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特開2024-48349熱処理装置、その動作方法、及びフォトスピナー設備
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024048349
(43)【公開日】2024-04-08
(54)【発明の名称】熱処理装置、その動作方法、及びフォトスピナー設備
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/677 20060101AFI20240401BHJP
   H01L 21/027 20060101ALI20240401BHJP
【FI】
H01L21/68 A
H01L21/30 567
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023125839
(22)【出願日】2023-08-01
(31)【優先権主張番号】10-2022-0122604
(32)【優先日】2022-09-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】518162784
【氏名又は名称】セメス カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【弁理士】
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100208580
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 玲奈
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】イ,ジョン グン
(72)【発明者】
【氏名】オ,ジン テク
【テーマコード(参考)】
5F131
5F146
【Fターム(参考)】
5F131AA02
5F131BA13
5F131BA14
5F131BB04
5F131BB23
5F131CA03
5F131CA07
5F131DA22
5F131DA32
5F131DA42
5F131DB02
5F131DB54
5F131DB58
5F131DB76
5F131EA04
5F131GA14
5F131GA33
5F131HA09
5F131HA12
5F131HA13
5F131JA08
5F131JA12
5F146KA04
(57)【要約】
【課題】低い真空圧を用いて基板の変形を最小限に抑えることにより、基板の全領域に均一に熱を加えることができる熱処理装置、その動作方法、及びフォトスピナー設備を提供する。
【解決手段】本発明による基板に対する熱処理を行う熱処理装置は、円板状に提供されるベースプレートと、前記ベースプレートの上面に設けられた支持ピンと、前記ベースプレートを貫通して設けられた真空ホールと、前記ベースプレートの上面に前記支持ピンよりも低い高さで突設される突出部材と、を含む。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板に対する熱処理を行う熱処理装置であって、
円板状に提供されるベースプレートと、
前記ベースプレートの上面に設けられた支持ピンと、
前記ベースプレートを貫通して設けられた真空ホールと、
前記ベースプレートの上面に前記支持ピンよりも低い高さで突設される突出部材と、を含む、熱処理装置。
【請求項2】
前記ベースプレートの下面に備えられた熱線を介して前記基板に熱が加えられる、請求項1に記載の熱処理装置。
【請求項3】
前記支持ピン、真空ホール及び突出部材は、互いに隣接して位置する、請求項1に記載の熱処理装置。
【請求項4】
前記突出部材は、前記ベースプレートの中心から周方向に沿って壁状に設けられる、請求項1に記載の熱処理装置。
【請求項5】
前記突出部材は、
前記ベースプレートの中心から周方向に沿って壁状に設けられる内側突出部材と、
前記ベースプレートの中心に対して前記内側突出部材の外側に周方向に沿って壁状に設けられる外側突出部材と、を含む、請求項4に記載の熱処理装置。
【請求項6】
前記支持ピンは、
前記内側突出部材の周辺に沿って配列される内側支持ピンと、
前記外側突出部材の周辺に沿って配列される外側支持ピンと、を含む、請求項5に記載の熱処理装置。
【請求項7】
前記真空ホールは、
前記内側突出部材の周辺に沿って配列される内側真空ホールと、
前記外側突出部材の周辺に沿って配列される外側真空ホールと、を含む、請求項5に記載の熱処理装置。
【請求項8】
前記外側突出部材の外側に外側真空ホールが周方向に沿って設けられ、
前記外側突出部材の内側に外側支持ピンが周方向に沿って設けられる、請求項5に記載の熱処理装置。
【請求項9】
前記内側突出部材の外側に内側支持ピンが周方向に沿って設けられ、
前記内側支持ピンの外側に内側真空ホールが周方向に沿って設けられる、請求項5に記載の熱処理装置。
【請求項10】
基板に対する熱処理を行う熱処理装置の動作方法であって、
