(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024042216
(43)【公開日】2024-03-28
(54)【発明の名称】焚き火台ベース
(51)【国際特許分類】
A47J 37/07 20060101AFI20240321BHJP
F24C 15/08 20060101ALI20240321BHJP
【FI】
A47J37/07
F24C15/08 F
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022146778
(22)【出願日】2022-09-15
(71)【出願人】
【識別番号】516194859
【氏名又は名称】株式会社アイリック
(74)【代理人】
【識別番号】100092842
【弁理士】
【氏名又は名称】島野 美伊智
(74)【代理人】
【識別番号】100166578
【弁理士】
【氏名又は名称】鳥居 芳光
(72)【発明者】
【氏名】石川 典明
【テーマコード(参考)】
4B040
【Fターム(参考)】
4B040AA04
4B040AA08
4B040CA02
4B040EA16
4B040ED05
4B040ED06
4B040GC03
4B040GD02
(57)【要約】 (修正有)
【課題】前面側を開放とした平面視コ字状の焚き火台ベースの基本構造を強固な状態で提供することができ、その基本構造を使用して複数段に火元を確保して複数の調理を同時に行うことができる構成を、簡単な構成及び簡単な作業で提供することができる焚き火台ベースを提供する。
【解決手段】平板状の少なくとも2枚の側面用板3と、平板状の少なくとも1枚の背面用板5と、平板状の少なくとも1枚の平面用板7と、からなり、背面用板の縦一文字状窓口33を上記2枚の側面用板のL字状鈎部19に係合させることにより平面視コ字状枠体71を構成し、上記背面用板の横一文字状窓口35に上記平面用板の舌状差込部53を差し込むとともに上記側面用板の逆L字状鈎部11、13に上記平面用板のT字状係止部を落とし込んで係合させ、それによって、上記平面視コ字状枠体の2枚の側面用板の左右への拡開を規制するようにしたもの。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
平板状の少なくとも2枚の側面用板と、平板状の少なくとも1枚の背面用板と、平板状の少なくとも1枚の平面用板と、からなり、
上記背面用板の左右側縁には縦一文字状窓口がそれぞれ形成されているとともに上記左右側縁の内側には横一文字状窓口がそれぞれ形成されていて、
上記側面用板の後端縁にはL字状鈎部が形成されているとともに前端縁には逆L字状鈎部が形成されていて、
上記平面用板の後端縁の左右には舌状差込部がそれぞれ形成されているとともに前方の左右端縁にはT字状係止部が形成されていて、
上記背面用板の縦一文字状窓口を上記2枚の側面用板のL字状鈎部に係合させることにより平面視コ字状枠体を構成し、
上記背面用板の横一文字状窓口に上記平面用板の舌状差込部を差し込むとともに上記側面用板の逆L字状鈎部に上記平面用板のT字状係止部を落とし込んで係合させ、それによって、上記平面視コ字状枠体の2枚の側面用板の左右への拡開を規制するようにしたことを特徴とする焚き火台ベース。
【請求項2】
請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、
上記背面用板の横一文字状窓口は鉛直方向に複数個設けられていて、
上記側面用板の逆L字状鈎部も鉛直方向に複数個設けられていて、
上記背面用板と上記側面用板からなる平面視コ字状枠体に対して、上記複数個の横一字状窓口と上記複数個の逆L状鈎部を使用して、任意用途の任意枚数の平面用板を取付可能としたことを特徴とする焚き火台ベース。
【請求項3】
請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、
上記背面用板の左右側縁の縦一文字窓口は左右で互い違いに2個ずつ設けられていて、
上記側面用板の後端縁には鉛直方向に4個のL字状部が設けられていて、
上記側面用板の左右両側に上記背面用板を配置し、
上記側面用板の4個のL字状部を上記左右両側の背面用板との連結に2個ずつ使用し、
上記構成を左右方向に連設することにより上記平面視コ字状枠体を横方向に連設可能にしたことを特徴とする焚き火台ベース。
【請求項4】
請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、
上記平面用板には別の板を立てた状態で取り付けるための一文字状窓口が設けられていることを特徴とする焚き火台ベース。
【請求項5】
請求項4記載の焚き火台ベースにおいて、
上記別の板が上記平面用板とは別の平面用板であることを特徴とする焚き火台ベース。
【請求項6】
請求項5記載の焚き火台ベースにおいて、
上記別の板は焚き火用小窓用板であることを特徴とする焚き火台ベース。
【請求項7】
請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、
上記背面用板の上端部には別の板を取り付けるための係合部が設けられていることを特徴とする焚き火台ベース。
【請求項8】
請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、
上記側面用板の上端部には別の板を取り付けるための係合部が設けられていることを特徴とする焚き火台ベース。
【請求項9】
請求項7又は請求項8記載の焚き火台ベースにおいて、
上記別の板は焚き火用小窓用板又は横梁用板又は棚板止め用板であること特徴とする焚き火台ベース。
【請求項10】
請求項2記載の焚き火台ベースにおいて、
上記平面用板は前面側を開口とした平面視コ字状の支持板であり、
上記支持板は舌状部を上記背面用板の鉛直方向の最下方域に設けられた横一文字状窓口に挿し込み、T字状係止部を上記側面用板の鉛直方向の最下方域に設けられた逆L字状部に落とし込んで係合させて取り付けられていて、
上記支持板の平面視コ字状内に前面側から火器を配置可能としたことを特徴とする焚き火台ベース。
【請求項11】
請求項2記載の焚き火台ベースにおいて、
上記平面用板を複数枚設置することにより複数の火器を間欠に多段に配置して、複数種類の調理を同時に行えるようにしたことを特徴とする焚き火台ベース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、焚き火台ベースに係り、特に、前面側を開放とした平面視コ字状の焚き火台ベースの基本構造を強固な状態で提供することができ、その基本構造を使用して複数段に火元を確保して複数の調理を同時に行うことができる構成を、簡単な構成及び簡単な作業で提供することができるように工夫したものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の携帯用の焚き火台ベースとして特許文献1に記載された組立式コンロのようなものがある。
特許文献1に記載された組立式コンロには、4枚のパネルが屈曲可能に連結された炉枠本体がある。上記炉枠本体は携帯時には折り畳まれ、使用時には環状となる。上記パネルには高さ方向に複数形成された凹部がある。
【0003】
又、上記炉枠本体内には灰受け網が設置され、その上に炭受け網が設置され、さらにその上に五徳が設置される。上記五徳の上には各種鍋、フライパン、等が設置される。上記炭受け網の外周側には4個の凸部が設けられ、上記凸部を上記パネルの凹部に係合させることで上記炉枠本体内に保持される。上記灰受け網の外周側にも4個の凸部が設けられており、上記炭受け網と同様に上記炉枠本体内に保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、特許文献1に記載された組立式コンロは、炉枠本体は使用時に環状となるため、火元や加熱対象物を水平方向から炉枠本体内に挿入できるような構成ではない。そのため、複数段に火元を確保して複数の調理を同時に行うことができないという問題があった。
