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特開2024-48030情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024048030
(43)【公開日】2024-04-08
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/48 20140101AFI20240401BHJP
   A63F 13/216 20140101ALI20240401BHJP
   A63F 13/5378 20140101ALI20240401BHJP
   A63F 13/79 20140101ALI20240401BHJP
   A63F 13/69 20140101ALI20240401BHJP
【FI】
A63F13/48
A63F13/216
A63F13/5378
A63F13/79 500
A63F13/69 500
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022153857
(22)【出願日】2022-09-27
(71)【出願人】
【識別番号】500033117
【氏名又は名称】株式会社MIXI
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】坂井 武流
(57)【要約】
【課題】プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能なゲームを、他のプレイヤがプレイする機会を向上させる技術を提供すること。
【解決手段】第1プレイヤの位置情報が所定条件を満たした場合にプレイ可能な特定ゲームを、前記第1プレイヤがプレイした結果に基づいて、前記第1プレイヤの位置情報に基づく第1位置情報を前記第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤの地図情報に表示させる表示制御部と、前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から所定の範囲にある場合、前記第2プレイヤに前記特定ゲームをプレイ可能に制御する実行部と、を有する情報処理装置。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1プレイヤの位置情報が所定条件を満たした場合にプレイ可能な特定ゲームを、前記第1プレイヤがプレイした結果に基づいて、前記第1プレイヤの位置情報に基づく第1位置情報を前記第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤの地図情報に表示させる表示制御部と、
前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から所定の範囲にある場合、前記第2プレイヤに前記特定ゲームをプレイ可能に制御する実行部と、
を有する情報処理装置。
【請求項2】
前記表示制御部は、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果が、前記特定ゲームをクリアしたことである場合、前記第1位置情報を前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果に関する情報を、前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記所定関係は、フレンド関係にあることであり、
前記表示制御部は、前記第1プレイヤと前記第2プレイヤとがフレンド関係である場合、前記第1位置情報を前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記第1位置情報を、前記第1プレイヤと所定関係にあり、かつ、前記特定ゲームをプレイしたことがない前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記第1位置情報と前記第1プレイヤに関する情報とを前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記実行部は、前記第1プレイヤの地図情報に、前記特定ゲームに対応するオブジェクトが出現している場合に、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイ可能に制御し、
前記実行部は、前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から所定の範囲にある場合、前記オブジェクトが前記第2プレイヤの地図情報に出現しているか否かによらず、前記第2プレイヤに前記特定ゲームをプレイ可能に制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記実行部は、前記第2プレイヤに対し、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした際に用いたゲーム媒体の少なくとも1つを用いて前記特定ゲームをプレイ可能に制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示制御部は、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした際に用いたゲーム媒体に関する情報を前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から前記所定の範囲にあることにより、前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果、前記特定ゲームをクリアした場合、前記第1プレイヤに報酬を付与する、付与部、を有する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記付与部は、前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果が、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果を上回る場合、前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果が、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果以下である場合よりも、多くの報酬を前記第2プレイヤに付与する、
請求項10に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記表示制御部は、
前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果、及び、前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果に基づいて、前記第1位置情報及び前記第2プレイヤの位置情報に基づく第2位置情報のいずれか一方を、前記第1プレイヤ及び前記第2プレイヤと所定関係にある第3プレイヤの地図情報に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記表示制御部は、
前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果が、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果を上回る場合、前記第2位置情報を前記第3プレイヤの地図情報に表示させ、
前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果が、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果以下である場合、前記第1位置情報を前記第3プレイヤの地図情報に表示させる、