前記熱処理装置は、
円板状に提供されるベースプレートと、
前記ベースプレートの上面に設けられた支持ピンと、
前記ベースプレートを貫通して設けられた真空ホールと、
前記ベースプレートの上面に前記支持ピンよりも低い高さで突設される突出部材と、を含み、
前記熱処理装置の動作方法は、
前記基板を前記支持ピンに着座させるステップと、
前記基板を前記ベースプレートの方向に密着させるために第1真空圧を前記真空ホールに印加するステップと、
前記ベースプレートに備えられた熱線へ電力を供給して前記基板に対する熱処理を行う熱処理ステップと、
前記熱処理が行われる間に、第2真空圧を前記真空ホールに印加するステップと、を含む、熱処理装置の動作方法。
【請求項11】
前記第2真空圧は、前記第1真空圧よりも大きく設定される、請求項10に記載の熱処理装置の動作方法。
【請求項12】
フォトスピナー設備であって、
基板の収納された容器から前記基板を搬送するインデックスモジュールと、
前記基板に対して塗布工程及び現像工程を行い、前記基板に対する熱処理を行うベークユニットを有する処理モジュールと、
前記処理モジュールを外部の露光設備と連結するインターフェースモジュールと、を含み、
前記ベークユニットは、
円板状に提供されるベースプレートと、
前記ベースプレートの上面に設けられた支持ピンと、
前記ベースプレートを貫通して設けられた真空ホールと、
前記ベースプレートの上面に前記支持ピンよりも低い高さで突設される突出部材と、を含み、
前記基板を前記ベースプレートの方向に密着させるために第1真空圧が前記真空ホールに印加され、
前記基板に対する熱処理が行われる間に前記第1真空圧よりも低い第2真空圧が前記真空ホールに印加される、フォトスピナー設備。
【請求項13】
前記ベースプレートの下面に備えられた熱線を介して前記基板に熱が印加される、請求項12に記載のフォトスピナー設備。
【請求項14】
前記支持ピン、真空ホール及び突出部材は、互いに隣接して位置する、請求項12に記載のフォトスピナー設備。
【請求項15】
前記突出部材は、前記ベースプレートの中心から周方向に沿って壁状に設けられる、請求項12に記載のフォトスピナー設備。
【請求項16】
前記突出部材は、
前記ベースプレートの中心から周方向に沿って壁状に設けられる内側突出部材と、
前記ベースプレートの中心に対して前記内側突出部材の外側に周方向に沿って壁状に設けられる外側突出部材と、を含む、請求項15に記載のフォトスピナー設備。
【請求項17】
前記支持ピンは、
前記内側突出部材の周辺に沿って配列される内側支持ピンと、
前記外側突出部材の周辺に沿って配列される外側支持ピンと、を含む、請求項16に記載のフォトスピナー設備。
【請求項18】
前記真空ホールは、
前記内側突出部材の周辺に沿って配列される内側真空ホールと、
前記外側突出部材の周辺に沿って配列される外側真空ホールと、を含む、請求項16に記載のフォトスピナー設備。
【請求項19】
前記外側突出部材の外側に外側真空ホールが周方向に沿って配置され、
前記外側突出部材の内側に外側支持ピンが周方向に沿って配置される、請求項16に記載のフォトスピナー設備。
【請求項20】
前記内側突出部材の外側に内側支持ピンが周方向に沿って設けられ、
前記内側支持ピンの外側に内側真空ホールが周方向に沿って設けられる、請求項16に記載のフォトスピナー設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板に対して熱処理を行う熱処理装置、熱処理装置の動作方法、及び熱処理装置としてベークユニットを含むフォトスピナー設備に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体製造工程は、基板(ウェーハ)上に数十~数百段階の処理工程を経て最終製品を製造する工程であって、工程ごとに当該工程を行う製造設備によって行われることができる。半導体製造工程のうち、基板上にパターンを形成するための露光(lithography)工程の前に、基板上に液膜を形成する塗布工程が適用される。
【0003】
基板上に液膜を形成した後、且つ露光後に、基板に熱エネルギーを加える熱処理工程(又はベーク工程)が行われる。熱処理工程は、基板の下部から熱エネルギーを基板に印加するが、このとき、基板の全領域に均一に熱エネルギーを加えることが重要である。ところが、半導体製造工程が行われる過程で基板が反るwarpageが発生し、基板の反りにより下部の熱源から基板に加えられる熱エネルギーが基板の領域ごとに異なるという問題がある。
【0004】
韓国特許第10-1914483号には、反った基板に均一に熱を加えるために真空ホールを介して真空圧を印加して基板を支持プレートに吸着させる方法が提示されている。しかし、基板の密着に大きい真空圧が要求されるが、大きい真空圧を印加する場合、基板の反りの程度によって基板の変形も大きくなり、これは、温度分布に悪影響を及ぼす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国特許第10-0467916号公報
