(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024044581
(43)【公開日】2024-04-02
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0601 20230101AFI20240326BHJP
【FI】
G06Q30/06 330
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022150197
(22)【出願日】2022-09-21
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-12-12
(71)【出願人】
【識別番号】522299724
【氏名又は名称】株式会社GiftX
(74)【代理人】
【識別番号】110002516
【氏名又は名称】弁理士法人白坂
(72)【発明者】
【氏名】飯▲高▼ 悠太
(72)【発明者】
【氏名】石塚 悠悟
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB58
5L049BB66
(57)【要約】
【課題】贈り物が送られるユーザにとってより適切な贈り物を届けることが可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、第2ユーザから、第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付部と、第1選択情報に基づいて、第1ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザに送信する通信制御部と、内容情報に基づいて第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付部と、受取情報を受け付けると第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御部と、要求情報を受け付けると第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御部と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ユーザに送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する記憶部と、
第1ユーザとは異なる第2ユーザが使用する端末から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付部と、
前記第1受付部によって受け付けた第1選択情報に基づいて、第2ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザが使用する端末に送信する通信制御部と、
前記通信制御部によって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付部と、
前記第2受付部によって受取情報を受け付けると、前記第1受付部によって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御部と、
前記第2受付部によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御部と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記通信制御部は、前記第2受付部によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の贈り物を第1ユーザに閲覧させるよう制御し、
前記第2受付部は、贈物情報に基づく複数の贈り物を第1ユーザが閲覧することに応じて、第1ユーザが希望する贈り物を選択すると、当該選択に応じた第2選択情報を受け付け、
前記第2指示制御部は、前記第2受付部によって受け付けた第2選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記記憶部に記憶される贈物情報には、贈り物と、贈り物の価格とを対応付けた対応情報が記憶されており、
前記通信制御部は、前記第2受付部によって要求情報を受け付けると、対応情報に基づいて、第2ユーザが選択した贈り物に対応付く価格以下となる贈り物を特定し、特定した贈り物を第1ユーザに閲覧させるよう制御する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
第2ユーザが使用する端末から、文字、数字、記号及び図形のグループのうち少なくとも1つを含むロゴに関するロゴ情報を受け付ける第3受付部を備え、
前記第1指示制御部及び前記第2指示制御部は、前記第3受付部によって受け付けたロゴ情報に基づくロゴを贈り物に付して第1ユーザに送るよう指示する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
第1ユーザが公開する内容に関する公開情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得した公開情報に基づいて、第1ユーザの好みを推定する推定部と、
贈物情報に記録される贈り物の中から、前記推定部によって推定した第1ユーザの好みに応じた贈り物を特定する特定部と、
前記特定部によって特定した贈り物をお勧め情報として第2ユーザに提案する提案部と、を備え、
前記第1受付部は、お勧め情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける
請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
第1ユーザに送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、
第1ユーザとは異なる第2ユーザが使用する端末から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付ステップと、
前記第1受付ステップによって受け付けた第1選択情報に基づいて、第2ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザが使用する端末に送信する通信制御ステップと、
前記通信制御ステップによって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付ステップと、
前記第2受付ステップによって受取情報を受け付けると、前記第1受付ステップによって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御ステップと、
前記第2受付ステップによって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御ステップと、
を実行する情報処理方法。
【請求項7】
第1ユーザに送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
第1ユーザとは異なる第2ユーザが使用する端末から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付機能と、
前記第1受付機能によって受け付けた第1選択情報に基づいて、第2ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザが使用する端末に送信する通信制御機能と、
前記通信制御機能によって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付機能と、
前記第2受付機能によって受取情報を受け付けると、前記第1受付機能によって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御機能と、
