(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024048217
(43)【公開日】2024-04-08
(54)【発明の名称】照明装置
(51)【国際特許分類】
B60Q 3/54 20170101AFI20240401BHJP
B60Q 3/64 20170101ALI20240401BHJP
B60Q 3/78 20170101ALI20240401BHJP
F21V 17/00 20060101ALI20240401BHJP
F21V 8/00 20060101ALI20240401BHJP
F21W 106/00 20180101ALN20240401BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20240401BHJP
【FI】
B60Q3/54
B60Q3/64
B60Q3/78
F21V17/00 402
F21V8/00 360
F21W106:00
F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022154135
(22)【出願日】2022-09-27
(71)【出願人】
【識別番号】000241463
【氏名又は名称】豊田合成株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】弁理士法人平田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】森 俊晶
(72)【発明者】
【氏名】松岡 陽一
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 浩一朗
(72)【発明者】
【氏名】梅田 幸彦
(72)【発明者】
【氏名】勝野 翔太
(72)【発明者】
【氏名】浅野 弘之
【テーマコード(参考)】
3K011
3K040
3K244
【Fターム(参考)】
3K011CA09
3K011HA02
3K011HA06
3K011JA01
3K040AA02
3K040CA05
3K040FA09
3K040GA04
3K040GA05
3K040GB02
3K040GB05
3K040GC01
3K040GC04
3K040HA01
3K040HA04
3K244AA04
3K244BA31
3K244CA03
3K244DA01
3K244EA08
3K244EA12
3K244KA04
3K244KA07
3K244KA18
(57)【要約】
【課題】組み付けの作業性を向上させることができる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1は、光43を出力する光源部4と、光43が入射する第1の端面30、第1の端面30と対向する第2の端面31、第1の端面30と第2の端面31とに交差する長手方向の側面の1つである光43を出射する出射面32、及び出射面32とは異なる長手方向の側面の少なくとも1つに設けられた少なくとも1つの被保持部36を有し、第1の端面30から第2の端面31へと光43を導く細長い形状の導光体3と、光源部4が取り付けられる取付部20、取付部20側の端部220が開口すると共に導光体3を収容する収容凹部222と出射面32が露出する露出開口223とを有する収容部22、及び少なくとも1つの被保持部36を挟むことで導光体3を収容凹部222に保持する保持部24を有する筐体2と、を備えている。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を出力する光源部と、
前記光が入射する第1の端面、前記第1の端面と対向する第2の端面、前記第1の端面と前記第2の端面とに交差する長手方向の側面の1つである前記光を出射する出射面、及び前記出射面とは異なる前記長手方向の側面のすくなくとも1つに設けられた少なくとも1つの被保持部を有し、前記第1の端面から前記第2の端面へと前記光を導く細長い形状の導光体と、
前記光源部が取り付けられる取付部、前記取付部側の端部が開口すると共に前記導光体を収容する収容凹部と前記出射面が露出する露出開口とを有する収容部、及び前記少なくとも1つの被保持部を挟むことで前記導光体を前記収容凹部に保持する保持部を有する筐体と、
を備えた照明装置。
【請求項2】
前記被保持部は、前記導光体の前記第1の端面側に設けられ、
前記保持部は、前記筐体の前記取付部側の前記収容凹部に設けられ、前記被保持部が嵌め込まれる保持凹部、及び前記保持凹部の前記取付部側の壁であって前記収容凹部に対する前記導光体の挿入を案内し、さらに前記収容凹部からの抜けを抑制する爪部を有する、
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記被保持部は、前記出射面に隣接する第1の側面から突出する第1の被保持部、及び前記第1の側面と対向する第2の側面から突出する第2の被保持部を有し、
前記保持部は、前記第1の被保持部を保持する第1の保持部、及び前記第2の被保持部を保持する第2の保持部を有する、
請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記導光体は、前記出射面の短手方向の長さが前記出射面と対向する対向面の長さより長い、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項5】