又、特許文献1に記載された組立式コンロの場合には、炉枠本体の両端を開放させて前面側を開けた状態で作業を行う旨の記載もあるが、その状態の炉枠本体は不安定であり作業性が悪いという問題があった。
【0006】
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、前面側を開放とした平面視コ字状の焚き火台ベースベースの基本構造を強固な状態で提供することができ、その基本構造を使用して複数段に火元を確保して複数の調理を同時に行うことができる構成を、簡単な構成及び簡単な作業で提供することができる焚き火台ベースベースを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による焚き火台ベースは、平板状の少なくとも2枚の側面用板と、平板状の少なくとも1枚の背面用板と、平板状の少なくとも1枚の平面用板と、からなり、上記背面用板の左右側縁には縦一文字状窓口がそれぞれ形成されているとともに上記左右側縁の内側には横一文字状窓口がそれぞれ形成されていて、上記側面用板の後端縁にはL字状鈎部が形成されているとともに前端縁には逆L字状鈎部が形成されていて、上記平面用板の後端縁の左右には舌状差込部がそれぞれ形成されているとともに前方の左右端縁にはT字状係止部が形成されていて、上記背面用板の縦一文字状窓口を上記2枚の側面用板のL字状鈎部に係合させることにより平面視コ字状枠体を構成し、上記背面用板の横一文字状窓口に上記平面用板の舌状差込部を差し込むとともに上記側面用板の逆L字状鈎部に上記平面用板のT字状係止部を落とし込んで係合させ、それによって、上記平面視コ字状枠体の2枚の側面用板の左右への拡開を規制するようにしたことを特徴とするものである。
又、本願発明の請求項2による焚き火台ベースは、請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、上記背面用板の横一文字状窓口は鉛直方向に複数個設けられていて、上記側面用板の逆L字状鈎部も鉛直方向に複数個設けられていて、上記背面用板と上記側面用板からなる平面視コ字状枠体に対して、上記複数個の横一字状窓口と上記複数個の逆L状鈎部を使用して、任意用途の任意枚数の平面用板を取付可能としたことを特徴とするものである。
又、本願発明の請求項3による焚き火台ベースは、請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、上記背面用板の左右側縁の縦一文字窓口は左右で互い違いに2個ずつ設けられていて、上記側面用板の後端縁には鉛直方向に4個のL字状部が設けられていて、上記側面用板の左右両側に上記背面用板を配置し、上記側面用板の4個のL字状部を上記左右両側の背面用板との連結に2個ずつ使用し、上記構成を左右方向に連設することにより上記平面視コ字状枠体を横方向に連設可能にしたことを特徴とするものである。
又、本願発明の請求項4による焚き火台ベースは、請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、上記平面用板には別の板を立てた状態で取り付けるための一文字状窓口が設けられていることを特徴とするものである。
又、本願発明の請求項5による焚き火台ベースは、請求項4記載の焚き火台ベースにおいて、上記別の板が上記平面用板とは別の平面用板であることを特徴とするものである。
又、本願発明の請求項6による焚き火台ベースは、請求項5記載の焚き火台ベース用において、上記別の板は焚き火用小窓用板であることを特徴とするものである。
又、本願発明の請求項7による焚き火台ベースは、請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、上記背面用板の上端部には別の板を取り付けるための係合部が設けられていることを特徴とするものである。
又、本願発明の請求項8による焚き火台ベースは、請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、上記側面用板の上端部には別の板を取り付けるための係合部が設けられていることを特徴とするものである。
又、本願発明の請求項9による焚き火台ベースは、請求項7又は請求項8記載の焚き火台ベースにおいて、上記別の板は焚き火用小窓用板又は横梁用板又は棚板止め用板であることを特徴とするものである。
又、本願発明の請求項10による焚き火台ベースは、請求項2記載の焚き火台ベースにおいて、上記平面用板は前面側を開口とした平面視コ字状の支持板であり、上記支持板は舌状部を上記背面用板の鉛直方向の最下方域に設けられた横一文字状窓口に挿し込み、T字状部を上記側面用板の鉛直方向の最下方域に設けられた逆L字状部に落とし込んで係合させて取り付けられていて、上記支持板の平面視コ字状内に前面側から火器を配置可能としたことを特徴とするものである。
又、請求項11による焚き火台ベースは、請求項2記載の焚き火台ベースにおいて、上記平面用板を複数枚設置することにより複数の火器を間欠に多段に配置して、複数種類の調理を同時に行えるようにしたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
以上述べたように本願発明の請求項1による焚き火台ベースによると、平板状の少なくとも2枚の側面用板と、平板状の少なくとも1枚の背面用板と、平板状の少なくとも1枚の平面用板と、からなり、上記背面用板の左右側縁には縦一文字状窓口がそれぞれ形成されているとともに上記左右側縁の内側には横一文字状窓口がそれぞれ形成されていて、上記側面用板の後端縁にはL字状鈎部が形成されているとともに前端縁には逆L字状鈎部が形成されていて、上記平面用板の後端縁の左右には舌状差込部がそれぞれ形成されているとともに前方の左右端縁にはT字状係止部が形成されていて、上記背面用板の縦一文字状窓口を上記2枚の側面用板のL字状鈎部に係合させることにより平面視コ字状枠体を構成し、上記背面用板の横一文字状窓口に上記平面用板の舌状差込部を差し込むとともに上記側面用板の逆L字状鈎部に上記平面用板のT字状係止部を落とし込んで係合させ、それによって、上記平面視コ字状枠体の2枚の側面用板の左右への拡開を規制するようにしたので、上記焚き火台ベースの内部が前方側に開放されており、複数段に火元を確保して複数の調理を同時に行うことができる構成を、簡単な構成及び簡単な作業で提供することができる。
又、本願発明の請求項2による焚き火台ベースによると、請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、上記背面用板の横一文字状窓口は鉛直方向に複数個設けられていて、上記側面用板の逆L字状鈎部も鉛直方向に複数個設けられていて、上記背面用板と上記側面用板からなる平面視コ字状枠体に対して、上記複数個の横一字状窓口と上記複数個の逆L状鈎部を使用して、任意用途の任意枚数の平面用板を取付可能としたので、複数段に火元を確保して複数の調理を同時に行うことができる構成を、より簡単な構成及びより簡単な作業で提供することができる。
又、本願発明の請求項3による焚き火台ベースによると、請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、上記背面用板の左右側縁の縦一文字窓口は左右で互い違いに2個ずつ設けられていて、上記側面用板の後端縁には鉛直方向に4個のL字状部が設けられていて、上記側面用板の左右両側に上記背面用板を配置し、上記側面用板の4個のL字状部を上記左右両側の背面用板との連結に2個ずつ使用し、上記構成を左右方向に連設することにより上記平面視コ字状枠体を横方向に連設可能にしたので、より多くの複数の調理を同時に行うことができる構成を簡単な構成及び簡単な作業で提供することができる。