前記第2受付機能によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御機能と、
を実現させる情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザ(被贈答人)に贈り物(ギフト)を送る際に、送り主(贈答人)によるギフトの選択を支援する装置が存在する。選択支援装置は、被贈答人によるメッセージ及び投稿画像等の投稿情報を解析して、被贈答人の嗜好性等を取得する。選択支援装置は、取得した嗜好性等に基づいてギフト候補となる商品を選択し、その商品を贈答人に提示する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、被贈答人は、選択支援装置によって自身の嗜好性に応じて選択された商品であっても、その商品が送られた際には商品の交換を希望する場合がある。
【0005】
本開示は、贈り物が送られるユーザにとってより適切な贈り物を届けることが可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の情報処理装置は、第1ユーザに送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する記憶部と、第1ユーザとは異なる第2ユーザが使用する端末から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付部と、第1受付部によって受け付けた第1選択情報に基づいて、第1ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザが使用する端末に送信する通信制御部と、通信制御部によって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付部と、第2受付部によって受取情報を受け付けると、第1受付部によって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御部と、第2受付部によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
一態様によれば、贈り物が送られるユーザにとってより適切な贈り物を届けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】一実施形態に係る情報処理装置について説明するための図である。
【
図2】一実施形態に係る情報処理装置について説明するためのブロック図である。
【
図3】一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第1のフローチャートである。
【
図4】一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第2のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態について説明する。
【0010】
[情報処理装置300の概要]
まず、一実施形態に係る情報処理装置300の概要について説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置300について説明するための図である。
【0011】
情報処理装置300は、例えば、第2ユーザ200から第1ユーザ100へ贈り物(ギフト)400を送ることが可能なギフト提供装置等として構成されてもよい。また、情報処理装置300は、例えば、第1ユーザ100が第2ユーザ200から贈り物(ギフト)400を送られた際に、その贈り物(ギフト)400を変更することが可能なギフト変更装置等として構成されてもよい。また、情報処理装置300は、例えば、第2ユーザ200が第1ユーザ100へ贈り物(ギフト)400を送る際に第2ユーザ200を支援する贈物支援装置等として構成されてもよい。情報処理装置300は、上述した一例の装置に限らず、種々の装置等を構成してもよい。
情報処理装置300は、例えば、サーバ、デスクトップ、ラップトップ、タブレット及びスマートフォン等のコンピュータであってもよい。
【0012】
第1ユーザ100は、贈り物(ギフト)400が送られる側、すなわちギフト400を受け取るユーザである。第1ユーザ100は、例えば、第1端末101を利用してもよい。
第2ユーザ200は、贈り物(ギフト)400を送る側、すなわちギフト400の送り主となるユーザである。第2ユーザ200は、例えば、第2端末201を利用してもよい。
第1端末101及び第2端末201は、例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレット及びスマートフォン等の種々の端末であってもよい。
【0013】
情報処理装置300は、第1ユーザ100に送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する。贈物情報は、例えば、複数の贈り物のリスト等の情報を含んでもよい。
【0014】
第2ユーザ200は、自身が使用する端末(第2端末201)を利用して、贈物情報に記録される贈り物のリスト等を参照し、第1ユーザ100へ送る贈り物を選択する。この場合、第2端末201は、その選択に基づいた第1選択情報を情報処理装置300に送信する。第1選択情報には、贈り物を送る第1ユーザ100の送り先、及び、第2ユーザ200によって選択された贈り物等の情報が含まれてもよい。
【0015】
情報処理装置300は、第2端末201から第1選択情報を受け付けると、その第1選択情報に基づいて、第2ユーザ200によって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザ100が使用する第1端末101に送信する。内容情報は、例えば、第2ユーザ200から第1ユーザ100へ送られる贈り物(ギフト)400の種類又は内容物等の情報が含まれてもよい。
【0016】
第1ユーザ100は、自身が使用する端末(第1端末101)を利用して、内容情報に基づく贈り物の種類又は内容物等を確認し、贈り物を受け取る場合には、受け取ることを示す受取情報を情報処理装置300に送信する。一方、第1ユーザ100は、第1端末101を利用して、第2ユーザ200から送られる贈り物(ギフト)400の変更を希望する場合には、贈り物の変更を要求する要求情報を情報処理装置300に送信する。
【0017】
情報処理装置300は、第1端末101から受取情報を受け付けると、第2端末201から送信された第1選択情報に基づいた贈り物(第2ユーザ200によって選択された贈り物400)を第1ユーザ100に送るよう指示する。この場合、情報処理装置300は、例えば、贈り物400の配送センタ(図示せず)及び贈り物店(ギフトショップ)(図示せず)等に対して、第1選択情報に基づく贈り物(ギフト)400及び第1ユーザ100の送り先等の情報を送信し、第2ユーザ200からの贈り物を第1ユーザ100に送るよう手配する。
【0018】
また、情報処理装置300は、第1端末101から要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザ100によって選択された贈り物(ギフト)400を、第1ユーザ100に送るよう指示する。この場合、情報処理装置300は、例えば、配送センタ(図示せず)及び贈り物店(ギフトショップ)(図示せず)等に対して、第1ユーザ100によって選択された贈り物(ギフト)400及び第1ユーザ100の送り先等の情報を送信し、贈り物を第1ユーザ100に送るよう手配する。
【0019】
[情報処理装置300の詳細]
次に、一実施形態に係る情報処理装置300について詳細に説明する。
図2は、一実施形態に係る情報処理装置300について説明するためのブロック図である。
【0020】
