網膜の酸化劣化が還元され、視力障害が緩和される。
【0015】
また、有害電磁波対策テープから放射される32~38テラヘルツの共鳴電磁波で、有害電磁波の電子の動きを円滑にすることができるため、有害電磁波に乗っているノイズを軽減することでストレスを緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本考案の有害電磁波対策テープの製造方法の側面図を示す。
【
図2】本考案の有害電磁波対策テープの作用概念の断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本考案の有害電磁波対策テープの製造方法の側面図を示す。
図2は、本考案の有害電磁波対策テープの作用概念を示す。
【0018】
図1に示すように、共鳴電磁波放射シート1の上に、有害電磁波対策テープを密着させて置き当該シート1から放射される32~38テラヘルツの共鳴電磁波4を、当該テープ2に2時間~12時間照射する。
【0019】
当該共鳴電磁波放射シート1の下には20℃~90℃の温度調節が可能なヒーター3が設けられていて、32~38テラヘルツの共鳴電磁波4を当該テープ2に効率良く照射できる。
【0020】
図2に示すように、スマートフォン10に、32~38テラヘルツの共鳴電磁波を、20℃~90℃の温度条件下で、2時間~12時間照射した有害電磁波対策テープ11を、スマートフォンやタブレットやパソコンやテレビの液晶画面12の表面または機器裏面などの本体に装着すると、当該フィルム11から、32~38テラヘルツの転写共鳴電磁波13が放射される。
【0021】
図2のように、当該テープ11から放射された転写共鳴電磁波13は、LED14に照射され、LED14の発射する電磁波に還元効果を付加する。
【0022】
還元効果を付加されたLED14から発射される電磁波15は目16に到達すると視神経を癒し、ストレスを緩和する。
【0023】
視神経以外の身体部位に対して機器から放射される電磁波に対しても同様な効果をもたらす。
【実施例0024】
いろいろなテストを通して、本考案の有害電磁波対策テープについて、下記の効果が確認されている。
*パソコン画面に本考案の有害電磁波対策テープを貼り付けることにより、夜1時間以上パソコンを使用しても、DNAの酸化劣化の指標であるテロメア値の変化が見られず、十分安眠できた。
*スマートフォンの液晶画面に、本考案の有害電磁波対策テープに貼り付けると、1日中スマートフォンを使用しても目の疲労感はなかった。
【産業上の利用可能な分野】
【0025】
本考案の有害電磁波対策テープは、スマートフォンやタブレットやパソコンやテレビから発生する有害電磁波障害対策用としてばかりでなく、有害電磁波を発生する装置にも利用できる。
【符号の説明】
【0026】
1 共鳴電磁波放射シート
2 有害電磁波対策テープ
3 ヒーター
4 共鳴電磁波
10 スマートフォン
11 有害電磁波対策テープ
12 液晶画面
13 転写共鳴電磁波
14 LED
15 LEDが発生する電磁波
16 目
【手続補正書】
【提出日】2024-02-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
32~38テラヘルツの共鳴電磁波を、2時間~12時間、20℃~90℃の温度条件下で、四角形状のテープに照射することで、当該テープ自体を当該共鳴電磁波の放射体とすることを特徴とするスマートフォンやタブレットやパソコンやテレビ用の有害電磁波対策テープの製造方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、32~38テラヘルツの共鳴電磁波を、テープに照射しテープ自体を、当該共鳴電磁波の転写放射体とすることを特徴とする、有害電磁波障害の緩和を目的とした有害電磁波対策テープに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンやタブレットやパソコンやテレビの使用時間が急速に増加し、発生する有害電磁波による健康障害が問題となっている。
【0003】
鉱石や金属の粉末を練りこんだり塗布した材料や、固形物質を固定する方法やテラヘルツ波を用いて有害電磁波を防止するシールやテープが開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10-200330
【特許文献2】登録実用新案第3222174号
【特許文献3】登録実用新案第3038192号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、スマートフォンやタブレットやパソコンやテレビから発生する有害電磁波による健康障害が問題になっている。
【0006】
