IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ラピステクノロジー株式会社の特許一覧

特開2024-50293半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システム
<>
  • 特開-半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システム 図1
  • 特開-半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システム 図2
  • 特開-半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システム 図3A
  • 特開-半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システム 図3B
  • 特開-半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システム 図4
  • 特開-半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システム 図5
  • 特開-半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システム 図6
  • 特開-半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システム 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024050293
(43)【公開日】2024-04-10
(54)【発明の名称】半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システム
(51)【国際特許分類】
   G01R 31/3828 20190101AFI20240403BHJP
   G01R 31/385 20190101ALI20240403BHJP
   G01R 31/389 20190101ALI20240403BHJP
   H02J 7/00 20060101ALI20240403BHJP
   H01M 10/48 20060101ALI20240403BHJP
【FI】
G01R31/3828
G01R31/385
G01R31/389
H02J7/00 X
H01M10/48 P
H01M10/48 301
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022157091
(22)【出願日】2022-09-29
(71)【出願人】
【識別番号】320012037
【氏名又は名称】ラピステクノロジー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】清水 崇弘
【テーマコード(参考)】
2G216
5G503
5H030
【Fターム(参考)】
2G216BA02
2G216BA16
2G216BA56
2G216BA59
5G503AA01
5G503BA01
5G503BB01
5G503CA01
5G503CA11
5G503CB11
5G503EA05
5G503GD03
5G503GD06
5H030AA10
5H030AS01
5H030AS08
5H030FF22
5H030FF41
5H030FF42
5H030FF43
5H030FF44
(57)【要約】
【課題】簡易な構成で、時間効率よくバッテリの残量を算出できる
【解決手段】半導体装置は、クーロンカウント法によりバッテリの電流の流入及び流出に係るカウント値を計測するカウント部と、前記バッテリのインピーダンスを計測するインピーダンス計測部と、前記インピーダンスに基づいて、前記インピーダンスとバッテリ容量との相関関係から演算に用いるバッテリ容量を補正する補正部と、前記カウント値と、補正した前記バッテリ容量とに基づきバッテリの残量を算出する演算部と、を備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クーロンカウント法によりバッテリの電流の流入及び流出に係るカウント値を計測するカウント部と、
前記バッテリのインピーダンスを計測するインピーダンス計測部と、
前記インピーダンスに基づいて、前記インピーダンスとバッテリ容量との相関関係から演算に用いるバッテリ容量を補正する補正部と、
前記カウント値と、補正した前記バッテリ容量とに基づきバッテリの残量を算出する演算部と、
を備える半導体装置。
【請求項2】
前記相関関係には、バッテリ容量とインピーダンスとに共通する仮想的な充放電回数と前記バッテリ容量との相関を示す第1相関データと、前記充放電回数とインピーダンスとの相関を示す第2相関データとが含まれ、
前記補正部は、計測した前記インピーダンスに対応する前記第2相関データの前記充放電回数を選択し、
選択した前記充放電回数に対応する前記第1相関データの前記バッテリ容量を、前記演算部の演算において用いるように補正する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記バッテリの温度を計測する温度計測部を含み、
