(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024004264
(43)【公開日】2024-01-16
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/1053 20230101AFI20240109BHJP
【FI】
G06Q10/10 322
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022103848
(22)【出願日】2022-06-28
(71)【出願人】
【識別番号】515226515
【氏名又は名称】むすび株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】深澤 了
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA20
(57)【要約】
【課題】ユーザが、理想的な採用対象者を採用するための方針を容易に作成可能な技術を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、制御部を備える。制御部は、次の各ステップを実行するように構成される。第1の受付ステップでは、組織における採用対象者に関する要件の入力を、ユーザから受け付ける。第1の出力制御ステップでは、要件と、要件の重要度に関する第1の参照情報とに基づいて特定された架空の人物の人物像を出力する。第2の出力制御ステップでは、人物像と、組織の強みに関する第2の参照情報とに基づいて、採用対象者の採用に関する方針情報を出力する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理システムであって、
制御部を備え、
前記制御部は、次の各ステップを実行するように構成され、
第1の受付ステップでは、組織における採用対象者に関する要件の入力を、ユーザから受け付け、
第1の出力制御ステップでは、前記要件と、前記要件の重要度に関する第1の参照情報とに基づいて特定された架空の人物の人物像を出力し、
第2の出力制御ステップでは、前記人物像と、前記組織の強みに関する第2の参照情報とに基づいて、前記採用対象者の採用に関する方針情報を出力する、もの。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記第1の受付ステップでは、複数の前記ユーザそれぞれから前記要件を受け付ける、もの。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記入力は、画像又は文字列によって提示された複数の選択肢のうちの何れかを選択する入力である、もの。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記要件は、前記採用対象者の外見に関する要件を含む、もの。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記要件は、前記採用対象者の属性に関する要件を含む、もの。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記要件は、前記採用対象者の行動に関する要件を含む、もの。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記方針情報は、前記ユーザに推奨される、前記採用の一連の工程である採用フローを含む、もの。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
さらに、第2の受付ステップでは、前記採用対象者に要求される必須の資質と、要求されるが必須ではない資質とを示すデータの入力を前記ユーザから受け付け、
前記第1の参照情報は、前記データを少なくとも1つの学習器に入力することにより生成される学習済みモデルである、もの。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記人物像は、1人の人物の外見を示す画像を含む、もの。
【請求項10】
情報処理方法であって、
請求項1~請求項9の何れか1つに記載の情報処理システムにおける各ステップを備える、方法。
【請求項11】
プログラムであって、
コンピュータに、請求項1~請求項9の何れか1つに記載の情報処理システムにおける各ステップを実行させる、もの。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、組織の採用活動を支援する情報処理システムが知られている。例えば、特許文献1には、複数の社員の情報を基に人材モデルを作成し、人材モデルと同様の特徴を有する人材に対して求人広告を配信する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、組織の採用に関する方針が曖昧な状態で採用活動が実施されることにより、採用活動の効率及び質が低下する可能性があった。
【0005】
