特開2024-46200IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

樹脂成形品の成形不良発生の予測

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】熱可塑性樹脂を金型に射出成形してなる射出成形品の内部に生じるボイドの発生挙動を予測する方法を提供する。
【解決手段】前記射出成形品を複数の要素に分割した解析用モデルを作成することと、熱可塑性樹脂を成形する工程における前記解析用モデルの温度分布及び圧力分布を求めることと、前記温度分布を用いて、離型後の冷却過程における温度分布を算出することと、前記温度分布及び前記圧力分布から、予め測定された前記熱可塑性樹脂の、弾性定数の温度依存性データ、熱膨張率のデータ及びPVTデータを使用して、前記解析用モデルの弾性定数分布及び温度荷重分布を算出することと、前記離型後の冷却過程における前記弾性定数分布及び前記温度荷重分布を用いた構造解析によって、解析用モデルの各要素に発生するひずみを算出することと、前記ひずみからボイドの発生場所及び/又はボイド量を予測することとを含む方法。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

既存の手法では、樹脂材料による射出成形プロセスにおいて、冷却後の成形品のボイドの発生が十分な精度で予測できないことがあった。 本開示の目的は、樹脂材料による射出成形プロセスによる樹脂成形品のボイドの発生挙動を精度よく予測する方法を提供することである。この課題を解決することにより、ボイドの発生しない成形品を得るための製品形状設計、金型設計、成形条件設定、成形材料を設計段階で事前に想定することが可能となり、製品化を効率的に行うことができる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示は以下の態様を含む。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、射出成形の各工程を説明するための図である。
【図2】 図2は、、ボイドの発生挙動を予測する方法の例を示すフローチャートである。
【図3】 図3は、熱可塑性樹脂の弾性定数の温度依存性データの例を示す図である。
【図4】 図4は、熱可塑性樹脂のPVTデータの例を示す図である。
【図5】 図5は、実施例に係る形状の3次元CADモデルを示す図である。
【図6】 図6は、実施例に使用した形状についての解析用モデルの断面図である。
【図7】 図7は、ボイド発生の比較であって、Aは実成形品のX線CT、Bは流動解析のみの従来手法による比較例、Cは流動解析と構造解析の連成解析を行う参考例、及び、Dは改良手法による実施例をそれぞれ示す図である。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

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