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特開2024-48216ストリーム視聴解析表示装置、ストリーム視聴解析表示方法およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024048216
(43)【公開日】2024-04-08
(54)【発明の名称】ストリーム視聴解析表示装置、ストリーム視聴解析表示方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0201 20230101AFI20240401BHJP
   H04N 21/258 20110101ALI20240401BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20240401BHJP
   G06Q 50/00 20240101ALI20240401BHJP
   H04H 60/46 20080101ALI20240401BHJP
【FI】
G06Q30/02 300
H04N21/258
H04N21/431
G06Q50/00 300
H04H60/46
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022154134
(22)【出願日】2022-09-27
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-07-11
(71)【出願人】
【識別番号】591101434
【氏名又は名称】株式会社ビデオリサーチ
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】デロイトトーマツ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】茅野 恭平
(72)【発明者】
【氏名】今井 佳菜
【テーマコード(参考)】
5C164
5L049
【Fターム(参考)】
5C164FA04
5C164SC11P
5C164SC31S
5C164UB83P
5C164UB88P
5C164YA09
5C164YA10
5C164YA11
5L049BB02
(57)【要約】
【課題】視聴者の視聴実態を多角的に評価することができるストリーム視聴解析表示装置、ストリーム視聴解析表示方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】ストリーム視聴解析表示装置1は、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示装置であって、評価指標取得手段10と、視聴データ取得手段20と、解析手段30と、表示手段40と、レコメンド手段50を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示装置において、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得する評価指標取得手段と、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得する視聴データ取得手段と、
前記評価指標取得手段により取得された評価指標を解析結果とする解析手段と、
前記解析手段による前記解析結果を表示する表示手段と
を備え、
前記解析手段は、前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標に、前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とするストリーム視聴解析表示装置。
【請求項2】
請求項1記載のストリーム視聴解析表示装置において、
前記評価指標取得手段は、前記評価指標として、前記ストリームに係る前記視聴者のソーシャルネットワーキングサービスを通じたSNS反応指標を取得し、
前記解析手段は、前記解析結果として、取得した前記SNS反応指標に前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とするストリーム視聴解析表示装置。
【請求項3】
請求項1記載のストリーム視聴解析表示装置において、
前記解析手段は、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標を分類して前記解析結果とすることを特徴とするストリーム視聴解析表示装置。
【請求項4】
請求項1記載のストリーム視聴解析表示装置において、
前記解析手段は、前記放送ストリーム送信におけるコンテンツ単位で、前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標に前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とするストリーム視聴解析表示装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のうちいずれか1項記載のストリーム視聴解析表示装置において、
前記解析手段は、前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標の推移を、前記視聴データ取得手段により取得した視聴データの推移とタイムスパンを合わせた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とするストリーム視聴解析表示装置。
【請求項6】
放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示方法において、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得する視聴データ取得工程と、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得する評価指標取得工程と、
前記評価指標取得工程により取得された評価指標を解析結果とする解析工程と、
前記解析工程による前記解析結果を表示する表示工程と
を備え、
前記解析工程は、前記解析結果として、前記評価指標取得工程により取得された前記評価指標に、前記視聴データ取得工程により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成し、前記表示工程において表示手段に表示させることを特徴とするストリーム視聴解析表示方法。
【請求項7】
放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するプログラムであって、
コンピュータに、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得させ、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得させ、