本発明では上記事情に鑑み、ユーザが、理想的な採用対象者を採用するための方針を容易に作成可能な技術を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、制御部を備える。制御部は、次の各ステップを実行するように構成される。第1の受付ステップでは、組織における採用対象者に関する要件の入力を、ユーザから受け付ける。第1の出力制御ステップでは、要件と、要件の重要度に関する第1の参照情報とに基づいて特定された架空の人物の人物像を出力する。第2の出力制御ステップでは、人物像と、組織の強みに関する第2の参照情報とに基づいて、採用対象者の採用に関する方針情報を出力する。
【0007】
本発明によれば、ユーザが、理想的な採用対象者を採用するための方針を容易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】情報処理システム1の全体構成を示す図である。
【
図2】情報処理装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。
【
図3】ユーザ端末3のハードウェア構成を示すブロック図である。
【
図4】情報処理装置2の機能を示す機能ブロック図である。
【
図5】情報処理システム1において実行される情報処理の流れの一例を示すアクティビティ図である。
【
図6】ユーザ端末3の表示部34に表示される要件入力画面4の一例を示す。
【
図7】ユーザ端末3の表示部34に表示される人物像決定画面5の一例を示す。
【
図8】ユーザ端末3の表示部34に表示されるレポート表示画面6の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本開示の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0011】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0012】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0013】
1.ハードウェア構成
本節では、本実施形態に係る情報処理システム1のハードウェア構成について説明する。
図1は、情報処理システム1の全体構成を示す図である。
【0014】
1.1.情報処理システム1
情報処理システム1は、情報処理装置2と、ユーザ端末3とを備え、これらがネットワーク(電気通信回線)を通じて通信可能に構成される。一態様において、情報処理システム1とは、1つ又はそれ以上の装置又は構成要素からなるものである。仮に例えば、情報処理装置2のみからなる場合であれば、情報処理システム1は情報処理装置2となり、ユーザ端末3のみからなる場合であれば、情報処理システム1はユーザ端末3となりうる。以下、これらの各構成要素についてさらに説明する。
【0015】
1.2.情報処理装置2
図2は、情報処理装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを備え、これらの構成要素が情報処理装置2の内部において通信バス20を介して電気的に接続されている。
【0016】
通信部21は、USB、IEEE1394、Thunderbolt(登録商標)、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、3G/LTE/5G等のモバイル通信、BLUETOOTH(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。
【0017】
記憶部22は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。これは、例えば、制御部23によって実行される情報処理装置2に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。また、これらの組合せであってもよい。
【0018】
制御部23は、情報処理装置2に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部23は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部23は、記憶部22に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、情報処理装置2に係る種々の機能を実現する。すなわち、記憶部22に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェアの一例である制御部23によって具体的に実現されることで、制御部23に含まれる各機能部として実行されうる。なお、制御部23は単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部23を有するように実施してもよい。またそれらの組合せであってもよい。
【0019】
1.3.ユーザ端末3
ユーザ端末3は、スマートフォン、タブレット端末、コンピュータ、その他電気通信回線を通じて情報処理装置2にアクセス可能なものであれば、その形態は問わない。
【0020】
