IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ フェニックス電機株式会社の特許一覧

特開2024-42618光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法
<>
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図1
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図2
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図3
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図4
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図5
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図6
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図7
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図8
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図9
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図10
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図11
  • 特開-光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法 図12
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024042618
(43)【公開日】2024-03-28
(54)【発明の名称】光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20160101AFI20240321BHJP
   F21V 29/83 20150101ALI20240321BHJP
   G03F 7/20 20060101ALI20240321BHJP
   F21Y 101/00 20160101ALN20240321BHJP
【FI】
F21S2/00 312
F21V29/83
G03F7/20 521
G03F7/20 501
F21Y101:00 300
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022147465
(22)【出願日】2022-09-15
(71)【出願人】
【識別番号】510138741
【氏名又は名称】フェニックス電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147706
【弁理士】
【氏名又は名称】多田 裕司
(72)【発明者】
【氏名】谷田 敏昭
(72)【発明者】
【氏名】池田 富彦
【テーマコード(参考)】
2H197
【Fターム(参考)】
2H197CA01
2H197CA05
2H197CA13
2H197CA15
2H197HA03
(57)【要約】
【課題】フレームに対するカセットの位置決めを簡便かつ正確に行うことができ、かつ、各光源の正面からの冷却風が背面まで回り込み易くすることができる光源装置を提供する。
【解決手段】光源装置10を、複数の光源12と、複数の光源12が取り付けられる複数の光源取付孔20を有するカセット14と、複数のカセット14が取り付けられる複数のカセット取付部22を有するフレーム16と、複数のカセット14をそれぞれワンタッチでフレーム16に取り付ける取付構造体18とで構成する。複数のカセット14は、取付構造体18により、カセット取付部22に対して隙間Aが存在する状態で取り付けられる。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の光源と、
複数の前記光源が取り付けられる複数の光源取付孔を有するカセットと、
複数の前記カセットが取り付けられる複数のカセット取付部を有するフレームと、
複数の前記カセットをそれぞれワンタッチで前記フレームに取り付ける取付構造体とを備える光源装置であって、
複数の前記カセットは、前記取付構造体により、前記カセット取付部に対して隙間が存在する状態で取り付けられる
光源装置。
【請求項2】
前記カセットおよび前記フレームの少なくとも一方における、前記取付構造体の一部の取付け高さを調節する調節部材をさらに備えている
請求項1に記載の光源装置。
【請求項3】
前記カセット取付部から所定の離間距離で前記カセットを支持する位置決め凸部をさらに備えている
請求項1に記載の光源装置。
【請求項4】
前記位置決め凸部の高さを調節する位置決め凸部調節部材をさらに備えている、
請求項3に記載の光源装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の光源装置と、
複数の前記光源からの光を収束および平行化する光学系とを備える
露光装置。
【請求項6】
複数の前記光源からの光軸は、それぞれ、前記光学系における光学系光軸と交差する
請求項5に記載の露光装置。
【請求項7】