取得させた前記評価指標を、解析結果として表示させる際に、前記評価指標に前記視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成させ、表示手段に表示させることを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の視聴分析システムとしては、下記特許文献1に示すように、ディスプレイの視聴エリアを撮影するように配置されたカメラからの映像に基づいて、前記視聴エリア内にいる視聴者の状態を検知し、放送局および日時毎、または、コンテンツ毎に、視聴者の属性と関連付けて視聴質値を記憶管理するシステムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2022―090692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
かかる視聴分析システムでは、テレビの視聴エリアを撮影し、視聴者の視聴質から種々の処理を行うものであるが、そもそも視聴者の視聴実態を多角的に評価するものとはなっていないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、視聴者の視聴実態を多角的に評価することができるストリーム視聴解析表示装置、ストリーム視聴解析表示方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1発明のストリーム視聴解析表示装置は、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示装置において、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得する評価指標取得手段と、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得する視聴データ取得手段と、
前記評価指標取得手段により取得された評価指標を解析結果とする解析手段と、
前記解析手段による前記解析結果を表示する表示手段と
を備え、
前記解析手段は、前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標に、前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0007】
第1発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、評価指標取得手段により取得された種々の評価指標に、視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成して表示手段に表示させることで、該重畳表示画像により、視聴者(実際に視聴した視聴者のほか、視聴前の楽しみにしている等の感想を持つ視聴者など、当該ストリームに関係や関心のある視聴者)の種々の視聴評価指標に視聴データを統合させて視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【0008】
このように、第1発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【0009】
第2発明のストリーム視聴解析表示装置は、第1発明において、
前記評価指標取得手段は、前記評価指標として、前記ストリームに係る前記視聴者のソーシャルネットワーキングサービスを通じたSNS反応指標を取得し、
前記解析手段は、前記解析結果として、取得した前記SNS反応指標に前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0010】
第2発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、視聴者の視聴評価指標として、SNS反応指標(SNSそのもののほか、SNSの解析結果に基づく各種分析結果を含む)を用いることで、視聴者(実際に視聴した視聴者のほか、視聴前の楽しみにしている等の感想を含む)の意識を反映させた評価実態を簡易かつ確実に把握することができる。
【0011】
そして、かかる視聴者の意識を反映させた評価実態であるSNS反応指標に視聴データを統合させて視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【0012】
このように、第2発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、視聴者の意識を反映させて視聴実態を多角的に評価することができる。
【0013】
第3発明のストリーム視聴解析表示装置は、第1発明において、
前記解析手段は、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標を分類して前記解析結果とすることを特徴とする。
【0014】
第3発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、評価指標取得手段により取得された種々の評価指標を分類することで、評価指標の特性毎に整理した解析結果として、これに視聴データを統合させることで、特性毎の視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【0015】
このように、第3発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、視聴者の視聴実態を評価指標の特性を加味して多角的に評価することができる。
【0016】
第4発明のストリーム視聴解析表示装置は、第1発明において、
前記解析手段は、前記放送ストリーム送信におけるコンテンツ単位で、前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標に前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0017】
第4発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、コンテンツ単位で、評価指標取得手段により取得された種々の評価指標に視聴データを統合させることで、コンテンツ単位で視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【0018】
このように、第4発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、視聴者の視聴実態を評価指標の特性をコンテンツ単位で多角的に評価することができる。
【0019】
第5発明のストリーム視聴解析表示装置は、第1~第4発明のいずれかにおいて、
前記解析手段は、前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標の推移を、前記視聴データ取得手段により取得した視聴データの推移とタイムスパンを合わせた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0020】