図3は、ユーザ端末3のハードウェア構成を示すブロック図である。ユーザ端末3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33と、表示部34と、入力部35とを備え、これらの構成要素がユーザ端末3の内部において通信バス30を介して電気的に接続されている。通信部31、記憶部32及び制御部33の説明は、情報処理装置2における各部の説明と同様のため省略する。
【0021】
表示部34は、ユーザ端末3筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。表示部34は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。これは例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、ユーザ端末3の種類に応じて使い分けて実施することが好ましい。以下では、表示部34は、ユーザ端末3の筐体に含まれるものとして説明する。
【0022】
入力部35は、ユーザ端末3の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。例えば、入力部35は、表示部34と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することができる。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部35がユーザによってなされた操作入力を受け付ける。当該入力が命令信号として、通信バス30を介して制御部33に転送され、制御部33が必要に応じて所定の制御や演算を実行しうる。
【0023】
2.機能構成
本実施形態の機能構成について説明する。
図4は、情報処理装置2の機能を示す機能ブロック図である。前述の通り、記憶部22に記憶されたソフトウェアによる情報処理がハードウェア(具体的には、制御部23)によって具体的に実現されることで、制御部23に含まれる各機能部として実行されうる。換言すると、情報処理システム1は、プログラムにおける各機能部を備える。
【0024】
具体的には、制御部23は、各機能部として、受付部230と、出力制御部231と、学習部232と、表示制御部233とを備える。なお、学習部232及び表示制御部233は、省略可能である。
【0025】
受付部230は、第1の受付ステップ、第2の受付ステップ及び第3の受付ステップを実行可能に構成される。具体的には例えば、受付部230は、通信部21又は記憶部22を介して情報を受け付け、これを作業メモリに読出可能に構成される。特に、受付部230は、ユーザ端末3の入力部35を介した、ユーザによる種々の入力を受け付ける。また、受付部230は、情報処理装置2からネットワーク及び通信部21を介して種々の情報を受け付ける。本実施形態では、受付部230が受け付けた種々の情報は、記憶部22に記憶されるものとして説明する。
【0026】
出力制御部231は、第1の出力制御ステップ及び第2の出力制御ステップを実行可能に構成される。具体的には例えば、出力制御部231は、種々の情報を、文書、画像、音声、動画ファイル等として出力可能に構成される。出力されたファイルは、記憶部22に記憶されてもよく、通信部21及びネットワークを介して、ユーザ端末3に送信されてもよい。また、ユーザ端末3に送信されたファイルは、例えば通信部31を介してプリンタ、スピーカ等の外部機器から出力されてもよい。
【0027】
学習部232は、学習ステップを実行可能に構成される。具体的には例えば、学習部232は、受付部230が受け付けた種々の情報を、少なくとも1以上の学習器に入力し、機械学習の手法を用いて学習済みモデルを生成可能に構成される。機械学習の手法は特に限定されず、既知の機械学習のアルゴリズムが使用されてよい。具体的には例えば、線形回帰、サポートベクターマシン(SVM)、ロジスティック回帰、決定木、ランダムフォレスト、ブースティング、ニューラルネットワーク、異種混合学習、これらの組み合わせ等が適宜採用されればよい。以下において、参照情報が学習済みモデルである場合には、「特定のデータと参照情報とを突合させる」という表現は、特定のデータを学習済みモデルに入力することを指すものであってよい。学習済みモデルは、例えば、少なくとも1つの入力x1に基づいて、少なくとも1つの出力y1を生成するものであってよい。入力x1は、説明変数とも言われる。また、出力y1は、評価関数とも言われる。
【0028】
表示制御部233は、表示制御ステップを実行可能に構成される。具体的には例えば、表示制御部233は、情報処理装置2から受信した若しくは記憶部32に記憶された種々の情報、又はこれらを含む画面、画像等を、ユーザ端末3で視認可能な態様で表示させる。例えば、表示制御部233は、画面、静止画又は動画を含む画像、アイコン、メッセージ等の視覚情報を、ユーザ端末3の表示部34に表示させるように制御する。表示制御部233は、視覚情報をユーザ端末3に表示させるためのレンダリング情報だけを生成してもよい。
【0029】
3.情報処理の詳細