情報処理装置300は、例えば、通信部331、記憶部332、表示部333及び制御部310等を備える。通信部331、記憶部332及び表示部333は、出力部の一実施形態であってもよい。制御部310は、例えば、第1受付部311、第2受付部312、第3受付部313、通信制御部314、第1指示制御部315、第2指示制御部316、取得部317、推定部318、特定部319及び提案部320等を備える。制御部310は、例えば、情報処理装置300の演算処理装置等によって構成されてもよい。制御部310(例えば、演算処理装置等)は、例えば、記憶部332等に記憶される各種プログラム等を適宜読み出して実行することにより、各部(例えば、第1受付部311、第2受付部312、第3受付部313、通信制御部314、第1指示制御部315、第2指示制御部316、取得部317、推定部318、特定部319及び提案部320等)の機能を実現してもよい。
【0021】
なお、第1受付部311、第2受付部312及び第3受付部313は、例えば、制御部310においてそれぞれ異なる機能となっていてもよく、1つにまとまって受付部として機能してもよい。
また、第1指示制御部315及び第2指示制御部316は、例えば、制御部310においてそれぞれ異なる機能となっていてもよく、1つにまとまって指示制御部として機能してもよい。
【0022】
通信部331は、例えば、情報処理装置300の外部にある装置(外部装置)等との間で種々の情報の送受信が可能な通信インターフェースである。外部装置は、例えば、第1端末101及び第2端末201等であってもよい。
【0023】
記憶部332は、例えば、種々の情報及びプログラムを記憶してもよい。記憶部332の一例は、メモリ、ソリッドステートドライブ及びハードディスクドライブ等であってもよい。なお、記憶部332は、例えば、クラウド上にある記憶領域及びサーバ等であってもよい。
【0024】
記憶部332は、第1ユーザ100に送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する。贈物情報は、例えば、複数の贈り物のリスト等の情報を含んでもよい。また、贈物情報は、例えば、贈り物の価格又は贈り物の価格帯等の情報を含んでもよい。
【0025】
表示部333は、例えば、種々の文字、記号及び画像等を表示することが可能なディスプレイである。
【0026】
第1受付部311は、第1ユーザ100とは異なる第2ユーザ200が使用する端末(第2端末201)から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザ100に送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける。第1受付部311は、例えば、通信部331を介して、第2端末201から第1選択情報を受け付けてもよい。
ここで、第2端末201は、第2ユーザ200の操作に基づいて、贈物情報に記録される複数の贈り物を第2端末表示部202に表示する。第2端末201は、表示される複数の贈り物のなかから、第1ユーザ100に送ることを希望する贈り物が第2ユーザ200によって選択されると、その選択された贈り物の情報(第1選択情報)を情報処理装置300に送信する。
第1選択情報には、第1ユーザ100の情報(第1ユーザ情報)が含まれてもよい。第1ユーザ情報には、例えば、第1ユーザ100の氏名、及び、連絡先(一例として、メールアドレス及び送り先住所)等の情報が含まれてもよい。
【0027】
また、第1受付部311は、第2端末201から、第2ユーザ200から第1ユーザ100に贈り物を送る際に添付するメッセージ(メッセージ情報)を受け付けてもよい。
第2端末201は、例えば、第2ユーザ200の操作に基づいて、第1ユーザ100に送るメッセージの入力を受け付けてもよい。第2端末201は、例えば、入力されたメッセージをメッセージ情報として情報処理装置300に送信する。
メッセージは、文字、数字及び記号等のテキスト、並びに、画像(静止画及び動画)等を含んでもよい。メッセージは、例えば、第1ユーザ100に感謝を伝える文章等を始めとする種々の内容であってもよい。
【0028】
通信制御部314は、第1受付部311によって受け付けた第1選択情報に基づいて、第2ユーザ200によって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザ100が使用する端末(第1端末101)に送信する。内容情報は、上述したように、第2ユーザ200から第1ユーザ100に送られる贈り物の内容の情報である。贈り物の内容は、例えば、贈り物の種類又は内容物等であってもよい。具体的な一例として、贈り物の種類は、お菓子及び飲料等の食品類、ハンカチ及び衣服等の衣類、並びに、筆記具等の文房具類等を始めとする種々の種類であってもよい。また具体的な一例として、贈り物の内容は、羊羹、ゼリー、ビール、日本酒、ハンカチ、靴下、帽子、及び、万年筆等を始めとする種々の商品内容であってもよい。また、内容情報には、例えば、第2ユーザ200の氏名及び所属組織等の情報が含まれてもよい。
【0029】
また、通信制御部314は、内容情報と共に、第1受付部311で受け付けたメッセージ(メッセージ情報)を第1端末101に送信してもよい。これにより、情報処理装置300は、贈り物の他に、第2ユーザ200が第1ユーザ100に伝えるメッセージ(一例として、感謝を示すメッセージ等)を第1ユーザ100に送ることが可能になる。
【0030】
ここで、第1端末101は、例えば、内容情報を受け付けると、内容情報に基づいて贈り物の内容を第1端末表示部102に表示する。また、第1端末101は、例えば、メッセージ情報を受け付けると、メッセージ情報に基づくメッセージを第1端末表示部102に表示する。第1端末101は、例えば、第1ユーザ100が第2ユーザ200からの贈り物(内容情報に基づく贈り物)を受け取る場合、送り物を受け取ることを示す受取情報を情報処理装置300に送信する。一方、第端末は、例えば、第1ユーザ100が第2ユーザ200から送られる贈り物(内容情報に基づく贈り物)の変更を希望する場合、贈り物の変更要求を示す要求情報を情報処理装置300に送信する。
【0031】
第2受付部312は、通信制御部314によって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザ100によって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザ100が第2ユーザ200からの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける。すなわち、第2受付部312は、第1端末101から送信される情報を受け付ける。第2受付部312は、例えば、第1端末101が受取情報を送信する場合、通信部331を介して、受取情報を受け付ける。一方、第2受付部312は、例えば、第1端末101が要求情報を送信する場合、通信部331を介して、要求情報を受け付ける。
【0032】
第1指示制御部315は、第2受付部312によって受取情報を受け付けると、第1受付部311によって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザ100に送るよう指示する。第1指示制御部315は、例えば、受取情報に対応する第1選択情報に基づいて、第2ユーザ200が第1ユーザ100に送ることを希望する贈り物を第1ユーザ100に送るよう指示する。第1指示制御部315は、例えば、配送センタ(図示せず)に配される配送端末(図示せず)に対して、第1ユーザ100への贈り物と送り先(送り先住所等)とを特定した情報を送信してもよい。又は同様に、第1指示制御部315は、例えば、贈り物を取り扱う店舗(図示せず)に配される店舗端末に対して、第1ユーザ100への贈り物と送り先(送り先住所等)とを特定した情報を送信してもよい。
【0033】
第2指示制御部316は、第2受付部312によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザ100が希望する送り物を第1ユーザ100に送るよう指示する。
