(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024045449
(43)【公開日】2024-04-02
(54)【発明の名称】フロアまたは壁を貫通するパイプのためのベローズシール
(51)【国際特許分類】
F16L 5/02 20060101AFI20240326BHJP
F16L 5/00 20060101ALI20240326BHJP
F16L 5/04 20060101ALI20240326BHJP
【FI】
F16L5/02 B
F16L5/00 J
F16L5/04
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024016985
(22)【出願日】2024-02-07
(62)【分割の表示】P 2019007526の分割
【原出願日】2019-01-21
(31)【優先権主張番号】15/875,019
(32)【優先日】2018-01-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】519022089
【氏名又は名称】フレックス-ホース カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100084995
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 和詳
(72)【発明者】
【氏名】フィリップ ビー. アーガーシンガー
(57)【要約】 (修正有)
【課題】パイプの軸方向の膨張を許容しながら、気密性かつ耐火性を有する防火用シールシステムを提供する。
【解決手段】シールシステム10は、第1の端部12と、前記第1の端部との間に可撓性を有するベローズ16が延在する第2の端部14とを備える。前記第1の端部は、内径を有する内側リングを備えるベースプレート18を含む。前記内側リングは、前記内側リングの内径よりも小さい外径を有するパイプ22を貫通して受け入れるように構成されている。シールシステムのベローズは、第1の位置において第1の長さを有し、第2の位置において第2の長さを有する。パイプが軸方向に伸長すると、ベローズは、第1の位置から第2の位置に移動するように構成される。
【選択図】
図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の端部と、
前記第1の端部との間に可撓性を有するベローズが延在する第2の端部と、を備え、
前記第1の端部は、前記ベローズの内径よりも小さい内径を有する内側リングを備え基板に取り付けられるベースプレートを含み、
前記内側リングは、前記内側リングの内径よりも小さい外径を有するパイプを貫通して受け入れるように構成され、
前記ベローズは、第1の位置において第1の長さを有し、第2の位置において第2の長さを有し、
前記ベローズは、前記パイプが軸方向に伸長すると、前記第1の位置から前記第2の位置に移動するように構成されるシールシステム。
【請求項2】
前記第2の長さは、前記第1の長さよりも短い、請求項1に記載のシールシステム。
【請求項3】
前記第2の長さは、前記第1の長さよりも長い、請求項1に記載のシールシステム。
【請求項4】
前記ベースプレートに隣接し、前記ベローズの周囲に延在するシュラウドをさらに備えた、請求項1に記載のシールシステム。
【請求項5】
前記シュラウドは開放端を有する、請求項4に記載のシールシステム。
【請求項6】
前記第2の端部に溶接されたキャップリングをさらに備える、請求項1に記載のシールシステム。
【請求項7】
前記ベローズは、蛇腹面を備える、請求項1に記載のシールシステム。
【請求項8】
前記蛇腹面は、複数の丸みを帯びた隆起部を含む、請求項7に記載のシールシステム。
【請求項9】
前記ベローズは、ステンレス鋼または炭素鋼から構成される、請求項1に記載のシールシステム。
【請求項10】
その一端で前記パイプに、その他端で前記シュラウドの内部に、各々固定されるケーブルをさらに備える、請求項4に記載のシールシステム。
【請求項11】
前記シュラウドの外部から隣接する基板に延在する1または複数のロッドをさらに含む、請求項4に記載のシールシステム。
【請求項12】
第1の端部と第2の端部との間に延在する可撓性を有するベローズを備え、
第1の端部は、前記ベローズの内径よりも小さい内径を有する内側リングを有するベースプレートを含み、
前記内側リングは、前記内側リングの内径よりも小さい外径を有するパイプを貫通して受け入れるように構成され、
前記ベースプレートを基板に取り付ける1または複数のコネクタを備え、
前記パイプは、前記基板の開口部を通って延設され、
前記ベローズは、第1の位置において第1の長さを有し、第2の位置において第2の長さを有し、
前記ベローズは、前記パイプが軸方向に伸長すると、前記第1の位置から前記第2の位置に移動するように構成されるシールシステム。
【請求項13】
前記パイプの前記外径と前記内側リングの前記内径との間に間隙をさらに備える、請求項12に記載のシールシステム。
【請求項14】
前記ベローズの前記第2の端部に当接する前記パイプの周囲に切欠き付チューブをさらに備える、請求項12に記載のシールシステム。
【請求項15】