本節では、図を参照しながら、情報処理システム1により実行される情報処理方法について説明する。下記に示す通り、情報処理方法は、次の各ステップを備える。なお、処理の順番は適宜入れ替えることができ、複数の処理が同時に実行されてもよいし、その全ての処理を実行しなくてもよい。
【0030】
3.1.情報処理の概要
図5は、情報処理システム1において実行される情報処理の流れの一例を示すアクティビティ図である。一例として、企業の採用活動に関わる従業員である複数のユーザが、採用活動の方針を検討する場面を用いて説明をする。
【0031】
まず、受付部230は、第1の受付ステップとして、組織における採用対象者に関する要件RQの入力を、ユーザから受け付ける(アクティビティA001)。具体的には例えば、受付部230は、入力部35及び通信部31を介して、理想的な採用対象者に関する要件RQの入力をユーザから受け付ける。ここでの「理想的な採用対象者」とは、ユーザの主観によるものであってよい。
【0032】
受付部230は、予め記憶された複数の要件RQの中から1つ以上を選択するユーザからの入力を受け付けてもよく、ユーザによって自由に記入されたテキスト、ユーザによって用意された画像等を受け付けてもよい。好ましくは、入力は、画像又は文字列によって提示された複数の選択肢のうちの何れかを選択する入力である。このような態様により、ユーザがより容易に採用対象者の要件RQを入力可能となる。
【0033】
好ましくは、受付部230は、複数のユーザそれぞれから要件RQを受け付ける。具体的には例えば、受付部230は、複数のユーザそれぞれのユーザ端末3における入力部35を介して、複数の要件RQを受け付ける。このような態様により、複数のユーザが、自分の都合の良いタイミングで、実際に集まることなく、採用活動の方針の検討に参加することができ、よりユーザフレンドリーである。
【0034】
好ましくは、要件RQは、採用対象者の外見に関する要件RQを含む。採用対象者の外見とは、採用対象者の見た目であってよい。例えば、外見に関する要件RQは、顔、表情、体格、身長等を特定する情報であってよい。具体的には、受付部230は、採用対象者として理想的な外見の人物の画像(例えば、写真、イラスト、動画等)を、ユーザから受け付ける。
【0035】
より好ましくは、要件RQは、採用対象者の属性に関する要件RQを含む。採用対象者の属性とは、採用対象者の特徴又は性質であってよい。例えば、属性に関する要件RQは、性別、年齢、出身地、出身校、専攻、所属経験のある組織(例えば、部活、サークル、ゼミ、企業等)、趣味、特技、将来の夢、志望する業界等を特定する情報であってよい。
【0036】
さらに好ましくは、要件RQは、採用対象者の行動に関する要件RQを含む。例えば、行動に関する要件RQは、何のアルバイトをしているか、どの会社の求人に申し込んでいるか、普段どのようなメディア(例えば、WEBサイト、SNS、テレビ、ラジオ、雑誌等)又は番組を見ているか、普段よく訪れる場所はどこか、起床時間及び就寝時間、日課、好きな食べ物、好きな本等を特定する情報であってよい。
【0037】
このような態様により、理想的な採用対象者の人物像をより明確に、かつ、詳細に作成することができる。また、採用活動のターゲットとする人物像が明確となることで、より明確な採用方針を作成することが可能となる。
【0038】
次に、出力制御部231は、アクティビティA001で受け付けた要件RQと、記憶部22から読み出した第1の参照情報RF1とを突合する(アクティビティA002)。第1の参照情報RF1とは、予め複数の要件RQとその重要度の関係を学習させた学習済みモデル(以下、人物像作成モデルという)であってよい。
【0039】
次に、出力制御部231は、第1の出力制御ステップとして、要件RQと、要件RQの重要度に関する第1の参照情報RF1とに基づいて特定された架空の人物の人物像を出力する。具体的には例えば、表示制御部233は、アクティビティA002の結果として出力された架空の人物の人物像の候補を、ユーザが視認可能な態様で表示させる(アクティビティA003)。例えば、表示制御部233は、複数のユーザのユーザ端末3における表示部34に、特定の人物の人物像を表示させてよい。
【0040】
人物像は、例えば、特定の人物の外見を示す画像(例えば、静止画又は動画)並びに、属性及び行動に関する、特定された要件RQを示すテキストを含むものであってよい。好ましくは、出力される人物像は、1人の人物の外見を示す画像を含む。人物像の数は、1以上であれば特に制限はないが、以下では複数の人物像が出力されたものとして説明をする。
【0041】
次に、受付部230は、特定の人物像を選択する入力を、複数のユーザのうちの1人である代表ユーザから受け付ける(アクティビティA004)。具体的には例えば、受付部230は、入力部35を介して、特定の人物像を選択する入力を、代表ユーザから受け付ける。
【0042】