【特許文献2】韓国公開特許第10-2001-0076522号公報
【特許文献3】韓国特許第10-1914483号公報
【特許文献4】韓国特許第10-2385650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の実施形態は、低い真空圧を用いて基板の変形を最小限に抑えることにより、基板の全領域に均一に熱を加えることができる熱処理装置、その動作方法、及びフォトスピナー設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による基板に対する熱処理を行う熱処理装置は、円板状に提供されるベースプレートと、前記ベースプレートの上面に設けられた支持ピンと、前記ベースプレートを貫通して設けられた真空ホールと、前記ベースプレートの上面に支持ピンよりも低い高さで突設される突出部材と、を含む。
【0008】
本発明の実施形態によれば、前記ベースプレートの下面に備えられた熱線を介して前記基板に熱が加えられてもよい。
【0009】
本発明の実施形態によれば、前記支持ピン、真空ホール及び突出部材は、互いに隣接して位置してもよい。
【0010】
本発明の実施形態によれば、突出部材は、前記ベースプレートの中心から周方向に沿って壁状に設けられてもよい。
【0011】
本発明の実施形態によれば、前記突出部材は、前記ベースプレートの中心から周方向に沿って壁状に設けられる内側突出部材と、前記ベースプレートの中心に対して前記内側突出部材の外側に周方向に沿って壁状に設けられる外側突出部材と、を含んでもよい。
【0012】
本発明の実施形態によれば、前記支持ピンは、前記内側突出部材の周辺に沿って配列される内側支持ピンと、前記外側突出部材の周辺に沿って配列される外側支持ピンと、を含んでもよい。
【0013】
本発明の実施形態によれば、前記真空ホールは、前記内側突出部材の周辺に沿って配列される内側真空ホールと、前記外側突出部材の周辺に沿って配列される外側真空ホールと、を含んでもよい。
【0014】
本発明の実施形態によれば、前記外側突出部材の外側に外側真空ホールが周方向に沿って設けられ、前記外側突出部材の内側に外側支持ピンが周方向に沿って設けられてもよい。
【0015】
本発明の実施形態によれば、前記内側突出部材の外側に内側支持ピンが周方向に沿って設けられ、前記内側支持ピンの外側に内側真空ホールが周方向に沿って設けられてもよい。
【0016】
本発明による基板に対する熱処理を行う熱処理装置の動作方法は、前記基板を前記支持ピンに着座させるステップと、前記基板を前記ベースプレートの方向に密着させるために第1真空圧を前記真空ホールに印加するステップと、前記ベースプレートに備えられた熱線へ電力を供給して前記基板に対する熱処理を行う熱処理ステップと、前記熱処理が行われる間に、第2真空圧を前記真空ホールに印加するステップと、を含む。
【0017】
本発明の実施形態によれば、前記第2真空圧は、前記第1真空圧よりも大きく設定されてもよい。
【0018】
本発明によるフォトスピナー装置は、基板の収容された容器から前記基板を搬送するインデックスモジュールと、前記基板に対して塗布工程及び現像工程を行い、前記基板に対する熱処理を行うベークユニットを有する処理モジュールと、前記処理モジュールを外部の露光設備に連結するインターフェースモジュールと、を含む。前記ベークユニットは、円板状に提供されるベースプレートと、前記ベースプレートの上面に設けられた支持ピンと、前記ベースプレートを貫通して設けられた真空ホールと、前記ベースプレートの上面に支持ピンよりも低い高さで突設される突出部材と、を含む。前記基板を前記ベースプレートの方向に密着させるために第1真空圧が前記真空ホールに印加され、前記基板に対する熱処理が行われる間に前記第1真空圧よりも低い第2真空圧が前記真空ホールに印加される。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、ベースプレートの上面に設けられた突出部材によって空気流の抵抗が増加するので、低い真空圧によっても基板がベースプレートに向かって密着することができるため、基板の変形を最小限に抑えることができる。したがって、低い真空圧を用いて基板を吸着するので、基板の変形が少なくて基板の全領域に均一に熱を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明が適用できるフォトスピナー設備の外観を概略的に示す。
図2】フォトスピナー設備の概略レイアウトを示す。
図3】フォトスピナー設備の塗布ブロックを示す。
図4】上方から見た熱処理装置を概略的に示す。
図5図4に示された熱処理装置のA-B線部分を示す断面図である。
図6図5の熱処理装置の断面図における気流の流れを示す図である。