第5発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、評価指標取得手段により取得された種々の評価指標の推移に、視聴データ取得手段により取得した視聴データの推移を重畳させた重畳表示画像を生成して表示手段に表示させることで、視聴者の種々の視聴評価指標の推移に視聴データの推移を統合させて視聴者の視聴実態の推移を多角的に評価することができる。
【0021】
このように、第5発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、視聴者の視聴実態の推移を多角的に評価することができる。
【0022】
第6発明のストリーム視聴解析表示方法は、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示方法において、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得する視聴データ取得工程と、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得する評価指標取得工程と、
前記評価指標取得工程により取得された評価指標を解析結果とする解析工程と、
前記解析工程による前記解析結果を表示する表示工程と
を備え、
前記解析工程は、前記解析結果として、前記評価指標取得工程により取得された前記評価指標に、前記視聴データ取得工程により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成し、前記表示工程において表示手段に表示させることを特徴とする。
【0023】
第6発明のストリーム視聴解析表示方法によれば、評価指標取得工程により取得された種々の評価指標に、視聴データ取得工程により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成して表示手段に表示させることで、該重畳表示画像により、視聴者(実際に視聴した視聴者のほか、視聴前の楽しみにしている等の感想を持つ視聴者など、当該ストリームに関係や関心のある視聴者)の種々の視聴評価指標に視聴データを統合させて視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【0024】
第6発明のストリーム視聴解析表示方法よれば、視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【0025】
第7発明のプログラムは、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するプログラムであって、
コンピュータに、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得させ、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得させ、
取得させた前記評価指標を、解析結果として表示させる際に、前記評価指標に前記視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成させ、表示手段に表示させることを特徴とする。
【0026】
第7発明のプログラムによれば、コンピュータに取得させた種々の評価指標に、同じくコンピュータに取得させた視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成して表示手段に表示させることで、該重畳表示画像により、視聴者(実際に視聴した視聴者のほか、視聴前の楽しみにしている等の感想を持つ視聴者など、当該ストリームに関係や関心のある視聴者)の種々の視聴評価指標に視聴データを統合させて視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【0027】
第7発明のプログラムよれば、視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1】本実施形態のストリーム視聴解析表示装置の概要を示すシステム構成図。
図2図1のストリーム視聴解析表示装置による重畳表示画像の例を示す図。
図3図1のストリーム視聴解析表示装置による重畳表示画像の例を示す図。
図4図1のストリーム視聴解析表示装置による重畳表示画像の例を示す図。
図5図1のストリーム視聴解析表示装置による重畳表示画像の例を示す図。
図6図1のストリーム視聴解析表示装置による重畳表示画像の例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0029】
図1に示すように、本実施形態のストリーム視聴解析表示装置1は、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示装置であって、評価指標取得手段10と、視聴データ取得手段20と、解析手段30と、表示手段40と、レコメンド手段50を備える。
【0030】
評価指標取得手段10は、放送ストリームに係る視聴者(実際に視聴した視聴者のほか、視聴前の楽しみにしている等の感想を持つ視聴者など、当該ストリームに関係や関心のある視聴者)の評価指標を取得する。
【0031】
具体的に、評価指標取得手段10は、例えば、当該ストリームに関係や関心のある視聴者のソーシャルネットワーキングサービスを通じたSNS反応指標(SNS反応指標に基づく種々の評価指標を含む)であるSNSデータ101を取得する。
【0032】
SNSデータ101としては、例えば、Twitter(登録商標、以下同じ)指標、すなわち、ツイートデータそのもののほか、収集したツイートデータを処理・分析したデータが含まれる。
【0033】
また、評価指標取得手段10は、SNSデータのほか、各種アンケートデータ(収集したアンケートデータを処理・分析したデータが含む)102や視聴者の視聴反応を示すような行動変容・意識変化データ(収集した行動変容・意識変化データを処理・分析したデータが含む)103などを取得する。
【0034】
視聴データ取得手段20は、放送ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得する。
【0035】
具体的に、視聴データ取得手段20は、TV放送局200から送信された放送ストリームを受信する受信機210により再生されたストリームを識別判定することにより生成される、いわゆる視聴履歴(視聴ログ)集計した視聴データ(視聴率データ)を取得する。
【0036】
解析手段30は、評価指標取得手段10により取得された評価指標に基づく解析を行い、解析結果の表示画像を生成する。
【0037】
なお、解析手段30による解析および表示画像の生成については、詳細を後述する。
【0038】
表示手段40は、解析結果が表示されるインターフェイス(ディスプレイ)である。なお、表示手段40は、本実施形態では、当該ストリーム視聴解析表示装置1内に構成しているが、解析結果(生成された表示画像)が提供されるTV放送局200や視聴評価指標の提供会社100等に構成されてもよい。
【0039】
レコメンド手段50は、解析手段30の解析結果に基づく各種レコメンドを行う。一例として、レコメンド部40は、解析結果に基づいて、TV放送局200に対する番組編成のレコメンドのほか、CMなどの広告の取引を行う広告枠取引システム220を介して、広告購入者や広告購入希望者に対する各種レコメンドが実行されてもよい。
