IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 久松 たか子の特許一覧

特開2024-4418ドライフラワーの製造方法及び製造装置
<>
  • 特開-ドライフラワーの製造方法及び製造装置 図1
  • 特開-ドライフラワーの製造方法及び製造装置 図2
  • 特開-ドライフラワーの製造方法及び製造装置 図3
  • 特開-ドライフラワーの製造方法及び製造装置 図4
  • 特開-ドライフラワーの製造方法及び製造装置 図5
  • 特開-ドライフラワーの製造方法及び製造装置 図6
  • 特開-ドライフラワーの製造方法及び製造装置 図7
  • 特開-ドライフラワーの製造方法及び製造装置 図8
  • 特開-ドライフラワーの製造方法及び製造装置 図9
  • 特開-ドライフラワーの製造方法及び製造装置 図10
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024004418
(43)【公開日】2024-01-16
(54)【発明の名称】ドライフラワーの製造方法及び製造装置
(51)【国際特許分類】
   A01N 3/00 20060101AFI20240109BHJP
【FI】
A01N3/00
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022104094
(22)【出願日】2022-06-28
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-06-30
(71)【出願人】
【識別番号】522259669
【氏名又は名称】久松 たか子
(74)【代理人】
【識別番号】100173521
【弁理士】
【氏名又は名称】篠原 淳司
(72)【発明者】
【氏名】久松 たか子
【テーマコード(参考)】
4H011
【Fターム(参考)】
4H011CA03
4H011CB11
4H011CD05
(57)【要約】
【課題】
より短時間でドライフラワーを製造する方法であって、完成したドライフラワーの色がより鮮やかとなるドライフラワー製造方法及び当該方法を用いた装置を提供すること。
【解決手段】
課題は、製造したいドライフラワーのサイズに合わせて花をカットし事前準備する工程、事前準備した花を吊り下げ器具に吊り下げる工程、吊り下げ器具に吊り下げた花に100ー200Wの低出力マイクロ波を照射することにより加熱乾燥する工程からなるドライフラワー製造方法及び当該方法を実施する装置により解決される。

【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
製造したいドライフラワーのサイズに合わせて花をカットし事前準備する工程、事前準備した花を吊り下げ器具に吊り下げる工程、吊り下げ器具に吊り下げた花に100ー200Wの低出力マイクロ波を照射することにより加熱乾燥する工程からなるドライフラワー製造方法。
【請求項2】
アントシアニン系、またはベラルゴニジン系の色素を有する花が用いられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
マイクロ波を照射することにより加熱乾燥する工程の後に、または当該工程中に、花に対して温風があてられることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
花吊り下げ部、マイクロ波発生部、温風発生部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法を実施するためのドライフラワー製造装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドライフラワーの製造方法及び製造装置に関する。
【背景技術】
【0002】
昨今、多様なドライフラワーの製法が公知である。一般的なのは、自然乾燥によりドライフラワーを製造する方法である(自然乾燥法)。自然乾燥法では、生花を吊るし、吊るされた生花が自然乾燥するのを待つ。この方法はシンプルで簡便であるが、乾燥に長時間(平均1週間から10日程度、花種によっては1ヶ月以上)を要する、花の色が茶色に褪色してしまうなどの欠点を有する。
【0003】
そこで乾燥時間を短くするため、花に温風をあて乾燥を促進させる温風乾燥法が知られている。温風乾燥によると、花の乾燥時間を大幅に短縮でき、数時間から24時間程度の時間でほとんどの花を乾燥させることが可能である。
【0004】
