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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024050529
(43)【公開日】2024-04-10
(54)【発明の名称】パス又はアカウントの共有又は使用
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/048 20130101AFI20240403BHJP
   G06F 21/31 20130101ALI20240403BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20240403BHJP
【FI】
G06F3/048
G06F21/31
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023200980
(22)【出願日】2023-11-28
(62)【分割の表示】P 2023168764の分割
【原出願日】2021-05-19
(31)【優先権主張番号】63/032,504
(32)【優先日】2020-05-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】63/041,996
(32)【優先日】2020-06-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/030,256
(32)【優先日】2020-09-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/030,257
(32)【優先日】2020-09-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/030,259
(32)【優先日】2020-09-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/030,260
(32)【優先日】2020-09-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
2.BLUETOOTH
3.Linux
4.OS X
5.VXWORKS
6.JAVASCRIPT
7.Yahoo!ウィジェット
8.ツイッター
9.iOS
(71)【出願人】
【識別番号】503260918
【氏名又は名称】アップル インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Apple Inc.
【住所又は居所原語表記】One Apple Park Way,Cupertino, California 95014, U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ヤング, トレバー ダブリュ.
(72)【発明者】
【氏名】ミラー, トーマス, ジョン
(72)【発明者】
【氏名】チャン, ジェ ウー
(72)【発明者】
【氏名】フェネンガ, ラッセル
(72)【発明者】
【氏名】グレインジャー, モルガン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】パス及び振替アカウントにアクセスするユーザインターフェースを表示するコンピュータシステム及び方法を提供する。
【解決手段】方法は、アカウントのインジケーションを含むユーザインターフェースを表示することと、認証データを受信することと、認証データを受信したことに応じて、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示することと、認証データを受信したことに応じて、かつ、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たさないという判定に従って、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードの表示を止めることと、を含む。
【選択図】図11
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、
前記表示生成構成要素を介して、サービスプロバイダに関連付けられた1つ以上のパスに関する情報を含む第1のユーザインターフェースを表示することと、
前記第1のユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに、前記サービスプロバイダによって提供されるサービスへのアクセスを提供する1つ以上のパスを追加するという要求を受信することと、
前記要求を受信した後、前記表示生成構成要素を介して、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための共有アフォーダンスを表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信することと、
前記共有アフォーダンスの選択に対応する前記ユーザ入力を受信したことに応じて、前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始することと、を含む、方法。
【請求項2】
前記第1のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに1つ以上のパスを追加するという前記要求を受信したことに応じて、前記第1のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに関連付けられたデバイスに前記1つ以上のパスを追加するためのプロセスを開始することを更に含み、前記第1のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに関連付けられた前記デバイスに前記1つ以上のパスを追加するための前記プロセスが、前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための前記共有アフォーダンスを表示すること、
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスを追加するための前記要求を受信したことに応じて、前記第1のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに、前記1つ以上のパスのうちの第1のパスと前記1つ以上のパスのうちの、前記第1のパスとは異なる第2のパスとを追加すること、
を更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための前記プロセスが、前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに、前記1つ以上のパスのうちの第1のパスと前記1つ以上のパスのうちの前記第1のパスとは異なる、前記1つ以上のパスのうちの第2のパスとを提供することを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記共有アフォーダンスが、前記第1のユーザインターフェースとは異なる第2のユーザインターフェースに表示され、前記方法が、
前記共有アフォーダンスの選択に対応する前記ユーザ入力を受信したことに応じて、前記第1のユーザインターフェースを表示することを更に含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに1つ以上のパスを追加するという前記要求は、前記第1のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスを追加しない、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のユーザIDが、前記第1のユーザIDに関連付けられ、前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための前記プロセスが、前記第2のユーザIDに関連付けられたコンピュータシステムでの入力なしに、前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスのうちの前記少なくとも1つを追加する、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための前記プロセスが、前記第2のユーザIDに関連付けられた第1のデバイスと前記第2のユーザIDに関連付けられた第2のデバイスとに前記1つ以上のパスのうちの前記少なくとも1つを追加する、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記1つ以上のパスの視覚的デザインの選択に対応する入力を受信することと、
前記1つ以上のパスに対する前記視覚的デザインの前記選択に対応する前記入力を受信したことに応じて、前記選択された視覚的デザインに従って前記1つ以上のパスを表示することと、
を更に含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のユーザインターフェースを表示することが、前記1つ以上のパスの表現を、幾何学的変化効果と共に表示することを含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記1つ以上のパスのうちの第1のパスに対応するデータをパスリーダ端末に提供するという要求を検出することと、
前記第1のパスに対応するデータを前記パスリーダ端末に提供するという前記要求を検出したことに応じて、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のパスに対応する前記データが前記パスリーダ端末に首尾よく提供されたことを示す前記第1のパスに関連付けられたアニメーションを表示することと、
を更に含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記表示生成構成要素を介して、前記1つ以上のパスのうちの第1のパスの表現を表示することを更に含み、前記第1のパスの前記表現を表示することが、前記第1のパスの前記表現の少なくとも1つの視覚的特徴のアニメーションを表示すること、
を更に含む、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
前記1つ以上のパスのうちの第1のパスに対応するデータをパスリーダ端末に提供するという要求を検出することと、
前記第1のパスに対応するデータを前記パスリーダ端末に提供するという前記要求を検出したことに応じて、前記第1のパスに対応するオーディオ通知を生じさせることと、
を更に含む、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスのうちの前記少なくとも1つを提供すること、
を更に含む、請求項1~13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムが、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、前記1つ以上のプログラムが、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項17】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項1~14のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、コンピュータシステム。
【請求項18】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示生成構成要素を介して、サービスプロバイダに関連付けられた1つ以上のパスに関する情報を含む第1のユーザインターフェースを表示し、
前記第1のユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに、前記サービスプロバイダによって提供されるサービスへのアクセスを提供する1つ以上のパスを追加するという要求を受信し、
前記要求を受信した後、前記表示生成構成要素を介して、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための共有アフォーダンスを表示し、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信し、
前記共有アフォーダンスの選択に対応する前記ユーザ入力を受信したことに応じて、前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する、命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項19】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備える、コンピュータシステムであって、前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、サービスプロバイダに関連付けられた1つ以上のパスに関する情報を含む第1のユーザインターフェースを表示し、
前記第1のユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに、前記サービスプロバイダによって提供されるサービスへのアクセスを提供する1つ以上のパスを追加するという要求を受信し、
前記要求を受信した後、前記表示生成構成要素を介して、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための共有アフォーダンスを表示し、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信し、
前記共有アフォーダンスの選択に対応する前記ユーザ入力を受信したことに応じて、前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する、命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項20】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
前記表示生成構成要素を介して、サービスプロバイダに関連付けられた1つ以上のパスに関する情報を含む第1のユーザインターフェースを表示する手段と、
前記第1のユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに、前記サービスプロバイダによって提供されるサービスへのアクセスを提供する1つ以上のパスを追加するという要求を受信する手段と、
前記要求を受信した後、前記表示生成構成要素を介して、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための共有アフォーダンスを表示する手段と、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信する手段と、
前記共有アフォーダンスの選択に対応する前記ユーザ入力を受信したことに応じて、前記第2のユーザIDに関連付けられた前記アカウントに前記1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する手段と、を備える、コンピュータシステム。
【請求項21】
方法であって、
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、
第1のパスに対応するデータが、前記コンピュータシステムによってコンピュータシステムとは別個のパスリーダ端末に提供されたことを検出することと、
前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたことを検出した後、
前記表示生成構成要素を介して、前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたというインジケーションを表示することと、
第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供することと、
第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるための前記プロンプトを前記ユーザに提供することを止めることと、を含む、方法。
【請求項22】
前記プロンプトを提供することが、前記表示生成構成要素を介して、少なくとも前記第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能であるというインジケーションを表示することを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記プロンプトが、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能であるパスの数を示す、請求項21又は22に記載の方法。
【請求項24】
前記プロンプトを提供することが、前記第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能であるというオーディオ通知を出力することを含む、請求項21~23のいずれか一項に記載の方法。
【請求項25】
前記プロンプトを提供することが、1つ以上の触知出力生成器を介して、前記第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能であるときに、触知出力を出力することを含む、請求項21~24のいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたことを検出する前に、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のパスの表現を含むユーザインターフェースを表示すること、
を更に含む、請求項21~25のいずれか一項に記載の方法。
【請求項27】
前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたことを検出したことに応じて、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のパスの表現を含むユーザインターフェースを表示すること、
を更に含む、請求項21~26のいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるための前記プロンプトを前記ユーザに提供した後、前記1つ以上の入力デバイスを介して、ユーザ入力を検出することと、
前記ユーザ入力を検出したことに応じて、前記表示生成構成要素を介して、前記第2のパスの表現を表示することと、
を更に含む、請求項21~27のいずれか一項に記載の方法。
【請求項29】
前記表示生成構成要素を介して、前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたという前記インジケーションを表示した後、
第2のパスに対応するデータが、コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、前記表示生成構成要素をアクティブ状態に維持すること、
を更に含む、請求項21~28のいずれか一項に記載の方法。
【請求項30】
前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるための前記プロンプトを前記ユーザに提供した後、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を検出することを更に含み、前記認可が、前記コンピュータシステムの構成要素の下降位置から上昇位置への動きを検出すること、
を含む、請求項21~29のいずれか一項に記載の方法。
【請求項31】
前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるための前記プロンプトを前記ユーザに提供した後、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を検出することを更に含み、前記認可が、前記表示生成構成要素上のスワイプジェスチャを検出すること、
を含む、請求項21~29のいずれか一項に記載の方法。
【請求項32】
前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるための前記プロンプトを前記ユーザに提供した後、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパス及び1つ以上の追加のパスに対応するデータに対する認可を検出することを更に含み、前記認可が、前記1つ以上の入力デバイスを介して、所定の時間にわたる入力を検出することを含む、請求項21~31のいずれか一項に記載の方法。
【請求項33】
前記第2のパスに対応するデータが、前記第1のパス及び前記第2のパスが互いに関連付けられているときに、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能であると判定される、請求項21~32のいずれか一項に記載の方法。
【請求項34】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムが、請求項21~33のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項35】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、前記1つ以上のプログラムが、請求項21~33のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項36】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項21~33のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、コンピュータシステム。
【請求項37】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
第1のパスに対応するデータが、前記コンピュータシステムによって前記コンピュータシステムとは別個のパスリーダ端末に提供されたことを検出し、
前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたことを検出した後、
前記表示生成構成要素を介して、前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたというインジケーションを表示し、
第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供し、
第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるための前記プロンプトを前記ユーザに提供することを止める、命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項38】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備える、コンピュータシステムであって、前記1つ以上のプログラムが、
第1のパスに対応するデータが、前記コンピュータシステムによって前記コンピュータシステムとは別個のパスリーダ端末に提供されたことを検出し、
前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたことを検出した後、
前記表示生成構成要素を介して、前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたというインジケーションを表示し、
第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供し、
第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるための前記プロンプトを前記ユーザに提供することを止める、命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項39】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
第1のパスに対応するデータが、前記コンピュータシステムによって前記コンピュータシステムとは別個のパスリーダ端末に提供されたことを検出するための手段と、
前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたことを検出した後、
前記表示生成構成要素を介して、前記第1のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されたというインジケーションを表示する手段と、
第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される前記第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供する手段と、
第2のパスに対応するデータが前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、前記コンピュータシステムによって前記パスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるための前記プロンプトを前記ユーザに提供することを止める手段と、を備える、コンピュータシステム。
【請求項40】
方法であって、
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、
前記表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して認証データを受信することと、
前記認証データを受信したことに応じて、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示することと、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードの表示を止めることと、を含む、方法。
【請求項41】
前記表示生成構成要素を介して、サービスプロバイダに関連付けられたアプリケーションのための第2のユーザインターフェースを表示することであって、前記アカウントが、前記サービスプロバイダに関連付けられている、表示することと、
前記第2のユーザインターフェースを表示している間に、前記第1のユーザインターフェースでの使用のために前記アカウントを構成するという要求を検出することと、
前記第1のユーザインターフェースでの使用のために前記アカウントを構成するという前記要求を検出したことに応じて、前記第1のユーザインターフェースに前記アカウントの前記インジケーションを含めることと、
を更に含む、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記機械可読コードを表示することが、前記アカウントの前記インジケーションの前記表示を前記機械可読コードの前記表示に置き換えることを含む、請求項40又は41に記載の方法。
【請求項43】
1つ以上の入力デバイスを介して第2の認証データを受信することと、
前記第2の認証データを受信したことに応じて、
前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たすという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた第2の機械可読コードであって、前記第1の機械可読コードとは異なる第2の機械可読コードを表示することと、
前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第2の機械可読コードの表示を止めることと、
を更に含む、請求項40~42のいずれか一項に記載の方法。
【請求項44】
前記アカウントに関連付けられた前記機械可読コードを表示した後、所定の時間の後に前記機械可読コードを表示することを停止すること、
を更に含む、請求項40~43のいずれか一項に記載の方法。
【請求項45】
前記機械可読コードが第1の機械可読コードであり、前記方法が、
前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードを表示した後、
所定の時間の後に、前記第1の機械可読コードを表示することを停止することと、
前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードとは異なる前記アカウントに関連付けられた第2の機械可読コードを表示することと、を更に含む、請求項40~44のいずれか一項に記載の方法。
【請求項46】
前記アカウントに関連付けられた前記機械可読コードを表示した後、
第2の認証データが所定の時間内に受信され、前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記機械可読コードの表示を維持することと、
前記第2の認証データが前記所定の時間内に受信されない、又は前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記機械可読コードを表示することを停止することと、
を更に含む、請求項40~45のいずれか一項に記載の方法。
【請求項47】
前記アカウントに関連付けられた前記機械可読コードを表示した後、
前記第2の認証データが前記所定の時間内に受信されない、又は前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記第2の認証データの要求を表示すること、
を更に含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記アカウントに関連付けられた前記機械可読コードを表示した後、
前記機械可読コードが、前記アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために首尾よく使用されたという確認を受信することと、
