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▶ 岩沢 正俊の特許一覧

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  • 特開-T字カミソリ磨き 図1
  • 特開-T字カミソリ磨き 図2
  • 特開-T字カミソリ磨き 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024047507
(43)【公開日】2024-04-05
(54)【発明の名称】T字カミソリ磨き
(51)【国際特許分類】
   B24D 15/08 20060101AFI20240329BHJP
   A46B 15/00 20060101ALI20240329BHJP
   B26B 21/50 20060101ALI20240329BHJP
【FI】
B24D15/08 Z
A46B15/00 B
B26B21/50
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022165052
(22)【出願日】2022-09-26
(71)【出願人】
【識別番号】509170855
【氏名又は名称】岩沢 正俊
(72)【発明者】
【氏名】岩沢 正俊
【テーマコード(参考)】
3B202
3C063
【Fターム(参考)】
3B202DA02
3C063AA02
3C063AA07
3C063AB05
3C063BA02
3C063BB02
3C063BB03
3C063BB04
3C063BG18
3C063EE04
(57)【要約】
【課題】 T字カミソリは使用しているうちに徐々に、剃り味は低下してしまうが、
剃り味を蘇らせることができるT字カミソリ磨きを提供する。
【解決手段】 T字カミソリ本体先端の上向き形状そり(6)に、T字カミソリの刃と刃の間を清掃するブラシ(4)を設け、T字カミソリを第一平板平面(2)、山型形状(1)、第二平板平面(3)、上向き形状そり(6)、最後に先端の傾斜ブラシ(4)の順に通す事で、カミソリ刃の剃り心地を復活させる事ができる、T字カミソリ磨きを提供する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
T字カミソリ磨きの本体は、真横から見て、右側から第一平板平面部分(2)があり、その左に山型形状部分(1)、その左に第二平板平面部分(3)、最後に上向き形状そり(6)があり、各部分は滑らかに連続した状態で連結されている事を特徴とするT字カミソリ磨き。
【請求項2】
前記上向き形状そり(6)には、複数刃T字カミソリ刃の刃と刃の間の汚れや詰まりを清掃するためブラシ(4)が取り付けてあり、そのブラシ(4)は植毛部材の手前根元から奥先端に向かって斜めにカットされている事を特徴とする請求項1記載のT字カミソリ磨き。
【請求項3】
T字カミソリ磨き本体のカミソリ刃を磨く表面は、曲面になじむ柔軟性を持つ水洗い可能な研磨材を使用した請求項1または請求項2に記載のT字カミソリ磨き。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、剃りが悪くなった、T字カミソリの剃りを蘇らせるための好適なT字カミソリ刃磨きに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のT字カミソリ刃磨きは、特許文献2のように平面状の形状となっている。
【0003】
また、特許文献1に記載のようにT字カミソリの刃と刃の間を清掃するブラシ。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008―43707号
【特許文献2】US2016/0184975A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
T字カミソリは使用しているうちに、剃り味は低下し徐々に剃れなくなってゆく。
T字カミソリ磨きが平面の形状でT字カミソリを磨く既存の製品があり好評を得ていますが問題がないわけではない。
従来のT字カミソリ磨きは平たん、平面であるため、カミソリ刃全体が磨けない。実際の人間の顔や体は、平たんではなく、凹凸があり湾曲しています。それに合わせて台座本体に山型形状の部分を設け、そこをカミソリ刃が通る事によって、T字カミソリ刃全体を磨けるようになります。
【0006】
本発明はT字カミソリ磨き本体に、T字カミソリの刃と刃の間を清掃できるブラシを取り付けた、T字カミソリ磨きを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るT字カミソリ磨きは、T字カミソリ磨きに山型形状部分(1)を設け、また製品の先端部分上向き形状そり(6)には、カミソリ刃に詰まった髭や異物を取り除くブラシ(4)を取り付けて構成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明においては、T字カミソリ磨き本体の先端上向き形状そり(6)に取付けたブラシ(4)が傾斜になっていて、T字カミソリをブラシの上で左右に動かすことで、T字カミソリの刃と刃の間に詰まったヒゲや異物を取り除くことが出来る。(図2参照)
【0009】
T字カミソリ磨きに、山型の形状(1)を設けることで、カミソリ刃が第一平板平面部分(2)から山型形状部分(1)を上る時、又、山型形状部分(1)から第二平板平面部分(3)に入る時、刃の剃りが悪くなったカミソリ刃表面の汚れや異物を取り除くことができる。
山型形状部分(1)をカミソリが上る時に、T字カミソリ3枚刃の場合、T字カミソリ3枚刃の上刃と下刃の汚れや異物を取り除く事が出来て、山頂付近ではT字カミソリ3枚刃の中心部分の刃の汚れや異物、、下る時にはもう一度T字カミソリ3枚刃の上刃と下刃の汚れや異物を取り除く事が出来る。(図3参照)
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】 本発明に係るT字カミソリ磨き本体の斜視図を示す
図2】 本発明のT字カミソリ磨き本体の側面図にT字カミソリを近づけた状態を示す図である
図3】 本発明T字カミソリ磨きの使い方説明図
【発明を実施するための形態】
【0011】
平板平面形状(2)(3)に、山型形状(1)と上向き形状そり(6)が設けてあり、各部分は滑らかに連続した状態で連結されている。
【0012】
T字カミソリ磨き本体の先端に上向き形状そり(6)があり、そこに傾斜のブラシ(4)が設けてある。ブラシは植毛部分の手前根元から最先端に向かって斜めにカットされている。
ブラシ植毛部分の手前根元とは、傾斜ブラシ(4)の上向き形状そり(6)の側から繋がる側の根本部分のことであり、最先端とは傾斜ブラシ(4)の剃刃磨き本体とは反対側の端部のことである。
【0013】
本明細書において、T字カミソリ磨きの、長手方向を縦方向と定義し、長手方向と直行する短手方向を横方向と定義する。またT字カミソリ磨きの長手方向で、傾斜ブラシ(4)が取り付けられる側を左側、その長手方向逆側を右側と定義する。
【0014】
T字カミソリ本体の寸法は、縦の長さ18cm、横幅8.5cm、山型形状部部分の寸法は2cmで 上向き形状そりの寸法は2cmとなっている。
T字カミソリ磨き本体の、磨く部分はカミソリ刃の汚れや異物を取り除くため表面は研磨材を含んだ素材使用しており、第一平板平面部分(2)、山型形状部分(1)、第二平板形状部分(3)、上向き形状そり(6)の順に、カミソリ刃をすべらし、先端にある傾斜ブラシ(4)で刃と刃の間の異物を取り除く事ができてカミソリ刃の切れの良い、剃り心地を復活させる事が出来る。
また、研磨材を含んだ、曲面になじむ柔軟性を持つ水洗い可能な研磨材として人工ダイヤモンド、酸化アルミニュウム、炭化ケイ素、不織布などがあります。
【0015】
図1ないし図3は本発明に係るT字カミソリ磨きの実施例である。
【符号の説明】
【0016】
1 山型形状部分。
2 第一平板平面部分
3 第二平板平面部分
4 傾斜ブラシ
5 T字カミソリ
6 上向き形状そり
図1
図2
図3