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特開2024-44945直下型地震に耐え、放射線に耐えうる地上マンション
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  • 特開-直下型地震に耐え、放射線に耐えうる地上マンション 図1
  • 特開-直下型地震に耐え、放射線に耐えうる地上マンション 図2A
  • 特開-直下型地震に耐え、放射線に耐えうる地上マンション 図2B
  • 特開-直下型地震に耐え、放射線に耐えうる地上マンション 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024044945
(43)【公開日】2024-04-02
(54)【発明の名称】直下型地震に耐え、放射線に耐えうる地上マンション
(51)【国際特許分類】
   G21F 9/02 20060101AFI20240326BHJP
   G21F 3/00 20060101ALI20240326BHJP
【FI】
G21F9/02 551A
G21F3/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022163543
(22)【出願日】2022-09-21
(71)【出願人】
【識別番号】522242982
【氏名又は名称】佐竹 博
(72)【発明者】
【氏名】佐竹 博
(57)【要約】      (修正有)
【課題】吸、排気のフィルター交換を、簡単にできるもの、地上マンションは地下型マンションと同調できるものにする。
【解決手段】地上マンションの屋上に当たる部分には排気管と吸気管を通し、部屋の部分には吸気管を通し、玄関先に排気管を通し吸気1、排気1とし酸欠を防ぐものである。ダクトファンの形状は地下マンションの形状と大きさなども変わりなく、外部以外の室内の部分と玄関先にも取り付けるようにできる。
ダクトファンは片方が閉じてあり、ファンを取付て吸気をすれば、隅から隅まで吸気が行われ、排気をすれば隅から隅まで行われる。
放射線の場合、中でもガンマ線、中性子線の透過率は高く金属で遮る効果が見込めます。しかし、それが全てではありませんが、原子量が多いときは金やイリジウム、鉛が比較的薄くても遮蔽ができるので、地上マンションは建造する時点で使用する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
地上マンションのメリットは、すでに考案の地下型マンションを利用した直下型地震に耐えうる構造物です。それ故に窓は一切ありません。
地下型マンションを活用して地上に居住空間を増やす事です。
【請求項2】
地上マンションは大気汚染に対応できる。それは地下型マンションの上に建つものだから地下型マンションにできるものであれば地上のマンションにもできるし、浮遊している粉塵や粒子状物質やそれに黄砂なども、地下型マンションのようにそれらをダクトファンのフィルターで除去します。壁厚も外壁や屋上部分は40cmで、柱や梁は建築基準法に従った造りです。
【請求項3】
地上マンションの特徴として放射線から身を守ることができる。空気や混合気という流体にも質量があり、地上に放射線が入らないようにすることが必須である。地上建造物は最大80Mまでだが放射線から身を守ることが安易にできるのは、地下型マンションのようにダクトファンのフィルターは放射線専用の物を使用することです。それで開閉部を極力少なめにしました。
【請求項4】
地上建造物なのだが外界との境には窓はなく、地下型マンションのように、吸排気にダクトファンを使用する。ダクトファンは地上マンションの構造で大きさや配置場所が変わる。それにダクトファンのフィルターでPM2、5やPM10なども除去できて更には放射線の脅威にさらされずにすみます。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は地上マンションの構図に関するものである。
【背景技術】
【0002】
地上マンションは地下型マンションのように直下型地震に耐えうるだけでなく、大気汚染物質や放射性物質を取り除くのである。
【先行技術文献】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
地上マンションは直下型地震に耐えうる企画の地下型マンションの、上部に建立する核シェルターの地上型マンションである。地下の安全性は各大学で発表している。常時稼働するダクトファンのフィルターで、放射性ヨウ素等を吸着させ除去する。その結果などはガイガーカウンターで確認できる。それらの利便性を全て取り込み、地下型マンションの最大の特徴である壁厚と同じ40cmにして、ダクトファンのフィルターは各部屋を通します。
【0004】
上記に示したように地上マンションが放射性物質の脅威に耐えるには、地下型マンション同様ダクトファンは自動制御のものを使用する。
地上マンションは開口部が全くない部屋でも、地下型マンションと違いその場所が地上だと思うことで心が解放され安心感に包まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
地上マンションの特徴は窓がなく外部との接触部分はなく、それは地下型マンションと同じである。
地上マンションにはそれでも安全と安心が贅沢に盛り込まれている。
【0006】
建築基準法、都市計画法は無視できない。用途地域による絶対高さ制限、斜線制限、高度地区、風致地区、地区計画、建築協定などをクリアすると確認申請が下ります。地下建造物に制限があるように地上にも制限がありますが、だが地下同様に地上の空間は脅威から逃れるには広くて優れた空間なのです。
【発明の効果】
【0007】
核シェルターは十分な広さがないうえに、荷物などの置き場にしているところが多い。それにシェルターの働きは分かるが大気汚染や放射線の対応の仕方が分からない。それで地下型マンション同様に地上マンションの素晴らしさは直下型地震に耐え、ダクトファンで大気汚染や放射線の除去が安易にできる。
【0008】
コンクリートの壁厚だけでは放射線を遮るのは難しい。放射線には種類があり、その放射線を知る必要がある。種類はアルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線などがあります。
アルファ線は紙やアルミニウムで遮蔽できます。ベータ線は薄いアクリル板で遮蔽できます。ガンマ線やエックス線は鉛の板や、厚いコンクリートなどが遮蔽に使われます。それで地上マンションにも地下型マンション同様に直下型地震に耐えて、放射性物質を吸着除去できるメッシュフィルターを使うことで、地上マンションの安全性を高めるのである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明に関わる地上マンションの構図である。
図2A】本発明に使用するダクトファンである。
図2B】ダクトファンの空気の流れである。
図3】玄関ドアである。
【発明を実施するための形態】
【00010】
ダクトファンを各階細部に取り入れることで、今までは考えもつかないことが可能になり、そのダクトファンの形状や管理場所なども考慮すれば完璧なものになる。ダクトファンの一方が閉じられているが、それで吸気や排気がスムーズに行える。
【00011】
ダクトファンを地上の建造物の中で管理すれば、安全上何も問題はなく、更に自動管理装置がついたものを使えば、安全で安心できる。接続が簡単な上に操作も簡単なので使い勝手が良く、地上マンションにも絶対に必要な機材である。そうすればいくらでも地上マンションの形状に合わせ、ダクトファンの大きさや設置場所を変えることができる。
【符号の説明】
【0011】
1―地上マンションの一部
2-部屋
3―壁
4-ドア
5-ダクトファン
6-ドアチャイム
7―吸気と排気の流れ
8―外壁に付ける小窓
9―ダクトファン
10―100V電源
11―スピード調節器
12-風力調節器
13―ダクトファンの羽
14-空気の流れ
15―ガラリ戸
16―ドアノブ
17-ドアの丁番
図1
図2A
図2B
図3