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特開2024-457カマレス工法用連結金具及びこれを用いたカマレス工法
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  • 特開-カマレス工法用連結金具及びこれを用いたカマレス工法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024000457
(43)【公開日】2024-01-05
(54)【発明の名称】カマレス工法用連結金具及びこれを用いたカマレス工法
(51)【国際特許分類】
   H02G 1/04 20060101AFI20231225BHJP
【FI】
H02G1/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022099255
(22)【出願日】2022-06-20
(71)【出願人】
【識別番号】391001538
【氏名又は名称】日本カタン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003797
【氏名又は名称】弁理士法人清原国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松下 良治
(72)【発明者】
【氏名】境田 剛
【テーマコード(参考)】
5G352
【Fターム(参考)】
5G352BA03
(57)【要約】
【課題】がいし装置に緊線(弛度調整)作業及び二重防護の機能を持ち合わせた改良型の連結金具(リンク)を用いることにより、作業員の大幅な労力低減による施工性向上、及び作業員並びに工具類の落下リスクの大幅な低減による安全性向上に貢献することができるカマレス工法用連結金具及びこれを用いたカマレス工法の提供。
【解決手段】鉄塔間に架設される電線の緊線作業、及び該緊線時の二重防護作業に使用するカマレス工法用連結金具であって、前記連結金具は、前記電線側にあるクレビス又はクランプと鉄塔側にあるバーニヤ金具又はクレビスの間に連結され、かつこの連結金具は、連結される緊線用孔以外の少なくとも1か所以上に二重防護作業のための防護用孔が設けられたことを特徴とする、カマレス工法用連結金具、及びこれを用いて緊線作業及び緊線作業中の二重防護を同時におこなう、カマレス工法。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
鉄塔間に架設される電線の緊線作業、及び該緊線時の二重防護作業に使用するカマレス工法用連結金具であって、
前記連結金具は、前記電線側にあるクレビス又はクランプと鉄塔側にあるバーニヤ金具又はクレビスの間に連結され、かつこの連結金具は、連結される緊線用孔以外の少なくとも1か所以上に二重防護作業のための防護用孔が設けられたことを特徴とする、カマレス工法用連結金具。
【請求項2】
前記カマレス工法用連結金具は、平面視四角形状、三角形状、又は扇形状である、請求項1に記載のカマレス工法用連結金具。
【請求項3】
前記カマレス工法用連結金具の材質は圧延鋼である、請求項1に記載のカマレス工法用連結金具。
【請求項4】
前記カマレス工法用連結金具の材質は圧延鋼である、請求項2に記載のカマレス工法用連結金具。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載のカマレス工法用連結金具を用いて、鉄塔間に延線された電線を緊線する工法であって、前記連結金具を用いて緊線作業及び緊線作業中の二重防護を同時におこなう、カマレス工法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カマレス工法用連結金具及びこれを用いたカマレス工法に関する。
より具体的には、がいし装置に緊線(弛度調整)作業及び二重防護の機能を持ち合わせた改良型の連結金具(リンク)を用いることにより、作業員の大幅な労力低減による施工性向上、及び工具類の落下リスクの大幅な低減による安全性向上に貢献することができるカマレス工法用連結金具及びこれを用いたカマレス工法に関する。
【0002】
本明細書中の「延線」とは、送電線鉄塔(以下、鉄塔という)間の数kmの区間を1延線区間とし、電線を鉄塔に取り付けた金車を経由させてウインチで引き延ばして架線をおこなう作業であり、「緊線」とは、延線した電線をあらかじめ設計で決められた電線の弛み(弛度)に調整するための作業である。
本明細書中の「カムアロング」とは、延線及び緊線時に張力のかかった電線を把持して一時的に引き留める工具である。
【背景技術】
【0003】
従来の緊線(弛度調整)作業を、図5及び図6に示す。
図5は、緊線(弛度調整)作業時に、がいし装置に緊線用工具(2)を連結して電線を取り込む従来の工法を示している。