ここでまず、上述した通信制御部314は、第2受付部312によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の贈り物を第1ユーザ100に閲覧させるよう制御してもよい。すなわち、通信制御部314は、例えば、記憶部332に記憶される贈物情報を第1端末101に送信してもよい。
第1端末101は、例えば、贈物情報を受け付けると、贈物情報に基づいて贈り物の内容を第1端末表示部102に表示する。第1端末101は、例えば、第1ユーザ100の操作に基づいて、贈物情報に記録される贈物の中から、第1ユーザ100が希望する贈り物の選択を受け付ける。第1端末101は、例えば、その選択に基づいて、第1ユーザ100が希望する贈り物の情報(第2選択情報)を情報処理装置300に送信する。
【0034】
なお、記憶部332に記憶される贈物情報には、贈り物と、贈り物の価格とを対応付けた対応情報が記憶されてもよい。贈り物の価格は、例えば、贈り物の価格帯等であってもよい。
通信制御部314は、第2受付部312によって要求情報を受け付けると、対応情報に基づいて、第2ユーザ200が選択した贈り物に対応付く価格以下となる贈り物を特定し、特定した贈り物を第1ユーザ100に閲覧させるよう制御してもよい。すなわち、通信制御部314は、贈り物情報(対応情報)を参照し、第2ユーザ200が第1ユーザ100に送ることを希望した贈り物と、同じ価格(又は、同じ価格帯)以下の他の贈り物を特定し、他の贈り物を第1ユーザ100に閲覧させるよう制御してもよい。
この場合、通信制御部314は、例えば、贈物情報のうち、特定した他の贈り物についてはフラグを「1」に設定し、フラグが「1」に設定された贈り物(他の贈り物)のみ第1ユーザ100に閲覧可能になるようにして、フラグ付きの贈物情報を第1端末101に送信してもよい。
又は、通信制御部314は、例えば、贈物情報のうち特定した他の贈り物のみを抜き出した新たな贈物情報を生成し、新たな贈物情報を第1端末101に送信してもよい。
【0035】
次に、上述した第2受付部312は、第2選択情報を受け付ける。すなわち、第2受付部312は、贈物情報に基づく複数の贈り物を第1ユーザ100が閲覧することに応じて、第1ユーザ100が希望する贈り物を選択すると、その選択に応じた第2選択情報を受け付けてもよい。
【0036】
次に、第2指示制御部316は、第2受付部312によって受け付けた第2選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザ100に送るよう指示してもよい。すなわち、第2指示制御部316は、例えば、第2選択情報に基づいて、第1ユーザ100が希望する贈り物を第1ユーザ100に送るよう指示する。第2指示制御部316は、例えば、配送センタ(図示せず)に配される配送端末(図示せず)に対して、第1ユーザ100への贈り物と送り先(送り先住所等)とを特定した情報を送信してもよい。又は同様に、第2指示制御部316は、例えば、贈り物を取り扱う店舗(図示せず)に配される店舗端末に対して、第1ユーザ100への贈り物と送り先(送り先住所等)とを特定した情報を送信してもよい。
【0037】
なお、制御部310(上述した各部)は、例えば、以下(1)~(5)のグループのうちの少なくとも1つの場合のイベントを履歴(ログ)として残すようにしてもよい。制御部310(上述した各部)は、例えば、履歴(ログ)に関する履歴情報(ログ情報)を記憶部332に記憶してもよい。また、制御部310(上述した各部)は、例えば、履歴(ログ)を表示部333に表示してもよい。
(1)通信制御部314によって内容情報を第1端末101に送信した場合
(2)第2受付部312によって受取情報、要求情報又は第2選択情報を受け付けた場合
(3)第1指示制御部315によって第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザ100に送るよう指示した場合
(4)第2指示制御部316によって第2選択情報に基づいた送り物を第1ユーザ100に送るよう指示した場合
(5)配送センタ又は店舗によって第1ユーザ100への贈り物の配送を完了した場合の完了通知を受け付けた場合
制御部310は、例えば、贈り物毎に履歴を残すことにより、その贈り物をトラッキングすることが可能になる。この場合、制御部310は、第2端末201からトラッキングの閲覧に関する要求(トラッキング閲覧要求)を、通信部331を介して受け付けた場合、そのトラッキング閲覧要求で指定された贈り物を特定する。さらに、制御部310は、記憶部332に記憶された履歴情報を参照して、特定された贈り物の状況を取得し、取得した贈り物の状況(トラッキング結果)を、通信部331を介して第2端末201に送信してもよい。
【0038】
上述した情報処理装置300は、さらに第3受付部313を備えてもよい。
第3受付部313は、第2ユーザ200が使用する端末(第2端末201)から、文字、数字、記号及び図形のグループのうち少なくとも1つを含むロゴに関するロゴ情報を受け付ける。
第3受付部313は、例えば、第1受付部311によって第1選択情報を受け付けるタイミングで、又は、第1選択情報を受け付けるタイミングとは異なるタイミングで、ロゴ情報を受け付けてもよい。異なるタイミングは、第1選択情報を受け付けるタイミングよりも前又は後のタイミングであってもよい。ロゴ情報は、第1選択情報に含まれていてもよく、又は、第1選択情報に含まれていなくともよい。
ロゴ情報は、例えば、第2ユーザ200が所属組織のロゴマーク、及び、第2ユーザ200が希望する文字等を始めとする種々のロゴの情報であってもよい。第2ユーザ200が希望する文字等は、例えば、第1ユーザ100に対するメッセージ等であってもよい。
【0039】
制御部310は、第3受付部313によってロゴ情報を受け付けると、ロゴ情報と第2ユーザ200とを対応付けて記憶部332に記憶してもよい。これにより、第2ユーザ200は、例えば、予めロゴ情報を情報処理装置300にアップロードしておくと、又は、第1選択情報と共にロゴ情報をアップロードすると、アップロードしてから最初のタイミングばかりでなく、次回以降のタイミングであっても、第2ユーザ200に紐づくロゴ情報を特定して、最初及び次回以降のタイミングであっても同じロゴ情報に基づくロゴを、後述するように贈り物に付すことが可能になる。
【0040】
また、第3受付部313は、1人の第2ユーザ200から複数のロゴ情報を受け付けてもよい。この場合、制御部310は、第2端末201から複数のロゴ情報に基づくロゴのうち1又は複数のロゴの選択を受け付けると、選択されたロゴを、後述するように贈り物に付すことが可能になる。
【0041】
このような場合、上述した第1指示制御部315及び第2指示制御部316は、第3受付部313によって受け付けたロゴ情報に基づくロゴを贈り物に付して第1ユーザ100に送るよう指示してもよい。
すなわち、第1指示制御部315は、例えば、受取情報に対応する第1選択情報と、ロゴ情報とに基づいて、第2ユーザ200が第1ユーザ100に送ることを希望する贈り物にロゴを付して第1ユーザ100に送るよう指示してもよい。
また、第2指示制御部316は、例えば、第2選択情報と、ロゴ情報とに基づいて、第1ユーザ100が希望する贈り物にロゴを付して第1ユーザ100に送るよう指示してもよい。
第1指示制御部315及び第2指示制御部316が指示を行う指示先は、配送センタ(図示せず)に配される配送端末(図示せず)、又は、贈り物を取り扱う店舗(図示せず)に配される店舗端末等であってもよい。
【0042】
また上述した情報処理装置300は、取得部317、推定部318、特定部319及び提案部320を備えてもよい。
取得部317は、第1ユーザ100が公開する内容に関する公開情報を取得する。
ここで、第1ユーザ100は、例えば、第1端末101を使用して、SNS(Social Networking Service)(又は、ソーシャルメディア等)、ブログ及びホームページ等に種々の内容を公開する。
