(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024048453
(43)【公開日】2024-04-09
(54)【発明の名称】PLL回路
(51)【国際特許分類】
H03L 7/08 20060101AFI20240402BHJP
H03L 7/099 20060101ALI20240402BHJP
【FI】
H03L7/08 220
H03L7/099
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022154370
(22)【出願日】2022-09-28
(71)【出願人】
【識別番号】318006365
【氏名又は名称】JRCモビリティ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126561
【弁理士】
【氏名又は名称】原嶋 成時郎
(72)【発明者】
【氏名】若生 聡
【テーマコード(参考)】
5J106
【Fターム(参考)】
5J106AA04
5J106CC01
5J106CC21
5J106CC39
5J106CC52
5J106CC54
5J106HH01
5J106KK26
5J106QQ05
5J106QQ08
5J106RR08
(57)【要約】
【課題】送信回路からの輻射の影響を削減可能なPLL回路を提供する。
【解決手段】入力される制御電圧に応じて所定の発振周波数の信号を発振する電圧制御発振器2と、制御電圧を生成して電圧制御発振器2に出力するPLL部1と、を備えたPLL回路であって、電圧制御発振器2から発振される発振周波数の信号に基づいて、発振周波数の整数倍の周波数の信号である整数倍信号を生成するバッファ3およびバンドパスフィルタ4と、整数倍信号の周波数を整数分に分周する変調器5と、を備え、変調器5から出力される周波数が所望の送信周波数で、発振周波数が送信周波数の整数倍にならないように、整数倍と整数分の整数値が設定されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力される制御電圧に応じて所定の発振周波数の信号を発振する電圧制御発振器と、前記制御電圧を生成して前記電圧制御発振器に出力する位相同期手段と、を備えたPLL回路であって、
前記電圧制御発振器から発振される発振周波数の信号に基づいて、前記発振周波数の整数倍の周波数の信号である整数倍信号を生成する整数倍信号生成手段と、
前記整数倍信号の周波数を整数分に分周する分周手段と、
を備え、前記分周手段から出力される周波数が所望の送信周波数で、前記発振周波数が前記送信周波数の整数倍にならないように、前記整数倍と前記整数分の整数値が設定されている、ことを特徴とするPLL回路。
【請求項2】
前記発振周波数が前記送信周波数よりも低く設定されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のPLL回路。
【請求項3】
前記電圧制御発振器は、容量が可変なダイオードを備え、
前記位相同期手段から出力される前記制御電圧を取得し、取得した前記制御電圧に応じて前記ダイオードの容量を制御することで、前記電圧制御発振器から前記発振周波数の信号が発振されるようにする容量制御手段を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のPLL回路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、入力される制御電圧に応じて発振する電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)を利用したPLL回路(Phase Locked Loop:位相同期回路)に関する。
【背景技術】
【0002】
PLL回路は、例えば、周波数の基準となる基準信号と、電圧制御発振器からのVCO出力信号との位相を比較し、基準信号に比べてVCO出力信号の位相が進んでいる場合に、進相信号をハイレベルにし、逆の場合には遅相信号をハイレベルにする。次に、チャージポンプから進相信号と遅相信号とを1つのCP出力信号として出力し、ループフィルタによってCP出力信号の高周波成分を遮断し、直流の制御電圧を生成して電圧制御発振器に出力する。そして、電圧制御発振器は、制御電圧に応じた周波数の信号を発振し、この信号を送信信号として送信回路から出力する。
【0003】
ところで、電圧制御発振器には、品質係数Qの高い共振器が使用されているため、無線機内にある送信回路からの送信信号の輻射の影響を受け易く、輻射の影響を受けると電圧制御発振器の性能が悪化する。このような問題を解決するために、送信回路の送信周波数と異なる周波数で電圧制御発振器を共振・発振させる必要がある。このため、例えば、