前記光源として配光角の狭い光源を選択し、
複数の前記光源からの光軸が、それぞれ、前記光学系における光学系光軸と交差する位置にターゲットを配設し、
複数の前記光源からの光が前記ターゲットに集中するように前記フレームに対する前記カセットの取付位置を調節する
カセットの取付位置調節方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源の光軸を簡便かつ正確に位置決めできる光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従前より、半導体等を製造する際に使用される露光装置の光源装置に、複数の光源を用いることが知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1に開示された光源装置は、複数の光源が取り付けられるカセットと、複数のこのカセットが取り付けられるフレームとを備えており、フレームに対してカセットを正しく取り付けることにより、カセットに取り付けられている各光源から放射される光軸が設計通りの正しい方向を向くようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2012-113270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された光源装置の場合、フレームに形成されたカセット嵌挿面に対してカセットに形成されたフレーム当接面を当接させる、つまり、「面当り」させることによって位置決めがなされていた。
【0006】
このため、フレームのカセット嵌挿面やカセットのフレーム当接面の面精度が悪い場合や、フレームとカセットとの間に異物が挟まった場合等には、カセットにがたつきが生じ、当該カセットを適切な位置で固定できないという問題があった。
【0007】
加えて、フレームに対してカセットが「面当り」していると、カセットに取り付けられた各光源の正面(光の照射面)からの冷却風が各光源の背面(電源配線等側)に回り込み難くなることから、各光源への電源配線(リードハーネス)等に熱劣化が生じて、最悪の場合は、配線が短絡する危険性があった。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、フレームに対するカセットの位置決めを簡便かつ正確に行うことができ、かつ、各光源の正面からの冷却風が背面まで回り込み易くすることができる光源装置、それを用いた露光装置、および、カセットの取付位置調節方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一局面によれば、
複数の光源と、
複数の前記光源が取り付けられる複数の光源取付孔を有するカセットと、
複数の前記カセットが取り付けられる複数のカセット取付部を有するフレームと、
複数の前記カセットをそれぞれワンタッチで前記フレームに取り付ける取付構造体とを備える光源装置であって、
複数の前記カセットは、前記取付構造体により、前記カセット取付部に対して隙間が存在する状態で取り付けられる
光源装置が提供される。
【0010】
好適には、
前記カセットおよび前記フレームの少なくとも一方における、前記取付構造体の一部の取付け高さを調節する調節部材をさらに備えている。
【0011】
好適には、
前記カセット取付部から所定の離間距離で前記カセットを支持する位置決め凸部をさらに備えている。
【0012】
好適には、
前記位置決め凸部の高さを調節する位置決め凸部調節部材をさらに備えている、
【0013】
本発明の他の局面によれば、
上述した光源装置と、
複数の前記光源からの光を収束および平行化する光学系とを備える
露光装置が提供される。
【0014】
好適には、
複数の前記光源からの光軸は、それぞれ、前記光学系における光学系光軸と交差する。
【0015】
本発明の別の局面によれば、
上述した露光装置において、
前記光源として配光角の狭い光源を選択し、
複数の前記光源からの光軸が、それぞれ、前記光学系における光学系光軸と交差する位置にターゲットを配設し、
複数の前記光源からの光が前記ターゲットに集中するように前記フレームに対する前記カセットの取付位置を調節する
カセットの取付位置調節方法が提供される、
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、複数の前記カセットは、前記取付構造体により、ワンタッチで前記カセット取付部に対して隙間が存在する状態で取り付けられる。これにより、フレームに対するカセットの位置決めを簡便かつ正確に行うことができ、かつ、カセットとフレームとの間に隙間が存在することにより、各光源の正面からの冷却風が背面まで回り込み易くすることができる光源装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】実施形態に係る露光装置100を示す図である。
図2】本発明が適用された光源装置10を示す図である。
図3】他の実施例に係る光源装置10を示す図である。
図4】一例に係る取付構造体18を示す図である。
図5】取付構造体18のキャッチ部材34を示す図である。
図6】他の実施例に係る取付構造体18を示す図である。
図7】他の実施例に係る取付構造体18を示す図である。
図8】さらに別の実施例に係る取付構造体18を示す図である。
図9】1箇所のカセット取付部22における取付構造体18の配置例を示す図である。
図10】1箇所のカセット取付部22における取付構造体18および位置決め凸部72の配置例を示す図である。