請求項12に記載の情報処理装置。
【請求項14】
プロセッサが、第1プレイヤの位置情報が所定条件を満たした場合にプレイ可能な特定ゲームを、前記第1プレイヤがプレイした結果に基づいて、前記第1プレイヤの位置情報に基づく第1位置情報を前記第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤの地図情報に表示させ、
プロセッサが、前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から所定の範囲にある場合、前記第2プレイヤに前記特定ゲームをプレイ可能に制御する、
情報処理方法。
【請求項15】
プロセッサに、第1プレイヤの位置情報が所定条件を満たした場合にプレイ可能な特定ゲームを、前記第1プレイヤがプレイした結果に基づいて、前記第1プレイヤの位置情報に基づく第1位置情報を前記第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤの地図情報に表示させ、
プロセッサに、前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から所定の範囲にある場合、前記第2プレイヤに前記特定ゲームをプレイ可能に制御させる、
処理を実行させるプログラム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
デッキと呼ばれるグループを用いて、クエストと呼ばれるゲームをクリアしていくゲームが知られている。例えば、特許文献1には、ユーザが所持するプレイヤキャラクタを用いてクエストを実行するゲームが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-044320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ゲームによっては、ゲーム内で、特定の期間及び特定の位置のみでプレイ可能なゲームが提供されることがある。このようなゲームは、特定の期間が経過するとプレイすることができなくなるが、特定の期間が経過しても一定の条件下でゲームをプレイ可能にすることで、プレイヤのプレイ意欲を高めることが可能になると考えられる。
【0005】
そこで、本発明は、プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能なゲームを、他のプレイヤがプレイする機会を向上させる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、第1プレイヤの位置情報が所定条件を満たした場合にプレイ可能な特定ゲームを、前記第1プレイヤがプレイした結果に基づいて、前記第1プレイヤの位置情報に基づく第1位置情報を前記第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤの地図情報に表示させる表示制御部と、前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から所定の範囲にある場合、前記第2プレイヤに前記特定ゲームをプレイ可能に制御する実行部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能なゲームを、他のプレイヤがプレイする機会を向上させる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係るゲームシステムのシステム構成の一例を示す図である。
図2】ゲームサーバ及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3】ゲームサーバの機能ブロック構成の一例を示す図である。
図4】プレイヤ管理DB及びクエスト管理DBの一例を示す図である。
図5】端末の機能ブロック構成の一例を示す図である。
図6】プレイヤが特定クエストをプレイする際にゲームサーバが行う処理手順の一例を示すフローチャートである。
図7】プレイヤが特定クエストをプレイする際にゲームサーバが行う処理手順の一例を示すフローチャートである。
図8】画面表示例を示す図である。
図9】画面表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
【0010】
<システム構成>
図1は、本実施形態に係るゲームシステム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示すゲームシステム1は、ゲームサーバ10と、1以上の端末20とを備える。ゲームサーバ10及び端末20は、インターネット、イントラネット、無線LAN又は移動通信等の通信ネットワークNを介して互いに通信可能に接続されている。
【0011】
ゲームサーバ10は、例えば、プレイヤに関する各種情報を管理したり、ゲームの一部の処理を実行したりする等、端末20がゲームを提供する上でその一部の機能を担う装置である。ゲームサーバ10は、1又は複数の情報処理装置から構成されていてもよいし、仮想的なサーバ(クラウドサーバ等)を用いて構成されていてもよい。
【0012】
端末20は、ゲームをプレイヤに提供する情報処理装置であり、プレイヤは、端末20を操作することで本実施形態に係るゲームを実行することができる。端末20は、例えば、携帯電話(スマートフォンを含む)、タブレット、パーソナルコンピュータ、アーケードゲーム装置、又は、コンシューマゲーム装置等のコンピュータである。端末20は、GPS(Global Positioning System)等を用いて検出した自身の位置をゲームサーバ10に通知するようにしてもよい。
【0013】
<ゲーム概要>
続いて、本実施形態に係るゲームシステム1が提供するゲームの概要を説明する。ゲームシステム1が提供するゲームでは、プレイヤ(ユーザと称してもよい)は、プレイヤ自身が所有しているゲーム媒体の中から選択したゲーム媒体を使用してゲームをプレイすることができる。当該ゲームは、プレイヤが、ゲーム媒体を使用してプレイ可能なゲームであれば、どのようなゲームであってもよい。例えば、ゲームシステム1が提供するゲームは、様々なクエストが用意され、プレイヤは、デッキを編成して様々なクエストを何度もプレイするゲームであってもよい。若しくは、シミュレーションゲーム、対戦ゲーム及びスポーツゲーム等であってもよい。以下、プレイヤがクエストをプレイするゲームを例に説明するが、本実施形態における「クエスト」の用語は、「ゲーム」に置き換えることができる。
【0014】
プレイヤは、他のプレイヤと所定関係を構築することができる。所定関係は、プレイヤが、互いのプレイヤを友達(フレンド)として承認すること又はお互いにフォローすることで構築可能としてもよい。この場合、所定関係はフレンド関係と呼ばれてもよい。また、所定関係は、フレンド関係に限られず、プレイヤ間の距離が所定距離以内(例えば10km以内など)であること等であってもよい。
【0015】
デッキは、複数のゲーム媒体を組み合わせたグループを意味する。プレイヤは、当該プレイヤが所持している複数のゲーム媒体の中から選択したゲーム媒体でデッキを編成することができる。ゲーム媒体は、ゲームオブジェクトと呼ばれてもよい。また、ゲーム媒体は、キャラクタ、アイテム及びゲームカード等であってもよい。
【0016】
また、デッキを編成するゲーム媒体には、プレイヤが所持しているゲーム媒体に加えて、他のプレイヤが所持しているゲーム媒体が含まれてもよい。例えば、4体のゲーム媒体で編成されるデッキを用いてゲームをプレイする場合、3体のゲーム媒体はプレイヤが所持しているゲーム媒体の中から選択されたゲーム媒体であり、残り1体のゲーム媒体は、他のプレイヤが所持しているゲーム媒体であってもよい。
【0017】