さらに短時間でドライフラワーを製造する方法であって、かつ仕上がったドライフラワーの色がより鮮やかで綺麗な色となる製造方法は知られていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで本発明は、より短時間でドライフラワーを製造する方法であって、完成したドライフラワーの色がより鮮やかとなるドライフラワー製造方法及び当該方法を用いた装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、製造したいドライフラワーのサイズに合わせて花をカットし事前準備する工程、事前準備した花を吊り下げ器具に吊り下げる工程、吊り下げ器具に吊り下げた花に100―200Wの低出力マイクロ波を照射することにより加熱乾燥する工程からなるドライフラワー製造方法により解決される。
【0007】
いわゆる通常の出力(例えば家庭用電子レンジで用いられる500ワットー800ワットの出力)による乾燥を行うと、茶色く色あせたドライフラワーしか得ることができないが、低出力マイクロ波を照射することによって、製造時間の圧倒的な短縮が可能となる。また温風乾燥だとドライフラワーとした後、花が壊れやすくなるが、低出力マイクロ波の照射による乾燥の場合、壊れにくいドライフラワーに仕上げることができる。このような低出力のマイクロ波は、家庭用電子レンジの場合、通常はパン生地の発酵や食品の解凍などに使われるものであり、食品の温めや野菜の加熱に使われるモードではないが、パン生地の発酵温度と花の乾燥温度の適温がほぼ同じであることより着想を得て、本発明者は当該ワット数(低出力ワット数)を花の乾燥に利用した。後述するように、低出力のマイクロ波で乾燥させると花の色素を残すことができることが実験の結果確認された。
【0008】
その際、アントシアニン系、またはベラルゴニジン系の色素を有する花が用いられることも可能である。
【0009】
アントシアニン系の花を明るい色のドライフラワーに仕上げることは、温風乾燥によっては不可能であったが、低出力マイクロ波の照射によりこれが可能となった。
【0010】
更には、マイクロ波を照射することにより加熱乾燥する工程の後に、または当該工程中に、花に対して温風があてられることも考えられる。
【0011】
このような製造方法が、花吊り下げ部、マイクロ波発生部、温風発生部を有することを特徴とするドライフラワー製造装置により実施されると有利である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明にかかる方法の各工程を表す図
図2】事前工程における作業を表す図
図3】事前工程における作業を表す図
図4】事前工程における作業を表す図
図5】吊り下げ工程において使用される吊り下げ器具の図
図6】吊り下げ工程における作業を表す図
図7】吊り下げ器具に吊り下げられた花にマイクロ波が照射される状況を表す図
図8】温風乾燥とマイクロ波照射乾燥による仕上がり状態の比較の図
図9】温風乾燥とマイクロ波照射乾燥による仕上がり状態の比較の図
図10】本発明にかかるドライフラワー製造装置の概念図
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は、本発明にかかるドライフラワーの製造方法の全行程を表す図である。本発明にかかるドライフラワーの製造方法は、少なくとも事前準備工程、吊り下げ工程、そしてマイクロ波照射工程を有する。更に、オプション的に、温風処理工程を有していることも可能である。事前準備工程では、製造したいドライフラワーのサイズに合わせて花がカットされ、及び/必要に応じてその他の事前準備が行われる。吊り下げ工程においては、事前準備された花が吊り下げ器具に吊り下げられる。そしてマイクロ波照射工程においては、吊り下げ器具に吊り下げた花に100ー200Wの低出力のマイクロ波が照射され、マイクロ波の照射によって吊り下げられた花の加熱乾燥が行われる。
【0014】
図2は、事前準備工程において行われる処理の一例を示す。事前処理工程においては、花の首部分の皮がカッターナイフなどの刃物で削り取られることが可能である(図2)。花は首部分から痛み、茶色く変色していくという特性を有する。首部分の皮がカッターナイフなどの刃物で削り取ることにより、当該首部分の迅速な乾燥が可能となり、これによって花の変色が抑えられ、ドライフラワーにした際に、より鮮やかできれいなドライフラワーが実現される。
【0015】
事前準備工程においては、花の雄蕊雌蕊の部分を取り除く作業が行われることも可能である(図3)。花は蜜(糖分)が多いほど、茶色に変色しやすいという特性を有する。そのような蜜(糖分)は花の雄蕊雌蕊の部分に多く含まれている。図3に示すように雄蕊雌蕊の部分が取り除かれることにより、花から糖分が取り除かれ、これによって花の変色が抑えられ、ドライフラワーにした際に、より鮮やかできれいなドライフラワーが実現される。
【0016】
事前準備工程においては、このような加工のみならず、花の開花の状態を選択することによる事前準備も可能である。花は開花する際に糖分を必要とする。つまり、十分に開花した花は自らが蓄えた糖分を開花時に消費し、つまり花に残留する糖分が減少し、これによって変色が抑えられるからである。例えば12分咲きの花を用いてドライフラワーを製造すると、8分咲きの花を用いてドライフラワーを製造するよりも、より鮮やかに発色するドライフラワーが完成する。図4の上の写真は、12分咲きの花を乾燥させたドライフラワー、下の写真は8分咲きの花を乾燥させたドライフラワーである。上のものはより鮮やかに発色し、下のものは写真中央部が茶色に変色している。
