(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024046169
(43)【公開日】2024-04-03
(54)【発明の名称】動物対応ノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法
(51)【国際特許分類】
E04F 15/12 20060101AFI20240327BHJP
【FI】
E04F15/12 C
E04F15/12 G
【審査請求】未請求
【請求項の数】24
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022151398
(22)【出願日】2022-09-22
(71)【出願人】
【識別番号】520201477
【氏名又は名称】株式会社グッドライフ
(74)【代理人】
【識別番号】100169133
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 直樹
(72)【発明者】
【氏名】永山 晶斗
【テーマコード(参考)】
2E220
【Fターム(参考)】
2E220AA13
2E220AA45
2E220AA53
2E220AC05
2E220GA30X
2E220GA35X
2E220GB01Z
2E220GB12Y
2E220GB22Y
2E220GB32X
2E220GB32Y
2E220GB42Y
(57)【要約】
【課題】簡便な方法で動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法を実現する。
【解決手段】
動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床において、該ノンスリップ床はコーティングにより形成されるものであって、該コーティングを形成するコーティング剤は、基材となる紫外線硬化性樹脂に少なくともチップ状の添加剤が分散されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床であって、
該ノンスリップ床はコーティングにより形成されるものであって、
該コーティングを形成するコーティング剤は、基材となる紫外線硬化性樹脂に少なくともチップ状の添加剤が分散されていることを特徴とする、
動物対応ノンスリップ床。
【請求項2】
該ノンスリップ床は、
フローリング、合成樹脂、コンクリート或いは磨石等の平坦な床面に加工されることを特徴とする、
請求項1記載の動物対応ノンスリップ床。
【請求項3】
該ノンスリップ床を形成するコーティング剤に用いられるチップ状の添加剤は、
骨材チップであることを特徴とする、
請求項1又は2記載の動物対応ノンスリップ床。
【請求項4】
該ノンスリップ床用塗料に用いられる紫外線硬化性樹脂は、
酢酸ブチルを主溶剤とする樹脂組成物であることを特徴とする、
請求項1乃至3の何れか一に記載の動物対応ノンスリップ床用塗料。
【請求項5】
該酢酸ブチルを主成分とする樹脂組成物は、
アクリル系樹脂組成物であることを特徴とする、
請求項4記載の動物対応ノンスリップ床用塗料。
【請求項6】
該骨材チップは、
細骨材を用いることを特徴とする、
請求項3記載の動物対応ノンスリップ床。
【請求項7】
該ノンスリップ床は、
床面の硬度が鉛筆硬度で9H以上であることを特徴とする、
請求項1乃至6の何れか一に記載の動物対応ノンスリップ床。
【請求項8】
該ノンスリップ床を形成するコーティング剤は、
さらに銀の微細粒を含有し、
該ノンスリップ床は殺菌及び消臭効果を発揮することを特徴とする、
請求項1乃至7の何れか一に記載の動物対応ノンスリップ床。
【請求項9】
動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床に用いる動物対応ノンスリップ床用塗料であって、
該ノンスリップ床用塗料はコーティングによりノンスリップ床を形成するものであり、
該コーティング床用塗料は、基材となる紫外線硬化性樹脂に少なくともチップ状の添加剤が分散されていることを特徴とする、
動物対応ノンスリップ床用塗料。
【請求項10】
該ノンスリップ床用塗料は、
フローリング、合成樹脂、コンクリート或いは磨石等の平坦な床面に加工されることを特徴とする、
請求項9記載の動物対応ノンスリップ床用塗料。
【請求項11】
該ノンスリップ床用塗料に用いられるチップ状の添加剤は、
骨材チップであることを特徴とする、
請求項9又は10記載の動物対応ノンスリップ床用塗料。
【請求項12】
該ノンスリップ床用塗料に用いられる紫外線硬化性樹脂は、
酢酸ブチルを主溶剤とする樹脂組成物であることを特徴とする、
請求項9乃至11の何れか一に記載の動物対応ノンスリップ床用塗料。
【請求項13】
該酢酸ブチルを主成分とする樹脂組成物は、
