特開2024-42147IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

固定金型を支持する固定盤とトグル型締駆動部を支持する型締盤の間に可動金型を支持する可動盤が配置され、トグル型締駆動部を操作して固定盤と型締盤を連結する複数のタイバーに弾性回復力を発生させ、弾性回復力を利用して固定金型と可動金型を型締して形成される金型キャビティの良否判定方法に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】成形金型やトグル型締装置の損傷を確実に回避することができる、金型キャビティの良否判定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】固定金型を支持する固定盤とトグル型締駆動部を支持する型締盤の間に可動金型を支持する可動盤が配置され、トグル型締駆動部を操作して固定盤と型締盤を連結する複数のタイバーに弾性回復力を発生させ、弾性回復力を利用して固定金型と可動金型を型締して形成する金型キャビティの良否判定方法において、金型タッチ点と型締限の範囲内で行う第1良否判定工程と第2良否判定工程と、生産運転で行う第3良否判定工程と第4良否判定工程と、を備える。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ここで、特許文献1から特許文献3の全てにおいて、トグル型締部が最大に前進し(型締限という)、タイバーが最大に伸張して、タイバーに発生する弾性回復力が最大となって、最大型締力で成形金型を型締して金型キャビティを形成した状態で、型締力やタイバーのバランス判定の金型キャビティの良否判定が行われる。さらに、この最大型締力で型締した金型キャビティに向けて、溶融状態の成形材料の射出充填を繰り返して、金型キャビティの良否判定を行うとしている。そのため、例えば、剛性の低い成形金型や、トグル型締装置に対して極端に小さい成形金型や偏芯した成形金型等を用いて、最大型締力で型締した時点で、成形金型やトグル型締部には偏芯した過大な負荷が作用する。その結果、最大型締力で型締した状態で金型キャビティの良否判定を行うことは、成形金型やトグル型締装置に対して過度なダメージを蓄積させる結果となり、成形金型やトグル型締装置が損傷する危険性を避けることはできず、従来技術の課題は解決されていない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の金型キャビティの良否判定方法は、 固定金型を支持する固定盤とトグル型締駆動部を支持する型締盤の間に可動金型を支持する可動盤が配置され、前記トグル型締駆動部を操作して前記固定盤と前記型締盤を連結する複数のタイバーに弾性回復力を発生させ、前記弾性回復力を利用して前記固定金型と前記可動金型を型締して形成される金型キャビティの良否判定方法において、 前記複数のタイバーの夫々に前記弾性・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、成形金型やトグル型締装置の損傷を確実に回避することができる、金型キャビティの良否判定方法を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明のトグル型締装置を示す概念図である。
【図2】 本発明の金型キャビティ良否判定方法の制御フロー図を示す。
【図3】 図2に引き続いて金型キャビティ良否判定方法の制御フロー図を示す。
【図4】 図2および図3に示す金型キャビティ良否判定方法を補足する図である。
【図5】 図4に引き続いて金型キャビティ良否判定方法を補足する図である。
【図6】 トグル型締装置と成形金型の組合せ形態を示す図である。
【図7】 図6に引き続いてトグル型締装置と成形金型の組合せ形態を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

100 トグル型締装置 10 成形金型 11 固定金型 12 可動金型 13、13A、13B、13C、13D 金型キャビティ 20 型締部 21 固定盤 22 可動盤 23 型締盤 24 タイバー 30 トグル型締駆動部 31 トグルリンク部 32 クロスヘッド部 33 電動モータ 34 ボールネジ部 35 型締制御部 36 タイバーナット部 40 成形制御部 50 良否判定部 S1~S4 タイバー計測部 TQ トグル曲線 CH1 金型タッチ点 CH2 第1評価位置 CH3 トグルデットポイント CH4 型締限(第2評価位置) DF1 第1弾性回復力 DF2 第2弾性回復力 DF3 第3弾性回復力 K1 第1閾値 K2 第2閾値 K3 第3閾値 K4 第4閾値 ER 異常判定カウント数 ES 警報ショット PH、PL 領域

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