又、本願発明の請求項4による焚き火台ベースによると、請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、上記平面用板には別の板を立てた状態で取り付けるための一文字状窓口が設けられているので、前面側に一部又は全部を上記別の板によって閉塞する構成とすることができる。
又、本願発明の請求項5による焚き火台ベースによると、請求項4記載の焚き火台ベースにおいて、上記別の板が上記平面用板とは別の平面用板であるので、用途に応じて上記別の板として適切な部材を選択できる。
又、本願発明の請求項6による焚き火台ベースによると、請求項5記載の焚き火台ベースにおいて、上記別の板は焚き火用小窓用板であるので、簡易な構成と簡単な作業で焚き火用小窓が設けられた焚き火台ベースを構成できる。
又、本願発明の請求項7による焚き火台ベースによると、請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、上記背面用板の上端部には別の板を取り付けるための係合部が設けられているので、上記背面用板の上端部にも上記別の板を設置することで簡易な構成により機能を付加することができる。
又、本願発明の請求項8による焚き火台ベースによると、請求項1記載の焚き火台ベースにおいて、上記側面用板の上端部には別の板を取り付けるための係合部が設けられているので、上記側面用板の上端部にも上記別の板を設置することで簡易な構成により機能を付加することができる。
又、本願発明の請求項9による焚き火台ベースによると、請求項7又は請求項8記載の焚き火台ベースにおいて、上記別の板は焚き火用小窓用板又は横梁用板又は棚板止め用板であるので、簡易な構成により焚き火用小窓又は横梁又は棚板止めの機能を付加できる。
又、本願発明の請求項10による焚き火台ベースによると、請求項2記載の焚き火台ベースにおいて、上記平面用板は前面側を開口とした平面視コ字状の支持板であり、上記支持板は舌状部を上記背面用板の鉛直方向の最下方域に設けられた横一文字状窓口に挿し込み、T字状部を上記側面用板の鉛直方向の最下方域に設けられた逆L字状部に落とし込んで係合させて取り付けられていて、上記支持板の平面視コ字状内に前面側から火器を配置可能としたので、簡易な構成により最下方域に上記火器を設置できる機能を付加することができる。
又、請求項11による焚き火台ベースによると、請求項2記載の焚き火台ベースにおいて、上記平面用板を複数枚設置することにより複数の火器を間欠に多段に配置して、複数種類の調理を同時に行えるようにしたので、複数種類の調理を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを後方から視た斜視図である。
【
図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースの分解斜視図である。
【
図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、側面用板を示す図である。
【
図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、背面用板を示す図である。
【
図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、固定用板を示す図である。
【
図7】本発明の第1の実施の形態を示す図で、平面用板を示す図である。
【
図8】本発明の第1の実施の形態を示す図で、
図8(a)は
図2のVIIIa部分拡大図、
図8(b)は
図1のVIIIb部分拡大図である。
【
図9】本発明の第1の実施の形態を示す図で、平面用板の高さ方向の位置を変更した焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図10】本発明の第2の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図11】本発明の第2の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースの分解斜視図である。
【
図12】本発明の第2の実施の形態を示す図で、平面用板を示す図である。
【
図13】本発明の第2の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースの別の使用例を示す前方から視た斜視図である。
【
図14】本発明の第3の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図15】本発明の第3の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースの分解斜視図である。
【
図16】本発明の第3の実施の形態を示す図で、平面用板を示す図である。
【
図17】本発明の第4の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図18】本発明の第4の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースの分解斜視図である。
【
図19】本発明の第4の実施の形態を示す図で、
図19(a)は平面用板を示す図、
図19(b)は横梁用板を示す図である。
【
図20】本発明の第5の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図21】本発明の第5の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを後方から視た斜視図である。
【
図22】本発明の第5の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースの分解斜視図である。
【
図23】本発明の第5の実施の形態を示す図で、
図23(a)は焚き火台ベースの平面図、
図23(b)は
図23(a)のXXIIIb-XXIIIb断面図である。
【
図24】本発明の第5の実施の形態を示す図で、棚板止め用板を示す図である。
【
図25】本発明の第6の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図26】本発明の第6の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースの分解斜視図である。
【
図27】本発明の第7の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図28】本発明の第7の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを後方から視た斜視図である。
【
図29】本発明の第7の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースの分解斜視図である。
【
図30】本発明の第7の実施の形態を示す図で、
図28のXXX部分拡大図である。
【
図31】本発明の第7の実施の形態を示す図で、平面用板の高さ方向の位置を変更した焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図32】本発明の第8の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図33】本発明の第8の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースの分解斜視図である。
【
図34】本発明の第9の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図35】本発明の第10の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図36】本発明の第10の実施の形態を示す図で、焚き火用小窓用板を示す図である。
