IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

2024-43561被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY)
<>
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図1
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図2
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図3
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図4
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図5
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図6
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図7
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図8
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図9
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図10
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図11
  • -被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY) 図12
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024043561
(43)【公開日】2024-04-01
(54)【発明の名称】被写体の画像を抜き取る方法(CROPKEY)
(51)【国際特許分類】
   H04N 23/60 20230101AFI20240325BHJP
   G06T 1/00 20060101ALI20240325BHJP
   H04N 23/45 20230101ALI20240325BHJP
【FI】
H04N5/232 290
G06T1/00 500A
H04N5/225 800
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022148668
(22)【出願日】2022-09-19
(71)【出願人】
【識別番号】500374320
【氏名又は名称】村上 直之
(72)【発明者】
【氏名】村上 直之
【テーマコード(参考)】
5B057
5C122
【Fターム(参考)】
5B057CC03
5B057CE09
5B057DA06
5C122DA03
5C122DA04
5C122EA07
5C122FB01
5C122FB02
5C122FC05
5C122FD04
5C122FH10
5C122GG04
(57)【要約】      (修正有)
【課題】画像を取得する折に、不要な画像を削除して、必要とする画像情報にする方法を提供する。
【解決手段】画像を取得するテレビカメラ14の画像素子ユニットの画像素子毎に、画像素子に写る被写体8~11との計測した距離で、被写体が写る画像素子の画像信号を仕分けして、被写体全体の画像のみを抜き取ることで、不要な画像を削除して、被写体の画像情報を伝達する。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
テレビカメラ及びデジタルカメラの何れかで撮影した画面上の被写体の画像を、該被写体との距離を計測した数値で、該被写体の画像を抜き取る画面することを特徴とする方法。
【請求項2】
請求項1に記載にあって、該被写体の画像が、該画面上で画像検出された画像であることを特徴とする方法。
【請求項3】
請求項1及び2の何れかの記載にあって、該数値が前もって設定された数値であることを特徴とする方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
テレビカメラが撮影した画面から、画像を抜き取るクロマキー合成の方法に代わる、計測した距離で画像を抜き取る方法。
【背景技術】
【0002】
テレビカメラの画像認識とTOFテレビカメラ等の距離計測による方法。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5508308号
特許第5547605号
特許第5547670号
特許第6719494号
特許第7133520号
【0004】
特開2018-119942
特願2018-174323
【非特許文献】
【0005】
特願2022-071338
特願2022-133131
【発明を実施するための形態】
【0006】
テレビカメラ及びデジタルカメラの撮影する画面から被写体の画像を抜き取る。
【発明の概要】
【0007】
テレビカメラ及びデジタルカメラの撮影する画像素子ユニットの、被写体の実像が映る幾つかの画像素子の位置に設置された、幾つかの計測用の計測素子又は幾つかの計測用のLED発光素子による反射光を計測した時間差によって、被写体の実像が映る幾つかの画像素子の位置の画像信号を仕分けして、被写体の画像を抜き取る。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