図4に示すように、電圧制御発振器101を送信周波数(例えば、900MHz)の2倍の周波数(例えば、1800MHz)で発振させるとともに、PLL部102で位相を同期させ、変調器(分周器)103で周波数を1/2に分周して、送信回路104から送信周波数の信号を送信する手法が知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、送信回路は、送信周波数の整数倍(2倍など)の高調波も発生させるため、電圧制御発振器が送信回路からの高調波の輻射の影響を受けてしまう。
【0006】
そこで本発明は、送信回路からの輻射の影響を削減可能なPLL回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、入力される制御電圧に応じて所定の発振周波数の信号を発振する電圧制御発振器と、前記制御電圧を生成して前記電圧制御発振器に出力する位相同期手段と、を備えたPLL回路であって、前記電圧制御発振器から発振される発振周波数の信号に基づいて、前記発振周波数の整数倍の周波数の信号である整数倍信号を生成する整数倍信号生成手段と、前記整数倍信号の周波数を整数分に分周する分周手段と、を備え、前記分周手段から出力される周波数が所望の送信周波数で、前記発振周波数が前記送信周波数の整数倍にならないように、前記整数倍と前記整数分の整数値が設定されている、ことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のPLL回路において、前記発振周波数が前記送信周波数よりも低く設定されている、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のPLL回路において、前記電圧制御発振器は、容量が可変なダイオードを備え、前記位相同期手段から出力される前記制御電圧を取得し、取得した前記制御電圧に応じて前記ダイオードの容量を制御することで、前記電圧制御発振器から前記発振周波数の信号が発振されるようにする容量制御手段を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、分周手段つまり送信回路から所望の送信周波数の信号が出力され、かつ、電圧制御発振器からの発振周波数が送信周波数の整数倍にならないため、送信回路から送信周波数の整数倍・逓倍の高調波が発生したとしても、電圧制御発振器がその高調波の輻射の影響を受けるのを削減することが可能となる。また、発振周波数の整数倍の周波数の整数倍信号を生成する整数倍信号生成手段は、簡易なフィルタ回路などで実現可能なため、低コスト化することが可能となる。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、発振周波数が送信周波数よりも低く設定され、低い発振周波数で電圧制御発振器を設計できるため、電圧制御発振器の設計難易度を下げること、つまり、電圧制御発振器を比較的容易に設計することが可能となる。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、容量制御手段によって位相同期手段からの制御電圧が取得され、自動的にダイオードの容量が制御されて、電圧制御発振器から所定の発振周波数の信号が発振されるため、発振周波数に対する制御電圧の調整に要する工数を削減することが可能となる。すなわち、高性能が要求される場合、電圧制御発振器の発振周波数に対して制御電圧の絶対値を規定・調整する必要があり、従来は、トリマコンデンサを電圧制御発振器に搭載し、人が制御電圧を目視しながら手作業で(トリマコンデンサのつまみを回したりして)トリマコンデンサの容量を調整していた。これに対して、この発明によれば、人によらず自動的にダイオードの容量が制御されるため、発振周波数に対する制御電圧の調整に要する工数を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】この発明の実施の形態1に係るPLL回路を含む無線機の送信部を示す概略構成ブロック図である。
【
図2】
図1の無線機の電圧制御発振器から出力される信号の周波数を示す図(a)と、バッファから出力される信号の周波数を示す図(b)と、バンドパスフィルタから出力される信号の周波数を示す図(c)と、変調器および送信回路から出力される信号の周波数を示す図(d)である。
【
図3】この発明の実施の形態2に係る電圧制御発振器の周辺構成を示す概略構成ブロック図である。
【
図4】従来のPLL回路を含む無線機の送信部を示す概略構成ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0015】
(実施の形態1)
図1は、この実施の形態に係るPLL回路を含む無線機の送信部10を示す概略構成ブロック図である。このPLL回路は、入力される制御電圧に応じて所定の発振周波数の信号を発振する電圧制御発振器(VCO)2と、制御電圧を生成して電圧制御発振器2に出力するPLL部(位相同期手段)1と、を備えた位相同期回路であり、送信回路6から電圧制御発振器2への輻射の影響を削減・低減可能となっている。
【0016】