【
図37】本発明の第11の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースを前方から視た斜視図である。
【
図38】本発明の第11の実施の形態を示す図で、焚き火台ベースの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、
図1乃至
図9を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。この第1の実施の形態による焚き火台ベース1は、
図1乃至
図3に示すように、2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、平面用板としての1枚の支持板7、平面用板としての1枚の調理用板9から構成されている。
【0011】
上記側面用板3の前端縁(
図4中右側の縁)には、
図4に示すように、逆L字状鈎部11が3個ずつ3組、逆L字状鈎部13が3個ずつ2組、合計15個が
図4中上下方向に所定の配置で設けられている。上記逆L字状鈎部11の
図4中上側には係合凹部15が形成されていて、上記逆L字状鈎部13の
図4中上側にも係合凹部17が形成されている。上記係合凹部15、17の
図4中左右方向の位置は同じになっている。
又、上記側面用板3の後端縁(
図4中左側の縁)には4個のL字状鈎部19が
図4中上下方向に所定の配置で設けられている。上記L字状鈎部19の
図4中上側には係合凹部21が設けられている。
又、上記側面用板3の
図4中上端縁には4個の係合凹部23が設けられている。
【0012】
図5に示すように、上記背面用板5の
図5中左側の縁部には2個の縦一文字状窓口31が設けられていて、上記背面用板5の
図5中右側の縁部には2個の縦一文字状窓口33が設けられている。上記縦一文字状窓口31と上記縦一文字状窓口33は互い違いに配置されている。
又、上記背面用板5の
図5中左右方向両側にはそれぞれ上下方向に14個、合計28個配置された横一文字状窓口35が設けられている。
又、上記背面用板5の
図5中上端縁の中央付近には4個の係合凹部37が設けられている。又、上記背面用板5の
図5中上端縁であって
図5中左右方向両端側にはそれぞれ幅広の係合凹部39が設けられていて、上記係合凹部39の底部(
図5中下側)の中央にはそれぞれ溝状の係合凹部41が設けられている。
【0013】
図6に示すように、上記支持板7は前方側(
図6中下側)に開口された略コ字状であり、後端縁(
図6中上端縁)の
図6中左右両側には舌状差込部43がそれぞれ形成されている。又、上記支持板7の前方の左右端縁(
図6中下側の左右両側の縁)にはそれぞれT字状係止部45が設けられている。
又、上記支持板7の
図6中左右両側端縁にはそれぞれ2個ずつ棚板止め用板貫通部47が設けられている。
又、上記支持板7の内側の
図6中上側の左右両側にはそれぞれ舌状差込部用凹部49が設けられていて、上記支持板7の内側の
図6中下側の左右両側にもそれぞれ舌状差込部用凹部51が設けられている。
【0014】
図7に示すように、上記調理用板9の後端縁(
図7中上端縁)の
図7中左右両側には舌状差込部53がそれぞれ形成されていて、上記調理用板9の後端縁(
図7中上端縁)の
図7中左右方向中央にも舌状差込部55が形成されている。又、上記調理用板9の前方の左右端縁(
図7中下側の左右両側の縁)にはそれぞれT字状係止部57が設けられている。
又、上記調理用板9の
図7中下端縁の
図7中左右方向中央には2個の溝状の係合凹部59が設けられていて、上記調理用板9の
図7中下端縁の
図7中左右方向両端にはそれぞれ1個ずつの溝状の係合凹部61が設けられている。又、上記調理用板9の
図7中下端縁であって、上記係合凹部59と上記係合凹部61の間にはそれぞれ係合凹部63が設けられている。上記係合凹部63の底部(
図7中上側)には溝状の係合凹部65が設けられている。又、上記調理用板9の
図7中下端縁であって、上記係合凹部61よりも外側には係合凹部67が設けられている。
上記係合凹部63の間には舌状挿入部60が設けられている。上記溝状の係合凹部59は上記舌状挿入部60上に設けられている。上記係合凹部63と隣接する上記係合凹部67の間にはそれぞれ舌状挿入部62が設けられている。上記溝状の係合凹部61は上記舌状挿入部62上に設けられている。
又、上記調理用板9の前方側(
図7中下側)であって、左右方向両側にはそれぞれ一文字状窓口66が設けられている。又、2個の上記一文字状窓口66の間には別の一文字状窓口68が1個設けられている。
又、上記調理用板9の内側部分には複数の貫通部69が形成されている。
【0015】
図1から
図3に示すように、上記焚き火台ベース1は、2枚の上記側面用板3、1枚の上記背面用板5、1枚の上記支持板7、1枚の上記調理用板9が組み合わされて構成されている。
図2及び
図8(a)に示すように、1枚の上記背面用板5の縦一文字状窓口31に上記側面用板3のL字状鈎部19が係合されることで、上記背面用板5の
図1中左右方向両側に2枚の上記側面用板3が取り付けられて、平面視コ字状枠体71が構成される。上記平面視コ字状枠体71の
図1中下側に上記支持板7が取り付けられることで上記平面視コ字状枠体71を補強するようになっている。
図2に示すように、上記支持板7の舌状差込部43は上記背面用板5の
図2中下から2個目の横一文字状窓口35に挿入される。
図1及び
図8(b)に示すように、上記支持板7のT字状係止部45は、上記側面用板3の
図1中下から2個目の逆L字状鈎部11の係合凹部15に係合されている。
【0016】
又、上記調理用板9は上記支持板7の
図1中上側に配置される。
図2に示すように、上記調理用板9の舌状差込部53は上記背面用板5の
図2中下から6つ目の横一文字状窓口35に挿入され、上記調理用板9の舌状差込部55の先端は上記背面用板5に当接される。
図1及び
図8(b)に示すように、上記調理用板9のT字状係止部57は、上記側面用板3の
図1中下から6つ目の逆L字状鈎部13の係合凹部17に係合されている。
【0017】
図1に示すように、上記焚き火台ベース1内の
図1中下側に上記支持板7の中央を貫通して火元としてのガスバーナ81等が設置される。
上記調理用板9の上には飯盒83等の調理器具が載置される。
【0018】
又、
図9に示すように、上記調理用板9の高さ方向(
図1中上下方向)の位置を任意に設定することができる。
図9では、上記調理用板9は下から13段目に設置されている。
尚、この場合には上記調理用板9の上に鍋84が載せられている。
【0019】
次に、この第1の実施の形態による作用について説明する。
上記焚き火台ベース1は、2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、1枚の支持板7、1枚の調理用板9から構成される。そのため、運搬時や保管時には、例えば、上記側面用板3、上記背面用板5、上記支持板7、上記調理用板9を積み重ねておき、使用時には組み立てて上記焚き火台ベース1として使用する。
1枚の上記背面用板5の縦一文字状窓口31に上記側面用板3のL字状鈎部19が係合されることで上記背面板5の
図1中左右方向両側に2枚の上記側面用板3が取り付けられて平面視コ字状枠体71が構成され、上記支持板7の舌状差込部43を上記背面用板5の横一文字状窓口35に挿入し上記支持板7のT字状係止部45を上記側面用板3の逆L字状鈎部11の係合凹部15に係合させることで上記支持板7が取り付けられ、上記調理用板9の舌状差込部53が上記背面用板5の横一文字状窓口35に挿入され上記調理用板9のT字状係止部57が上記側面用板3の逆L字状鈎部11の係合凹部15に係合される。