前記被保持部は、前記出射面に隣接する第1の側面及び第2の側面の少なくとも一方に設けられた凹みである凹部の下部であり、
前記保持部は、前記被保持部に応じて前記収容凹部を形成する第1の壁部及び第2の壁部の少なくとも一方から前記収容凹部の内側に向けて突出する凸部であり、前記収容凹部の底面部と前記凸部の下面とで前記凹部の前記下部である前記被保持部を挟むことで前記導光体を前記収容凹部に保持する、
請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記被保持部は、前記第1の側面に設けられた凹みである第1の凹部の下部である第1の被保持部、及び前記第2の側面に設けられた凹みである第2の凹部の下部である第2の被保持部を対向して有し、
前記保持部は、前記第1の被保持部に応じて設けられた第1の保持部、及び前記第2の被保持部に応じて設けられた第2の保持部を対向して有する、
請求項5に記載の照明装置。
【請求項7】
前記収容凹部は、前記被保持部の位置に応じて前記第1の壁部と前記底面部との間、及び前記第2の壁部と前記底面部との間の少なくとも一方に形成された孔である貫通孔を有する、
請求項6に記載の照明装置。
【請求項8】
前記収容凹部は、前記第1の壁部及び前記第2の壁部の少なくとも一方を部分的に切り欠いたような形状となる少なくとも1つの切欠凹部を有し、
前記導光体は、前記切欠凹部に応じて設けられた少なくとも1つの突出部を有し、
前記突出部は、前記切欠凹部に挿入され、前記切欠凹部の前記収容部側の切欠面と接触することにより前記収容凹部に対する位置決めがなされる、
請求項7に記載の照明装置。
【請求項9】
前記収容凹部は、前記出射面と対向する対向面と接触する複数のリブを前記底面部に有する、
請求項5乃至8のいずれか1項に記載の照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、発光ユニット筐体と光を発する発光体とを具備する発光ユニットと、棒状に形成されている導光体本体部とこの導光体本体部の長手方向の一方の端部である第1の端部に設けられている導光体鍔部とを具備する導光体と、棒状に形成されており長手方向で見て一部が開口しており導光体本体部が内部に収容されているケース本体部を具備するケースと、を備えたライン照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このライン照明装置は、ケース本体部の長手方向の第1の端と、発光ユニット筐体とで導光体鍔部が挟み込まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この従来のライン照明装置は、ケースに導光体を挿入した後、発光ユニットをケースに組み付けるまでは、導光体が挿入方向と逆方向に移動してケースから落下する可能性があり、組み付け性が良くなかった。
【0006】
従って本発明の目的は、組み付けの作業性を向上させることができる照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、光を出力する光源部と、光が入射する第1の端面、第1の端面と対向する第2の端面、第1の端面と第2の端面とに交差する長手方向の側面の1つである光を出射する出射面、及び出射面とは異なる長手方向の側面のすくなくとも1つに設けられた少なくとも1つの被保持部を有し、第1の端面から第2の端面へと光を導く細長い形状の導光体と、光源部が取り付けられる取付部、取付部側の端部が開口すると共に導光体を収容する収容凹部と出射面が露出する露出開口とを有する収容部、及び少なくとも1つの被保持部を挟むことで導光体を収容凹部に保持する保持部を有する筐体と、を備えた照明装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、組み付けの作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1(a)は、第1の実施の形態に係る照明装置の配置の一例を説明するための車両内部の図であり、
図1(b)は、照明装置が照明する照明領域の一例を示す図である。
【
図2】
図2(a)は、第1の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側面図であり、
図2(b)及び
図2(c)は、照明装置の一例を示す展開図である。
【
図3】
図3(a)は、第1の実施の形態に係る照明装置の筐体を取付部側から見た一例を示す図であり、
図3(b)は、筐体に導光体を取り付けた状態の一例を示す図である。
【
図4】
図4(a)は、第1の実施の形態に係る照明装置の
図2(a)のA-A線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例であり、
図4(b)は、
図4(a)のB部分を拡大した拡大図の一例である。
【
図5】
図5(a)及び
図5(b)は、第1の実施の形態に係る照明装置の筐体に対する導光体の挿入を説明するための図の一例であり、
図5(c)は、筐体に対する光源部の取り付けを説明するための図の一例である。
【
図6】