前記切欠き付チューブの周囲に固定されたUボルトをさらに備える、請求項14に記載のシールシステム。
【請求項16】
前記基板が壁である、請求項12に記載のシールシステム。
【請求項17】
前記基板が床である、請求項12に記載のシールシステム。
【請求項18】
前記基板の前記開口部と前記パイプとの間にシーラントをさらに備える、請求項12に記載のシールシステム。
【請求項19】
前記シーラントが耐火性である、請求項18に記載のシールシステム。
【請求項20】
前記シーラントが防水性である、請求項18に記載のシールシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、パイプ用の防火具に関し、より詳細には、商業用機械配管および配管パイプ用の金属製の防火用ベローズシールに関する。
【背景技術】
【0002】
多階建ての建物では、商業機械用や配策用の配管が、床や壁の貫通部を通過する。パイプが据え付けられるとき、パイプは床または壁と完全には面一ではない。言い換えれば、パイプの外径は、床または壁の穴の直径に等しくない。床または壁の穴の内径は、長い長さのパイプの熱伸長または膨張に適応するように、パイプの外径よりも意図的に大きい。
【0003】
しかし、パイプと壁または床との間の熱膨張に適応する間隙は、危険な状態につながるおそれがある。例えば、建物の1階の火災の場合、火災は、パイプと床との間の間隙を通って急速に広がり、その結果、火災は、建物の隣接する階層に入る。火災の広がりを防ぐために、パイプと壁または床との間の間隙をシールするように防火具が使用される。
【0004】
従来、防火具は、パイプと壁または床との間の間隙に充填される耐火性コーキングシールから構成される。腐食剤、マスチック、ガラス繊維、およびウールなどの他の材料または材料の組み合わせが、間隙を埋めるために使用されてきた。コーキングシールがパイプの周囲に充填された後、コーキングシール材料は乾燥し、硬化する。しかし、長尺のパイプが熱的に伸長し、特定の条件下で膨張すると、耐火性コーキングシールが亀裂を生じ、圧力下で破断する。したがって、耐火性コーキングシールは、火災の広がりを防ぐように連続的に構成されるために、頻繁かつ迅速に交換される必要がある。
【0005】
他の材料も、防火具を構築するために使用されてきた。例えば、ゴムリングおよびシリコーンスリーブが、パイプを囲み、パイプと壁または床との間の間隙を満たすために使用されてきた。しかしながら、ゴムリングおよびシリコーンスリーブは、火災の広がりを効果的に防止するために気密性に関する懸念がある。さらに、ゴム、シリコーン、および上記に列挙した他の材料の多くは、ある程度は耐火性を有するが、時間が経つにつれて(すなわち、火災の過程で)火によって消失するおそれが未だある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、パイプの軸方向の膨張を許容しながら、気密性かつ耐火性を有する防火用シールシステムが必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上述した従来の火災停止部に潜在的な懸念及びまたは不便があることを認識する。本出願の一態様では、シールシステムが提供される。シールシステムは、第1の端部と第2の端部とを含み、それらの間に可撓性ベローズが延びる。第1の端部は、内径を有する内側リングを有するベースプレートを含む。内側リングは、それを通してパイプを受け入れるように構成されている。パイプは、内側リングの内径よりも小さい外径を有する。シールシステムのベローズは、第1の位置において第1の長さを有し、第2の位置において第2の長さを有する。パイプが軸方向に伸長すると、ベローズは第1の位置から第2の位置に移動する。
【0008】
本出願の別の態様では、シールシステムの代替実施形態が提供される。シールシステムは、第1の端部と第2の端部との間に延在する可撓性ベローズを含む。第1の端部は、内径を有する内側リングを有するベースプレートを含む。内側リングは、それを通してパイプを受け入れるように構成されている。パイプは、内側リングの内径よりも小さい外径を有する。シールシステムはまた、ベースプレートを基板に取り付ける1つ以上のコネクタを備え、パイプは、基板の開口部を通って延びる。さらに、ベローズは、第1の位置において第1の長さを有し、第2の位置において第2の長さを有する。パイプが軸方向に伸長すると、ベローズは第1の位置から第2の位置に移動する。
【0009】
さらなる特徴および利点は、本発明の技術によって実現される。本発明の他の実施形態および態様は、本明細書で詳細に説明され、特許請求される発明の一部とみなされる。
【0010】
本発明は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を読むことによって、より完全に理解および認識されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1A】一実施形態によるシールシステムの代表的な正面断面図である。
【
図1B】一実施形態による圧縮構成の
図1Aのシールシステムの代表的な正面断面図である。
【
図1C】一実施形態による、伸長された構成における