前記第2相関データにおいて温度ごとに前記インピーダンスのデータを有し、
前記補正部は、計測した温度に対応した前記インピーダンスを用いて、前記充放電回数を選択し、前記補正をする、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
クーロンカウント法によりバッテリの電流の流入及び流出に係るカウント値を計測させ、
前記バッテリのインピーダンスを計測させ、
前記インピーダンスに基づいて、前記インピーダンスとバッテリ容量との相関関係から演算に用いるバッテリ容量を補正し、
前記カウント値と、補正した前記バッテリ容量とに基づきバッテリの残量を算出する、
処理をコンピュータに実行させる電池監視方法。
【請求項5】
前記バッテリと、請求項1に記載の半導体装置とを含む電池監視システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システムに関する。
【背景技術】
【0002】
インピーダンス関数を用いて、バッテリの状態を推定する技術がある(特許文献1参照)。この技術では、計測された実測値データに対する誤差が小さくなるようにインピーダンス関数を調整するフィッティング処理を行っている。
【0003】
また、バッテリの劣化の推定精度を改善する技術がある(特許文献2参照)。この技術では、クーロンカウント値に基づいて、バッテリが所定電荷量、充放電されたことを検出し、検出のたびに劣化を示す指標を変化させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2014-102111号公報
【特許文献2】特開2017-116522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の劣化を考慮した従来のバッテリ残量推定方法は、特許文献1のようなフィッティングによる手法や、特許文献2のようなLUT(Lookup table)を用いた手法がある。LUTは上記特許文献2の図2のように、事前にバッテリ容量と充電サイクル数の関係を測定、関係を表した表として登録しておくものである。従来のバッテリ残量推定方法は、実システム動作中は、何回バッテリが充放電されたかをカウントし、カウントによりバッテリ容量を補正し、補正したバッテリ容量を用いて、バッテリ残量(SOC:State Of Charge)を演算することで、バッテリ残量を推定する手法である。
【0006】
しかしながら、実システム動作の環境が、事前にバッテリ容量と充電サイクル数の関係を測定した環境と異なる場合がある。その場合、バッテリ劣化の進行が異なり、その結果、残量推定結果が異なってしまうという問題点があった。
【0007】
本開示の課題は、簡易な構成で、時間効率よくバッテリの残量を算出できる半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の半導体装置は、クーロンカウント法によりバッテリの電流の流入及び流出に係るカウント値を計測するカウント部と、前記バッテリのインピーダンスを計測するインピーダンス計測部と、前記インピーダンスに基づいて、前記インピーダンスとバッテリ容量との相関関係から演算に用いるバッテリ容量を補正する補正部と、前記カウント値と、補正した前記バッテリ容量とに基づきバッテリの残量を算出する演算部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の半導体装置、電池監視方法、及び電池監視システムによれば、簡易な構成で、時間効率よくバッテリの残量を算出できる、という効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】既存の電池監視システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2】第1実施形態の電池監視システムの構成の一例を示すブロック図である。
図3A】第1LUT37の一例であり、仮想的な充放電回数と、バッテリ容量(mAh)とが対応付けられたテーブルデータである。
図3B】第2LUT38の一例であり、仮想的な充放電回数と、インピーダンス(mΩ)とが対応付けられたテーブルデータである。
図4】電池監視システム1の処理の流れを示すフローチャートである。
図5】第2実施形態の電池監視システムの構成の一例を示すブロック図である。
図6】第2実施形態の第2LUT38の一例であり、仮想的な充放電回数と、各温度に対応したインピーダンス(mΩ)とが対応付けられたテーブルデータである。
図7】第2実施形態の電池監視システム1の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
近年、カーボンニュートラルを達成するために、バッテリの需要が高まっている。また、バッテリの再利用も需要が高まっている。特に、欧州等では、バッテリ規制により数年後から車載、蓄電池用途のバッテリの劣化を測定し記録することが求められている。本実施形態の手法は、今後ますます重要になる、劣化を考慮したバッテリ残量推定手法を用いた電池監視に関するものである。本実施形態の電池監視システムでは、電池(以下、「バッテリ」)による電力の供給、残量等を監視するシステムである。電池監視システムは、所定の機能を発揮するために電力が供給される制御システムの一部として組み込まれる。制御システムは、例えば、IoT機器等、所定の対象物の物理量を測定し、監視するセンサシステム等が挙げられる。