次に、出力制御部231は、アクティビティA004で受け付けた人物像と、記憶部22から読み出した、組織の強みに関する第2の参照情報RF2とを突合する(アクティビティA005)。例えば、第2の参照情報RF2とは、記憶部22に記憶された、組織の強みに関するデータベースを含んでよい。組織の強みは、例えば、強みである特徴を表す文、名詞句、単語等であってよい。例えば、組織の強みは、「給与が高い」、「福利厚生が手厚い」、「仲間を大切にする文化がある」、「挑戦できる環境がある」、「独創的な製品群がある」等のテキストデータであってよい。また、例えば、第2の参照情報RF2とは、複数の人物の人物像と、当該人物が重視する組織の強みとの関係を学習させた学習済みモデル(以下、方針情報作成モデルという)を含んでよい。好ましくは、第2の参照情報RF2は、組織の強みに関するデータベース及び方針情報作成モデルを含む。
【0043】
次に、出力制御部231は、第2の出力制御ステップとして、人物像と、組織の強みに関する第2の参照情報RF2とに基づいて、採用対象者の採用に関する方針情報PLを出力する。好ましくは、方針情報PLは、1以上の特定の組織の強みを含む。好ましくは、方針情報PLは、複数の強みに基づいて生成された文章である、採用コンセプトを含む。より好ましくは、方針情報PLは、採用コンセプトを一文又は二文で表現した、採用スローガンを含む。さらに好ましくは、方針情報PLは、ユーザに推奨される、採用の一連の工程である採用フローを含む。このような態様により、ユーザが、採用に関するより具体的な方針を容易に作成することができる。以下では、一例として、組織の強み、採用コンセプト及び採用フローが出力される態様について説明する。
【0044】
具体的には、出力制御部231は、アクティビティA005における突合の結果として、1以上の組織の強みを出力し、記憶部22に記憶する(アクティビティA006)。好ましくは、出力される強みの数は、2以上6以下であり、より好ましくは、2以上5以下であり、さらに好ましくは、2以上3以下である。これにより、他の組織との強みの差別化を図ることができ、採用対象者に強みを伝えることが容易となる。
【0045】
さらに、出力制御部231は、出力された組織の強みに基づいて、採用コンセプトの案を出力し、記憶部22に記憶する(アクティビティA006)。具体的には例えば、出力制御部231は、複数の強みを、記憶部22から読み出した学習済みモデル(以下、採用コンセプト生成モデルという)に入力し、1以上の文章(すなわち、採用コンセプト)の案を生成する。採用コンセプト生成モデルは、複数の強みと、強みに基づいて手動で生成された採用コンセプトとを、学習させたモデルであってよい。続いて、表示制御部233は、複数のユーザのユーザ端末3における表示部34に、出力された複数の採用コンセプトの案を表示させる。
【0046】
文章を生成する処理は、以下の態様で実行されてよい。まず、出力制御部231が、強みに関する文を形態素解析によって分割する。続いて、出力制御部231が、分割されたテキストデータを採用コンセプト生成モデルに入力することで、複数の単語が特定される。最後に、特定された単語を並び替えて生成された文が出力される。一態様として、強みに関する文に含まれる単語を、単に並び替えて文章が生成されるだけでなく、解析された文又は単語の意味に類似する別の単語によって文章が生成されてよい。
【0047】
一例として、「仲間を大切にする文化がある」、「挑戦できる環境がある」、「独創的な製品群がある」という3つの強みから、採用コンセプトの案として、「決して一人で悩まない、仲間を絶対に見捨てない、そんな環境で挑戦できる世界がここにあります。私達と一緒に、世界を変えるものづくりをしませんか。」という文章が出力されてよい。
【0048】
次に、受付部230は、採用コンセプトを確定させる入力を、代表ユーザから受け付ける(アクティビティA007)。具体的には例えば、受付部230は、入力部35を介して、複数の採用コンセプトの案の中から何れかの採用コンセプトを選択する入力を、代表ユーザから受け付ける。別の態様として、受付部230は、テキストの自由記入によって、採用コンセプトを代表ユーザから受け付けてもよい。
【0049】
次に、出力制御部231は、アクティビティA007で確定された採用コンセプトに基づいて、採用フローの案を生成し、出力する(アクティビティA008)。具体的には例えば、出力制御部231は、採用コンセプトを、記憶部22から読み出した学習済みモデル(以下、採用フロー生成モデルという)に入力し、1以上の採用フローの案を生成し、記憶部22に記憶する。採用フロー生成モデルは、採用コンセプトと、採用コンセプトに基づいて手動で生成された採用フローとを、学習させたモデルであってよい。続いて、表示制御部233は、複数のユーザのユーザ端末3における表示部34に、出力された複数の採用スローガンの案を表示させる。
【0050】
採用フローは、例えば、採用対象者に企業を認知させる工程、採用対象者に会う工程、採用対象者を選考する工程、採用対象者に内定を出した後から内定式までの工程等を含む。採用フローの案は、例えば、これらの各工程における、ユーザに推奨される複数の手段を含んでよい。例えば、新卒採用において採用対象者に会う工程では、大学で説明会を開催する、事業所の見学会を開催する、インターンを実施する等の選択肢がある。例えば、採用コンセプトにおいて「仲間を絶対に見捨てない」というフレーズがある場合には、仲間を大切にする文化を学生に伝える目的として、学生にチームの一員としての業務を体験させるインターンの実施が推奨されてよい。また、例えば、選考の工程において、協調性があるかどうかの資質を重視することが推奨されてもよい。