前記機械可読コードが、前記アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために首尾よく使用されたという前記確認を受信したことに応じて、
前記機械可読コードを表示することを停止することと、
前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた情報が首尾よくアクセスされたというインジケーションを表示することと、
を更に含む、請求項40~47のいずれか一項に記載の方法。
【請求項49】
前記機械可読コードを表示することが、前記機械可読コードを第1のサイズに表示することを含み、前記方法が、
前記機械可読コードを前記第1のサイズで表示している間に、より大きなサイズで前記機械可読コードを表示するという要求を検出することと、
より大きなサイズで前記機械可読コードを表示するという前記要求を検出したことに応じて、前記第1のサイズよりも大きい第2のサイズで前記機械可読コードを表示することと、を更に含む、請求項40~48のいずれか一項に記載の方法。
【請求項50】
前記機械可読コードが、第1のタイプの機械可読コードであり、前記方法が、
前記第1のタイプの前記機械可読コードを表示している間に、第2のタイプの機械可読コードを表示するという要求を検出することと、
前記第2のタイプの前記機械可読コードを表示するという前記要求を検出したことに応じて、前記第2のタイプの前記機械可読コードを表示することと、を更に含む、請求項40~49のいずれか一項に記載の方法。
【請求項51】
前記第1のユーザインターフェースを表示することが、前記アカウントに関連付けられた1つ以上のオファーを表示することを含む、請求項40~50のいずれか一項に記載の方法。
【請求項52】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムが、請求項40~51のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項53】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、前記1つ以上のプログラムが、請求項40~51のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項54】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項40~51のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、コンピュータシステム。
【請求項55】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示し、
前記1つ以上の入力デバイスを介して認証データを受信し、
前記認証データを受信したことに応じて、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、
前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示し、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードの表示を止める、命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項56】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備える、コンピュータシステムであって、前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示し、
前記1つ以上の入力デバイスを介して認証データを受信し、
前記認証データを受信したことに応じて、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、
前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示し、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードの表示を止める、命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項57】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
前記表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示する手段と、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、認証データを受信する手段と、
前記認証データを受信したことに応じて、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、
前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示する手段と、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードの表示を止める手段と、を備える、コンピュータシステム。
【請求項58】
方法であって、
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、
前記表示生成構成要素を介して、複数の異なるアカウントの複数の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示することと、
前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記アカウントユーザインターフェースをスクロールするという要求に対応するスクロール入力を受信することと、
前記スクロール入力を受信したことに応じて、前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントユーザインターフェースをスクロールして、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現をスクロールさせることと、
前記スクロール入力を受信した後、前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たし、前記選択基準のセットが、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が少なくとも閾値時間にわたって選択領域に表示されるときに満たされる基準を含む、という判定に従って、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の視覚的強調に対して前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現の視覚的強調を低減することと、
前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現が前記選択基準のセットを満たすという判定に従って、前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現の視覚的強調に対して前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の視覚的強調を低減することと、を含む、方法。
【請求項59】
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の視覚的強調に対して前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現の視覚的強調を低減することが、前記第1の視覚的表現に対して前記第2の視覚的表現の不透明度を低減することを含み、
前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現の視覚的強調に対して前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の視覚的強調を低減することが、前記第2の視覚的表現に対して前記第1の視覚的表現の不透明度を低減すること、
を含む、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記1つ以上の入力デバイスが、回転可能入力機構を含み、
前記スクロール入力を受信することが、前記回転可能入力機構の回転を検出することを含む、
請求項58~59のいずれか一項に記載の方法。
【請求項61】
前記1つ以上の入力デバイスが、タッチ感知面を含み、
前記スクロール入力を受信することが、前記タッチ感知面でスクロールジェスチャを検出することを含む、
請求項58~59のいずれか一項に記載の方法。
【請求項62】
前記スクロール入力を受信した後、前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が前記選択基準のセットを満たすという前記判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントの残高を表示すること、
を更に含む、請求項58~61のいずれか一項に記載の方法。
【請求項63】
前記スクロール入力を受信した後、前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が前記選択基準のセットを満たすという前記判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、使用のために前記第1のアカウントを準備する命令を表示すること、
を更に含む、請求項58~62のいずれか一項に記載の方法。
【請求項64】
前記スクロール入力を受信した後、前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が前記選択基準のセットを満たし、前記第1のアカウントが使用のために準備されるという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントを使用するプロセスを開始する命令を表示すること、
を更に含む、請求項58~63のいずれか一項に記載の方法。
【請求項65】
前記第1のアカウントを使用するプロセスを開始する前記命令を表示することが、
前記第1のアカウントが第1のタイプのアカウントであるという判定に従って、前記コンピュータシステムを端子の近接に配置する命令を表示することを含む、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記第1のアカウントを使用するプロセスを開始する前記命令を表示することが、
前記第1のアカウントが第2のタイプのアカウントであるという判定に従って、前記コンピュータシステムで入力を提供して、前記第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示させる命令を表示することと、を含む、請求項64~65のいずれか一項に記載の方法。
【請求項67】
前記第1のアカウントを使用するプロセスを開始する前記命令を表示することが、
前記第1のアカウントが第3のタイプのアカウントであるという判定に従って、
前記コンピュータシステムを前記端子の近接に配置し、
前記コンピュータシステムに入力を提供して、前記第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示させる、命令を表示することを含む、請求項64~66のいずれか一項に記載の方法。
【請求項68】
前記スクロール入力を受信した後、前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が前記選択基準のセットを満たすという判定に従って、かつ前記第1のアカウントが使用のために利用可能ではないという判定に従って、使用のために前記第1のアカウントを準備する命令を準備することなく、前記第1のアカウントの残高を表示せずに、前記第1のアカウントが使用のために利用可能ではないことに対応する警告を表示すること、
を更に含む、請求項58~67のいずれか一項に記載の方法。
【請求項69】
前記第1のアカウントを使用した後、前記第1のアカウントの前記使用についての状態情報を表示すること、
を更に含む、請求項58~68のいずれか一項に記載の方法。
【請求項70】
前記状態情報を表示することが、前記第1のアカウントに対応する情報を表示することを更に含み、前記情報が、残高、入口トランジット駅、出口トランジット駅、通勤プラン、及び残りの乗換移動の数のうちの1つ以上を含む、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
前記状態情報を表示することが、
お得意様アカウントが前記第1のアカウントの使用と併せて使用されたという判定に従って、前記お得意様アカウントの視覚的表現を表示することと、
前記お得意様アカウントが前記第1のアカウントの使用と併せて使用されなかったという判定に従って、前記お得意様アカウントの前記視覚的表現を表示することを止めることと、を更に含む、請求項69~70のいずれか一項に記載の方法。
【請求項72】
前記スクロール入力を受信した後、前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が前記選択基準のセットを満たし、前記アカウントユーザインターフェースが、使用のために前記アカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備することなく、前記1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、及び視覚的強調が低減された前記第2の視覚的表現にオーバーレイさせて、使用のために前記第1のアカウントを準備する命令を表示すること、
を更に含む、請求項58~71のいずれか一項に記載の方法。
【請求項73】
前記スクロール入力を受信した後、前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、
前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現が前記選択基準のセットを満たし、前記アカウントユーザインターフェースが、前記アカウントユーザインターフェースから使用のために1つ以上のアカウントを準備することなく、前記1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという前記判定に従って、
前記第2のアカウントが第1のタイプのアカウントであるという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、使用のために前記第2のアカウントを準備する命令を表示することと、
前記第2のアカウントが前記第1のタイプのアカウントとは異なる第2のタイプのアカウントであるという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、使用のために前記第2のアカウントを準備する命令を表示することを止めることと、
を更に含む、請求項58~72のいずれか一項に記載の方法。
【請求項74】
前記アカウントユーザインターフェースを表示する前に、第1の入力を受信することと、
前記第1の入力を受信したことに応じて、前記アカウントユーザインターフェースを表示することであって、前記第1の入力が、使用のために前記アカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備するという要求、又は使用のために前記アカウントユーザインターフェースから前記1つ以上のアカウントを準備することなく、前記1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求である、ことと、
を更に含む、請求項58~73のいずれか一項に記載の方法。
【請求項75】
第2のユーザ入力を受信することと、
前記第2のユーザ入力を受信したことに応じて、かつ前記第2のユーザ入力が前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の選択に対応するという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントの詳細を表示することと、
を更に含む、請求項58~74のいずれか一項に記載の方法。
【請求項76】
前記第1のアカウントの前記詳細が、以前に表示されたエラーインジケーションに関連する追加情報を含む、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムが、請求項58~76のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項78】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、前記1つ以上のプログラムが、請求項58~76のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項79】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項58から76のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、コンピュータシステム。
【請求項80】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示生成構成要素を介して、複数の異なるアカウントの複数の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示し、
前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記アカウントユーザインターフェースをスクロールするという要求に対応するスクロール入力を受信し、
前記スクロール入力を受信したことに応じて、前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントユーザインターフェースをスクロールして、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現をスクロールさせ、
前記スクロール入力を受信した後、前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たし、前記選択基準のセットが、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が少なくとも閾値時間にわたって選択領域に表示されるときに満たされる基準を含む、という判定に従って、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の視覚的強調に対して前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現の視覚的強調を低減し、
前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現が前記選択基準のセットを満たすという判定に従って、前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現の視覚的強調に対して前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の視覚的強調を低減する命令、を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項81】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備える、コンピュータシステムであって、前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、複数の異なるアカウントの複数の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示し、
前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記アカウントユーザインターフェースをスクロールするという要求に対応するスクロール入力を受信し、
前記スクロール入力を受信したことに応じて、前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントユーザインターフェースをスクロールして、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現をスクロールさせ、
前記スクロール入力を受信した後、前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たし、前記選択基準のセットが、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が少なくとも閾値時間にわたって選択領域に表示されるときに満たされる基準を含む、という判定に従って、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の視覚的強調に対して前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現の視覚的強調を低減し、
前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現が前記選択基準のセットを満たすという判定に従って、前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現の視覚的強調に対して前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の視覚的強調を低減する命令、を含む、コンピュータシステム。
【請求項82】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
前記表示生成構成要素を介して、複数の異なるアカウントの複数の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示する手段と、
前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記アカウントユーザインターフェースをスクロールするという要求に対応するスクロール入力を受信する手段と、
前記スクロール入力を受信したことに応じて、前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントユーザインターフェースをスクロールして、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現をスクロールさせる手段と、
前記スクロール入力を受信した後、前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たし、前記選択基準のセットが、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が少なくとも閾値時間にわたって選択領域に表示されるときに満たされる基準を含む、という判定に従って、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の視覚的強調に対して前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現の視覚的強調を低減する手段と、
前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現が前記選択基準のセットを満たすという判定に従って、前記第2のアカウントの前記第2の視覚的表現の視覚的強調に対して前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の視覚的強調を低減する手段と、を備える、コンピュータシステム。
【請求項83】
方法であって、
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、
1つ以上の入力デバイスを介して第1の入力を検出することと、
前記第1の入力を受け取ったことに応じて、
前記表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示することと、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信することと、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の選択に対応する前記第2の入力を検出したことに応じて、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が、使用のために前記アカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示することと、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が、使用のために前記アカウントユーザインターフェースから前記1つ以上のアカウントを準備することなく、前記1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントに対応する前記機械可読コードの前記可読部分を表示せずに、前記第1のアカウントに対応する情報を表示することと、を含む、方法。
【請求項84】
前記第1のアカウントに対応する機械可読コードの前記可読部分が、第1の輝度レベルで前記表示生成構成要素を介して表示され、
前記第1のアカウントに対応する前記情報が、前記第1の輝度レベルよりも低い第2の輝度レベルで前記表示生成構成要素を介して表示される、
請求項83に記載の方法。
【請求項85】
前記機械可読コードの前記可読部分を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、スクロール入力を受信することと、
前記スクロール入力を受信したことに応じて、前記第1のアカウントの詳細を表示することと、
を更に含む、請求項83~84のいずれか一項に記載の方法。
【請求項86】
前記第1のアカウントに対応する前記表示された情報が、
前記第1のアカウントの視覚的表現と、
前記機械可読コードの前記部分の少なくとも一部と、
前記第1のアカウントの1つ以上の詳細と、を含み、前記第1のアカウントの前記1つ以上の詳細が、前記第1のアカウントの前記視覚的表現と前記機械可読コードの前記部分の前記少なくとも一部との間に表示される、請求項83~85のいずれか一項に記載の方法。
【請求項87】
第1のタイプのアカウントの視覚的表現が、それぞれの高さで前記アカウントユーザインターフェースに表示され、第2のタイプのアカウントの視覚的表現が、前記それぞれの高さで前記アカウントユーザインターフェースに表示される、請求項83~86のいずれか一項に記載の方法。
【請求項88】
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が、前記第1のアカウントに対応する1つ以上のデータの表示を含み、前記1つ以上のデータが、前記第1のアカウントに対応する複数のデータから選択される、請求項83~87のいずれか一項に記載の方法。
【請求項89】
前記1つ以上のデータが、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現を、前記アカウントユーザインターフェースの他のアカウントの他の視覚的表現から明確化するデータを含む、請求項88に記載の方法。
【請求項90】
前記1つ以上のデータが、前記第1のアカウントのソースのインジケーションを含む、請求項88~89のいずれか一項に記載の方法。
【請求項91】
第1のアカウントの前記第1の視覚的表現を含む前記アカウントユーザインターフェースを表示している間に、第2のスクロール入力を受信することと、
前記第2のスクロール入力を受信したことに応じて、前記表示生成構成要素を介して、第2のアカウントの第2の視覚的表現を前記アカウントユーザインターフェースに表示することと、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の選択に対応する前記第2の入力を受信した後、第3のスクロール入力を受信することと、
前記第3のスクロール入力を受信したことに応じて、前記第1のアカウントに対応する追加情報を表示することと、
を更に含む、請求項83~90のいずれか一項に記載の方法。
【請求項92】
前記第1のアカウントがお得意様アカウントであり、前記方法が、
前記第1のアカウントを使用したことに応じて、使用される第2のアカウントの第2の視覚的インジケーションを表示することを更に含み、前記第2のアカウントが支払いアカウントである、請求項83~91のいずれか一項に記載の方法。
【請求項93】
前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントに対応する前記機械可読コードの可読部分を表示することが、
前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントに対応する前記機械可読コードの前記可読部分を表示するためにコンテンツをスクロールすることを含む、請求項83~92のいずれか一項に記載の方法。
【請求項94】
前記第1のアカウントに対応する前記機械可読コードの前記可読部分を表示することなく、前記第1のアカウントに対応する情報を表示している間に、第4のスクロール入力を受信することと、
前記第4のスクロール入力を受信したことに応じて、前記追加情報をスクロールすることと、
前記追加情報をスクロールした後、前記第1のアカウントに対応する前記機械可読コードの前記可読部分が、少なくとも閾値時間にわたって選択領域に表示されるという判定に従って、前記機械可読コードの前記可読部分が表示される前記輝度を高めることと、
を更に含む、請求項83~93のいずれか一項に記載の方法。