【0012】
ここで、本実施形態の前提とするLUTを備える既存の電池監視システムの例を示す。図1に示すように、既存の電池監視システムは構成として、半導体装置、バッテリ、負荷、センス抵抗により構成される。半導体装置において、充放電回数検出部、クーロンカウンタ部、SOC演算部、補正部、及びLUT(Look Up Table)を備える。
【0013】
バッテリの種類は特に限定されないが、一例としてリチウムイオンセルが用いられる。リチウムイオンセルの場合、OCV(Open Circuit Voltage)=4.2Vのときが満充電状態である、すなわちSOC(State of Charge)=100%である。ここで、OCV(開放電圧または開回路電圧)とは、負荷が接続されておらず、負荷に電圧、電流が印加されていない状態でのバッテリの電圧をいう。また、SOC(充電状態または充電率)とは、仕様上の完全放電状態を0%、満充電状態を100%として表したバッテリの充電状態をいう。
【0014】
負荷はバッテリによって電圧、電流を供給されて動作する回路である。電池監視システム1は一例としてセンサシステムとされ、負荷には該センサシステムのセンサ駆動回路、監視情報を監視システムに送信する送信器等が含まれる。センス抵抗は、バッテリと直列に挿入され、電圧降下を検出する回路である。電池監視システムにおいては、負荷が接続された状態でのバッテリの状態が監視される。
【0015】
クーロンカウンタ部は、例えば特許文献2に記載のように、バッテリの電流を所定のサンプリング周期でサンプリングし、電流の流入及び流出に係るカウント値(ACC)を計測する回路である。SOC演算部は、カウント値に基づいて、バッテリのSOCを演算する回路である。補正部は、検出された放電回数を用いて、SOC演算部の演算に用いるバッテリ容量を補正する回路である。LUTは、測定等により得られた放電回数とバッテリ容量との対応関係(相関関係)を記録したテーブルである。
【0016】
以上が既存の電池監視システムについての説明である。以下、図面を参照して本実施形態の詳細について説明する。
【0017】
(第1実施形態)
図2に示すように、第1実施形態に係る電池監視システム1は、半導体装置10、バッテリ20、負荷21、及びセンス抵抗22を含んで構成されている。図2に示すように、本実施の形態に係る半導体装置10は、充放電回数検出部31、クーロンカウンタ部32、インピーダンス計測用信号生成部33、インピーダンス計測部34、補正部35、SOC演算部36、第1LUT37、及び第2LUT38を含んで構成されている。従来と異なり、インピーダンス計測用信号生成部33、インピーダンス計測部34、及び第2LUT38を有している。なお、電池監視システム1は、充放電回数検出部31を備えているが、既存技術の態様に応じた便宜的なものである。本実施形態では、仮想的な充放電回数を用いるため、実際の放充電回数は検証等の確認のために補助的に用い、主たる構成としては用いられない。クーロンカウンタ部32が本開示のカウント部の一例であり、SOC演算部36が本開示の演算部の一例である。
【0018】
制御部29は主として電池監視処理を実行する部位であり、例えば図示しないCPU(Central Processing Unit、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含んで構成されている。制御部29は、充放電回数検出部31、クーロンカウンタ部32、インピーダンス計測用信号生成部33、インピーダンス計測部34、補正部35、及びSOC演算部36を制御している。なお、補正部35及びSOC演算部36の各部は、回路として構成するのではなく、CPUによって処理する演算部として構成してもよい。
【0019】
クーロンカウンタ部32は、クーロンカウント法によりバッテリの電流の流入及び流出に係るカウント値を計測する。例えば、電流の積算値(Q(t))をカウント値として計測すればよい。
【0020】
インピーダンス計測用信号生成部33は、インピーダンス計測用の交流信号(正弦波)を発生させる。交流信号は、数十Hzから数MHz程度の範囲の正弦波とすればよい。
【0021】
インピーダンス計測部34は、バッテリ20のインピーダンスを計測する。インピーダンス計測部34は、交流信号を入力としたバッテリ20の電圧及び電流からインピーダンスを計測する回路である。
【0022】
本実施形態では、LUTとして、第1LUT37と、第2LUT38とが含まれる。第1LUT37は、仮想的な充放電回数とバッテリ容量との相関を示すテーブルデータである。仮想的な充放電回数は、バッテリ容量とインピーダンスとに共通する。図3Aは、第1LUT37の一例であり、仮想的な充放電回数と、バッテリ容量(mAh)とが対応付けられたテーブルデータである。例では、充放電回数が1の場合にバッテリ容量1000(mAh)であり、充放電回数が500の場合にバッテリ容量900(mAh)と、回数を経るたびにバッテリ容量は低減する。第2LUT38は、仮想的な充放電回数とインピーダンスとの相関を示すテーブルデータである。図3Bは、第2LUT38の一例であり、仮想的な充放電回数と、インピーダンス(mΩ)とが対応付けられたテーブルデータである。例では、充放電回数が1の場合にインピーダンス10(mΩ)であり、充放電回数が500の場合にインピーダンス100(mΩ)と、回数を経るたびにバッテリ容量は低減する。なお、これらの数値は例示のための一例であり、運用においては検証結果等から求めた数値をテーブルデータとして用いる。第1LUT37が本開示の第1相関データの一例であり、第2LUT38が本開示の第2相関データの一例である。