【0051】
次に、受付部230は、採用フローを確定させる入力を、代表ユーザから受け付ける(アクティビティA009)。具体的には例えば、受付部230は、入力部35を介して、採用フローにおける各工程で実施する内容を選択する入力を、代表ユーザから受け付ける。別の態様として、受付部230は、代表ユーザによって入力されたテキストを受け付けてもよい。
【0052】
次に、出力制御部231は、レポート及び採用フローの工程表を出力し、記憶部22に記憶する(アクティビティA010)。レポートには、特定された、組織の強み、採用コンセプト、採用スローガン、採用フロー等が記載されていてよい。採用フローの工程表とは、採用フローを管理するための表であってよい。例えば、工程表は、ガントチャート式工程表、バーチャート式工程表、ネットワーク式工程表等であってよい。また、工程表は、各工程における採用対象者の人数の推移を管理するための表であってもよい。例えば、工程表は、説明会に参加した人の人数、エントリーをした人の人数、各選考段階の通過人数、内定者の人数等を管理できる表であってよい。
【0053】
3.2 情報処理の詳細
前述した情報処理の詳細について、
図6~
図8を参照しながら説明する。
【0054】
図6は、ユーザ端末3の表示部34に表示される要件入力画面4の一例を示す。例えば、
図5のアクティビティA001において、受付部230が、要件入力画面4を介して、複数のユーザから要件RQを受け付けてよい。要件入力画面4は、例えば、工程表示タブ41と、ラジオボタン42と、ラジオボタン43と、外見画像44と、入力ボックス45と、操作ボタン46と、操作ボタン47とを含む。
【0055】
工程表示タブ41は、採用に関する方針を作成する一連の工程を示すタブである。工程表示タブ41は、工程ボタン411と現在位置表示412とを含む。ユーザによって任意の工程ボタン411が選択されることで、各工程に対応する画面が表示されてよい。現在位置表示412は、現在の工程をユーザが認識可能な態様で(例えば、色を付して)表示されてよい。後述する工程表示タブ51及び工程表示タブ61の説明は、工程表示タブ41と同様のため省略する。
【0056】
例えば、受付部230は、ラジオボタン42、ラジオボタン43、入力ボックス45等を介して、ユーザから要件RQを受け付ける。ラジオボタン42は、未選択の状態、ラジオボタン43は、選択された状態であることを示している。外見に関する要件RQは、例えば、複数の外見画像44のうちの何れかを選択する入力によって受け付けてよい。例えば、表示制御部233は、他の項目の入力内容によって、外見画像44として表示させる候補を変化させてよい。
図6の例では、「性別」の項目で「女性」が入力されたことに応じて、女性の外見画像44が表示された状態が示されている。
【0057】
操作ボタン46及び操作ボタン47は、入力部35を介したユーザの入力に応じて、種々の操作を受け付ける。例えば、選択肢の追加、データのアップロード、入力内容の一時保存、入力を完了し次の工程へ進む、1つ前の工程に戻る、入力内容を保存し作業を終了する、ホーム画面に戻る等の操作が可能であってもよい。後述する操作ボタン57の説明は、操作ボタン46及び操作ボタン47の説明と同様のため省略する。
【0058】
図7は、ユーザ端末3の表示部34に表示される人物像決定画面5の一例を示す。例えば、
図5のアクティビティA003において、表示制御部233が、表示部34に人物像決定画面5を表示させてよい。人物像決定画面5は、工程表示タブ51と、ラジオボタン52と、ラジオボタン53と、人物像表示エリア54と、外見画像55と、要件一覧56と、操作ボタン57とを含む。
【0059】
例えば、人物像表示エリア54には、出力制御部231によって出力された人物像が表示される。人物像表示エリア54には、例えば、外見画像55と要件一覧56とが表示されてよい。外見画像55は、外見を特定するための画像であってよい。また、要件一覧56は、特定された要件RQの一覧がテキストで表示されてよい。
図7の例では、要件一覧56は、「性別は女性である」、「年齢は21歳である」、「出身地は千葉県である」等の要件RQを含む。
【0060】
例えば、
図5のアクティビティA004において、受付部230が、ラジオボタン52及びラジオボタン53の選択を介して、人物像を確定する入力をユーザから受け付けてよい。一態様において、要件RQが人物像決定画面5において編集可能であってもよい。例えば、外見画像55の顔、髪型、服装等がパーツごとに編集可能であってよい。また、例えば、要件一覧56に含まれる要件RQが、ユーザによるテキストの自由記入によって編集可能であってよい。
【0061】
図8は、ユーザ端末3の表示部34に表示されるレポート表示画面6の一例を示す。例えば、
図5のアクティビティA010において、出力されるレポートの一例として、レポート表示画面6が表示されてもよい。レポート表示画面6は、工程表示タブ61と、強み表示エリア62と、人物像表示エリア63と、採用コンセプト表示エリア64と、採用スローガン表示エリア65と、採用フロー表示エリア66とを含む。