【0017】
続いて図5に基づき、本発明にかかるドライフラワー製造方法において用いる吊り下げ器具を説明する。図5の左側の図は、吊り下げ器具を上から見た図を、そして右側の図は、横から見た図を表している。
【0018】
図5に示すように吊り下げ器具は、吊り下げ部と脚部からなっている。吊り下げ部には、複数のスリットが設けられている。これによりマイクロ波が吊り下げ器具により妨げられ花に届かなくなるということが防止され、より効率よくマイクロ波の照射が実施可能となる。
【0019】
吊り下げ部からは、この実施例においては4つの脚部が延びている。これら脚部によって花を適切な高さに吊り下げることが可能となる。各脚部の間は大きく開口しており、これによってもより効率のよいマイクロ波の照射が実現される。
【0020】
図6は、図5に示す吊り下げ器具に実際に花を吊り下げた状態の図を示す。吊り下げ器具の吊り下げ部に設けられるスリット以外の部分(花取付け部)には複数の孔が設けられ、これら孔に花の茎が貫通しているのが見て取れる。貫通した茎には、固定具(この実施例においては輪ゴム)が取り付けられ、花が花取付け部から落下することが防止されている。吊り下げられた各花の間隔は、マイクロ波の照射が各花によって阻害され他の花に照射されないということの無いよう調整されている(すべての花に均等にマイクロ波が到達するよう調整されている)。
【0021】
この実施例では、吊り下げ器具は段ボール箱を加工することにより実現されている。吊り下げ器具をマイクロ波照射において不都合のない他の素材により実現することは当然に考えられる。
【0022】
図7の左側の図は、吊り下げ工程が完了し、マイクロ波照射工程が開始する直前の状態を表す。吊り下げ器具は、この実施例においては家庭用の電子レンジ内に挿入されマイクロ波の照射が行われる。
【0023】
マイクロ波照射工程においては、100ワットから200ワットの低出力マイクロ波が照射される。例えば100ワットの出力でマイクロ波照射を行う場合、25分ー50分、200ワットの出力でマイクロ波照射を行う場合、10分ー25分程度の間照射を実施する。
【0024】
マイクロ波の出力は、花の種類や季節に応じて選択することも考えられる。秋冬の季節における花は乾燥しているものが多い。そこで例えば100ワットの出力でマイクロ波照射を行うと良い傾向が見られる。一方、春夏の花は水分を多く含むので、例えば200ワットの出力でマイクロ波照射を行うと好適である。
【0025】
図7の右側の図に示すように、マイクロ波照射中には花から放出された水分が電子レンジ内に付着することがある。このような水滴が確認された場合、適宜拭き取ったのちマイクロ波照射を継続すると良い。
【0026】
図示されない他の実施例においては、マイクロ波照射に加えて温風処理が行われる(温風処理工程、図1など)。温風処理は、マイクロ波照射の後に行われることも、マイクロ波照射と同時に行われることも可能である。
【0027】
このように温風・マイクロ波により加熱することによって、花の褪色の主な原因となっている植物酵素の働きと微生物の働きが抑えられると考えられる。植物酵素は、人肌程度の温度で活性化し、それ以上高温では徐々に破壊されていき、約70度で全ての植物酵素が破壊されると言われている。また枯れた花を分解して土に戻す働きがある微生物は加熱する(例えば約65度で30分以上加熱するなどする)ことにより死滅させ殺菌することが可能である。温風処理・マイクロ波照射によって花を加熱することで、植物の劣化に関わる微生物と酵素の働きを抑えることができるので、ドライフラワー劣化(褪色)のスピードを遅くすることができる。また、温度調整することにより植物の色をコントロールすることができる。
【0028】
温風処理(温風乾燥)は、柔らかく壊れやすいドライフラワーに仕上がるというデメリットを有する一方、仕上がりのサイズを大きく仕上げることができるというメリットを有する。これに対してマイクロ波照射による乾燥では、仕上がりのサイズは温風乾燥に比べて小さく仕上がるものの、硬く丈夫なドライフラワーに仕上がるというメリットがある。
【0029】
本発明者は、アントシアニン系、ペラルゴニジン系の色素を有する花は、マイクロ波照射による乾燥のほうが鮮やかな発色となること、フラボノイド系、クロロフィル系の色素を有する花は温風乾燥のほうが鮮やかな発色となること、特に黒くなりやすい真紅系の花は、マイクロ波による乾燥で格段に効果が得られることを発見した。
【0030】
図8に本発明者による実験結果の例を示す。図8の左の図は芍薬(富士)による実験結果、右の図は薔薇パサディナによる実験結果を示す。
【0031】
