(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024049681
(43)【公開日】2024-04-10
(54)【発明の名称】商品デザインの作成支援装置、作成支援システムおよび商品デザインの作成方法
(51)【国際特許分類】
G06T 11/60 20060101AFI20240403BHJP
【FI】
G06T11/60 100A
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022156064
(22)【出願日】2022-09-29
(71)【出願人】
【識別番号】398043193
【氏名又は名称】株式会社グルマンディーズ
(74)【代理人】
【識別番号】100085316
【弁理士】
【氏名又は名称】福島 三雄
(74)【代理人】
【識別番号】100171572
【弁理士】
【氏名又は名称】塩田 哲也
(74)【代理人】
【識別番号】100213425
【弁理士】
【氏名又は名称】福島 正憲
(74)【代理人】
【識別番号】100221707
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 洋介
(74)【代理人】
【識別番号】100104259
【弁理士】
【氏名又は名称】寒川 潔
(74)【代理人】
【識別番号】100224915
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 茉友
(74)【代理人】
【識別番号】100229116
【弁理士】
【氏名又は名称】日笠 竜斗
(72)【発明者】
【氏名】久保田 秀一
【テーマコード(参考)】
5B050
【Fターム(参考)】
5B050AA09
5B050BA06
5B050BA16
5B050BA20
5B050CA07
5B050CA08
5B050EA20
5B050FA02
5B050FA05
5B050FA13
5B050GA08
(57)【要約】
【課題】キャラクタ画像を含んだ商品デザインとして適切なデザインが作成されるように支援する商品デザインの作成支援装置、作成支援システムおよび作成方法を提供する。
【解決手段】キャラクタ画像Gを含んだテンプレートTに所定のテキストを割り付けて商品デザインを作成するにあたり、テキストを配設する位置などをモデル化したテキスト配置モデルを用意し、テンプレートTごとに選択可能なテキスト配置モデルM1を設定しておく。商品デザインの作成に際してテンプレートTが選択されると、当該テンプレートTについて選択可能なテキスト配置モデルM1を表示し、その中から1のモデルを選択させ、これに従ってテンプレートTにテキストを割り付ける。これにより、不適切な位置などにテキストが割り付けられるのを防止する。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャラクタ画像を含んだテンプレートにテキストなどのデザイン素材を割り付けて構成される商品デザインの作成を支援する装置であって、
キャラクタ画像を含んだ複数のテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
前記テンプレート記憶手段に記憶されたテンプレートから1のテンプレートを選択するテンプレート選択手段と、
前記テンプレート選択手段で選択されたテンプレートに所定のテキストを割り付けるテキスト割付手段と、
デザイン素材の割り付けが終了した商品デザインを電子データ化するデザインデータ作成手段と、を有し、
前記テキスト割付手段は、テキストの配置をモデル化した複数のテキスト配置モデルを有するとともに、前記テンプレートごとに選択可能なテキスト配置モデルが設定されており、前記テンプレート選択手段によってテンプレートが選択されると、選択されたテンプレートで選択可能なテキスト配置モデルの中から1のテキスト配置モデルを選択させ、選択されたテキスト配置モデルに従って前記テンプレートに前記所定のテキストを割り付ける
ことを特徴とする商品デザインの作成支援装置。
【請求項2】
前記テンプレート選択手段で選択されたテンプレートに所定の背景を割り付ける背景割付手段を有し、
前記背景割付手段は、背景をモデル化した複数の背景モデルを有するとともに、前記テンプレートごとに選択可能な前記背景モデルが設定されており、前記テンプレート選択手段によってテンプレートが選択されると、選択されたテンプレートで選択可能な背景モデルの中から1の背景モデルを選択させ、選択された背景モデルの背景を前記テンプレートに割り付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の商品デザインの作成支援装置。
【請求項3】
前記テンプレート選択手段で選択されたテンプレートに所定の画像を割り付ける画像割付手段を有し、
前記画像割付手段は、前記テンプレート選択手段によって選択されたテンプレートに画像を配置する画像エリアを設定し、この画像エリア内に前記画像を配置することにより前記テンプレートに画像を割り付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の商品デザインの作成支援装置。
