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特開2024-50424エアロゾル発生装置、加熱方法およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
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  • 特開-エアロゾル発生装置、加熱方法およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024050424
(43)【公開日】2024-04-10
(54)【発明の名称】エアロゾル発生装置、加熱方法およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/57 20200101AFI20240403BHJP
   A24F 40/465 20200101ALI20240403BHJP
   A24F 40/20 20200101ALI20240403BHJP
【FI】
A24F40/57
A24F40/465
A24F40/20
【審査請求】有
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023132224
(22)【出願日】2023-08-15
(31)【優先権主張番号】202211204583.0
(32)【優先日】2022-09-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】517419906
【氏名又は名称】深▲せん▼麦克韋爾科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN SMOORE TECHNOLOGY LIMITED
【住所又は居所原語表記】16#, Dongcai Industrial Park, Gushu Town, Xixiang Street, Baoan District, Shenzhen, Guangdong, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】謝 崢俊
(72)【発明者】
【氏名】陳 涛
(72)【発明者】
【氏名】鄭 維
【テーマコード(参考)】
4B162
【Fターム(参考)】
4B162AA03
4B162AA22
4B162AB12
4B162AC12
4B162AC22
4B162AC34
4B162AC37
4B162AD20
4B162AD23
4B162AD32
(57)【要約】      (修正有)
【課題】エアロゾル発生装置の外観設計と構造設計の難しさを低減し、かつコストを削減し、機械全体の航続能力を増加させることができる、エアロゾル発生装置、加熱方法およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【解決手段】エアロゾル発生装置100は、収容空洞101、誘導ユニット20、および制御ユニット30を含む。収容空洞は、エアロゾル発生製品200を収容するために使用される。誘導ユニットは、収容空洞の底部に配置され、エアロゾル発生製品が収容空洞に挿入されて誘導ユニットが押し付けられるときに誘導信号を生成するために使用される。制御ユニットは誘導ユニットに電気的に接続され、誘導信号に基づいてエアロゾル発生製品を加熱するための加熱曲線を決定し、決定された加熱曲線に基づいてエアロゾル発生製品を加熱するために使用される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
収容空洞と、誘導ユニットと、制御ユニットと、を含むエアロゾル発生装置であって、
前記収容空洞はエアロゾル発生製品を収容するために使用され、
前記誘導ユニットは、前記収容空洞の底部に配置され、エアロゾル発生製品が前記収容空洞に挿入されて誘導ユニットが押し付けるときに誘導信号を生成するために使用され、
前記制御ユニットは前記誘導ユニットに電気的に接続され、前記誘導信号に基づいて前記エアロゾル発生製品を加熱するための加熱曲線を決定し、決定された前記加熱曲線に基づいて前記エアロゾル発生製品を加熱するために使用される
ことを特徴とするエアロゾル発生装置。
【請求項2】
前記加熱曲線に対応する功率は前記誘導信号の変化値に正比例し、または前記加熱曲線に対応する功率は前記誘導信号の変化値に反比例することを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項3】
前記制御ユニットは、前記誘導信号に基づいて前記誘導信号の変化値を決定し、前記誘導信号の変化値が異なることに応答して、異なる前記加熱曲線を使用して、エアロゾル発生物品を加熱することを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項4】
前記制御ユニットは、前記エアロゾル発生製品が予め設定された時間内に前記誘導ユニットを押し付ける回数に基づいて、異なる前記加熱曲線を使用して、前記エアロゾル発生製品を加熱することを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項5】