【0020】
上記焚き火台ベース1内に火元としてのガスバーナ81等を設置し、上記調理用板9の上に飯盒83等の調理器具を載置して調理を行う。
【0021】
次に、この第1の実施の形態による効果について説明する。
まず、平面視コ字状枠体71において左右の側面用板3、3の不用意な拡開を効果的に規制することができる。これは、平面視コ字状枠体71において、上記支持板7の舌状差込部43が上記背面用板5の
図2中下から2個目の横一文字状窓口35に挿入され、上記支持板7のT字状係止部45が上記側面用板3の
図1中下から2個目の逆L字状鈎部11の係合凹部15に係合されることで、上記平面視コ字状枠体71が強固に支持されるからである。特に、上記T字状係止部45の首部が上記逆L字状鈎部11の係合凹部15に落とし込まれて係合されることにより、上記左右の側面用板3、3の不用意な拡開は効果的に規制されることになる。
又、調理用板9の舌状差込部53が上記背面用板5の横一文字状窓口35に挿入され上記調理用板9のT字状係止部57が上記側面用板3の逆L字状鈎部11の係合凹部15に係合されることで上記平面視コ字状枠体71に上記調理用板9が設置されることにより、上記効果は倍増される。
上記焚き火台ベース1の内部が前方側に開放されており、上記焚き火台ベース1内の下側に火元を確保して上記調理用板9の食材や鍋等の加熱対象物を設置して調理を行うことができる構成を、簡単な構成及び簡単な作業で提供することができる。
【0022】
又、上記背面用板5の横一文字状窓口35は
図5中上下方向に複数段にわたって設けられていて、上記側面用板3の逆L字状鈎部11、13も
図4中上下方向に複数段にわたって設けられているので、上記調理用板9の上下方向の位置を任意に設定できる。
又、上記焚き火台ベース1は、2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、1枚の支持板7、1枚の調理用板9から構成される。そのため、運搬時や保管時が容易である。特に、全てのパーツは上記側面用板3が収まる矩形の範囲に収まり、収納性が高く、例えば、二輪車での運搬も容易である。
【0023】
次に、
図10乃至
図13を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。
この第2の実施の形態による焚き火台ベース101は、
図10及び
図11に示すように、前記第1の実施の形態による焚き火台ベース1と略同様の構成であるが、平面視コ字状枠体71に2個の調理用板9と、平面板としての火元用板103が設置されている。
【0024】
上記火元用板103は、
図12に示すように、上記調理用板9と同様に、後端縁(
図12中上端縁)の
図7中左右両側には舌状差込部105がそれぞれ形成されている。又、上記調理用板9の前方の左右端縁(
図12中下側の左右両側の縁)にはそれぞれT字状係止部107が設けられている。
又、上記火元用板103の前端縁(
図12中下端縁)であって
図12左右方向両端側にはそれぞれ係合凹部109が設けられている。又、上記火元用板103の前端縁(
図12中下端縁)であって上記係合凹部109より内側の
図12左右方向両側にはそれぞれ係合凹部111が設けられている。
上記係合凹部111の間には舌状挿入部108が設けられている。又、上記係合凹部111と隣接する上記係合凹部109の間には舌状挿入部110が設けられている。
【0025】
上記火元用板103も、上記調理用板9と同様に、舌状差込部105が背面用板5の横一文字状窓口35に挿入され、T字状係止部107が側面用板3の逆L字状鈎部11の係合凹部15に係合されて設置される。
【0026】
上記焚き火台ベース101においては、
図10に示すように、上記調理用板9は
図10中下から4段目と13段目に設置されている。又、上記火元用板103は
図10中下から10段目に設置されている。
又、
図13に示す場合には、上記調理用板9は
図13中下から2段目と11段目に設置されている。又、上記火元用板103は
図10中下から8段目に設置されている。
【0027】
次に、この第2の実施の形態による作用について説明する。
上記焚き火台ベース101も、前記第1の実施の形態による焚き火台ベース1と同様に、側面用板3、背面用板5、支持板7、調理用板9、及び、火元用板103に分解して積層させた状態で運搬や保管がされ、上記側面用板3、背面用板5、支持板7、調理用板9、及び、火元用板103を組み合わせた状態で使用する。
【0028】
上記焚き火台ベース101内であって
図10中下側の調理用板9の下側に第1の火元として炭121を設置し、上記
図10中下側の調理用板9上に第1の調理器具としてプレート123を設置して、上記プレート123を用いた調理を行うとともに、火元用板103上に第2の火元として炭125を設置し、上記
図10中上側の調理用板9上に第2の調理器具として鍋127を設置して、上記鍋127を用いた調理を行う。
又、
図13に示すように、
図13中上側の調理用板9に固形燃料131を設置し、上記火元用板103の上に、例えば、図示しないピザを収容したピザグリル133を設置して、上記図示しないピザを焼く調理を行う場合もある。
【0029】
次に、この第2の実施の形態による効果について説明する。複数段に火元を確保して複数の調理を同時に行うことができる。すなわち、この第2の実施の形態による焚き火台ベース101では、平面視コ字状枠体71内に第1の火元としての炭121の上側に第2の火元を設置するための火元用板103が設置され、上記火元用板103の下側に第1の調理器具としてプレート123を設置するための調理用板9が設置されるとともに、上記火元用板103の上側にも第2の調理器具として鍋127を設置するための調理用板9が設置されるので、上記プレート123と上記鍋127を用いた調理を同時に行うことができる。
又、上記調理用板9や上記火元用板103の上下方向位置は任意に調整でき、それによって、火力の調整、燃焼に寄与する空気流の調整を適宜行うことができる。
又、そのような構成を簡単な作業で提供することができる。
【0030】
次に、
図14乃至
図16を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態による焚き火台ベース201は、
図14及び
図15に示すように、前記第2の実施の形態による焚き火台ベース101と略同様の構成であるが、更に、平面板としての調理用板203が設置されている。
【0031】
上記調理用板203は、
図16に示すように、調理用板9と同様に、後端縁(
図16中上端縁)の
図16中左右両側には舌状差込部205がそれぞれ形成されていて、前方の左右端縁(
図16中下側の左右両側の縁)にはそれぞれT字状係止部207が設けられている。
又、上記調理用板203の前方側(
図16中下側)であって、左右方向両側にはそれぞれ一文字状窓口209が設けられている。又、2個の上記一文字状窓口209の間には別の一文字状窓口211が1個設けられている。又、上記調理用板203の側面側(
図16中左右方向)両側の縁部にはそれぞれ端部貫通用スリット212が設けられている。端部貫通用スリット212の
図16中上下方向の位置は上記一文字状窓口209、211と同じである。
又、上記調理用板203の中央には、
図16中左右方向に2列で、
図16中上下方向に複数配置されたスリット213が形成されている。
【0032】
上記調理用板203は、舌状差込部205が背面用板5の
図14中上端縁の係合凹部39に係合され、T字状係止部207が側面用板3の
図14中最も上側の逆L字状鈎部11の係合凹部15に係合されて設置される。
【0033】
上記焚き火台ベース201も、前記第2の実施の形態による焚き火台ベース101と同様の作用と効果を奏する。加えて、調理用板203も設置されているので、
図14に示すように、上記調理用板203に鍋221を載置して調理を行うこともできる。
