(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024047640
(43)【公開日】2024-04-08
(54)【発明の名称】電気機器収納用箱および電気機器収納用箱の施工方法
(51)【国際特許分類】
H02B 1/28 20060101AFI20240401BHJP
H05K 5/02 20060101ALI20240401BHJP
H02G 3/08 20060101ALN20240401BHJP
【FI】
H02B1/28 D
H05K5/02 L
H02G3/08 080
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022153245
(22)【出願日】2022-09-27
(71)【出願人】
【識別番号】000227401
【氏名又は名称】日東工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001977
【氏名又は名称】弁理士法人クスノキ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】幅 和己
(72)【発明者】
【氏名】細井 大二郎
(72)【発明者】
【氏名】宮川 貴行
(72)【発明者】
【氏名】門矢 誠
【テーマコード(参考)】
4E360
5G016
5G361
【Fターム(参考)】
4E360AB02
4E360AB64
4E360BA06
4E360BB02
4E360BB12
4E360BB16
4E360BB23
4E360BC08
4E360EA05
4E360EA12
4E360EA16
4E360EB02
4E360EC14
4E360ED02
4E360ED04
4E360GA02
4E360GA29
4E360GB93
4E360GB94
4E360GB99
5G016AA04
5G016CG02
5G016CG10
5G016CG22
5G361AA06
5G361AB09
5G361AC13
5G361AD01
(57)【要約】
【課題】電気機器収納用箱のチャンネルベースに部材を取り付けなくても通気孔から雨などが侵入しにくいようにすること。
【解決手段】扉11と、側板と、屋根と、チャンネルベース14aと、を有する筐体を備えた電気機器収納用箱であって、筐体の底面側に位置するチャンネルベースに通気孔14aaを備え、前記通気孔と離れた位置にある側板若しくは閉じた状態の扉が、水平視において前記通気孔の一部若しくは全部とオーバーラップする構成とする。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
扉と、側板と、屋根と、チャンネルベースと、を有する筐体を備えた電気機器収納用箱であって、
筐体の底面側に位置するチャンネルベースに通気孔を備え、
前記通気孔と離れた位置にある側板若しくは閉じた状態の扉が、水平視において前記通気孔の一部若しくは全部とオーバーラップする電気機器収納用箱。
【請求項2】
通気孔と離れた位置にある側板若しくは閉じた状態の扉が、水平視において少なくとも前記通気孔の上半分を覆うことができ、かつ、側板の下端及び扉の下端はチャンネルベースの下端と同じ高さ若しくはそれより高い高さに位置する請求項1に記載の電気機器収納用箱。
【請求項3】
チャンネルベースが、架台の上に重ねるように取り付けられる請求項1に記載の電気機器収納用箱。
【請求項4】
チャンネルベースと架台が、通気孔と扉との間に配置した締結具を用いて固定される請求項3に記載の電気機器収納用箱。
【請求項5】
電気機器収納用箱の施工方法であって、
施工場所に架台を固定するステップと、
チャンネルベースに備えた通気孔の一部または全部を筐体の側板若しくは扉が覆うことが可能なように筐体を組み立てるステップと、
組み立てられた筐体を架台に載置するステップと、
筐体に備えられたチャンネルベースと架台とを締結具により固定するステップと、
を備えた電気機器収納用箱の施工方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器収納用箱および電気機器収納用箱の施工方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
キュービクル式高圧受電設備などの電気機器収納用箱に通気孔を設け、筐体内部の換気を行えるようにすることが知られている。特許文献1の記載からも理解されるように、通気孔が設けられる場所としては、電気機器収納用箱の屋根に設けた庇部の下面や、筐体の底面を構成するチャンネルベースとすることが一般的である。チャンネルベースに通気孔を設ける場合、その通気孔は、設置面近くに位置するため、通気孔から雨や雪、虫、小動物などが侵入するおそれがある。このため、特許文献1では、雨や雪、虫、小動物などの侵入を防ぐために、マグネットシートで通気孔を覆うことが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のマグネットシートは、通気孔を塞いだ部分の通気ができないようにするものであり、通気が必要である場合には不向きである。