図7】本発明による熱処理装置の動作方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施し得るように詳細に説明する。本発明は、種々の異なる形態で実現でき、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0022】
本発明を明確に説明するために、説明と関係のない部分は省略し、明細書全体にわたり、同一又は類似の構成要素に対しては同一の参照符号を付す。
【0023】
また、幾つかの実施形態において、同一の構成を有する構成要素については、同一の符号を用いて代表的な実施形態でのみ説明し、それ以外の他の実施形態では、代表的な実施形態とは異なる構成についてのみ説明する。
【0024】
明細書全体において、ある部分が他の部分と「連結(又は結合)」されているとするとき、これは、「直接的に連結(又は結合)」されている場合だけでなく、別の部材を挟んで「間接的に連結(又は結合)」されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
【0025】
他に定義されない限り、技術的又は科学的用語を含めてここで使用されるすべての用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって一般に理解されるのと同じ意味を持っている。一般的に使用される辞書に定義されている用語は、関連技術の文脈上の意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、本出願で明確に定義しない限り、理想的又は過度に形式的な意味で解釈されない。
【0026】
図1は、本発明が適用できるフォトスピナー設備1の外観を概略的に示す。図2は、フォトスピナー設備1の概略的なレイアウトを示す。図3は、フォトスピナー設備1の塗布ブロック30aを示す。
【0027】
図1図3を参照すると、フォトスピナー設備1は、基板Wの収納された容器10から基板Wを搬送するインデックスモジュール20と、基板Wに対して塗布工程及び現像工程を行い、基板Wに対する熱処理を行うベークユニット3200を有する処理モジュール30と、処理モジュール30を外部の露光設備50と連結するインターフェースモジュール40と、を含む。
【0028】
インデックスモジュール20、処理モジュール30及びインターフェースモジュール40は、順次一列に配置できる。以下、インデックスモジュール20、処理モジュール30及びインターフェースモジュール40が配列された方向を第1水平方向Xと呼び、上方から見て第1水平方向Xに対して垂直な方向を第2水平方向Yと呼び、第1水平方向Xと第2水平方向Yに対して垂直な方向を垂直方向Zと呼ぶ。
【0029】
インデックスモジュール20は、基板Wの収納された容器10から基板Wを処理モジュール30へ搬送し、処理済みの基板Wを容器10に収納する。インデックスモジュール20の長手方向は、第2水平方向Yに提供される。インデックスモジュール20は、ロードポート22とインデックスフレーム24を有する。インデックスフレーム24を基準に、ロードポート22は処理モジュール30の反対側に位置する。基板Wの収納された容器10は、ロードポート22に載置される。ロードポート22は、複数が提供され、複数のロードポート2は、第2水平方向Yに沿って配置されることができる。
【0030】
容器10としては、FOUP(フロントオープニングユニフッァイドポッド)などの密閉用容器10が使用できる。容器10は、オーバーヘッドトランスファ(Overhead Transfer)、オーバーヘッドコンベヤー(Overhead Conveyor)、又はAGV(Automatic Guided Vehicle)などの搬送手段(図示せず)又は作業者によってロードポート22に載置できる。
【0031】
インデックスフレーム24の内部には、インデックスロボット2200が提供される。インデックスフレーム24内には、長手方向が第2水平方向Yに提供されたガイドレール2300が設けられ、インデックスロボット2200は、ガイドレール2300上で移動可能に設けられることができる。インデックスロボット2200は、基板Wが載置されるハンド2220を含み、ハンド2220は、前進及び後進移動、垂直方向Zを軸とした回転、及び垂直方向Zに沿って移動可能に設けられることができる。
【0032】
処理モジュール30は、基板Wに対して塗布工程及び現像工程を行う。
【0033】
処理モジュール30は、塗布ブロック30a及び現像ブロック30bを有する。塗布ブロック30aは、基板Wに対して塗布工程を行い、現像ブロック30bは、基板Wに対して現像工程を行う。塗布ブロック30aは、複数が提供され、これらの塗布ブロックは、互いに積層されるように設けられる。現像ブロック30bは、複数が提供され、これらの現像ブロック30bは、互いに積層されるように設けられる。
【0034】