アクリル系樹脂組成物であることを特徴とする、
請求項12記載の動物対応ノンスリップ床用塗料。
【請求項14】
該骨材チップは、
細骨材を用いることを特徴とする、
請求項11記載の動物対応ノンスリップ床用塗料。
【請求項15】
該ノンスリップ床用塗料を用いて形成された動物対応ノンスリップ床は、
床面の硬度が鉛筆硬度で9H以上であることを特徴とする、
請求項9乃至14の何れか一に記載の動物対応ノンスリップ床用塗料。
【請求項16】
該動物対応ノンスリップ床用塗料は、
さらに銀の微細粒を含有し、
該ノンスリップ床は殺菌及び消臭効果を発揮することを特徴とする、
請求項9乃至15の何れか一に記載の動物対応ノンスリップ床用塗料。
【請求項17】
動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床の施工方法であって、
基材となる紫外線硬化性樹脂にチップ状の添加剤を分散させる工程と、
該紫外線硬化性樹脂にチップ状の添加剤を分散したコーティング剤を床面に塗布する工程と、
塗布したコーティング剤に紫外線を照射して硬化せしめる工程と、
を経て形成されたことを特徴とする、
動物対応ノンスリップ床の施工方法。
【請求項18】
該ノンスリップ床は、
フローリング、合成樹脂、コンクリート或いは磨石等の平坦な床面に加工されることを特徴とする、
請求項17記載の動物対応ノンスリップ床の施工方法。
【請求項19】
該ノンスリップ床を形成するコーティング剤に用いられるチップ状の添加剤は、
骨材チップであることを特徴とする、
請求項17又は18記載の動物対応ノンスリップ床の施工方法。
【請求項20】
該ノンスリップ床を形成するコーティング剤に用いられる硬化可能なバインダーは、
酢酸ブチルを主溶剤とする紫外線硬化性樹脂であることを特徴とする、
請求項17乃至19の何れか一に記載の動物対応ノンスリップ床の施工方法。
【請求項21】
該酢酸ブチルを主溶剤とする樹脂組成物は、
アクリル系樹脂組成物であることを特徴とする、
請求項20記載の動物対応ノンスリップ床の施工方法。
【請求項22】
該骨材チップは、
細骨材を用いることを特徴とする、
請求項19記載の動物対応ノンスリップ床の施工方法。
【請求項23】
該ノンスリップ床は、
床面の硬度が鉛筆硬度で9H以上であることを特徴とする、
請求項17乃至22の何れか一に記載の動物対応ノンスリップ床の施工方法。
【請求項24】
該動物対応ノンスリップ床の施工方法は、
該動物対応ノンスリップ床用塗料がさらに銀の微細粒を含有し、
該ノンスリップ床は殺菌及び消臭効果を発揮することを特徴とする、
請求項17乃至23の何れか一に記載の動物対応ノンスリップ床の施工方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は動物対応ノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
今般、屋外でペットを飼育することは特に都会においては著しく困難であり、家庭内でペットの飼育が行われることは常態化している。特に、ペットとして室内で飼育される動物としては小型犬と猫の比率が群を抜いて多い。
【0003】
ここで、一般家庭における床材についてみてみると、畳、カーペット、フローリング、コンクリート打ち放し或いは人造大理石等の石床などが使われている。ここで、ペットを飼育する場合に、畳は動物の爪などですぐに傷んでしまい、又カーペットは糞尿処理や臭気、ダニなどの問題からペットの飼育には向かない。
【0004】
このため、ペットを飼育する家庭では主にフローリング、コンクリート打ち放し或いは人造大理石等の石床などを選択することになり、特にコスト面や使い勝手から第一の選択肢はフローリング床となっている。
【0005】
しかし、フローリング床は犬の足の接地部(主に肉球の部分)に対しては滑りやすく、ペットの怪我の原因になるだけでなく、ペットの精神的な健康にも影響を及ぼしていた。又、猫の場合は滑りやすいと感じた場合、爪を出して床を引っ掻くことによりグリップ力を上げることが可能であるが、逆にフローリング床は爪による傷により損傷を受け、耐用年数が減少してしまっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2016ー57078号公報
【特許文献2】特開2012ー188918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来は特許文献1に示されたように犬の足の接地部(主に肉球の部分)に対しての滑りやすさを評価する方法等については検討されているものの、実際の対策としてはゴムマットのような敷物を敷設したり、ある程度滑り摩擦係数の大きな材料を塗布施工したりするにとどまっていた。
【0008】