図6(a)は、第2の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側面図であり、
図6(b)及び
図6(c)は、照明装置の一例を示す展開図である。
【
図7】
図7(a)は、第2の実施の形態に係る照明装置の
図6(a)のD-D線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例であり、
図7(b)は、
図6(a)のE-E線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。
【
図8】
図8(a)は、第2の実施の形態に係る照明装置の
図6(a)のF-F線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例であり、
図8(b)は、
図6(a)のG部分を拡大した拡大図の一例である。
【
図9】
図9(a)及び
図9(b)は、第2の実施の形態に係る照明装置の導光体の組み付けの一例について説明するための図である。
【
図10】
図10(a)及び
図10(b)は、第2の実施の形態に係る照明装置の被保持部と保持部の嵌め合いの一例について説明するための図である。
【
図11】
図11は、第2の実施の形態に係る照明装置の組み付け時の光源部の取り付けの一例について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施の形態]
(照明装置1の概要)
図1(a)は、第1の実施の形態に係る照明装置の配置の一例を説明するための車両内部の図であり、
図1(b)は、照明装置が照明する照明領域の一例を示す図である。
図2(a)は、第1の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側面図であり、
図2(b)及び
図2(c)は、照明装置の一例を示す展開図である。
図3(a)は、第1の実施の形態に係る照明装置の筐体を取付部側から見た一例を示す図であり、
図3(b)は、筐体に導光体を取り付けた状態の一例を示す図である。
図4(a)は、第1の実施の形態に係る照明装置の
図2(a)のA-A線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例であり、
図4(b)は、
図4(a)のB部分を拡大した拡大図の一例である。なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率や形状は、実際の比率や形状とは異なる場合がある。
【0011】
本実施の形態の照明装置1は、
図1(a)に示すように、主に車両9の内装を加飾する照明であるがこれに限定されず外装を加飾する照明として使用されても良い。照明装置1は、一例として、インストルメントパネル90やフロアコンソール94の周辺に配置されるが天井などに配置されても良く、これに限定されない。また照明装置1の照明光10は、直接照明として用いられても良いし、間接照明として用いられても良い。
【0012】
インストルメントパネル90は、
図1(a)に示すように、運転席97及び助手席98の前方に配置される内装部品である。このインストルメントパネル90は、上部を構成するアッパーパネル90aと、下部を構成するロアーパネル90bと、を備えて構成されている。このアッパーパネル90aには、エアコン通気口91やメータパネル92などが設けられている。またロアーパネル90bには、グローブボックス93などが設けられている。照明装置1は、一例として、このエアコン通気口91、メータパネル92及びグローブボックス93などを加飾する照明として用いられても良い。
【0013】
フロアコンソール94には、
図1(a)に示すように、トレー95やコンソールボックス96などが配置されている。照明装置1は、一例として、このトレー95やコンソールボックス96などを加飾する照明として用いられても良い。
【0014】
照明装置1は、
図1(b)~
図3(b)に示すように、光43を出力する光源部4と、光43が入射する第1の端面30、第1の端面30と対向する第2の端面31、第1の端面30と第2の端面31とに交差する長手方向の側面の1つである光43を出射する出射面32、及び出射面32とは異なる長手方向の側面の少なくとも1つに設けられた少なくとも1つの被保持部36を有し、第1の端面30から第2の端面31へと光43を導く細長い形状の導光体3と、光源部4が取り付けられる取付部20、取付部20側の端部220が開口すると共に導光体3を収容する収容凹部222と出射面32が露出する露出開口223とを有する収容部22、及び少なくとも1つの被保持部36を挟むことで導光体3を収容凹部222に保持する保持部24を有する筐体2と、を備えて概略構成されている。
【0015】
本実施の形態の被保持部36は、
図2(b)及び
図2(c)に示すように、導光体3の第1の端面30側に設けられている。また本実施の形態の保持部24は、
図4(a)及び
図4(b)に示すように、筐体2の取付部20側の収容凹部222に設けられ、被保持部36が嵌め込まれる後述する保持凹部、及び保持凹部の取付部20側の壁であって収容凹部222に対する導光体3の挿入を案内し、さらに収容凹部222からの抜けを抑制する後述する爪部を有している。
【0016】
さらに本実施の形態の被保持部36は、一例として、