【請求項95】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムが、請求項83~94のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項96】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、前記1つ以上のプログラムが、請求項83~94のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項97】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項83~94のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、コンピュータシステム。
【請求項98】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を受信し、
前記第1の入力を受け取ったことに応じて、
前記表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示し、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信し、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の選択に対応する前記第2の入力を検出したことに応じて、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が、使用のために前記アカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示し、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が、使用のために前記アカウントユーザインターフェースから前記1つ以上のアカウントを準備することなく、前記1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントに対応する前記機械可読コードの前記可読部分を表示せずに、前記第1のアカウントに対応する情報を表示する、命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項99】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備える、コンピュータシステムであって、前記1つ以上のプログラムが、
前記1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を受信し、
前記第1の入力を受け取ったことに応じて、
前記表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示し、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信し、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の選択に対応する前記第2の入力を検出したことに応じて、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が、使用のために前記アカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示し、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が、使用のために前記アカウントユーザインターフェースから前記1つ以上のアカウントを準備することなく、前記1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントに対応する前記機械可読コードの前記可読部分を表示せずに、前記第1のアカウントに対応する情報を表示する、命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項100】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を受信する手段と、
前記第1の入力を受け取ったことに応じて、
前記表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示する手段と、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現を表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信する手段と、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現の選択に対応する前記第2の入力を受信したことに応じて、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が、使用のために前記アカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示する手段と、
前記第1のアカウントの前記第1の視覚的表現が、使用のために前記アカウントユーザインターフェースから前記1つ以上のアカウントを準備することなく、前記1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記第1のアカウントに対応する前記機械可読コードの前記可読部分を表示せずに、前記第1のアカウントに対応する情報を表示する手段と、を備える、コンピュータシステム。
【請求項101】
方法であって、
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、
前記表示生成構成要素を介して、検索ユーザインターフェースを表示することと、
前記検索ユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、検索語を含む入力を受信することと、
前記検索語を含む前記入力を受信したことに応じて、
前記検索ユーザインターフェースが、前記コンピュータシステムに供給された複数の振替アカウントに対応し、ユーザ認可時に前記それぞれの振替アカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、
前記表示生成構成要素を介して、前記検索語を使用して選択された複数の検索結果であって、
前記複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果と、
前記複数の振替アカウントのうちの前記第1のアカウントとは異なる、第2のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果と、を含む、複数の検索結果を同時に表示することと、を含む、方法。
【請求項102】
振替が、セキュア振替である、請求項101に記載の方法。
【請求項103】
前記検索ユーザインターフェースが、複数の異なる振替アカウントの複数の視覚的表現を含む、請求項101~102のいずれか一項に記載の方法。
【請求項104】
前記複数の異なる振替アカウントの前記複数の視覚的表現を表示している間に、それぞれの振替アカウントの視覚的表現に対応する選択入力を受信することと、
前記それぞれの振替アカウントの前記視覚的表現に対応する前記選択入力を受信したことに応じて、振替中の前記それぞれの振替アカウントの使用のためにユーザインターフェースを表示することと、
を更に含む、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
振替中の前記それぞれの振替アカウントの使用のための前記ユーザインターフェースを表示している間に、認証入力を受信することと、
前記認証入力を受け取ったことに応じて、
前記それぞれの振替アカウントが前記第1のアカウントであることに従って、使用のために前記第1のアカウントを準備することと、
前記それぞれの振替アカウントが前記第2のアカウントであることに従って、使用のために前記第2のアカウントを準備することと、
を更に含む、請求項104に記載の方法。
【請求項106】
前記検索ユーザインターフェースが、第1のアプリケーションによって生成され、前記リソース振替アクティビティに対応する前記第1の検索結果が、前記第1のアプリケーションとは異なる第1のソースから受信されたデータに基づく、請求項101~105のいずれか一項に記載の方法。
【請求項107】
前記検索語を含む前記入力を受信したことに応じて、
前記検索ユーザインターフェースが前記コンピュータシステム上に供給された前記第1のアカウントに対応し、ユーザ認可時に前記第1のアカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、
前記表示生成構成要素を介して、前記第2のアカウントの前記リソース振替アクティビティに対応する前記第2の検索結果を含めずに前記検索語を使用して選択された第2の複数の検索結果であって、
前記複数の振替アカウントのうちの前記第1のアカウントの前記リソース振替アクティビティに対応する前記第1の検索結果と、前記複数の振替アカウントのうちの前記第1のアカウントの別のリソース振替アクティビティに対応する第3の検索結果と、
を含む第2の検索結果を表示することを更に含み、前記第3の検索結果が前記第1の検索結果と同時に表示される、
請求項101~106のいずれか一項に記載の方法。
【請求項108】
前記複数の検索結果のうちの検索結果の第1のセットが、データの複数のグループのうちの第1のグループに表示され、前記複数の検索結果のうちの検索結果の第2のセットが、前記データの前記複数のグループの第2のグループに表示される、請求項101~107のいずれか一項に記載の方法。
【請求項109】
前記データの複数のグループが、カテゴリ、販売事業者、人々、及び場所のうちの1つ以上を含む、請求項108に記載の方法。
【請求項110】
前記検索ユーザインターフェースを表示することが、
前記検索語を含む前記入力を受信する前に、複数のグループのそれぞれのグループを表示することを含む、請求項101~109のいずれか一項に記載の方法。
【請求項111】
前記検索語を使用して選択された前記複数の検索結果を同時に表示することが、
第1のグループにおける前記複数の検索結果のうちの1つ以上の検索結果の第1のセットと、
第2のグループ化における前記複数の検索結果のうちの1つ以上の検索結果の第2のセットと、を同時に表示することを含む、請求項101~110のいずれか一項に記載の方法。
【請求項112】
前記検索語を含む前記入力を受信したことに応じて、
前記検索ユーザインターフェースが前記第1のアカウントに対応するという判定に従って、異なる結果を一緒にグループ化し、前記グループ化された結果を前記それぞれのグループ内に表示することによって、前記第1のアカウントに対応する検索結果を表示することと、
前記検索ユーザインターフェースが前記第2のアカウントに対応するという判定に従って、異なる結果を一緒にグループ化し、前記グループ化された結果を前記それぞれのグループ内に表示することによって、前記第2のアカウントに対応する検索結果を表示することと、
を更に含む、請求項101~111のいずれか一項に記載の方法。
【請求項113】
前記検索ユーザインターフェースを表示している間に、グループのオプションを選択する入力を受信することと、
グループのオプションを選択する前記入力を受信したことに応じて、
前記選択されたオプションが第1のオプションであるという判定に従って、前記第1のオプションに対応する複数の検索結果であって、
リソース振替アクティビティに対応する第4の検索結果と、リソース振替アクティビティに対応する第5の検索結果とを含む、複数の検索結果を、リソース振替アクティビティに対応する第6の検索結果を表示せずに表示することと、
前記選択されたオプションが第2のオプションであるという判定に従って、第2のオプションに対応する複数の検索結果であって、
リソース振替アクティビティに対応する前記第4の検索結果と、リソース振替アクティビティに対応する前記第6の検索結果とを含む、複数の検索結果を、リソース振替アクティビティに対応する前記第5の検索結果を表示せずに表示することと、
を更に含む、請求項101~112のいずれか一項に記載の方法。
【請求項114】
前記表示生成構成要素を介して、前記検索語を使用して選択された前記複数の検索結果と共に、選択されたときに、前記表示された検索結果を絞り込むフィルタオプションを同時に表示すること、
を更に含む、請求項101~113のいずれか一項に記載の方法。
【請求項115】
前記フィルタオプションが、前記受信した検索語に基づいて選択される、請求項114に記載の方法。
【請求項116】
前記フィルタオプションが、以前の検索に基づいて選択される、請求項114~115のいずれか一項に記載の方法。
【請求項117】
前記検索語を使用して選択された前記複数の検索結果が、1つ以上の支払いアカウントを含む、請求項101~116のいずれか一項に記載の方法。
【請求項118】
前記検索語を使用して選択された前記複数の検索結果が、1つ以上のパスアカウントを含む、請求項101~117のいずれか一項に記載の方法。
【請求項119】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムが、請求項101~118のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項120】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、前記1つ以上のプログラムが、請求項101~118のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、コンピュータシステム。
【請求項121】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
請求項101~118のいずれか一項に記載の方法を実行する手段と、
を備える、コンピュータシステム。
【請求項122】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示生成構成要素を介して、検索ユーザインターフェースを表示し、
前記検索ユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、検索語を含む入力を受信し、
前記検索語を含む前記入力を受信したことに応じて、
前記検索ユーザインターフェースが、前記コンピュータシステムに供給された複数の振替アカウントに対応し、ユーザ認可時に前記それぞれの振替アカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、
前記表示生成構成要素を介して、前記検索語を使用して選択された複数の検索結果を同時に表示し、前記複数の検索結果が、
前記複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果と、
前記複数の振替アカウントのうちの前記第1のアカウントとは異なる、第2のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果と、を含む、命令、を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項123】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、
を備える、電子デバイスであって、前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、検索ユーザインターフェースを表示し、
前記検索ユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、検索語を含む入力を受信し、
前記検索語を含む前記入力を受信したことに応じて、
前記検索ユーザインターフェースが、前記コンピュータシステムに供給された複数の振替アカウントに対応し、ユーザ認可時に前記それぞれの振替アカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、
前記表示生成構成要素を介して、前記検索語を使用して選択された複数の検索結果を同時に表示し、前記複数の検索結果が、
前記複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果と、
前記複数の振替アカウントのうちの前記第1のアカウントとは異なる、第2のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果と、を含む、命令、を含む、コンピュータシステム。
【請求項124】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
1つ以上の入力デバイスと、
前記表示デバイスを介して、検索ユーザインターフェースを表示する手段と、
前記検索ユーザインターフェースを表示している間に、前記1つ以上の入力デバイスを介して、検索語を含む入力を受信する手段と、
前記検索語を含む前記入力を受信したことに応じて、
前記検索ユーザインターフェースが、前記コンピュータシステムに供給された複数の振替アカウントに対応し、ユーザ認可時に前記それぞれの振替アカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、
前記表示生成構成要素を介して、前記検索語を使用して選択された複数の検索結果であって、
前記複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果と、
前記複数の振替アカウントのうちの前記第1のアカウントとは異なる、第2のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果と、を含む複数の検索結果を同時に表示する手段と、を備える、コンピュータシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、「SHARING AND USING PASSES OR ACCOUNTS」と題する2020年9月23日出願の米国特許出願第17/030,260号、「SHARING AND USING PASSES OR ACCOUNTS」と題する2020年9月23日出願の米国特許出願第17/030,259号、「SHARING AND USING PASSES OR ACCOUNTS」と題する2020年9月23日出願の米国特許出願第17/030,257号、「SHARING AND USING PASSES OR ACCOUNTS」と題する2020年9月23日出願の米国特許出願第17/030,256号、「SHARING AND USING PASSES OR ACCOUNTS」と題する2020年6月21日出願の米国特許仮出願第63/041,996号、及び「SHARING AND USING PASSES OR ACCOUNTS」と題する2020年5月29日出願の米国特許仮出願第63/032,504号の利益を主張する。これらの内容全てが参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
(技術分野)
本開示は、概して、コンピュータユーザインターフェースに関し、より具体的には、パス又はアカウントを共有及び使用するためのインターフェース及び技術に関する。
【背景技術】
【0003】
コンピュータシステムを使用して、パス又はアカウントに関連する情報にアクセスすることができる。次いで、情報を使用して、商品又はサービスをユーザに提供することができ、例えば、会場への入場を得るか、又は資金を振り替えることができる。典型的には、パス又はアカウントに関連する情報は、コンピュータシステムのユーザに関連付けられている。
【発明の概要】
【0004】
しかしながら、コンピュータシステムを使用してパス又はアカウントを使用するためのいくつかの技術は、概して面倒で非効率的である。例えば、いくつかの既存の技術は、別のユーザとパスを共有するための制限されたオプションを提供する。加えて、いくつかの既存の技術では、複数のキーの押圧又はキーストロークを含み得る、複雑で時間のかかるユーザインターフェースを使用して、パス又はアカウントを使用する。既存の技術は、必要以上の時間を要し、ユーザの時間及びデバイスのエネルギを浪費する。この後者の考慮事項は、バッテリ動作式デバイスにおいて特に重要である。
【0005】
したがって、本技術は、パス又はアカウントを共有及び使用するための、より速く、より効率的な方法及びインターフェースをコンピュータシステムに提供する。そのような方法及びインターフェースは、パス又はアカウントを使用するための他の方法を、任意選択的に補完し又は置き換える。そのような方法及びインターフェースは、ユーザにかかる認識的負担を低減し、より効率的なヒューマン-マシンインターフェースを作成する。バッテリ動作式コンピューティングデバイスの場合、そのような方法及びインターフェースは、電力を節約し、バッテリ充電の間隔を長くする。
【0006】
例示的な方法を本明細書に開示する。例示的な方法は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、表示生成構成要素を介して、サービスプロバイダに関連付けられた1つ以上のパスに関する情報を含む第1のユーザインターフェースを表示することと、第1のユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のパスを、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに、サービスプロバイダによって提供されるサービスへのアクセスを提供する1つ以上のパスを追加するという要求を受信することと、要求を受信した後、表示生成構成要素を介して、1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに提供するための共有アフォーダンスを表示することと、1つ以上の入力デバイスを介して、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信することと、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信したことに応じて、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始することと、を含む。
【0007】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、ユーザインターフェースであって、サービスプロバイダに関連付けられた1つ以上のパスに関する情報を含む第1のユーザインターフェースを表示し、第1のユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに、サービスプロバイダによって提供されるサービスへのアクセスを提供する1つ以上のパスを追加するという要求を受信し、要求を受信した後、表示生成構成要素を介して、1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに提供するための共有アフォーダンスを表示し、1つ以上の入力デバイスを介して、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信し、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信したことに応じて、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する、命令を含む。
【0008】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、ユーザインターフェースであって、サービスプロバイダに関連付けられた1つ以上のパスに関する情報を含む第1のユーザインターフェースを表示し、第1のユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに、サービスプロバイダによって提供されるサービスへのアクセスを提供する1つ以上のパスを追加するという要求を受信し、要求を受信した後、表示生成構成要素を介して、1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに提供するための共有アフォーダンスを表示し、1つ以上の入力デバイスを介して、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信し、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信したことに応じて、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する、命令を含む。
【0009】
例示的なコンピュータシステムが、本明細書で説明される。例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムが、表示生成構成要素を介して、ノイズレベルに基づいて外観が変化するグラフィカルオブジェクトを含む第1のユーザインターフェースを表示し、第1のユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに、サービスプロバイダによって提供されるサービスへのアクセスを提供する1つ以上のパスを追加するという要求を受信し、要求を受信した後、表示生成構成要素を介して、1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに提供するための共有アフォーダンスを表示し、1つ以上の入力デバイスを介して、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信し、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信したことに応じて、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する、命令を含む。
【0010】
例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、表示生成構成要素を介して、サービスプロバイダに関連付けられた1つ以上のパスに関する情報を含む第1のユーザインターフェースを表示する手段と、第1のユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに、サービスプロバイダによって提供されるサービスへのアクセスを提供する1つ以上のパスを追加するという要求を受信する手段と、要求を受信した後、表示生成構成要素を介して、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための共有アフォーダンスを表示する手段と、1つ以上の入力デバイスを介して、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信し、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信したことに応じて、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する手段と、を備える。
【0011】
例示的な方法を本明細書に開示する。例示的な方法は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってコンピュータシステムとは別個のパスリーダ端末に提供されたことを検出することと、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたことを検出した後、表示生成構成要素を介して、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたというインジケーションを表示することと、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を提供するためのプロンプトをユーザに提供することと、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供することを止めることと、を含む。
【0012】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってコンピュータシステムとは別個のパスリーダ端末に提供されたことを検出し、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたことを検出した後、表示生成構成要素を介して、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたというインジケーションを表示し、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を提供するためのプロンプトをユーザに提供し、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供することを止める、命令を含む。
【0013】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってコンピュータシステムとは別個のパスリーダ端末に提供されたことを検出し、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたことを検出した後、表示生成構成要素を介して、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたというインジケーションを表示し、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を提供するためのプロンプトをユーザに提供し、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供することを止める、命令を含む。
【0014】
例示的なコンピュータシステムが、本明細書で説明される。例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムは、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってコンピュータシステムとは別個のパスリーダ端末に提供されたことを検出し、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたことを検出した後、表示生成構成要素を介して、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたというインジケーションを表示し、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を提供するためのプロンプトをユーザに提供し、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供することを止める、命令を含む。