【請求項4】
前記テンプレートは、デザインする商品ごとに当該商品の形状に合わせて設定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の商品デザインの作成支援装置。
【請求項5】
前記テンプレートごとに設定される選択可能なテキスト配置モデルは、テキストを配置する位置が当該テンプレートに含まれるキャラクタ画像と干渉しない位置となるテキスト配置モデルから選定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の商品デザインの作成支援装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載の商品デザインの作成支援装置と、前記商品デザインの作成支援装置の支援を受けて商品デザインを作成するユーザ端末と、前記商品デザインの作成支援装置において電子データ化された商品デザインを取得して保存する商品デザイン記憶装置と、これらを通信接続するネットワークと、を有する
ことを特徴とする商品デザインの作成支援システム。
【請求項7】
キャラクタ画像を含んだテンプレートにテキストなどのデザイン素材を割り付けて商品デザインを作成する方法であって、
コンピュータが、
テンプレート記憶手段に記憶されたキャラクタ画像を含んだ複数のテンプレートから1のテンプレートを選択するステップと、
前記選択されたテンプレートに所定のテキストを割り付けるステップと、
デザイン素材の割り付けが終了した商品デザインを電子データ化するステップと、を有し、かつ、
前記コンピュータは、
テキストの配置をモデル化した複数のテキスト配置モデルを有するとともに、前記テンプレートごとに選択可能なテキスト配置モデルが設定されており、前記テンプレートを選択するステップでテンプレートが選択されると、選択されたテンプレートで選択可能なテキスト配置モデルの中から1のテキスト配置モデルを選択させ、選択されたテキスト配置モデルに従って前記テンプレートに前記所定のテキストを割り付ける
ことを特徴とする商品デザインの作成方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は商品デザインの作成支援装置、作成支援システムおよび商品デザインの作成方法に関し、より詳細には、キャラクタ画像を含んだ商品デザインの作成を支援する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットを利用した通信販売が広く普及している。このようなインターネット通販では、たとえば、ユーザの注文に応じて商品のデザインを加工できるようにした販売システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の販売システムでは、商品供給者のウエブサーバが、インターネットを介してユーザのパーソナルコンピュータと通信接続される。ユーザは、インターネットを通じて商品供給者のウエブページに接続し、ウエブページ上で、購入を希望する商品の選択、商品に付されるロゴマーク(デザイン素材)の選択、ロゴマークを付した商品の完成予想図の確認を行い、その後、ウエブページ上で商品代金の決済などの購入手続を行うようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、このようなインターネット通販で販売される商品の中には、キャラクタ画像を含んだ商品がある。キャラクタ画像は、周知のとおり、漫画、アニメーション、映画、コンピュータゲームなどに登場する人物や動物などを描いた図柄のことである。キャラクタ画像に用いられるキャラクタは、それぞれ背景となる世界観をもっており、それぞれ固有のイメージを伴っているものが多く、また、使用すべき色彩が特定(限定)されているものも多い。
【0006】
そのため、キャラクタ画像を含んだ商品デザインを作成する場合、キャラクタ画像以外の部分についても、たとえば、使用されるキャラクタのイメージを損なわない図柄や背景を用いる、キャラクタが背景に埋もれないようにする、著作者の意向に反する図柄や背景は使用しない、などといった様々な事項を考慮してデザインが決定されるが、特許文献1に記載のような販売システムを適用すると、図柄や背景など(デザイン素材)の選択がすべてユーザに委ねられてしまうため、キャラクタのイメージを損ったり、キャラクタが背景に埋もれてしまうなど、キャラクタ画像を含んだ商品デザインとして好ましくないデザインが採用されるおそれがある。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、キャラクタ画像を含んだ商品デザインとして適切なデザインが作成されるように支援する商品デザインの作成支援装置、作成支援システムおよび作成方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係る商品デザインの作成支援装置は、