取得部317は、例えば、通信部331を介して、クロール等を行い、第1ユーザ100が公開する内容をその第1ユーザ100に対応付けて取得する。取得部317は、取得した第1ユーザ100が公開する内容を公開情報として記憶部332に記憶してもよい。
【0043】
推定部318は、取得部317によって取得した公開情報に基づいて、第1ユーザ100の好みを推定する。推定部318は、例えば、種々の方法により公開情報に基づく内容を解析して、第1ユーザ100の好みを推定してもよい。推定部318が推定する「好み」は、例えば、贈物情報に贈り物の内容(例えば、種類及び内容物等)が記録されている場合には、その内容に対応した好み等であってもよい。すなわち、推定部318が推定可能な「好み」は、贈り物の内容に応じて分類されていてもよい。
具体的な一例として、推定部318は、公開情報(テキスト)に基づいて形態素解析を行い、公開内容により多く登場する単語等を抽出してもよい。推定部318は、抽出した単語に基づいて、第1ユーザ100の好みを推定してもよい。すなわち一例として、推定部318は、抽出した単語がワインの場合には、第1ユーザ100はワインが好みと推定してもよい。なお、推定部318は、抽出した複数の単語に基づいて、第1ユーザ100の好みを推定してもよい。また、推定部318は、抽出した複数の単語に基づいて、第1ユーザ100の複数の好みを推定してもよい。
推定部318は、上述した具体的な一例に限らず、種々の方法により第1ユーザ100の好みを推定してもよい。
【0044】
特定部319は、贈物情報に記録される贈り物の中から、推定部318によって推定した第1ユーザ100の好みに応じた贈り物を特定する。
具体的な一例として、特定部319は、推定部318によって推定した第1ユーザ100の好みが「ワイン」の場合には、贈物情報に記録されるワインの個別商品(贈り物)を特定してもよい。
また、具体的な一例として、特定部319は、推定部318によって推定した第1ユーザ100の好みが「ワイン」の場合には、贈物情報に記録される分類に応じた贈り物(酒類に分類される贈り物)を特定してもよい。特定部319は、例えば、贈物情報に記録される分類として、酒類(種類)と、ワイン、ビール、日本酒及び焼酎等(内容物)とが対応付けられている場合、推定部318によってワインが推定されると、ワイン、ビール、日本酒及び焼酎それぞれの個別商品(贈り物)を特定してもよい。
【0045】
提案部320は、特定部319によって特定した贈り物をお勧め情報として第2ユーザ200に提案する。提案部320は、特定部319によって特定した贈り物(個別商品)を、第1ユーザ100に送るのに適したもの(お勧め)として、第2ユーザ200に提案する。すなわち、提案部320は、通信部331を介して、お勧め(お勧め情報)を第2端末201に送信する。
【0046】
第2端末201は、お勧め情報を受け付けると、お勧め情報に記録される複数の贈り物を第2端末表示部202に表示する。第2端末201は、表示される複数の贈り物のなかから、第1ユーザ100に送ることを希望する贈り物が第2ユーザ200によって選択されると、その選択された贈り物の情報(第1選択情報)を情報処理装置300に送信する。
【0047】
上述した第1受付部311は、お勧め情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザ100に送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付けてもよい。すなわち、第1受付部311は、例えば、通信部331を介して、第2端末201から第1選択情報を受け付けてもよい。
【0048】
なお、上述した情報処理装置300の制御部310は、自機又は他機の他の機能と連携してもよい。制御部310は、例えば、メール機能、スケジュール(カレンダー機能)、営業支援機能、マーケティングオートメーション機能、及び、顧客関係管理機能等を始めとする種々の機能と連携してもよい。
一例として、制御部310は、メール機能及びスケジュール機能等を始めとする、第2ユーザ200と第1ユーザ100との打ち合わせを管理できる機能等と連携し、その打合せが終了したことを各機能から取得すると、第1ユーザ100に贈り物を送るように、第2端末201に対して促してもよい。ここで、制御部310は、メール機能に基づく第1ユーザ100へのメール文章に打合せが終了した旨の内容が有る場合、またスケジュール機能に登録される第1ユーザ100との打ち合わせ日時が過ぎた場合、その打合せが終了したことを各機能から取得してもよい。
この場合、制御部310は、例えば、各機能(一例として、名刺管理機能及びメール機能等の上述した各機能等)に記録される、第1ユーザ100の名刺又は第1ユーザ100からの送信された電子メールに記載される第1ユーザ100の署名等を取得してもよい。制御部310(取得部317)は、例えば、第1ユーザ100の名刺及び署名等に記録される内容に基づいて、その第1ユーザ100の公開内容を(公開情報)を取得してもよい。制御部310(提案部320)は、第1ユーザ100の公開内容に基づいて特定された贈り物に基づいて、第1ユーザ100に贈り物を送るように、第2端末201に対して促してもよい(お勧め情報を第2端末201に送信)。
【0049】
また、情報処理装置300の制御部310は、各部が取得する情報等を一覧として第2端末201に閲覧が可能なような機能(ダッシュボード機能)を有してもよい。
【0050】
また、情報処理装置300の制御部310は、例えば、通信部331を介して、第1端末101から贈り物をもらったことのお礼のメッセージ等を受け付けてもよい。この場合、制御部310は、例えば、通信部331を介して、そのお礼のメッセージを第2端末201に送信してもよい。
【0051】
また、第1ユーザ100が贈り物の受領を拒否する可能性もある。この場合、情報処理装置300の制御部310は、例えば、通信部331を介して、第1端末101から受領拒否を示す拒否情報を受け付けると、第1ユーザ100が贈り物の受領を拒否した旨の内容を記録した拒否内容情報を第2端末201に送信してもよい。制御部310は、例えば、第1ユーザ100が受領拒否を行うと、第1ユーザ100に贈り物は送らず、さらに第2ユーザ200に請求する費用を無料又は減額してもよい。
【0052】
[情報処理方法]
次に、一実施形態に係る情報処理方法について説明する。
【0053】
まず、贈り物を第1ユーザ100に送る際の処理の流れについて説明する。
図3は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第1のフローチャートである。
【0054】
ステップST101において、第1受付部311は、通信部331を介して、第1選択情報を受け付ける。第1選択情報は、第2端末201において、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザ100に送る贈り物を選択した際に生成される情報であってもよい。
なお、第3受付部313は、例えば、第1受付部311によって第1選択情報を受け付けるタイミング又は時間的に異なるタイミングにおいて、第2端末201から、文字、数字、記号及び図形のグループのうち少なくとも1つを含むロゴに関するロゴ情報を受け付けてもよい。
【0055】
ステップST102において、通信制御部314は、通信部331を介して、ステップST101で受け付けた第1選択情報に基づく内容情報を第1端末101に送信する。内容情報、第2ユーザ200によって選択された贈り物の内容に関する情報であってもよい。
【0056】
ステップST103において、第2受付部312は、通信部331を介して、ステップST102で送信した内容情報に基づく受取情報及び要求情報のうちの一方を受け付ける。内容情報は、第1端末101において、贈り物を受け取ることを選択した際に生成される情報であってもよい。要求情報は、第1端末101において、贈り物の変更を選択した際に生成される情報であってもよい。受取情報を受け付けた場合、処理はステップST104に進む。要求情報を受け付けた場合、処理はステップST105に進む。