【0015】
例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、第1のパスに対応するデータが、コンピュータシステムによってコンピュータシステムとは別個のパスリーダ端末に提供されたことを検出するための手段と、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたことを検出した後、表示生成構成要素を介して、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたというインジケーションを表示する手段と、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を提供するためのプロンプトをユーザに提供する手段と、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供することを止める手段と、を含む。
【0016】
例示的な方法を本明細書に開示する。例示的な方法は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示することと、1つ以上の入力デバイスを介して、認証データを受信することと、認証データを受信したことに応じて、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、表示生成構成要素を介して、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示することと、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たさないという判定に従って、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードの表示を止めることと、を含む。
【0017】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示し、1つ以上の入力デバイスを介して、認証データを受信し、認証データを受信したことに応じて、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、表示生成構成要素を介して、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示し、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たさないという判定に従って、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードの表示を止める、命令を含む。
【0018】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示し、1つ以上の入力デバイスを介して、認証データを受信し、認証データを受信したことに応じて、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、表示生成構成要素を介して、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示し、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たさないという判定に従って、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードの表示を止める、命令を含む。
【0019】
例示的なコンピュータシステムが、本明細書で説明される。例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示し、1つ以上の入力デバイスを介して、認証データを受信し、認証データを受信したことに応じて、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、表示生成構成要素を介して、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示し、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たさないという判定に従って、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードの表示を止める、命令を含む。
【0020】
例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示する手段と、1つ以上の入力デバイスを介して、認証データを受信する手段と、認証データを受信したことに応じて、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、表示生成構成要素を介して、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示する手段と、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たさないという判定に従って、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードの表示を止める手段と、を備える。
【0021】
例示的な方法を本明細書に開示する。例示的な方法は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、表示生成構成要素を介して、複数の異なるアカウントの複数の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示することと、アカウントユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、アカウントユーザインターフェースをスクロールするという要求に対応するスクロール入力を受信することと、スクロール入力を受信したことに応じて、表示生成構成要素を介して、アカウントユーザインターフェースをスクロールして、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現をスクロールさせることと、スクロール入力を受信した後、アカウントユーザインターフェースを表示している間に、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って、選択基準のセットは、第1のアカウントの第1の視覚的表現が少なくとも閾値時間にわたって選択領域に表示されるときに満たされる基準を含み、第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調に対して第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調を低減することと、第2のアカウントの第2の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って、第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調に対して第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調を低減することと、を含む。
【0022】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、複数の異なるアカウントの複数の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示し、アカウントユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、アカウントユーザインターフェースをスクロールするという要求に対応するスクロール入力を受信し、スクロール入力を受信したことに応じて、表示生成構成要素を介して、アカウントユーザインターフェースをスクロールして、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現をスクロールさせ、スクロール入力を受信した後、アカウントユーザインターフェースを表示している間に、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って、選択基準のセットは、第1のアカウントの第1の視覚的表現が少なくとも閾値時間にわたって選択領域に表示されるときに満たされる基準を含み、第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調に対して第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調を低減し、第2のアカウントの第2の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って、第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調に対して第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調を低減する、命令を含む。
【0023】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、複数の異なるアカウントの複数の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示し、アカウントユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、アカウントユーザインターフェースをスクロールするという要求に対応するスクロール入力を受信し、スクロール入力を受信したことに応じて、表示生成構成要素を介して、アカウントユーザインターフェースをスクロールして、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現をスクロールさせ、スクロール入力を受信した後、アカウントユーザインターフェースを表示している間に、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って、選択基準のセットは、第1のアカウントの第1の視覚的表現が少なくとも閾値時間にわたって選択領域に表示されるときに満たされる基準を含み、第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調に対して第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調を低減し、第2のアカウントの第2の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って、第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調に対して第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調を低減する、命令を含む。
【0024】
例示的なコンピュータシステムが、本明細書で説明される。例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムが、ディスプレイデバイスを介して、複数の異なるアカウントの複数の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示し、アカウントユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、アカウントユーザインターフェースをスクロールするという要求に対応するスクロール入力を受信し、スクロール入力を受信したことに応じて、表示生成構成要素を介して、アカウントユーザインターフェースをスクロールして、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現をスクロールさせ、スクロール入力を受信した後、アカウントユーザインターフェースを表示している間に、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って、選択基準のセットは、第1のアカウントの第1の視覚的表現が少なくとも閾値時間にわたって選択領域に表示されるときに満たされる基準を含み、第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調に対して第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調を低減し、第2のアカウントの第2の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って、第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調に対して第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調を低減する、命令を含む。
【0025】
例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、表示生成構成要素を介して、複数の異なるアカウントの複数の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示する手段と、アカウントユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、アカウントユーザインターフェースをスクロールするという要求に対応するスクロール入力を受信する手段と、スクロール入力を受信したことに応じて、表示生成構成要素を介して、アカウントユーザインターフェースをスクロールして、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現をスクロールさせる手段と、スクロール入力を受信した後、アカウントユーザインターフェースを表示している間に、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って、選択基準のセットは、第1のアカウントの第1の視覚的表現が少なくとも閾値時間にわたって選択領域に表示されるときに満たされる基準を含み、第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調に対して第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調を低減し、第2のアカウントの第2の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って、第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調に対して第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調を低減する、手段と、を備える。
【0026】
例示的な方法を本明細書に開示する。例示的な方法は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を受信することと、第1の入力を受信したことに応じて、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示することと、第1のアカウントの第1の視覚的表現を表示している間、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信することと、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信したことに応じて、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示することと、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示せずに、第1のアカウントに対応する情報を表示することと、を含む。
【0027】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を受信し、第1の入力を受信したことに応じて、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示し、第1のアカウントの第1の視覚的表現を表示している間、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信し、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信したことに応じて、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示し、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示せずに、第1のアカウントに対応する情報を表示する、命令を含む。
【0028】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を受信し、第1の入力を受信したことに応じて、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示し、第1のアカウントの第1の視覚的表現を表示している間、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信し、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信したことに応じて、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示し、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示せずに、第1のアカウントに対応する情報を表示する、命令を含む。
【0029】
例示的なコンピュータシステムが、本明細書で説明される。例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムが、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を受信し、第1の入力を受信したことに応じて、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示し、第1のアカウントの第1の視覚的表現を表示している間、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信し、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信したことに応じて、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示し、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示せずに、第1のアカウントに対応する情報を表示する、命令を含む。
【0030】
例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上の入力デバイスを介して、第1の入力を受信する手段と、第1の入力を受信したことに応じて、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示する手段と、第1のアカウントの第1の視覚的表現を表示している間、1つ以上の入力デバイスを介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信する手段と、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信したことに応じて、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示する手段と、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分を表示せずに、第1のアカウントに対応する情報を表示する手段と、を備える。
【0031】
例示的な方法を本明細書に開示する。例示的な方法は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムにおいて、表示生成構成要素を介して、検索ユーザインターフェースを表示することと、検索ユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、検索語を含む入力を受信することと、検索語を含む入力を受信したことに応じて、検索ユーザインターフェースが、コンピュータシステムに供給された複数の振替アカウントに対応し、ユーザ認可時にそれぞれの振替アカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、表示生成構成要素を介して、検索語を使用して選択された複数の検索結果であって、複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果と、複数の振替アカウントのうちの、第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果とを含む複数の検索結果を同時に表示することと、を含む。
【0032】
例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、検索ユーザインターフェースを表示し、検索ユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、検索語を含む入力を受信し、検索語を含む入力を受信したことに応じて、検索ユーザインターフェースが、コンピュータシステムに供給された複数の振替アカウントに対応し、ユーザ認可時にそれぞれの振替アカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、表示生成構成要素を介して、検索語を使用して選択された複数の検索結果であって、複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果と、複数の振替アカウントのうちの、第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果とを含む複数の検索結果を同時に表示する、命令を含む。
【0033】
例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体が本明細書で説明される。例示的な一時的コンピュータ可読記憶媒体は、表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶し、1つ以上のプログラムは、表示生成構成要素を介して、検索ユーザインターフェースを表示し、検索ユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、検索語を含む入力を受信し、検索語を含む入力を受信したことに応じて、検索ユーザインターフェースが、コンピュータシステムに供給された複数の振替アカウントに対応し、ユーザ認可時にそれぞれの振替アカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、表示生成構成要素を介して、検索語を使用して選択された複数の検索結果であって、複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果と、複数の振替アカウントのうちの、第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果とを含む複数の検索結果を同時に表示する、命令を含む。
【0034】
例示的なコンピュータシステムが、本明細書で説明される。例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、1つ以上のプログラムは、表示デバイスを介して、検索ユーザインターフェースを表示し、検索ユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、検索語を含む入力を受信し、検索語を含む入力を受信したことに応じて、検索ユーザインターフェースが、コンピュータシステムに供給された複数の振替アカウントに対応し、ユーザ認可時にそれぞれの振替アカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、表示生成構成要素を介して、検索語を使用して選択された複数の検索結果であって、複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果と、複数の振替アカウントのうちの、第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果とを含む複数の検索結果を同時に表示する、命令を含む。
【0035】
例示的なコンピュータシステムは、表示生成構成要素と、1つ以上の入力デバイスと、表示デバイスを介して、検索ユーザインターフェースを表示する手段と、検索ユーザインターフェースを表示している間に、1つ以上の入力デバイスを介して、検索語を含む入力を受信する手段と、検索語を含む入力を受信したことに応じて、検索ユーザインターフェースが、コンピュータシステムに供給された複数の振替アカウントに対応し、ユーザ認可時にそれぞれの振替アカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、表示生成構成要素を介して、検索語を使用して選択された複数の検索結果であって、複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果と、複数の振替アカウントのうちの、第1のアカウントとは異なる第2のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果とを含む複数の検索結果を同時に表示する手段と、を備える。
【0036】
これらの機能を実行する実行可能命令は、任意選択的に、1つ以上のプロセッサによって実行されるために構成された非一時的コンピュータ可読記憶媒体又は他のコンピュータプログラム製品内に含まれる。これらの機能を実行する実行可能命令は、任意選択的に、1つ以上のプロセッサによって実行されるために構成された一時的コンピュータ可読記憶媒体又は他のコンピュータプログラム製品内に含まれる。
【0037】
この結果、パス及びアカウントを共有及び使用するための、より高速でかつより効率的な方法及びインターフェースがデバイスに提供され、それにより、このようなデバイスの有効性、効率、及びユーザ満足度が増す。このような方法及びインターフェースは、パス及びアカウントを共有及び使用するための他の方法を補完するか、又は置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
説明される様々な実施形態をより良く理解するため、以下の図面と併せて、以下の「発明を実施するための形態」が参照されるべきであり、類似の参照番号は、以下の図の全てを通じて、対応する部分を指す。
【0039】
図1A】いくつかの実施形態に係る、タッチ感知ディスプレイを備えたポータブル多機能デバイスを示すブロック図である。
【0040】
図1B】いくつかの実施形態に係る、イベント処理のための例示的な構成要素を示すブロック図である。
【0041】
図2】いくつかの実施形態に係る、タッチスクリーンを有するポータブル多機能デバイスを示す図である。
【0042】
図3】いくつかの実施形態に係る、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する例示的な多機能デバイスのブロック図である。
【0043】
図4A】いくつかの実施形態に係る、ポータブル多機能デバイス上のアプリケーションのメニューの例示的なユーザインターフェースを示す。
【0044】
図4B】いくつかの実施形態に係る、ディスプレイとは別個のタッチ感知面を有する多機能デバイスの例示的なユーザインターフェースを示す。
【0045】
図5A】いくつかの実施形態に係る、パーソナル電子デバイスを示す。
【0046】
図5B】いくつかの実施形態に係る、パーソナル電子デバイスを示すブロック図である。
【0047】
図6A】いくつかの実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図6B】いくつかの実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図6C】いくつかの実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図6D】いくつかの実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図6E】いくつかの実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図6F】いくつかの実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0048】
図7】一部の実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための方法を示すフロー図である。
【0049】
図8A】いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図8B】いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図8C】いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図8D】いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図8E】いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図8F】いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0050】