前記エアロゾル発生装置はさらに記憶ユニットを含み、複数の前記加熱曲線が前記記憶ユニットに記憶されることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項6】
前記エアロゾル発生装置はフィードバックユニットを含み、前記フィードバックユニットは前記制御ユニットに電気的に接続され、前記制御ユニットは決定された加熱曲線に基づいてフィードバックユニットを制御してフィードバック信号を送信し、前記フィードバック信号は、音信号、光信号および振動信号のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項7】
エアロゾル発生装置に適用される加熱方法は、
誘導ユニットの生成された誘導信号を獲得するステップと、
前記誘導信号に基づいてエアロゾル発生製品を加熱するための加熱曲線を決定し、決定された前記加熱曲線に基づいて前記エアロゾル発生製品を加熱するステップと、
を含むことを特徴とする加熱方法。
【請求項8】
前記エアロゾル発生製品が異なる圧力で前記誘導ユニットを押し付けることに応答して、前記誘導ユニットは、異なる圧力に対応する前記誘導信号を出力し、制御ユニットは、異なる前記誘導信号の変化値に基づいて、異なる前記加熱曲線を決定し、前記エアロゾル発生製品を加熱することを特徴とする請求項7に記載の加熱方法。
【請求項9】
前記エアロゾル発生製品が予め設定された時間内に前記誘導ユニットを押し付ける回数に応答して、前記誘導ユニットは予め設定された時間内に異なる回数に対応する前記誘導信号を出力し、制御ユニットは、異なる回数に対応する前記誘導信号に基づいて、異なる前記加熱曲線を決定し、前記エアロゾル発生製品を加熱することを特徴とする請求項7に記載の加熱方法。
【請求項10】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にプログラムファイルが記憶され、前記プログラムファイルが実行されることにより、請求項7~8のいずれか1項に記載の加熱方法が実現されることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項11】
接続されたプロセッサ及びメモリを含むエアロゾル発生装置であって、前記メモリにコンピュータプログラムガ記憶され、前記プロセッサがコンピュータプログラムを実行することにより、請求項7~9のいずれか1項に記載の加熱方法が実現されることを特徴とするエアロゾル発生装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は霧化装置の技術分野に関し、特にエアロゾル発生装置、加熱方法、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のエアロゾル発生装置が加熱曲線を切り替える方法は主に二つある。一つの方法は外付けの機械ボタンを設置し、ソフトウェアによってさまざまなボタンの組み合わせを作成し、発熱体の加熱曲線を切り替えることである。もう1つの方法は、スクリーンタッチや携帯電話ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)で設定された発熱体加熱曲線を切り替え、功率を切り替える目的を取得することである。
【0003】
従来の製品では、外付けの機械ボタンを設置する方法は、器具の表面に窓を開ける必要があり、器具のシェルの完全性を破壊し、高度な製品デザインが必要であり、防水設計が困難であり、外観設計と構造設計の難しさを増加して、機械全体の設計に影響を与え、スクリーンタッチのコストが高く、消費電力が大きく、誤作動率が非常に高いという問題があり、安全性と信頼性が低下する。携帯電話ブルートゥースの方法では、ブルートゥースを追加する必要があり、コストが高く、同時にブルートゥースモジュールの体積は大きく、エアロゾル発生装置に配置するのが困難である。
【0004】
したがって、従来技術は早急に改善する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願は、エアロゾル発生装置、加熱方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、エアロゾル発生装置の外観設計と構造設計の難しさを低減し、かつコストを削減し、機械全体の航続能力を増加させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的問題を解決するために、本出願で提供される1つの技術的解決策は、エアロゾル発生装置を提供し、前記エアロゾル発生装置は、収容空洞と、誘導ユニットと、制御ユニットと、を含み、前記収容空洞はエアロゾル発生製品を収容するために使用され、前記誘導ユニットは、前記収容空洞の底部に配置され、収容空洞に挿入されて誘導ユニットが押し付けるときに誘導信号を生成するために使用され、前記制御ユニットは前記誘導ユニットに電気的に接続され、前記誘導信号に基づいて前記エアロゾル発生製品を加熱するための加熱曲線を決定し、決定された前記加熱曲線に基づいて前記エアロゾル発生製品を加熱するために使用される。