【0057】
ステップST104において、第1指示制御部315は、ステップST103で受取情報を受け付けると、ステップST101で受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザ100に送るよう指示する。
ここで、第1指示制御部315、ステップST101で第3受付部313が受け付けたロゴ情報に基づくロゴを贈り物に付して第1ユーザ100に送るよう指示してもよい。
【0058】
ステップST105において、通信制御部314は、ステップST103で要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の贈り物を第1ユーザ100(第1端末101)に閲覧させる。贈物情報は、例えば、記憶部332等に記憶されていてもよい。
また、贈物情報には、例えば、贈り物と、贈り物の価格とを対応付けた対応情報が記憶されてもよい。この場合、通信制御部314は、ステップST103で要求情報を受け付けると、対応情報に基づいて、第2ユーザ200が選択した贈り物に対応付く価格以下となる贈り物を特定し、特定した贈り物を第1ユーザ100に閲覧させてもよい。
【0059】
ステップST106において、第2受付部312は、通信部331を介して、第2選択情報を受け付ける。第2選択情報は、第1端末101において、ステップST105で送信した贈物情報に基づく複数の贈り物(又は、ステップST105で特定した贈り物等)を第1ユーザ100が閲覧することに応じて、第1ユーザ100が希望する贈り物を選択した場合に生成される情報であってもよい。
【0060】
ステップST107において、第2指示制御部316は、ステップST106で受け付けた第2選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザ100に送るよう指示する。すなわち、第2指示制御部316は、ステップST103で要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザ100が希望する送り物を第1ユーザ100に送るよう指示する。
ここで、第2指示制御部316、ステップST101で第3受付部313が受け付けたロゴ情報に基づくロゴを贈り物に付して第1ユーザ100に送るよう指示してもよい。
【0061】
次に、ソーシャルプロファイリング調査の際の処理の流れについて説明する。
図4は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第2のフローチャートである。
【0062】
ステップST201において、取得部317は、第1ユーザ100が公開する内容に関する公開情報を取得する。
【0063】
ステップST202において、推定部318は、ステップST201で取得した公開情報に基づいて、第1ユーザ100の好みを推定する。
【0064】
ステップST203において、特定部319は、贈物情報に記録される贈り物の中から、ステップST202で推定した第1ユーザ100の好みに応じた贈り物を特定する。贈物情報は、例えば、記憶部332に記憶されてもよい。
【0065】
ステップST204において、提案部320は、ステップST203で特定した贈り物をお勧め情報として第2ユーザ200に提案する。すなわち、提案部320は、通信部331を介して、お勧め(お勧め情報)を第2端末201に送信する。
【0066】
ステップST204の処理の後、
図3を用いて説明したステップST101の第1受付部311は、通信部331を介して、ステップST204で送信したお勧め情報に基づく第1選択情報を受け付けてもよい。この場合の第1選択情報は、第2端末201において、お勧め情報に記録される複数の贈り物の中から、第2ユーザ200によって第1ユーザ100に送る贈り物を選択した際に生成される情報であってもよい。
【0067】
上述した情報処理装置300の各部は、コンピュータの演算処理装置等の機能として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置300の第1受付部311、第2受付部312、第3受付部313、通信制御部314、第1指示制御部315、第2指示制御部316、取得部317、推定部318、特定部319及び提案部320(制御部310)は、コンピュータの演算処理装置等による第1受付機能、第2受付機能、第3受付機能、通信制御機能、第1指示制御機能、第2指示制御機能、取得機能、推定機能、特定機能及び提案機能(制御機能)としてそれぞれ実現されてもよい。
情報処理プログラムは、上述した各機能をコンピュータに実現させることができる。情報処理プログラムは、例えば、メモリ、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ又は光ディスク等の、コンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体等に記録されていてもよい。記録媒体は、例えば、非一時的なコンピュータ可読媒体と言い換えてもよい。
また、上述したように、情報処理装置300の各部は、コンピュータの演算処理装置等で実現されてもよい。その演算処理装置等は、例えば、集積回路等によって構成される。このため、情報処理装置300の各部は、演算処理装置等を構成する回路として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置300の第1受付部311、第2受付部312、第3受付部313、通信制御部314、第1指示制御部315、第2指示制御部316、取得部317、推定部318、特定部319及び提案部320(制御部310)は、コンピュータの演算処理装置等を構成する第1受付回路、第2受付回路、第3受付回路、通信制御回路、第1指示制御回路、第2指示制御回路、取得回路、推定回路、特定回路及び提案回路(制御回路)として実現されてもよい。
また、情報処理装置300の通信部331、記憶部332及び表示部333(出力部)は、例えば、演算処理装置等の機能を含む通信機能、記憶機能及び表示機能(出力機能)として実現されもよい。また、情報処理装置300の通信部331、記憶部332及び表示部333(出力部)は、例えば、集積回路等によって構成されることにより通信回路、記憶回路及び表示回路(出力回路)として実現されてもよい。また、情報処理装置300の通信部331、記憶部332及び表示部333(出力部)は、例えば、複数のデバイスによって構成されることにより通信装置、記憶装置及び表示装置(出力装置)として構成されてもよい。
【0068】
情報処理装置300は、上述した複数の各部のうち1又は任意の複数を組み合わせることが可能である。
本開示では、「情報」の文言を使用しているが、「情報」の文言は「データ」と言い換えることができ、「データ」の文言は「情報」と言い換えることができる。
【0069】
[本実施形態の態様及び効果]
次に、本実施形態の一態様及び各態様が奏する効果について説明する。なお、以下に記載する各態様は出願時の一例であり、本実施形態は以下に記載する態様に限定されることはない。すなわち、本実施形態は以下に記載する各態様に限定されることはなく、上述した各部を適宜組み合わせて実現されてもよい。また、下位の態様は、それよりも上位の態様のいずれでも引用できる場合がある。
また、以下に記載する効果は一例であり、各態様が奏する効果は以下に記載するものに限定されることはない。また、各態様は、例えば、以下に記載する少なくとも1つの効果を奏してもよい。
【0070】
(態様1)