クエストは、予め定められた一定の条件を満たすことでクリア可能な課題を意味する。クエストは、一般的には、探索、課題及びミッションと呼ばれることもある。クエストをプレイするプレイヤは、当該一定の条件を満たすことでクエストをクリアすることができ、クエストをクリアすると、プレイヤにゲームオブジェクトや得点などの報酬が与えられたり、ゲームのストーリーが進行したりする。クエストをクリアするとは、例えば、特定のゲーム媒体(ボスキャラクタ等)を倒すこと、及び、所定位置(ゴール)に到達すること等であってもよい。
【0018】
クエストには、特定の期間(例えば所定の1時間など)のみ出現し、当該特定の期間内に、プレイヤの位置情報が所定条件を満たした場合にプレイ可能なクエスト(以下、「特定クエスト」及び「特定ゲーム」と言う。)が含まれる。所定条件は、どのような条件であってもよいが、例えば、特定クエストをプレイ可能な位置の範囲が予め設定されており、プレイヤの位置が当該範囲に含まれる場合に、所定条件が満たされることとしてもよい。
【0019】
また、プレイヤが特定クエストをプレイした場合、ゲームサーバ10は、プレイヤが特定クエストをプレイした結果に基づいて、当該プレイヤの位置情報に基づく所定の位置情報(以下、「プレイ位置情報」と言う)を記録する。例えば、ゲームサーバ10は、プレイヤが特定クエストをプレイした結果が所定条件を満たした場合に(例えば、全ステージのうち所定のステージに到達したような場合等)、当該プレイヤのプレイ位置情報を記録するようにしてもよい。若しくは、ゲームサーバ10は、プレイヤが特定クエストをプレイした結果、当該特定クエストをクリアした場合に、当該プレイヤのプレイ位置情報を記録するようにしてもよい。また、ゲームサーバ10は、プレイヤが特定クエストをプレイした結果に関わらず、当該プレイヤのプレイ位置情報を記録するようにしてもよい。
【0020】
また、ゲームサーバ10は、「プレイ位置情報」として、プレイヤが特定クエストをプレイした際の位置を記録することとしてもよい。若しくは、ゲームサーバ10は、「プレイ位置情報」として、プレイヤが特定クエストをプレイした際に、当該特定クエストが地図上に出現していた位置を記録することとしてもよい。
【0021】
また、プレイヤの地図画面には、当該プレイヤと所定関係にある他のプレイヤのプレイ位置情報が表示されてもよい。また、プレイヤの位置情報と、当該他のプレイヤのプレイ位置情報とが所定の範囲にある場合、プレイヤは、特定クエストをプレイすることができる。この場合、ゲームサーバ10は、当該プレイヤについては、特定クエストのプレイ可能期間を経過した後であっても、特定クエストをプレイ可能としてもよい。
【0022】
<ハードウェア構成>
図2は、ゲームサーバ10及び端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。ゲームサーバ10及び端末20は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphical Processing Unit)等のプロセッサ11、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)及び/又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置12、有線又は無線通信を行う通信IF(Interface)13、入力操作を受け付ける入力デバイス14、及び情報の出力を行う出力デバイス15を有する。入力デバイス14は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス及び/又はマイク等である。出力デバイス15は、例えば、ディスプレイ、タッチパネル及び/又はスピーカ等である。ディスプレイ及びタッチパネルは、表示部と呼ばれてもよい。
【0023】
<機能ブロック構成>
(ゲームサーバ)
図3は、ゲームサーバ10の機能ブロック構成の一例を示す図である。ゲームサーバ10は、記憶部100と、表示制御部101と、実行部102と、付与部103とを含む。記憶部100は、ゲームサーバ10が備える記憶装置12を用いて実現することができる。また、表示制御部101と、実行部102と、付与部103とは、ゲームサーバ10のプロセッサ11が、記憶装置12に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。また、当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体(Non-transitory computer readable medium)であってもよい。非一時的な記憶媒体は特に限定されないが、例えば、USBメモリ又はCD-ROM等の記憶媒体であってもよい。
【0024】
記憶部100は、ゲームサーバ10がゲームを実行するために必要なゲームデータを記憶する。ゲームデータには、プレイヤ管理DB100a及びクエスト管理DB100b等の各種のデータベースが含まれる。
【0025】
図4は、プレイヤ管理DB100a及びクエスト管理DB100bの一例を示す図である。プレイヤ管理DB100aの「プレイヤID(identification)」は、プレイヤを一意に識別する識別子を格納する。「パラメータ」は、プレイヤの経験値、レベル、スタミナ等の各種パラメータの値を格納する。「所持ゲーム媒体」は、プレイヤが所持しているゲーム媒体のIDを格納する。「デッキ情報」は、プレイヤが作成済みのデッキ編成を示す情報を格納する。「フレンド関係情報」は、フレンド関係にある他のプレイヤのプレイヤIDを格納する。「位置情報」は、プレイヤの現在位置(プレイヤが利用する端末20の現在位置と呼んでもよい)を示す情報(例えば、緯度及び経度等)を格納する。「プレイ履歴」は、プレイヤがプレイしたクエストに関する各種情報(例えば、プレイしたクエストのID、プレイ日時、プレイ結果(クエストをクリアしたのか、クリアに失敗したのか等)、使用したデッキ編成等)を格納する。
【0026】
クエスト管理DB100bの「クエストID」は、特定クエストを識別するIDを格納する。「プレイ可能期間」は、特定クエストをプレイ可能な期間を示す。例えば、図4の例では、G001のクエストは、5月10日10時から11時までプレイ可能である。「出現位置」は、地図上に特定クエストが表示される位置を示す。例えば、端末20の地図画面には、特定クエストをプレイ可能な期間かつ特定クエストが表示される位置に、特定クエストを示すオブジェクトが表示されるようにしてもよい。「プレイ位置情報」は、特定クエストをプレイ(又はクリア)したプレイヤに対応するプレイ位置情報(具体的には、プレイヤID及び緯度経度)を格納する。当該プレイ位置情報には、プレイヤが特定クエストをプレイした位置を示す位置情報が格納されてもよいし、特定クエストが出現した位置と同一の位置を示す位置情報が格納されてもよい。クエスト管理データは、クエストを実行するために必要な各種データ(敵のゲーム媒体のパラメータ設定データや画像データなど)を格納する。図3に戻り説明を続ける。
【0027】
表示制御部101は、端末20のディスプレイに各種のゲーム画面を表示させる処理を行う。例えば、表示制御部101は、プレイヤ(第1プレイヤ)の位置情報が所定条件を満たした場合にプレイ可能な特定クエストを、当該プレイヤ(第1プレイヤ)がプレイした結果に基づいて、当該プレイヤ(第1プレイヤ)の位置情報に基づくプレイ位置情報(第1位置情報)を当該プレイヤと所定関係にある他のプレイヤ(第2プレイヤ)の地図情報に表示させる。
【0028】
ここで、プレイヤの位置情報が所定条件を満たす場合とは、例えば、プレイヤの位置情報により示されるプレイヤの位置が、地図上で特定クエストが表示されている位置から所定範囲内に存在することであってもよい。若しくは、プレイヤの位置情報が所定条件を満たす場合とは、プレイヤの位置情報に基づいて表示される地図画面に、特定クエストが表示されることであってもよい。
【0029】
