(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024049231
(43)【公開日】2024-04-09
(54)【発明の名称】製図器具
(51)【国際特許分類】
B43L 7/00 20060101AFI20240402BHJP
B43L 13/20 20060101ALI20240402BHJP
【FI】
B43L7/00 B
B43L13/20 J
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022155573
(22)【出願日】2022-09-28
(71)【出願人】
【識別番号】722011353
【氏名又は名称】大塚 浩史
(72)【発明者】
【氏名】大塚 浩史
【テーマコード(参考)】
2C071
【Fターム(参考)】
2C071AA01
2C071AH02
(57)【要約】
【課題】
従来の製図器具においては、直定規や各種テンプレートの機能を用いて、電気の複線配線図の接続原則と配線手順を視覚的に理解し、目的の複線配線図を作図できるものがなかった。
【解決手段】
接地側電線1と、非接地側電線2と、
コンセント3と、スイッチ4と、電灯5とによる単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を示した複線配線図と、配線手順説明の6aと6bと6cとを製図器具の本体に設けたことにより、電線同士の繋がりと配線手順を視覚的に理解し、
テンプレート7から11を使用して、目的の複線配線図の作図をすることができる製図器具である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
直定規形状の製図器具であって、一方の長辺に沿って設けられた接地側電線、その下側に平行して設けられた非接地側電線、この2本の電線に接続されるスイッチ部電線、電灯部電線、コンセント部電線とで構成された単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を示した複線配線図と、電線の接続点に振られた番号と符合する配線手順とが設けられていることを特徴とする製図器具。
【請求項2】
4端子ある配線器具を三口用まで作図できるテンプレートが設けられていることを特徴とする請求項1記載の製図器具。
【請求項3】
3路スイッチと4路スイッチを作図できるテンプレートと、もう一方の長辺に沿って目盛り部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の製図器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、単相2線式100V電灯回路の電線接続原則と配線手順を視覚的に理解し、目的の複線配線図の作図をすることができる直定規形状の製図器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
[先行技術の説明]
この種の製図器具には、直線上の直定規やJIS記号や数字を描くことの出来るテンプレートが各種存在する。
【0003】
[関連技術]
関連する先行技術文献として、実全昭58―187495号公報「設備製図用テンプレート」(特許文献1)がある。
【0004】
特許文献1には、電気設備用図示記号を作図できるテンプレートが記載されている。
非特許文献1には、電気工事士の複線図配線技術として、単相2線式配電の電源線をつなぐための重要な原則と配線手順が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】藤瀧和弘著 第二種電気工事士 技能試験すい~っと合格 2021年版 発売元 株式会社 オーム社,p.69
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の製図器具においては、直定規や各種テンプレートの機能を用いて、電気の複線配線図の接続原則と配線手順を視覚的に理解し、目的の複線配線図の作図を行なえるものがなかった。
【0008】
電気の初学者にとって、電線と配線器具の接続原則と配線手順の学習は複雑であり混乱が生じやすい。技能試験技術書等の解説では、電気回路の動作を重点におく展開接続図で説明されているが、これは実際の配線作業である一対の電線同士の接続形体とは異なっているため、却って理解が難しくなってしまうという問題点があった。下記に参考図として展開接続図の例を示す。
[参考図]
【0009】
従来の製図器具においては、配線器具の組み合わせや施工条件により接続が複雑になるスイッチやコンセントや確認表示灯等の4端子を持つ配線器具や3路スイッチや4路スイッチを使用して作図する際のテンプレートがないという問題点があった。
【0010】