一態様の情報処理装置は、第1ユーザに送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する記憶部と、第1ユーザとは異なる第2ユーザが使用する端末から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付部と、第1受付部によって受け付けた第1選択情報に基づいて、第2ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザが使用する端末に送信する通信制御部と、通信制御部によって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付部と、第2受付部によって受取情報を受け付けると、第1受付部によって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御部と、第2受付部によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御部と、を備える。
第1指示制御部及び第2指示制御部の指示を受けた指示先は、指示された贈り物を第1ユーザに届ける。これにより、情報処理装置は、第1ユーザにとってより適切な贈り物を届けることができる。
また、情報処理装置は、第2ユーザが第1ユーザへ贈り物を送る際の贈物支援装置等として構成されてもよく、第2ユーザと第1ユーザとの人間的なつながりを感じられるギフト体験を提供することができる。すなわち、情報処理装置は、人間的な温かみのある体験を第1ユーザ及び第2ユーザに提供することができる。
また、情報処理装置は、第2ユーザにとって手間のかかる贈り物の選定と送付とトラッキングとを支援することができ、第2ユーザにとっては簡単に(効率的に)且つ大量に贈り物を複数の異なる第1ユーザに送ることを支援することができる。また、情報処理装置は、マーケティングからカスタマーサービスまでの様々シーンで第2ユーザを支援することができる。すなわち、情報処理装置は、第2ユーザのマーケティング及び営業活動の成果向上、及び、第2ユーザの顧客となる第1ユーザの体験(顧客体験)の向上を期待することができる。
また、情報処理装置は、第1ユーザに、贈り物を送ってくれた第2ユーザの気持ちが嬉しい、及び、贈り物をもらえて嬉しい等を始めとする種々の良い感情が起こるのを期待することができる。
また、情報処理装置は、贈り物を取り扱うメーカ及び店舗等にとっては、新規売り上げ、マーケティング効果及びブランディング効果それぞれの向上等を期待することができる。
また、情報処理装置は、マーケティング、インサイドセールス、セールス及びカスタマーサクセス、並びに、リードジェネレーション、リードナーチャリング、フィールドセールス及びオンボーディング等の様々なシーンで活用でき、既存のマーケティング及び営業施策の効果の向上につなげることができる。
【0071】
(態様2)
一態様の情報処理装置では、通信制御部は、第2受付部によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の贈り物を第1ユーザに閲覧させるよう制御し、第2受付部は、贈物情報に基づく複数の贈り物を第1ユーザが閲覧することに応じて、第1ユーザが希望する贈り物を選択すると、その選択に応じた第2選択情報を受け付け、第2指示制御部は、第2受付部によって受け付けた第2選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示することとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、第1ユーザが希望する贈り物を選択させることができ、第1ユーザが希望する贈り物を届けることができる。
【0072】
(態様3)
一態様の情報処理装置は、記憶部に記憶される贈物情報には、贈り物と、贈り物の価格とを対応付けた対応情報が記憶されており、通信制御部は、第2受付部によって要求情報を受け付けると、対応情報に基づいて、第2ユーザが選択した贈り物に対応付く価格以下となる贈り物を特定し、特定した贈り物を第1ユーザに閲覧させるよう制御することとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、第2ユーザが第1ユーザに送ろうとした贈り物の価格以下から、第1ユーザが希望する他の贈り物を選択させるようにするので、第2ユーザに対して経済的な新たな負担を生じさせることを抑制でき、第2ユーザの当初の希望に応じた贈り物を第1ユーザに届けることができる。
【0073】
(態様4)
一態様の情報処理装置は、第2ユーザが使用する端末から、文字、数字、記号及び図形のグループのうち少なくとも1つを含むロゴに関するロゴ情報を受け付ける第3受付部を備え、第1指示制御部及び第2指示制御部は、第3受付部によって受け付けたロゴ情報に基づくロゴを贈り物に付して第1ユーザに送るよう指示することとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、第2ユーザからの贈り物であることを第1ユーザにより印象付けることができる。
【0074】
(態様5)
一態様の情報処理装置は、第1ユーザが公開する内容に関する公開情報を取得する取得部と、取得部によって取得した公開情報に基づいて、第1ユーザの好みを推定する推定部と、贈物情報に記録される贈り物の中から、推定部によって推定した第1ユーザの好みに応じた贈り物を特定する特定部と、特定部によって特定した贈り物をお勧め情報として第2ユーザに提案する提案部と、を備え、第1受付部は、お勧め情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付けることとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、第1ユーザの好みに応じた贈り物を第2ユーザに選択させることができるので、第1ユーザにとってより適切な贈り物を届けることができる。
【0075】
(態様6)
一態様の情報処理方法では、第1ユーザに送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、第1ユーザとは異なる第2ユーザが使用する端末から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付ステップと、第1受付ステップによって受け付けた第1選択情報に基づいて、第2ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザが使用する端末に送信する通信制御ステップと、通信制御ステップによって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付ステップと、第2受付ステップによって受取情報を受け付けると、第1受付ステップによって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御ステップと、第2受付ステップによって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御ステップと、を実行する。
これにより、情報処理方法は、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
【0076】
(態様7)
一態様の情報処理プログラムは、第1ユーザに送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、第1ユーザとは異なる第2ユーザが使用する端末から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付機能と、第1受付機能によって受け付けた第1選択情報に基づいて、第2ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザが使用する端末に送信する通信制御機能と、通信制御機能によって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付機能と、第2受付機能によって受取情報を受け付けると、第1受付機能によって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御機能と、第2受付機能によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御機能と、を実現させる。