【0062】
例えば、強み表示エリア62には、
図5のアクティビティA006で出力された、組織の強みが表示されてよい。例えば、人物像表示エリア63には、人物像決定画面5で決定された人物像が表示されてよい。人物像表示エリア63は、外見画像631と、要件一覧632とを含む。例えば、採用コンセプト表示エリア64には、アクティビティA006で出力された採用コンセプトが表示されてよい。例えば、採用フロー表示エリア66には、アクティビティA009で確定された採用フローが表示されてよい。例えば、採用フロー表示エリア66は、複数の手段661を含む。手段661は、採用フローの各工程において、ユーザが実行する採用活動の手段を具体的に示すものであってよい。
【0063】
4.変形例
前述の実施形態に係る情報処理システム1に関して、以下のような態様を採用してもよい。
【0064】
一態様として、各アクティビティにおいて、以降の処理の中断が可能であってよい。その場合、当該アクティビティまでに受け付けた情報又は出力された情報が記憶される。ユーザは、中断した箇所から、又は中断した箇所より前の任意の処理から再開させることが可能であってよい。例えば、アクティビティA001で記憶された、要件RQは、一度出力された方針情報PLとは別の方針情報PLを作成する際に再利用されてもよい。
【0065】
一態様として、架空の人物像は、受け付けた要件RQの多数決又は平均を算出することによって、決定されてもよい。例えば、採用対象者の年齢は、複数のユーザから受け付けた年齢の平均が算出されてもよい。例えば、採用対象者の性別は、受け付けた入力のうち、多い方の性別が採用されてよい。
【0066】
一態様として、出力制御部231は、採用コンセプトに基づいて、採用スローガンの案を生成し、出力してよい。ここで採用スローガンとは、採用活動のスローガンであってよい。具体的には例えば、出力制御部231は、採用コンセプトを、記憶部22から読み出した学習済みモデル(以下、採用スローガン生成モデルという)に入力し、1以上の採用スローガンの案を生成し、記憶部22に記憶する。採用スローガン生成モデルは、採用コンセプトと、採用コンセプトに基づいて手動で生成された採用スローガンとを、学習させたモデルであってよい。文章を生成する処理は、アクティビティA006における処理と同様であってよい。一例として、採用スローガンの案として、「仲間と一緒に、未知への挑戦。」、「チーム一丸、世界に驚きを。」等が出力されてよい。例えば、
図8におけるレポート表示画面6の採用スローガン表示エリア65には、生成された採用スローガンが表示されてよい。
【0067】
一態様として、受付部230は、第2の受付ステップとして、採用対象者に要求される必須の資質と、要求されるが必須ではない資質とを示すデータの入力をユーザから受け付けてよい。資質は、例えば採用対象者の能力、技能、思想、性格、思考、特性等に関するものであってよい。資質を示すデータの入力は、例えば、複数の候補の中からの選択入力、自由記入による入力であってよい。資質を示すデータは、例えば、「諦めない」、「自発的」、「素直」、「協調性がある」等であってよい。好ましくは、受付部230は、当該データを複数のユーザから受け付ける。また、好ましくは、第1の参照情報RF1は、受け付けたデータを、少なくとも1つの学習器に入力することにより生成される学習済みモデル(人物像作成モデル)である。具体的には、学習部232が、受け付けたデータを学習器に入力することにより、各要件RQの重要度を学習させた人物像作成モデルが生成されてよい。
【0068】
一態様として、受付部230は、第3の受付ステップとして、組織の強みの入力を、ユーザから受け付けてよい。具体的には例えば、受付部230は、入力部35及び通信部31を介して、組織の強みの入力をユーザから受け付ける。受付部230は、予め記憶された複数の強みの中から1つ以上を選択するユーザからの入力を受け付けてもよく、ユーザの自由記入によって、組織の強みを受け付けてもよい。例えば、受付部230が受け付けた情報は、記憶部22における組織の強みに関するデータベースに記憶されてよい。
【0069】
一態様として、アクティビティA004は、省略されてもよい。出力制御部231は、ユーザからの人物像の選択入力によらずに、第2の出力制御ステップを実行してよい。
【0070】
一態様として、アクティビティA006及びアクティビティA007は、省略されてもよい。出力制御部231は、特定された人物像と、第2の参照情報RF2とに基づいて、採用フローを出力してもよい。ここでの第2の参照情報RF2は、採用対象者の人物像と、採用フローの案の各工程における手段とを関係づけた学習済みモデルであってよい。別の態様として、出力制御部231は、採用コンセプト、採用スローガン及び採用フローの少なくとも1以上を出力してよい。
【0071】
一態様として、第1の参照情報RF1及び第2の参照情報RF2は、学習済みモデルでなくてもよく、複数の情報の対応関係を規定したルックアップテーブル又はデータベース、複数の情報を数学的に関係づけた数理モデル、これらの中から選択された2つ以上の組み合わせ等であってよい。
【0072】