【0034】
次に、
図17乃至
図20を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。この第4の実施の形態による焚き火台ベース301は、
図17、
図18に示すように、2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、平面用板としての1枚の火元用板303、平面用板としての2枚の調理用板9、2枚の横梁用板305から構成される。
【0035】
前記第1の実施の形態の場合と同様に、上記2枚の側面用板3と上記1枚の背面用板5によって平面視コ字状枠体71が構成されている。
上記火元用板303は、
図19(a)に示すように、前記第3の実施の形態の場合の調理用板203と同様に、後端縁(
図19(a)中上端縁)の
図16中左右両側には舌状差込部307がそれぞれ形成されていて、前方の左右端縁(
図19(a)中下側の左右両側の縁)にはそれぞれT字状係止部309が設けられている。
又、上記火元用板303の前方側(
図19(a)中下側)であって、左右方向両側にはそれぞれ一文字状窓口311が設けられている。又、上記2個の一文字状窓口311の間には別の一文字状窓口313が1個設けられている。
又、上記火元用板303の前方側(
図19(a)中下側)であって、側面側(
図19(a)中左右方向)縁部にはそれぞれ端部貫通用スリット310が設けられている。上記端部貫通用スリット310の
図19(a)中上下方向の位置は一文字状窓口311、313と同じである。
又、上記火元用板303の後方側(
図19(a)中上側)であって、左右方向両側にはそれぞれ一文字状窓口314が設けられている。又、上記2個の一文字状窓口314の間には別の一文字状窓口315が1個設けられている。
又、上記火元用板303の後方側(
図19(a)中上側)であって、側面側(
図19(a)中左右方向)縁部にはそれぞれ端部貫通用スリット316が設けられている。上記端部貫通用スリット316の
図19中上下方向の位置は一文字状窓口314、315と同じである。
又、上記火元用板303の中央には、
図19(a)中上下方向に配置された2個の貫通孔317が設けられている。
又、上記火元用板303の
図19(a)中左右両側端縁にはそれぞれ2個ずつ棚板止め用板貫通部319が設けられている。
【0036】
上記火元用板303は、舌状差込部307が背面用板5の
図17中一番下の横一文字状窓口35に挿入され、T字状係止部309が
図17中一番下の逆L字状鈎部11の係合凹部15に係合されて設置される。
上記2個の調理用板9の内の一方は
図17中下から2段目に設置され、上記2個の調理用板9の内の他方は立てた状態で平面視コ字状枠体71の前方側(
図17中左下側)に設置される。上記2個の調理用板9の内の他方は、T字状係止部57を上記側面用板3の最も前方側(
図17中左下側)の係合凹部23に係合させ、舌状差込部53を上記2個の調理用板9の内の一方の一文字状窓口66に挿入され、舌状差込部55を上記2個の調理用板9の内の一方の一文字状窓口68に挿入されて設置される。
【0037】
横梁用板305は、
図19(b)に示すように、
図19(b)中左右方向両端側であって
図19中下側に、それぞれ2個ずつの取り付け用係合溝321が形成されている。又、上記横梁用板305の
図19(b)中上側には調理器具係合凹部323が設けられている。
上記横梁用板305は、上記背面用板5と上記2個の調理用板9の内の他方に跨って設置される。上記横梁用板305の内側の2個の取り付け用係合溝321の内の一方が上記背面用板5の係合凹部37の1個に係合され、上記横梁用板305の内側の2個の取り付け用係合溝321の内の他方が上記調理用板9の係合凹部65のうち上記横梁用板305の内側の2個の取り付け用係合溝321の一方が係合された係合凹部37に対向する位置にある係合凹部65に係合される。
【0038】
又、
図20に示すように、上記横梁用板305の内側の2個の取り付け用係合溝321の内の一方が上記背面用板5の係合凹部41の1個に係合され、上記横梁用板305の内側の2個の取り付け用係合溝321の内の他方が上記調理用板9の係合凹部61のうち上記横梁用板305の内側の2個の取り付け用係合溝321の一方が係合された係合凹部41に対向する位置にある係合凹部61に係合される場合もある。この場合、
図19に示す場合に比べて、
図20に示す場合の方が、上記横梁用板305間の距離が大きい。
【0039】
次に、この第4の実施の形態による作用について説明する。
この場合も、前記第1の実施の形態、第2の実施の形態と同様、焚き火台ベース301を2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、平面用板としての1枚の火元用板303、平面用板としての2枚の調理用板9、2枚の横梁用板305に分解して、収納したり運搬したりする。
【0040】
上記焚き火台ベース301を使用する場合は、例えば、火元として薪331を上記2枚の調理用板9の他方の上に載置して上記焚き火台ベース301内に収容し、上記2個の横梁用板305に跨って食材を刺した調理器具としての串333等を設置して調理を行う。
【0041】
この第4の実施の形態の場合も、前記第1の実施の形態、第2の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0042】
次に、
図21乃至
図24を参照して本発明の第5の実施の形態について説明する。
この第5の実施の形態による焚き火台ベース401は、
図21乃至
図23に示すように、2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、平面用板としての1枚の支持板7、平面用板としての2枚の火元用板103、平面用板としての1枚の火元用板203、4枚の棚板止め用板403から構成される。
【0043】
前記第1の実施の形態の場合と同様に、上記2枚の側面用板3と上記1枚の背面用板5によって平面視コ字状枠体71が構成されている。上記支持板7も前記第1の実施の形態の場合と同様に
図21中一番下の段に設置されている。
上記2枚の火元用板103は垂直方向(
図21中上下方向)に立てた状態で、前後方向両端側にそれぞれ設置される。上記2枚の火元用板103の一方は、T字状係止部107を側面用板3の最も前方側(
図21中左下側)の係合凹部23に係合され、舌状差込部105を上記支持板7の前方側(
図21中左下側)の舌状差込部用凹部49に差し込まれて設置される。又、上記2枚の火元用板103の一方の
図21中上端側の左右両側の端部は端部貫通用スリット310を貫通して配置されている。上記2枚の火元用板103の一方は、上記焚き火台ベース401の前方側の取り外し可能なカバとして機能する。
上記2枚の火元用板103の他方は、T字状係止部107を側面用板3の最も後方側(
図21中右上側)の係合凹部23に係合され、舌状差込部105を上記支持板7の後方側(
図21中左下側)の舌状差込部用凹部51に差し込まれて設置される。又、上記2枚の火元用板103の他方の
図21中上端側の左右両側の端部は端部貫通用スリット316を貫通して配置されている。
【0044】
上記棚板止め用板403は、例えば、
図24に示すように、
図24中上下方向に延長された板状の部材である。上記棚板止め用板403の
図24中上端側は
図24中下側に折り返されて鈎部405となっている。上記棚板止め用板403には全体にわたって、鈎部405の折り返し方向とは逆向き(
図24中右側)に複数の棚板支持用凸部407が突出されて形成されている。
【0045】
上記棚板止め用板403は、上記棚板支持用凸部407を平面視コ字状枠体71の内側に向けた状態で、上記側面用板3の係合凹部23の内の内側に配置された2個の係合凹部23に鈎部405を係合させて取り付けられる。