図9】いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供するための方法を示すフロー図である。
【0051】
図10A】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10B】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10C】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10D】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10E】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10F】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10G】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10H】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10I】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10J】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10K】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図10L】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
【0052】
図11】いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための方法を示すフロー図である。
【0053】
図12A】いくつかの実施形態に係る、コンピュータストレージアカウントを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図12B】いくつかの実施形態に係る、コンピュータストレージアカウントを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
図12C】いくつかの実施形態に係る、コンピュータストレージアカウントを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。
【0054】
図13A】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13B】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13C】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13D】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13E】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13F】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13G】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13H】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13I】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13J】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13K】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13L】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13M】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13N】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13O】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13P】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13Q】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13R】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13S】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13T】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13U】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13V】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13W】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13X】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13Y】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13Z】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図13AA】いくつかの実施形態に係る、振替ストレージアカウントを認可するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0055】
図14】いくつかの実施形態に係る、振替アカウントを表示するための方法を示すフロー図である。
【0056】
図15】いくつかの実施形態に係る、振替アカウントを認可するための方法を示すフロー図である。
【0057】
図16A】いくつかの実施形態に係る、1つ以上のコンピュータストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図16B】いくつかの実施形態に係る、1つ以上のコンピュータストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図16C】いくつかの実施形態に係る、1つ以上のコンピュータストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0058】
図17A】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17B】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17C】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17D】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17E】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17F】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17G】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17H】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17I】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17J】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17K】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17L】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17M】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
図17N】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す図である。
【0059】
図18】いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替ストレージアカウントを検索するための方法を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0060】
以下の説明は、例示的な方法、パラメータなどについて記載する。しかしながら、そのような説明は、本開示の範囲に対する限定として意図されるものではなく、むしろ例示的な実施形態の説明として提供されることを認識されたい。
【0061】
パス又はアカウントを共有及び使用するための効率的な方法及びインターフェースを提供する電子デバイスの必要性が存在する。例えば、1つ以上のパスが受信されると、ユーザが1つ以上のパスを容易かつ効率的に第2のユーザに提供する必要がある。別の例として、1つ以上のパスが使用されているとき、ユーザがパスに対応するデータを容易かつ効率的にパスリーダ端末に提供する必要がある。別の例として、トランザクションのアカウントを使用するとき、ユーザがアカウントに関連付けられた機械可読コードを容易かつ効率的に提供してトランザクションを実行する必要がある。このような技術は、パス又はアカウントを使用又は共有するユーザの認識的負担を軽減し、それにより、生産性を高めることができる。更に、そのような技術は、普通なら冗長なユーザ入力に浪費されるプロセッサ及びバッテリの電力を低減することができる。
【0062】
以下の図1A図1B図2図3図4A図4B、及び図5A図5Bでは、パス又はアカウントを共有及び使用するための技術を実行する例示的なデバイスについて説明する。図6A図6Fは、いくつかの実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための例示的なユーザインターフェースを示す。図7は、一部の実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための方法を示すフロー図である。図6A図6Fのユーザインターフェースは、図7のプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。図8A図8Fは、いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供する例示的なユーザインターフェースを示す。図9は、いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供するための方法を示すフロー図である。図8A図8Fのユーザインターフェースは、図9のプロセスを含む、後述するプロセスを示すために使用される。図10A図10Lは、いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。図11は、いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的な方法を示すフロー図である。図10A図10Lのユーザインターフェースは、図11のプロセスを含めた、以下で説明されるプロセスを例示するために使用される。図12A図12Cは、いくつかの実施形態に係る、コンピュータストレージアカウントを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。図13A図13AAは、いくつかの実施形態に係る、振替アカウントを表示及び認可するための例示的なユーザインターフェースを示す。図14は、いくつかの実施形態に係る、振替アカウントを表示するための方法を示すフロー図である。図15は、いくつかの実施形態に係る、振替アカウントを認可するための方法を示すフロー図である。図12A図12C及び図13A図13AAのユーザインターフェースは、図14及び15のプロセスを含む後述するプロセスを例示するために使用される。図16A図16Cは、いくつかの実施形態に係る、1つ以上のコンピュータストレージアカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す。図17A図17Nは、いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替アカウントを検索するための例示的なユーザインターフェースを示す。図18は、1つ以上の振替アカウントを検索するための方法を示すフロー図である。図16A図16C及び図17A図17Nのユーザインターフェースは、図18のプロセスを含む、以下に説明されるプロセスを示すために使用される。
【0063】
更に、1つ以上のステップが1つ以上の条件が満たされていることを条件とする本明細書に記載の方法では、記載された方法を複数回繰り返すことができ、これにより、繰り返しの過程で、方法におけるステップが条件とする全ての条件が、方法の異なる繰り返しにおいても満たされていると理解されたい。例えば、方法が、条件が満たされる場合に第1のステップを、条件が満たされていない場合に第2のステップを実行する必要がある場合、当業者は、条件が満たされる及び満たされなくなるまで、非特定の順序で請求されるステップが繰り返されると理解するであろう。したがって、1つ以上の条件が満たされていることを条件とする1つ以上のステップで説明される方法は、方法に記載された各条件が満たされるまで繰り返される方法として書き換えることができる。しかしながら、これは、システム又はコンピュータ可読媒体が、対応する1つ以上の条件を満たすことに基づいて、条件付きの動作を実行する命令を含み、したがって、方法におけるステップが依存する条件の全てが満たされるまで、方法のステップを明示的に繰り返すことなく、その条件が満たされているか否かを決定することができるシステム又はコンピュータ可読媒体の請求項には必要とされない。当業者はまた、条件付きステップを有する方法と同様に、システム又はコンピュータ可読記憶媒体は、必要に応じて何度も方法のステップを繰り返して、条件付きステップの全てが実行されるように確保することができると理解するであろう。
【0064】
以下の説明では、様々な要素について説明するために、「第1の」、「第2の」などの用語を使用するが、これらの要素は、それらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、ある要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。例えば、記載する様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1のタッチを第2のタッチと呼ぶこともでき、同様に第2のタッチを第1のタッチと呼ぶこともできる。第1のタッチ及び第2のタッチはどちらもタッチであるが、これらは同じタッチではない。
【0065】
本明細書に記載する様々な実施形態の説明で使用される術語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とし、限定的であることは意図されていない。記載する様々な実施形態の説明及び添付の特許請求の範囲では、単数形の「a(1つ、一)」、「an(1つ、一)」、及び「the(その、この)」は、文脈上別途明白に記載しない限り、複数形も同様に含むことが意図される。また、本明細書で使用されるとき、用語「及び/又は」は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上のいずれか及び全ての考えられる組み合わせを指し、かつこれを含むことを理解されたい。用語「includes(含む)」、「including(含む)」、「comprises(含む、備える)」、及び/又は「comprising(含む、備える)」は、本明細書で使用する場合、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を除外しないことが更に理解されるであろう。
【0066】
「~の場合(if)」という用語は、任意選択的に、文脈に応じて、「~とき(when)」若しくは「~とき(upon)」、又は「~と判定したことに応じて(in response to determining)」若しくは「~を検出したことに応じて(in response to detecting)」を意味すると解釈される。同様に、「~と判定された場合(if it is determined)」又は「[記載の状態又はイベント]が検出された場合(if [a stated condition or event] is detected)」という語句は、任意選択的に、文脈に応じて、「~と判定したとき(upon determining)」若しくは「~と判定したことに応じて(in response to determining)」、又は「[記載の状態又はイベント]を検出したとき(upon detecting [the stated condition or event])」若しくは「[記載の状態又はイベント]を検出したことに応じて(in response to detecting [the stated condition or event])」を意味すると解釈される。
【0067】
電子デバイス、そのようなデバイス用のユーザインターフェース、及びそのようなデバイスを使用する関連するプロセスの実施形態が説明される。いくつかの実施形態では、デバイスは、PDA機能及び/又は音楽プレーヤ機能などの他の機能も含む、携帯電話などのポータブル通信デバイスである。ポータブル多機能デバイスの例示的な実施形態としては、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)、iPod Touch(登録商標)、及びiPad(登録商標)のデバイスが挙げられるが、これらに限定されない。任意選択的に、タッチセンシティブ面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するラップトップコンピュータ又はタブレットコンピュータなどの他のポータブル電子デバイスも使用される。また、いくつかの実施形態では、デバイスはポータブル通信デバイスではなく、タッチ感知面(例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び/又はタッチパッド)を有するデスクトップコンピュータであることも理解されたい。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、表示生成構成要素と通信している(例えば、有線通信を介して、無線通信を介して)コンピュータシステムである。表示生成構成要素は、CRTディスプレイを介した表示、LEDディスプレイを介した表示、又は画像投影を介した表示などの視覚的な出力を提供するように構成されている。いくつかの実施形態では、表示生成構成要素は、コンピュータシステムと一体化される。いくつかの実施形態では、表示生成構成要素は、コンピュータシステムとは別個である。本明細書で使用するとき、「表示する」コンテンツは、コンテンツを視覚的に生成するために、有線又は無線接続で、データ(例えば、画像データ又はビデオデータ)を、一体型又は外部の表示生成構成要素に送信することによって、コンテンツ(例えば、ディスプレイコントローラ156によってレンダリング又はデコードされたビデオデータ)を表示させることを含む。
【0068】
以下の論考では、ディスプレイ及びタッチ感知面を含む電子デバイスについて説明する。しかしながら、電子デバイスは、任意選択的に、物理キーボード、マウス、及び/又はジョイスティックなどの1つ以上の他の物理ユーザインターフェースデバイスを含むことを理解されたい。
【0069】
デバイスは、通常、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、ワードプロセッシングアプリケーション、ウェブサイト作成アプリケーション、ディスクオーサリングアプリケーション、スプレッドシートアプリケーション、ゲームアプリケーション、電話アプリケーション、テレビ会議アプリケーション、電子メールアプリケーション、インスタントメッセージングアプリケーション、トレーニングサポートアプリケーション、写真管理アプリケーション、デジタルカメラアプリケーション、デジタルビデオカメラアプリケーション、ウェブブラウジングアプリケーション、デジタル音楽プレーヤアプリケーション、及び/又はデジタルビデオプレーヤアプリケーションのうちの1つ以上などの様々なアプリケーションをサポートする。
【0070】
本デバイス上で実行される様々なアプリケーションは、タッチ感知面などの、少なくとも1つの共通の物理ユーザインターフェースデバイスを、任意選択的に使用する。タッチ感知面の1つ以上の機能、並びにデバイス上に表示される対応する情報は、アプリケーション毎に、及び/又は個別のアプリケーション内で、任意選択的に、調整及び/又は変更される。このように、デバイスの共通の物理アーキテクチャ(タッチ感知面など)は、任意選択的に、ユーザにとって直観的かつ透明なユーザインターフェースを備える様々なアプリケーションをサポートする。
【0071】
ここで、タッチ感知ディスプレイを備えるポータブルデバイスの実施形態に注意を向ける。図1Aは、いくつかの実施形態に係る、タッチ感知ディスプレイシステム112を有するポータブル多機能デバイス100を示すブロック図である。タッチ感知ディスプレイ112は、便宜上「タッチスクリーン」と呼ばれることがあり、「タッチ感知ディスプレイシステム」として知られている又は呼ばれることがある。デバイス100は、メモリ102(任意選択的に、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体を含む)、メモリコントローラ122、1つ以上の処理ユニット(CPU)120、周辺機器インターフェース118、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、入出力(I/O)サブシステム106、他の入力コントロールデバイス116、及び外部ポート124を含む。デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光センサ164を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165(例えば、デバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112などのタッチ感知面)を含む。デバイス100は、任意選択的に、デバイス100上で触知出力を生成する(例えばデバイス100のタッチ感知ディスプレイシステム112又はデバイス300のタッチパッド355などのタッチ感知面上で触知出力を生成する)1つ以上の触知出力生成器167を含む。これらの構成要素は、任意選択的に、1つ以上の通信バス又は信号ライン103を介して通信する。
【0072】
本明細書及び特許請求において使用されるとき、タッチ感知面上の接触の「強度」という用語は、タッチ感知面上の接触(例えば、指の接触)の力若しくは圧力(単位面積当たりの力)、又はタッチ感知面上の接触の力若しくは圧力に対する代理(プロキシ)を指す。接触の強度は、少なくとも4つの別個の値を含み、より典型的には、数百の(例えば、少なくとも256の)別個の値を含む、値の範囲を有する。接触の強度は、任意選択的に、様々な手法、及び様々なセンサ又はセンサの組み合わせを使用して、判定(又は測定)される。例えば、タッチ感知面の下又はそれに隣接する1つ以上の力センサは、任意選択的に、タッチ感知面上の様々なポイントにおける力を測定するために使用される。いくつかの実装形態では、複数の力センサからの力測定値が、接触の推定される力を決定するために組み合わされる(例えば、加重平均される)。同様に、スタイラスの感圧性先端部が、任意選択的に、タッチ感知面上のスタイラスの圧力を判定するために使用される。あるいは、タッチ感知面上で検出される接触エリアのサイズ及び/若しくはその変化、接触に近接するタッチ感知面の電気容量及び/若しくはその変化、並びに/又は、接触に近接するタッチ感知面の抵抗及び/若しくはその変化が、任意選択的に、タッチ感知面上の接触の力又は圧力の代替物として使用される。一部の実装形態では、接触の力又は圧力の代替測定値が、強度閾値を上回っているかどうかを判定するために直接使用される(例えば、強度閾値は、代替測定値に対応する単位で記述される)。いくつかの実装形態では、接触力又は圧力の代理測定値は、力又は圧力の推定値に変換され、力又は圧力の推定値が、強度閾値を上回っているかどうかを判定するために使用される(例えば、強度閾値は、圧力の単位で測定される圧力閾値である)。接触の強度をユーザ入力の属性として使用することにより、アフォーダンスを表示する実装面積が限られている低減されたサイズのデバイス上で、ユーザが他の方法ではアクセス不可能であり得る追加のデバイス機能にユーザがアクセスすること(例えば、タッチ感知ディスプレイ上で)、及び/又は、ユーザ入力を受け取ること(例えば、タッチ感知ディスプレイ、タッチ感知面、又は、ノブ若しくはボタンなどの物理的/機械的コントロールを介して)が可能となる。
【0073】
本明細書及び特許請求の範囲で使用されるように、用語「触知出力」は、ユーザの触覚でユーザによって検出されることになる、デバイスの従前の位置に対するそのデバイスの物理的変位、デバイスの構成要素(例えば、タッチ感知面)の、そのデバイスの別の構成要素(例えば、筐体)に対する物理的変位、又は、デバイスの質量中心に対する構成要素の変位を指す。例えば、デバイス又はデバイスの構成要素が、タッチに敏感なユーザの表面(例えば、ユーザの手の指、手のひら、又は他の部分)に接触している状況では、物理的変位によって生成された触知出力は、そのデバイス又はデバイスの構成要素の物理的特性の認識される変化に相当する触感として、ユーザによって解釈されることになる。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイ又はトラックパッド)の移動は、ユーザによって、物理アクチュエータボタンの「ダウンクリック」又は「アップクリック」として、任意選択的に解釈される。場合によっては、ユーザの動作により物理的に押圧された(例えば、変位された)タッチ感知面に関連付けられた物理アクチュエータボタンの移動がないときでさえ、ユーザは「ダウンクリック」又は「アップクリック」などの触感を感じる。別の例として、タッチ感知面の移動は、タッチ感知面の平滑度に変化がない場合であっても、ユーザによって、そのタッチ感知面の「粗さ」として、任意選択的に解釈又は感知される。そのようなユーザによるタッチの解釈は、ユーザの個人的な感覚認知に左右されるが、大多数のユーザに共通する、多くのタッチの感覚認知が存在する。したがって、触知出力が、ユーザの特定の感覚認知(例えば、「アップクリック」「ダウンクリック」、「粗さ」)に対応するものと記述される場合、別途記載のない限り、生成された触知出力は、典型的な(又は、平均的な)ユーザの記述された感覚認知を生成するデバイス、又はデバイスの構成要素の物理的変位に対応する。
【0074】
デバイス100は、ポータブル多機能デバイスの一例に過ぎず、デバイス100は、任意選択的に、示されているものよりも多くの構成要素又は少ない構成要素を有するものであり、任意選択的に、2つ以上の構成要素を組み合わせるものであり、又は、任意選択的に、それらの構成要素の異なる構成若しくは配置を有するものであることを理解されたい。図1Aに示す様々な構成要素は、1つ以上の信号処理回路及び/又は特定用途向け集積回路を含む、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの両方の組み合わせで実装される。
【0075】
メモリ102は、任意選択的に、高速ランダムアクセスメモリを含み、また任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステートメモリデバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリコントローラ122は、任意選択的に、デバイス100の他の構成要素によるメモリ102へのアクセスを制御する。
【0076】
周辺機器インターフェース118は、デバイスの入力及び出力周辺機器をCPU120及びメモリ102に結合するために使用することができる。1つ以上のプロセッサ120は、メモリ102に記憶された様々なソフトウェアプログラム及び/又は命令セットを動作させる又は実行して、デバイス100のための様々な機能を実行し、データを処理する。いくつかの実施形態では、周辺機器インターフェース118、CPU120、及びメモリコントローラ122は、任意選択的に、チップ104などの単一のチップ上に実装される。いくつかの他の実施形態では、それらは別々のチップ上に任意選択的に実装される。
【0077】