キャラクタ画像を含んだテンプレートにテキストなどのデザイン素材を割り付けて構成される商品デザインの作成を支援する装置であって、
キャラクタ画像を含んだ複数のテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
上記テンプレート記憶手段に記憶されたテンプレートから1のテンプレートを選択するテンプレート選択手段と、
上記テンプレート選択手段で選択されたテンプレートに所定のテキストを割り付けるテキスト割付手段と、
デザイン素材の割り付けが終了した商品デザインを電子データ化するデザインデータ作成手段と、を有し、
上記テキスト割付手段は、テキストの配置をモデル化した複数のテキスト配置モデルを有するとともに、上記テンプレートごとに選択可能なテキスト配置モデルが設定されており、上記テンプレート選択手段によってテンプレートが選択されると、選択されたテンプレートで選択可能なテキスト配置モデルの中から1のテキスト配置モデルを選択させ、選択されたテキスト配置モデルに従って上記テンプレートに上記所定のテキストを割り付けることを特徴とする。
【0009】
そして、その好適な実施態様として以下の構成が採用される。
(1)上記テンプレート選択手段で選択されたテンプレートに所定の背景を割り付ける背景割付手段を有し、上記背景割付手段は、背景をモデル化した複数の背景モデルを有するとともに、上記テンプレートごとに選択可能な上記背景モデルが設定されており、上記テンプレート選択手段によってテンプレートが選択されると、選択されたテンプレートで選択可能な背景モデルの中から1の背景モデルを選択させ、選択された背景モデルの背景を上記テンプレートに割り付けることを特徴とする。
【0010】
(2)上記テンプレート選択手段で選択されたテンプレートに所定の画像を割り付ける画像割付手段を有し、上記画像割付手段は、上記テンプレート選択手段によって選択されたテンプレートに画像を配置する画像エリアを設定し、この画像エリア内に上記画像を配置することにより上記テンプレートに画像を割り付けることを特徴とする。
【0011】
(3)上記テンプレートは、デザインする商品ごとに当該商品の形状に合わせて設定されていることを特徴とする。
【0012】
(4)上記テンプレートごとに設定される選択可能なテキスト配置モデルは、テキストを配置する位置が当該テンプレートに含まれるキャラクタ画像と干渉しない位置となるテキスト配置モデルから選定されていることを特徴とする。
【0013】
そして、本発明に係る商品デザインの作成支援システムは、上記の商品デザインの作成支援装置と、上記商品デザインの作成支援装置の支援を受けて商品デザインを作成するユーザ端末と、上記商品デザインの作成支援装置において電子データ化された商品デザインを取得して保存する商品デザイン記憶装置と、これらを通信接続するネットワークと、を有することを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る商品デザインの作成方法は、
キャラクタ画像を含んだテンプレートにテキストなどのデザイン素材を割り付けて商品デザインを作成する方法であって、
コンピュータが、
テンプレート記憶手段に記憶されたキャラクタ画像を含んだ複数のテンプレートから1のテンプレートを選択するステップと、
上記選択されたテンプレートに所定のテキストを割り付けるステップと、
デザイン素材の割り付けが終了した商品デザインを電子データ化するステップと、を有し、かつ、
上記コンピュータは、
テキストの配置をモデル化した複数のテキスト配置モデルを有するとともに、上記テンプレートごとに選択可能なテキスト配置モデルが設定されており、上記テンプレートを選択するステップでテンプレートが選択されると、選択されたテンプレートで選択可能なテキスト配置モデルの中から1のテキスト配置モデルを選択させ、選択されたテキスト配置モデルに従って上記テンプレートに上記所定のテキストを割り付ける
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、キャラクタ画像を含んだテンプレートに所定のテキストを割り付けて商品デザインを作成するにあたり、テンプレートごとに選択可能なテキスト配置モデルが設定され、テンプレートが選択されると、選択されたテンプレートで選択可能なテキスト配置モデルの中から1のテキスト配置モデルを選択させ、この選択されたテキスト配置モデルに従ってテンプレートに所定のテキストが割り付けられるので、たとえば、各テンプレートについて、それぞれのキャラクタ画像に応じて当該キャラクタのイメージを損なわないようにテキストを配置するテキスト配置モデルだけを選択可能なモデルとして選定しておくことで、キャラクタのイメージを損ねることなくテンプレートにテキストを配置することができる。
【0016】
具体的には、たとえば、テンプレートごとに、キャラクタ画像と干渉しない位置にテキストを配置するテキスト配置モデルを選定しておくことで、キャラクタ画像とテキストが重なるような事態を回避することができ、キャラクタのイメージが毀損されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明に係る商品デザインの作成支援システムの一例を示すシステム構成図である。