芍薬(富士)の例では、左側のドライフラワーは温風乾燥により約7―8時間乾燥させたものである。花が開いた状態で乾き、濃いピンクよりの紫の発色となっている。右側のドライフラワーは200ワットの出力によりマイクロ波照射を約25分行い乾燥させたものである。明るめの紫ピンクの発色となっている。
【0032】
薔薇パサディナの例では、左側のドライフラワーは温風乾燥により約7―8時間乾燥させたものである。花が大きく開いている。右側のドライフラワーは、200ワットの出力で約25分マイクロ波照射を行い乾燥させたものである。温風乾燥に比べて花のサイズは小さいものの、より明るい赤色の発色に仕上がっている。
【0033】
図9は、本発明者による別の実験結果の例を示す。図9の左の図は、アスターの乾燥方法の違いによる比較を示している。上の写真はアスターを約7時間、温風乾燥させたものである。暗い色彩の仕上がりとなっている。下の写真はアスターを200ワットの低出力マイクロ波で15分乾燥したものである。赤いアスターはアントシアニン系の色素を有しており、乾燥すると通常は黒いドライフラワーになってしまう。本発明にかかる方法により、低出力マイクロ波乾燥(200ワットなど)を行うと明るい赤の色彩を残した仕上がりとすることができる。
【0034】
図9の右の図は、薔薇(マランジェ)の乾燥方法の違いによる比較を示す。同じくアントシアニン系の有している。上の写真は、低出力マイクロ波による乾燥を行ったものである。ピンク系紫の仕上がりとなっている。下の写真は温風乾燥によるもので、黒っぽい赤の仕上がりとなっている。
【0035】
図10は、本発明にかかるドライフラワー製造装置の概念図を示す。この図に示されるように、本発明にかかるドライフラワー製造装置は、花吊り下げ部、マイクロ波発生部、温風発生部を有する。花吊り下げ部は、マイクロ波照射庫内に花を吊り下げることができるよう、任意の方法でマイクロ波照射庫内に設けられている。
【0036】
花吊り下げ部は、マイクロ波照射庫内に花を吊り下げることができるよう、任意の方法でマイクロ波照射庫内に設けられている。
【0037】
比較的、高さの高い花を吊り下げることができるよう、本発明にかかるドライフラワー製造装置は、高さ方向のサイズが幅方向のサイズよりも大きい点、一般的な家庭用の電子レンジと異なっている。
【0038】
マイクロ波発生装置は、一般的な電子レンジ同様、任意の方法で設けられていることが可能である。
【0039】
マイクロ波照射工程と、温風処理工程を同時に、または連続的に実施可能であるよう、温風発生装置が設けられているのが見て取れる。温風発生装置は、花を吊り下げた状態で下から花に向かって温風を当てることができるよう、マイクロ波照射庫の底部側に設けられていることが考えられる。
【0040】
以上、本発明にかかるドライフラワーの製造方法及び製造装置を実施例に基づき説明した。本発明にかかる方法及び装置はここに記載した実施例に限定されない。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2023-02-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
製造したいドライフラワーのサイズに合わせて花をカットし事前準備する工程、事前準備した花を吊り下げ器具に吊り下げる工程、吊り下げ器具に吊り下げた花に100ー200Wの低出力マイクロ波を照射することにより加熱乾燥する工程からなるドライフラワー製造方法。
【請求項2】
アントシアニン系、またはベラルゴニジン系の色素を有する花が用いられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
マイクロ波を照射することにより加熱乾燥する工程の後に、または当該工程中に、花に対して温風があてられることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
花吊り下げ部、マイクロ波発生部、温風発生部を有することを特徴とする請求項に記載の方法を実施するためのドライフラワー製造装置。
【手続補正書】
【提出日】2023-04-27
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
製造したいドライフラワーのサイズに合わせて花をカットし事前準備する工程、事前準備した花を吊り下げ器具に吊り下げる工程、吊り下げ器具に吊り下げた花に100ー200Wの低出力マイクロ波を照射することにより加熱乾燥する工程からなるドライフラワー製造方法であって、アントシアニン系、またはベラルゴニジン系の色素を有する花が用いられることを特徴とするドライフラワー製造方法
【請求項2】
マイクロ波を照射することにより加熱乾燥する工程の後に、または当該工程中に、花に対して温風があてられることを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項3】
花吊り下げ部、マイクロ波発生部、温風発生部を有することを特徴とする請求項に記載の方法を実施するためのドライフラワー製造装置。