図23(b)に示すように、上記棚板止め用板403の下端側(
図23中下側)は上記支持板7の棚板止め用板貫通部47を貫通している。
【0046】
平面用板としての1枚の火元用板203は、上記焚き火台ベース401の上側の蓋として、
図21中最も上に設置される。上記火元用板203のT字状係止部309は上記側面板3の
図21中最も上側の逆L字状鈎部11の係合凹部15に係合され、上記火元用板303の舌状差込部307は背面用板5の係合凹部39に係合される。又、前方側(
図21中左下側)に立てて設置した上記火元用板103の舌状差込部105は上記火元用板303の対応する一文字状窓口311に挿入され、後方側(
図21中右上側)に立てて設置した上記火元用板103の舌状差込部105は上記火元用板303の対応する一文字状窓口314に挿入される。
上記火元用板303は着脱可能で、上記火元用板303と上記2枚の火元用板103の一方を除去することで、
図23(b)に示すような上記焚き火台ベース401内部へのガスバーナ411の設置と除去、皿415、網413の設置と除去を行うことができるようになっている。上記皿415、網413は、上記棚板止め用板403の棚板支持用凸部407によって支持される。
【0047】
次に、この第5の実施の形態による作用について説明する。
この場合も、前記第1の実施の形態、第2の実施の形態と同様、焚き火台ベース401を2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、平面用板としての1枚の支持板7、平面用板としての2枚の火元用板103、平面用板としての1枚の火元用板303、4枚の棚板止め用板403に分解して、収納したり運搬したりする。
【0048】
上記焚き火台ベース401は、上記火元用板303と上記2枚の火元用板103の一方を除去した状態で、上記焚き火台ベース401内部へのガスバーナ411と除去、皿415、網413を載置する棚や網の設置と除去が行われる。又、上記2枚の火元用板103の一方を前方側のカバとして、上記火元用板303を蓋として設置した状態で調理を行う。
又、上記焚き火台ベース401は、上記火元用板303、上記2枚の火元用板103の一方、2枚の側面用板3、1枚の背面用板5によって、前面側、背面側、上方、及び、側面側が囲われているため、例えば、蒸し器のように使用される場合もある。
【0049】
この第5の実施の形態の場合も、前記第1の実施の形態、第2の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0050】
次に、
図25と
図26を参照して本発明の第6の実施の形態を説明する。
この第6の実施の形態による焚き火台ベース501は、
図25、
図26に示すように、2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、平面用板としての2枚の調理用板9、1枚の調理用板203から構成される。
【0051】
上記2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、平面用板としての2枚の調理用板9は、第4の実施の形態と同様に組み合わされる。
前記第3の実施の形態の場合と同様にして、上記1枚の調理用板203が上記焚き火台ベース501の
図25中一番上側に設置される。このとき、上記2枚の調理用板9のうち、立てた状態で設置したものの舌状差込部55は上記調理用板203の一文字状窓口211に挿入され、舌状挿入部53は上記調理用板203の対応する一文字状窓口209に挿入される。
【0052】
この第6の実施の形態の場合も、前記第4の実施の形態と同様の作用と効果を奏する。
【0053】
次に、
図27乃至
図31を参照して本発明の第7の実施の形態を説明する。この第7の実施の形態による焚き火台ベース601は、
図27乃至
図29に示すように、3枚の側面用板3、2枚の背面用板5、平面用板としての1枚の火元用板103、平面用板としての1枚の調理用板203、平面用板としての3枚の調理用板9、2枚の支持板7から構成される。
【0054】
上記3枚の側面用板3と2枚の背面用板5によって2連設枠体603が構成される。上記2連設枠体603は、中央の側面用板3の後端側(
図27中右上側)の左右方向両側にそれぞれ上記背面用板5を設置し、
図27中右側の上記背面用板5の
図27中右側に側面用板3を設置し、
図27中左側の上記背面用板5の
図27中左側に側面用板3を設置して構成される。
図30に示すように、
図30中左側の背面用板5の縦一文字状窓口31が中央の側面用板3の対応するL字状鈎部19と係合されていて、
図30中右側の背面用板5の縦一文字状窓口33が上記中央の側面用板3の残りのL字状鈎部19と係合されている。
図28中左端側の側面用板3は
図28中左側の背面用板5の縦一文字状窓口33にL字状鈎部19が係合されて設置されていて、
図28中右端側の側面用板3は
図28中右側の背面用板5の縦一文字状窓口31にL字状鈎部19が係合されて設置されている。
【0055】
上記2連設枠体603の
図27中右側内部には、1枚の調理用板203、2枚の調理用板9、1枚の火元用板103、及び、1枚の支持板7が、第3の実施の形態の場合と同様に設置されている。又、上記2連設枠体603の
図27中左側内部には、1枚の調理用板9及び1枚の支持板7が、第1の実施の形態の場合と同様に設置されている。
【0056】
この第7の実施の形態の場合は、上記焚き火台ベース601は
図27中右側部分で第3の実施の形態における焚き火台ベース201と同様の調理を行うことができるとともに、上記焚き火台ベース601は
図27中左側部分で第1の実施の形態における焚き火台ベース1と同様の調理を行うことができる。
又、上記焚き火台ベース601を、3枚の側面用板3、2枚の背面用板5、1枚の火元用板103、1枚の調理用板203、3枚の調理用板9、2枚の支持板7に分解して、容易に保管や持ち運びが可能である。
又、
図31に示すように、第1の実施の形態による焚き火台ベース1と同様、上記調理用板9の
図31中の高さ方向の位置を任意に選択することも可能である。
【0057】
次に、
図32と
図33を参照して本発明の第8の実施の形態を説明する。この第8の実施の形態による焚き火台ベース701は、前記第7の実施の形態による焚き火台ベース601と略同様の構成であるが、
図32中右側が第2の実施の形態による焚き火台ベース101と同様の構造になっており、
図32中左側が第5の実施の形態による焚き火台ベース401と同様の構造になっている。
【0058】
この第8の実施の形態による焚き火台ベース701は、
図32中右側で第2の実施の形態による焚き火台ベース101と同様の調理を行うことができるとともに、
図32中左側で第5の実施の形態による焚き火台ベース401と同様の調理を行うことができるようになっている。
【0059】
次に、
図34を参照して本発明の第9の実施の形態を説明する。この第9の実施の形態による焚き火台ベース801は、前記第7の実施の形態による焚き火台ベース601と略同様の構成であるが、
図34中右側が第2の実施の形態による焚き火台ベース101と同様の構造になっており、
図34中左側が第4の実施の形態による焚き火台ベース301と同様の構造になっている。
【0060】
この第9の実施の形態による焚き火台ベース801は、
図34中右側で第2の実施の形態による焚き火台ベース101と同様の調理を行うことができるとともに、
図34中左側で第4の実施の形態による焚き火台ベース301と同様の調理を行うことができるようになっている。
【0061】
次に、
図35及び
図36を参照して本発明の第10の実施の形態を説明する。この第10の実施の形態による焚き火台ベース901は、
図35に示すように、前記第3の実施の形態による焚き火台ベース201と略同様の構成であるが、更に、焚き火用小窓用板903が設置されている。