【
図2】同商品デザインの作成支援システムにおける商品デザイン作成支援サーバの概略構成を示す機能ブロック図である。
【
図3】同商品デザインの作成支援システムを用いた商品デザインの作成手順の一例を示すフローチャートである。
【
図4】同商品デザインの作成支援システムのユーザ端末におけるテキスト入力画面の一例を示す正面図である。
【
図5】同商品デザインの作成支援システムのユーザ端末におけるテキスト配置モデルの選択画面の一例を示す正面図である。
【
図6】同商品デザインの作成支援システムのユーザ端末における背景モデルの選択画面の一例を示す正面図である。
【
図7】同商品デザインの作成支援システムのユーザ端末における画像ファイルのアップロード画面の一例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る商品デザインの作成支援システム1の概略構成を示している。商品デザインの作成支援システム1は、ネットワーク5を介した商品の通信販売に適用されるシステムであって、キャラクタ画像Gを含んだ商品の通信販売において、通信販売の利用者であるユーザが商品のデザインを加工(たとえば、テキストの挿入、背景の変更、画像の挿入など)して購入できるようにしている。
【0019】
商品デザインの作成支援システム1は、商品デザインの作成を支援する商品デザイン作成支援サーバ(商品デザインの作成支援装置)2と、商品デザイン作成支援サーバ2の支援を受けて商品のデザインを作成するユーザ端末3と、商品デザイン作成支援サーバ2で作成された商品デザインを取得・保存する商品デザイン記憶サーバ(商品デザイン記憶装置)4とを主要部として構成されており、これらがネットワーク5によって通信接続されている。
【0020】
商品デザイン作成支援サーバ(以下、「作成支援サーバ」と称する)2は、商品デザインの作成を支援するためのプログラムやデータを備えたサーバコンピュータで構成される。
図2は、作成支援サーバ2の機能構成を示したブロック図である。
図2に示すように、作成支援サーバ2は、キャラクタ画像Gを含んだ複数のテンプレートT,T,…を記憶するテンプレート記憶手段21と、テンプレート記憶手段21に記憶されたテンプレートT,T,…から1のテンプレートTを選択するテンプレート選択手段22と、テンプレート選択手段22で選択されたテンプレートTに所定のテキストを割り付けるテキスト割付手段23と、テンプレート選択手段22で選択されたテンプレートTに所定の背景を割り付ける背景割付手段24と、テンプレート選択手段22で選択されたテンプレートTに所定の画像を割り付ける画像割付手段25と、デザイン素材の割り付けが終了した商品デザインを電子データ化するデザインデータ作成手段26とを有している。
【0021】
テンプレート記憶手段21は、複数のテンプレートT,T,…を記憶する装置、たとえば、ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などの記憶装置で構成される。本実施形態では、テンプレート記憶手段21は、サーバコンピュータに内蔵される記憶装置として構成されるが、サーバコンピュータとは別体の外部記憶装置で構成してもよい。
【0022】
テンプレートTは、枠内にテキストなどのデザイン素材を割り付けて商品デザインを作成するためのひな形である。テンプレートTは、デザインする商品ごとに当該商品の形状に合わせて設定される。たとえば、デザインする対象商品がスマートフォンカバーである場合、スマートフォンカバーは対象機種ごとにその形状等が相違することになるので、形状等が相違するスマートフォンカバーごと(商品ごと)に当該形状に合わせたテンプレートTが設定される(
図4参照)。
【0023】
また、テンプレートTには、それぞれキャラクタ画像Gが含まれる。ここで、キャラクタ画像とは、周知のとおり、漫画、アニメーション、映画、コンピュータゲームなどに登場する人物や動物などを描いた図柄である。テンプレートTには、それぞれ少なくとも1のキャラクタ画像Gが含まれる。したがって、1のテンプレートTに2以上のキャラクタ画像Gが含まれていてもよい。
【0024】
なお、テンプレートTに使用するキャラクタは1種類に限らず複数種類であってもよい。また、1のキャラクタについて複数種類のキャラクタ画像Gを設けてもよい。したがって、たとえば、1の商品のテンプレートTについて、異なるキャラクタ(たとえば、キャラクタA,キャラクタB,…,キャラクタX)のキャラクタ画像をそれぞれ描いて複数のテンプレートTを設けることができるほか、1のキャラクタについて、ポーズや表情などを変えた異なるキャラクタ画像をそれぞれ描いて複数のテンプレートTを設けることもできる。本実施形態のテンプレート記憶手段21には、1または複数の商品についてテンプレートTが記憶される。そして、各商品のテンプレートTには、異なるキャラクタや異なるポーズ・表情などのキャラクタ画像を含んだ複数のテンプレートTが設定される。