また、表示制御部101は、プレイヤが特定クエストをプレイした結果が、当該特定クエストをクリアしたことである場合に、プレイヤのプレイ位置情報(第1位置情報)を、プレイヤと所定関係にある他のプレイヤ(第2プレイヤ)の地図情報に表示させるようにしてもよい。つまり、プレイヤが特定クエストをクリアした場合に、当該プレイヤのプレイ位置情報を、所定関係にある他のプレイヤの地図情報に表示させるようにしてもよい。ここで、他のプレイヤの地図情報に表示させるとは、他のプレイヤが操作する端末20の表示部に表示される地図画面に情報を表示させることであってよい。
【0030】
また、表示制御部101は、プレイヤ(第1プレイヤ)が特定クエストをプレイした結果に関する情報を、プレイヤと所定関係にある他のプレイヤ(第2プレイヤ)の地図情報に表示させるようにしてもよい。プレイヤが特定クエストをプレイした結果に関する情報は、例えば、特定クエストのクリアに要した時間及び獲得スコア等に関する情報であってもよい。
【0031】
また、所定関係はフレンド関係であることであってもよい。表示制御部101は、プレイヤ(第1プレイヤ)と他のプレイヤ(第2プレイヤ)とがフレンド関係である場合に、当該プレイヤのプレイ位置情報(第1位置情報)を当該他のプレイヤの地図情報に表示させるようにしてもよい。もし、プレイヤと他のプレイヤとがフレンド関係ではない場合、表示制御部101は、第1位置情報を、当該他のプレイヤの地図情報に表示させないようにしてもよい。
【0032】
また、表示制御部101は、プレイヤ(第1プレイヤ)のプレイ位置情報を、当該プレイヤと所定関係にあり、かつ、特定をプレイしたことがない他のプレイヤ(第2プレイヤ)の地図情報に表示させるようにしてもよい。もし、当該他のプレイヤ(第2プレイヤ)がプレイヤ(第1プレイヤ)と所定関係にはない場合、又は、当該他のプレイヤ(第2プレイヤ)が特定クエストをプレイ済みである場合、表示制御部101は、第1位置情報を、当該他のプレイヤ(第2プレイヤ)の地図情報には表示させないようにしてもよい。
【0033】
また、表示制御部101は、プレイヤ(第1プレイヤ)のプレイ位置情報(第1位置情報)と当該プレイヤに関する情報とを、プレイヤと所定関係にある他のプレイヤ(第2プレイヤ)の地図情報に表示させるようにしてもよい。プレイヤ(第1プレイヤ)に関する情報は、例えば、プレイヤの名称及びプレイヤに関する各種のパラメータ等であってもよい。
【0034】
実行部102は、本実施形態に係るゲームを実行するための各種の処理を行う。例えば、実行部102は、プレイヤと所定関係にある他のプレイヤ(第2プレイヤ)の位置情報が、プレイヤのプレイ位置情報(第1位置情報)から所定の範囲にある場合、他のプレイヤ(第2プレイヤ)に特定クエストをプレイ可能に制御する。なお、「所定の範囲」とは、例えば第2プレイヤの位置情報と、第1位置情報とが所定の距離以内であることであってもよいし、第1位置情報に基づいて定められた領域であってもよいし、第2プレイヤの地図情報に、第1位置情報が表示されていることであってもよい。
【0035】
また、実行部102は、プレイヤ(第1プレイヤ)の地図情報に、特定クエストに対応するオブジェクトが出現している場合に、当該プレイヤ(第1プレイヤ)が特定クエストをプレイ可能に制御するようにしてもよい。また、実行部102は、プレイヤ(第1プレイヤ)とフレンド関係にある他のプレイヤ(第2プレイヤ)の位置情報が、プレイヤ(第1プレイヤ)のプレイ位置情報(第1位置情報)から所定の範囲にある場合、特定クエストに対応するオブジェクトが当該他のプレイヤ(第2プレイヤ)の地図情報に出現しているか否かによらず、他のプレイヤ(第2プレイヤ)に特定クエストをプレイ可能に制御するようにしてもよい。これにより、プレイヤ(第2プレイヤ)は、例えば特定クエストのプレイ可能期間ではない場合など、特定クエストに対応するオブジェクトが地図画面に表示されていなくても、特定クエストをプレイすることが可能になる。
【0036】
付与部103は、プレイヤ(第1プレイヤ)と所定関係にある他のプレイヤ(第2プレイヤ)の位置情報が、プレイヤのプレイ位置情報(第1位置情報)から所定の範囲にあることにより、当該他のプレイヤが特定クエストをプレイした結果、当該特定クエストをクリアした場合、プレイヤに報酬を付与する。この場合、付与部103は、プレイヤに加えて、特定クエストをクリアした当該他のプレイヤにも報酬を付与するようにしてもよい。
【0037】
(端末)
図5は、端末20の機能ブロック構成の一例を示す図である。端末20は、記憶部200と、UI(User Interface)部201と、制御部202とを含む。記憶部200は、端末20が備える記憶装置12を用いて実現することができる。また、UI部201と、制御部202とは、端末20のプロセッサ11が、記憶装置12に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。また、当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体であってもよい。非一時的な記憶媒体は特に限定されないが、例えば、USBメモリ又はCD-ROM等の記憶媒体であってもよい。
【0038】
記憶部200は、制御部202がゲームを実行するために必要なゲームデータを記憶する。ゲームデータには、各種の画像データ、ゲームシナリオ等が格納される。
【0039】
UI部201は、プレイヤから各種の入力を受け付ける処理と、ディスプレイに各種のゲーム画面を表示させる機能とを有する。また、UI部201は、ゲームサーバ10の指示に従い、端末20のディスプレイ(表示部)にゲーム画面を表示する。
【0040】
制御部202は、ゲームサーバ10と連携することで、本ゲームを実行するために必要な各種の機能を提供する。例えば、制御部202は、ゲーム画面に描画するための各種の情報(アイコン画像データ、テキストデータ等)をゲームサーバ10から取得する機能等を提供する。
【0041】
以上説明した機能ブロック構成について、ゲームサーバ10に含まれる記憶部100と、表示制御部101と、実行部102と、付与部103とのうち全部又は一部を、端末20に備える構成とするようにしてもよい。すなわち、本実施形態に係る各種処理は、ゲームサーバ10で実行してもよいし、端末20で実行してもよいし、ゲームサーバ10及び端末20が連携して実行してもよい。また、本実施形態に係る各種の処理は、サーバ110のプロセッサ11が実行するようにしてもよいし、端末20のプロセッサ11が実行するようにしてもよい。
【0042】
<処理手順>
図6は、プレイヤが特定クエストをプレイする際にゲームサーバ10が行う処理手順の一例を示すフローチャートである。
【0043】
ステップS10で、表示制御部101は、プレイヤの端末20に、地図画面を表示する。地図画面には、プレイヤの現在位置が表示される。また、地図画面の表示可能範囲内に、特定クエストの出現位置が含まれる場合、地図画面の当該出現位置には、特定クエストを示すオブジェクトが表示される。
【0044】
図8の画面M10は、プレイヤの端末20に表示される地図画面の一例である。オブジェクトPA10はプレイヤの現在位置を示す。オブジェクトQ10は、特定クエストのオブジェクトであり、当該特定クエストに設定されている出現位置に表示される。図6に戻り説明を続ける。
【0045】
ステップS11で、表示制御部101は、プレイヤの端末20から通知される現在の位置情報に基づいて、プレイヤの地図画面に表示するプレイヤの現在位置を表示する。また、表示制御部101は、プレイヤの現在の位置情報が更新された場合、地図画面に表示する第1プレイヤの現在位置を更新する。
【0046】
ステップS12で、実行部102は、特定クエストの出現位置と、プレイヤの現在位置とが所定条件を満たすか否かを判断する。実行部102は、例えば、特定クエストの出現位置を中心とする所定範囲内にプレイヤの現在位置が存在する場合、当該所定条件を満たすと判断するようにしてもよい。実行部102は、所定条件を満たすと判断した場合はステップS13の処理手順に進み、満たさないと判断した場合はステップS18の処理手順に進む。例えば、図8の画面M10において、特定クエストの出現位置を示すオブジェクトQ10を中心とする所定範囲A10内に、プレイヤの現在位置を示すオブジェクトPA10が存在する場合、実行部102は、所定条件を満たすと判断してもよい。図6に戻り説明を続ける。