【0007】
1つの実施形態において、前記加熱曲線に対応する功率は前記誘導信号の変化値に正比例し、または前記加熱曲線に対応する功率は前記誘導信号の変化値に反比例する。
【0008】
1つの実施形態において、前記制御ユニットは、前記誘導信号に基づいて前記誘導信号の変化値を決定し、前記誘導信号の変化値が異なることに応答して、異なる前記加熱曲線を使用して、エアロゾル発生物品を加熱する。
【0009】
1つの実施形態において、前記制御ユニットは、前記エアロゾル発生製品が予め設定された時間内に前記誘導ユニットを押し付ける回数に基づいて、異なる加熱曲線を使用して、前記エアロゾル発生製品を加熱する。
【0010】
1つの実施形態において、前記エアロゾル発生装置はさらに記憶ユニットを含み、複数の前記加熱曲線が前記記憶ユニットに記憶される。
【0011】
1つの実施形態において、前記エアロゾル発生装置はフィードバックユニットを含み、前記フィードバックユニットは制御ユニットに電気的に接続され、前記制御ユニットは決定された加熱曲線に基づいてフィードバックユニットを制御してフィードバック信号を送信し、前記フィードバック信号は、音信号、光信号、および振動信号のうちの少なくとも1つである。
【0012】
上記技術的問題を解決するために、本出願で提供される別の技術的解決策は、加熱方法を提供し、該加熱方法は、誘導ユニットの生成された誘導信号を獲得するステップと、前記誘導信号に基づいてエアロゾル発生製品を加熱するための加熱曲線を決定し、決定された加熱曲線に基づいて前記エアロゾル発生製品を加熱するステップと、を含む。
【0013】
1つの実施形態において、前記エアロゾル発生製品が異なる圧力で前記誘導ユニットを押し付けることに応答して、前記誘導ユニットは、異なる圧力に対応する前記誘導信号を出力し、前記制御ユニットは、異なる前記誘導信号の変化値に基づいて、異なる前記加熱曲線を決定し、前記エアロゾル発生製品を加熱することに用いられる。
【0014】
1つの実施形態において、前記エアロゾル発生製品が予め設定された時間内に前記誘導ユニットを押し付ける回数に応答して、前記誘導ユニットは予め設定された時間内に異なる回数に対応する前記誘導信号を出力し、前記制御ユニットは、異なる回数に対応する前記誘導信号に基づいて、異なる前記加熱曲線を決定し、前記エアロゾル発生製品を加熱する。
【0015】
上記技術的問題を解決するために、本出願で提供されるもう1つの技術的解決策は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にプログラムファイルが記憶され、前記プログラムファイルが実行されることにより、前記いずれか1項に記載の加熱方法が実現される。
【0016】
上記技術的問題を解決するために、本出願で提供されるもう1つの技術的解決策は、エアロゾル発生装置を提供し、前記エアロゾル発生装置は、接続されたプロセッサ及びメモリを含み、前記メモリにコンピュータプログラムガ記憶され、前記プロセッサがコンピュータプログラムを実行することにより、前記いずれか1項に記載の加熱方法が実現される。
【発明の効果】
【0017】
従来技術とは異なり、本出願はエアロゾル発生装置、加熱方法、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。エアロゾル発生装置は、収容空洞、誘導ユニットおよび制御ユニットを含む。収容空洞は、エアロゾル発生製品を収容するために使用される。誘導ユニットは、収容空洞の底部に配置され、エアロゾル発生製品が収容空洞に挿入され、かつ誘導ユニットが押し付けられるときに誘導信号を生成するために使用される。既存の外付けの機械ボタンと比較して、エアロゾル発生装置の外観設計及び構造設計の難しさを減少させ、器具の防水能力を向上させ、既存のスクリーンタッチ及びブルートゥース(Bluetooth)制御と比較して、エアロゾル発生製品の製造コストと器具の消費電力を減らすことができ、機械全体の航続能力を向上させ、誤タッチを防ぐことができる。さらに、制御ユニットは誘導ユニットに電気的に接続され、制御ユニットは、誘導信号に基づいてエアロゾル発生製品を加熱するための加熱曲線を決定し、決定された加熱曲線に基づいてエアロゾル発生製品を加熱するために使用され、操作は簡単であり、ボタンを押すか、スクリーンをタッチするなどの操作を行う必要がない。これにより、ユーザーの体験感を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
本出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下では、実施形態の説明において使用する必要がある図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における図面は、本出願のいくつかの実施形態にすぎない。当業者にとって創造的な努力なしにこれらの図面から他の図面を得ることができる。
図1】本出願が提供されるエアロゾル発生装置とエアロゾル発生製品との接続の一実施形態の概略構造図である。
図2】本出願が提供される加熱方法の一実施形態のフローチャートである。