すなわち、送信回路6から出力される周波数が所望の送信周波数RFで、しかも、電圧制御発振器2からの発振周波数が送信周波数RFの整数倍にならないように、PLL回路が構成されている。ここで、送信周波数RFと発振周波数との組み合わせは、発振周波数が送信周波数RFの整数倍にならなければ、どのような組み合わせであってもよいが、この実施の形態では、送信周波数RFが900MHz、発振周波数が600MHzで、発振周波数が送信周波数RFよりも低く設定されている場合を例にして、以下説明する。
【0017】
まず、送信部10の全体構成について説明する。送信部10は、上流側(信号生成側)から順に、主として、PLL部1、電圧制御発振器2、バッファ(整数倍信号生成手段)3、バンドパスフィルタ(整数倍信号生成手段)4、変調器(分周手段)5および送信回路6を備える。
【0018】
電圧制御発振器2は、PLL部1からの制御電圧に従って所定の発振周波数、つまり、600MHzの信号を発振する発振器であり、PLL部1は、図示しない基準発振器(TCXO)からの基準信号と後述するバンドパスフィルタ4から出力される信号とに基づいて、制御電圧を生成して電圧制御発振器2に入力する。この結果、電圧制御発振器2は、
図2(a)に示すように、所定の発振周波数f1(600MHz)を中心周波数とする信号を発振する。
【0019】
バッファ3は、電圧制御発振器2から発振される信号に基づいて、高調波信号を生成するためのバッファ回路である。すなわち、非線形領域で動作(飽和)させて電圧制御発振器2から発振される信号を所定時間蓄積することで、
図2(b)に示すように、発振信号の中心周波数f1(600MHz)の2倍波の高調波f2(1200MHz)や、3倍波の高調波f3(1800MHz)などを発生させる。このようなバッファ3を利用することで、電圧制御発振器2から発振される信号に含まれる高調波f2、f3などの信号を、安定して所定のレベルで生成・抽出することが可能となる。
【0020】
バンドパスフィルタ4は、バッファ3で生成された高調波f2、f3などの信号のなかから、所望の周波数の信号を抽出するフィルタである。すなわち、この実施の形態では、
図2(c)に示すように、所望の周波数として、電圧制御発振器2の発振周波数f1(600MHz)の3倍の周波数f3である1800MHzの信号を抽出する。このように、バッファ3とバンドパスフィルタ4とによって、電圧制御発振器2から発振される発振周波数f1の信号に基づいて、発振周波数f1の整数倍(3倍)の周波数f3の信号である整数倍信号を生成する。
【0021】
変調器5は、バンドパスフィルタ4から出力された整数倍信号の周波数を整数分に分周する回路である。すなわち、この実施の形態では、
図2(d)に示すように、1800MHzの整数倍信号を1/2に分周して、所望の送信周波数RFである900MHzとする。そして、この送信周波数900MHzの送信信号を送信回路6から送信するものである。
【0022】
このように、変調器5で分周された周波数が所望の送信周波数RFとなり、発振周波数f1である600MHzが、送信周波数RFである900MHzの整数倍にならないように、バッファ3とバンドパスフィルタ4とによって発振周波数f1を整数倍(n1倍)にする整数値(n1の値)と、変調器5によって整数分(1/n2)に分周する整数値(n2の値)が設定されている。すなわち、この実施の形態では、バッファ3とバンドパスフィルタ4とによって発振周波数f1を整数倍にして整数倍信号を生成する整数値が「3」に設定され、変調器5によって整数倍信号の周波数f3を整数分に分周する整数値が「2」に設定されている。n1とn2の値は、後述するように、その他の組み合わせであってもよい。
【0023】
ここで、この実施の形態では、バンドパスフィルタ4から出力される信号をPLL部1にフィードバックさせているのは、PLL部1に設定するCH切替周波数の分解能を考慮したものである。すなわち、無線機の送受信周波数を5kHz刻みで設定する場合、無線機の送信周波数RFが900MHzで、電圧制御発振器2からPLL部1に600MHzの信号を入力すると、5kHz刻みで送信周波数RFを変えるには、5kHzの2/3倍の3.333...kHz刻みでPLL部1の設定値を動かす必要があり、誤差が生じて精度が低下する。これに対して、無線機の送信周波数RFが900MHzで、バンドパスフィルタ4からPLL部1に1800MHzの信号を入力すると、5kHz刻みで送信周波数RFを変えるには、5kHzの2倍の10kHz刻みでPLL部1の設定値を動かせばよく、精度高く調整することが可能となるためである。
【0024】
このような構成のPLL回路によれば、変調器5つまり送信回路6から所望の送信周波数RF(900MHz)の信号が出力され、かつ、電圧制御発振器2からの発振周波数f1(600MHz)が送信周波数RF(900MHz)の整数倍にならないため、送信回路6から送信周波数RF(900MHz)の整数倍・逓倍の高調波が発生したとしても、電圧制御発振器2がその高調波の輻射の影響を受けるのを削減することが可能となる(効果1)。また、発振周波数f1(600MHz)の整数倍の周波数f3(1800MHz)の整数倍信号を生成する整数倍信号生成手段が、簡易なバッファ3とバンドパスフィルタ4で構成されているだけであるため、低コスト化することが可能となる(効果2)。