これにより、情報処理プログラムは、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
【符号の説明】
【0077】
100 第1ユーザ
101 第1端末
102 第1端末表示部
200 第2ユーザ
201 第2端末
202 第2端末表示部
300 情報処理装置
310 制御部
311 第1受付部
312 第2受付部
313 第3受付部
314 通信制御部
315 第1指示制御部
316 第2指示制御部
317 取得部
318 推定部
319 特定部
320 提案部
331 通信部
332 記憶部
333 表示部
400 贈り物(ギフト)
【手続補正書】
【提出日】2023-08-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ユーザに送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する記憶部と、
第1ユーザとは異なる第2ユーザが使用する端末から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付部と、
前記第1受付部によって受け付けた第1選択情報に基づいて、第2ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザが使用する端末に送信する通信制御部と、
前記通信制御部によって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付部と、
前記第2受付部によって受取情報を受け付けると、前記第1受付部によって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御部と、
前記第2受付部によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御部と、を備え、
制御部は、第1ユーザが贈り物の受領を拒否した場合に拒否情報を受け付けると、第1ユーザが贈り物の受領を拒否した旨の拒否内容情報を第2ユーザが使用する前記端末に送信して、第1ユーザには贈り物を送らず、第2ユーザに請求する費用を無料にする又は減額する
情報処理装置。
【請求項2】
前記通信制御部は、前記第2受付部によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の贈り物を第1ユーザに閲覧させるよう制御し、
前記第2受付部は、贈物情報に基づく複数の贈り物を第1ユーザが閲覧することに応じて、第1ユーザが希望する贈り物を選択すると、当該選択に応じた第2選択情報を受け付け、
前記第2指示制御部は、前記第2受付部によって受け付けた第2選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記記憶部に記憶される贈物情報には、贈り物と、贈り物の価格とを対応付けた対応情報が記憶されており、
前記通信制御部は、前記第2受付部によって要求情報を受け付けると、対応情報に基づいて、第2ユーザが選択した贈り物に対応付く価格以下となる贈り物を特定し、特定した贈り物を第1ユーザに閲覧させるよう制御する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
第2ユーザが使用する端末から、文字、数字、記号及び図形のグループのうち少なくとも1つを含むロゴに関するロゴ情報を受け付ける第3受付部を備え、
前記第1指示制御部及び前記第2指示制御部は、前記第3受付部によって受け付けたロゴ情報に基づくロゴを贈り物に付して第1ユーザに送るよう指示する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部に配される複数の機能に基づいて第1ユーザの名刺又はメールに記載される第1ユーザの署名を取得し、取得した名刺又は署名に記録される内容に基づいて、第1ユーザが公開する内容に関する公開情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得した公開情報に基づいて、第1ユーザの好みを推定する推定部と、
贈物情報に記録される贈り物の中から、前記推定部によって推定した第1ユーザの好みに応じた贈り物を特定する特定部と、
前記特定部によって特定した贈り物をお勧め情報として第2ユーザに提案する提案部と、を備え、
前記第1受付部は、お勧め情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける
請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
第1ユーザに送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、
第1ユーザとは異なる第2ユーザが使用する端末から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付ステップと、
前記第1受付ステップによって受け付けた第1選択情報に基づいて、第2ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザが使用する端末に送信する通信制御ステップと、
前記通信制御ステップによって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付ステップと、
前記第2受付ステップによって受取情報を受け付けると、前記第1受付ステップによって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御ステップと、
前記第2受付ステップによって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御ステップと、
第1ユーザが贈り物の受領を拒否した場合に拒否情報を受け付けると、第1ユーザが贈り物の受領を拒否した旨の拒否内容情報を第2ユーザが使用する前記端末に送信して、第1ユーザには贈り物を送らず、第2ユーザに請求する費用を無料にする又は減額する制御ステップと、
を実行する情報処理方法。
【請求項7】
第1ユーザに送ることが可能な贈り物に関する贈物情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
第1ユーザとは異なる第2ユーザが使用する端末から、贈物情報に記録される複数の贈り物の中から第1ユーザに送る贈り物を選択した際の第1選択情報を受け付ける第1受付機能と、
前記第1受付機能によって受け付けた第1選択情報に基づいて、第2ユーザによって選択された贈り物の内容に関する内容情報を第1ユーザが使用する端末に送信する通信制御機能と、
前記通信制御機能によって送信した内容情報に基づいて、第1ユーザによって贈り物を受け取ることを示す受取情報を受け付け、及び、内容情報に基づいて、第1ユーザが第2ユーザからの贈り物の変更を要求する要求情報を受け付ける第2受付機能と、
前記第2受付機能によって受取情報を受け付けると、前記第1受付機能によって受け付けた第1選択情報に基づいた贈り物を第1ユーザに送るよう指示する第1指示制御機能と、
前記第2受付機能によって要求情報を受け付けると、贈物情報に記録される複数の送り物の中から第1ユーザが希望する送り物を第1ユーザに送るよう指示する第2指示制御機能と、を実現させ、
制御機能は、第1ユーザが贈り物の受領を拒否した場合に拒否情報を受け付けると、第1ユーザが贈り物の受領を拒否した旨の拒否内容情報を第2ユーザが使用する前記端末に送信して、第1ユーザには贈り物を送らず、第2ユーザに請求する費用を無料にする又は減額する
情報処理プログラム。