【0025】
テンプレート選択手段22は、サーバコンピュータのプログラムによって実現される機能構成の一つであって、テンプレート記憶手段21に記憶された複数のテンプレートT,T,…の中から1のテンプレートTを選択する手段を構成している。本実施形態では、このテンプレート選択手段22は、ネットワーク5を介して通信接続されるユーザ端末3からの指示に基づいて1のテンプレートTを選択するように構成されている。
【0026】
なお、テンプレート選択手段22は、ユーザによるテンプレートTの選択が容易に行えるように、たとえば、選択可能なテンプレートTの一覧をユーザ端末3の表示部31に表示させたり、あるいは、商品やキャラクタなどから所望のテンプレートTを検索できるように構成しておくのが好ましい。
【0027】
テキスト割付手段23は、テンプレート選択手段22と同様、サーバコンピュータのプログラムによって実現される機能構成の一つであって、テンプレート選択手段22によって選択されたテンプレートTに対して、デザイン素材の一つであるテキストを割り付ける手段を構成している。テンプレートTに割り付けられるテキストは、作成支援サーバ2に入力されたテキストである。本実施形態では、このテキストとして、ユーザ端末3を介して作成支援サーバ2に入力されたテキストが用いられる。
【0028】
テキストの割り付けに関して、テキスト割付手段23は、テキストの配置をモデル化した複数のテキスト配置モデルM1を有している。テキスト配置モデルM1は、テキストを配設する位置や向きなどを表示するモデルであって、テキスト割付手段23は、選択されたテキスト割付モデルM1に従って(テキスト割付モデルM1に表示された配置と同じ配置になるように)、テンプレートTにテキストを割り付けるように構成されている。
【0029】
本実施形態のテキスト配置モデルM1は、テキストを配設する位置、テキストの向き、縦置き/横置きの別の3要素を使ってテキストの配置をパターン化したモデルであり、
図5に示すように、「下・横書き」、「中央・横書き」、「上・横書き」、「右上・横書き」、「右下・横書き」、「左下・横書き」、「左上・横書き」、「右上・横書き縦置き」、「右下・横書き縦置き」などのモデルが設定されている。
【0030】
テキスト割付手段23には、テンプレートTごとに選択可能なテキスト配置モデルM1が設定されている。これは、テンプレートTには、キャラクタ画像Gの配置との関係で、テキストを配置できない、または、テキストの配置に適さない場所があることから、そのような場所にテキストが配置されないように、あらかじめ選択可能なテキスト配置モデルM1をテンプレートTごとに限定(制限)しておくためである。このような観点から、本実施形態では、テンプレートTごとに設定される選択可能なテキスト配置モデルM1として、テキストを配置する位置が当該テンプレートTに含まれるキャラクタ画像Gと干渉しない(重ならない)位置となるテキスト配置モデルM1から選定されている。
【0031】
そして、この設定に関連して、テキスト割付手段23では、各テンプレートTと、それぞれのテンプレートTで選択可能なテキスト配置モデルM1とが対応付けられており、対応付けられていないテキスト配置モデルM1は選択できないようにしている。なお、この対応付けの情報は、テキスト配置モデルM1に関する情報とともに、作成支援サーバ2の所定の記憶領域(テキスト配置モデル記憶手段27)に記憶されており、テキスト割付手段23はこれらの情報を参照できるようになっている。
【0032】
背景割付手段24は、テキスト割付手段23と同様、サーバコンピュータのプログラムによって実現される機能構成の一つであって、テンプレート選択手段22で選択されたテンプレートTに対して、デザイン素材の一つである背景を割り付ける手段を構成している。テンプレートTに割り付けられる背景は、たとえば、色(背景色)、模様などが例示される。
【0033】
背景の割り付けに関して、背景割付手段24は、背景をモデル化した複数の背景モデルM2を有している。背景モデルM2は、背景となる色や模様などを表示するモデルであって、背景割付手段24は、選択された背景モデルM2に従って、テンプレートTに背景を割り付けるように構成されている。本実施形態では、この背景モデルM2として、背景色が複数用意されている(
図6の例では18色)。
【0034】
そして、この背景割付手段24においても、テンプレートTごとに選択可能な背景モデルM2が設定されている。これは、テンプレートTに含まれるキャラクタ画像Gの色彩などとの関係で、使用できない、または、使用に適さない背景色や模様などがあることから、そのような背景色などが使用できないように、あらかじめ選択可能な背景モデルM2をテンプレートTごとに限定(制限)しておくためである。そのため、本実施形態に示す背景割付手段24では、各テンプレートTと、それぞれのテンプレートTで選択可能な背景モデルM2とが対応付けられており、これらに関する情報(背景モデルM2に関する情報並びにテンプレートTと対応付けの情報)が作成支援サーバ2の所定の記憶領域(背景モデル記憶手段28)に記憶され、背景割付手段24はこれらの情報を参照できるようになっている。