また、マグネットシートであると容易にはがされてしまうこともあり得る。マグネットシートをチャンネルベースに貼るのではなく、通気孔を覆う部材をチャンネルベースにねじ固定することも考えられるが、チャンネルベースは電気機器収納用箱の下端に位置することもあり、通気孔を覆う部材の取り付けに手間がかかるおそれがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、電気機器収納用箱のチャンネルベースに部材を取り付けなくても通気孔から雨などが侵入しにくいようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、扉と、側板と、屋根と、チャンネルベースと、を有する筐体を備えた電気機器収納用箱であって、筐体の底面側に位置するチャンネルベースに通気孔を備え、前記通気孔と離れた位置にある側板若しくは閉じた状態の扉が、水平視において前記通気孔の一部若しくは全部とオーバーラップする電気機器収納用箱とする。
【0007】
また、通気孔と離れた位置にある側板若しくは閉じた状態の扉が、水平視において少なくとも前記通気孔の上半分を覆うことができ、かつ、側板の下端及び扉の下端はチャンネルベースの下端と同じ高さ若しくはそれより高い高さに位置する構成とすることが好ましい。
【0008】
また、チャンネルベースが、架台の上に重ねるように取り付けられる構成とすることが好ましい。
【0009】
また、チャンネルベースと架台が、通気孔と扉との間に配置した締結具を用いて固定される構成とすることが好ましい。
【0010】
また、電気機器収納用箱の施工方法であって、施工場所に架台を固定するステップと、チャンネルベースに備えた通気孔の一部または全部を筐体の側板若しくは扉が覆うことが可能なように筐体を組み立てるステップと、組み立てられた筐体を架台に載置するステップと、筐体に備えられたチャンネルベースと架台とを締結具により固定するステップと、を備えた電気機器収納用箱の施工方法とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明では、電気機器収納用箱のチャンネルベースに部材を取り付けなくても通気孔から雨などが侵入しにくいようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】実施形態における電気機器収納用箱の筐体の斜視図である。
【
図2】
図1に示す筐体から一部の側板を取り外し、扉を開いた状態を示す斜視図である。ただし、筐体が架台に乗った状態である。
【
図3】実施形態の筐体の扉を開いた状態における通気孔まわりを示す図である。
【
図4】実施形態における筐体のチャンネルベースに対する扉の下部と側板の下部の関係を示す図である。ただし、チャンネルベースに設けた通気孔は扉などに覆われている。
【
図5】通気孔の下端と扉の下端を通る線と水平線のなす角θが分かるように示した実施形態の筐体の前側下部まわりの断面図である。
【
図6】架台の上に筐体を載置した状態を示す図である。
【
図7】チャンネルベースと架台を締結具で締結した例を示す図である。
【
図8】あらかじめ固定された架台に筐体を載置するという状況を表す図である。
【
図9】扉と通気孔と締結具の位置が分かるように示した実施形態の筐体の前側下部まわりの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に発明を実施するための形態を示す。
図1乃至
図5に示されていることから理解されるように、実施形態の電気機器収納用箱1は、扉11と、側板12と、屋根13と、チャンネルベース14aと、を有する筐体10を備えている。また、この電気機器収納用箱1は、筐体10の底面側に位置するチャンネルベース14aに通気孔14aaを備え、前記通気孔14aaと離れた位置にある側板12若しくは閉じた状態の扉11が、水平視において前記通気孔14aaの一部若しくは全部とオーバーラップする。このため、電気機器収納用箱1のチャンネルベース14aに部材を取り付けなくても通気孔14aaから雨などが侵入しにくいようにすることが可能となる。
【0014】
なお、以下では、キュービクル式高圧受電設備を例に挙げて説明をするが(
図1参照)、電気機器収納用箱1はキュービクル式高圧受電設備である必要はない。一般的に電気機器収納用箱1と認識されるものであればいずれでもよく、例えば、その他の高圧受電設備や、分電盤、配電盤、システムラックなどであってもよい。
【0015】
電気機器収納用箱1は、一般的に、板状の部材を屈曲させて設けた棒状のフレーム141を複数接続して骨格状に形成した構造体14に対して、側板12、扉11、屋根13などを取り付けることで構成した筐体10を備えるものである(
図2参照)。この筐体10の内部に各種の電気機器が収納される。筐体10の内部に収納される電気機器としては、遮断器、開閉器、断路器、リレー、センサ、変圧器、変流器、コンデンサ、リアクトルなどが代表的なものとして例示できるが、電気機器は必ずしもこの限りではない。
【0016】