本発明は上記課題に鑑みて為されたもので、製図器具本体に設けられた単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を示す複線配線図と配線手順を参考に、器具本体のテンプレートを用いながら、目的の複線配線図の作図を行なうことができる。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、直定規形状の製図器具であって、一方の長辺に沿って設けられた接地側電線、その下側に平行して設けられた非接地側電線、この2本の電源線に接続されるスイッチ部電線、電灯部電線、コンセント部電線とで構成された単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を示した複線配線図と、電線の接続点に振られた番号と符合する配線手順とが設けられていることを特徴とする。
【0012】
本発明は、上記製図器具において、4端子ある配線器具を三口用まで作図できるテンプレートが設けられていることを特徴とする。
【0013】
本発明は、上記製図器具において、3路スイッチと4路スイッチを作図できるテンプレートと、もう一方の長辺に沿って目盛り部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を展開接続図ではなく、複線配線図として製図器具本体に設けたことにより、接続点における一対の電線同士の繋がりを視覚的に理解することができ、配線手順と符合する電線の接続点を参考に、直定規の機能を用いて、目的である複線配線図を容易に描くことができる効果がある。
【0015】
また、本発明によれば、4端子を持つ配線器具や3路スイッチや4路スイッチのテンプレートを使って作図することにより、配線器具の組み合わせや施工条件により配線接続が複雑になる場合でも、実際の配線と同じように作図することができる効果がある。
【0016】
また、本発明によれば、目的である複線配線図を作図する際は、製図器具本体に表示されているとおり、接地側電線を上側または右側に、非接地側電線を下側または左側に配置して作図すると、実物の配線器具の接地側と非接地側の端子を裏側から見た位置と同じように作図することができ、電線と配線器具の誤配線を防ぐことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る本製図器具は、直定規形状の製図器具の一方の長辺に沿って設けられた接地側電線、その下側に平行して設けられた非接地側電線、スイッチ部電線、電灯部電線、コンセント部電線とで構成された単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を示した複線配線図と、電線の接続点に振られた番号と符合する配線手順と、4端子ある配線器具を三口用まで作図できるテンプレートと、3路と4路スイッチを作図できるテンプレートと、もう一方の長辺に沿って設けられた目盛り部が設けられており、製図器具としての機能を用いて、目的である複線配線図の作図をすることができる。
【0019】
[本製図器具:
図1]
本製図器具の構成について
図1を参照しながら説明する。
図1は、本製図器具の平面図である。
本製図器具は
図1に示すように、接地側電線1と非接地側電線2と、スイッチ部電線3と電灯部電線4とコンセント部電線5と、配線手順説明の6aと6bと6cと、4端子用配線器具外径テンプレート7と4端子用配線器具端子テンプレート8と、3路スイッチテンプレート9と4路スイッチテンプレート10と、3路スイッチテンプレート11と、目盛り部12とから構成されている。
【0020】
本製図器具は、直定規の形状であり長さは160mm、幅は35mm、厚みは2mmである。
また、本製図器具の本体は、アクリル樹脂で形成されている。
【0021】
図1に示すように、接地側電線1は、本製図器具の一方の長辺に設けられ、長さ118mm、幅1.2mmで白色表示する。非接地側電線2は接地側電線1の下側に平行して7mmの間隔をとって設けられ、長さ110mm、幅1.2mmで黒色表示する。目盛り部12はもう一方の長辺にmm単位表示で、150mmまで表示する。
【0022】
図1に示すように、長手方向に表示される接地側電線1と非接地側電線2に、スイッチ部電線3、電灯部電線4、コンセント部電線5を電線相互の間隔を8mmとり、一対の電線として接続される複線配線図を表示する。配線の接続点は3mm径の●印で表示する。
電灯部電線4とコンセント部電線5の接地側電線接続部に番号1を表示する。スイッチ部電線3とコンセント部電線5の非接地側電線接続部に番号2を表示する。スイッチ部片側出口の白色電線と電灯部4の黒色電線接続部に番号3を表示する。
【0023】
図1に示すように、接地側電線1の下側に配線手順説明6aを表示し、非接地側電線の2の下側に配線手順説明6bと配線手順説明6cを表示する。
【0024】
配線器具用テンプレート7は、4端子用の配線器具の外形を作図できるものであって、縦6mm、横10mmで3カ所の穴開け加工をする。
配線器具用テンプレート8は、4端子用の配線器具の端子を作図できるものであって、端子を表現する2mm径の穴を縦3mm、横7mmの間隔で器具1個につき4個の穴開け加工をする。4端子の穴開け加工の外周に作図しやすいように縦6mm、横10mmで器具外形の表示をする。
【0025】
配線器具用テンプレート9は、3路スイッチを作図できるものであって、2.5mm径で3ヶ所の穴開け加工をし、スイッチの切り替えを実践と点線で表示する。