【0035】
画像割付手段25は、背景割付手段24と同様、サーバコンピュータのプログラムによって実現される機能構成の一つであって、テンプレート選択手段22で選択されたテンプレートTに対して、デザイン素材の一つである画像を割り付ける手段を構成している。テンプレートTに割り付けられる画像は、作成支援サーバ2に入力された画像である。本実施形態では、この画像として、ユーザ端末3を介して作成支援サーバ2に入力された画像が用いられる。
【0036】
画像割付手段25は、画像の割り付けにあたり、テンプレートTに画像を配置するための画像エリアPを設定し、この画像エリアP内に画像を配置することで、テンプレートTに画像の割り付けを行う。
【0037】
デザインデータ作成手段26は、画像割付手段25と同様、サーバコンピュータのプログラムによって実現される機能構成の一つであって、デザイン素材の割り付けが終了した商品デザインを電子データ化する手段を構成している。すなわち、デザインデータ作成手段26は、テキスト割付手段23、背景割付手段24、画像割付手段25によってテンプレートTに割り付けられたテキスト、背景、画像で構成される商品デザインを保存・送信可能な電子データとして生成するものである。デザインデータ作成手段26によって生成された商品デザインの電子データは、サーバコンピュータが備えるネットワークアダプタ(図示せず)からネットワーク5を介して商品デザイン記憶サーバ4に送信される。
【0038】
ユーザ端末3は、作成支援サーバ2の支援を受けて商品デザインを作成するクライアントコンピュータであって、たとえば、ネットワーク5に接続可能なパーソナルコンピュータで構成される。このユーザ端末3には、少なくとも表示部31と、キーボード、マウス、ポインティングデバイスなどの入力部32が備えられている。また、ユーザ端末3には、ウエブブラウザが備えられており、このウエブブラウザを通じて作成支援サーバ2が提供するウエブページにアクセスできるようになっている。そして、ユーザ端末3は、作成支援サーバ2のウエブページ上で、テンプレートTの選択、テンプレートTへのテキストの割り付け、背景の割り付け、画像の割り付けから、作成した商品デザインの保存までの指示を行うようになっている(詳細は後述する)。
【0039】
商品デザイン記憶サーバ4は、作成支援サーバ2で作成された商品デザインの電子データを取得して保存するサーバコンピュータである。商品デザイン記憶サーバ4は、たとえば、保存した商品デザインのデータを商品製作用のデータとして利用できるように加工するプログラムを備えており、このプログラムによって加工されたデータを、商品デザインをプリントする印刷装置(図示せず)などに提供できるように構成されている。
【0040】
ネットワーク5は、作成支援サーバ2、ユーザ端末3および商品デザイン記憶サーバ4を通信接続するコンピュータネットワークであり、本実施形態ではインターネットが用いられている。
【0041】
次に、商品デザインの作成支援システム1を用いた商品デザインの作成手順について、
図3乃至
図7に基づいて説明する。
【0042】
(1)商品の選択
商品デザインの作成に先立ち、ユーザはユーザ端末3のウエブブラウザを起動して、作成支援サーバ2が提供するウエブページに接続し、このウエブページ上で、購入する商品(デザインを作成する商品)を選択する(
図3ステップS1参照)。このように、本実施形態に示す商品デザインの作成支援システム1では、ユーザ端末3と作成支援サーバ2とのやり取りはウエブブラウザを通じて行われる。ユーザは、ウエブブラウザを介して作成支援サーバ2に指示を与えるようになっている。なお、以下の説明では、商品の選択において、1の機種用の「スマートフォンカバー」が選択されたものとして説明する。
【0043】
(2)テンプレートTの選択
商品の選択が完了すると、次に、テンプレートTを選択する(
図3ステップS2参照)。
本実施形態では、1の商品に対して、キャラクタ画像Gが異なる複数のテンプレートTがテンプレート記憶手段21に記憶されているので、テンプレート選択手段22は、ウエブページを通じてユーザ端末3の表示部31に、1のテンプレートの選択を求める表示を行う。ユーザは、表示部31に表示される画面の指示に従って、購入を希望するキャラクタ画像Gを含んだテンプレートTを選択する。
【0044】
(3)テキストの割り付け
テンプレートTが選択されると、ユーザ端末3の表示部31には、選択したテンプレートTに対して、デザイン素材の割り付けを行うデザイン作成画面100が表示される。
図4はデザイン作成画面100の一例を示している。図示のデザイン作成画面100では、左端に実施項目を選択する項目選択ボタン110が設けられている。図示例では、項目選択ボタン110として、「テキスト」、「レイアウト」、「スタイル」、「フォントカラー」、「ベースカラー」、「画像」の6項目のボタンが選択可能に表示されている。
【0045】