実施形態における骨格状の構造体14は、扉11を取り付ける面側に、複数のフレーム141が連結されることで形成された扉枠14bを備えている。この扉枠14bに対して、ヒンジ15を用いて、扉11が回動可能に取り付けられる。なお、実施形態の扉11には筐体10の内部に収納された電気機器を点検することができる点検窓11aが設けられている。また、電気機器収納用箱1には扉11が勝手に開けられないように鎖錠可能な鎖錠装置11bが設けられており、電気機器収納用箱1の内部への不審者の侵入を抑制することができる。
【0017】
骨格状の構造体14の下端に位置するフレーム141はチャンネルベース14aと呼ばれているが、実施形態のチャンネルベース14aは、骨格状の構造体14を構成する他のフレーム141とは異なる形状であり、断面略コ字状となっている。
【0018】
また、実施形態のチャンネルベース14aは、断面略コ字状を構成する三辺のうち、チャンネルベース14aの下部で水平方向に延びる辺に、上下方向に貫通する取付孔14abが設けられている(
図3参照)。この取付孔14abは、コンクリートにより構成された基礎などへの固定や、架台29への固定や、フレーム141との固定に使用することができる。
【0019】
また、チャンネルベース14aの垂直方向に延びる辺には、筐体10の内部を換気するための通気孔14aaを備えている。実施形態においては、通気孔14aaとなる垂直方向に延びる長円形状の孔がチャンネルベース14aの長手方向に複数設けられている。特に筐体10の前側となる部分には左右方向に並ぶように複数の通気孔14aaが設けられており、筐体10の前側からの換気を行いやすいようにしている。
【0020】
実施形態ではチャンネルベース14aの右側や左側で前後方向に延びるフレーム141にも、その前端側に通気孔14aaを設けているが、このフレーム141に設けられた通気孔14aaの数よりも、前側で左右方向に延びるフレーム141に設けられる通気孔14aaの数の方が多くなるように(合計面積が広くなるように)構成している。電気機器収納用箱1は、扉11が設けられる側の前方に点検用スペースが確保できるように設置されるため、電気機器収納用箱1の前側は換気に利用しやすいからである。ただし、チャンネルベース14aに設けられる通気孔14aaの形状や数はこの例に限定されるものではない。
【0021】
この通気孔14aaの少なくとも一部と水平視でオーバーラップすることができるように、実施形態の側板12と扉11を通常よりも下方に伸びるように構成している(
図3から
図5参照)。このため、通気孔14aaへの雨などの侵入を側板12や扉11が抑制することが可能となる。また、側板12や扉11は通気孔14aaと離れているため、側板12や扉11が通気孔14aaへの空気の侵入を完全に塞ぐことにはならず、通気孔14aaを機能させることができる。
【0022】
実施形態では、チャンネルベース14aに設けられた通気孔14aaのうち、垂直方向の長さの9割以上と対向することができるように側板12や扉11を構成している。この態様では、通気孔14aaの下部のいくらかは側板12や扉11とオーバーラップしていないが、側板12や扉11は通気孔14aaと離れた位置にあるため、よこなぐりの雨が降っても通気孔14aaに侵入しにくい構成となっている。
【0023】
もちろん、チャンネルベース14aに設けられた通気孔14aaの全体が側板12や扉11と水平方向にオーバーラップする構成としてもよい。また、上記例よりも、オーバーラップの割合を減らしてもよいが、少なくとも通気孔14aaの上半分は水平視において側板若しくは閉じた状態の扉とオーバーラップする構成とすることが好ましい。
【0024】
また、通気孔14aaの下端と扉11の下端を通る線と水平線のなす角θ、若しくは、通気孔14aaの下端と側板12の下端を通る線と水平線のなす角θがプラスの範囲であるのならば、この角θは大きくならないように構成するのが好ましい(
図5参照)。なお、角θは鋭角であり、扉11や側板12が通気孔14aaの下端よりも下側まで延びている場合は、マイナスの角度であるものとする。扉11や側板12が筐体10の外側から通気孔14aaへ直線的に侵入することができる進入角度を低減させることができれば、よこなぐりの雨などにも実質的に対応することができる。
【0025】
また、角θがマイナスとなる場合、つまり、扉11の下端や側板12の下端が通気孔14aaの下端よりも下方に位置する場合、雨水が設置面に跳ね返った場合における通気孔14aaへの雨水の侵入も抑制できる。この効果を得るためには、通気孔14aaの下端を通りチャンネルベース14aの下部で水平方向に延びる辺との接線となるlαより上側に扉11の下端や側板12の下端がある場合、扉11の下端や側板12の下端がより低い方が望ましい。一方、通気孔14aaの下端を通りチャンネルベース14aの下部で水平方向に延びる辺との接線となるlαより下側に扉11の下端や側板12の下端がある場合、扉11の下端や側板12の下端を更に低くしても、効果の増加はあまり望めない。
【0026】