【0047】
ステップS13で、表示制御部101は、プレイヤの端末20に、特定クエストをプレイするか否かの選択を受け付ける画面を表示させる。実行部102は、プレイヤが、特定クエストをプレイすることを選択したか否かを判断する。プレイヤが特定クエストをプレイすることを選択した場合はステップS14の処理手順に進み、選択しない場合はステップS18の処理手順に進む。
【0048】
ステップS14で、実行部102は、特定クエストを実行する。
【0049】
ステップS15で、実行部102は、プレイヤが特定クエストをクリアしたか否かを判定する。実行部102は、プレイヤが特定クエストをクリアした場合はステップS16の処理手順に進み、クリアしなかった場合はステップS18の処理手順に進む。
【0050】
ステップS16で、付与部103は、プレイヤに、特定クエストをクリアしたことに対する報酬を付与する。
【0051】
ステップS17で、実行部102は、プレイヤの現在位置、又は、特定クエストの出現位置を、当該プレイヤに対応するプレイ位置情報としてクエスト管理DB100bに記録する。
【0052】
ステップS18で、表示制御部101は、プレイヤから地図画面の表示を終了するとの指示を受けた場合は地図画面の表示を終了し、当該指示を受けていない場合はステップS11の処理手順に戻る。
【0053】
図7は、プレイヤが特定クエストをプレイする際にゲームサーバ10が行う処理手順の一例を示すフローチャートである。図7を用いて、プレイヤと所定関係にある他のプレイヤのプレイ位置情報とプレイヤの現在位置が所定範囲にあることにより、プレイヤが特定クエストをプレイする際の処理手順を説明する。
【0054】
ステップS20で、表示制御部101は、プレイヤの端末20に、地図画面を表示する。地図画面には、プレイヤの現在位置が表示される。
【0055】
ステップS21で、表示制御部101は、プレイヤの端末20から通知される現在の位置情報に基づいて、プレイヤの地図画面に表示するプレイヤの現在位置を表示する。また、表示制御部101は、プレイヤの現在の位置情報が更新された場合、地図画面に表示するプレイヤの現在位置を更新する。
【0056】
ステップS22で、表示制御部101は、クエスト管理DB100bの「プレイ位置情報」に、プレイヤとフレンド関係にある他のプレイヤのプレイ位置情報が格納されている場合、地図上に、当該プレイ位置情報を示すオブジェクトを表示させる。
【0057】
図8の画面M11は、プレイヤの端末20に表示される地図画面の一例である。オブジェクトPB10はプレイヤの現在位置を示し、オブジェクトQ20は、フレンド関係にある他のプレイヤが特定クエストをプレイした際の位置(プレイ位置情報)を示すオブジェクトである。画面M11の例では、プレイ位置情報が、特定クエストのオブジェクトが地図上に出現していた位置(つまり、画面M10のオブジェクトQ10と同じ位置)を示す場合の例を示している。また、画面M12は、プレイ位置情報が、プレイヤが特定クエストをプレイした際の位置(例えば、画面M10のオブジェクトPA10と同じ位置)を示す場合の例を示している。図7に戻り説明を続ける。
【0058】
ステップS23で、実行部102は、他のプレイヤのプレイ位置情報と、プレイヤの現在位置とが所定の範囲内であるか否かを判断する。実行部102は、所定の範囲内であると判断した場合はステップS24の処理手順に進み、所定の範囲内ではないと判断した場合はステップS28の処理手順に進む。
【0059】
例えば、図8の画面M11において、プレイヤの移動に伴いプレイヤの現在位置を示すオブジェクトPB10が移動した結果、プレイ位置情報を示すオブジェクトQ20を中心とする所定範囲A20内に、プレイヤの現在位置を示すオブジェクトPB10が存在することになった場合、実行部102は、プレイヤとフレンド関係にある他のプレイヤのプレイ位置情報と、プレイヤの現在位置とが所定の範囲内であると判断してもよい。図7に戻り説明を続ける。
【0060】
ステップS24で、表示制御部101は、プレイヤの端末20に、特定クエストをプレイするか否かの選択を受け付ける画面を表示させる。また、実行部102は、プレイヤが、特定クエストをプレイすることを選択したか否かを判断する。プレイヤが特定クエストをプレイすることを選択した場合はステップS25の処理手順に進み、選択しない場合はステップS28の処理手順に進む。
【0061】
ステップS25で、実行部102は、特定クエストを実行する。
【0062】
ステップS26で、プレイヤが特定クエストをクリアしたか否かを判定する。実行部102は、プレイヤが特定クエストをクリアした場合はステップS27の処理手順に進み、クリアしなかった場合はステップS28の処理手順に進む。
【0063】
ステップS27で、付与部103は、ステップS23の処理手順で、プレイヤの現在位置と所定の範囲内であると判断されたプレイ位置情報に対応する他のプレイヤに報酬を付与する。また、付与部103は、プレイヤに対しても報酬を付与するようにしてもよい。例えば、プレイヤAとフレンド関係にある他のプレイヤB及びCが存在し、かつ、ステップS23の処理手順で、プレイヤの現在位置と所定の範囲内であると判断されたプレイ位置情報に対応する他のプレイヤはプレイヤBであるとする。この場合、付与部103は、プレイヤA及びプレイヤBに報酬を付与するようにしてもよい。
【0064】
ステップS28で、表示制御部101は、プレイヤから地図画面の表示を終了するとの指示を受けた場合は地図画面の表示を終了し、当該指示を受けていない場合はステップS21の処理手順に戻る。
【0065】
<変形例>
続いて、以上説明した処理手順に関する複数の変形例を説明する。なお、以下に説明する複数の変形例は、任意に組み合わせることが可能である。
【0066】
(変形例1)
表示制御部101は、プレイヤの地図画面に表示される、フレンド関係にある他のプレイヤのプレイ位置情報を示すオブジェクトを、プレイヤが特定クエストをプレイすることで消去するようにしてもよい。例えば、図8のM11の画面において、プレイヤが移動することでオブジェクトPB10がプレイ位置情報を示すオブジェクトQ20に近づいていき、オブジェクトPB10が所定範囲A20の中に入ることで、特定クエストをプレイしたものとする。この場合、表示制御部101は、オブジェクトQ20を消去するようにしてもよい。
【0067】
また、表示制御部101は、プレイヤの地図画面に表示される、フレンド関係にある他のプレイヤのプレイ位置情報を、当該プレイ位置情報に対して予め設定された期間が経過すると消去するようにしてもよい。当該期間は、少なくとも、特定クエストのプレイ可能期間よりも長くなるように設定されていてもよい。これにより、プレイヤは、特定クエストのプレイ可能期間が経過した後も、特定クエストをプレイすることが可能になる。
【0068】
(変形例2)
実行部102は、プレイヤ(第1プレイヤ)と所定関係にある他のプレイヤ(第2プレイヤ)に対し、プレイヤ(第1プレイヤ)が特定クエストをプレイした際に用いたゲーム媒体の少なくとも1つを用いて特定クエストをプレイ可能に制御するようにしてもよい。例えば、プレイヤAとプレイヤBがフレンド関係にあり、プレイヤBは、プレイヤAが特定クエストをクリアすることで記録されたプレイヤAのプレイ位置情報から、所定の範囲に移動することで、特定クエストをプレイしたとする。この場合、実行部102は、プレイヤAが特定クエストをプレイした際に用いたデッキを構成する複数のゲーム媒体のうち少なくとも1つを、プレイヤBのデッキに組み込んだ状態で、特定クエストを開始するようにしてもよい。
【0069】