また、スマートフォンやタブレットやパソコンやテレビの使用時間が増え、使用が夜間に至ることもあるため、サーカディアンリズム(概日リズム)が乱れ、睡眠不足や体調の乱れといった有害電磁波に起因するストレスの増加という問題も出ている。
【0007】
鉱石や金属の粉末を練りこんだり塗布した材料や、固形物質を固定する方法やテラヘルツ波を用いて有害電磁波を防止するシールやテープが開発されている。
【0008】
しかしテラヘルツ波といっても周波数範囲が広く、放射している電磁波の周波数が明確でないものが多く、繊維に練りこんだり、固形物質固定による耐久性にも問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このような課題を解決するために、本発明者は、32~38テラヘルツの共鳴電磁波を、2時間~12時間、20℃~90℃の温度条件下で、テープに照射することで、当該テープ自体が当該共鳴電磁波の転写放射体となり、自らが当該共鳴電磁波の発射体となり、放射される対象物の電子の動きを円滑にすることを見出し、本発明をなすに至った。
【0010】
すなわち、上記課題を解決するために本発明では、32~38テラヘルツの共鳴電磁波を放射する物質と、テープを近接させ、20℃~90℃の温度条件下で、2時間~12時間放置し、当該共鳴電磁波の放射体から発射される電磁波を、共振作用により、当該テープに転写し、当該テープ自体を当該共鳴電磁波の放射体とする。
【0011】
粘着テープ自体を共鳴電磁波の放射体とすることで、当該テープから放射される32~38テラヘルツの共鳴電磁波で、機器の発生する有害電磁波の電子の動きを円滑にすることができ、有害電磁波に乗っているノイズを軽減することができ、健康障害を緩和することができる。
【0012】
また当該テープから放射される共鳴電磁波の還元作用により、有害電磁波に起因するストレスを緩和することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、効果が明確で、効果の持続性の高い32~38テラヘルツの共鳴電磁波を放射する有害電磁波対策テープを低コストで、大量に提供できる。
【0014】
有害電磁波対策テープから放射される共鳴電磁波の還元作用により、液晶画面から放出される有害電磁波による網膜の酸化劣化が還元され、視力障害が緩和される。
【0015】
また、有害電磁波対策テープから放射される32~38テラヘルツの共鳴電磁波で、有害電磁波の電子の動きを円滑にすることができるため、有害電磁波に乗っているノイズを軽減することでストレスを緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本
発明の有害電磁波対策テープの製造方法の側面図を示す。
【
図2】本
発明の有害電磁波対策テープの作用概念の断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本
発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本
発明の有害電磁波対策テープの製造方法の側面図を示す。
図2は、本
発明の有害電磁波対策テープの作用概念を示す。
【0018】
図1に示すように、共鳴電磁波放射シート1の上に、有害電磁波対策テープを密着させて置き当該シート1から放射される32~38テラヘルツの共鳴電磁波4を、当該テープ2に2時間~12時間照射する。
【0019】
当該共鳴電磁波放射シート1の下には20℃~90℃の温度調節が可能なヒーター3が設けられていて、32~38テラヘルツの共鳴電磁波4を当該テープ2に効率良く照射できる。
【0020】
図2に示すように、スマートフォン10に、32~38テラヘルツの共鳴電磁波を、20℃~90℃の温度条件下で、2時間~12時間照射した有害電磁波対策テープ11を、スマートフォンやタブレットやパソコンやテレビの液晶画面12の表面または機器裏面などの本体に装着すると、当該フィルム11から、32~38テラヘルツの転写共鳴電磁波13が放射される。
【0021】
図2のように、当該テープ11から放射された転写共鳴電磁波13は、LED14に照射され、LED14の発射する電磁波に還元効果を付加する。
【0022】
還元効果を付加されたLED14から発射される電磁波15は目16に到達すると視神経を癒し、ストレスを緩和する。
【0023】
視神経以外の身体部位に対して機器から放射される電磁波に対しても同様な効果をもたらす。
【実施例0024】
いろいろなテストを通して、本発明の有害電磁波対策テープについて、下記の効果が確認されている。
*パソコン画面に本発明の有害電磁波対策テープを貼り付けることにより、夜1時間以上パソコンを使用しても、DNAの酸化劣化の指標であるテロメア値の変化が見られず、十分安眠できた。
*スマートフォンの液晶画面に、本発明の有害電磁波対策テープに貼り付けると、1日中スマートフォンを使用しても目の疲労感はなかった。