図2(b)及び
図2(c)に示すように、出射面32に隣接する第1の側面としての左側面34から突出する第1の被保持部36a、及び左側面34と対向する第2の側面としての右側面35から突出する第2の被保持部36bを有している。なお被保持部36は、これに限定されず、1つでもさらに複数でも良い。
【0017】
また本実施の形態の保持部24は、一例として、
図4(a)及び
図4(b)に示すように、第1の被保持部36aを保持する第1の保持部24a、及び第2の被保持部36bを保持する第2の保持部24bを有している。なお保持部24は、これに限定されず、被保持部36の数に応じて設けられる。
【0018】
(筐体2の構成)
筐体2は、取付部20と収容部22とが樹脂材料を用いた射出成形によって一体に形成されている。なお樹脂材料は、射出成形に使用可能な樹脂材料であれば良い。
【0019】
取付部20は、
図2(b)~
図3(b)に示すように、光源部4が挿入される取付開口200を背面20dに有している。取付部20は、下面20eが開放され、取付開口200に光源部4が取り付けられた際、光源部4の一部が下面20eから突出するようにされている。
【0020】
この取付開口200は、
図3(a)及び
図3(b)に示すように、ガイドリブ201が内面200a、内面200b及び上内面200cに2つずつ設けられている。このガイドリブ201は、光源部4の挿入を案内すると共に、
図3(a)及び
図3(b)の紙面の左右方向の光源部4の移動を抑制している。
【0021】
また取付部20は、内面200aから側面20aまで貫通する貫通孔202aと、内面200bから側面20bまで貫通する貫通孔202bと、を有している。貫通孔202aは、
図2(a)~
図2(c)に示すように、光源部4の光源部側爪部401aが嵌まり込む形状を有している。また貫通孔202bは、光源部側爪部402aが嵌り込む形状を有している。なお貫通孔202a及び貫通孔202bは、側面20a及び側面20bまで貫通した孔でなくても良い。
【0022】
さらに取付部20は、
図3(a)及び
図3(b)に示すように、取付開口200の底面200dに開口200eが設けられている。この開口200eは、上部が光源部4の円筒部400aの形状に応じて半円形状を有している。導光体3が挿入される挿入開口221は、この開口200eの底面としての端面220aに設けられている。
【0023】
収容部22は、細長い形状を有している。この収容部22は、下面22aに収容凹部222が設けられている。この収容凹部222は、
図1(b)に示すように、短手方向の形状が導光体3の左側面34、右側面35及び対向面33の形状に応じた形状となっている。なお左右は、光43が入射する入射面である第1の端面30から見て第1の端面30の左側の側面を左側面34、右側の側面を右側面35としている。
【0024】
また収容凹部222は、
図2(b)に示すように、下面22a側が露出開口223となっている。照明光10は、この露出開口223から出射して照明対象6を照明する。
【0025】
収容部22の端部220は、
図3(a)及び
図3(b)に示すように、取付開口200と通じる挿入開口221が設けられている。この挿入開口221は、導光体3が挿入される開口であり、収容部22の取付部20側の端面220aに設けられている。挿入開口221は、導光体3の短手方向の形状に応じた形状となっている。
【0026】
収容部22は、一例として、
図2(a)~
図2(c)に示すように、複数の取付片25を有している。この取付片25は、一例として、
図1(b)に示すように、ボルトなどを介して取付側部材7に取り付ける際に使用される。
【0027】
保持部24は、上述のように、第1の保持部24a及び第2の保持部24bを有している。第1の保持部24aは、
図4(b)に示すように、保持凹部240と、爪部241と、壁部242と、を有している。また第2の保持部24bは、保持凹部244と、爪部245と、壁部246と、を有している。
【0028】
第1の保持部24aの保持凹部240には、
図4(b)に示すように、導光体3の第1の被保持部36aが嵌まり込む。この保持凹部240は、爪部241と壁部242との間に形成された空間であり、端部220を貫通する孔である。爪部241は、光源部4側に斜面241aを有している。この斜面241aは、導光体3の挿入時に第1の被保持部36aと接触する。爪部241は、この挿入時の接触により弾性変形を行うので、第1の被保持部36aが爪部241を超えて保持凹部240に嵌まり込む。
【0029】
第2の保持部24bの保持凹部244には、
図4(b)に示すように、導光体3の第2の被保持部36bが嵌まり込む。この保持凹部244は、爪部245と壁部246との間に形成された空間であり、端部220を貫通する孔である。爪部245は、光源部4側に斜面245aを有している。この斜面245aは、導光体3の挿入時に第2の被保持部36bと接触する。爪部245は、この挿入時の接触により弾性変形を行うので、第2の被保持部36bが爪部245を超えて保持凹部244に嵌まり込む。
【0030】
第1の保持部24aの爪部241は、
図3(a)及び
図3(b)に示すように、導光体3の第1の被保持部36a及び第2の被保持部36bの位置に応じて第2の保持部24bの爪部245よりも下方に設けられている。