図3】本出願が提供されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一実施形態の概略構造図である。
図4】本出願が提供されるエアロゾル発生装置の別の実施形態の概略構造図である。
【0019】
以下、本出願の実施形態の図面を参照しながら本出願の実施形態の技術方案を明確且つ完全に説明する。理解されるように、記載された実施形態は、本出願の実施形態の一部にすぎず、それらのすべてではない。本出願の実施形態に基づいて、当業者が進歩性のある労働を必要とせずに取得するすべての他の実施形態は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
【0020】
図1を参照すると、図1は本出願が提供されるエアロゾル発生装置とエアロゾル発生製品との接続の一実施形態の概略構造図である。
【0021】
エアロゾル発生装置100は、エアロゾル発生製品200を加熱するために使用され、例えば、特定の香気或は物質を有する植物葉類の固体基質を加熱するために使用される。エアロゾル発生装置100は、特定の香気を有する植物葉類の固体基質を加熱不燃の方法で焼き、葉類の固体基質が焼かれ、使用者が吸入するためのエアロゾルが形成される。本出願のエアロゾル発生装置100は、医療、美容又はレジャーの吸食などの様々な分野で使用される。
【0022】
具体的には、エアロゾル発生装置100は、ハウジング10、誘導ユニット20、制御ユニット30および加熱アセンブリ40を含む。具体的には、ハウジング10には収容空洞101が設置される。収容空洞101は、エアロゾル発生製品200を収容するために使用される。誘導ユニット20は、収容空洞101の底部に配置され、加熱アセンブリ40と絶縁して設置される。エアロゾル発生製品200が収容空洞101に挿入され、誘導ユニット20が押し付けられるときに誘導信号が出力される。制御ユニット30は、ハウジング10に配置され、誘導ユニット20に電気的に接続される。制御ユニット30は、誘導信号に基づいてエアロゾル発生製品200を加熱するための加熱曲線を決定し、決定された加熱曲線に基づいて加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱するために使用される。
【0023】
収容空洞101はエアロゾル発生装置100のハウジング10によって画定して形成されることができる。収容空洞101はまたは加熱アセンブリ40によって画定して形成されてもよい(図1に示す)。
【0024】
一つの実施例では、 加熱アセンブリ40は、周圈式の抵抗加熱、電磁加熱、または赤外線加熱によってエアロゾル発生製品200を加熱する。具体的には、加熱アセンブリ40は、中空柱状体を含み、中空柱状体は、収容空洞101を画定して収容空洞101が形成される。中空柱状体の断面は、円形、楕円形、四角形、ひし形、または他の形状であってもよく、本出願ではこれに制限されない。例えば、加熱アセンブリ40は、金属中空柱状体と、金属中空柱状体の周囲を囲んで設置された電磁コイルと、を含む。電磁コイルは、通電状態で金属中空柱状体に変化する電磁界を提供するために使用される。金属中空柱状体は、電磁誘導によって発熱してエアロゾル発生製品200を加熱する。
【0025】
別の実施例では、 エアロゾル発生装置100のハウジング10は、収容空洞101を画定して収容空洞101が形成される。エアロゾル発生装置100は、取り付けベースと、取り付けベースに固定された加熱アセンブリ40と、をさらに含む。加熱アセンブリ40は、中央ピンタイプまたはシートタイプの構造体であり、エアロゾル発生製品200に挿入され、抵抗加熱、電磁加熱または赤外線加熱によってエアロゾル発生製品200を加熱するために使用される。
【0026】
エアロゾル発生装置100は、電芯50を含む。電芯50は、ハウジング10に配置され、制御ユニット30に電気的に接続される。制御ユニット30は、電芯50を制御して加熱アセンブリ40に電力を供給するために使用される。
【0027】
一つの実施形態では、誘導信号は、エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付ける圧力に基づいて得られる。薄膜抵抗ひずみゲージを含む誘導ユニット20を例として説明する。薄膜抵抗ひずみゲージの原理は、薄膜抵抗ひずみゲージが異なる程度の力によって押し付けられると、異なる抵抗値の特性を示すことである。この特性により、制御ユニット30は、この変化を収集し、対応する判断を下すことができる。具体的には、エアロゾル発生製品200が収容空洞101に挿入され、収容空洞101の底部に配置された誘導ユニット20が押し付けられると、誘導ユニット20は、異なる圧力に基づいて異なる程度に変形し、それによって異なる値に対応する誘導信号を生成する。誘導ユニット20は薄膜抵抗ひずみゲージであるため、生成された誘導信号は抵抗変化信号である。制御ユニット30は薄膜抵抗ひずみゲージの抵抗変化信号を取得し、さらに抵抗変化信号の変化値を取得し、抵抗変化信号の変化値に基づいて、抵抗変化信号の変化値が異なることに応答し、異なる加熱曲線を決定し、決定された加熱曲線に基づいて、加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。
【0028】
具体的には、エアロゾル発生製品200が収容空洞101に挿入されない場合、薄膜抵抗ひずみゲージの初始抵抗値R0は無限大である。例えば、エアロゾル発生製品200が収容空洞101に挿入され、かつ薄膜抵抗ひずみゲージが第1圧力で押し付けられると、薄膜抵抗ひずみゲージの抵抗値が変化され、制御ユニット30は、第1抵抗変化信号を収集した後、第1抵抗変化信号の変化値に基づいて第1加熱曲線を決定し、第1加熱曲線に基づいて加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。エアロゾル発生製品200を使用して、かつ薄膜抵抗ひずみゲージが第2圧力で押し付けられると、制御ユニット30は、第2抵抗変化信号を収集した後、第2抵抗変化信号の変化値に基づいて第2加熱曲線を決定し、第2加熱曲線に基づいて加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。エアロゾル発生製品200を使用して、かつ薄膜抵抗ひずみゲージが第3圧力で押し付けられると、制御ユニット30は、第3抵抗変化信号を収集した後、第3抵抗変化信号の変化値に基づいて第3加熱曲線を決定し、第3加熱曲線に基づいて加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。
【0029】
第1抵抗変化信号の変化値、第2抵抗変化信号の変化値、および第3抵抗変化信号の変化値は異なり、第1加熱曲線、第2加熱曲線および第3加熱曲線が対応する功率は異なる。例えば、第1抵抗変化信号の変化値に対応する第1加熱曲線の功率は、低温でエアロゾル発生製品200を加熱する功率であり、第2抵抗変化信号の変化値に対応する第2加熱曲線の功率は、高温でエアロゾル発生製品200を加熱する功率であり、第3抵抗変化信号の変化値に対応する第3加熱曲線の功率は、エアロゾル発生製品200が急速に霧を発生させるための加熱功率である。具体的には、実際のニーズに応じて設定でき、ここでは制限されない。
【0030】
さらに、第4圧力、第5圧力、・・・、第n圧力で薄膜抵抗ひずみゲージが押し付けられると、第4抵抗変化信号の変化値、第5抵抗変化信号の変化値、・・・、第n抵抗変化信号の変化値が獲得されることできる。これにより、対応する第4加熱曲線、第5加熱曲線、・・・、または第n加熱曲線が決定され、加熱アセンブリ40を制御され、エアロゾル生成製品200が加熱されることができ、ここでは制限されず、実際のニーズに応じて設定できる。
【0031】
異なる使用者が異なる力でエアロゾル発生製品200を押し付けるので、同じ加熱曲線に対応するエアロゾル発生製品200に誘導ユニット20が押し付けられたときに、誘導ユニット20が生成する誘導信号の変化値も異なる。従いまして、第1抵抗変化信号の変化値、第2抵抗変化信号の変化値、および第3抵抗変化信号の変化値は範囲値として設定される。その範囲は1Ω~4Ωであってもよい。
【0032】
もちろん、誘導ユニット20は、ひずみ型静電容量近接検出またはひずみ型インダクタンス近接検出に基づいて、エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付ける圧力を検出することができ、ここでは制限されない。具体的には、異なる検出方法に基づいて、誘導信号は、誘導ユニット20が生成される抵抗変化信号、静電容量変化信号、およびインダクタンス変化信号のうちの少なくとも1つである。
【0033】
一つの実施形態では、誘導信号の変化値は、エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付ける圧力に正比例する。すなわち、エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付ける圧力が大きいほど、誘導ユニット20が生成される誘導信号の変化値は大きい。エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付ける圧力が小さいほど、誘導ユニット20が生成される誘導信号の変化値は小さい。具体的には、誘導ユニット20の種類に応じて決定される。
【0034】
一つの実施形態では、異なる加熱曲線に対応する功率は、誘導信号の変化値に正比例する。すなわち、得られた誘導信号の変化値が大きいほど、選択できる加熱曲線に対応する功率は大きい。別の実施形態では、加熱曲線に対応する功率は、誘導信号の変化値に反比例する。すなわち、得られた誘導信号の変化値が大きいほど、選択できる加熱曲線に対応する功率は小さい。具体的には、必要に応じて選択することができ、ここで制限されない。
【0035】
別の実施形態において、制御ユニット30は計数ユニットをさらに含む。制御ユニット30は、誘導ユニット20が予め設定された時間内に誘導信号を生成する回数を計数し、すなわち、エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付ける回数を計数する。エアロゾル発生製品200が予め設定された時間内に誘導ユニット20を押し付ける異なる回数に基づいて、制御ユニット30は、異なる加熱曲線を決定し、決定された加熱曲線に基づいて、加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。