【0025】
さらに、発振周波数f1(600MHz)が送信周波数RF(900MHz)よりも低く設定され、低い発振周波数f1(600MHz)で電圧制御発振器2を設計できるため、電圧制御発振器2の設計難易度を下げること、つまり、電圧制御発振器2を比較的容易に設計することが可能となる(効果3)。
【0026】
(実施の形態2)
図3は、この実施の形態に係る電圧制御発振器2の周辺構成を示す概略構成ブロック図である。この実施の形態では、電圧制御発振器2にバリキャップダイオード21を備え、電圧制御発振器2の発振周波数に対する制御電圧を自動調整可能な点で実施の形態1と構成が異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。
【0027】
一般に電圧制御発振器2は、直流の制御電圧の大小に比例して、発生させる信号の発振周波数を変化させる回路であり、高性能が要求される場合、電圧制御発振器2の発振周波数に対して制御電圧の絶対値を規定・調整する必要がある。すなわち、同様に設計、製造された電圧制御発振器2であっても、特性にバラツキが生じてしまう場合がある。このため、電圧制御発振器2が所定の発振周波数で発信するように、発振周波数に対する制御電圧を調整するものである。
【0028】
具体的に、電圧制御発振器2は、直流電圧で容量が可変なダイオードであるバリキャップダイオード21を備え、バリキャップダイオード21の容量を制御・調整することで、発振周波数を制御・調整できるようになっている。また、PLL部1からの制御電圧をA/Dコンバータ(容量制御手段)71を介してCPU(中央演算処理装置、容量制御手段)7で取得、監視し、CPU7からの制御信号(調整電圧・直流電圧を示す信号)をD/Aコンバータ(容量制御手段)72を介してバリキャップダイオード21に入力可能となっている。
【0029】
そして、CPU7においてPLL部1から出力される制御電圧を取得し、取得した制御電圧に応じた調整電圧をバリキャップダイオード21に入力・印加して、バリキャップダイオード21の容量を制御することで、電圧制御発振器2から所望の発振周波数の信号が発振されるようになっている。ここで、制御電圧(電圧制御発振器2に入力される電圧)と発振周波数との関係がCPU7に記憶され、この関係に基づいてPLL部1からの制御電圧に応じた必要な調整電圧を割り出す。このようにして、無線機において自動で制御電圧の絶対値を自己調整できるようになっている。
【0030】
このように、この実施の形態によれば、A/Dコンバータ71、D/Aコンバータ72およびCPU7によって、PLL部1からの制御電圧が取得され、自動的にバリキャップダイオード21の容量が制御されて、電圧制御発振器2から所定の発振周波数の信号が発振されるため、発振周波数に対する制御電圧の調整に要する工数を削減することが可能となる。すなわち、従来は、トリマコンデンサを電圧制御発振器2に搭載し、人が制御電圧を目視しながら手作業で(トリマコンデンサのつまみを回したりして)トリマコンデンサの容量を調整していた。これに対して、この発明によれば、人によらず自動的にバリキャップダイオード21の容量が制御されるため、発振周波数に対する制御電圧の調整に要する工数を削減することが可能となる。また、工場からの出荷後においても、発振周波数に対する制御電圧を自己点検・補正することが可能となる。
【0031】
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、バッファ3とバンドパスフィルタ4とによって発振周波数f1(600MHz)を3倍(n1=3)にして整数倍信号を生成し、変調器5によって整数倍信号の周波数f3(1800MHz)を1/2(n2=2)に分周することで、発振周波数f1(600MHz)が送信周波数RF(900MHz)の整数倍にならないようにする場合について説明したが、その他の発振周波数f1にしてもよい。つまり、n1とn2の値は、その他の組み合わせであってもよい。
【0032】
その場合、発振周波数f1を送信周波数RF(900MHz)よりも高く設定してもよい(ただし、上記の効果3は得られない)。例えば、発振周波数f1を1200MHzとし、バッファ3とバンドパスフィルタ4とによって発振周波数f1(1200MHz)を3倍(n1=3)にして3600MHzの整数倍信号を生成し、変調器5によって整数倍信号の周波数を1/4(n2=4)に分周して、900MHzの送信周波数RFを生成するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0033】
10 送信部
1 PLL部(位相同期手段)
2 電圧制御発振器
3 バッファ(整数倍信号生成手段)
4 バンドパスフィルタ(整数倍信号生成手段)
5 変調器(分周手段)
6 送信回路
7 CPU(容量制御手段)
71 A/Dコンバータ(容量制御手段)
72 D/Aコンバータ(容量制御手段)