RF(radio frequency、無線周波数)回路108は、電磁信号とも呼ばれるRF信号を送受信する。RF回路108は、電気信号を電磁信号に又は電磁信号を電気信号に変換し、電磁信号を介して通信ネットワーク及び他の通信デバイスと通信する。RF回路108は、任意選択的に、これらの機能を実行するための周知の回路を含み、それらの回路としては、限定するものではないが、アンテナシステム、RF送受信機、1つ以上の増幅器、同調器、1つ以上の発振器、デジタル信号プロセッサ、CODECチップセット、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリなどが挙げられる。RF回路108は、任意選択的に、ワールドワイドウェブ(World Wide Web、WWW)とも呼ばれるインターネット、イントラネット、並びに/又はセルラー電話ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(local area network、LAN)及び/若しくはメトロポリタンエリアネットワーク(metropolitan area network、MAN)などの無線ネットワークなどのネットワークと、また他のデバイスと、無線通信によって通信する。RF回路108は、任意選択的に、短距離通信無線機などによって近距離通信(near field communication、NFC)フィールドを検出するよく知られている回路を含む。無線通信は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、モバイル通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications、GSM)、拡張データGSM環境(Enhanced Data GSM Environment、EDGE)、高速ダウンリンクパケットアクセス(high-speed downlink packet access、HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(high-speed uplink packet access、HSUPA)、エボリューションデータオンリ(Evolution,Data-Only、EV-DO)、HSPA、HSPA+、デュアルセルHSPA(Dual-Cell HSPA、DC-HSPDA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、近距離通信(NFC)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、W-CDMA)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、時分割多元接続(time division multiple access、TDMA)、Bluetooth、Bluetoothローエネルギ(Bluetooth Low Energy、BTLE)、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、Wi-Fi)(例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n、及び/若しくはIEEE802.11ac)、ボイスオーバインターネットプロトコル(voice over Internet Protocol、VoIP)、Wi-MAX、電子メール用プロトコル(例えば、インターネットメッセージアクセスプロトコル(Internet message access protocol、IMAP)及び/若しくはポストオフィスプロトコル(post office protocol、POP))、インスタントメッセージング(例えば、拡張可能なメッセージング及びプレゼンスプロトコル(extensible messaging and presence protocol、XMPP)、インスタントメッセージング及びプレゼンスレベレイジングエクステンション用のセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions、SIMPLE)、インスタントメッセージング及びプレゼンスサービス(Instant Messaging and Presence Service、IMPS))、並びに/若しくはショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)、又は本明細書の出願日の時点でまだ開発されていない通信プロトコルを含む任意の他の適切な通信プロトコルを含む、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
【0078】
オーディオ回路110、スピーカ111、及びマイクロフォン113は、ユーザとデバイス100との間のオーディオインターフェースを提供する。オーディオ回路110は、周辺機器インターフェース118からオーディオデータを受信し、このオーディオデータを電気信号に変換し、この電気信号をスピーカ111に送信する。スピーカ111は、電気信号を人間の可聴音波に変換する。また、オーディオ回路110は、マイクロフォン113によって音波から変換された電気信号を受信する。オーディオ回路110は、電気信号をオーディオデータに変換し、このオーディオデータを処理のために周辺機器インターフェース118に送信する。オーディオデータは、任意選択的に、周辺機器インターフェース118によって、メモリ102及び/若しくはRF回路108から取得され、かつ/又はメモリ102及び/若しくはRF回路108に伝送される。いくつかの実施形態では、オーディオ回路110はまた、ヘッドセットジャック(例えば、図2の212)を含む。ヘッドセットジャックは、オーディオ回路110と、出力専用ヘッドホン又は出力(例えば片耳又は両耳用のヘッドホン)及び入力(例えばマイクロフォン)の両方を備えるヘッドセットなどの着脱可能なオーディオ入出力周辺機器との間のインターフェースを提供する。
【0079】
I/Oサブシステム106は、タッチスクリーン112及び他の入力コントロールデバイス116などのデバイス100上の入出力周辺機器を、周辺機器インターフェース118に結合する。I/Oサブシステム106は、任意選択的に、ディスプレイコントローラ156、光センサコントローラ158、深度カメラコントローラ169、強度センサコントローラ159、触覚フィードバックコントローラ161、及び、他の入力デバイス若しくはコントロールデバイス用の1つ以上の入力コントローラ160を含む。1つ以上の入力コントローラ160は、他の入力コントロールデバイス116からの電気信号の受信/他の入力コントロールデバイス116への電気信号の送信を行う。他の入力コントロールデバイス116は、任意選択的に、物理ボタン(例えば、プッシュボタン、ロッカボタンなど)、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックホイールなどを含む。いくつかの実施形態では、入力コントローラ(単数又は複数)160は、任意選択的に、キーボード、赤外線ポート、USBポート、及びマウスなどのポインタデバイスのうちのいずれかに結合される(又はいずれにも結合されない)。1つ以上のボタン(例えば、図2の208)は、任意選択的に、スピーカ111及び/又はマイクロフォン113の音量制御のためのアップ/ダウンボタンを含む。1つ以上のボタンは、任意選択的に、プッシュボタン(例えば、図2の206)を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、1つ以上の入力デバイスと通信する(例えば、有線通信を介した無線通信を介して)コンピュータシステムである。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイの一部としてのトラックパッド)を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、入力としてユーザのジェスチャ(例えば、ハンドジェスチャ)を追跡するためなど、1つ以上のカメラセンサ(例えば、1つ以上の光センサ164及び/又は1つ以上の深度カメラセンサ175)を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、コンピュータシステムと一体化される。いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、コンピュータシステムとは別個である。
【0080】
全体が参照により本明細書に組み込まれる、2005年12月23日出願の米国特許出願第11/322,549号、「Unlocking a Device by Performing Gestures on an Unlock Image」、米国特許第7,657,849号に記載されているように、プッシュボタンの素早い押圧は、任意選択的に、タッチスクリーン112のロックを解放し、又は任意選択的に、タッチスクリーン上のジェスチャを使用してデバイスをロック解除するプロセスを開始する。プッシュボタン(例えば、206)のより長い押圧は、任意選択的に、デバイス100への電力をオン又はオフにする。ボタンのうちの1つ以上の機能性は、任意選択的に、ユーザによってカスタマイズ可能である。タッチスクリーン112は、仮想又はソフトボタン及び1つ以上のソフトキーボードを実装するために使用される。
【0081】
タッチ感知ディスプレイ112は、デバイスとユーザとの間の入力インターフェース及び出力インターフェースを提供する。ディスプレイコントローラ156は、タッチスクリーン112からの電気信号の受信、及び/又はタッチスクリーン112への電気信号の送信を行う。タッチスクリーン112は、ユーザに対して視覚出力を表示する。この視覚出力は、グラフィック、テキスト、アイコン、動画、及びそれらの任意の組み合わせ(総称して「グラフィック」)を任意選択的に含む。いくつかの実施形態では、視覚出力の一部又は全ては、任意選択的に、ユーザインターフェースオブジェクトに対応する。
【0082】
タッチスクリーン112は、触覚及び/又は触知接触に基づくユーザからの入力を受け入れるタッチ感知面、センサ、又はセンサのセットを有する。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、(メモリ102内の任意の関連モジュール及び/又は命令セットと共に)、タッチスクリーン112上で接触(及び任意の接触の移動又は中断)を検出し、検出された接触をタッチスクリーン112に表示されたユーザインターフェースオブジェクト(例えば、1つ以上のソフトキー、アイコン、ウェブページ、又は画像)との対話に変換する。例示的な実施形態では、タッチスクリーン112とユーザとの間の接触点は、ユーザの指に対応する。
【0083】
タッチスクリーン112は、任意選択的に、LCD(液晶ディスプレイ)技術、LPD(発光ポリマーディスプレイ)技術、又はLED(発光ダイオード)技術を使用するが、他の実施形態では、他のディスプレイ技術も使用される。タッチスクリーン112及びディスプレイコントローラ156は、任意選択的に、それだけに限定されるものではないが、容量性、抵抗性、赤外線、及び表面音波の技術、並びにタッチスクリーン112との1つ以上の接触点を判定する他の近接センサアレイ又は他の要素を含む、現在知られている又は今後開発される複数のタッチ感知技術のうちのいずれかを使用して、接触及びそのあらゆる移動又は中断を検出する。例示的な実施形態では、カリフォルニア州クパチーノのApple Inc.からのiPhone(登録商標)及びiPod Touch(登録商標)に見られるものなどの、投影型相互静電容量感知技術が使用される。
【0084】
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、任意選択的に、それぞれ全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第6,323,846号(Westermanら)、同第6,570,557号(Westermanら)、及び/若しくは同第6,677,932号(Westerman)、並びに/又は米国特許出願公開第2002/0015024(A1)号に記載されているマルチタッチ感知タッチパッドに類似している。しかし、タッチスクリーン112はデバイス100からの視覚出力を表示するのに対して、タッチ感知タッチパッドは視覚出力を提供しない。
【0085】
タッチスクリーン112のいくつかの実施形態におけるタッチ感知ディスプレイは、以下の出願、(1)2006年5月2日出願の米国特許出願第11/381,313号、「Multipoint Touch Surface Controller」、(2)2004年5月6日出願の米国特許出願第10/840,862号、「Multipoint Touchscreen」、(3)2004年7月30日出願の米国特許出願第10/903,964号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(4)2005年1月31日出願の米国特許出願第11/048,264号、「Gestures For Touch Sensitive Input Devices」、(5)2005年1月18日出願の米国特許出願第11/038,590号、「Mode-Based Graphical User Interfaces For Touch Sensitive Input Devices」、(6)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,758号、「Virtual Input Device Placement On A Touch Screen User Interface」、(7)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,700号、「Operation Of A Computer With A Touch Screen Interface」、(8)2005年9月16日出願の米国特許出願第11/228,737号、「Activating Virtual Keys Of A Touch-Screen Virtual Keyboard」、及び(9)2006年3月3日出願の米国特許出願第11/367,749号、「Multi-Functional Hand-Held Device」で説明されている。これらの出願は全て、全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0086】
タッチスクリーン112は、任意選択的に、100dpiを超える動画解像度を有する。いくつかの実施形態では、タッチスクリーンは、約160dpiの動画解像度を有する。ユーザは、任意選択的に、スタイラス、指などの任意の適した物体又は付属物を使用して、タッチスクリーン112に接触する。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェースは、指ベースの接触及びジェスチャを主に使用して動作するように設計されるが、これは、タッチスクリーン上の指の接触面積がより大きいため、スタイラスベースの入力ほど正確でない可能性がある。いくつかの実施形態では、デバイスは、指による粗い入力を、ユーザによって所望されているアクションを実行するための、正確なポインタ/カーソルの位置又はコマンドに変換する。
【0087】
いくつかの実施形態では、タッチスクリーンに加えて、デバイス100は、任意選択的に、特定の機能をアクティブ化又は非アクティブ化するためのタッチパッドを含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、タッチスクリーンとは異なり、視覚出力を表示しない、デバイスのタッチ感知エリアである。タッチパッドは、任意選択的に、タッチスクリーン112とは別個のタッチ感知面又はタッチスクリーンによって形成されるタッチ感知面の拡張部である。
【0088】
デバイス100は、様々な構成要素に電力を供給する電力システム162も含む。電力システム162は、任意選択的に、電力管理システム、1つ以上の電源(例えば、バッテリ、交流(AC))、再充電システム、停電検出回路、電力コンバータ又はインバータ、電力状態インジケータ(例えば、発光ダイオード(LED))、並びにポータブルデバイス内での電力の生成、管理、及び分配に関連付けられた任意の他の構成要素を含む。
【0089】
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の光センサ164を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の光センサコントローラ158に結合された光センサを示す。光センサ164は、任意選択的に、電荷結合デバイス(charge-coupled device、CCD)又は相補的金属酸化物半導体(complementary metal-oxide semiconductor、CMOS)フォトトランジスタを含む。光センサ164は、1つ以上のレンズを通って投影された環境からの光を受信し、その光を、画像を表すデータに変換する。光センサ164は、撮像モジュール143(カメラモジュールとも呼ばれる)と連携して、任意選択的に、静止画像又は動画をキャプチャする。いくつかの実施形態では、光センサは、デバイスの前面にあるタッチスクリーンディスプレイ112とは反対側のデバイス100の裏面に位置し、したがってタッチスクリーンディスプレイは、静止画像及び/又は動画の取得のためのビューファインダとして使用することが可能である。いくつかの実施形態では、ユーザが他のテレビ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見ている間に、ユーザの画像が、任意選択的に、テレビ会議のために入手されるように、光センサはデバイスの前面に配置される。いくつかの実施形態では、光センサ164の位置は、ユーザによって(例えば、デバイス筐体内でレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、したがって単一の光センサ164が、タッチスクリーンディスプレイと共に、テレビ会議にも静止画像及び/又は動画の取得にも使用される。
【0090】
デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の深度カメラセンサ175もまた含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の深度カメラコントローラ169に結合された深度カメラセンサを示す。深度カメラセンサ175は、環境からデータを受信して、視点(例えば、深度カメラセンサ)からのシーン内の対象物(例えば、顔面)の3次元モデルを作成する。いくつかの実施形態では、撮像モジュール143(カメラモジュールとも呼ばれる)と連携して、深度カメラセンサ175は、任意選択的に、撮像モジュール143によってキャプチャされた画像の異なる部分の深度マップを決定するために使用される。いくつかの実施形態では、ユーザが他のテレビ会議参加者をタッチスクリーンディスプレイ上で見る間に、任意選択的に、深度情報を有するユーザの画像をテレビ会議のために取得し、また、深度マップデータを有する自撮り画像をキャプチャするために、デバイス100の前面に深度カメラセンサが配置されている。いくつかの実施形態では、深度カメラセンサ175は、デバイスの背面に、又はデバイス100の背面及び前面に配置される。いくつかの実施形態では、深度カメラセンサ175の位置は、ユーザによって(例えば、デバイス筐体内でレンズ及びセンサを回転させることによって)変更することができ、したがって深度カメラセンサ175が、タッチスクリーンディスプレイと共に、テレビ会議にも静止画像及び/又は動画の取得にも使用される。
【0091】
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の接触強度センサ165を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の強度センサコントローラ159に結合された接触強度センサを示す。接触強度センサ165は、任意選択的に、1つ以上のピエゾ抵抗ひずみゲージ、容量性力センサ、電気力センサ、圧電力センサ、光学力センサ、容量性タッチ感知面、又は他の強度センサ(例えば、タッチ感知面上の接触の力(若しくは圧力)を測定するために使用されるセンサ)を含む。接触強度センサ165は、接触強度情報(例えば、圧力情報、又は圧力情報に対するプロキシ)を環境から受信する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、タッチ感知面(例えばタッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接される。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの接触強度センサは、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置される。
【0092】
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の近接センサ166を含む。図1Aは、周辺機器インターフェース118に結合された近接センサ166を示す。あるいは、近接センサ166は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。近接センサ166は、任意選択的に、全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許出願第11/241,839号、「Proximity Detector In Handheld Device」、同第11/240,788号、「Proximity Detector In Handheld Device」、同第11/620,702号、「Using Ambient Light Sensor To Augment Proximity Sensor Output」、同第11/586,862号、「Automated Response To And Sensing Of User Activity In Portable Devices」、及び同第11/638,251号、「Methods And Systems For Automatic Configuration Of Peripherals」で記載されているように機能する。いくつかの実施形態では、多機能デバイスが、ユーザの耳の近くに置かれた場合(例えば、ユーザが電話をかけている場合)、近接センサは、タッチスクリーン112をオフにして無効化する。
【0093】
デバイス100はまた、任意選択的に、1つ以上の触知出力生成器167を含む。図1Aは、I/Oサブシステム106内の触覚フィードバックコントローラ161に結合された触知出力生成器を示す。触知出力生成器167は、任意選択的に、スピーカ若しくは他のオーディオ構成要素などの1つ以上の電気音響デバイス、及び/又はモータ、ソレノイド、電気活性ポリマー、圧電アクチュエータ、静電アクチュエータ、若しくは他の触知出力生成構成要素(例えば、デバイス上で電気信号を触知出力に変換する構成要素)などのエネルギを直線の動きに変換する電気機械デバイスを含む。接触強度センサ165は、触知フィードバック生成命令を触覚フィードバックモジュール133から受信し、デバイス100のユーザが感知することが可能な触知出力をデバイス100上に生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器は、タッチ感知面(例えば、タッチ感知ディスプレイシステム112)と並置される、又はそれに近接しており、任意選択的に、タッチ感知面を垂直方向(例えば、デバイス100の表面の内/外)に、又は水平方向(例えば、デバイス100の表面と同じ平面内の前後)に移動させることによって、触知出力を生成する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの触知出力生成器センサは、デバイス100の前面に配置されたタッチスクリーンディスプレイ112の反対側である、デバイス100の背面に配置される。
【0094】
また、デバイス100は、任意選択的に、1つ以上の加速度計168を含む。図1Aは、周辺機器インターフェース118に結合された加速度計168を示す。あるいは、加速度計168は、任意選択的に、I/Oサブシステム106内の入力コントローラ160に結合される。加速度計168は、任意選択的に、どちらも全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第20050190059号、「Acceleration-based Theft Detection System for Portable Electronic Devices」、及び米国特許出願公開第20060017692号、「Methods And Apparatuses For Operating A Portable Device Based On An Accelerometer」に記載されているように機能する。いくつかの実施形態では、情報は、1つ以上の加速度計から受信したデータの分析に基づいて、縦長表示又は横長表示でタッチスクリーンディスプレイに表示される。デバイス100は、加速度計(単数又は複数)168に加えて、磁気計並びにデバイス100の位置及び向き(例えば、縦方向又は横方向)に関する情報を取得するためのGPS(又はGLONASS又は他のグローバルナビゲーションシステム)受信機を任意選択的に含む。
【0095】
いくつかの実施形態では、メモリ102内に記憶されているソフトウェア構成要素は、オペレーティングシステム126、通信モジュール(又は命令セット)128、接触/動きモジュール(又は命令セット)130、グラフィックモジュール(又は命令セット)132、テキスト入力モジュール(又は命令セット)134、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)モジュール(又は命令セット)135、及びアプリケーション(又は命令セット)136を含む。更に、いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、図1A及び図3に示すように、デバイス/グローバル内部状態157を記憶する。デバイス/グローバル内部状態157は、現在アクティブ状態のアプリケーションがある場合に、どのアプリケーションがアクティブであるかを示すアクティブアプリケーション状態、どのアプリケーション、ビュー、又は他の情報がタッチスクリーンディスプレイ112の様々な領域を占めているかを示す表示状態、デバイスの様々なセンサ及び入力コントロールデバイス116から取得した情報を含むセンサ状態、並びにデバイスの位置、及び/又は姿勢に関する位置情報のうちの1つ以上を含む。
【0096】
オペレーティングシステム126(例えば、Darwin、RTXC、LINUX、UNIX(登録商標)、OS X、iOS、WINDOWS(登録商標)、又はVxWorksなどの組込み型オペレーティングシステム)は、全般的なシステムタスク(例えば、メモリ管理、記憶デバイス制御、電力管理など)を制御及び管理する様々なソフトウェア構成要素及び/又はドライバを含み、様々なハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との間の通信を容易にする。
【0097】
通信モジュール128は、1つ以上の外部ポート124を介して他のデバイスとの通信を容易にし、RF回路108及び/又は外部ポート124が受信したデータを処理するための様々なソフトウェア構成要素をも含む。外部ポート124(例えば、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)、FIREWIRE(登録商標)など)は、直接的に、又はネットワーク(例えばインターネット、無線LANなど)を介して間接的に、他のデバイスに結合するように適合されている。いくつかの実施形態では、外部ポートは、iPod(登録商標)(Apple Inc.の商標)デバイス上で使用される30ピンコネクタと同じ若しくは同様であり、かつ/又はそれに適合しているマルチピン(例えば、30ピン)コネクタである。
【0098】
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、タッチスクリーン112及び他のタッチ感知デバイス(例えば、タッチパッド又は物理クリックホイール)との接触を(ディスプレイコントローラ156と連携して)検出する。接触/動きモジュール130は、接触が生じたかどうかを判定すること(例えば、指ダウンイベントを検出すること)、接触の強度(例えば、接触の力若しくは圧力、又は接触の力若しくは圧力の代替物)を判定すること、接触の移動が存在するかどうかを判定し、タッチ感知面を横断する移動を追跡すること(例えば、指をドラッグする1つ以上のイベントを検出すること)、及び接触が停止したかどうかを判定すること(例えば、指アップイベント又は接触の中断を検出すること)などの、接触の検出に関する様々な動作を実行するための、様々なソフトウェア構成要素を含む。接触/動きモジュール130は、タッチ感知面から接触データを受信する。一連の接触データによって表される、接触点の移動を判定することは、任意選択的に、接触点の速さ(大きさ)、速度(大きさ及び方向)、及び/又は加速度(大きさ及び/又は方向の変化)を判定することを含む。これらの動作は、任意選択的に、単一の接触(例えば、1本の指の接触)又は複数の同時接触(例えば、「マルチタッチ」/複数の指の接触)に適用される。いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130及びディスプレイコントローラ156は、タッチパッド上の接触を検出する。
【0099】
いくつかの実施形態では、接触/動きモジュール130は、ユーザによって動作が実行されたかどうかを判定するために(例えば、ユーザがアイコン上で「クリック」したかどうかを判定するために)、1つ以上の強度閾値のセットを使用する。いくつかの実施形態では、強度閾値の少なくとも1つのサブセットは、ソフトウェアパラメータに従って判定される(例えば、強度閾値は、特定の物理アクチュエータのアクティブ化閾値によって決定されるのではなく、デバイス100の物理ハードウェアを変更することなく調整することができる)。例えば、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイのマウス「クリック」閾値は、トラックパッド又はタッチスクリーンディスプレイハードウェアを変更することなく、広範囲の既定閾値のうちのいずれかに設定することができる。加えて、いくつかの実装形態では、デバイスのユーザに、(例えば、個々の強度閾値を調整すること、及び/又は複数の強度閾値をシステムレベルのクリック「強度」パラメータによって一度に調整することによって)強度閾値のセットのうちの1つ以上を調整するソフトウェア設定が提供される。
【0100】