【0023】
補正部35は、計測されたインピーダンスに基づいて、インピーダンスとバッテリ容量との相関関係から、SOC演算部36の算出に用いるバッテリ容量を補正する。具体的には、補正部35は、計測されたインピーダンスに対応する第2LUT38の仮想的な充放電回数を選択し、選択した当該充放電回数に対応する第1LUT37のバッテリ容量を演算に用いるように補正する。
【0024】
SOC演算部36は、計測されたカウント値と、補正したバッテリ容量とに基づきバッテリの残量としてSOCを算出する。SOCは、一般的なクーロンカウント法によるSOCの推定手法を用いて算出すればよく、放電開始前の充電率(SOC)、カウント値である電流の積算値(Q(t))、補正したバッテリ容量の満充電容量(FCC)を用いて、SOC=SOC+(Q(t)/FCC)として算出すればよい。
【0025】
次に、電池監視システム1の作用を説明する。図4は、電池監視システム1の処理の流れを示すフローチャートである。処理ルーチンは、例えば、電池監視システム1について定めた電池監視の周期で定期的に実行される。
【0026】
ステップS100では、クーロンカウンタ部32が、クーロンカウント法によりバッテリの電流の流入及び流出に係るカウント値を計測する。なお、本ステップとあわせて充放電回数検出部31により充放電回数を検出してもよい。
【0027】
ステップS102では、インピーダンス計測用信号生成部33が、インピーダンス計測用の交流信号(正弦波)を発生させる。
【0028】
ステップS104では、インピーダンス計測部34が、バッテリ20のインピーダンスを計測する。
【0029】
ステップS106では、補正部35が、計測されたインピーダンスに対応する第2LUT38の仮想的な充放電回数を選択する。
【0030】
ステップS108では、補正部35が、選択した当該充放電回数に対応する第1LUT37のバッテリ容量を演算に用いるように補正する。
【0031】
ステップS110では、SOC演算部36は、計測されたカウント値と、補正したバッテリ容量とに基づきバッテリの残量(SOC)を算出する。
【0032】
以上、本実施形態の電池監視システム1によれば、簡易な構成で、時間効率よくバッテリの残量を算出できる。
【0033】
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態の構成を示す図である。第2実施形態では、バッテリ20の温度を計測して、LUTを参照する点で第1実施形態と異なっている。図5に示すように、第2実施形態の電池監視システム1における半導体装置10は、バッテリ20の温度を計測する温度計測部41を含む。
【0034】
本実施形態では、第2LUT38において温度ごとにインピーダンスのデータを有している。図6は、第2実施形態の第2LUT38の一例であり、仮想的な充放電回数と、各温度に対応したインピーダンス(mΩ)とが対応付けられたテーブルデータである。
【0035】
補正部35は、計測した温度及びインピーダンスを用いて、第2LUT38の仮想的な充放電回数を選択し、バッテリ容量の補正をする。
【0036】
図7は、第2実施形態の電池監視システム1の処理の流れを示すフローチャートである。
【0037】
ステップS200において、温度計測部41が、バッテリ20の温度を計測する。
【0038】
ステップS202において、補正部35が、計測した温度及びインピーダンスに対応する第2LUT38の仮想的な充放電回数を選択する。
【0039】
以上、本実施形態の電池監視システム1によれば、簡易な構成で、時間効率よく、かつ、正確にバッテリの残量を算出できる。
【0040】
なお、上述した実施形態では、LUTとしては、第1LUT37は充放電サイクルとバッテリ容量、第2LUT38は充放電サイクルとインピーダンスの相関関係を用いて、インピーダンスからバッテリ容量を補正しているが、これに限定されるものではない。例えば、LUTの両方を統合し、インピーダンスとバッテリ容量のLUTだけを設けて計算をしてもよい。
【0041】
また、LUTを用いるのではなく、インピーダンスとバッテリ容量の関係式を使って、バッテリ容量を補正してもよい。
【0042】
また、上述した実施形態では、インピーダンス計測の交流信号に正弦波を用いているが、複数の周波数の正弦波を重ね合わせた信号、又は、インパルス信号等を用いてもよい。
【0043】
また、本願明細書中において、プログラムが予めインストールされている実施形態として説明したが、当該プログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。
【符号の説明】
【0044】
1 電池監視システム
20 バッテリ
21 負荷
22 センス抵抗
29 制御部
31 充放電回数検出部
32 クーロンカウンタ部
33 インピーダンス計測用信号生成部
34 インピーダンス計測部
35 補正部
36 SOC演算部
37 第1LUT
38 第2LUT
41 温度計測部
図1
図2
図3A
図3B
図4
図5
図6
図7