図1Aのシールシステムの代表的な正面断面図である。
【
図2】代替実施形態によるシールシステムの代表的な正面断面図である。
【
図3】一実施形態による、
図2のシールシステムの代表的な完全正面図 である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の態様、ならびにその特定の特徴、利点、および詳細は、添付の図面に示される非限定的な例を参照して、以下でより十分に説明される。周知の構造の説明は、本発明を不必要に詳細に不明瞭にしないように省略する。しかし、詳細な説明および特定の非限定的な実施例は、本発明の態様を示すが、例示のみのために与えられ、限定のためではないことを理解されたい。基礎をなす発明概念の精神および/または範囲内の様々な置換、修正、追加、および/または配置は、本開示から当業者には明らかであろう。
【0013】
ここで
図1Aを参照すると、一実施形態によるシールシステムが示されている。シールシステム10は、第1の端部12と第2の端部14とを備え、それらの間には可撓性ベローズ16が延びている。一実施形態では、本開示の概説と併せて当業者によって理解されるように)ベローズ16は、可撓性であり、高温に耐えるように構成されたステンレス鋼で構成される。しかし、炭素鋼、銅などの他の材料を使用してもよい。一実施形態では、ベローズ16は、喫緊の計画に合う材料からなる。
【0014】
シールシステムシールシステム10の第1の端部12は、シールシステム10を床または壁20に固定するために使用されるベースプレート18を含む。ベースプレート18は、既存のパイプ22の外径(d2)に嵌合する大きさの内径(d1)を有する。
図1Aにおいて、リングはベースプレート18の内径である。ベースプレートまたはリングは、ステンレス鋼、炭素鋼、銅などの金属、または喫緊の計画または配管の組成物から構成されてもよい。
【0015】
ベースプレートまたはリング18は、既存のパイプ22の外径(d2)に適合する内径(d1)を有するので、ベースプレート18のリングとパイプ22の間に間隙24がある。図示の実施形態では、ベースプレート18とパイプ22との間の間隙24は、パイプ22の外径のまわりで均一である。したがって、ベースプレート18は、不規則な床または壁20の貫通部に中心穴を提供する。間隙24は、ベースプレート18とパイプ22の間のパイプ22の外径の周囲の間隙を実質的に等しくするので、ベースプレート18(またはリング)は、パイプ22のいかなる横方向の移動にも適応しながら、熱伸長中にパイプ22を軸方向に案内するのを助ける。したがって、ベースプレート18のこの内径(d1)は、パイプの熱伸長を長手方向に向けるパイプガイドとして機能するように構成され、(本開示の概説と併せて当業者によって理解されるスパイダガイド等のような)従来のパイプガイド(の必要性を排除する。
【0016】
さらに
図1Aを参照すると、上述したように、シールシステム10は、第1の端部12と第2の端部14との間に接続された可撓性ベローズ16を有する。第2の端部14は、パイプ22に沿って配置され、第1の端部12は、ベースプレート18と第2の端部14との間にある。
図1Aに示されるように、ベローズ16は蛇腹面26を含む。蛇腹面26は、丸みを帯びた、尖った又は他の関連する構成を有する隆起部を含むことができる。
【0017】
ベローズ16は、蛇腹面26を有し、パイプの軸方向の伸長に適応するために可撓性である。第1の弛緩位置では、ベローズ16は、
図1Aに示すような第1の長さを有する。第2の圧縮位置では、ベローズ16は第1の長さよりも短い第2の長さを有する(
図1B参照)。第3の伸長位置では、ベローズ16は第1の長さよりも長い第3の長さを有する。かくして、パイプ22が軸方向に伸長するにつれて、ベローズ16は、パイプ22の移動に適応するために、第1の長さから第2のより短い長さへ(
図1Bを見て上方へ)圧縮するか、または第1の長さから第3のより長い長さへ(
図1Cを見て下方へ)伸長するように構成される。
【0018】
ベローズ16は、(本開示の概説と併せて当業者によって理解されるように)従来のコネクタまたは接続方法を介してパイプ22に接続されるか、またはそうでなければ取り付けられる。
【0019】
例えば、
図1Aは、ベローズ16がパイプ22に溶接される接続方法の一実施形態を示す。このような実施形態では、ベローズ16は、パイプ22に沿って間隔を置いて配置された2つの位置で、シールシステム10の第1の端部12および第2の端部14の両方で溶接される。さらに、図示の実施形態では、端部取付具12は、ベースプレート18に溶接されている。さらに、ベースプレート18は、防水性であるように構成され、耐火性シーラントまたはガスケットが自由端に適用され得、ベースプレート18は、(本開示の精査と併せて当業者によって理解されるようなコンクリートアンカー、ボルト、または同様の方法等のような)従来の締結方法によって、床または壁構造に取り付けられ得、ベローズ16の第2の端部14は、シールシステム10の反対側で、ベローズ16がその中立位置にある間にパイプ22の全周にわたり行われる現場での溶接によってシールシステム10のキャップリング28に溶接される。
