特開2024-45786IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ディップ成型用ラテックス配合組成物及びディップ成型物に関する。より詳しくは、手袋、コンドーム、カテーテル、チューブ、風船、ニップル、サック等に好適に使用することができるディップ成型用ラテックス配合組成物及びディップ成型物

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】 成型物における物理強度と安全性とを両立することができるディップ成型用ラテックス配合組成物を提供する。
【解決手段】 多価金属塩で表面処理された酸化チタン(A)とエチレン性不飽和カルボン酸単量体由来の構造単位(b1)を有するポリマーラテックス組成物(B)とを含み、該ポリマーラテックス組成物(B)の固形分100質量%に対する多価金属塩で処理された酸化チタン(A)の割合が0.05~10.0質量%であることを特徴とするディップ成型用ラテックス配合組成物。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

物理強度、ゴム弾性、耐久性がある成型物を作製するためには、の配合剤を適量使用する必要があるが、これらの化学物質の残留が種々の問題を引き起こす原因にもなっている。特に、加硫促進剤に使用されるチアゾール・チウラム・カルバメートはIV型遅延型過敏症(アレルギー)を誘発する原因となっている。また、手袋中に残留する酸化亜鉛等が多い場合、アルコール等による残留物質量が多くなり、衛生規格を満足できない懸念がある。 更に、配合剤として使用される無機化合物は、ディップ成型物を伸張していく場合、有機高分子であるゴムポリマーと無機化合物との伸張率の相違から、両者間にマクロ乖離が生じ、物理強度を低下させる原因となる。したがって、安全性の観点に加えて、耐久性や引張強度等の物理強度の観点からも、使用される無機化合物の量を最小限に抑える必要があった。 このように手袋に代表される浸漬加工製品は、成型物の強靭性と安全性がますます求められており、ディップ成型物の加工において、配合剤の使用量を最小限に抑えながら成型物の性能物性を維持することが求められている。 上述の通り、種々のディップ成型用ラテックス配合組成物が開発されているものの、従来のディップ成型用ラテックス配合組成物は、成型物の物理強度と安全性との両立の点で充分ではなかった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、ディップ成型用ラテックス配合組成物について種々検討したところ、エチレン性不飽和カルボン酸単量体由来の構造単位(b1)を有するポリマーを含むポリマーラテックス組成物に対して、多価金属塩で表面処理された酸化チタンを所定量用いることにより、成型物における物理強度と安全性とを両立することができることを見出し、課題をみごとに解決することができることに想到し、本発明に到達したものである。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のディップ成型用ラテックス配合組成物及びその成型物は、上述の構成よりなり、成型物における物理強度と安全性とを両立することができるため、手袋、コンドーム、カテーテル、チューブ、風船、ニップル、サック等に好適に使用することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります