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▶ 赤對 浩美の特許一覧

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  • 特開-化粧用塗布具・筆記具 図1
  • 特開-化粧用塗布具・筆記具 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024050371
(43)【公開日】2024-04-10
(54)【発明の名称】化粧用塗布具・筆記具
(51)【国際特許分類】
   A45D 34/04 20060101AFI20240403BHJP
【FI】
A45D34/04 510Z
A45D34/04 510A
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022190793
(22)【出願日】2022-09-29
(71)【出願人】
【識別番号】518101093
【氏名又は名称】赤對 浩美
(72)【発明者】
【氏名】赤對 浩美
(57)【要約】
【課題】化粧用塗布具・筆記具において使用者によって異なる把持部と塗布・筆記部先端との好適な角度を選べて、その状態に固定させて化粧出来る筆記具を実現する。
【解決手段】化粧用塗布具・筆記具の軸筒の長手方向に廷びる中心線に対して垂直以外で交わる一本の直線で先端に開口部を有する先筒と後端に尾栓を備える後筒とに軸筒を分けて接続して、後筒を軸に先筒を移動させて先端の開口部の方向を変え使用者が好適な角度を選んで偏心させずに固定して化粧が出来る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
二本の軸筒を長手方向に廷びる中心線で一致させて前記中心線に垂直以外の角度で交わる一本の直線を境界線に接続して先端に開口部を有する先筒と後端に尾栓を備える後軸筒を前記中心線から前記先筒を移動して前記後軸筒と屈折する角度を調整して固定させて筆記・塗布して偏心せずに前記中心線廷長上に戻せる事を特徴とした化粧用筆記・塗布具
【請求項2】
インクが充填されているペン芯材を前記先筒の開口部に使用目的毎に応じて脱着して異なるタイプのペン芯材を一本の把持部後軸筒を共有して使用可能にする事を特徴とする精求項1の化粧用筆記・塗布具
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は筆記具・塗布具のペン先先端と把持部との角度を調整して使用する化粧用筆記具・塗布具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献に開示される様に軸筒長手方向廷長上以外、にペン芯用開口部が設けられた構造の化粧用筆記具・塗布具が知られている。この化粧用塗布・筆記具は描き易さを得る為筆記部を把持部と屈折させて固定し一方向に向けてある。一液体供給体使用済毎部品の全て廃棄となる構造である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013-31939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は使用者によって異なる化粧時の把持部と塗布・筆記部との好適な角度を選べてその状態で固定して化粧できるよう実現させる事にある。さらに収納時嵩張らない筆記具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は前記課題を解決する為になされたものでペン芯材を脱着する開口部を先端に有する先筒と後端に尾栓を備える後軸筒を双方の長手方向に廷びる中心線で、一致させて当該中心線に垂直以外の角度で交わる一本の直線を境界線として接続して先筒と後軸筒とが屈折するよう先筒を移動させて調整した角度に固定して化粧する事を特徴とした化粧用筆記・塗布具を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本考案により、ペン先の方向を筆記具の把持部に、屈折させながら調整した角度に固定して化粧する事が可能となり化粧箇所の視認を妨げていた持ち手の位置を移動出来て使用者自身での化粧・介護美容等第三者への化粧時も作業の手元は安定感も得られる。筆記具可動部は簡易な構造で製造コストと動作中の不安定さの軽減を図れる。
【図面の簡単な説明】
図1】本発明の一実施例の化粧用筆記・塗布具の(イ)正面図と(ロ)動作を示す図である。
図2】本発明の実施例1の接続面(ハ)先筒底面の軸筒内表面と(ニ)後軸筒の表面の拡大図である。(ホ)は角度固定付リング
図3】本発明の実施例1の接続部分(ヘ)先筒と(ト)後軸筒、(チ)は(ホ)と(ヘ)の嵌合時の拡大断面図である。
図4】本発明の実施例1の先筒先端開口部の断面図とペン芯材ホルダーとペン芯材装着時の拡大図である。
図5】本発明の実施例2のローラータイプ筆記・塗布材用開口部有する先筒の拡大図である
図6】本発明の実施例2の断面拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明による化粧用筆記・塗布具は筆記部が把持部に対して屈折しながら移動して適当なそれぞれの角度に固定して筆記するために、該筆記部と該把持部を接続する境界線の右端と左端の点は、化粧用筆記・塗布具の長手方向に廷びる中心線に垂直以外の角度で交わる直線で結ばれる様高低して位置し偏心せずに該筆記部を該中心線廷長上に戻せる事が特徴であり、構造の一例として次のようなものが挙げられる。
【0009】
図1は本発明の一実施例の化粧用筆記・塗布具の正面図(イ)と先筒を反時計回りに移動させている図(ロ)である。
【0010】
図1の(イ)(ロ)で示すように本発明の実施例1では先筒筆記部と後軸筒把持部は斜線で接続されている。先筒先端の開口部にはペン芯材を挟持して装着される芯ホルダーがスライダーで上下出来てペン芯のつけ替えを行う。ペン芯ホルダーにスリットが入っている。ペン芯材にはペンシルタイプのカラーコスメの芯、筆記・塗布材にインクが充填され周囲に蒸発を防ぐカバーのなされたタイプの芯のようにインクタンクからインクの供給を要しないペン芯が適切であるが、練状のインクを拾う筆や、粉を圧縮しているカラーコスメ用のチップ、ネイル細工用ブラシやスティック等の着脱も可能である。ローラータイプの筆記・塗布材には必要に応じて専用の先筒を後軸筒に接続する(図5)。更に好ましくは先筒全体がクリップ型で芯材を挟持する開口部であれば指先を汚さず替芯の作業が出来る。芯材、先筒を着脱可能にする事により感染の予防に繋がる。従来の一本のペン軸に定着して販売されていた化粧用筆記・塗布芯材に加えてインクを充填したペン芯材のみの販売方法で需要の拡大を図れる。
【0011】
図1の先筒、後軸筒共に消毒可能な樹脂材であったり金属は望ましい。肌に近づけ使用される化粧用筆記・塗布具である為、使用されるそれぞれの材質に配慮のある事は更に望ましい。
【0012】
ペン芯先端での繊細な描写を必要とされる化粧作業においてペン芯を都度替える事でペン芯先端の摩耗による変形での化粧の不満を解消する。
【0013】
後軸部尾栓に先筒との接続構造を再現する事は図5のローラースタンプ・他、リップ、ネイル、アイライナー、チークといった別用途の筆記・塗布具を一本の軸で兼用出来、持ち運ぶ化粧道具の軽減も可能にする。
【0014】
軸内に収容可能なアームや蝶番、球体といった関節部品での屈折が直線移動の時180°、90°の範囲に限定して関節部分への負担を減らし化粧作業の安定も考慮する。
【0015】
図2で示す本実施例による先筒の移動は符号19で角度を固定する為の摺動である。先筒を後軸筒と接する面の上で角度固定板用に配置されている符号9のそれぞれいずれかに符号19を挿着させて回転を止める事で角度を固定する。係止部から係止部への移動には符号7に先筒と後軸筒を引き離しても抜けないように両端にフランジを設けて軸架し先筒を持ち上げながら捻るようにして移動させたり、符号7に重って上下する二本の軸筒で先筒と後軸筒を回転可能に接続したり、傾斜して接続する先筒と後軸筒双方の向き合う面は楕円で中央に共通する正円の円周で枢結させ係回する他、歯車、円周の溝に回動を捉す、球体を挟
止部を兼ねたフランジを一方端に備えた軸筒にはコイルバネや蛇腹が緩嵌されて
【0016】
図3に示す角度固定板付リング上下動作用溝を板バネが角度固定板付リング
止して符号5に符号15が係って回動は止まり筆記可能となる。
【0017】
先筒と後軸筒とを一本の傾斜している直線で接続する事により屈折しながら移動しても先筒は後軸筒との境界線から離れず回動出来る。
【0018】
本発明は片手でも操作が可能である様に移動し、固定して筆記・塗布出来、偏心せず収納して持ち運べるので怪我や脳内出血後遺症による手指のリハビリに適当である。その際は落下を考慮しキャップは楕円や三角、四角等の外形で転がりにくい工夫が望ましい。
【0019】
図3の示す本実施例における先筒と後軸筒を接続する為の境界線はペン先でのタップやパッティング、スライドといった細かな作業時の安定と角度調整に先筒を移動させる際の揺らぎ、故障を考慮し勾配を抑えているが、先筒を斜円錐形やペン芯材とペン芯ホルダーの底辺とも垂直より傾斜して組み合わせ、先筒内にも傾斜しているペン芯ホルダー底辺を収納して活かせる構造にする事で角度調整に繰り返し移動しても耐久性があって急な勾配の境界線を要さずに接続出来る。
【0020】
先筒底面軸内側表面に示される符号7は先筒と後軸筒の接続に必要な軸を通し回動をはじめ先筒の移動に重要な役割を任う。球体を嵌着して回動を安定させる場合には後軸筒を蓋するようになるが、本発案のペン芯材はインクを充填してインク供給の必要は無く後軸筒と先筒が屈折する為必要な部材や形設を優先する事が出来る。
【0021】
図3の示す先筒中央の軸は回転軸であり、後軸筒を接続する要となる。先筒中央の軸に挿着し易くスリットを入れた後軸筒の回転軸の先端には
【0022】
先筒筆記部、ペン芯材用ホルダー各々の着脱が可能で共有する後軸筒を各人の都合に寄って3Dプリンターを活用すると病気や手指の動作に悩みのある使用者から本発案化粧用筆記具・塗布具を活用しアドバイザーなど同じ悩みを持つ方への新しい仕事が成立する事も可能。
【0023】
鏡に向かう化粧作業も介護美容や撮影現場等第三者による化粧作業でも作業する場所によって細かく角度を調整出来る
【0024】
先筒と後軸筒を接続する双方が接する面には連通可能に穴を設けていてインク体からペン芯材への連通も液体の出口を球冠部品や弁を活用し実現は可能性を残す。
【0025】
先筒開口の径の合う他社のペン芯材も使用を視野に入れ資源を活かし軸の再利用でゴミの削減といった環境問題に意識
【0026】
文房具の筆記具より化粧用筆記・塗布具はペン先 下向きに作業する事が少ない為ペン芯材に充填されたインクの蒸発を防ぐコーティングや、外部から心要に応じてインクを補ったり、ペン芯材のコーティングを利用して直接挟持してインクをペン先に浸透可能なペン芯材も便利である。
【0027】
従来ファッション、流行に不可欠となる化粧を傷やAGA治療、手指のリハビリ、再建、整美の場面にも不可欠とされる化粧用筆記具塗布具であるよう視野に入れての考案となる。
【符号の説明】
【0028】
1 先筒
2 ペン芯材
3 ペン芯材ホルダー用スライド穴
4 後軸筒
5 角度固定板付リング上下用スライド穴
6 尾栓
7 穴
8 回転補助用鍔
9 角度固定板用穴
10 角度固定板付リング上下動作用溝
11 角度固定板付リング動作用板バネ
12 先筒回転軸
13 後軸筒回転軸
14 スリット
15 角度固定板
16 スライド用ボタン付ペン芯材ホルダー
17 ローラー式筆記・塗布材
18 回転用軸
19 角度固定板付リング
図1
図2
図3
図4
図5
図6