図1Aに示されるように、キャップリング28は、床または壁20の貫通部に対してベローズ16の第2の端部14の遠位に配置される。別の実施形態では、ベローズ16の第2の端部14は、パイプ22の切り溝に溶接される。
【0020】
図2を参照すると、代替実施形態によるシールシステム10’が示されている。
図3を参照すると、
図2のシールシステム10’の代表的な完全正面図が示されている。シールシステム10’は、多くの点でシールシステム10と同様である。しかし、
図2のシールシステム10’は、代替の接続機構を介して第2の端部14の近くでパイプ22に接続される。シールシステム10をパイプ22に溶接することが非実際的、非効率的、または不可能な場合、現場Uボルト30(または本開示の概説と併せて当業者によって認識および理解されるべき類似の非恒久的接続)が使用され得る。図示の実施形態では、シールシステム10は、Uボルト30を切欠き付チューブ32の周囲に固定して、第2の端部14の近くでパイプ22に連結されている。図示の実施形態では、切欠き付チューブ32は、床または壁20の貫通部に対してシールシステム10の第2の端部14の遠位にある。切欠き付チューブ32は、ベローズ16の第2の端部14に配置されたキャップリング28の遠位にあってもよい。Uボルト30は、図示のように、切欠き付チューブ32を覆って延びている。Uボルト30と同様の他の従来のコネクタを使用することもできる。
【0021】
再び
図1Aを参照すると、シールシステム10の別の実施形態は、代替的に、取り外し可能なシュラウド34を備えることができる。取り外し可能なシュラウド34は、例えば、ステンレス鋼または炭素鋼などの金属で構成することができる。シュラウド34は、床または壁20にボルト止めされたフランジに取り付けることができる。さらに、図示の実施形態では、シュラウド34は、ベローズ16の第2の端部14に対して近位側にある開放端部36を有する。シュラウド34は、ベローズ16の大部分を取り囲み、機械的保護を提供する。
【0022】
追加の実施形態(図示せず)では、ベローズ16の移動を制限または制約するために、制限デバイスを追加することができる。例えば、シールシステム10の一実施形態は、保護シュラウド34の外部から延びる1つ以上のロッドを含むことができる。シュラウド34の外側から、ロッドは、シールシステム10の第1の端部12に接続された床または壁20に沿った位置まで延びることができる。あるいは、ロッドは、シールシステム10によって囲まれたパイプ22に隣接し、かつ/または実質的に平行な床または壁(図示せず)まで延びてもよい。
【0023】
別の実施形態では、制限デバイスは、シールシステム10によって包まれたパイプ22に溶接されたケーブルとすることができる。ケーブルは、パイプ22の溶接位置からシュラウド34の内部の位置まで延びていてもよい。あるいは、ケーブルは、パイプ22の溶接位置からシュラウド34の外側の位置まで延びていてもよい。ケーブル制限デバイスの両方の実施態様において、ケーブルは、何らかの他の従来の手段によってシュラウド34に溶接または取り付けられてもよい。
【0024】
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためのものに過ぎず、本発明を限定することを意図するものではない。本明細書で使用されるように、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が明らかにそうでないことを示さない限り、複数形も含むことを意図する。さらに、用語「備える」(「備える」および「備える」などの任意の形態の)、「有する」(「有する」および「有する」などの任意の形態の)、「含む」(「含む」および「含む」などの任意の形態の包含)、「含む」(「含む」および「含む」などの任意の形態の包含)、「含む」(「含む」および「含む」などの任意の形態の含有)は、オープンエンドリンク動詞であることを理解されたい。その結果、1つまたは複数のステップまたは要素を「備える」、「有する」、「含む」、または「含む」方法またはデバイスが得られる。同様に、1つまたは複数の特徴を「備える」、「有する」、「含む」、または「含む」デバイスの方法または要素のステップは、それらの1つまたは複数の特徴を有するが、それらの1つまたは複数の特徴のみを有することに限定されない。さらに、ある方法で構成されたデバイスまたは構造は、少なくともその方法で構成されるが、列挙されていない方法で構成されてもよい。
【0025】
以下の特許請求の範囲におけるすべての手段またはステッププラス機能要素の対応する構造、材料、行為、および等価物は、もしあれば、特に特許請求される他の特許請求の範囲の要素と組み合わせて機能を実行するための任意の構造、材料、または行為を含むことが意図される。本発明の説明は、例示および説明の目的で提示されたが、網羅的であること、または開示された形態の発明に限定されることを意図しない。本発明の範囲および精神から逸脱することなく、多くの修正および変形が当業者には明らかであろう。実施形態は、本発明の1つまたは複数の態様の原理および実用的な応用を最もよく説明するために、および当業者が企図される特定の使用に適した様々な修正を伴う様々な実施形態について本発明の1つまたは複数の態様を理解できるようにするために選択および説明された。