【0040】
以上が本実施形態のストリーム視聴解析表示装置1の構成である。なお、以上の構成において、評価指標取得手段10と、視聴データ取得手段20と、解析手段30と、レコメンド手段50との各処理手段は、それぞれ例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェアにより構成され、後述する各種処理を実行するプログラムをメモリ(不図示)に記憶保持し、そのプログラムを実行することにより、各種処理を実行するための演算装置(シーケンサ)として機能する。
【0041】
また、本実施形態のストリーム視聴解析表示装置1は、評価指標取得手段10と、視聴データ取得手段20と、解析手段30と、表示手段40と、レコメンド手段50とを同一システム(同一サーバ)内構成したが、これに限定されるものでなく、これらの処理手段10~50の一部または全部を他のシステム(外部サーバ)内に構成してもよい。
【0042】
次に、解析手段30による処理内容の詳細を説明する。
【0043】
解析手段30は、評価指標取得手段10により取得された種々の評価指標に、視聴データ取得手段20により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像として、以下のいくつかの形態の画像を生成する。
【0044】
まず、第1の形態として、図2に示すように、解析手段30は、放送ストリーム送信における番組単位で各番組枠内にそれぞれ評価指標であるSNS反応指標に、視聴データである視聴率を重畳させた重畳表示画像を生成する。
【0045】
さらに、かかる番組単位での評価指標および視聴率は、ディフォルトまたはユーザの選択により、図2に欄外に示すように、前回との比較で増減を可視化(ポイントおよび↑↓矢印)した表記を採用することができる。
【0046】
次に、第2の形態として、図3図6に示すように、解析手段30は、種々の評価指標を分類(例えば、量・質・層・拡に分類)して、評価指標の特性毎に整理した解析結果として、これに視聴データである視聴率を重畳させた重畳表示画像を生成する。
【0047】
図3は、番組に関する投稿を量的な視点から分類した解析結果を示しており、曜日×時間帯ツイート量ヒートマップのほか、ツイート量における推移に視聴率における推移を重畳させた重畳表示画像が生成される。
【0048】
図4は、番組への質的な視点から分類した解析結果と示しており、ポジネガ投稿割合や共起ワード、バズエッセンス、代表ツイートなどに、必要に応じて、これらに視聴データである視聴率を重畳させた重畳表示画像が生成される。
【0049】
図5は、Twitter投稿者の性年代構成割合や趣味嗜好など、層の視点からの分類をグラフ化したものである。重畳表示画像として、視聴者構成割合と投稿者構成割合を横並びで表示することで、テレビ視聴者とTwitter投稿者層の違いを可視化することができる。
【0050】
図6は、アカウントごとのRT数×フォロワー数を可視化した拡散グラフで、コンテンツが持つ拡散力の視点から分類したものである。ここでも、必要に応じて、これらに視聴データである視聴率を重畳させた重畳表示画像が生成される。
【0051】
このように、番組単位(コンテンツ単位)で、種々の評価指標を分類した上で、評価指標の特性毎に整理した解析結果として、これに視聴データを統合させることで、特性毎の視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【0052】
以上詳しく説明してきたように、本実施形態のストリーム視聴解析表示装置1によれば、視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【0053】
なお、本実施形態のストリーム視聴解析表示装置1では、コンテンツ単位での解析として、番組単位での解析および重畳表示画像の生成を例に説明したが、これに限定されるものではなく、コンテンツとして、CMや番組内の1つのコーナーなどを単位として解析および重畳表示画像の生成を行ってもよい。
【0054】
また、本実施形態のストリーム視聴解析表示装置1では、SNSデータに対する解析および重畳表示画像の生成を例に説明したが、これに限定されるものではなく、各種アンケートデータ(収集したアンケートデータを処理・分析したデータが含む)102や視聴者の視聴反応を示すような行動変容・意識変化データ(収集した行動変容・意識変化データを処理・分析したデータが含む)103に対する解析および重畳表示画像の生成を行ってもよい。
【0055】
さらに、本実施形態では、放送ストリームに対する解析について説明したが、これに限定されるものではなく、放送ストリームに加えて又は代えてIPストリームに対して解析を行ってもよい。さらに、IP送信に代えて、VOD送信であってもよい。
【0056】
また、本実施形態では、視聴データについて、視聴率を例に説明したが、これに限定されるものではなく、視聴データとして、視聴履歴、メーカーログを用いてもよい。
【0057】
すなわち、放送(テレビ、ラジオ、さらにBSおよびCSを含む)も通信(IP放送、NetFlix(登録商標)等のコネクテッドTVを含む)に対して、視聴データ取得手段20が、各種視聴率データ(視聴率のほか、視聴履歴、メーカーログ)を取得し、解析手段30は、評価指標取得手段10により取得された評価指標に各種視聴率データ(視聴率と視聴履歴とメーカーログとの全部または一部)を重畳させた重畳表示画像を生成してもよい。
【符号の説明】
【0058】
1…ストリーム視聴解析表示装置、10…評価指標取得手段、20…視聴データ取得手段、30…解析手段、40…表示手段、50…レコメンド手段、100…視聴評価指標の提供会社、101…SNSデータ、102…アンケートデータ、103…行動変容・意識変化データ、200…TV放送局、210…受信機、220…広告枠取引システム。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2023-04-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示装置において、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得する評価指標取得手段と、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得する視聴データ取得手段と、
前記評価指標取得手段により取得された評価指標を解析結果とする解析手段と、
前記解析手段による前記解析結果を表示する表示手段と
を備え、
前記解析手段は、
前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標に、前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させる際に、
(1)前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標を分類して前記解析結果とし、