また、角θがマイナスとなる場合であっても、扉11の下端や側板12の下端の位置がチャンネルベース14aの下端より高い位置に存在するように構成することが好ましい。この場合、筐体10を平らな場所においてもチャンネルベース14aが全体を支えることになるので、扉11や側板12に負荷がかかることを回避することができる。なお、扉11の下端や側板12の下端の位置がチャンネルベース14aの下端と同じとすることまではよいが、扉11の下端や側板12の下端の位置がチャンネルベース14aの下端より低くなることは、取り扱い上は不便を生じ得る。これは、組み立てた筐体10の搬送などがしにくいからである。ただし、設置個所で筐体10を組み立てる場合はそのような構成であってもよい。
【0027】
上記したことからも理解されるように、色々な態様は可能であるが、扱いやすさと、通気孔14aaへの雨水などの侵入の抑制の程度を考慮すると、通気孔14aaと離れた位置にある側板12若しくは閉じた状態の扉11が、水平視において少なくとも前記通気孔14aaの上半分を覆うことができ、かつ、側板12の下端及び扉11の下端はチャンネルベース14aの下端と同じ高さ若しくはそれより高い高さに位置する構成とすることが好ましい。
【0028】
ところで、実施形態の電気機器収納用箱1は、筐体10の屋根13に金具13aを有している。この金具13aにロープ等を通すことで、筐体10を吊り上げて設置場所まで移動することができる。例えば、電気機器収納用箱1の筐体10のチャンネルベース14aをコンクリート製の基礎などに載置した後、取付孔14abを用いて締結具31により固定することが可能である。
【0029】
一方、コンクリート製の基礎に電気機器収納用箱1を設置する場合、設置場所が水平であることの確認や、コンクリート製の基礎に対するアンカーボルトの取り付け作業などを行う必要がある。このようなことは煩わしいので、その対応の一つとして、筐体10よりも先に設置場所に架台29を設置することが考えられる。このようにすれば、設置場所が水平であることの確認やアンカーボルトの取り付け作業について、架台29を基準に行うことができるため、実施しやすくなる。
【0030】
また、架台29の上にチャンネルベース14aを重ねることによって、チャンネルベース14aに設けた通気孔14aaを高く位置させることができるようになり、雨や雪、虫、小動物などが通気孔14aaから侵入することをさらに抑制することができる。このため、チャンネルベース14aが、架台29の上に重ねるように取り付けられる構成とするのが好ましい(
図6参照)。
【0031】
架台29を利用する場合、設置した架台29の上にチャンネルベース14aを重ねるように筐体10を載置し、チャンネルベース14aと架台29をボルトとナットなどの締結具31により固定することで、架台29の上に筐体10を固定することも可能である(
図7参照)。
【0032】
設置の利便性などを考慮すると、電気機器収納用箱1の施工方法は、施工場所に架台29を固定するステップと、チャンネルベース14aに備えた通気孔14aaの一部または全部を筐体10の側板12若しくは扉11が覆うことが可能なように筐体10を組み立てるステップと、組み立てられた筐体10を架台29に載置するステップと、筐体10に備えられたチャンネルベース14aと架台29とを締結具31により固定するステップと、を備えるのが好ましい(
図8参照)。
【0033】
実施形態では、筐体10を固定するために用いる締結具31は、チャンネルベース14aに設けた通気孔14aaと扉11の間に位置する構成としている(
図9参照)。また、扉11の下端が、ナットの一部を覆う構成となっており、扉11を閉じた状態において締結具31の取外しがしにくいように構成されている。もちろん、扉11が覆うのはナットの一部に限る必要はない。扉11の下端が、締結具31の一部を覆う構成となり、扉11を閉じた状態において締結具31の取外しがしにくい構成とすれば同様の効果を得ることができる。これらの記載から理解されるように、チャンネルベース14aと架台29が、通気孔14aaと扉11との間に配置した締結具31を用いて固定される構成とするのが好ましい。
【0034】
なお、チャンネルベース14aの扉11側の端部と扉11との間に空間が設けられており、この空間を通って、扉11の外側から通気孔14aaへの空気の流入若しくは通気孔14aaから扉11の外側への空気の流出できる構成とするのが好ましい。もちろん、チャンネルベース14aの側板12側の端部と側板12との間に空間が設けられており、この空間を通って、側板12の外側から通気孔14aaへの空気の流入若しくは通気孔14aaから側板12の外側への空気の流出できる構成とするのが好ましい。
【0035】
以上、実施形態を例に挙げて本発明について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。実施形態では、チャンネルベースの前側及び左右側に通気孔を備えているが、チャンネルベースの前側のみ、左右側のみ、若しくは後側のみに通気孔を設けるなど、その他の構成とすることも可能である。
【符号の説明】
【0036】
1 電気機器収納用箱
10 筐体
11 扉
12 側板
13 屋根
14a チャンネルベース
14aa 通気孔
29 架台
31 締結具