従来の緊線(弛度調整)作業では、緊線作業の際にがいし装置に連結した緊線用工具(2)が外れたり、電線把持部(クランプ)からの電線抜け等により、電線が落下する事故を防止するため、作業員が径間電線に身を乗り出してカムアロングを取付け、二重防護をおこなっている。
図6は、緊線(弛度調整)作業時に、がいし装置に緊線用金具(3)に付随する緊線リンク(4)(クレビス)を連結して電線を取り込む従来の工法を示している。図6の工法は、図5の工法と比較して緊線用工具(2)を別途必要としないため、緊線用工具(2)の取付け及び取外し作業が不要ではあるものの、二重防護をおこなう際には、図5の工法と同じように、作業員が径間電線に身を乗り出してカムアロングの取付け及び取外し作業をおこなう必要があった。
【0004】
特許文献1には、延線された電線の緊線作業時において、耐張クランプに取り付けられたカマレス金具と、バーニヤ金具に取り付けられた平行クレビスとの連結作業をおこないやすい緊線方法及びそれに用いるカマレス金具が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された緊線工法では、従来と同様に緊線用金具に緊線用工具を連結させて作業をおこなう工法であることから、緊線時に工具の取付けや取外し作業に多くの時間を要していた。
【0005】
また、電線の架線工事は、地上から100m超の高所での作業が主であるため、作業員の安全を確保することが重要である。しかし、重量物を扱う作業を鉄塔上等の足場の悪い高所や鉄塔間の電線に身を乗り出した不安定な姿勢でおこなうため、作業員や工具等の落下事故が発生する可能性が高いという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008-125208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、叙上の従来技術の問題点を解決すべく、がいし装置に緊線(弛度調整)作業及び二重防護の機能を持ち合わせた改良型の連結金具(リンク)を用いることで、従来の緊線作業時に必要とされていた緊線用工具やその取付け作業、及び径間電線へのカムアロング取付け作業が省略できることから、作業員の大幅な労力低減による施工性向上、及び工具類の落下リスクの大幅な低減による安全性向上に貢献することができるカマレス工法用連結金具及びこれを用いたカマレス工法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係る発明は、鉄塔間に架設される電線の緊線作業、及び該緊線時の二重防護作業に使用するカマレス工法用連結金具であって、
前記連結金具は、前記電線側にあるクレビス又はクランプと鉄塔側にあるバーニヤ金具又はクレビスの間に連結され、かつこの連結金具は、連結される緊線用孔以外の少なくとも1か所以上に二重防護作業のための防護用孔が設けられたことを特徴とする、カマレス工法用連結金具に関する。
【0009】
請求項2に係る発明は、前記カマレス工法用連結金具は、平面視四角形状、三角形状、又は扇形状である、請求項1に記載のカマレス工法用連結金具に関する。
【0010】
請求項3に係る発明は、前記カマレス工法用連結金具の材質は圧延鋼である、請求項1に記載のカマレス工法用連結金具に関する。
【0011】
請求項4に係る発明は、前記カマレス工法用連結金具の材質は圧延鋼である、請求項2に記載のカマレス工法用連結金具に関する。
【0012】
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載のカマレス工法用連結金具を用いて、鉄塔間に延線された電線を緊線する工法であって、前記連結金具を用いて緊線作業及び緊線作業中の二重防護を同時におこなう、カマレス工法に関する。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に係る発明によれば、本発明に係るカマレス工法用連結金具は、電線側にあるクレビス又はクランプと鉄塔側にあるバーニヤ金具又はクレビスの間に連結され、かつこの連結金具は、連結される緊線用孔以外の少なくとも1か所以上に二重防護作業のための防護用孔が設けられたことを特徴としているため、緊線(弛度調整)及び二重防護の2種類の作業をひとつの金具で同時におこなうことができることから、二重防護のためのカムアロングの取付け及び取外し作業をおこなう必要がなく、作業員の労力を大幅に低減でき、施工性及び安全性を向上させることができる。
【0014】
請求項2に係る発明によれば、カマレス工法用連結金具は、平面視四角形状、三角形状、又は扇形状であるため、緊線作業実施時の現場環境等の条件に合わせ、金具の向きを変更したり、連結させる金具に合わせた形状を選択できたりと、あらゆる条件下の緊線作業に柔軟に対応することができる。