【0031】
また第1の保持部24aは、さらに下部爪部243を有している。つまり第1の保持部24aは、爪部241及び下部爪部243で第1の被保持部36aを保持凹部240に保持している。この下部爪部243は、斜面243aを有し、挿入時に導光体3が接触する。なお変形例として第1の保持部24aは、爪部241及び下部爪部243のいずれか1つを備える構成であっても良いし、さらに爪部を備えても良い。
【0032】
第2の保持部24bは、さらに下部爪部247を有している。つまり第2の保持部24bは、爪部245及び下部爪部247で第2の被保持部36bを保持凹部244に保持している。この下部爪部247は、斜面247aを有し、挿入時に導光体3が接触する。なお変形例として第2の保持部24bは、爪部245及び下部爪部247のいずれか1つを備える構成であっても良いし、さらに爪部を備えても良い。
【0033】
第1の保持部24aの爪部241は、
図3(a)及び
図3(b)に示すように、端面220aと交差する方向の内面220bから突出するように設けられている。下部爪部243は、端面220aに設けられている。
【0034】
第2の保持部24bの爪部245は、端面220aと交差する方向の内面220cから突出するように設けられている。この内面220cは、内面220bと対向している。下部爪部247は、端面220aに設けられている。
【0035】
端面220aは、ガイドリブ248a及びガイドリブ248bと、傾斜部248cと、リブ248dが設けられている。ガイドリブ248aは、第1の被保持部36aの上部を案内するように挿入開口221の上側に設けられている。ガイドリブ248bは、第2の被保持部36bの上部を案内するように挿入開口221の上側に設けられている。傾斜部248cは、端面220aに対して導光体3の挿入方向に傾斜し、導光体3の出射面32側の挿入を案内するように挿入開口221の下側に設けられている。
【0036】
リブ248dは、端面220aに設けられた細長いリブである。ガイドリブ248a、ガイドリブ248b及びリブ248dは、光源部4と端面220aとの距離を定める。
【0037】
(導光体3の構成)
導光体3は、透明な樹脂材料を用いて形成されている。この導光体3は、一例として、合同で平行な第1の端面30及び第2の端面31を底面とする柱体であるがこれに限定されない。なお光43が入射する第1の端面30は、出射面32側に光43を曲げるように出射面32の方向に傾斜していても良い。
【0038】
導光体3は、短手方向の断面において出射面32の辺が出射面32と対向する対向面33の辺よりも長い形状を有している。具体的には、導光体3は、
図3(b)に示すように、第1の端面30から見た際、上底側の面が対向面33、下底側の面が出射面32、脚側の面が左側面34及び右側面35となる台形形状を有している。
【0039】
出射面32から出射した光43は、
図1(b)に示すように、照明光10として照明対象6を照明する。
図1(b)では、照明装置1の短手方向の照明範囲100を一点鎖線で示している。導光体3は、一例として、
図1(b)に示すように、照明対象6における短手方向の照明範囲100の距離Rを長くするため、短手方向の形状を台形としている。
【0040】
導光体3は、
図2(c)に示すように、対向面33に複数の溝33aが設けられている。この溝33aは、導光体3の短手方向、つまり左側面34と右側面35に交差する方向に沿って設けられている。この溝33aは、一例として、V字形状やU字形状を有し、等間隔で形成され、第1の端面30から離れるに従って溝が深くなっている。溝33aは、導光体3の内部に伝播する光43を出射面32の方向に反射及び散乱するために設けられている。
【0041】
第1の被保持部36aは、左側面34から突出するように設けられている。第2の被保持部36bは、右側面35から突出するように設けられている。第1の被保持部36a及び第2の被保持部36bは、
図3(b)の図面において水平方向に突出している。第1の被保持部36a及び第2の被保持部36bは、一例として、柱体形状を有しているがこれに限定されない。
【0042】
(光源部4の構成)
光源部4は、筐体40と、発光素子41と、レンズ42と、を備えている。筐体40は、一例として、樹脂材料を用いて箱形状に形成されている。筐体40は、
図2(c)に示すように、円筒部400aが前面400に設けられている。レンズ42は、この円筒部400a内に配置されている。
【0043】
筐体40の第1の側面401には、光源部側爪部401aが設けられている。また第2の側面402には、光源部側爪部402aが設けられている。光源部4が筐体2の取付開口200に取り付けられる際、光源部側爪部401aが貫通孔202aに嵌まり込み、光源部側爪部402aが貫通孔202bに嵌まり込んで、光源部4は、筐体2に取り付けられる。つまり光源部4は、光源部側爪部401aと貫通孔202a、及び光源部側爪部402aと貫通孔202bの嵌め合いにより、筐体2に対して位置決めされる。
【0044】
照明装置1は、
図4(b)に示すように、導光体3が保持された筐体2に光源部4が取り付けられるので、筐体と光源部とで導光体を保持する場合と比べて、発光素子41から導光体3の第1の端面30までの距離Lが高い精度で定まる。