接触/動きモジュール130は、任意選択的に、ユーザによるジェスチャ入力を検出する。タッチ感知面上の異なるジェスチャは、異なる接触パターンを有する(例えば検出される接触の動き、タイミング、及び/又は強度が異なる)。したがって、ジェスチャは、任意選択的に、特定の接触パターンを検出することによって検出される。例えば、指タップジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて指ダウンイベントと同じ位置(又は実質的に同じ位置)(例えば、アイコンの位置)で指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。別の例として、タッチ感知面上で指スワイプジェスチャを検出することは、指ダウンイベントを検出し、それに続いて1つ以上の指ドラッグイベントを検出し、その後それに続いて指アップ(リフトオフ)イベントを検出することを含む。
【0101】
グラフィックモジュール132は、表示されるグラフィックの視覚的な影響(例えば、輝度、透明度、彩度、コントラスト、又は他の視覚的特性)を変化させる構成要素を含む、タッチスクリーン112又は他のディスプレイ上にグラフィックをレンダリング及び表示する様々な既知のソフトウェア構成要素を含む。本明細書では、「グラフィック」という用語は、それだけに限定されるものではないが、文字、ウェブページ、アイコン(ソフトキーを含むユーザインターフェースオブジェクトなど)、デジタル画像、動画、アニメーションなどを含む、ユーザに表示することができる任意のオブジェクトを含む。
【0102】
いくつかの実施形態では、グラフィックモジュール132は、使用されることになるグラフィックを表すデータを記憶する。各グラフィックには、任意選択的に、対応するコードが割り当てられる。グラフィックモジュール132は、アプリケーションなどから、必要に応じて、座標データ及び他のグラフィック特性データと共に、表示されることとなるグラフィックを指定する1つ以上のコードを受信し、次にディスプレイコントローラ156に出力するスクリーンの画像データを生成する。
【0103】
触覚フィードバックモジュール133は、触知出力生成器167によって使用される命令を生成するための様々なソフトウェア構成要素を含み、ユーザのデバイス100との対話に応じて、デバイス100上の1つ以上の位置での触知出力を生成する。
【0104】
テキスト入力モジュール134は、任意選択で、グラフィックモジュール132の構成要素であり、様々なアプリケーション(例えば、連絡先137、電子メール140、IM141、ブラウザ147、及びテキスト入力を必要とする任意の他のアプリケーション)でテキストを入力するためのソフトキーボードを提供する。
【0105】
GPSモジュール135は、デバイスの場所を判定し、様々なアプリケーション内で使用するためにこの情報を提供する(例えば、場所ベースのダイアリングで使用するために電話138へ、ピクチャ/ビデオメタデータとしてカメラ143へ、及び気象ウィジェット、ローカルイエローページウィジェット、及び地図/ナビゲーションウィジェットなどの場所ベースのサービスを提供するアプリケーションへ)。
【0106】
アプリケーション136は、任意選択的に、以下のモジュール(又は命令セット)又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●連絡先モジュール137(アドレス帳又は連絡先リストと呼ばれることもある)、
●電話モジュール138、
●テレビ会議モジュール139、
●電子メールクライアントモジュール140、
●インスタントメッセージング(Instant messaging、IM)モジュール141、
●トレーニングサポートモジュール142、
●静止画像及び/又は動画用のカメラモジュール143、
●画像管理モジュール144、
●動画プレーヤモジュール、
●音楽プレーヤモジュール、
●ブラウザモジュール147、
●カレンダーモジュール148、
●任意選択的に、気象ウィジェット149-1、株価ウィジェット149-2、計算機ウィジェット149-3、アラーム時計ウィジェット149-4、辞書ウィジェット149-5、及びユーザによって入手された他のウィジェット、並びにユーザ作成ウィジェット149-6のうちの1つ以上を含むウィジェットモジュール149、
●ユーザ作成ウィジェット149-6を作成するためのウィジェットクリエータモジュール150、
●検索モジュール151、
●動画プレーヤモジュール及び音楽プレーヤモジュールを一体化した動画及び音楽プレーヤモジュール152、
●メモモジュール153、
●地図モジュール154、並びに/又は、
●オンライン動画モジュール155。
【0107】
任意選択的にメモリ102に記憶される他のアプリケーション136の例としては、他のワードプロセッシングアプリケーション、他の画像編集アプリケーション、描画アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション、JAVA(登録商標)対応アプリケーション、暗号化、デジタル著作権管理、音声認識、及び音声複製が挙げられる。
【0108】
タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連動して、連絡先モジュール137は、任意選択的に、アドレス帳に名前(単数又は複数)を追加すること、アドレス帳から名前(単数又は複数)を削除すること、電話番号(単数又は複数)、電子メールアドレス(単数又は複数)、住所(単数又は複数)、又は他の情報を名前に関連付けること、画像を名前に関連付けること、名前を分類して並べ替えること、電話番号又は電子メールアドレスを提供して、電話138、テレビ会議モジュール139、電子メール140、又はIM141による通信を開始及び/又は促進することなどを含めて、アドレス帳又は連絡先リスト(例えば、メモリ102又はメモリ370内の連絡先モジュール137のアプリケーション内部状態192内に記憶される)を管理するために使用される。
【0109】
電話モジュール138は、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、任意選択的に、電話番号に対応する文字シーケンスの入力、連絡先モジュール137内の1つ以上の電話番号へのアクセス、入力された電話番号の修正、個別の電話番号のダイヤル、通話の実行、並びに通話終了時の接続解除及び通話停止のために使用される。前述したように、無線通信は、任意選択的に、複数の通信規格、プロトコル、及び技術のうちのいずれかを使用する。
【0110】
テレビ会議モジュール139は、RF回路108、オーディオ回路110、スピーカ111、マイクロフォン113、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、連絡先モジュール137、及び電話モジュール138と連携して、ユーザの指示に従ってユーザと1人以上の他の参加者との間のテレビ会議を開始、実行、及び終了するための実行可能な命令を含む。
【0111】
電子メールクライアントモジュール140は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの指示に応じて電子メールを作成、送信、受信、及び管理するための実行可能な命令を含む。画像管理モジュール144と連携して、電子メールクライアントモジュール140は、カメラモジュール143で撮影された静止画像又は動画画像を有する電子メールの作成及び送信を非常に容易にする。
【0112】
インスタントメッセージングモジュール141は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、インスタントメッセージに対応する文字シーケンスの入力、以前に入力された文字の修正、(例えば、電話通信ベースのインスタントメッセージ向けのショートメッセージサービス(Short Message Service、SMS)若しくはマルチメディアメッセージサービス(Multimedia Message Service、MMS)プロトコル、又はインターネットベースのインスタントメッセージ向けのXMPP、SIMPLE、若しくはIMPSを使用する)個別のインスタントメッセージの送信、インスタントメッセージの受信、及び受信したインスタントメッセージの閲覧のための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、送信される及び/又は受信されるインスタントメッセージは、任意選択的に、MMS及び/又は拡張メッセージングサービス(Enhanced Messaging Service、EMS)でサポートされるようなグラフィック、写真、オーディオファイル、動画ファイル、及び/又は他の添付ファイルを含む。本明細書では、「インスタントメッセージング」とは、電話通信ベースのメッセージ(例えば、SMS又はMMSを使用して送信されるメッセージ)と、インターネットベースのメッセージ(例えば、XMPP、SIMPLE、又はIMPSを使用して送信されるメッセージ)との両方を指す。
【0113】
トレーニングサポートモジュール142は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、地図モジュール154、及び音楽プレーヤモジュールと連携して、トレーニング(例えば、時間、距離、及び/又はカロリー燃焼の目標を有する)を作成し、トレーニングセンサ(スポーツデバイス)と通信し、トレーニングセンサデータを受信し、トレーニングをモニタするために使用されるセンサを較正し、トレーニングのための音楽を選択及び再生し、並びに、トレーニングデータを表示、記憶、及び送信するための実行可能な命令を含む。
【0114】
カメラモジュール143は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、光センサ164、光センサコントローラ158、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及び画像管理モジュール144と連携して、静止画像若しくは(動画ストリームを含む)動画のキャプチャ及びメモリ102内への記憶、静止画像若しくは動画の特性の修正、又はメモリ102からの静止画像若しくは動画の削除のための実行可能な命令を含む。
【0115】
画像管理モジュール144は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びカメラモジュール143と連携して、静止画像及び/若しくは動画の配置、修正(例えば、編集)、又はその他の操作、ラベル付け、削除、(例えば、デジタルスライドショー若しくはアルバムにおける)提示、及び記憶のための実行可能な命令を含む。
【0116】
ブラウザモジュール147は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ウェブページ又はその一部分、並びにウェブページにリンクされた添付ファイル及び他のファイルの検索、リンク、受信、及び表示を含む、ユーザの指示に従ってインターネットをブラウジングするための実行可能な命令を含む。
【0117】
カレンダーモジュール148は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、ユーザの指示に従って、カレンダー及びカレンダーに関連付けられたデータ(例えば、カレンダーアイテム、to-doリストなど)を作成、表示、修正、及び記憶するための実行可能な命令を含む。
【0118】
ウィジェットモジュール149は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ユーザによってダウンロード及び使用されるミニアプリケーション(例えば、気象ウィジェット149-1、株価ウィジェット149-2、計算機ウィジェット149-3、アラーム時計ウィジェット149-4、及び辞書ウィジェット149-5)、又はユーザによって作成されたミニアプリケーション(例えば、ユーザ作成ウィジェット149-6)である。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、HTML(Hypertext Markup Language、ハイパーテキストマークアップ言語)ファイル、CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディングスタイルシート)ファイル、及びJavaScriptファイルを含む。いくつかの実施形態では、ウィジェットは、XML(Extensible Markup Language、拡張可能マークアップ言語)ファイル及びJavaScriptファイル(例えば、Yahoo!ウィジェット)を含む。
【0119】
ウィジェットクリエータモジュール150は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ウィジェットを作成する(例えば、ウェブページのユーザ指定部分をウィジェットにする)ために、ユーザによって使用される。
【0120】
検索モジュール151は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの指示に従って1つ以上の検索基準(例えば、1つ以上のユーザ指定検索語)と一致するメモリ102内の文字、音楽、サウンド、画像、動画、及び/又は他のファイルを検索するための実行可能な命令を含む。
【0121】
動画及び音楽プレーヤモジュール152は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、及びブラウザモジュール147と連携して、MP3又はAACファイルなどの1つ以上のファイル形式で記憶された録音済みの音楽及び他のサウンドファイルをユーザがダウンロード及び再生できるようにする実行可能な命令、並びに動画を(例えば、タッチスクリーン112上又は外部ポート124を介して接続された外部のディスプレイ上に)表示、提示、又は別の方法で再生するための実行可能な命令を含む。いくつかの実施形態では、デバイス100は、任意選択的に、iPod(Apple Inc.の商標)などのMP3プレーヤの機能を含む。
【0122】
メモモジュール153は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、及びテキスト入力モジュール134と連携して、ユーザの指示に従ってメモ、to-doリストなどを作成及び管理するための実行可能な命令を含む。
【0123】
地図モジュール154は、RF回路108、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、テキスト入力モジュール134、GPSモジュール135、及びブラウザモジュール147と連携して、任意選択的に、ユーザの命令に従って、地図及び地図に関連付けられたデータ(例えば、運転の道順、特定の場所又はその付近の店舗及び他の見どころに関するデータ、並びに他の位置ベースのデータ)を受信、表示、修正、及び記憶するために使用される。
【0124】
オンライン動画モジュール155は、タッチスクリーン112、ディスプレイコントローラ156、接触/動きモジュール130、グラフィックモジュール132、オーディオ回路110、スピーカ111、RF回路108、テキスト入力モジュール134、電子メールクライアントモジュール140、及びブラウザモジュール147と連携して、ユーザが特定のオンライン動画へのアクセス、特定のオンライン動画のブラウジング、(例えば、ストリーミング及び/又はダウンロードによる)受信、(例えば、タッチスクリーン上又は外部ポート124を介して接続された外部ディスプレイ上の)再生、特定のオンライン動画へのリンクを有する電子メールの送信、並びにH.264などの1つ以上のファイル形式のオンライン動画の他の管理を行うことを可能にする命令を含む。いくつかの実施形態では、特定のオンライン動画へのリンクを送信するために、電子メールクライアントモジュール140ではなく、インスタントメッセージングモジュール141が使用される。オンライン動画アプリケーションについての追加の説明は、その内容の全体が参照により本明細書に組み込まれる、2007年6月20日出願の米国仮特許出願第60/936,562号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」、及び2007年12月31日出願の米国特許出願第11/968,067号、「Portable Multifunction Device,Method,and Graphical User Interface for Playing Online Videos」を参照されたい。
【0125】
上記で特定したモジュール及びアプリケーションはそれぞれ、前述した1つ以上の機能及び本出願に記載した方法(例えば、本明細書に記載したコンピュータにより実装される方法及び他の情報処理方法)を実行する実行可能な命令のセットに対応する。これらのモジュール(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実装される必要はなく、したがって、様々な実施形態において、これらのモジュールの様々なサブセットが、任意選択的に、組み合わされ、又は別の方法で再構成される。例えば、動画プレーヤモジュールは、任意選択的に、音楽プレーヤモジュールと組み合わされて、単一のモジュール(例えば、図1Aの動画及び音楽プレーヤモジュール152)にされる。いくつかの実施形態では、メモリ102は、任意選択で、上記で特定されたモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ102は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
【0126】
いくつかの実施形態では、デバイス100は、そのデバイスにおける既定の機能のセットの動作がタッチスクリーン及び/又はタッチパッドのみを介して実行されるデバイスである。デバイス100が動作するための主要な入力コントロールデバイスとしてタッチスクリーン及び/又はタッチパッドを使用することにより、任意選択的に、デバイス100上の物理的な入力コントロールデバイス(プッシュボタン、ダイヤルなど)の数が削減される。
【0127】
タッチスクリーン及び/又はタッチパッドを通じてのみ実行される既定の機能のセットは、任意選択的に、ユーザインターフェース間のナビゲーションを含む。いくつかの実施形態では、タッチパッドは、ユーザによってタッチされたときに、デバイス100上に表示される任意のユーザインターフェースから、メインメニュー、ホームメニュー、又はルートメニューにデバイス100をナビゲートする。このような実施形態では、「メニューボタン」は、タッチパッドを使用して実装される。一部の他の実施形態では、メニューボタンは、タッチパッドではなく、物理プッシュボタン又はその他の物理入力コントロールデバイスである。
【0128】
図1Bは、いくつかの実施形態に係る、イベント処理のための例示的な構成要素を示すブロック図である。いくつかの実施形態では、メモリ102(図1A)又は370(図3)は、イベントソート部170(例えば、オペレーティングシステム126内)と、個別のアプリケーション136-1(例えば、前述のアプリケーション137~151、155、380~390のうちのいずれか)とを含む。
【0129】
イベントソート部170は、イベント情報を受信し、イベント情報を配信するアプリケーション136-1、及びアプリケーション136-1のアプリケーションビュー191を判定する。イベントソート部170は、イベントモニタ171及びイベントディスパッチャモジュール174を含む。いくつかの実施形態では、アプリケーション136-1は、アプリケーションがアクティブ又は実行中であるときにタッチ感知ディスプレイ112に表示される現在のアプリケーションビューを示すアプリケーション内部状態192を含む。いくつかの実施形態では、デバイス/グローバル内部状態157は、どのアプリケーション(単数又は複数)が現在アクティブであるかを判定するためにイベントソート部170によって使用され、アプリケーション内部状態192は、イベント情報が配信されるアプリケーションビュー191を判定するためにイベントソート部170によって使用される。
【0130】
いくつかの実施形態では、アプリケーション内部状態192は、アプリケーション136-1が実行を再開するときに使用すべき再開情報、アプリケーション136-1によって表示されている情報を示す又は表示する準備ができたユーザインターフェース状態情報、ユーザがアプリケーション136-1の前の状態又はビューに戻ることを可能にする状態キュー、及びユーザによって行われた前のアクションのリドゥ/アンドゥキューのうちの1つ以上などの追加の情報を含む。
【0131】
イベントモニタ171は、周辺機器インターフェース118からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント(例えば、タッチ感知ディスプレイ112でのマルチタッチジェスチャの一部としてのユーザタッチ)に関する情報を含む。周辺機器インターフェース118は、I/Oサブシステム106、又は近接センサ166、加速度計(単数又は複数)168、及び/若しくは(オーディオ回路110を介した)マイクロフォン113などのセンサから受信する情報を送信する。周辺機器インターフェース118がI/Oサブシステム106から受信する情報は、タッチ感知ディスプレイ112又はタッチ感知面からの情報を含む。
【0132】
いくつかの実施形態では、イベントモニタ171は、所定の間隔で周辺機器インターフェース118に要求を送信する。それに応じて、周辺機器インターフェース118は、イベント情報を送信する。他の実施形態では、周辺機器インターフェース118は、重要なイベント(例えば、所定のノイズ閾値を上回る及び/又は所定の持続時間を超える入力の受信)があるときのみイベント情報を送信する。
【0133】
いくつかの実施形態では、イベントソート部170はまた、ヒットビュー判定モジュール172及び/又はアクティブイベント認識部判定モジュール173を含む。
【0134】
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチ感知ディスプレイ112が2つ以上のビューを表示しているときに、サブイベントが1つ以上のビュー内のどこで起きたかを判定するソフトウェア手順を提供する。ビューは、ユーザがディスプレイ上で見ることができる制御装置及び他の要素から構成されている。
【0135】
アプリケーションに関連付けられたユーザインターフェースの別の態様は、本明細書ではアプリケーションビュー又はユーザインターフェースウィンドウと呼ばれることもあるビューのセットであり、その中で情報が表示され、タッチに基づくジェスチャが生じる。タッチが検出される(個別のアプリケーションの)アプリケーションビューは、任意選択的に、アプリケーションのプログラム階層又はビュー階層内のプログラムレベルに対応する。例えば、タッチが検出される最下位レベルビューは、任意選択的に、ヒットビューと呼ばれ、また、適切な入力として認識されるイベントのセットは、任意選択的に、タッチによるジェスチャを開始する初期タッチのヒットビューに少なくとも部分的に基づいて決定される。
【0136】
ヒットビュー判定モジュール172は、タッチに基づくジェスチャのサブイベントに関連する情報を受信する。アプリケーションが階層状に構成された複数のビューを有するとき、ヒットビュー判定モジュール172は、サブイベントを処理すべき階層内の最下位のビューとして、ヒットビューを特定する。ほとんどの状況では、ヒットビューは、開始サブイベント(例えば、イベント又は潜在的イベントを形成するサブイベントシーケンスにおける第1のサブイベント)が発生する最も低いレベルのビューである。ヒットビューがヒットビュー判定モジュール172によって特定されると、ヒットビューは、通常、ヒットビューとして特定されたタッチ又は入力ソースと同じタッチ又は入力ソースに関係する全てのサブイベントを受信する。
【0137】
アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ビュー階層内のどのビュー(単数又は複数)がサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきかを判定する。いくつかの実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、ヒットビューのみがサブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、アクティブイベント認識部判定モジュール173は、サブイベントの物理位置を含む全てのビューがアクティブに関わりがあるビューであると判定し、したがって、全てのアクティブに関わりがあるビューが、サブイベントの特定のシーケンスを受信すべきであると判定する。他の実施形態では、タッチサブイベントが1つの特定のビューに関連付けられたエリアに完全に限定された場合でも、階層内の上位のビューは、依然としてアクティブに関わりがあるビューであり続ける。
【0138】
イベントディスパッチャモジュール174は、イベント情報をイベント認識部(例えばイベント認識部180)にディスパッチする。アクティブイベント認識部判定モジュール173を含む実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、アクティブイベント認識部判定モジュール173により判定されたイベント認識部にイベント情報を配信する。いくつかの実施形態では、イベントディスパッチャモジュール174は、個別のイベント受信部182によって取得されるイベント情報をイベントキューに記憶する。
【0139】
いくつかの実施形態では、オペレーティングシステム126は、イベントソート部170を含む。あるいは、アプリケーション136-1がイベントソート部170を含む。更に他の実施形態では、イベントソート部170は、独立型のモジュールであり、又は接触/動きモジュール130などのメモリ102内に記憶されている別のモジュールの一部分である。
【0140】
いくつかの実施形態では、アプリケーション136-1は、それぞれがアプリケーションのユーザインターフェースの個別のビュー内で発生するタッチイベントを処理する命令を含む、複数のイベント処理部190及び1つ以上のアプリケーションビュー191を含む。アプリケーション136-1の各アプリケーションビュー191は、1つ以上のイベント認識部180を含む。典型的には、個別のアプリケーションビュー191は、複数のイベント認識部180を含む。他の実施形態では、イベント認識部180のうちの1つ以上は、ユーザインターフェースキット、又は、アプリケーション136-1がメソッド及び他のプロパティを継承する上位レベルのオブジェクトなどの、別個のモジュールの一部である。いくつかの実施形態では、個別のイベント処理部190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、GUI更新部178、及び/又はイベントソート部170から受信されたイベントデータ179、のうちの1つ以上を含む。イベント処理部190は、任意選択的に、データ更新部176、オブジェクト更新部177、又はGUI更新部178を利用し又は呼び出して、アプリケーション内部状態192を更新する。あるいは、アプリケーションビュー191のうちの1つ以上が、1つ以上の個別のイベント処理部190を含む。また、いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178のうちの1つ以上は、個別のアプリケーションビュー191に含まれる。
【0141】
個別のイベント認識部180は、イベントソート部170からイベント情報(例えば、イベントデータ179)を受信し、イベント情報からイベントを特定する。イベント認識部180は、イベント受信部182及びイベント比較部184を含む。いくつかの実施形態では、イベント認識部180はまた、メタデータ183及びイベント配信命令188(任意選択的にサブイベント配信命令を含む)の少なくともサブセットも含む。
【0142】
イベント受信部182は、イベントソート部170からイベント情報を受信する。イベント情報は、サブイベント、例えば、タッチ又はタッチの移動についての情報を含む。サブイベントに応じて、イベント情報はまた、サブイベントの位置などの追加の情報を含む。サブイベントがタッチの動きに関わるとき、イベント情報はまた任意選択的に、サブイベントの速さ及び方向を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つの向きから別の向きへの(例えば、縦向きから横向きへ、又はその逆の)デバイスの回転を含み、イベント情報は、デバイスの現在の向き(デバイスの姿勢とも呼ぶ)についての対応する情報を含む。
【0143】
イベント比較部184は、イベント情報を、定義済みのイベント又はサブイベントの定義と比較し、その比較に基づいて、イベント又はサブイベントを判定するか、あるいはイベント又はサブイベントの状態を判定若しくは更新する。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、イベント定義186を含む。イベント定義186は、例えばイベント1(187-1)及びイベント2(187-2)などのイベント(例えば、既定のサブイベントのシーケンス)の定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント(187)内のサブイベントは、例えば、タッチの開始、タッチの終了、タッチの移動、タッチの取り消し、及び複数のタッチを含む。一実施例では、イベント1(187-1)についての定義は、表示されたオブジェクト上のダブルタップである。ダブルタップは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第1のタッチ(タッチ開始)、所定の段階に対する第1のリフトオフ(タッチ終了)、所定の段階に対する表示オブジェクト上の第2のタッチ(タッチ開始)、及び所定の段階に対する第2のリフトオフ(タッチ終了)を含む。別の実施例では、イベント2(187-2)の定義は、表示されたオブジェクト上のドラッグである。ドラッグは、例えば、所定の段階に対する表示オブジェクト上のタッチ(又は接触)、タッチ感知ディスプレイ112にわたるタッチの移動、及びタッチのリフトオフ(タッチ終了)を含む。いくつかの実施形態では、イベントは、1つ以上の関連付けられたイベント処理部190に関する情報も含む。