発明が解決しようとする課題は、簡便な方法で動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床であって、該ノンスリップ床はコーティングにより形成されるものであって、該コーティングを形成するコーティング剤は、基材となる紫外線硬化性樹脂に少なくともチップ状の添加剤が分散されていることを特徴とする、動物対応ノンスリップ床である。
【0010】
また本発明は、動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床に用いる動物対応ノンスリップ床用塗料であって、該ノンスリップ床用塗料はコーティングによりノンスリップ床を形成するものであり、該コーティング床用塗料は、基材となる紫外線硬化性樹脂に少なくともチップ状の添加剤が分散されていることを特徴とする、動物対応ノンスリップ床用塗料である。
【0011】
また本発明は、動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床の施工方法であって、基材となる紫外線硬化性樹脂にチップ状の添加剤を分散させる工程と、該紫外線硬化性樹脂にチップ状の添加剤を分散したコーティング剤を床面に塗布する工程と、塗布したコーティング剤に紫外線を照射して硬化せしめる工程と、を経て形成されたことを特徴とする、動物対応ノンスリップ床の施工方法である。
【0012】
また本発明は、フローリング、合成樹脂、コンクリート或いは磨石等の平坦な床面に加工されることを特徴とする。
【0013】
また本発明は、該ノンスリップ床を形成するコーティング剤に用いられるチップ状の添加剤が骨材チップであることを特徴とし、さらに本発明は該骨材チップとして細骨材を用いることを特徴とする。
【0014】
また本発明は、該ノンスリップ床用塗料に用いられる紫外線硬化性樹脂が酢酸ブチルを主溶剤とする樹脂組成物であることを特徴とし、さらに本発明は該酢酸ブチルを主成分とする樹脂組成物はアクリル系樹脂組成物であることを特徴とする。
【0015】
また本発明は、該ノンスリップ床の床面の硬度が鉛筆硬度で9H以上であることを特徴とする。
【0016】
また本発明は、該ノンスリップ床を形成するコーティング剤がさらに銀の微細粒を含有し、該ノンスリップ床が殺菌及び消臭効果を発揮することを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、簡便な方法で動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法を実現することが出来る。
【0018】
本発明に係る動物対応ノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法は、塗装内に細骨材チップが分散されていることにより犬猫等室内で飼育されることの多いペットの足の一次接地面である肉球に対応して滑りにくく、動物の精神面の安定にも寄与するノンスリップ表面を得ることができる。
【0019】
さらに本発明に係る動物対応ノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法は、前記の骨材チップの効果も含めて鉛筆硬度9Hと非常に硬度が高く、犬猫の爪による傷にも強く、耐久性の高いコーティングであった。さらに、本発明に係る動物対応ノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法は、配合した銀の微粉末の触媒効果によって殺菌、消臭効果を発揮し、ペットと同居する室内の環境改善にも寄与することができる。
【0020】
本発明に係る動物対応ノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法は、簡便な方法で動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法を実現し、ペット業界及び住宅産業に於いて非常に有用であり、我が国産業の発展に寄与することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】
図1は、本発明に係る動物対応ノンスリップ床の犬の足(肉球)に対しての滑り止め効果を示す概念図である。
【
図2】
図2は、本発明に係る動物対応ノンスリップ床(ドッグライフコート)の硬度を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明に係る動物対応ノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法を実施するための形態につき、実施例に基づいて説明する。
【0023】