配線器具用テンプレート10は、4路スイッチを作図できるものであって、2.5mm径で4ヶ所の穴開け加工をし、スイッチの切り替えを実践と点線で表示する。
配線器具用テンプレート11は、スイッチ部3の下側に表示する3路スイッチと同じものであるが、出口側の端子は逆向きの作図となるため、出口側の端子を反対にして表示する。
【0026】
[実施の形態の効果]
本製図器具によれば、接地側電線1と、非接地側電線2と、スイッチ部電線3と、電灯部電線4と、コンセント部電線5とによる単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を示す複線配線図と、配線手順説明の6aと6bと6cを製図器具の本体に設けたことにより、電線同士の繋がりと配線手順を視覚的に理解し、配線器具用テンプレート7から11を使用して、目的の複線配線図の作図をすることができる効果がある。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明は、初歩の電気を学ぶ際の製図用器具としての利用や第二種電気工事士技能試験等の複線配線図を練習する製図器具としての利用が考えられる。
【符号の説明】
【0028】
1…接地側電線、2…非接地側電線、3…スイッチ部電線、4…電灯部電線、5…コンセント部電線、6a…配線手順説明、6b…配線手順説明、6c…配線手順説明、7…4端子配線器具外形テンプレート、8…4端子配線器具端子テンプレート、9…3路スイッチテンプレート、10…4路スイッチテンプレート、11…3路スイッチテンプレート、12…目盛り部
【手続補正書】
【提出日】2023-03-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、直定規形状の製図器具であって、接地側電線、非接地側電線、コンセント、スイッチ、電灯で構成された単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を示した複線配線図と、電線の接続点に振られた番号と符合する配線手順と、配線器具テンプレートと、3路及び4路スイッチテンプレートと、目盛り部とが設けられ、接地側電線の電源から電灯へ接続される部分は、一方の長辺に設けられ、目盛り部はもう一方の長辺に設けられていることを特徴とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
本発明は、上記製図器具において、配線器具テンプレートは外形用と端子用の穴あけ加工が設けられ、4端子ある配線器具を3個連続で作図することができることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
本発明は、上記製図器具において、3路及び4路スイッチテンプレートは端子用の穴あけ加工が設けられ、3路、4路、3路スイッチを連続で作図することができ、スイッチの切り替え状態を示す実線と点線の表示が設けられていることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る本製図器具は、接地側電線、非接地側電線、コンセント、スイッチ、電灯で構成された単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を示した複線配線図と、電線の接続点に振られた番号と符合する配線手順と、4端子ある配線器具を作図できるテンプレートと、3路及び4路スイッチを作図できるテンプレートと、目盛り部とが設けられており、製図器具としての機能を用いて、目的である複線配線図の作図をすることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】
[本製図器具:
図1]
本製図器具の構成について
図1を参照しながら説明する。
図1は、本製図器具の平面図である。
本製図器具は
図1に示すように、接地側電線1と非接地側電線2と、
コンセント3とスイッチ4と電灯5と、配線手順説明の6aと6bと6cと、
配線器具外形テンプレート7と配線器具端子テンプレート8と、3路スイッチテンプレート9と4路スイッチテンプレート10と、3路スイッチテンプレート11と、目盛り部12とから構成されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
図1に示すように、
本製図器具に設けられる複線配線図のコンセント3の径は8mmとし、中心を本製図器具の右端から75mm、下端から11mmに配置する。スイッチ4の入口側端子は右端から60mm、下端から11mmに配置し、7mmの間隔をとり出口側端子を右側に配置する。スイッチの端子径は入口出口とも3mmとする。電灯5は径8mmとし、中心を右端から35mm、上端から5.2mmに配置する。
一方の長辺に設けられる接地側電線1は、左端から89mmの位置でコンセントへ長さ22mmで接続、さらに左端から125mmの位置で電灯へ接続し、幅1mmで白色表示する。