テキストの割り付けにあたっては、はじめに実施項目として「テキスト」を選択する(選択された項目選択ボタン110は反転表示される)。これにより、デザイン作成画面100に、入力中のテキストを表示するテキストボックス111が表示される(図示例では、入力中の文字として「TEST」の文字列が表示されている)。ユーザは、このテキストボックス111の表示を確認しながら、割り付けを希望するテキストをユーザ端末3に入力し、テンプレートTに割り付けるテキストを決定する。
【0046】
テキストの入力が完了すると、次に、実施項目「レイアウト」を選択する(
図5参照)。
「レイアウト」が選択されると、デザイン作成画面100には、現在選択中のテンプレートTにおいて選択可能なテキスト配置モデルM1が表示される。図示例では、選択可能なテキスト配置モデルM1として、上から順に「下・横書き」、「中央・横書き」、「上・横書き」、「右上・横書き」、「右下・横書き」、「左下・横書き」、「左上・横書き」、「右上・横書き縦置き」、「右下・横書き縦置き」の各アイコンが表示されており、図示されていない他の選択可能なテキスト配置モデルM1のアイコンは、画面のスクロールで表示されるようになっている。図示のテキスト配置モデルM1の各アイコンでは、テキストを配置する位置に相当する部位に「TT」の記号を表示している。
【0047】
ユーザは、これら複数のテキスト配置モデルM1の中から希望する1のモデルを選択することで、テンプレートTへのテキストの割り付けを行う(
図3ステップS3参照)。図示例では、「右上・横書き縦置き」が選択されているので、テキスト割付手段23は、この選択に従ってテンプレートTにテキストの割り付けを行う。本実施形態では、この割り付け処理は、ウエブブラウザを通じて表示中のデザイン作成画面100上に直ちに反映されるように構成されており、ユーザは、デザイン作成画面100上で、テキストを割り付けたテンプレートTをプレビューできる(
図5では、テンプレートTの右上に「TEST」の文字列が横書き縦置きで割り付けられたプレビュー画面が図示されている)。
【0048】
このように、ユーザは、デザイン作成画面100に表示されるテキスト配置モデルM1を選択することで、テキストを容易に所望の位置等に配置できる。しかも、デザイン作成画面100に表示されるテキスト配置モデルM1は、あらかじめテンプレートTごとに設定された選択可能なテキスト配置モデルM1に限定されているので、選択中のテンプレートTにおいて、キャラクタのイメージを損ねる位置にテキストが配置されるといった事態は生じない。
【0049】
なお、図示のデザイン作成画面100では、テキストの割り付けに関して、上述した「テキスト」、「レイアウト」の各項目選択ボタン110の他、「スタイル」、「フォントカラー」の項目選択ボタン110が設けられているが、「スタイル」は、割り付けたテキストのフォントを変更するボタンであり、「フォントカラー」は、割り付けたフォントの色彩を変更するボタンである。
【0050】
(4)背景の割り付け
テキストの割り付けが完了すると、次に、背景の割り付けを行う。
背景の割り付けは、項目選択ボタン110から「ベースカラー」を選択して行う。本実施形態では、背景として背景色のみが選択できるようになっている。「ベースカラー」が選択されると、デザイン作成画面100には、現在選択中のテンプレートTにおいて選択可能な背景モデルM2が表示される(
図6参照)。
図6の例では、選択可能な背景モデルM2として、18色分のアイコンが表示されている。ユーザは、この背景モデルM2の中から希望する背景モデルM2を選択することで、背景割付手段24がテンプレートTに選択された背景を割り付ける(
図3ステップS4参照)。なお、割り付けられた背景は直ちにテンプレートTに反映されるようになっており、ユーザは、デザイン作成画面100を視認することで、背景を割り付けた状態をプレビューできる。
【0051】
このように、ユーザは、デザイン作成画面100に表示される背景モデルM2を選択することで、所望の背景を設定できる。しかも、デザイン作成画面100に表示される背景モデルM2は、テキスト配置モデルM1と同様に、あらかじめテンプレートTごとに設定された選択可能な背景モデルM2に限定されているので、選択中のテンプレートTにおいて、キャラクタのイメージを損ねるような背景が設定されることがない。
【0052】
(5)画像の割り付け
背景の割り付けが完了すると、次に、画像の割り付けを行う。
画像の割り付けは、項目選択ボタン110から「画像」を選択して行う。「画像」が選択されると、デザイン作成画面100には、画像ファイルをアップロードするための画像入力表示112が表示される(
図7参照)。本実施形態では、画像ファイルをドラッグアンドドロップして入力するためのドロップボックス112aと、画像ファイルが格納されたファイルを選択するファイル選択ボタン112bとが設けられている。ユーザは、これら画像入力表示112を使って画像ファイルを作成支援サーバ2にアップロードする。
【0053】
アップロードされた画像ファイルは、デザイン作成画面100の画像エリアPに割り付けられる(