図1は、本発明に係る動物対応ノンスリップ床の犬の足(肉球)に対しての滑り止め効果を示す概念図である。このように、本発明に係る動物対応ノンスリップ床は塗装内に細骨材チップが分散されていることにより犬猫等室内で飼育されることの多いペットの足の一次接地面である肉球に対応して滑りにくく、動物の精神面の安定にも寄与するノンスリップ表面を得ることができる。
【実施例0024】
本発明は、動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床であって、該ノンスリップ床はコーティングにより形成されるものであって、該コーティングを形成するコーティング剤は、基材となる紫外線硬化性樹脂に少なくともチップ状の添加剤が分散されていることを特徴とする、動物対応ノンスリップ床である。
【0025】
また本発明は、動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床に用いる動物対応ノンスリップ床用塗料であって、該ノンスリップ床用塗料はコーティングによりノンスリップ床を形成するものであり、該コーティング床用塗料は、基材となる紫外線硬化性樹脂に少なくともチップ状の添加剤が分散されていることを特徴とする、動物対応ノンスリップ床用塗料である。
【0026】
また本発明は、動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床の施工方法であって、基材となる紫外線硬化性樹脂にチップ状の添加剤を分散させる工程と、該紫外線硬化性樹脂にチップ状の添加剤を分散したコーティング剤を床面に塗布する工程と、塗布したコーティング剤に紫外線を照射して硬化せしめる工程と、を経て形成されたことを特徴とする、動物対応ノンスリップ床の施工方法である。
【0027】
本実施例に於いては、まずノンスリップ床用塗料の調製を行なった。紫外線で架橋、硬化するアクリル系樹脂を酢酸ブチルを主成分とする溶剤にて分散し、これに細骨材を10重量パーセント、銀の微粒子(ナノ銀)を0.2重量パーセント混入し、練混してノンスリップ床用塗料を得た。
【0028】
ここで、使用するアクリル系樹脂は塗布対象物や条件により適宜選択してよく、細骨材及び銀微粒子の混入比率も適宜調整して用いることができる。
【0029】
本発明は、フローリング、合成樹脂、コンクリート或いは磨石等の平坦な床面に加工されることを特徴とするが、本実施例に於いてはフローリング床に施工を行なった。一般の住宅に施工されたフローリング表面を清拭した後、本発明に係るノンスリップ床用塗料をローラーにより均一に塗布した。
【0030】
その後、塗布面全体に紫外線ランプにより紫外光を照射し、塗料を硬化して本発明に係るノンスリップ床を得た。
【0031】
本発明は、該ノンスリップ床を形成するコーティング剤に用いられるチップ状の添加剤が骨材チップであることを特徴とし、さらに本発明は該骨材チップとして細骨材を用いることを特徴としている。この効果により、
図1に示すようにペット、特に犬猫の足の肉球のグリップ力が向上して滑りにくくなり、ペットも安心して行動ができるようになる。
【0032】
この効果で、例えば従来の床では、猫は足元が滑りやすいと感じると爪を出してグリップを向上させようとするため、床へのダメージが与えられ、総合的に耐久性の低下を招いていたが、本発明に係るノンスリップ床は肉球にグリップを感じることで爪を使わず、床へのダメージを小さくすることができる。また、ペットが一足ごとに感じる床の滑りやすさによるストレスも軽減され、ペットの精神衛生上も有効である。
【0033】
また本発明に係るノンスリップ床は、
図2に示すように床面の硬度が鉛筆硬度で9H以上であることを特徴とする。これは、樹脂の選択及び細骨材の添加により達成されたもので、これによっても犬猫の爪による傷などの負荷が減少し、耐久性の向上に寄与している。
【0034】
また本発明は、該ノンスリップ床を形成するコーティング剤がさらに銀の微細粒を含有し、該ノンスリップ床が殺菌及び消臭効果を発揮することを特徴としている。銀微粒子(ナノ銀)は、その光触媒効果により最近やウィルスの低減効果や消臭効果を発揮るることができる。本発明に係るノンスリップ床も、衛生微生物研究センター及び日本食品分析センターによる検査により、その効果が証明されている。(別途データ提出可能。)
【0035】
これにより、ペットと同居する住環境においても清潔、清浄が保たれ、衛生面でも与って有効であった。
本発明に係る動物対応ノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法は、簡便な方法で動物対応、特に犬猫等室内で飼育されることの多いペットに対応したノンスリップ床、動物対応ノンスリップ床用塗料及び動物対応ノンスリップ床の施工方法を実現し、ペット業界及び住宅産業に於いて非常に有用であり、我が国産業の発展に寄与することが出来る。