非接地側電線2は接地側電線に平行して7mmの間隔をとって設けられ、左端から長さ82mmの位置でコンセントへ長さ15mmで接続、さらに左端から長さ100mmの位置でスイッチ4の入口側端子へ長さ15mmで接続し、幅1mmで黒色表示する。スイッチ4の出口側端子から長さ15mmを白色表示し、電灯5への非接地側電線長さ18mmを黒色表示する。
目盛り部12は、もう一方の長辺にmm単位表示で、150mmまで表示する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】
図1に示すように、
接地側電線1はコンセント3と電灯5に接続し、接続点には丸数字番号1を表示する。非接地側電線2はコンセント3とスイッチ4の入口側に接続し、接続点には丸数字番号2を表示する。スイッチ4の出口側は電灯5と接続し、接続点には丸数字番号3を表示する。電線の接続点はすべて2.5mm径の●印で表示する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
配線器具外形テンプレート7は、4端子配線器具の外形用として、1個を縦6mm、横10mmで、縦間隔を2mmとり3ヶ所の穴あけ加工を設け、テンプレートの左側を本製図器具の右端から28mm、上側を上端から6mmの位置に配置する。配線器具端子テンプレート8は、4端子配線器具の端子用として、配線器具外形テンプレート7内に納まるように、器具1個あたり2mm径の穴あけ加工を、縦間隔3.5mm、横間隔7mmで4ヶ所設ける。他器具2個も同様に穴あけ加工を設け、4ヶ所の穴あけ加工の外周に、作図時のずれが生じないよう縦6mm、横10mmで、3ヶ所の配線器具外形の印刷表示を設け、外形印刷の左側を右端から15mm、上側を上端から6mmの位置に表示する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】
3路スイッチテンプレート9は、中心を本製図器具の左端35mm、下端11mmの位置から高さ6mm、幅7mmで配置し、スイッチ間隔を7mmとり、順に4路スイッチテンプレート10、3路スイッチテンプレート11を配置する。3路スイッチテンプレート9は、入口側の3路スイッチ端子を作図できるものであって、2.5mm径で3ヶ所の穴あけ加工をする。4路スイッチテンプレート10は、3路スイッチ間の中間に位置する4路スイッチの端子を作図できるものであって、2.5mm径で4ヶ所の穴あけ加工をする。3路スイッチテンプレート11は、出口側の3路スイッチ端子を作図できるものであって、2.5mm径で3ヶ所の穴あけ加工をし、3路スイッチテンプレート9とは逆向きにして表示する。各々のスイッチは切り替え状態を示す実線と点線の表示を設ける。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0026】
[実施の形態の効果]
本製図器具によれば、接地側電線1と、非接地側電線2と、コンセント3と、スイッチ4と、電灯5とによる単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を示す複線配線図と、配線手順説明の6aと6bと6cを製図器具の本体に設けたことにより、電線同士の繋がりと配線手順を視覚的に理解し、配線器具の組み合わせや施工条件により配線が複雑になる場合も、配線器具テンプレート7と8、3路スイッチテンプレート9と11、4路スイッチテンプレート10を使用して、目的の複線配線図の作図をすることができる効果がある。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0028】
1…接地側電線、2…非接地側電線、3…コンセント、4…スイッチ、5…電灯、6a…配線手順説明、6b…配線手順説明、6c…配線手順説明、7…配線器具外形テンプレート、8…配線器具端子テンプレート、9…3路スイッチテンプレート、10…4路スイッチテンプレート、11…3路スイッチテンプレート、12…目盛り部
【手続補正12】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
直定規形状の製図器具であって、接地側電線、非接地側電線、コンセント、スイッチ、電灯で構成された単相2線式100V電灯回路の電線接続原則を示した複線配線図と、電線の接続点に振られた番号と符合する配線手順と、配線器具テンプレートと、3路及び4路スイッチテンプレートと、目盛り部とが設けられ、接地側電線の電源から電灯へ接続される部分は一方の長辺に設けられ、目盛り部はもう一方の長辺に設けられていることを特徴とする製図器具。
【請求項2】
配線器具テンプレートは外形用と端子用の穴あけ加工が設けられ、4端子ある配線器具を3個連続で作図することができることを特徴とする請求項1記載の製図器具。
【請求項3】
3路及び4路スイッチテンプレートは端子用の穴あけ加工が設けられ、3路、4路、3路スイッチを連続で作図することができ、スイッチの切り替え状態を示す実線と点線の表示が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の製図器具。
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】