図1の実施形態によれば、塗布ブロック30aは3つが提供され、現像ブロック30bは3つが提供される。塗布ブロック30aは、現像ブロック30bの下に配置されることができる。一例によれば、3つの塗布ブロック30aは、互いに同じ工程を行い、互いに同一の構造で提供されることができる。また、3つの現像ブロック30bは、互いに同一の工程を行い、互いに同一の構造で提供されることができる。ただし、本発明が適用できるフォトスピナー設備1における塗布ブロック30aと現像ブロック30bの配置及び構成は、図1のような構造に限定されず、様々な変更が適用できる。
【0035】
図2を参照すると、塗布ブロック30aは、ベークユニット3200、搬送部3400及び液処理部3600を含む。
【0036】
搬送部3400は、塗布ブロック30a内でベークユニット3200と液処理部3600との間に基板Wを搬送する。搬送部3400は、第1移動通路である第1搬送区間3402と、第2移動通路である第2搬送区間3404と、を含むことができる。第1搬送区間3402及び第2搬送区間3404は、その長手方向が第1水平方向Xと平行に提供され、互いに連結される。第1、2搬送区間3402、3404には、第1、2搬送ロボット3422、3424がそれぞれ設けられる。
【0037】
一例によれば、第1、2搬送ロボット3422、3424は、基板Wが載置されるロボットハンド3420を有し、ロボットハンド3420は、前進及び後進移動、垂直方向Zを軸とした回転、及び垂直方向Zに沿って移動可能に設けられることができる。第1、2搬送区間3402、3404内には、その長手方向が第1水平方向Xと平行に提供されるガイドレール3300が設けられ、搬送ロボット3422、3424は、ガイドレール3300上で移動可能に設けられることができる。
【0038】
図2を参照すると、第1、2搬送区間3402、3404は、互いに同一の構造で提供されることができる。第1搬送区間3402は、インデックスモジュール20にさらに隣接して位置し、第2搬送区間3404は、インターフェースモジュール40にさらに隣接して位置する。
【0039】
ベークユニット3200は、基板Wに対して熱処理工程を行う。ベークユニット3200は、後述する熱処理装置100の一例に該当する。熱処理工程は、冷却工程及び加熱工程を含むことができる。液処理部3600は、基板W上に液を供給して液膜を形成する。液膜は、フォトレジスト膜及び反射防止膜であってもよい。
【0040】
液処理部3600は、基板に反射防止膜を塗布する液処理チャンバを有する第1液処理部3600-1と、反射防止膜の塗布された基板にフォトレジスト膜を塗布する液処理チャンバを有する第2液処理部3600-2と、を含むことができる。第1液処理部3600-1は第1搬送区間3402の一側に配置され、第2液処理部3600-2は第2搬送区間3404の一側に配置される。
【0041】
液処理部3600は、複数の液処理チャンバ3602、3604を有する。液処理チャンバ3602、3604は、搬送部3400の長手方向に沿って複数個が配置できる。また、液体処理チャンバ3602、3604の一部は、互いに積層されるように設けられてもよい。
【0042】
ベークユニット3200は、反射防止膜の塗布に関連して基板を熱処理する熱処理チャンバ3202を有する第1ベークユニット3200-1と、フォトレジストの塗布に関連して基板を熱処理する熱処理チャンバ3204を有する第2ベークユニット3200-2と、を含むことができる。第1ベークユニット3200-1は第1搬送区間3402の一側に配置され、第2ベークユニット3200-2は第2搬送区間3404の一側に配置される。第1搬送区間3402の側部に配置される熱処理チャンバ3202を前段熱処理チャンバと呼び、第2搬送区間3404の側部に配置される熱処理チャンバ3204を後段熱処理チャンバと呼ぶ。
【0043】
すなわち、基板に反射防止膜を形成するための第1液処理部3600-1、第1ベークユニット3200-1が第1搬送区間3402に配置され、基板にフォトレジスト膜を形成するための第2液処理部3600-2、第2ベークユニット3200-2は、第2搬送区間3404に配置される。
【0044】
一方、処理モジュール30は、複数のバッファチャンバ3802、3804を含む。バッファチャンバ3802、3804のうち、一部のバッファチャンバ3802は、インデックスモジュール20と搬送部3400との間に配置される。バッファチャンバ3802は、前段バッファと呼ばれることがある。バッファチャンバ3802は、複数設けられ、垂直方向Zに互いに積層されるように位置する。バッファチャンバ3802、3804のうち、他の一部のバッファチャンバ3804は、搬送部3400とインターフェースモジュール40との間に配置される。バッファチャンバ3804は、後段バッファチャンバと呼ばれることがある。バッファチャンバ3804は、複数設けられ、垂直方向Zに互いに積層されるように位置する。バッファチャンバ3802、3804は、複数の基板Wを一時的に保管する。一方、バッファチャンバ3802、3804には、基板を搬送するためのバッファ搬送ロボット3812、3814が設けられることができる。
【0045】