これにより、他のプレイヤ(第2プレイヤ)は、特定クエストをプレイする際、プレイヤ(第1プレイヤ)が特定クエストをプレイする際に利用したゲーム媒体を利用することが可能になる。
【0070】
(変形例3)
表示制御部101は、プレイヤ(第1プレイヤ)が特定クエストをプレイした際に用いたゲーム媒体に関する情報を、プレイヤと所定関係にある他のプレイヤ(第2プレイヤ)の地図情報に表示させるようにしてもよい。
【0071】
例えば、プレイヤAとプレイヤBがフレンド関係にあり、プレイヤBの地図画面には、プレイヤAが特定クエストをクリアすることで記録されたプレイヤAのプレイ位置情報を示すオブジェクトが表示されているものとする。この場合、表示制御部101は、プレイヤAが特定クエストをプレイした際に用いたゲーム媒体に関する情報を、プレイヤBの地図画面に表示させるようにしてもよい。ゲーム媒体に関する情報は、例えば、プレイヤAが特定クエストをプレイした際に使用したデッキを構成する複数のゲーム媒体の一覧等であってもよい。
【0072】
図9の画面M20には、プレイヤのプレイ位置情報を示すオブジェクトQ21と、プレイヤが特定クエストをクリアした際に用いたデッキに関する情報を表示するボタンB20が表示されている。表示制御部101は、ボタンB20が押下されると、プレイヤが使用したデッキを構成する複数のゲーム媒体の一覧を端末20に表示させる。
【0073】
これにより、他のプレイヤ(第2プレイヤ)は、特定クエストをプレイする際、プレイヤ(第1プレイヤ)が特定クエストをプレイする際に利用したゲーム媒体を予め確認してから特定クエストのプレイを開始することが可能になる。
【0074】
(変形例4)
付与部103は、プレイヤ(第1プレイヤ)と所定関係を有する他のプレイヤ(第2プレイヤ)が特定クエストをプレイした結果が、プレイヤが特定クエストをプレイした結果を上回る場合、他のプレイヤが特定クエストをプレイした結果が、プレイヤが特定クエストをプレイした結果以下である場合よりも、多くの報酬を他のプレイヤに付与するようにしてもよい。
【0075】
具体的には、プレイヤAとプレイヤBがフレンド関係にあり、プレイヤBは、プレイヤAのプレイ位置情報から所定の範囲に移動することで、特定クエストをプレイしたとする。この場合において、プレイヤBが特定クエストをプレイした結果が、プレイヤAが特定クエストをプレイした結果を上回る場合、プレイヤBは、プレイヤBが特定クエストをプレイした結果が、プレイヤAが特定クエストをプレイした結果を下回る場合よりも多くの報酬を受け取れることとしてもよい。例えば、プレイヤBが特定クエストをプレイした結果が、プレイヤAが特定クエストをプレイした結果を上回る場合は、プレイヤA及びプレイヤBにそれぞれ100ポイント及び900ポイントが付与され、例えば、プレイヤBが特定クエストをプレイした結果が、プレイヤAが特定クエストをプレイした結果を下回る場合は、プレイヤA及びプレイヤBにそれぞれ500ポイント及び500ポイントが付与されることとしてもよい。
【0076】
ここで、プレイヤBが特定クエストをプレイした結果が、プレイヤAが特定クエストをプレイした結果を上回る場合とは、特定クエストをプレイすることで得られたスコアがプレイヤAよりもプレイヤBの方が多い場合、特定クエストをクリアするまでに要した時間がプレイヤAよりもプレイヤBの方が短い場合、特定クエストをクリアする際にコンティニューした回数がプレイヤAよりもプレイヤBの方が少ない場合、及び、特定クエストをクリアする際に倒した敵の数がプレイヤAよりもプレイヤBの方が多い場合等であってもよい。
【0077】
これにより、プレイヤは、特定クエストをプレイした結果に応じて、より多くの報酬を受け取ることが可能になる。
【0078】
(変形例5)
表示制御部101は、プレイヤX(第1プレイヤ)が特定クエストをプレイした結果、及び、プレイヤY(第2プレイヤ)が特定クエストをプレイした結果に基づいて、プレイヤXのプレイ位置情報(第1位置情報)及びプレイヤYのプレイ位置情報(第2位置情報)のいずれか一方を、プレイヤX及びプレイヤYと所定関係にあるプレイヤZ(第3プレイヤ)の地図情報に表示させるようにしてもよい。なお、プレイヤXとプレイヤYは所定関係にあってもよいし、所定関係にはなくてもよい。
【0079】
また、表示制御部101は、プレイヤY(第2プレイヤ)が特定クエストをプレイした結果が、プレイヤX(第1プレイヤ)が特定クエストをプレイした結果を上回る場合、プレイヤYのプレイ位置情報(第2位置情報)をプレイヤZ(第3プレイヤ)の地図情報に表示させ、プレイヤYが特定クエストをプレイした結果が、プレイヤXが特定クエストをプレイした結果以下である場合、プレイヤXのプレイ位置情報(第1位置情報)をプレイヤZの地図情報に表示させるようにしてもよい。なお、プレイヤYが特定クエストをプレイした結果が、プレイヤXが特定クエストをプレイした結果を上回る場合の例は、変形例4の説明におけるプレイヤA及びプレイヤBを、それぞれプレイヤX及びプレイヤYに置き換えたものと同一でよい。
【0080】
例えば、プレイヤXが特定クエストをクリアしたことでプレイヤXのプレイ位置情報が記録され、プレイヤYが特定クエストをクリアしたことでプレイヤYのプレイ位置情報が記録されたものとする。なお、プレイヤXがクリアした特定クエストと、プレイヤYがクリアした特定クエストは、同一の特定クエスト(つまり、出現位置及びプレイ可能期間が同一である特定クエスト)であるものとする。この場合、表示制御部101は、プレイヤX及びプレイヤYの両方と所定関係にあるプレイヤZの地図画面に、プレイヤXのプレイ位置情報を示すオブジェクト又はプレイヤYのプレイ位置情報を示すオブジェクトのいずれか一方を表示させるようにしてもよい。
【0081】
また、プレイヤYは特定クエストを300秒でクリアし、プレイヤXは特定クエストを200秒でクリアした場合、表示制御部101は、図9の画面M20に示すように、プレイヤZの地図画面にはプレイヤXのプレイ位置情報を示すオブジェクトQ21を表示してもよい。また、プレイヤYは特定クエストを150秒でクリアし、プレイヤXは特定クエストを200秒でクリアした場合、表示制御部101は、図9の画面M21に示すように、プレイヤZの地図画面にはプレイヤYのプレイ位置情報を示すオブジェクトQ22を表示してもよい。
【0082】
これにより、プレイヤと所定関係にある複数のプレイヤが特定クエストをプレイした場合、プレイ結果に応じて、当該複数のプレイヤのうちいずれかの一のプレイヤの位置情報に基づく位置情報を、地図上に表示させることが可能になる。
【0083】
また、プレイヤと所定関係にある複数のプレイヤが特定クエストをプレイした場合、プレイ結果に応じて、当該複数のプレイヤのうちプレイ結果が良いプレイヤの位置情報に基づく位置情報を、地図上に表示させることが可能になる。
【0084】
(変形例6)
また、表示制御部101は、プレイヤ(第1プレイヤ)と所定関係にある複数の他のプレイヤ(第2プレイヤ)が特定クエストをクリアした場合に、プレイヤの地図情報に複数の他のプレイヤのそれぞれの位置情報を表示させることとしてもよい。この場合に、表示制御部101は、複数の他のプレイヤがそれぞれ特定クエストのプレイに用いたデッキ情報をプレイヤの地図情報に表示させることとし、実行部102は、プレイヤが複数の他のプレイヤから選択した他のプレイヤのデッキの少なくとも一部のゲーム媒体を用いて、プレイヤに特定クエストをプレイさせることとしてもよい。
【0085】
これにより、プレイヤと所定関係にある複数の他のプレイヤが特定クエストをクリアした場合、プレイヤは、複数の他のプレイヤのうちいずれかの一のプレイヤが使用したデッキの一部のゲーム媒体を用いて、特定クエストをプレイすることが可能になる。
【0086】
<まとめ>
以上説明した実施形態によれば、プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能となったゲームを、当該プレイヤと所定関係を有する他のプレイヤであって、所定範囲に存在する他のプレイヤもプレイすることが可能になる。