図11】1箇所のカセット取付部22における取付構造体18および位置決め凸部72の配置例を示す図である。
図12】1箇所のカセット取付部22における取付構造体18および位置決め凸部72の配置例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
(露光装置100・光源装置10の構成)
本実施形態に係る露光装置100は、図1に示すように、大略、光源装置10と、光学系110とで構成されている。
【0019】
光源装置10は、図2に示すように、大略、光源12と、カセット14と、フレーム16と、取付構造体18とで構成されている。
【0020】
光源12は、露光等に必要な波長の光Lを放射するものであり、例えば、高圧放電灯、LED、有機EL、白熱灯等が考えられる。なお、本実施形態では、光源12として高圧放電灯が使用されている。
【0021】
カセット14は、複数の光源12が取り付けられる複数の光源取付孔20を有する略矩形状の板状部材である。本実施形態に係るカセット14には9つの光源取付孔20が形成されているが、ひとつのカセット14における光源取付孔20の数は、特に限定されるものではない。
【0022】
フレーム16は、複数のカセット14が取り付けられる略矩形状の部材であり、複数のカセット取付部22が形成されている。本実施形態に係るフレーム16には4つのカセット取付部22が形成されているが、ひとつのフレーム16におけるカセット取付部22の数は、特に限定されるものではない。
【0023】
各カセット取付部22について説明する。各カセット取付部22は、カセット14の外形とほぼ同じ形状の嵌込孔24を有しており、この嵌込孔24にカセット14が嵌め込まれる。さらに、嵌込孔24の底部には、光源取付孔20が形成されたカセット14の正面周縁部が当接する周縁当接部26が形成されており、この周縁当接部26とカセット14とが取付構造体18を介して当接するようになっている。
【0024】
また、嵌込孔24における周縁当接部26よりも内側は開口28になっており、カセット14に取り付けられた複数の光源12からの光Lがこの開口28を通して外部に放射されるようになっている。
【0025】
なお、カセット取付部22は本実施形態に限定されるものでなく、例えば、図3に示すように、カセット14の外形よりもやや小さい開口28をフレーム16に形成し、当該開口28の周縁部30とカセット14とが取付構造体18を介して当接するようにしてもよい。
【0026】
取付構造体18は、カセット14をフレーム16における所定の位置に取り付けるための部材である。この取付構造体18は、カセット14をワンタッチでフレーム16に取り付けられること、および、図4に示すように、カセット14をカセット取付部22に対して隙間Aが存在する状態で取り付けられることに特徴を有している。
【0027】
取付構造体18の一例として、図4に示すものが考えられる。この取付構造体18は、受け部材32と、キャッチ部材34とに分かれており、受け部材32がフレーム16のカセット取付部22に取り付けられ、キャッチ部材34がカセット14に取り付けられる。
【0028】
受け部材32は、略板状の受け部材本体部36と、受け部材本体部36の中央部から突設された受け部38とを有している。
【0029】
キャッチ部材34は、図5に示すように、略板状のキャッチ部材本体部40と、このキャッチ部材本体部40から互いに所定の間隔をあけて突設された一対のキャッチ部42とを有している。
【0030】
キャッチ部42は、相手側のキャッチ部42に向かう面に形成されたボール出没穴44と、このボール出没穴44から出没自在に配置されたボール46と、当該ボール46が出る方向に押圧する押圧部材48とを有している。
【0031】
このような取付構造体18により、キャッチ部材34における一対のボール46の間に受け部材32の受け部38を押し込んでいくことにより、一対のボール46の間で受け部38が固定される。これにより、工具等を使用する事無く、ワンタッチで脱着が可能になり、かつ、隙間Aが存在する状態でカセット14をフレーム16に固定することができる。
【0032】
取付構造体18はこれに限定されるものではなく、例えば図6に示すように、内側嵌挿孔50を有する略筒状の受け部材本体部36で受け部材32を構成し、キャッチ部材34を、内側空間52を有する略筒状のキャッチ部材本体部40と、その内側空間52内で摺動可能に配設されたピン部材54と、そのピン部材54を図中上方に付勢するピン付勢部材56と、複数の係止球58とで構成してもよい。
【0033】
キャッチ部材34におけるキャッチ部材本体部40の先端部には、複数の係止球58が外面に出没可能な係止球移動孔60が形成されている。また、ピン部材54の先端部の外径は、基本的に、キャッチ部材本体部40の先端部における内径とほぼ同じに形成されている。さらに、ピン部材54の先端部の一部分は係止球58が嵌まり込む凹所62が形成されている。加えて、ピン付勢部材56からの押圧力に抗してピン部材54を図中下方に押し下げた状態で係止球移動孔60の位置に凹所62の位置が一致するように設定している。
【0034】
これにより、ピン付勢部材56から付勢力に抗してピン部材54を図中下方に押し下げた状態で各係止球58がピン部材54の凹所62に入るので、当該係止球58はキャッチ部材本体部40の先端周面に露出しなくなる。この状態で、キャッチ部材本体部40の先端部を受け部材本体部36の内側嵌挿孔50に嵌挿する。
【0035】