インターフェースバッファ4100は、塗布ブロック30a、付加工程チャンバ4200、露光設備50、及び現像ブロック30bの間で搬送される基板Wが搬送途中に一時的に留まる空間を提供する。インターフェースバッファ4100は、複数個が設けられ、複数のインターフェースバッファ4100は、互いに積層されるように設けられてもよい。
【0046】
搬送部材4600は、塗布ブロック30a、付加工程チャンバ4200、露光設備50、及び現像ブロック30bの間で基板Wを搬送する。搬送部材4600は、1つ又は複数のロボットから構成できる。一例によれば、搬送部材4600は、第1インターフェースロボット4602及び第2インターフェースロボット4606を含むことができる。
【0047】
第1インターフェースロボット4602は、塗布ブロック30a、付加工程チャンバ4200、及びインターフェースバッファ4100の間で基板Wを搬送し、第2インターフェースロボット4606は、インターフェースバッファ4100と露光設備50との間で基板Wを搬送するように提供できる。
【0048】
インデックスロボット2200、第1インターフェースロボット4602、第2インターフェースロボット4606のハンドはいずれも、搬送ロボット3422、3424のロボットハンド3420と同じ形状に提供されてもよい。選択的に、熱処理チャンバの搬送プレート3240と直接基板Wをやり取りするロボットのハンドは、搬送ロボット3422、3424のロボットハンド3420と同じ形状に設けられ、残りのロボットのハンドは、これとは異なる形状に設けられてもよい。
【0049】
図2を再び参照すると、冷却搬送モジュール3900は、第1搬送ロボット3422と第2搬送ロボット3424との間の基板搬送及び基板冷却のために提供される。冷却搬送モジュール3900は、第1搬送ロボット3422の第1移動通路と第2搬送ロボット3424の第2移動通路とが当接する境界に隣接するベークユニット3200に配置される。冷却搬送モジュール3900は、熱処理チャンバのように多段に積層配置されてもよい。
【0050】
以下、本発明による熱処理装置100について説明する。本発明の熱処理装置100は、フォトスピナー設備1のベークユニット3200に相当することができる。
【0051】
図4は、上方から見た熱処理装置100を概略的に示し、図5は、図4に示された熱処理装置100のA-B線部分を示す断面図、図6は、図5の熱処理装置100の断面図における気流の流れを示す図である。
【0052】
本発明による基板Wに対する熱処理を行う熱処理装置100は、円板状に提供されるベースプレート110と、ベースプレート110の上面に設けられた支持ピン120と、ベースプレート110を貫通して設けられた真空ホール130と、ベースプレート110の上面に支持ピン120よりも低い高さで突設される突出部材140と、を含む。
【0053】
本発明によれば、基板Wが支持ピン120に着座すると、真空ホール130を介して真空圧が印加されて基板Wがベースプレート110に向かって支持ピン120に密着する。ここで、真空ホール130に印加される真空圧により基板Wと突出部材140との間の空間が狭くなるため、空気流の抵抗が増加し、相対的に大きい気圧が形成されるため、真空ホール130に低い真空圧が印加されても、基板Wがベースプレートに向かって密着することができる。その後、熱線105から熱エネルギーが基板Wに伝達されるが、このとき、基板Wの固定のために低い真空圧が使用されるので、基板の変形が少なくて基板の全領域に均一に熱が印加できる。
【0054】
ベースプレート110は、基板Wに対応する円板形状を有し、窒化アルミニウム(AlN)素材で構成できる。図5を参照すると、ベースプレート110の上面には、基板Wを支持するための支持ピン120、及び気流調節のための突出部材140が設けられる。ベースプレート110の下面には、熱線105がコーティング層107によって埋め込まれた状態で取り付けられることができる。ベースプレート110の下面に備えられた熱線を介して前記基板に熱が加えられることができる。
【0055】
一方、ベースプレート110の上面と下面を貫通する真空ホール130が設けられる。各真空ホール130は、管を介して真空ポンプと連結され、真空ポンプは、真空ホール130に真空圧を印加することにより、図6に示すように基板Wとベースプレート110との間の空間に気流を形成することができる。
【0056】
図4を参照すると、基板Wの中心CPから周方向に支持ピン120及び真空ホール130が複数設けられ、突出部材140は、基板Wと同一の中心CPを有する円形に設けられ得る。本発明によれば、突出部材140は、ベースプレート110の中心CPから周方向に沿って壁状に設けられることができる。図5に示すように、突出部材140の高さH2は、支持ピン120の高さH1よりも低く構成されるが、これにより、突出部材140が基板Wに接触することなく、突出部材140と基板Wとの間に空間が生じることがある。突出部材140は、ベースプレート110と同じ素材で構成できる。突出部材140は、ベースプレート110と一体に設けられてもよく、ベースプレート110の上面に付着又は挿入されてもよい。