【0087】
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態で説明したフローチャート、シーケンス、実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、各変形例は任意に組み合わせることが可能である。
【0088】
<付記>
<汎用課題>
本発明の目的の1つは、プレイヤに対してゲームのプレイ機会を向上させることである。
本発明の目的の1つは、プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能なゲームのプレイ機会を向上させることである。
【0089】
<付記1に対する課題>
本発明の目的の1つは、プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能なゲームを、他のプレイヤがプレイする機会を向上させる技術を提供することである。
<付記1>
第1プレイヤの位置情報が所定条件を満たした場合にプレイ可能な特定ゲームを、前記第1プレイヤがプレイした結果に基づいて、前記第1プレイヤの位置情報に基づく第1位置情報を前記第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤの地図情報に表示させる表示制御部と、
前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から所定の範囲にある場合、前記第2プレイヤに前記特定ゲームをプレイ可能に制御する実行部と、
を有する情報処理装置。
付記1によれば、プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能となったゲームを、所定範囲に存在する他のプレイヤもプレイ可能にすることで、当該ゲームを他のプレイヤがプレイする機会を向上させることができる。
【0090】
<付記2に対する課題>
本発明の目的の1つは、特定ゲームをクリアしたプレイヤの位置情報を他のプレイヤに伝える技術を提供することである。
<付記2>
前記表示制御部は、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果が、前記特定ゲームをクリアしたことである場合、前記第1位置情報を前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
付記1に記載の情報処理装置。
付記2によれば、特定ゲームをクリアしたプレイヤの位置情報に関連する第1位置情報を、第2プレイヤの地図に表示させることで、特定ゲームをクリアしたプレイヤの位置情報を他のプレイヤに伝えることが可能になる。
【0091】
<付記3に対する課題>
本発明の目的の1つは、特定ゲームをクリアしたプレイヤのプレイ結果に関連する情報を、他のプレイヤに伝える技術を提供することである。
<付記3>
前記表示制御部は、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果に関する情報を、前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
付記1に記載の情報処理装置。
付記3によれば、特定ゲームをクリアしたプレイヤのプレイ結果に関連する情報を、第2プレイヤの地図に表示させることで、特定ゲームをクリアしたプレイヤのプレイ結果に関連する情報を、他のプレイヤに伝えることが可能になる。
【0092】
<付記4に対する課題>
本発明の目的の1つは、フレンド関係にあるプレイヤの位置情報を、他のプレイヤに伝える技術を提供することである。
<付記4>
前記所定関係は、フレンド関係にあることであり、
前記表示制御部は、前記第1プレイヤと前記第2プレイヤとがフレンド関係である場合、前記第1位置情報を前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
付記1に記載の情報処理装置。
付記4によれば、フレンド関係にあるプレイヤの位置情報に関連する第1位置情報を、第2プレイヤの地図に表示させることで、フレンド関係にあるプレイヤの位置情報を、他のプレイヤに伝えることが可能になる。
【0093】
<付記5に対する課題>
本発明の目的の1つは、第1プレイヤと所定関係にあり、かつ、特定ゲームをプレイしたことがない第2プレイヤに、特定ゲームをプレイする機会を向上させる技術を提供することである。
<付記5>
前記表示制御部は、前記第1位置情報を、前記第1プレイヤと所定関係にあり、かつ、前記特定ゲームをプレイしたことがない前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
付記1に記載の情報処理装置。
付記5によれば、第1プレイヤと所定関係にあり、かつ、特定ゲームをプレイしたことがない第2プレイヤの地図に、第1プレイヤの位置情報に関連する第1位置情報を表示させることで、第1プレイヤと所定関係にあり、かつ、特定ゲームをプレイしたことがない第2プレイヤに、特定ゲームをプレイする機会を向上させることが可能になる。
【0094】
<付記6に対する課題>
本発明の目的の1つは、第1プレイヤの位置情報に関連する第1位置情報と、第1プレイヤに関する情報とを、第2プレイヤに通知する技術を提供することである。
<付記6>
前記表示制御部は、前記第1位置情報と前記第1プレイヤに関する情報とを前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
付記1に記載の情報処理装置。
付記6によれば、第1プレイヤの位置情報に関連する第1位置情報と、第1プレイヤに関する情報とを、第2プレイヤに通知することが可能になる。
【0095】
<付記7に対する課題>
本発明の目的の1つは、第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤが特定ゲームをプレイする機会を更に向上させる技術を提供することである。
<付記7>
前記実行部は、前記第1プレイヤの地図情報に、前記特定ゲームに対応するオブジェクトが出現している場合に、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイ可能に制御し、
前記実行部は、前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から所定の範囲にある場合、前記オブジェクトが前記第2プレイヤの地図情報に出現しているか否かによらず、前記第2プレイヤに前記特定ゲームをプレイ可能に制御する、
付記1に記載の情報処理装置。
付記7によれば、第2プレイヤは、特定クエストに対応するオブジェクトが地図に表示されていなくても、特定クエストをプレイすることが可能になるため、第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤが特定ゲームをプレイする機会を更に向上させることができる。
【0096】
<付記8に対する課題>
本発明の目的の1つは、第2プレイヤは、特定クエストをプレイする際、第1プレイヤと連携することを可能にする技術を提供することである。
<付記8>
前記実行部は、前記第2プレイヤに対し、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした際に用いたゲーム媒体の少なくとも1つを用いて前記特定ゲームをプレイ可能に制御する、
付記1に記載の情報処理装置。
付記8によれば、第2プレイヤは、特定クエストをプレイする際、第1プレイヤが特定クエストをプレイする際に利用したゲーム媒体を利用することで、第2プレイヤは、特定クエストをプレイする際、第1プレイヤと連携することが可能になる。
【0097】
<付記9に対する課題>
本発明の目的の1つは、第2プレイヤは、第1プレイヤが特定クエストをプレイする際に利用したゲーム媒体を地図上で確認可能にする技術を提供することである。
