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▶ 伊藤 治夫の特許一覧

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  • 特開-イラストの著作権保護方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024045792
(43)【公開日】2024-04-03
(54)【発明の名称】イラストの著作権保護方法
(51)【国際特許分類】
   H04N 1/387 20060101AFI20240327BHJP
   G06Q 50/18 20120101ALI20240327BHJP
【FI】
H04N1/387 110
G06Q50/18 310
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022150774
(22)【出願日】2022-09-22
(71)【出願人】
【識別番号】722007873
【氏名又は名称】伊藤 治夫
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 治夫
【テーマコード(参考)】
5C076
5L049
【Fターム(参考)】
5C076AA14
5L049CC16
(57)【要約】
【課題】楽曲、書籍、アニメーション、映画、絵画、などの著作物は、印税、使用料、落款印、作者サインに代表される著作権保護方法があるが、多種多様で大量に存在するためイラストは著作権保護の有効な技術手段が確立されていない課題があった。
【解決手段】イラストの原画及び複製画と合成されたURLの記述方法を利用して著作権情報を文字列で構成するQRコード(登録商標)をカメラ付き携帯電子端末がQRコード(登録商標)を光学的に読み取り、得られたURLが示すウェブページを表示する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
文字列で構成される著作権情報をQRコード(登録商標)に変換しイラストの原画及び複製画と合成するイラストの著作権保護方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、イラストの原画及び複製画に著作情報が含まれるQRコード(登録商標)を付加する著作権保護方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
QRコード(登録商標)は縦横の面積にコードを配する2次元としてより多くの情報を含めるようにするとともに3か所に「切り出しシンボル」を配置してコードの読み取り速度と精度を向上させた技術である。
【0003】
楽曲、書籍、アニメーション、映画、絵画、などの著作物は、印税、使用料、落款印、作者サインに代表される著作権保護方法がある。
【0004】
多種多様で大量に存在するためイラストは著作権保護の有効な技術手段が確立されていない問題があった。
【0005】
この改善策として、イラストにQRコード(登録商標)を活用する方法がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許登録第2938338号
【非特許文献】
【0007】
【非特許文献1】小川進著 QRコード(登録商標)の奇跡 (東洋経済新報社)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
解決しようとする問題点は、イラストが多種多様で大量に存在するため著作権保護が容易でない点である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、文字列で構成される著作権情報をQRコード(登録商標)に変換してこのQRコード(登録商標)をイラストの原画及び複製画と合成すること事を最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、インターネット上でウェブページなどを一意に指定するための規約URLの記述方法を利用して著作権情報を文字列で構成し、QRコード(登録商標)に変換し、図形化し、この図形をイラストの原画及び複製画と合成することで著作権情報を原画及び複製画に付加する。
【0011】
原画及び複製画に付加された著作権情報はURL文字列で容易に表現できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1はイラストの原画及び複製画と合成されたURLの記述方法を利用して著作権情報を文字列で構成するQRコード(登録商標)をカメラ付き携帯電子端末がQRコード(登録商標)を光学的に読み取り、得られたURLが示すウェブページを表示する説明図である。(実施例)
【発明を実施するための形態】
【0013】
原画及び複製画1にQRコード(登録商標)2が合成されている。で利用者が表示させた画面3をブロックチェーン4に接続された光学レンズ付電子的カメラ5で構成したブロックチェーン4と既存網1の接続方法である。
【0014】
カメラ付き携帯電子端末3が光学的に読み取ったQRコード(登録商標)2を読み取られた著作権情報を示すURL4としてカメラ付き携帯電子端末3の画面に表示する。
【0015】
携帯電子端末に表示された画面5はじゃんけんのグーを表示する代表例である。
【産業上の利用可能性】
【0016】
図1の実施例は、QRコード(登録商標)をURLとして読み取ってウェブページ表示することでURLの文字列が著作権情報を表現してかつ表示された画面でじゃんけんに代表される対戦遊戯ができる可能性を示している。
【0017】
この接続方法はQRコード(登録商標)読み取り機能付きカメラ付き携帯電子端末がウェブページを表示できれば特別な機能を必要としない。
【符号の説明】
【0018】
1 原画及び複製画
2 QRコード(登録商標)
3 カメラ付き携帯電子端末
4 読み取られた著作権情報を示すURL
5 携帯電子端末に表示された画面
図1