スマホやリモートワークが広く使われる様になり、画像情報が流通する社会において、画像からの情報の流失を防ぐ爲に、画像情報に付随する不要な情報を取り去る方法。
【発明の効果】
【0009】
画像からの情報流出防止、画像データーの縮小
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】テレビカメラ及びデジタルカメラが撮影する1被写体が、2光学レンズを透して、1被写体の画像が写る3画像素子ユニットの面の位置と、1被写体との52距離が関連する説明図。
図2】3画像素子ユニットの面に、1被写体の5画像と背景の画面と距離が異なる説明図。
図3】1被写体からの反射光が、2光学レンズと7分光器を透して、計測用の赤外光を6 TOF撮影素子ユニットに写し、距離を計測する説明図。
図4】12テレビカメラ撮影範囲を、計測用の13赤外線発光器が投光した反射光を、14カラー画素・TOF画素テレビカメラで撮影し、8、9、10、11被写体A、B、C、Dが写る19テレヒカメラモニター画面から、計測距離で仕分けして、9被写体の画像を20抜き取りテレヒカメラモニター画面に表示する説明図。
図5】14カラー画素・TOF画素テレビカメラが撮影した8、9、10、11被写体A、B、C、Dの画像信号の位置を、6 TOF撮影素子ユニットで距離を計測した時間軸に、21、22、23、24反射光の反射時間を示すもので、25時間T-1と26時間T-2の間の時間で、22 被写体Bの画像を引き抜く説明図。
図6】29 TOF画像素子ユニット上に映る8、9、10、11被写体A、B、C、Dの画像信号を、それぞれ34、35、36、37時間T-3、T-4、T-5、T-6範囲の時間信号で、仕分けして、被写体の画像を抜取る説明図。
図7】1被写体の画像を写す38画素計測ユニットで、1被写体を写す画像素子と同じ位置の計測素子の計測した時間で、該画像素子の画像信号を仕分けする説明図。
図8】1被写体の画像を写す51画素発光ユニットで、1被写体を写す画像素子と同じ位置の発光素子で発光した、1被写体からの反射光を計測した時間で、該画像素子の画像信号を仕分けする説明図。
図9】12テレビカメラ撮影範囲の8、9、10、11被写体A、B、C、Dを、39画素発光テレビカメラが撮影した、19テレヒカメラモニター画面から、45赤外線受光器が該被写体からの反射光を計測した時間で仕分けした、9被写体の画像を20抜き取りテレヒカメラモニター画面に表示する説明図。
図10】12テレビカメラ撮影範囲の8、9、10、11被写体A、B、C、Dを、40画素計測テレビカメラが撮影した、19テレヒカメラモニター画面から、13赤外線発光器からの反射光を、該撮影した位置の計測時間で仕分けした、9被写体の画像を20抜き取りテレヒカメラモニター画面に表示する説明図。
図11】41テレビカメラが撮影した、12テレビカメラ撮影範囲の8、9、10、11被写体A、B、C、Dを、43追尾テレビカメラが撮影して検出した被写体の画像信号を、42レーザー距離計測機が計測した該被写体との距離の時間で仕分けして、9被写体の画像を20抜き取りテレヒカメラモニター画面に表示する説明図。
図12】12テレビカメラ撮影範囲の8、9、10、11被写体A、B、C、Dを、41テレビカメラが撮影した、19テレヒカメラモニター画面から、44スキャナーレーザー距離計測機が計測した8、9、10、11被写体A、B、C、Dを、19テレヒカメラモニター画面の、30、31、32、33画像被写体A、B、C、Dの画面から、20抜き取りテレヒカメラモニター画面の31画像被写体Bの画像を抜き取るものである。
【実施例0011】
記載事項の説明
本出願については、本出願の特許は、既に本出願人が取得している、特許第5547670号と、特許第5547605号と、特許第5508308号と、特許第6719494号、特許第7133520号、本人出願済みの特願2018-174323と、特願2022-71338から派生する発明である。
発明は、テレビカメラモニター画面上で画像認識した、画像素子に写る被写体との距離を、該画像素子の位置に設けた、計測素子や計測用発光素子で計測する方法である。
従って、テレビカメラモニター画面上で画像認識した、被写体が写る画像の全て画像素子の位置の距離を計測することで、被写体の画像の全て画像信号を仕分けする発明である。
【0012】
実施例 図1は、1被写体をテレビカメラで撮影した、該テレビカメラの光学レンズ機構を透して、該テレビカメラの画像素子ユニットに該被写体の画像が映る説明図である。
該被写体の画像が該画像素子ユニット面上に実像が写り、該画像素子ユニットを構成する各画像素子によって、該被写体のそれぞれの位置の画像の光が画像信号に変換されている。
該それぞれの位置の画像信号には必ず52距離が関連する。
【0013】
実施例 図2は、3画像素子ユニット面の全ての画像素子位置に写る、画像の被写体との距離を計測し、該被写体が写る画像素子位置の計測した距離の数値を使って、該被写体が写る画像素子の画像信号を仕分けて、該被写体が写る画像を抜き取ることが出来る。
【0014】
実施例 図3は、テレビカメラで撮影した1被写体を、該テレビカメラの7光学レンズの機構と7分光器を透して、該テレビカメラ用の自然光と距離計測用の赤外光を分けて、該自然光を3画像素子ユニットと該赤外光を6 TOF撮影素子ユニットに1被写体の画像を写す。
7光学レンズの機構を透した、3画像素子ユニットの1被写体の画像の位置の画像素子の画像信号を、同じ7光学レンズの機構を透した、6 TOF撮影素子ユニットの1被写体の画像の同じ位置の、TOF撮影素子の計測する距離の時間信号で、仕分けることで、3画像素子ユニットの1被写体の画像の位置の画像素子の画像信号のみ仕分けして、1被写体の画像を抜き取ることができる。
【0015】
実施例 図4は、12テレビカメラ撮影範囲の8、9、10、11被写体を14カラー画素・TOF画素テレビカメラで撮影した、19テレビカメラモニター画面上に写る各被写体から13赤外光発光器の計測用の反射光を、14カラー画素・TOF画素テレビカメラの8、9、10、11被写体の位置で計測した時間の数値で20抜き取りテレビカメラモニター画面上に写る被写体を仕分ける事ができる。
【0016】
実施例 図5は、12テレビカメラ撮影範囲の8、9、10、11被写体を14カラー画素・TOF画素テレビカメラで撮影した、画像素子の画像信号を、該画像素子に写る被写体との距離を計測した、計測用の反射光の受光時間軸で表示したもので、被写体の画像素子の画像信号の時間位置を示すものである。
22被写体Bの画像信号を、25 T-1時間と26 T-2時間で区切って、22被写体Bの画像信号のみを抜き取ることができる。
【0017】
実施例 図6は、29 TOF画像素子ユニット面上に写る、30、31、32、33画像A、B、C、Dを、前もって設定された34、35、36、37 T-3、T-4、T-5、T-6時間範囲でそれぞれの被写体の画像をテレビカメラで撮影した画面から引き抜くことができる。
【0018】
実施例 図7は、テレビカメラの画像素子ユニットの画像素子の位置に計測用の反射光を計測する計測素子を設けて、該画像素子に写る被写体との距離を計測するもので、該画像素子の画像信号を同じ位置の計測素子の計測信号で、被写体の画像を仕分けることができる。
【0019】
実施例 図8は、テレビカメラの画像素子ユニットの画像素子の位置に、計測用の赤外光の発光素子を設けて、該画像素子に写る被写体との距離を計測するもので、該画像素子の画像信号を同じ位置の発光素子の計測信号で、被写体の画像を仕分けることができる。
【0020】
実施例 図9は、テレビカメラの画像素子ユニットの画像素子の位置に、計測用の赤外光を発光する発光素子を設けて、該発光した赤外光の被写体からの反射光を45赤外光受光器で計測した時間で仕分けることで、19テレビカメラモニター画面から、20抜き取りテレビカメラモニター画面を抜き取ることができる。
【0021】
実施例 図10は、13赤外線発光器が発光した赤外光の被写体からの反射光を、40画素計測テレビカメラの光学レンズを透して、40画素計測テレビカメラに設けた、38画像計測素子ユニットの計測素子で計測した時間を使って、38画像計測素子ユニットの該計測素子の同じ位置の画像素子の画像信号を仕分けることで、19テレビカメラモニター画面から、20抜き取りテレビカメラモニター画面を抜き取ることができる。
【0022】
実施例 図11は、41テレビカメラで12テレビカメラ撮影範囲を撮影した画面上で、画像認識した8、9、10、11被写体A、B、C、Dを、42追尾テレビカメラで追尾撮影し、8、9、10、11被写体A、B、C、Dを撮影し、該画像信号を該画像認識した、8、9、10、11被写体A、B、C、Dを、42レーザー距離計測機で距離を追尾計測し、該計測した距離の数値を使って、該画像信号を仕分けして、19テレビカメラモニター画面から、20抜き取りテレビカメラモニター画面を抜き取ることができる。
【0023】
実施例 図12は、12テレビカメラの撮影範囲を、44スキャナーレーザー距離計測機で距離を計測し、該計測した8、9、10、11被写体A、B、C、Dの位置を、41テレビカメラが撮影した8、9、10、11被写体A、B、C、Dの位置に、合わせることで、44スキャナーレーザー距離計測機で計測した、8、9、10、11被写体A、B、C、Dとの距離を使って、41テレビカメラが撮影した、19テレビカメラモニター画面上の該被写体を仕分けして、19テレビカメラモニター画面から、20抜き取りテレビカメラモニター画面を抜き取ることができる。
【0024】
【産業上の利用可能性】
【0025】
スマホ用テレビカメラ、テレワーク用テレビカメラ、画像処理、メタバース用リアル画像、セキュリテー画像
【符号の説明】
【0026】
1被写体
2光学レンズ
3画像素子ユニット
4反射光
5画像被写体
6 TOF撮影素子ユニット
7分光器
8被写体A
9被写体B
10被写体C
11被写体D
12テレビカメラ撮影範囲
13赤外光発器
14カラー画素/TOF・画素テレビカメラ
15コントローラー
16操作卓
17コンビユーター
18画像コントローラー
19テレビカメラモニター画面
20抜き取りテレビカメラモニター画面
21被写体Aの画像信号
22被写体Bの画像信号
23被写体Cの画像信号
24被写体Dの画像信号
25 T-1時間
26 T-2時間
27時間軸
28反射光
29TOF画像素子ユニット
30画像被写体A
31画像被写体B
32画像被写体C
33画像被写体D
34 T-3時間範囲
35 T-4時間範囲
36 T-5時間範囲
37 T-6時間範囲
38画像計測素子ユニット
39画像発光テレビカメラ
40画像計測テレビカメラ
41テレビカメラ
42レーザー距離計測機
43追尾テレビカメラ
44スキャナーレーザー距離計測機
45赤外光受光器
46距離信号
47駆動信号
48位置信号
49画像信号
50距離範囲信号
51画像発光素子ユニット
52距離
【0027】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12