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  • 特開-低周波振動発生出力方法 図1
  • 特開-低周波振動発生出力方法 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024047502
(43)【公開日】2024-04-05
(54)【発明の名称】低周波振動発生出力方法
(51)【国際特許分類】
   B23B 1/00 20060101AFI20240329BHJP
   B26D 7/08 20060101ALI20240329BHJP
   B26D 5/08 20060101ALI20240329BHJP
   B23D 49/16 20060101ALI20240329BHJP
【FI】
B23B1/00 D
B26D7/08 A
B26D5/08 B
B23D49/16
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022165046
(22)【出願日】2022-09-26
(71)【出願人】
【識別番号】508040418
【氏名又は名称】中城 定男
(72)【発明者】
【氏名】中城 定男
【テーマコード(参考)】
3C040
3C045
【Fターム(参考)】
3C040AA11
3C040DD07
3C045AA02
(57)【要約】      (修正有)
【課題】高効率で動作し、簡単な電子回路で駆動でき全体がシンプルにできる低周波振動発生装置を提供する。
【解決手段】低周波の振動で品物を切断したり、削ったりする場合の手段として、空芯コイルと強力磁石の組み合わせで行うとき、振動幅を決めるためのパイプ形状治具6を駆動部4に固定する。振動の方向と振動幅を決める為、半ねじ固定ねじ8を振動部5に固定する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
低周波の振動で品物を切断したり、削ったりする場合の手段として、空芯コイルと強力磁石の組み合わせで行うとき、振動部の方向を決めるパイプ状の治具、振動の幅を半ねじにより行なう方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
これは、低周波振動発生出力方法に関するものである。
低周波による振動で物を切断したり、削ったりする場合の機械的振動の発生源として使う。
【背景技術】
【0002】
従来の磁界素子又は電界素子による高周波振動の発生方法があるが、この方法では振動の出力を大きくするのが難しく、効率が極め悪いのが現実である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の製品で、磁界又は電界による高周波振動発生器の使用により、切断や削除するものはあるが、駆動回路も複雑怪奇な回路を要する。またこの方法は、高周波出力の波長に合わせる機構の設計や調整が難しい。これらとは違う方法で振動を出力するものである。
【発明が解決するための手段】
【0005】
この方法で行うと、簡単な電子回路で駆動できるため全体がシンプルにできる。
高周波方式に比べ機構としてもこの方法は簡素になる。
【発明の効果】
【0006】
小さな電力で振動の駆動ができる。
高効率で動作するので電力の無駄が少ない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】(4)駆動部および(5)振動部の構成図である。この図面は実例で力を得る為に、6倍の数(2)空芯コイルと(3)強力磁石を装着している。
図2】振動部の振動方向および振幅の幅を制限する部品の詳細図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1]本装置の(4)駆動部と(5)振動部である。
(1)入力信号でこの装置の駆動周波数である。この2本からプラス-マイナスのパルス波形を(2)空芯コイルにかける。
この時に発生する磁界(N極,及びS極)による力を相対する(3)強力磁石の極性を合わせて反発又は吸着の原動力とする。
駆動部では揺れの幅を小さく、振動部の振れを大きくする為に、駆動部の重量を振動部に比べ大きくする必要がある。
図1]で振動させるとき、図面の上下に当たる振動方向、振動幅を決める必要があるので、(6)パイプ形状治具を設ける。
図2](6)パイプ形状具を駆動部に固定する。振動の方向と振動幅を決める為、(8)半ねじ固定ねじを振動部に固定する。
図2](9)は振動部が駆動部に吸着した状態、(10)は振動部と駆動部が反発した状態で、この寸法差が振動幅となる。
(6)の固定、(8)の固定は駆動側と振動側は逆でもよい。
図1
図2