【0057】
本発明によれば、支持ピン120、真空ホール130及び突出部材140は、互いに隣接して位置することができる。真空ホール130が支持ピン120の周辺に位置するので、真空ホール130の周辺に一層強い気流が形成され、強い気流によって基板Wが支持ピン120に強く密着することができる。また、突出部材140が支持ピン120及び真空ホール130の周辺に位置することにより、突出部材140によって形成される高い気圧により基板Wが支持ピン120に一層強く密着することができる。
【0058】
本発明によれば、突出部材140は、ベースプレート110の中心CPから周方向に沿って壁状に設けられる内側突出部材140Aと、ベースプレート110の中心CPに対して内側突出部材140Aの外側に周方向に沿って壁状に設けられる外側突出部材140Bと、を含む。支持ピン120は、内側突出部材140Aの周辺に沿って配置される内側支持ピン120Aと、外側突出部材140Bの周辺に沿って配列される外側支持ピン120Bと、を含む。真空ホール130は、内側突出部材140Aの周辺に沿って配列される内側真空ホール130Aと、外側突出部材140Bの周辺に沿って配列される外側真空ホール130Bと、を含む。本明細書において、内側方向は、ベースプレート110の中心CPに向かう方向を指し示し、外側方向は、内側方向とは反対の方向であって、ベースプレート110の中心CPから外側に向かう方向を指し示す。
【0059】
図4を参照すると、ベースプレート110の中心CPの周辺に内側突出部材140A、内側支持ピン120A、内側真空ホール130Aが周方向に沿って設けられ、ベースプレート110の外郭部において内側真空ホール130Aの外側から外側支持ピン120B、外側突出部材140B、外側真空ホール130Bが周方向に沿って設けられる。
【0060】
すなわち、外側突出部材140Bの外側に外側真空ホール130Bが周方向に沿って設けられ、外側突出部材140Bの内側に外側支持ピン120Bが周方向に沿って設けられる。また、内側突出部材140Aの外側に内側支持ピン120Aが周方向に沿って設けられ、内側支持ピン120Aの外側に内側真空ホール130Aが周方向に沿って設けられる。
【0061】
言い換えれば、内側真空ホール130Aの両側に内側支持ピン120Aと外側支持ピン120Bがそれぞれ位置し、内側支持ピン120Aの内側に内側突出部材140Aが位置し、外側支持ピン120Bの外側に外側突出部材140Bが設けられる。内側突出部材140Aと外側突出部材140Bによって狭くなった空気流空間に強い気圧が形成されるので、相対的に低い真空圧が真空ホール130に印加されても、内側真空ホール130Aの両側に位置した内側支持ピン120Aと外側支持ピン120Bに基板Wが強く密着することができる。
【0062】
一方、真空ホール130に印加される真空圧の大きさは、基板Wに対する工程ステップによって異なることができる。例えば、初期に基板Wが支持ピン120に着座するときに高い真空圧(例えば-10kpa)が真空ホール130に印加でき、その後、基板Wに対する熱処理工程が行われるときに低い真空圧(例えば、-2kpa)が真空ホール130に印加できる。基板Wが投入された初期には、相対的に高い真空圧を印加して基板Wの下部に強い気流を誘導して基板Wに対する牽引力をベースプレート110の方向に発生させ、基板Wが支持ピン120に密着した後は、相対的に低い真空圧を印加して基板Wの固定状態を維持することができる。
【0063】
図7は、本発明による熱処理装置100の動作方法を示すフローチャートである。図7は、図4図6を参照して説明した熱処理装置100によって行われる熱処理工程を説明するためのフローチャートである。ここで、熱処理装置100は、円板状に提供されるベースプレート110と、ベースプレート110の上面に設けられた支持ピン120と、ベースプレート110を貫通して設けられた真空ホール130と、ベースプレート110の上面に支持ピン120よりも低い高さで突設される突出部材140と、を含む。
【0064】
本発明による熱処理装置100の動作方法は、基板Wを前記支持ピンに着座させるステップ(S710)と、基板Wをベースプレート110の方向に密着させるために第1真空圧を真空ホール130に印加するステップ(S720)と、ベースプレート110に備えられた熱線へ電力を供給して基板Wに対する熱処理を行うステップ(S730)と、熱処理が行われる間に第2真空圧を真空ホールに印加するステップ(S740)と、を含む。
【0065】
本発明によれば、第1真空圧印加ステップ(S720)及び第2真空圧印加ステップ(S740)で真空ホール130を介して真空圧が印加されて基板Wがベースプレート110に向かって支持ピン120に密着する。ここで、真空ホール130に印加される真空圧により基板Wと突出部材140との間の空間が狭くなるため、空気流の抵抗が増加し、相対的に大きい気圧が形成されるため、真空ホール130に低い真空圧が印加されても、基板Wがベースプレートに向かって密着することができる。熱処理ステップ(S730)で熱エネルギーが基板Wに伝達されるが、このとき、基板Wの固定のために低い真空圧が使用されるので板の変形が少なくて基板の全領域に均一に熱が加えられることができる。