【0015】
請求項3及び4に係る発明によれば、カマレス工法用連結金具の材質は圧延鋼であり鋼板品のため、従来用いられている鍛造品及び鋳造品の連結金具と比較し製造性が良く、緊線作業実施時の条件に合わせて使用する工具に合うように連結金具の形状を変更するなど、用途に応じた仕様変更を容易におこなうことができる。
【0016】
請求項5に係る発明によれば、緊線(弛度調整)作業において、緊線(弛度調整)及び二重防護の2種類の作業をひとつの金具で同時におこなうことができることから、作業員の大幅な労力低減により施工性を向上させることができる。また、二重防護のためのカムアロングの取付け及び取外し作業をおこなう必要がなく、作業員が電線に身を乗り出して作業する必要もないことから、作業員及び工具類の落下リスクの大幅な低減により、緊線作業時の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明に係るカマレス工法用連結金具を使用した際のがいし装置全体の側面図である。
図2】本発明に係るカマレス工法用連結金具の一実施形態(平面視四角形状)を示す平面図である。
図3】本発明に係るカマレス工法用連結金具を使用した際のがいし装置の一部を示した側面図である。(a)は平面視四角形状、(b)は三角形状、(c)は扇形状のカマレス工法用連結金具の実施形態を示している。
図4】本発明に係るカマレス工法用連結金具を使用した際のがいし装置の一部を示した側面図である。(a)は平面視四角形状、(b)は三角形状、(c)は扇形状のカマレス工法用連結金具の実施形態を示し、図3のカマレス工法用連結金具に工事用孔を追加したものの側面図である。
図5】緊線(弛度調整)作業時に、がいし装置に緊線用工具を連結して電線を取り込む従来の工法を示す側面図である。
図6】緊線(弛度調整)作業時に、がいし装置に緊線用金具に付随する緊線リンク(クレビス)を連結して電線を取り込む従来の工法を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明に係るカマレス工法用連結金具およびこれを用いた緊線工法の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
本発明に係るカマレス工法用連結金具の一例について説明する。尚、以下に詳述する工法は一例であって、これに限定されない。
以下の例では、本発明に係る平面視四角形状のカマレス工法用連結金具(1)を用いて緊線作業を実施しているが、これに限定されず、下記工程を実施できるカマレス工法用連結金具(1)であり、当業者に自明のものであれば、いかなるものを用いても良い。
【0020】
図1は、本発明に係るカマレス工法用連結金具(1)を使用した際のがいし装置全体の側面図である。
図1に示したがいし装置のように、緊線(弛度調整)作業の際は、カマレス工法用連結金具(1)の緊線用孔(9)と、電線側にあるクレビス(6)又はクランプ(図示せず)、及び鉄塔側にあるバーニヤ金具(7)又はクレビスの連結部とをそれぞれ連結させる。
また、緊線(弛度調整)作業時に、防護用孔(10)と鉄塔の二重防護引留箇所を繋ぐことで二重防護を同時におこなうことが可能である。
緊線(弛度調整)作業及び二重防護等の機能を持ち合わせた本発明に係るカマレス工法用連結金具(1)を用いることで、従来の図5及び図6で示した工法で用いられる緊線用工具(2)の取付けや取り外し作業が不要となり、且つ二重防護のために径間電線へカムアロング(5)を取り付ける必要が無くなることから、作業員の労力を大幅に低減でき、施工性及び安全性を向上させることが可能となる。
【0021】
本発明に係るカマレス工法用連結金具(1)を使用したがいし装置では、2連耐張固定ヨーク(12)の取込用孔(13)を、従来の70mm間隔に加え、導体間隔と同じ間隔(400mm等)にも設けた。
これにより、2連耐張固定ヨーク(12)の取込用孔(13)の間隔が導体間隔と同じ間隔であるため、多導体2条同時取込時における金車等の接近を回避でき、各電線を軸線上で取り込むことが可能となった。
【0022】
図2は、本発明の一実施形態である平面視四角形状のカマレス工法用連結金具(1)を示している。本願発明に係るカマレス工法用連結金具(1)を用いたカマレス工法は、図6で示した従来の工法と同様に、緊線用孔(9)を用いて電線を取り込む工法であるが、従来の工法で用いられる鍛造品及び鋳造品と比較し、本発明に係るカマレス工法用連結金具(1)は鋼板品であるため、製造性が良く、工事用孔(11)の追加等の改良の余地がある。
【0023】
本発明に係るカマレス工法用連結金具(1)には、圧延鋼などの鋼板品を用いることが好ましいが、電線の緊線作業等で用いられ、製造性が良く、当業者に自明のものであれば、いかなるものでも用いることができる。
