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特開2024-4426走行する車両に振動発電機を取り付け、発生する電力を利用する
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  • 特開-走行する車両に振動発電機を取り付け、発生する電力を利用する 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024004426
(43)【公開日】2024-01-16
(54)【発明の名称】走行する車両に振動発電機を取り付け、発生する電力を利用する
(51)【国際特許分類】
   H02N 99/00 20060101AFI20240109BHJP
【FI】
H02N99/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022113542
(22)【出願日】2022-06-28
(71)【出願人】
【識別番号】500528912
【氏名又は名称】小林 恒己
(72)【発明者】
【氏名】小林 恒己
(57)【要約】      (修正有)
【課題】路面を走行する車両の車体の振動を利用し、振動エネルギーを電力に変換して利用する。
【解決手段】車両がエンジンを駆動させて発生する車軸の回転エネルギーを車両に取り付けてある振動発電機から電力として取り出し、利用する。および転動する車輪が路面を走行することにより、車体が振動し、車体に取り付けてある振動発電機から発生する振動エネルギーを電気エネルギーに変換し、利用する。また、車体に取り付けてある車両の振動緩衝器の設置場所より前の部分に振動発電機を取り付ける。同時に取り付けてある振動発電機により発生する振動エネルギーを電力として車体に取り付けてある蓄電器に電力として蓄え、利用する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
路面を走行する車両の車輪を回転させる回転軸の保護部もしくはカバー部に連結した場所に振動発電機を取り付け、発電機から発生する電力を得る発明。
【請求項2】
路面を走行する車両の車輪を回転させる回転軸の保護部もしくはカバー部に連結した場所、と同じ場所か、車体への振動を軽減する目的で設置してある振動緩衝器が設置してある場所、の間に振動発電機を取付て発生する電力を利用する発明。
【請求項3】
路面を走行する車両の車輪を回転させる回転軸の保護部もしくはカバー部に連結した場所、と同じ場所か、車体への振動を軽減する目的で設置してある振動緩衝器が設置してある場所、の間に振動発電機を取付て発生する電力を車体の取り付けてある蓄電器に蓄えて、蓄えた電力を利用する発明。
【発明の詳細な説明】
【発明の明細説明】
本発明の目的は、路面を走行する車両の車体の振動を利用し、振動エネルギーを電力に変換して利用することである。路面を走行する車両の振動を車体に取り付けてある振動発電機を利用して電力として取り出すことである。
本発明は、車両がエンジンを駆動させて発生する車軸の回転エネルギーを車両に取り付けてある振動発電機から電力として取り出し、利用する発明および転動する車輪が路面を走行することにより、車体が振動し、車体に取り付けてある振動発電機から発生する振動エネルギーを電気エネルギーに変換し、利用することを特徴とする発明である。
本発明は、車両の駆動に伴い車両に発生する振動エネルギーを効率よく発電エネルギーに利用するために、車体に取り付けてある車両の振動緩衝器の設置場所より前の部分に振動発電機を取り付けることを特徴とする発明である。
同時に取り付けてある振動発電機により発生する振動エネルギーを電力として車体に取り付けてある蓄電器に電力として蓄え、利用することである。
本発明は走行する車体の振動を利用し、振動により発生するエネルギーを振動発電機により電力に変換して利用することを目的とする。
[請求項1]の説明
路面を走行する車両の振動は、車両の駆動部分およびタイヤが路面と接触し、転動して進行することにより、車体に振動が発生する。車体の振動する部分に振動発電機を取付けて、発生する振動エネルギーを電力に変換して利用する発明である。
[請求項2]の説明
本発明は、走行する車両の駆動部分およびタイヤが路面上を回転することにより車体に振動が発生する振動エネルギーを効率よく回収するために、振動発電機の取り付けする場所を車体に取り付けてある振動緩衝器が設置してある場所より前の部分に振動発電機を取り付けることを特徴とする発明である。
車体に取り付けてある振動緩衝器の目的は、車体の振動を吸収し、車両に搭乗する人間および物体への振動の影響を減少させることを目的としている。本発明は、振動発電機の効率を良くするために、車体に取り付けてある、振動緩衝器の設置場所より前の場所に振動発電機を設置することを目的とする。
[請求項3]の説明
本発明は、路面を走行する車両の車輪を回転させる回転軸の保護部もしくはカバー部に連結してある場所で発生している振動エネルギーを車体に取り付けてある振動発電機により発生する電力を、車体に搭載してある蓄電器に蓄え、この電力を蓄電器から取り出して利用することを特徴とする発明である。
【図面の名称】
走行する車両の車体に設置した振動発電機の取り付け場所の例
【図面の簡単な説明】
図1図1は、走行する車両の車体に設置した振動発電機の取り付け場所の例である。[図1]の説明 数1は、路面を走行する車両の車輪を回転させる回転軸の断面例である。数2は、数1で示した回転軸のカバー部の場所の断面例である。数3は、数2の回転軸カバーに連結して、回転軸を支える部材の断面例である。数4は、数1、数2、数3、から発生した振動を緩衝する緩衝器の設置する場所の例である。数5は、数4の緩衝器を設置してある場所までに設置してある振動発電機の場所を示した例である。数6は、車体の振動を数5の緩衝器を通して振動を緩衝し、車体全体を支える部材の断面を表している断面の例である。
図1