然る後、ピン部材54の押し下げを解除すると、図7に示すように、ピン付勢部材56からの付勢力によってピン部材54における凹所62の位置が係止球移動孔60の位置からずれるので、各係止球58がキャッチ部材本体部40の先端周面から露出し、受け部材本体部36の内側嵌挿孔50に形成された係止部61に当該係止球58が引っかかる。この結果、キャッチ部材本体部40が内側嵌挿孔50に嵌挿された状態が維持される。
【0036】
このような取付構造体18であっても、ワンタッチ、かつ、隙間Aが存在する状態でカセット14をフレーム16に固定することができる。
【0037】
取付構造体18のさらに別の例として、図8に示すように、受け部材32を板バネで形成し、内側嵌挿孔50を先端にいくほど小径となるように設定する。そして、キャッチ部材34を、太径の先端部64と、細径の軸部66と、先端部64と軸部66との間の段部68とで構成する。
【0038】
これにより、受け部材32の内側嵌挿孔50にキャッチ部材34を嵌挿していくと、キャッチ部材34の段部68が内側嵌挿孔50の最細部70を越えたところで受け部材32とキャッチ部材34とが互いに係合する。
【0039】
このような取付構造体18であっても、ワンタッチ、かつ、隙間Aが存在する状態でカセット14をフレーム16に固定することができる。
【0040】
次に、取付構造体18の配置について説明する。図9に示すように、カセット14における四隅に対応する位置に、それぞれ取付構造体18を配置するのが基本となる。
【0041】
このように四隅のすべてに取付構造体18を配置してもよいが、図10に示すように、四隅のうちの1箇所のみに取付構造体18を配置し、残りの3箇所には、カセット取付部22から所定の離間距離でカセット14を支持する位置決め凸部72を配置してもよい。
【0042】
また、図11に示すように、四隅のうち、対角線上にある一組(2箇所)の位置に取付構造体18を配置し、残りの一組の位置に位置決め凸部72を配置してもよい。さらに、図12に示すように、カセット14の外形を構成する1つの辺の両端部に取付構造体18を配置し、この辺に対向する辺の中央部に位置決め凸部72をひとつ配置してもよい。
【0043】
ここまで説明した取付構造体18および位置決め凸部72の配置はあくまで例示であり、5つ以上の取付構造体18および位置決め凸部72を配置してもよい。
【0044】
また、カセット14およびフレーム16の少なくとも一方における、取付構造体18の一部の取付け高さを調節する調節部材(例えば、高さ調節用のシム等)を設けてもよい。
【0045】
さらに、位置決め凸部の高さを調節する位置決め凸部調節部材(例えば、高さ調節用のシム等)を設けてもよい。
【0046】
図1に戻り、光学系110は、上述した複数の光源12からの光Lを収束および平行化するための部材であり、複数の反射鏡・インテグレータレンズ・凹面鏡等で構成されている。なお、図1に示す光学系110は単なる例示であり、これに限定されるものではない。
【0047】
また、複数の光源12からの光軸CLが、それぞれ、光学系110における光学系光軸MCLのほぼ同じ位置で交差するように当該光学系110を設定するのがよい。
【0048】
具体的には、光源12として配光角の狭い光源を選択し、複数の光源12からの光軸CLが、それぞれ、光学系110における光学系光軸MCLと交差する位置にターゲットTを配設し、複数の光源12からの光LがターゲットTに集中するようにフレーム16に対するカセット14の取付位置を調節する。
【0049】
(実施形態に係る光源装置10の特徴)
上述した実施形態に係る光源装置10によれば、複数のカセット14が、取付構造体18により、ワンタッチでカセット取付部22に対して隙間Aが存在する状態で取り付けられる。これにより、フレーム16に対するカセット14の位置決めを簡便かつ正確に行うことができ、かつ、カセット14とフレーム16との間に隙間Aが存在することにより、各光源12の正面からの冷却風が背面まで回り込み易くすることができる光源装置10を提供することができる。
【0050】
上記実施形態における取付構造体18では、受け部38やピン部材54のような凸状の構造体が固定される形態となっているが、これに変えて、カセット14およびフレーム16の一方に取り付けた位置決め凸部72と、カセット14およびフレーム16の他方に形成した凹部とでフレーム16に対するカセット14の位置決めが完了している状態で、クランプレバーやレバーストッパーといった別の部材によってフレーム16にカセット14を固定してもよい。
【0051】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0052】
10…光源装置、12…光源、14…カセット、16…フレーム、18…取付構造体
20…光源取付孔、22…カセット取付部、24…嵌込孔、26…周縁当接部、28…開口、30…周縁部
32…受け部材、34…キャッチ部材、36…受け部材本体部、38…受け部、40…キャッチ部材本体部、42…キャッチ部、44…ボール出没穴、46…ボール、48…押圧部材、50…内側嵌挿孔、52…内側空間、54…ピン部材、56…ピン付勢部材、58…係止球、60…係止球移動孔、61…係止部、62…凹所、64…先端部、66…軸部、68…段部、70…最細部、72…位置決め凸部
100…露光装置、110…光学系
L…光、T…ターゲット、CL…光軸、MCL…光学系光軸、A…隙間
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12