【0036】
説明のための例として、薄膜抵抗ひずみゲージを含む誘導ユニット20を取り上げると、エアロゾル発生製品200が収容空洞101に挿入され、薄膜抵抗ひずみゲージが押し付けられると、薄膜抵抗ひずみゲージの抵抗値が変化する。それによって、誘導信号が生成される。この特性により、制御ユニット30は、気溶抵抗ひずみゲージの抵抗値が予め設定された時間内(例えば、3秒間、5秒間などの時間範囲)に複数回変化したことを検出すると、抵抗が変化した回数を計数する。すなわち、エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付ける回数を計数する。例えば、制御ユニット30は、予め設定された時間内に抵抗値の変化の回数を1回として計数する場合、第1加熱曲線を決定し、第1加熱曲線に基づいて、加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。制御ユニット30は、予め設定された時間内に抵抗値の変化の回数を2回として計数する場合、第2加熱曲線を決定し、第2加熱曲線に基づいて、加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。制御ユニット30は、予め設定された時間内に抵抗値の変化の回数を3回として計数する場合、第3加熱曲線を決定し、第3加熱曲線に基づいて、加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。第1加熱曲線、第2加熱曲線および第3加熱曲線に対応する功率は異なる。
【0037】
他の実施形態では、エアロゾル発生製品200が予め設定された時間内に誘導ユニット20を押し付ける回数は、4回、5回、・・・、n回であってもよく、その対応する加熱曲線は、第4加熱曲線、第5加熱曲線、・・・、第n加熱曲線であってもよい。制御ユニット30は、第4加熱曲線、第5加熱曲線、・・・、第n加熱曲線に基づいて、加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。具体的には、必要に応じて選択することができ、ここで制限されない。
【0038】
一つの実施形態では、エアロゾル発生物品200が予め設定された時間内に誘導ユニット20を押し付ける回数は、功率に正比例する。すなわち、エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付ける回数が多いほど、加熱曲線に対応する功率が大きい。別の実施形態では、エアロゾル発生物品200が予め設定された時間内に誘導ユニット20を押し付ける回数は、功率に反比例する。すなわち、エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付ける回数が多いほど、加熱曲線に対応する功率は小さい。具体的には、必要に応じて選択することができ、ここで制限されない。
【0039】
さらに、エアロゾル発生装置100は記憶ユニット(図示せず)を含むことができる。記憶ユニットには複数の加熱曲線が記憶される。製品設計者が製品を設計するとき、所定の計算方式によって対応する加熱曲線を計算することができ、異なる加熱曲線は異なる加熱功率に対応し、計算された加熱曲線が記憶装置に保存される。また、圧力(回数)と誘導信号の変化値と加熱曲線との対応関係を設計でき、その対応関係が記憶部に記憶される。制御ユニット30が誘導信号を取得すると、制御ユニット30は、誘導信号の変化値および記憶された対応関係に基づいて、対応する加熱曲線を決定し、次に加熱アセンブリ40が制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。
【0040】
さらに、エアロゾル発生装置100は、フィードバックユニット(図示せず)も含むことができる。フィードバックユニットは、制御ユニット30に電気的に接続される。制御ユニット30は、決定された加熱曲線に基づいてフィードバックユニットを制御してフィードバック信号を送信する。フィードバック信号は、音信号、光信号、および振動信号のうちの少なくとも1つである。具体的には、フィードバックユニットはマイクユニットである場合に、送信されるフィードバック信号は音信号である。例えば、送信される異なる音は異なる加熱曲線を示す。フィードバックユニットはLEDライトである場合に、送信されるフィードバック信号は光信号である。例えば、送信される異なる色の光信号或は異なる点滅周波数の光信号は、異なる加熱曲線を示す。フィードバックユニットは振動センサーである場合に、送信されるフィードバック信号は振動信号である。例えば、送信される異なる振動周波数の振動信号は、異なる加熱曲線を示す。
【0041】
従来技術とは異なり、本出願によって提供されるエアロゾル発生装置100は、収容空洞101、誘導ユニット20および制御ユニット30を含む。収容空洞101は、エアロゾル発生製品200を収容するために使用される。誘導ユニット20は、収容空洞101の底部に配置され、エアロゾル発生製品200が収容空洞101に挿入されて誘導ユニット20が押し付けられるときに誘導信号を生成するために使用される。既存の外付けの機械ボタンと比較して、エアロゾル発生装置100の外観設計及び構造設計の難しさを減少し、器具の防水能力を向上させ、既存のスクリーンタッチ及びブルートゥース(Bluetooth)制御と比較して、エアロゾル発生製品200の製造コストと器具の消費電力を減らすことができ、機械全体の航続能力を向上させ、誤タッチを防ぐことができる。さらに、制御ユニット30は誘導ユニット20に電気的に接続され、制御ユニット30は、誘導信号に基づいてエアロゾル発生製品200を加熱するための加熱曲線を決定し、決定された加熱曲線に基づいてエアロゾル発生製品200を加熱するために使用され、操作は簡単であり、ボタンを押すか、スクリーンをタッチするなどの操作を行う必要がない。これにより、ユーザーの体験感を高めることができる。
【0042】
図2を参照すると、図2は、本出願によって提供される加熱方法の一実施形態のフローチャートである。具体的に、該加熱方法は以下のステップを含む。
【0043】
ステップ(S1):誘導ユニットの生成された誘導信号を獲得する。
【0044】
具体的には、エアロゾル発生製品200が収容空洞101の底部に挿入されて誘導ユニットが押し付けられると、誘導ユニット20は誘導信号を生成する。例えば、誘導ユニット20は、薄膜抵抗ひずみゲージを含む。アロゾル発生製品200が収容空洞101の底部に挿入され、薄膜抵抗ひずみゲージが押し付けられると、薄膜抵抗ひずみゲージの抵抗は変化され、誘導信号は生成される。
【0045】
ステップ(S2):誘導信号に基づいてエアロゾル発生製品を加熱するための加熱曲線を決定し、決定された加熱曲線に基づいてエアロゾル発生製品を加熱する。
【0046】
具体的には、エアロゾル発生製品200が異なる圧力を使用して誘導ユニット20を押し付けるのに応答して、誘導ユニット20は、異なる圧力に対応する誘導信号を出力し、制御ユニット30は、異なる範囲値を有する誘導信号の変化に基づいて異なる加熱曲線を決定し、エアロゾル発生製品200を加熱する。
【0047】
本出願では、誘導ユニットは、説明のための例として、薄膜抵抗ひずみゲージである。エアロゾル発生製品200が収容空洞101に挿入され、かつ薄膜抵抗ひずみゲージが第1圧力で押し付けられると、薄膜抵抗ひずみゲージの抵抗値が変化し、制御ユニット30が第1抵抗変化信号を収集した後、制御ユニット30は、第1抵抗変化信号の変化値に基づいて第1加熱曲線を決定し、第1加熱曲線に基づいて加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。エアロゾル発生製品200を使用して、かつ薄膜抵抗ひずみゲージが第2圧力で押し付けられると、制御ユニット30が第2抵抗変化信号を収集した後、制御ユニット30は、第2抵抗変化信号の変化値に基づいて第2加熱曲線を決定し、第2加熱曲線に基づいて加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。エアロゾル発生製品200を使用して、かつ薄膜抵抗ひずみゲージが第3圧力で押し付けられると、制御ユニット30が第3抵抗変化信号を収集した後、制御ユニット30は、第3抵抗変化信号の変化値に基づいて第3加熱曲線を決定し、第3加熱曲線に基づいて加熱アセンブリ40を制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。第1加熱曲線、第2加熱曲線、および第3加熱曲線に対応する功率は異なる。
【0048】
異なる使用者が異なる圧力でエアロゾル発生製品200を押し付けるので、同じ加熱曲線に対応するエアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付けるときに誘導ユニット20が生成される誘導信号の変化値も異なる。従いまして、第1抵抗変化信号の変化値、第2抵抗変化信号の変化値および第3抵抗変化信号の変化値は範囲値として設定される。その範囲は1Ω~4Ωであってもよい。
【0049】
されに、第4圧力、第5圧力、・・・、第n圧力で薄膜抵抗ひずみゲージが押し付けると、第4抵抗変化信号の変化値、第5抵抗変化信号の変化値、・・・、第n抵抗変化信号の変化値が獲得されることできる。これにより、対応する第4加熱曲線、第5加熱曲線、・・・、または第n加熱曲線が決定され、加熱アセンブリ40を制御され、エアロゾル生成製品200が加熱されることができ、ここでは制限されず、実際のニーズに応じて設定できる。
【0050】
一つの実施形態では、加熱曲線に対応する功率は、誘導信号の変化値に正比例する。すなわち、得られた誘導信号の変化値が大きいほど、選択できる加熱曲線に対応する功率は大きい。別の実施形態では、加熱曲線に対応する功率は、誘導信号の変化値に反比例する。すなわち、得られた誘導信号の変化値が大きいほど、選択できる加熱曲線に対応する功率は小さい。具体的には、必要に応じて選択することができ、ここで制限されない。
【0051】
別の実施形態において、制御ユニット30は計数ユニットをさらに含む。制御ユニット30は、誘導ユニット20が予め設定された時間内に誘導信号を生成する回数を計数し、すなわち、エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付ける回数を計数する。制御ユニット30は、エアロゾル発生製品200が予め設定された時間内に誘導ユニット20を押し付ける異なる回数に基づいて、異なる加熱曲線を決定し、決定された加熱曲線に基づいて、加熱アセンブリ40を制御し、エアロゾル発生製品200を加熱する。
【0052】
一つの実施形態では、加熱方法はさらに、複数の異なる誘導信号の変化値と複数の加熱曲線との間の対応関係を予め設定するステップと、異なる誘導信号の変化値に基づいて対応する加熱曲線を選択するステップと、を含む。
【0053】
具体的に、製品設計者が製品を設計するとき、所定の計算方式によって対応する加熱曲線を計算することができ、異なる加熱曲線は異なる加熱功率に対応し、計算された加熱曲線が記憶ユニットに保存される。また、圧力(回数)と誘導信号の変化値と加熱曲線との間の対応関係を設計でき、その対応関係が記憶ユニットに記憶される。制御ユニット30が誘導信号を取得すると、制御ユニット30は、誘導信号の変化値および記憶された対応関係に基づいて対応する加熱曲線が決定し、次に加熱アセンブリ40が制御してエアロゾル発生製品200を加熱する。異なるユーザーがエアロゾル発生製品200を異なる力で押すので、エアロゾル発生製品200が誘導ユニット20を押し付けるときに誘導ユニットが生成される誘導信号の値も異なる。従いまして、異なる誘導信号の変化値は、範囲値として設定することができる。
【0054】
一つの実施形態では、加熱方法は、決定された加熱曲線に基づいてフィードバックユニットを制御して、フィードバック信号を送信するステップと、をさらに含む。
【0055】
具体的に、フィードバック信号は、音信号、光信号、および振動信号のうちの少なくとも1つである。エアロゾル発生製品200におけるフィードバックユニットはマイクユニットである場合、送信されるフィードバック信号は音信号である。例えば、送信される異なる音は異なる加熱曲線を示す。エアロゾル発生製品200におけるフィードバックユニットはLEDライトである場合、送信されるフィードバック信号は光信号である。例えば、送信される異なる色の光信号または異なる点滅周波数の光信号は、異なる加熱曲線を示す。エアロゾル発生製品200におけるフィードバックユニットは振動センサーである場合、送信されるフィードバック信号は振動信号である。例えば、送信される異なる振動周波数の振動信号は、異なる加熱曲線を示す。
【0056】
従来技術とは異なり、本出願によって提供されるエアロゾル発生装置に適用される加熱方法は、誘導ユニットの生成された誘導信号を獲得するステップと、誘導信号に基づいてエアロゾル発生製品を加熱するための加熱曲線を決定し、決定された加熱曲線に基づいてエアロゾル発生製品を加熱するステップと、を含む。これにより、操作が簡単で、ボタンを押すか、スクリーンをタッチするなどの操作を必要としないため、ユーザーの体験感を高めることができる。
【0057】
図3を参照すると、図3は、本出願によって提供されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一実施形態の概略構造図である。
【0058】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体60にはプログラムファイル61が記憶される。プログラムファイル61がプロセッサによって実行されると、図2で説明した加熱方法が実現される。
【0059】
プログラムファイル61は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体60に記憶され、いくつかの命令を含む。該命令はネットワークデバイス(ルータ、パーソナルコンピュータ、サーバなど)またはプロセッサが本出願の様々な実施形態における方法のステップのすべてまたは一部を実行することに用いられる。
【0060】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体60は、プログラムファイル61を記憶できる媒体であってもよく、例えた、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスクまたは光ディスクの中のいずれかの1つであってもよい。
【0061】
図4を参照すると、図4は、本出願によって提供されるエアロゾル発生装置の別の実施形態の概略構造図である。エアロゾル発生装置70は、接続されたプロセッサ72とメモリ71とを含む。メモリ71にはコンピュータプログラムが記憶される。プロセッサ72がコンピュータプログラムを実行することにより、図2で説明した加熱方法が実現される。
【0062】
以上は本出願の実施形態であって、本出願の特許範囲を制限するものではなく、本出願の明細書及び図面の内容を利用して行われる等価構造又は等価プロセス変換、又は他の関連する技術分野に直接又は間接的に適用されるものは、いずれも同様に本出願の特許保護範囲内に含まれる。
図1
図2
図3
図4