【0045】
筐体40の下面403には、コネクタ部5が接続される。光源部4は、このコネクタ部5を介して電力が供給される。
【0046】
発光素子41は、一例として、LED(Light Emitting Diode)素子である。発光素子41は、
図4(b)に示すように、レンズ42を介して、光43を導光体3に向けて出力する。この光43の光軸44は、導光体3の中心を通るようにされている。
【0047】
(照明装置1の組み付けについて)
図5(a)及び
図5(b)は、第1の実施の形態に係る照明装置の筐体に対する導光体の挿入を説明するための図の一例であり、
図5(c)は、筐体に対する光源部の取り付けを説明するための図の一例である。
【0048】
図5(a)に示すように、導光体3は、矢印C方向から筐体2に挿入され、傾斜部248cに案内されて第2の端面31から挿入開口221に入り込む。導光体3は、台形形状を有しているので、出射面32が露出開口223側となる挿入が容易となる。
【0049】
次に
図5(b)に示すように、導光体3は、さらに挿入されることにより、第1の被保持部36aが第1の保持部24aに嵌まり込み保持されると共に、第2の被保持部36bが第2の保持部24bに嵌まり込み保持される。この挿入により、導光体3は、筐体2と一体となると共に筐体2に対する位置決めがなされる。
【0050】
次に
図5(c)に示すように、光源部4は、導光体3と同じ方向である矢印C方向から筐体2の取付部20に挿入され、筐体2に取り付けられ、照明装置1の組み付けが終了する。
【0051】
この挿入により、光源部4は、筐体2と一体となり、また複数のガイドリブ201、ガイドリブ248a、ガイドリブ248b及びリブ248dにより、筐体2に対する位置決めがなされる。その結果、光源部4は、導光体3に対する位置決めもなされる。
【0052】
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る照明装置1は、組み付けの作業性を向上させることができる。具体的には、照明装置1は、筐体2によって導光体3を保持するので、保持しない場合と比べて、筐体2から導光体3が容易に外れず、作業がし易くなって組み付けの作業性を向上させることができる。
【0053】
筐体と光源部とによって導光体を保持する照明装置は、光源部に導光体の長手方向の移動を抑制するための部材が必要となり設計の自由度が低くなる。しかし照明装置1は、筐体2により導光体3が保持されているので、光源部4の設計の自由度が高くなる。
【0054】
照明装置1は、導光体3の出射面32以外の側面に保持部24に保持される被保持部36が設けられるので、出射面を保持して筐体に取り付ける場合と比べて、出射面32からの照明光10の出射を妨げず、効率の良い照明を行うことができる。
【0055】
照明装置1は、導光体3の入射面である第1の端面30に近い位置で筐体2に保持されるので、離れている場合と比べて、光源部4と第1の端面30までの距離Lの精度が向上する。
【0056】
照明装置1は、導光体3が台形形状を有しているので、この構成を採用しない場合と比べて、出射面32が露出開口223側となる挿入が容易となり、組み付けの作業性を向上させることができる。
【0057】
照明装置1は、筐体2に対する導光体3と光源部4の取付方向が同方向であるので、異なる場合と比べて、組み付けの作業性を向上させることができる。
【0058】
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、収容部の収容凹部側に被保持部と保持部が位置している点で第1の実施の形態と異なっている。
【0059】
図6(a)は、第2の実施の形態に係る照明装置の一例を示す側面図であり、
図6(b)及び
図6(c)は、照明装置の一例を示す展開図である。
図7(a)は、第2の実施の形態に係る照明装置の
図6(a)のD-D線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例であり、
図7(b)は、
図6(a)のE-E線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。
図8(a)は、第2の実施の形態に係る照明装置の
図6(a)のF-F線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例であり、
図8(b)は、
図6(a)のG部分を拡大した拡大図の一例である。
図9(a)及び
図9(b)は、第2の実施の形態に係る照明装置の導光体の組み付けの一例について説明するための図である。
図10(a)及び
図10(b)は、第2の実施の形態に係る照明装置の被保持部と保持部の嵌め合いの一例について説明するための図である。
図11は、第2の実施の形態に係る照明装置の組み付け時の光源部の取り付けの一例について説明するための図である。なお以下に記載する実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能及び構成を有する部分は、第1の実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
【0060】
(照明装置1の概要)