本実施形態では、受付部230、出力制御部231、学習部232、及び表示制御部233を、情報処理装置2の制御部23によって実現される機能部として説明しているが、この少なくとも一部を、ユーザ端末3の制御部33によって実現される機能部として実施してもよい。
【0073】
実施形態の一態様は、情報処理方法であってもよい。その情報処理方法は、情報処理システム1における各ステップを備える。また、実施形態の別の一態様は、プログラムであってもよい。そのプログラムは、コンピュータであるユーザ端末3に、情報処理システム1における各ステップを実行させる。
【0074】
さらに、次に記載の各態様で提供されてもよい。
【0075】
(1)情報処理システムであって、制御部を備え、前記制御部は、次の各ステップを実行するように構成され、第1の受付ステップでは、組織における採用対象者に関する要件の入力を、ユーザから受け付け、第1の出力制御ステップでは、前記要件と、前記要件の重要度に関する第1の参照情報とに基づいて特定された架空の人物の人物像を出力し、第2の出力制御ステップでは、前記人物像と、前記組織の強みに関する第2の参照情報とに基づいて、前記採用対象者の採用に関する方針情報を出力する、もの。
【0076】
(2)上記(1)に記載の情報処理システムにおいて、前記第1の受付ステップでは、複数の前記ユーザそれぞれから前記要件を受け付ける、もの。
【0077】
(3)上記(1)又は(2)に記載の情報処理システムにおいて、前記入力は、画像又は文字列によって提示された複数の選択肢のうちの何れかを選択する入力である、もの。
【0078】
(4)上記(1)~(3)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記要件は、前記採用対象者の外見に関する要件を含む、もの。
【0079】
(5)上記(1)~(4)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記要件は、前記採用対象者の属性に関する要件を含む、もの。
【0080】
(6)上記(1)~(5)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記要件は、前記採用対象者の行動に関する要件を含む、もの。
【0081】
(7)上記(1)~(6)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記方針情報は、前記ユーザに推奨される、前記採用の一連の工程である採用フローを含む、もの。
【0082】
(8)上記(1)~(7)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、さらに、第2の受付ステップでは、前記採用対象者に要求される必須の資質と、要求されるが必須ではない資質とを示すデータの入力を前記ユーザから受け付け、前記第1の参照情報は、前記データを少なくとも1つの学習器に入力することにより生成される学習済みモデルである、もの。
【0083】
(9)上記(1)~(8)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記人物像は、1人の人物の外見を示す画像を含む、もの。
【0084】
(10)情報処理方法であって、上記(1)~(9)の何れか1つに記載の情報処理システムにおける各ステップを備える、方法。
【0085】
(11)プログラムであって、コンピュータに、上記(1)~(9)の何れか1つに記載の情報処理システムにおける各ステップを実行させる、もの。
もちろん、この限りではない。なお、上記(1)~(13)は、互いに任意に組合せることができる。例えば、(1)、(2)及び(3)という組合せが実施されてもよい。
【0086】
最後に、本開示に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0087】
1 :情報処理システム
2 :情報処理装置
20 :通信バス
21 :通信部
22 :記憶部
23 :制御部
230 :受付部
231 :出力制御部
232 :学習部
233 :表示制御部
3 :ユーザ端末
30 :通信バス
31 :通信部
32 :記憶部
33 :制御部
34 :表示部
35 :入力部
4 :要件入力画面
41 :工程表示タブ
411 :工程ボタン
412 :現在位置表示
42 :ラジオボタン
43 :ラジオボタン
44 :外見画像
45 :入力ボックス
46 :操作ボタン
47 :操作ボタン
5 :人物像決定画面
51 :工程表示タブ
511 :工程ボタン
512 :現在位置表示
52 :ラジオボタン
53 :ラジオボタン
54 :人物像表示エリア
55 :外見画像
56 :要件一覧
57 :操作ボタン
6 :レポート表示画面
61 :工程表示タブ
611 :工程ボタン
612 :現在位置表示
62 :強み表示エリア
63 :人物像表示エリア
631 :外見画像
632 :要件一覧
64 :採用コンセプト表示エリア
65 :採用スローガン表示エリア
66 :採用フロー表示エリア
661 :手段
PL :方針情報
RF1 :第1の参照情報
RF2 :第2の参照情報
RQ :要件