【0024】
図3は、本発明に係るカマレス工法用連結金具(1)を使用した際のがいし装置の一部を示しており、一実施形態として、(a)は平面視四角形状、(b)は三角形状、(c)は扇形状のカマレス工法用連結金具(1)を示している。
図3の(a)のように、カマレス工法用連結金具(1)を図1から反転させて使用しても良い。
【0025】
図4は、図3のカマレス工法用連結金具(1)に工事用孔(11)を追加したものを示しており、一実施形態として、図3同様に(a)は平面視四角形状、(b)は三角形状、(c)は扇形状のカマレス工法用連結金具(1)を示している。
【0026】
本発明に係るカマレス工法用連結金具(1)は、製造性が良い鋼板品であるため、緊線(弛度調整)作業をおこなう現地の条件にあわせて、連結させる方向を変更したり、使用する緊線用工具(2)の孔径に合わせた形状にしたりする等、用途に応じた仕様変更が可能であるため、あらゆる条件下の緊線作業に柔軟に対応することが可能である。
【0027】
図5及び図6は、従来から用いられる緊線用金具(3)に緊線用工具(2)を連結させて緊線(弛度調整)作業をおこなう際のがいし装置全体の側面図である。
従来の緊線(弛度調整)作業では、緊線用金具(3)や緊線用工具(2)を用いて電線を取り込み、径間電線に身を乗り出してカムアロング(5)を取り付け、事故防止のための二重防護(8)をおこなっていた。
図5は、緊線(弛度調整)作業時に、がいし装置に緊線用工具(2)を連結して電線を取り込む従来の工法を示している。
【0028】
従来の緊線(弛度調整)作業は、緊線用工具(2)及びカムアロング(5)の取付けや取外し作業をおこなう必要から、効率が悪く時間を要していた。
本発明に係るカマレス工法用連結金具(1)を用いた緊線(弛度調整)作業では、例えば、4導体の耐張装置を両回線工事する場合、4導体の耐張装置が鉄塔1基に12連設置されているため、48個のカムアロング(5)の取付けや取外し作業を省略することが出来る。これにより作業員の労力が大幅に低減され施工性及び安全性を向上させることが可能となった。
【0029】
図6は、緊線(弛度調整)作業時に、がいし装置に緊線用金具(3)に付随するY型金具(緊線リンク)(4)を連結して電線を取り込む従来の工法を示している。Y型金具(緊線リンク)(4)に電線を連結させることができるため、図5の工法と比較して、使用する緊線用工具(2)を省略することができるものの、二重防護(8)をおこなう際には、いずれの工法でも作業員が径間電線に身を乗り出してカムアロング(5)の取付けや取外し作業をおこなう必要がある。
【0030】
事故防止の二重防護(8)においては、カムアロング(5)の取付けや取外し作業を完全に無くすことができるため、完全カマレス化が可能となる。
完全カマレス化により、作業員の大幅な労力低減による施工性の向上及び作業員並びに工具類の落下リスクの大幅な低減による安全性向上を実現することができる。
【実施例0031】
[従来工法と本発明に係るカマレス工法用連結金具を用いた緊線工法の作業時間の比較]
本発明に係るカマレス工法用連結金具を用いた緊線工法における工程毎の平均作業時間(分)と従来の緊線工法に要する作業時間を比較した。
【0032】
従来の緊線工法では、本発明に係る緊線工法の工程に加えて、緊線用工具等を連結させる工程、カムアロングの取付け及び取外しを含む二重防護作業に必要な工程が加わる。
【0033】
表1は本発明に係る緊線工法に必要な平均時間と、従来の緊線工法に必要な時間を比較したものである。
【0034】
【表1】
【0035】
表1に記載の通り、本発明に係る緊線工法に必要な作業時間(分)は従来工法と比較し、合計で約100分短縮されたことがわかった。
この結果より、本発明に係る緊線工法における施工性は、従来の工法よりも顕著に向上していることが明らかとなった。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明に係るカマレス工法用連結金具及びこれを用いたカマレス工法は、がいし装置に緊線(弛度調整)作業及び二重防護の機能を持ち合わせた改良型の連結金具(リンク)を用いることにより、作業員の大幅な労力低減による施工性向上、及び工具類の落下リスクの大幅な低減による安全性向上に貢献することができる。
それゆえに、本発明に係るカマレス工法用連結金具及びこれを用いたカマレス工法は、鉄塔間における緊線作業に好適に利用できる。
【符号の説明】
【0037】
1 カマレス工法用連結金具
2 緊線用工具
3 緊線用金具
4 Y型金具(緊線リンク)
5 カムアロング
6 クレビス
7 バーニヤ金具
8 二重防護
9 緊線用孔
10 防護用孔
11 工事用孔
12 2連耐張固定ヨーク
13 取込用孔
図1
図2
図3
図4
図5
図6