被保持部36は、出射面32に隣接する第1の側面としての左側面34及び第2の側面としての右側面35の少なくとも一方に設けられた凹みである凹部の下部として構成されている。
【0061】
また保持部24は、被保持部36に応じて収容凹部222を形成する第1の壁部222a及び第2の壁部222bの少なくとも一方から収容凹部222の内側に向けて突出する凸部であり、収容凹部222の底面部222cと凸部の下面とで凹部の下部である被保持部36を挟むことで導光体3を収容凹部222に保持している。
【0062】
本実施の形態の被保持部36は、一例として、
図6(a)~
図7(a)に示すように、左側面34に設けられた凹みである第1の凹部340aの下部である第1の被保持部36c、及び右側面35に設けられた凹みである第2の凹部350aの下部である第2の被保持部36dを対向して有している。
【0063】
また本実施の形態の被保持部36は、一例として、
図6(a)~
図7(b)に示すように、左側面34に設けられた凹みである第3の凹部340bの下部である第3の被保持部36e、及び右側面35に設けられた凹みである第4の凹部350bの下部である第4の被保持部36fを対向して有している。
【0064】
つまり被保持部36は、第1の被保持部36c~第4の被保持部36fを有している。なお被保持部36の数は、これに限定されない。
【0065】
また本実施の形態の保持部24は、一例として、
図6(a)~
図7(a)に示すように、第1の被保持部36cに応じて設けられた第1の保持部249a、及び第2の被保持部36dに応じて設けられた第2の保持部249bを対向して有している。
【0066】
さらに本実施の形態の保持部24は、一例として、
図6(a)~
図7(b)に示すように、第3の被保持部36eに応じて設けられた第3の保持部249c、及び第4の被保持部36fに応じて設けられた第4の保持部249dを対向して有している。
【0067】
つまり保持部24は、第1の保持部249a及び第3の保持部249cを左側面34に有し、第2の保持部249b及び第4の保持部249dを右側面35に有している。また凸部の下面とは、第1の保持部249aの下面24c、第2の保持部249bの下面24d、第3の保持部249cの下面24e、及び第4の保持部249dの下面24fである。なお保持部24の数は、これに限定されず、被保持部の数に応じて左側面34及び右側面35の少なくとも一方に設けられる。
【0068】
収容凹部222は、被保持部36の位置に応じて第1の壁部222aと底面部222cとの間、及び第2の壁部222bと底面部222cとの間の少なくとも一方に形成された孔である貫通孔を有する。
【0069】
本実施の形態の収容凹部222は、一例として、
図7(a)及び
図7(b)に示すように、第1の被保持部36c及び第3の被保持部36eに応じて第1の壁部222aと底面部222cとの間に設けられた第1の貫通孔224a及び第3の貫通孔224cと、第2の被保持部36d及び第4の被保持部36fに応じて第2の壁部222bと底面部222cとの間に設けられた第2の貫通孔224b及び第4の貫通孔224dと、を有している。
【0070】
この第1の貫通孔224a~第4の貫通孔224dは、一例として、収容凹部222から導光体3を取り外す際に治具などを挿入するために設けられている。なお変形例として第1の被保持部36c~第4の被保持部36fが第1の貫通孔224a~第4の貫通孔224d内に張り出すように構成されても良い。
【0071】
また収容凹部222は、第1の壁部222a及び第2の壁部222bの少なくとも一方を部分的に切り欠いたような形状となる少なくとも1つの切欠凹部26を有している。導光体3は、切欠凹部26に応じて設けられた少なくとも1つの突出部37を有している。この突出部37は、
図8(b)に示すように、切欠凹部26に挿入され、切欠凹部26の収容部22側の切欠面260と接触することにより収容凹部222に対する位置決めがなされる。
【0072】
本実施の形態の切欠凹部26及び突出部37は、一例として、
図6(a)~
図6(c)に示すように、それぞれ1つずつ設けられているがこれに限定されない。
【0073】
(筐体2の構成)
筐体2の収容部22は、
図6(a)~
図6(c)に示すように、導光体3が緩やかに曲がっているので、導光体3の曲がりに応じた形状を有している。
【0074】
また収容部22は、円筒形を有して前面20cから突出する円筒突出部225を取付部20側に有している。この円筒突出部225は、
図9(a)及び
図9(b)に示すように、導光体3の第1の端面30側が挿入される挿入孔225aを有している。この挿入孔225aは、
図8(a)に示すように、収容凹部222側が狭く、光源部4側が広くなっている。導光体3は、挿入孔225aに挿入されることで、第1の端面30が光源部4の発光素子41と対向する。
【0075】
収容凹部222は、一例として、
図6(b)に示すように、出射面32と対向する対向面33と接触する複数のリブ222dを底面部222cに有している。本実施の形態のリブ222dは、第1の貫通孔224aと第2の貫通孔224bを挟むように2つ設けられ、また第3の貫通孔224c及び第4の貫通孔224dを挟むように2つ設けられている。なおリブ222dは、導光体3の対向面33に設けられても良い。なお照明装置1は、リブ222dを備えず、導光体3と底面部222cが接触する構成であっても良い。