(2)前記放送ストリーム送信におけるコンテンツ単位で、前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標に前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させ、
(3)前記評価指標の分類として、コンテンツに対する投稿を(i)量的な観点から分類した解析結果と(ii)質的な観点から分類した解析結果と(iii)層の観点から分類した解析結果と(iv)コンテンツが持つ拡散力の視点から分類した解析結果とに分けて、各解析結果が解析結果毎に視聴データと併せてコンテンツ単位で重畳表示させることを特徴とするストリーム視聴解析表示装置。
【請求項2】
請求項1記載のストリーム視聴解析表示装置において、
前記評価指標取得手段は、前記評価指標として、前記ストリームに係る前記視聴者のソーシャルネットワーキングサービスを通じたSNS反応指標を取得し、
前記解析手段は、前記解析結果として、取得した前記SNS反応指標に前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とするストリーム視聴解析表示装置。
【請求項3】
請求項1または2記載のストリーム視聴解析表示装置において、
前記解析手段は、前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標の推移を、前記視聴データ取得手段により取得した視聴データの推移とタイムスパンを合わせた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とするストリーム視聴解析表示装置。
【請求項4】
放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示方法において、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得する視聴データ取得工程と、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得する評価指標取得工程と、
前記評価指標取得工程により取得された評価指標を解析結果とする解析工程と、
前記解析工程による前記解析結果を表示する表示工程と
を備え、
前記解析工程は、前記解析結果として、前記評価指標取得工程により取得された前記評価指標に、前記視聴データ取得工程により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成し、前記表示工程において表示手段に表示させる際に、
(1)前記評価指標取得工程により取得された前記評価指標を分類して前記解析結果とし、
(2)前記放送ストリーム送信におけるコンテンツ単位で、前記解析結果として、前記評価指標取得工程により取得された前記評価指標に前記視聴データ取得工程により取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させ、
(3)前記評価指標の分類として、コンテンツに対する投稿を(i)量的な観点から分類した解析結果と(ii)質的な観点から分類した解析結果と(iii)層の観点から分類した解析結果と(iv)コンテンツが持つ拡散力の視点から分類した解析結果とに分けて、各解析結果が解析結果毎に視聴データと併せてコンテンツ単位で重畳表示させることを特徴とするストリーム視聴解析表示方法。
【請求項5】
放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するプログラムであって、
コンピュータに、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得させ、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得させ、
取得させた前記評価指標を、解析結果として、前記評価指標に前記視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成させ、表示手段に表示させる際に、
(1)取得された前記評価指標を分類して前記解析結果とし、
(2)前記放送ストリーム送信におけるコンテンツ単位で、前記解析結果として、取得された前記評価指標に、取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させ、
(3)前記評価指標の分類として、コンテンツに対する投稿を(i)量的な観点から分類した解析結果と(ii)質的な観点から分類した解析結果と(iii)層の観点から分類した解析結果と(iv)コンテンツが持つ拡散力の視点から分類した解析結果とに分けて、各解析結果が解析結果毎に視聴データと併せてコンテンツ単位で重畳表示させることを特徴とするプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
第1発明のストリーム視聴解析表示装置は、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示装置において、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得する評価指標取得手段と、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得する視聴データ取得手段と、
前記評価指標取得手段により取得された評価指標を解析結果とする解析手段と、
前記解析手段による前記解析結果を表示する表示手段と
を備え、
前記解析手段は、
前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標に、前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させる際に、
(1)前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標を分類して前記解析結果とし、
(2)前記放送ストリーム送信におけるコンテンツ単位で、前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標に前記視聴データ取得手段により取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させ、
(3)前記評価指標の分類として、コンテンツに対する投稿を(i)量的な観点から分類した解析結果と(ii)質的な観点から分類した解析結果と(iii)層の観点から分類した解析結果と(iv)コンテンツが持つ拡散力の視点から分類した解析結果とに分けて、各解析結果が解析結果毎に視聴データと併せてコンテンツ単位で重畳表示させることを特徴とする
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
このように、第1発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