【0062】
図36に示すように、上記焚き火用小窓用板903の
図36中下端縁の
図37中左右両側には舌状差込部905がそれぞれ形成されている。又、上記焚き火用小窓用板903の
図36中上端側の
図36中左右端縁にはそれぞれ
図37中下側に折り返された鉤状係止部907が設けられている。
又、上記焚き火用小窓用板903の
図36中上端縁の
図36中左右方向中央には2個の溝状の係合凹部909が設けられていて、上記焚き火用小窓用板903の
図36中上端縁の
図36中左右方向両端にはそれぞれ1個ずつの溝状の係合凹部911が設けられている。又、上記焚き火用小窓用板903の
図36中上端縁であって、上記係合凹部909と上記係合凹部911の間にはそれぞれ係合凹部913が設けられている。上記係合凹部913の底部(
図36中下側)には溝状の係合凹部915が設けられている。又、上記焚き火用小窓用板903の
図36中上端縁であって、上記係合凹部911よりも外側には係合凹部917が設けられている。
又、上記焚き火用小窓用板903の内側部分には小窓919が設けられている。
上記係合凹部913の間には舌状挿入部921が設けられている。上記2個の溝状の係合凹部909は上記舌状挿入部921に設けられている。又、上記係合凹部913と隣接する係合凹部917の間にはそれぞれ舌状挿入部923が設けられている。上記溝状の係合凹部911は上記舌状挿入部923に設けられている。
【0063】
2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、平面用板としての1枚の支持板7、平面用板としての2個の調理用板9と、平面板としての火元用板103、調理用板203は、前記第3の実施の形態の場合と同様に平面視コ字状枠体71に設置されているが、上記支持板7は一番下の段に設置され、上記調理用板9は下から2段目と10段目に設置され、上記火元用板103は下から8段目に設置されている。
【0064】
上記焚き火用小窓用板903は、上記鉤状係止部907を上記側面板3の最も前方側(
図35中左下側)の係合凹部23に係合され、舌状差込部905が
図35中上側の調理用板9の一文字状窓口66に挿入されて設置される。
上記焚き火用小窓用板903の舌状挿入部921は上記調理用板203の一文字状窓口211に挿入され、上記焚き火用小窓用板903の舌状挿入部923は上記調理用板203の対応する一文字状窓口209に挿入される。
【0065】
この第10の実施の形態による焚き火台ベース901は、前記第3の実施の形態における焚き火台ベース201と同様の作用と効果を奏するほか、焚き火用小窓用板903によって、調理用板203と
図35中上側の調理用板9の間の空間の前面側(
図35中左下側)に窓を設けることができる。
【0066】
次に、
図37と
図38を参照して本発明の第11の実施の形態について説明する。この第11の実施の形態による焚き火台ベース1001は、
図37、
図38に示すように、2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、平面用板としての1枚の支持板7、平面用板としての2枚の火元用板103、平面用板としての1枚の火元用板303、2枚の横梁用板305から構成される。
【0067】
前記第5の実施の形態の場合と同様に、上記2枚の側面用板3と上記1枚の背面用板5によって平面視コ字状枠体71が構成されている。上記支持板7も前記第1の実施の形態の場合と同様に
図21中一番下の段に設置されている。
上記2枚の火元用板103は垂直方向(
図37中上下方向)に立てた状態で、前後方向両端側にそれぞれ設置される。上記2枚の火元用板103の一方は、上記焚き火台ベース401の前方側の取り外し可能なカバとして機能する。
上記2枚の火元用板103の他方は、T字状係止部107を側面用板3の最も後方側(
図37中右上側)の係合凹部23に係合され、舌状差込部105を上記支持板7の後方側(
図37中左下側)の舌状差込部用凹部51に差し込まれて設置される。又、上記2枚の火元用板103の他方の
図37中上端側の左右両側の端部は端部貫通用スリット316を貫通して配置されている。
【0068】
上記横梁用板305は、上記2枚の側面用板3に跨って設置される。上記横梁用板305の外側の2個の取り付け用係合溝321の内の一方が上記2枚の側面用板3の一方の係合凹部23に係合され、上記横梁用板305の外側の2個の取り付け用係合溝321の内の他方が上記2枚の側面用板3の他方の係合凹部23に係合される。
【0069】
平面用板としての1枚の火元用板303は、上記焚き火台ベース1001の上側の蓋として、
図37中最も上に着脱可能に設置される。
【0070】
次に、この第5の実施の形態による作用について説明する。
この場合も、前記第1の実施の形態、第2の実施の形態と同様、焚き火台ベース1001を2枚の側面用板3、1枚の背面用板5、平面用板としての1枚の支持板7、平面用板としての2枚の火元用板103、平面用板としての1枚の火元用板303、2枚の横梁用板305に分解して、収納したり運搬したりする。
【0071】
上記焚き火台ベース1001は、上記火元用板303と上記2枚の火元用板103の一方を除去した状態で、上記焚き火台ベース401内部への図示しないガスバーナ、皿等の調理器具の設置と除去が行われる。又、上記2枚の火元用板103の一方を前方側のカバとして、上記火元用板303を蓋として設置した状態で調理を行う。
又、上記焚き火台ベース1001は、上記火元用板303、上記2枚の火元用板103の一方、2枚の側面用板3、1枚の背面用板5によって、前面側、背面側、上方、及び、側面側が囲われているため、
図38に示すように、例えば、燻製器のように使用される場合もある。その際、上記横梁用板305には食材1003が吊るされる。又、上記火元用板303の貫通孔317は、図示しない温度計を上記焚き火台ベース1001内に挿入する際に用いられる。
【0072】
この第11の実施の形態の場合も、前記第1の実施の形態、第2の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0073】
本発明は前記第1乃至第11の実施の形態に限定されない。
調理用板等の配置、使用する調理用板等の枚数や組み合わせにはさまざまな場合が考えられる。又、共に使用される調理器具の種類には様々なものが考えられる。
又、調理用板の貫通部の形状や個数や配置にはさまざまな場合が考えられる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
【産業上の利用可能性】
【0074】
本発明は、焚き火台ベースベースに係り、特に、前面側を開放とした平面視コ字状の焚き火台ベースベースの基本構造を強固な状態で提供することができ、その基本構造を使用して複数段に火元を確保して複数の調理を同時に行うことができる構成を、簡単な構成及び簡単な作業で提供することができるように工夫したものに関し、例えば、キャンプ用の焚き火台ベースに好適である。
【符号の説明】
【0075】
1 焚き火台ベース
3 側面用板
5 背面用板
7 支持板(平面用板)
9 調理用板(平面用板)
11 逆L字状鈎部
13 逆L字状鈎部
19 L字状鈎部
31 縦一文字状窓口
33 縦一文字状窓口
35 横一文字状窓口
49 一文字状窓口
51 一文字状窓口
53 舌状差込部
55 舌状差込部
66 一文字状窓口
68 一文字状窓口
71 平面視コ字状枠体
101 焚き火台ベース
201 焚き火台ベース
209 一文字状窓口
211 一文字状窓口
301 焚き火台ベース
305 横梁用板
401 焚き火台ベース
501 焚き火台ベース
601 焚き火台ベース
701 焚き火台ベース
801 焚き火台ベース
901 焚き火台ベース
1001 焚き火台ベース