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  • 特開-情報処理システム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024004504
(43)【公開日】2024-01-17
(54)【発明の名称】情報処理システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/16 20240101AFI20240110BHJP
【FI】
G06Q50/16
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020195312
(22)【出願日】2020-11-25
(71)【出願人】
【識別番号】520462964
【氏名又は名称】プロパー ピーティーイー リミテッド
(71)【出願人】
【識別番号】520462975
【氏名又は名称】株式会社Propre Japan
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】白井 久也
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC27
(57)【要約】      (修正有)
【課題】顧客毎に異なるニーズで応え、より効果的に営業することが可能となる、不動産物件に関する資料を作成する情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システムは、顧客から獲得した情報を瞬時に解析し、その顧客の求めるキーワードをマイソク内に反映させる処理を、AIにより自動に生成させる。また、表示は顧客の情報に会わせた情報を提供し、対象物件の付帯設備や特徴を、影響度の大きい順に表示させる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
明細書を参照。
【発明の詳細な説明】
【発明の概要】
【0001】
==第1ポイント==
図2に示すように、本実施形態は、入力された条件に基づいて、AIで当該条件にマッチする不動産物件に関する資料を作成する。また、作成される不動産物件に関する資料には、入力された条件に関する内容が反映される。また、地図上に表示又はリスティングされた物件が選択されると不動産物件に関する資料を表示する。
入力された条件に関する内容をAIで自動に生成するときのロジックは、例えば、インプットで「ペットホテル」「動物病院」「ネイルサロン」「コンビニ」が入力された場合、「ペットホテル」「動物病院」という情報から「ペット可」、「ペットとの生活に便利!」などというキーワードを表示、「ネイルサロン」「コンビニ」という情報から女性単身者を想定した周辺情報を出力(例、おしゃれなカフェが近い交番が近くにあり治安がよい、街灯が多い、など)。
「対象物件の付帯設備や特徴を、影響度の大きい順に表示させる」ことのロジックについては、影響度は対象物件に付随する設備のうち、「売買m2単価」「賃貸m2単価」「売買流動性」「賃貸流動性」にプラスに与える影響が大きいものから順に表示させる。例えば、物件が存在する対象地域において、対象の物件が有する付属設備である「ユニットバス」、付帯設備である「オートロック」を有する不動産を抽出する。例えば、抽出された「ユニットバス」を有する不動産の売買m2単価の対象地域における平均値を対象地域における代表値とする。同様に、抽出された「オートロック」を有する不動産の売買m2単価の平均値を対象地域における代表値としてもよい。付帯設備ごとの売買m2単価を比較して、高い方が、影響力が大きい付帯設備であると判定してもよい。これを、「賃貸m2単価」「売買流動性」「賃貸流動性」についても同様に判定する。この場合、m2単価か流動性の組合せで、「影響の大小」に影響させてもよい。
==第2ポイント==
図3図4に示すように、本実施形態は、入力された条件に基づいて、条件の重なり合いをヒートマップ表示する。また、例えば、そのヒートマップに、m2単価に関するヒートマップを重ね合わせる。また、例えば、条件の重なり合い及び/又はm2単価に基づいてリスティング(1~10位)する。
本実施形態は、条件を選択的にインプットする前の段階で評価対象とするエリアを指定しなくてもよいし、してもよい。あらかじめ指定しないことが望ましい。これは、例えば、大手町までDoor to Doorで60分という条件の下でヒートマップを作成した場合、もともと想定していた方角(例えば三軒茶屋とか)でない方角(例えば、葛西)でも、ユーザーにふさわしいエリアがあるかもしれないため。
一つの条件に対応するヒートマップの赤色(所定の色彩)の領域の大きさの設定について。ユーザーが選ぶ項目は主に施設である。たとえばコンビニだと半径50m以内、スーパーだと半径200m以内、といった形で各施設の範囲が異なる。ユーザーが選んだ施設周辺の交わりが多ければ多いほど(赤色(所定の色彩)が濃ければ濃いほど)ユーザーに相応しい場所ということになる。赤色(所定の色彩)の濃いエリアに取り扱い物件があれば、その物件から順にリスティングする。
条件の重なり度合いのヒートマップと、m2単価のヒートマップとの重なり合いを考慮してリスティングされる。条件が合致するピートマップ(赤色(所定の色彩)の濃さ)と、m2単価のヒートマップの重なりをどのように表示させるのかの一例について、赤色(所定の色彩)の濃さやm2単価の高低のヒートマップの色味(所定の色彩)を数値化(ランク付け)します。最終的には単色のグラデーションで各種生活施設条件やm2単価の濃淡を重ね合わせたヒートマップで表示させる。また、リスティングの結果を得るまでの具体的な手順の一例については、例えば、上記のように数値化した結果、数値の大きい順からリスティングしてもよい。リスティングされた物件は地図上でその順位が分かるように表示される。
入力された条件に合致するエリアを地図上にヒートマップ表示するときのイメージのバリエーションについて、例えば、ユーザが備えることを希望する条件(駅、スーパーマーケットなど)を赤色(所定の色彩)で示し、その条件が重なるほど濃い赤色(所定の色彩)で示されています。そして、ユーザが避けたい条件(犯罪発生率高いなど)を赤色(所定の色彩)とは異なる色彩(例えば、紫色)で示される。例えば、入力された条件が合致するエリアほど色彩を無くしてクリアに表示することや、避けたい条件が重なると色の濃さが薄くなるように表示させてもよい。
また、入力される条件ごとに色彩の濃さを変えてもよい。例えば、ユーザーが選んだ条件にユーザー自体が重み付けをするような場合。
また、m2単価に関するヒートマップの「m2単価」が不動産の売買価格又は賃料価格の何れに対するm2単価であるかを選択的に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【0002】
図1】情報処理システムの概念の一例を示す図である。
図2】情報処理システムにおける物件資料作成の概要の一例を示す図である。
図3】情報処理システムにおける入力される条件の概要の一例を示す図である。
図4】情報処理システムにおけるヒートマップの概要の一例を示す図である。
図5】情報処理システムにおけるヒートマップの概要の一例を示す図である。
図1
図2
図3
図4
図5