また、第1発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、評価指標取得手段により取得された種々の評価指標を分類することで、評価指標の特性毎に整理した解析結果として、これに視聴データを統合させることで、特性毎の視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
このように、第1発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、視聴者の視聴実態を評価指標の特性を加味して多角的に評価することができる。
さらに、第1発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、コンテンツ単位で、評価指標取得手段により取得された種々の評価指標に視聴データを統合させることで、コンテンツ単位で視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
このように、第1発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、視聴者の視聴実態を評価指標の特性をコンテンツ単位で多角的に評価することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】
発明のストリーム視聴解析表示装置は、第1または第2発明のいずれかにおいて、
前記解析手段は、前記解析結果として、前記評価指標取得手段により取得された前記評価指標の推移を、前記視聴データ取得手段により取得した視聴データの推移とタイムスパンを合わせた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、評価指標取得手段により取得された種々の評価指標の推移に、視聴データ取得手段により取得した視聴データの推移を重畳させた重畳表示画像を生成して表示手段に表示させることで、視聴者の種々の視聴評価指標の推移に視聴データの推移を統合させて視聴者の視聴実態の推移を多角的に評価することができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
このように、第発明のストリーム視聴解析表示装置によれば、視聴者の視聴実態の推移を多角的に評価することができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】
発明のストリーム視聴解析表示方法は、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するストリーム視聴解析表示方法において、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得する視聴データ取得工程と、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得する評価指標取得工程と、
前記評価指標取得工程により取得された評価指標を解析結果とする解析工程と、
前記解析工程による前記解析結果を表示する表示工程と
を備え、
前記解析工程は、前記解析結果として、前記評価指標取得工程により取得された前記評価指標に、前記視聴データ取得工程により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成し、前記表示工程において表示手段に表示させる際に、
(1)前記評価指標取得工程により取得された前記評価指標を分類して前記解析結果とし、
(2)前記放送ストリーム送信におけるコンテンツ単位で、前記解析結果として、前記評価指標取得工程により取得された前記評価指標に前記視聴データ取得工程により取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させ、
(3)前記評価指標の分類として、コンテンツに対する投稿を(i)量的な観点から分類した解析結果と(ii)質的な観点から分類した解析結果と(iii)層の観点から分類した解析結果と(iv)コンテンツが持つ拡散力の視点から分類した解析結果とに分けて、各解析結果が解析結果毎に視聴データと併せてコンテンツ単位で重畳表示させることを特徴とする
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0023】
発明のストリーム視聴解析表示方法によれば、評価指標取得工程により取得された種々の評価指標に、視聴データ取得工程により取得した視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成して表示手段に表示させることで、該重畳表示画像により、視聴者(実際に視聴した視聴者のほか、視聴前の楽しみにしている等の感想を持つ視聴者など、当該ストリームに関係や関心のある視聴者)の種々の視聴評価指標に視聴データを統合させて視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
発明のストリーム視聴解析表示方法よれば、視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】
発明のプログラムは、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信における視聴者の視聴実態を解析して解析結果を表示するプログラムであって、
コンピュータに、
前記ストリームを受信した放送ストリーム受信手段の視聴履歴を集計した該ストリームの視聴データを取得させ、
前記ストリームに係る前記視聴者の評価指標を取得させ、
取得させた前記評価指標を、解析結果として前記評価指標に前記視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成させ、表示手段に表示させる際に、
(1)取得された前記評価指標を分類して前記解析結果とし、
(2)前記放送ストリーム送信におけるコンテンツ単位で、前記解析結果として、取得された前記評価指標に、取得した視聴データを重畳させた前記重畳表示画像を生成し、前記表示手段に表示させ、
(3)前記評価指標の分類として、コンテンツに対する投稿を(i)量的な観点から分類した解析結果と(ii)質的な観点から分類した解析結果と(iii)層の観点から分類した解析結果と(iv)コンテンツが持つ拡散力の視点から分類した解析結果とに分けて、各解析結果が解析結果毎に視聴データと併せてコンテンツ単位で重畳表示させることを特徴とする
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0026】
発明のプログラムによれば、コンピュータに取得させた種々の評価指標に、同じくコンピュータに取得させた視聴データを重畳させた重畳表示画像を生成して表示手段に表示させることで、該重畳表示画像により、視聴者(実際に視聴した視聴者のほか、視聴前の楽しみにしている等の感想を持つ視聴者など、当該ストリームに関係や関心のある視聴者)の種々の視聴評価指標に視聴データを統合させて視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0027】
発明のプログラムよれば、視聴者の視聴実態を多角的に評価することができる。