【0076】
(導光体3の構成)
導光体3は、一例として、
図6(a)~
図6(c)に示すように、柱体形状を有し、途中で緩やかに曲がっているがこれに限定されない。導光体3は、第1の凹部340aと第3の凹部340bを左側面34側に有し、第2の凹部350aと第4の凹部350bを右側面35側に有している。また導光体3は、収容部22側の左側面34に突出部37を有している。
【0077】
(照明装置1の組み付けについて)
まず
図9(a)に示すように、導光体3が第1の端面30から筐体2の挿入孔225aに挿入される。
【0078】
次に
図9(b)に示すように、突出部37が切欠凹部26の位置に移動するまで導光体3を挿入孔225aに挿入し、続いて突出部37が切欠凹部26に嵌め込まれる。この際、突出部37は、切欠凹部26の斜面261に接触するので、挿入孔225aの方向、つまり筐体2の終端部27から離れる方向に導光体3を移動させ、取付部20側の接触面370が切欠面260に接触するまで嵌め込まれる。この突出部37の接触面370と切欠凹部26の切欠面260の接触により、導光体3は、筐体2に位置決めされる。
【0079】
次に
図10(a)に示すように、取付部20から近い第1の被保持部36cが第1の保持部249aの下面24cと底面部222cで挟まれ、第2の被保持部36dが第2の保持部249bの下面24dと底面部222cで挟まれるように、導光体3が収容凹部222の底面部222cの方向に押し込まれる。
【0080】
次に
図10(b)に示すように、取付部20から遠い第3の被保持部36eが第3の保持部249cの下面24eと底面部222cで挟まれ、第4の被保持部36fが第4の保持部249dの下面24dと底面部222cで挟まれるように、導光体3が収容凹部222の底面部222cの方向に押し込まれる。
【0081】
次に
図11に示すように、光源部4が筐体2の取付部20の取付開口200に取り付けられ、照明装置1の組み付けが終了する。
【0082】
(第2の実施の形態の効果)
本実施の形態の照明装置1は、導光体3が筐体2に取り付けられた状態で光源部4を取り付けることができるので、導光体を筐体と光源部とで挟む場合と比べて、導光体3が筐体2から外れることがなく、作業がし易くなって組み付けの作業性を向上させることができる。
【0083】
照明装置1は、取付部20に近い位置に筐体2と導光体3の位置決め用の切欠凹部26と突出部37を有しているので、この構成を採用しない場合と比べて、どの程度導光体3を挿入すれば良いのかが分かり易く、作業性が向上し、また第1の端面30と発光素子41までの距離の精度が高くなる。また照明装置1は、どの程度導光体3を挿入すれば良いかが分かり易いので、第1の端面30の移動を停止させる部材を筐体2に設けなくても良い。
【0084】
照明装置1は、どの程度導光体3を挿入すれば良いかが分かり易いので、導光体3と光源部4との接触を抑制することができることから、筐体2に光源部4を取り付けてから導光体3を筐体2に取り付けることも可能となる。
【0085】
照明装置1は、切欠凹部26と突出部37とによって簡易的な位置決めができるので、この構成を採用しない場合と比べて、保持部24と被保持部36の嵌め合いの作業性が向上する。
【0086】
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0087】
1…照明装置、2…筐体、3…導光体、4…光源部、5…コネクタ部、6…照明対象、7…取付側部材、9…車両、10…照明光、20…取付部、20a…側面、20b…側面、20c…前面、20d…背面、20e…下面、22…収容部、22a…下面、24…保持部、24a…第1の保持部、24b…第2の保持部、24c~24f…下面、25…取付片、26…切欠凹部、27…終端部、30…第1の端面、31…第2の端面、32…出射面、33…対向面、33a…溝、34…左側面、35…右側面、36…被保持部、36a…第1の被保持部、36b…第2の被保持部、36c~36f…第1の被保持部~第4の被保持部、37…突出部、40…筐体、41…発光素子、42…レンズ、43…光、44…光軸、100…照明範囲、200…取付開口、200a、200b…内面、200c…上内面、200d…底面、200e…開口、201…ガイドリブ、202a、202b…貫通孔、220…端部、220a…端面、220b、220c…内面、221…挿入開口、222…収容凹部、222a…第1の壁部、222b…第2の壁部、222c…底面部、222d…リブ、223…露出開口、224a~224d…第1の貫通孔~第4の貫通孔、225…円筒突出部、225a…挿入孔、240…保持凹部、241…爪部、241a…斜面、242…壁部、243…下部爪部、243a…斜面、244…保持凹部、245…爪部、245a…斜面、246…壁部、247…下部爪部、247a…斜面、248a、248b…ガイドリブ、248c…傾斜部、248d…リブ、249a~249d…第1の保持部~第4の保持部、260…切欠面、261…斜面、340a…第1の凹部、340b…第3の凹部、350a…第2の凹部、350b…第4の凹部、370…接触面、400…前面、400a…円筒部、401…第1の側面、401a…光源部側爪部、402…第2の側面、402a…光源部側爪部、403…下面