<付記9>
前記表示制御部は、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした際に用いたゲーム媒体に関する情報を前記第2プレイヤの地図情報に表示させる、
付記8に記載の情報処理装置。
付記9によれば、第2プレイヤは、第1プレイヤが特定クエストをプレイする際に利用したゲーム媒体を地図上で確認することが可能になる。
【0098】
<付記10に対する課題>
本発明の目的の1つは、第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤが特定ゲームをクリアした場合、第1プレイヤに報酬を付与する技術を提供することである。
<付記10>
前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から前記所定の範囲にあることにより、前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果、前記特定ゲームをクリアした場合、前記第1プレイヤに報酬を付与する、付与部、を有する、
付記1に記載の情報処理装置。
付記10によれば、第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤが特定ゲームをクリアした場合、第1プレイヤに報酬を付与することができる。
【0099】
<付記11に対する課題>
本発明の目的の1つは、プレイヤが、特定クエストをプレイした結果に応じて、より多くの報酬を受け取ることを可能にする技術を提供することである。
<付記11>
前記付与部は、前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果が、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果を上回る場合、前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果が、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果以下である場合よりも、多くの報酬を前記第2プレイヤに付与する、
付記10に記載の情報処理装置。
付記11によれば、プレイヤは、特定クエストをプレイした結果に応じて、より多くの報酬を受け取ることが可能になる。
【0100】
<付記12に対する課題>
本発明の目的の1つは、第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤ及び第3プレイヤが特定クエストをプレイした場合、第2プレイヤ及び第3プレイヤのプレイ結果に応じて、第2プレイヤの位置情報に関連する第2位置情報、又は、第3プレイヤの位置情報に関連する第3位置情報を、地図上に表示させる技術を提供することである。
<付記12>
前記表示制御部は、
前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果、及び、前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果に基づいて、前記第1位置情報及び前記第2プレイヤの位置情報に基づく第2位置情報のいずれか一方を、前記第1プレイヤ及び前記第2プレイヤと所定関係にある第3プレイヤの地図情報に表示させる、
付記1に記載の情報処理装置。
付記12によれば、第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤ及び第3プレイヤが特定クエストをプレイした場合、第2プレイヤ及び第3プレイヤのプレイ結果に応じて、第2プレイヤの位置情報に関連する第2位置情報、又は、第3プレイヤの位置情報に関連する第3位置情報を、地図上に表示させることが可能になる。
【0101】
<付記13に対する課題>
本発明の目的の1つは、第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤ及び第3プレイヤが特定クエストをプレイした場合、第2プレイヤ及び第3プレイヤのプレイ結果に応じて、第2プレイヤの位置情報に関連する第2位置情報、又は、第3プレイヤの位置情報に関連する第3位置情報を、地図上に表示させる技術を提供することである。
<付記13>
前記表示制御部は、
前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果が、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果を上回る場合、前記第2位置情報を前記第3プレイヤの地図情報に表示させ、
前記第2プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果が、前記第1プレイヤが前記特定ゲームをプレイした結果以下である場合、前記第1位置情報を前記第3プレイヤの地図情報に表示させる、
付記12に記載の情報処理装置。
付記13によれば、第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤ及び第3プレイヤが特定クエストをプレイした場合、第2プレイヤ及び第3プレイヤのプレイ結果に応じて、第2プレイヤの位置情報に関連する第2位置情報、又は、第3プレイヤの位置情報に関連する第3位置情報を、地図上に表示させることが可能になる。
【0102】
<付記14に対する課題>
本発明の目的の1つは、プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能なゲームを、他のプレイヤがプレイする機会を向上させる技術を提供することである。
<付記14>
プロセッサが、第1プレイヤの位置情報が所定条件を満たした場合にプレイ可能な特定ゲームを、前記第1プレイヤがプレイした結果に基づいて、前記第1プレイヤの位置情報に基づく第1位置情報を前記第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤの地図情報に表示させ、
プロセッサが、前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から所定の範囲にある場合、前記第2プレイヤに前記特定ゲームをプレイ可能に制御する、
情報処理方法。
付記14によれば、プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能なゲームを、他のプレイヤがプレイする機会を向上させることができる。
【0103】
<付記15に対する課題>
本発明の目的の1つは、プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能なゲームを、他のプレイヤがプレイする機会を向上させる技術を提供することである。
<付記15>
プロセッサに、第1プレイヤの位置情報が所定条件を満たした場合にプレイ可能な特定ゲームを、前記第1プレイヤがプレイした結果に基づいて、前記第1プレイヤの位置情報に基づく第1位置情報を前記第1プレイヤと所定関係にある第2プレイヤの地図情報に表示させ、
プロセッサに、前記第2プレイヤの位置情報が前記第1位置情報から所定の範囲にある場合、前記第2プレイヤに前記特定ゲームをプレイ可能に制御させる、
処理を実行させるプログラム。
付記15によれば、プレイヤの位置条件に基づいてプレイ可能なゲームを、他のプレイヤがプレイする機会を向上させることができる。
【符号の説明】
【0104】
1…ゲームシステム、10…ゲームサーバ、11…プロセッサ、12…記憶装置、13…通信IF、14…入力デバイス、15…出力デバイス、20…端末、100…記憶部、101…表示制御部、102…実行部、103…付与部、200…記憶部、201…UI部、202…制御部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9