【0066】
第1真空圧印加ステップ(S720)と第2真空圧印加ステップ(S740)で適用される真空圧の大きさが異なることがあるが、第2真空圧の大きさ(絶対値)が第1真空圧の大きさ(絶対値)よりも小さく設定できる。すなわち、初期に印加される第1真空圧の絶対値は、第2真空圧の絶対値よりも大きく設定できる。例えば、第1真空圧印加ステップ(S720)で基板Wが支持ピン120に着座するとき、高い真空圧(例えば、-10kpa)が真空ホール130に印加されることができる。その後、第2真空圧印加ステップ(S740)で低い真空圧(例えば、-2kpa)が真空ホール130に印加されることができる。基板Wが投入された初期には、相対的に高い真空圧を印加して基板Wの下部に強い気流を誘導することにより、基板Wに対する牽引力をベースプレート110の方向に発生させ、基板Wが支持ピン120に密着した後は、相対的に低い真空圧を印加して基板Wの固定状態を維持することができる。
【0067】
上述した熱処理装置100、及び熱処理装置100の動作方法は、先立って図1図3を参照して説明したフォトスピナー設備1のベークユニット3200に適用できる。本発明によるフォトスピナー設備1は、基板Wの収納された容器から前記基板を搬送するインデックスモジュール20と、基板Wに対して塗布工程及び現像工程を行い、基板Wに対する熱処理を行うベークユニット3200を有する処理モジュール30と、処理モジュール30を外部の露光設備と連結するインターフェースモジュール40と、を含む。ベークユニット3200は、円板状に提供されるベースプレート110と、ベースプレート110の上面に設けられた支持ピン120と、ベースプレート110を貫通して設けられた真空ホール130と、ベースプレート110の上面に支持ピン120よりも低い高さで突設される突出部材140と、を含む。ここで、基板Wをベースプレート110の方向に密着させるために、第1真空圧が真空ホール130に印加され、基板Wに対する熱処理が行われる間に、第1真空圧よりも低い第2真空圧が真空ホール130に印加される。
【0068】
本発明によれば、ベースプレート110の下面に備えられた熱線105を介して基板Wに熱が加えられることができる。
【0069】
本発明によれば、支持ピン120、真空ホール130及び突出部材140は、互いに隣接して位置することができる。
【0070】
本発明によれば、突出部材140は、ベースプレート110の中心CPから周方向に沿って壁状に設けられることができる。
【0071】
本発明によれば、突出部材140は、ベースプレート110の中心CPから周方向に沿って壁状に設けられる内側突出部材140Aと、ベースプレート110の中心CPに対して内側突出部材140Aの外側に周方向に沿って壁状に設けられる外側突出部材140Bと、を含むことができる。
【0072】
本発明によれば、支持ピン120は、内側突出部材140Aの周辺に沿って配列される内側支持ピン120Aと、外側突出部材140Bの周辺に沿って配列される外側支持ピン120Bと、を含むことができる。
【0073】
本発明によれば、真空ホール130は、内側突出部材140Aの周辺に沿って配列される内側真空ホール130Aと、外側突出部材140Bの周辺に沿って配列される外側真空ホール130Bと、を含むことができる。
【0074】
本発明によれば、外側突出部材140Bの外側に外側真空ホール130Bが周方向に沿って配置され、外側突出部材140Bの内側に外側支持ピン120Bが周方向に沿って配置されることができる。
【0075】
本発明によれば、内側突出部材140Aの外側に内側支持ピン120Aが周方向に沿って設けられ、内側支持ピン120Aの外側に内側真空ホール130Aが周方向に沿って設けられることができる。
【0076】
本実施形態及び本明細書に添付された図面は、本発明に含まれる技術的思想の一部を明確に示しているものに過ぎず、本発明の明細書及び図面に含まれている技術的思想の範囲内で当業者が容易に類推することが可能な変形例及び具体的な実施形態はいずれも、本発明の権利範囲に含まれることが自明であるといえる。
【0077】
したがって、本発明の思想は、説明された実施形態に限定されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等又は等価的な変形がある全てのものは、本発明の思想の範疇に属するというべきである。
【符号の説明】
【0078】
1 フォトスピナー設備
20 インデックスモジュール
30 処理モジュール
30a 塗布ブロック
30b 現像ブロック
40 インターフェースモジュール
100 熱処理装置
110 ベースプレート
120 支持ピン
130 真空ホール
140 突出部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7