図3ステップS5参照)。画像エリアPについては、あらかじめ決められた領域を画像エリアPとしてテンプレートT上に設定しておくことも可能であるが、ユーザの操作に応じて画像エリアPを削除したり、あるいは、画像エリアPの領域を増減できるように構成してもよい。また、割り付けられる画像の位置は固定されていてもよいが、ユーザの操作に応じて画像の位置を調整できるように構成してもよい。
【0054】
なお、本実施形態では、ユーザが割り付けた画像は直ちにテンプレートTに反映されるように構成される。そのため、ユーザは、デザイン作成画面100を視認することで、画像の割り付け状態をプレビューできるのは、テキストの割り付けなどと同様である。
【0055】
(6)商品デザインの確定
このようにして、テキストの割り付け、背景の割り付け、画像の割り付けが完了すると、ユーザは、デザイン作成画面100の「デザイン完了」ボタン113を選択し、商品デザインを確定させる(
図3ステップS6参照)。商品デザインの確定は、作成支援サーバ2に受け付けられる。作成支援サーバ2では、テキスト割付手段23、背景割付手段24、画像割付手段25による割り付け後の商品デザインを電子データ化して図示しない所定の記憶領域に記憶する。
【0056】
(7)購入手続
商品デザインが確定すると、最後に、商品の購入手続を行う(
図3ステップS7参照)。
購入手続は本発明とは直接関係がないのでここでの説明は省略するが、購入手続で商品の購入が確定すると、作成支援サーバ2は、購入が確定した商品の商品デザインの電子データを商品デザイン記憶サーバ4に送信する。商品デザイン記憶サーバ4は、作成支援サーバ2から送信される商品デザインの電子データを取得して保存する。そして、保存したデータを基にして、たとえば、商品デザインをプリントする印刷装置に対する印刷用データを提供し、商品に商品デザインをプリントさせるなどして、作成した商品デザインが付された商品を製作する。
【0057】
このように、本発明に係る商品デザインの作成支援システム1によれば、キャラクタ画像Gを含んだテンプレートTにテキストを割り付けて商品デザインを作成するにあたり、テンプレートTごとに選択可能なテキスト配置モデルM1が設定され、テンプレートTが選択されると、選択されたテンプレートTで選択可能なテキスト配置モデルM1の中から1のテキスト配置モデルM1を選択させ、この選択されたテキスト配置モデルM1に従ってテンプレートTにテキストが割り付けられるので、たとえば、各テンプレートTについて、それぞれのキャラクタ画像Gに応じて当該キャラクタのイメージを損なわないようにテキストを配置するテキスト配置モデルM1だけを選択可能なモデルとして選定しておくことで、キャラクタのイメージを損ねることなくテンプレートTにテキストを配置することができる。
【0058】
また、たとえば、テンプレートごとに、キャラクタ画像と干渉しない位置にテキストを配置するテキスト配置モデルを選定しておくことで、キャラクタ画像とテキストが重なるような事態を回避することができ、キャラクタのイメージが毀損されるのを防止できる。
【0059】
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなくその範囲内で種々の設計変更が可能である。
【0060】
たとえば、上述した実施形態では、テキスト割付手段23は、ユーザ端末3から入力された文字列のテキストをテンプレートTに割り付けるように構成した場合を示したが、あらかじめ作成支援サーバ2に記憶されている文字列を割り付けるように構成してもよい。
【0061】
また、上述した実施形態では、作成支援サーバ2に、テキスト割付手段23、背景割付手段24、画像割付手段25を備え、商品デザインの作成時に、テキストの割り付け、背景の割り付け、画像の割り付けを行うように構成した場合を示したが、本発明に係る商品デザインの作成支援システム1は、作成支援サーバ2に、少なくとも、テキスト割付手段23が備えられる構成であればよく、背景割付手段24および画像割付手段25の双方または一方は適宜省略することができる。
【0062】
また、上述した実施形態では、商品デザインの作成にあたり、テキストの割り付け、背景の割り付け、画像の割り付けの順で行う場合を示したが、これらを実施する順番は適宜変更可能である。
【0063】
なお、上述した実施形態では、作成支援サーバ2と商品デザイン記憶サーバ4とを別体で構成した場合を示したが、これらは1つのサーバコンピュータで構成されていてもよい。
【符号の説明】
【0064】
1 商品デザインの作成支援システム
2 商品デザイン作成支援サーバ(商品デザインの作成支援装置)
3 ユーザ端末
4 商品デザイン記憶サーバ(商品デザイン記憶装置)
5 ネットワーク
21 テンプレート記憶手段
22 テンプレート選択手段
23 テキスト割付手段
24 背景割付手段
25 画像割付手段
26 デザインデータ作成手段
31 表示部
32 入力部
100 デザイン作成画面
110 項目選択ボタン
G キャラクタ画像
M1 テキスト配置モデル
M2 背景モデル
P 画像エリア
T テンプレート