【0144】
いくつかの実施形態では、イベント定義187は、個別のユーザインターフェースオブジェクトについてのイベントの定義を含む。いくつかの実施形態では、イベント比較部184は、どのユーザインターフェースオブジェクトがサブイベントに関連付けられているかを判定するヒットテストを実行する。例えば、タッチ感知ディスプレイ112に3つのユーザインターフェースオブジェクトが表示されているアプリケーションビュー内で、タッチ感知ディスプレイ112上でタッチが検出されると、イベント比較部184は、ヒットテストを実行して、3つのユーザインターフェースオブジェクトのうちのどれがタッチ(サブイベント)に関連付けられているかを判定する。表示された各オブジェクトが、個別のイベント処理部190に関連付けられている場合、イベント比較部は、ヒットテストの結果を用いて、どのイベント処理部190をアクティブ化すべきかを判定する。例えば、イベント比較部184は、ヒットテストをトリガするサブイベント及びオブジェクトに関連付けられたイベント処理部を選択する。
【0145】
いくつかの実施形態では、個別のイベント187の定義は、サブイベントのシーケンスがイベント認識部のイベントタイプに対応するかどうかが判定されるまで、イベント情報の伝送を遅らせる遅延アクションも含む。
【0146】
個別のイベント認識部180は、一連のサブイベントがイベント定義186のイベントのいずれとも一致しないと判断した場合、個別のイベント認識部180は、イベント不可能、イベント失敗、又はイベント終了の状態に入り、その後は、タッチに基づくジェスチャの次のサブイベントを無視する。この状況では、ヒットビューについてアクティブのままである他のイベント認識部があれば、そのイベント認識部は、進行中のタッチによるジェスチャのサブイベントの追跡及び処理を続行する。
【0147】
いくつかの実施形態では、個別のイベント認識部180は、イベント配信システムがどのようにサブイベント配信を実行すべきかをアクティブに関与しているイベント認識部に示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを有するメタデータ183を含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、イベント認識部が互いにどのように対話するか、又はイベント認識部が互いにどのように対話することが可能となるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。いくつかの実施形態では、メタデータ183は、サブイベントがビュー階層又はプログラム階層における多様なレベルに配信されるかを示す構成可能なプロパティ、フラグ、及び/又はリストを含む。
【0148】
いくつかの実施形態では、個別のイベント認識部180は、イベントの1つ以上の特定のサブイベントが認識されるときに、イベントに関連付けられたイベント処理部190をアクティブ化する。いくつかの実施形態では、個別のイベント認識部180は、イベントに関連付けられたイベント情報をイベント処理部190に配信する。イベント処理部190をアクティブ化することは、個別のヒットビューにサブイベントを送信する(及び、送信を延期する)こととは別個である。いくつかの実施形態では、イベント認識部180は、認識したイベントに関連付けられたフラグを投入し、そのフラグに関連付けられたイベント処理部190は、そのフラグを捕らえ、既定のプロセスを実行する。
【0149】
いくつかの実施形態では、イベント配信命令188は、イベント処理部をアクティブ化することなくサブイベントについてのイベント情報を配信するサブイベント配信命令を含む。代わりに、サブイベント配信命令は、一連のサブイベントと関連付けられたイベント処理部に、又はアクティブに関与しているビューにイベント情報を配信する。一連のサブイベント又はアクティブに関与しているビューと関連付けられたイベント処理部は、イベント情報を受信し、所定のプロセスを実行する。
【0150】
いくつかの実施形態では、データ更新部176は、アプリケーション136-1で使用されるデータを作成及び更新する。例えば、データ更新部176は、連絡先モジュール137で使用される電話番号を更新し、又は動画プレーヤモジュールで使用される動画ファイルを記憶する。いくつかの実施形態では、オブジェクト更新部177は、アプリケーション136-1で使用されるオブジェクトを作成及び更新する。例えば、オブジェクト更新部177は、新たなユーザインターフェースオブジェクトを作成し、又はユーザインターフェースオブジェクトの位置を更新する。GUI更新部178は、GUIを更新する。例えば、GUI更新部178は、表示情報を準備し、タッチ感知ディスプレイ上に表示するために表示情報をグラフィックモジュール132に送る。
【0151】
いくつかの実施形態では、イベント処理部(単数又は複数)190は、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178を含む又はそれらへのアクセスを有する。いくつかの実施形態では、データ更新部176、オブジェクト更新部177、及びGUI更新部178は、個別のアプリケーション136-1又はアプリケーションビュー191の単一モジュールに含まれる。他の実施形態では、それらは、2つ以上のソフトウェアモジュールに含まれる。
【0152】
タッチ感知ディスプレイ上のユーザのタッチのイベント処理に関する前述の記載は、入力デバイスを用いて多機能デバイス100を動作させるための他の形態のユーザ入力にも適用されるが、それらの全てがタッチスクリーン上で開始されるわけではないことを理解されたい。例えば、キーボードの単一又は複数の押圧若しくは保持と任意選択的に連携される、マウスの移動及びマウスボタンの押圧、タッチパッド上のタップ、ドラッグ、スクロールなどの接触の移動、ペンスタイラス入力、デバイスの移動、口頭による命令、検出された目の動き、バイオメトリック入力、並びに/又はそれらの任意の組み合わせを、任意選択的に、認識するイベントを定義するサブイベントに対応する入力として利用する。
【0153】
図2は、いくつかの実施形態に係る、タッチスクリーン112を有するポータブル多機能デバイス100を示す。タッチスクリーンは、任意選択的に、ユーザインターフェース(user interface、UI)200内に1つ以上のグラフィックを表示する。本実施形態、並びに以下で説明される他の実施形態では、ユーザは、例えば、1本以上の指202(図には正確な縮尺では描かれていない)又は1つ以上のスタイラス203(図には正確な縮尺では描かれていない)を使用して、グラフィック上でジェスチャを実施することによって、それらのグラフィックのうちの1つ以上を選択することが可能となる。いくつかの実施形態では、1つ以上のグラフィックの選択は、ユーザが、その1つ以上のグラフィックとの接触を中断する場合に実施される。いくつかの実施形態では、ジェスチャは、デバイス100と接触した指の、1回以上のタップ、1回以上のスワイプ(左から右へ、右から左へ、上向きに及び/若しくは下向きに)、並びに/又は、ローリング(右から左へ、左から右へ、上向きに及び/若しくは下向きに)を、任意選択的に含む。一部の実装形態又は状況では、グラフィックとの不測の接触は、そのグラフィックを選択するものではない。例えば、選択に対応するジェスチャがタップである場合、アプリケーションアイコンの上をスイープするスワイプジェスチャは、任意選択的に、対応するアプリケーションを選択するものではない。
【0154】
デバイス100はまた、任意選択的に、「ホーム」ボタン又はメニューボタン204などの1つ以上の物理ボタンを含む。前述したように、メニューボタン204は、任意選択的にデバイス100上で実行される1組のアプリケーション内の任意のアプリケーション136にナビゲートするために、任意選択的に使用される。あるいは、いくつかの実施形態では、メニューボタンは、タッチスクリーン112に表示されるGUI内のソフトキーとして実装される。
【0155】
いくつかの実施形態では、デバイス100は、タッチスクリーン112、メニューボタン204、デバイスの電源をオン/オフにしてデバイスをロックするプッシュボタン206、音量調整ボタン208、加入者識別モジュール(SIM)カードスロット210、ヘッドセットジャック212、及びドッキング/充電用外部ポート124を含む。プッシュボタン206は、任意選択的に、ボタンを押し下げて、既定の期間にわたってボタンを押し下げた状態に保持することによって、デバイスの電源をオン/オフするため、ボタンを押し下げて、既定の時間が経過する前にボタンを解放することによってデバイスをロックするため、及び/又はデバイスをロック解除する、若しくはロック解除プロセスを開始するために、使用される。代替の実施形態では、デバイス100は、マイクロフォン113を介して、いくつかの機能をアクティブ化又は非アクティブ化するための口頭入力もまた受け入れる。デバイス100は、任意選択的に、タッチスクリーン112上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ165、及び/又はデバイス100のユーザに対する触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器167もまた含む。
【0156】
図3は、いくつかの実施形態に係る、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する例示的な多機能デバイスのブロック図である。デバイス300は、ポータブル型である必要はない。いくつかの実施形態では、デバイス300は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、マルチメディアプレーヤデバイス、ナビゲーションデバイス、教育的デバイス(子供の学習玩具など)、ゲームシステム、又は制御デバイス(例えば、家庭用又は業務用コントローラ)である。デバイス300は、通常、1つ以上の処理ユニット(CPU)310、1つ以上のネットワーク又は他の通信インターフェース360、メモリ370、及びこれらの構成要素を相互接続する1つ以上の通信バス320を含む。通信バス320は、任意選択的に、システム構成要素間の通信を相互接続及び制御する回路(チップセットと呼ばれることもある)を含む。デバイス300は、ディスプレイ340を含む入出力(I/O)インターフェース330を含み、ディスプレイ340は、通常、タッチスクリーンディスプレイである。I/Oインターフェース330はまた、任意選択的に、キーボード及び/又はマウス(若しくは他のポインティングデバイス)350並びにタッチパッド355と、デバイス300上に触知出力を生成する(例えば、図1Aを参照して前述した触知出力生成器167に類似している)触知出力生成器357と、センサ359(例えば、光、加速度、近接、タッチ感知、及び/又は図1Aを参照して前述した、接触強度センサ165に類似している接触強度センサ)とを含む。メモリ370は、DRAM、SRAM、DDR RAM、又は他のランダムアクセスソリッドステートメモリデバイスなどの高速ランダムアクセスメモリを含み、任意選択的に、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、光ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含む。メモリ370は、任意選択で、CPU(単数又は複数)310からリモートに位置する1つ以上の記憶デバイスを含む。いくつかの実施形態では、メモリ370は、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102内に記憶されているプログラム、モジュール、及びデータ構造に類似したプログラム、モジュール、及びデータ構造、又はそのサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、任意選択で、ポータブル多機能デバイス100のメモリ102に存在しない追加のプログラム、モジュール、及びデータ構造を記憶する。例えば、デバイス300のメモリ370は、任意選択的に、描画モジュール380、プレゼンテーションモジュール382、ワードプロセッシングモジュール384、ウェブサイト作成モジュール386、ディスクオーサリングモジュール388、及び/又はスプレッドシートモジュール390を記憶するのに対して、ポータブル多機能デバイス100(図1A)のメモリ102は、任意選択的に、これらのモジュールを記憶しない。
【0157】
図3の上記で特定した要素はそれぞれ、任意選択的に、前述したメモリデバイスのうちの1つ以上の中に記憶される。上記で特定したモジュールはそれぞれ、前述した機能を実行する命令セットに対応する。上記で特定したモジュール又はプログラム(例えば、命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手順、又はモジュールとして実装される必要はなく、したがって様々な実施形態では、これらのモジュールの様々なサブセットが、任意選択的に組み合わされ、又は他の方法で再構成される。いくつかの実施形態では、メモリ370は、任意選択的に、上記で特定されたモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶する。更に、メモリ370は、上記で説明されていない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。
【0158】
次に、任意選択的に、例えばポータブル多機能デバイス100に実装されるユーザインターフェースの実施形態に注意を向ける。
【0159】
図4Aは、いくつかの実施形態に係る、ポータブル多機能デバイス100上のアプリケーションのメニューの例示的なユーザインターフェースを示す。同様のユーザインターフェースは、デバイス300上に任意選択的に実装される。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース400は、以下の要素、又はそれらのサブセット若しくはスーパーセットを含む。
●セルラー信号及びWi-Fi信号などの無線通信(単数又は複数)用の信号強度インジケータ(単数又は複数)402、
●時刻404、
●Bluetoothインジケータ405、
●バッテリ状態インジケータ406、
●以下のような、頻繁に使用されるアプリケーションのアイコンを有するトレイ408
○不在着信又はボイスメールメッセージの数のインジケータ414を任意選択的に含む、「電話」とラベル付けされた、電話モジュール138のアイコン416、
○未読電子メールの数のインジケータ410を任意選択的に含む、「メール」とラベル付けされた、電子メールクライアントモジュール140のアイコン418、
○「ブラウザ」とラベル付けされた、ブラウザモジュール147のアイコン420、及び
○「iPod」とラベル付けされる、iPod(Apple Inc.の商標)モジュール152とも称される動画及び音楽プレーヤモジュール152用のアイコン422、及び
●以下のような、他のアプリケーションのアイコン、
○「メッセージ」とラベル付けされた、IMモジュール141のアイコン424、
○「カレンダー」とラベル付けされた、カレンダーモジュール148のアイコン426、
○「写真」とラベル付けされた、画像管理モジュール144のアイコン428、
○「カメラ」とラベル付けされた、カメラモジュール143のアイコン430、
○「オンライン動画」とラベル付けされた、オンライン動画モジュール155のアイコン432、
○「株価」とラベル付けされた、株価ウィジェット149-2のアイコン434、
○「マップ」とラベル付けされた、地図モジュール154のアイコン436、
○「天気」とラベル付けされた、気象ウィジェット149-1のアイコン438、
○「時計」とラベル付けされた、アラーム時計ウィジェット149-4のアイコン440、
○「トレーニングサポート」とラベル付けされた、トレーニングサポートモジュール142のアイコン442、
○「メモ」とラベル付けされた、メモモジュール153のアイコン444、及び
○デバイス100及びその様々なアプリケーション136の設定へのアクセスを提供する、「設定」とラベル付けされた、設定アプリケーション又はモジュールのアイコン446。
【0160】
図4Aに示すアイコンラベルは、単なる例示であることに留意されたい。例えば、動画及び音楽プレーヤモジュール152のアイコン422は、「音楽」又は「音楽プレーヤ」とラベル付けされる。他のラベルが、様々なアプリケーションアイコンのために、任意選択的に使用される。いくつかの実施形態では、個別のアプリケーションアイコンに関するラベルは、個別のアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前を含む。いくつかの実施形態では、特定のアプリケーションアイコンのラベルは、その特定のアプリケーションアイコンに対応するアプリケーションの名前とは異なる。
【0161】
図4Bは、ディスプレイ450(例えば、タッチスクリーンディスプレイ112)とは別個のタッチ感知面451(例えば、図3のタブレット又はタッチパッド355)を有するデバイス(例えば、図3のデバイス300)上の例示的なユーザインターフェースを示す。デバイス300はまた、任意選択的に、タッチ感知面451上の接触の強度を検出する1つ以上の接触強度センサ(例えば、センサ359のうちの1つ以上)、及び/又はデバイス300のユーザに対して触知出力を生成する1つ以上の触知出力生成器357を含む。
【0162】
以下の例のうちのいくつかは、タッチスクリーンディスプレイ112(タッチ感知面及びディスプレイが組み合わされている)上の入力を参照して与えられるが、いくつかの実施形態では、デバイスは、図4Bに示すように、ディスプレイとは別個のタッチ感知面上の入力を検出する。いくつかの実施形態では、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)は、ディスプレイ(例えば、450)上の一次軸(例えば、図4Bの453)に対応する一次軸(例えば、図4Bの452)を有する。これらの実施形態によれば、デバイスは、ディスプレイ上のそれぞれの位置に対応する位置(例えば、図4Bでは、460は468に対応し、462は470に対応する)で、タッチ感知面451との接触(例えば、図4Bの460及び462)を検出する。このようにして、タッチ感知面(例えば、図4Bの451)上でデバイスによって検出されるユーザ入力(例えば、接触460及び462、並びにこれらの移動)は、タッチ感知面がディスプレイとは別個であるとき、多機能デバイスのディスプレイ(例えば、図4Bの450)上のユーザインターフェースを操作するために、デバイスによって使用される。同様の方法が、本明細書に記載の他のユーザインターフェースに任意選択的に使用されることを理解されたい。
【0163】
加えて、以下の例は、主に指入力(例えば、指接触、指タップジェスチャ、指スワイプジェスチャ)を参照して与えられる一方、いくつかの実施形態では、指入力のうちの1つ以上が別の入力デバイスからの入力(例えば、マウスベースの入力又はスタイラス入力)に置き換えられることを理解されたい。例えば、スワイプジェスチャは、任意選択的に、(例えば、接触の代わりに、)マウスクリックであって、その後に(例えば、接触の移動の代わりに)スワイプの経路に沿ったカーソルの移動を伴うマウスクリックによって置き換えられる。別の例として、タップジェスチャは、任意選択的に、カーソルがタップジェスチャの位置上に位置する間は、(例えば、接触を検出して、それに続いて接触の検出を停止する代わりに)マウスクリックによって置き換えられる。同様に、複数のユーザ入力が同時に検出されるとき、複数のコンピュータマウスが、任意選択的に、同時に使用され、又はマウス及び指の接触が、任意選択的に、同時に使用されることを理解されたい。
【0164】
図5Aは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。デバイス500は、本体502を含む。いくつかの実施形態では、デバイス500は、デバイス100及び300(例えば、図1A図4B)に関して説明された特徴のうちのいくつか又は全てを含むことができる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、タッチ感知ディスプレイスクリーン504、以下ではタッチスクリーン504を有する。あるいは、又はタッチスクリーン504に加えて、デバイス500は、ディスプレイ及びタッチ感知面を有する。デバイス100及び300と同様に、いくつかの実施形態では、タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)は、任意選択的に、加えられている接触(例えば、タッチ)の強度を検出する1つ以上の強度センサを含む。タッチスクリーン504(又はタッチ感知面)の1つ以上の強度センサは、タッチの強度を表す出力データを提供することができる。デバイス500のユーザインターフェースは、タッチ(複数)に、その強度に基づいて応答することができ、これは、異なる強度のタッチが、デバイス500上で異なるユーザインターフェース動作を呼び出すことができることを意味する。
【0165】
タッチ強度を検出し処理する例示的な技術は、例えば、それぞれ全体が参照により本明細書に組み込まれる関連出願である、国際公開第WO/2013/169849号として公開された、2013年5月8日出願の国際特許出願第PCT/US2013/040061号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Displaying User Interface Objects Corresponding to an Application」、及び国際公開第WO/2014/105276号として公開された、2013年11月11日出願の国際特許出願第PCT/US2013/069483号、「Device,Method,and Graphical User Interface for Transitioning Between Touch Input to Display Output Relationships」を参照されたい。
【0166】
いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上の入力機構506及び508を有する。入力機構506及び508は、含まれる場合、物理的であり得る。物理的入力機構の例としては、プッシュボタン及び回転可能機構が挙げられる。いくつかの実施形態では、デバイス500は、1つ以上のアタッチメント機構を有する。そのようなアタッチメント機構は、含まれる場合、例えば帽子、眼鏡類、イアリング、ネックレス、シャツ、ジャケット、ブレスレット、ウォッチのバンド、チェーン、ズボン、ベルト、靴、財布、バックパックなどにデバイス500を取り付けることを可能にすることができる。これらのアタッチメント機構は、ユーザがデバイス500を着用することを可能にする。
【0167】
図5Bは、例示的なパーソナル電子デバイス500を示す。いくつかの実施形態では、デバイス500は、図1A図1B、及び図3に関して説明した構成要素のうちのいくつか又は全てを含むことができる。デバイス500は、I/Oセクション514を1つ以上のコンピュータプロセッサ516及びメモリ518に動作可能に結合するバス512を有する。I/Oセクション514は、ディスプレイ504に接続することができ、ディスプレイ504は、タッチ感知構成要素522と、任意選択で強度センサ524(例えば、接触強度センサ)とを有することができる。加えて、I/Oセクション514は、Wi-Fi、Bluetooth、近距離通信(NFC)、セルラー、及び/又は他の無線通信技術を使用してアプリケーション及びオペレーティングシステムデータを受信する通信ユニット530と接続することができる。デバイス500は、入力メカニズム506及び/又は508を含むことができる。入力メカニズム506は、任意選択的に、例えば、回転可能入力デバイス又は押下可能かつ回転可能入力デバイスである。いくつかの実施例では、入力メカニズム508は、任意選択的にボタンである。
【0168】
いくつかの実施例では、入力メカニズム508は、任意選択的にマイクロフォンである。パーソナル電子デバイス500は、任意選択的に、GPSセンサ532、加速度計534、方向センサ540(例えば、コンパス)、ジャイロスコープ536、動きセンサ538、及び/又はそれらの組み合わせなどの様々なセンサを含み、それらは全て、I/Oセクション514に動作可能に接続することができる。
【0169】
パーソナル電子デバイス500のメモリ518は、コンピュータ実行可能命令を記憶するための1つ以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、それらの命令は、1つ以上のコンピュータプロセッサ516によって実行されると、例えば、コンピュータプロセッサに、プロセス700、900、1100、1400、1500、及びプロセス1800(図7図9図11図14図15、及び図18)を含めた、以下に説明する技術を実行させることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又は命令実行システム、装置、若しくはデバイスに関連して、使用されるコンピュータ実行可能命令を、有形に含み又は記憶することができる任意の媒体であり得る。いくつかの実施例では、記憶媒体は、一時的コンピュータ可読記憶媒体である。いくつかの実施例では、記憶媒体は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、それらに限定されるものではないが、磁気記憶装置、光学記憶装置、及び/又は半導体記憶装置を含むことができる。そのような記憶装置の例としては、磁気ディスク、CD、DVD、又はBlu-ray(登録商標)技術に基づく光学ディスク、並びにフラッシュ、ソリッドステートドライブなどの永続性ソリッドステートメモリなどが挙げられる。パーソナル電子デバイス500は、図5Bの構成要素及び構成に限定されるものではなく、他の又は追加の構成要素を複数の構成で含むことができる。
【0170】
本明細書で使用されるとき、「アフォーダンス」という用語は、任意選択的にデバイス100、300、及び/又は500(図1A図3、及び図5A図5B)のディスプレイスクリーンに表示される、ユーザ対話グラフィカルユーザインターフェースオブジェクトを指す。例えば、画像(例えば、アイコン)、ボタン、及び文字(例えば、ハイパーリンク)はそれぞれ、任意選択的に、アフォーダンスを構成する。
【0171】
本明細書で使用される「フォーカスセレクタ」という用語は、ユーザが対話しているユーザインターフェースの現在の部分を示す入力要素を指す。カーソル又は他の位置マーカを含むいくつかの実装形態では、カーソルが「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってカーソルが特定のユーザインターフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又は他のユーザインターフェース要素)の上に位置する間に、入力(例えば、押圧入力)がタッチ感知面(例えば、図3のタッチパッド355又は図4Bのタッチ感知面451)上で検出されたとき、特定のユーザインターフェース要素は、検出された入力に従って調整される。タッチスクリーンディスプレイ上のユーザインターフェース要素との直接対話を可能にするタッチスクリーンディスプレイ(例えば、図1Aのタッチ感知ディスプレイシステム112又は図4Aのタッチスクリーン112)を含むいくつかの実装形態では、タッチスクリーン上の検出された接触が「フォーカスセレクタ」として作用し、したがってタッチスクリーンディスプレイ上の特定のユーザインターフェース要素(例えば、ボタン、ウィンドウ、スライダ、又は他のユーザインターフェース要素)の位置で入力(例えば、接触による押圧入力)が検出されたとき、特定のユーザインターフェース要素が、検出された入力に従って調整される。いくつかの実装形態では、(例えば、フォーカスを1つのボタンから別のボタンへ動かすためにタブキー又は矢印キーを使用することによって)タッチスクリーンディスプレイ上の対応するカーソルの移動又は接触の移動なしに、フォーカスがユーザインターフェースの1つの領域からユーザインターフェースの別の領域に動かされ、これらの実装形態では、フォーカスセレクタは、ユーザインターフェースの種々の領域間でのフォーカスの移動に従って移動する。フォーカスセレクタがとる具体的な形態に関わらず、フォーカスセレクタは、一般に、ユーザが意図するユーザインターフェースとの対話について(例えば、ユーザがそれを通じて対話することを意図しているユーザインターフェースの要素をデバイスに示すことによって)伝えるためにユーザによって制御されるユーザインターフェース要素(又はタッチスクリーンディスプレイ上の接触)である。例えば、タッチ感知面(例えば、タッチパッド又はタッチスクリーン)上で押圧入力が検出されている間の、個別のボタンの上のフォーカスセレクタ(例えば、カーソル、接触、又は選択ボックス)の位置は、その個別のボタンを(そのデバイスのディスプレイ上に示される他のユーザインターフェース要素ではなく)アクティブ化することをユーザが意図していることを示すものである。
【0172】
本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、接触の「特性強度」という用語は、接触の1つ以上の強度に基づく、その接触の特性を指す。いくつかの実施形態では、特性強度は複数の強度サンプルに基づく。特性強度は、任意選択的に、既定の数の強度サンプル、すなわち、既定のイベント(例えば、接触を検出した後、接触のリフトオフを検出する前、接触の移動の開始を検出する前若しくは後、接触の終了を検出する前、接触の強度の増大を検出する前若しくは後、及び/又は、接触の強度の減少を検出する前若しくは後の)に関連する所定の時間(例えば、0.05、0.1、0.2、0.5、1、2、5、10秒)の間に収集された強度サンプルのセットに基づく。接触の特性強度は、任意選択的に、接触の強度の最大値、接触の強度の平均(mean)値、接触の強度の平均(average)値、接触の強度の上位10パーセンタイル値、接触の強度の最大の2分の1の値、接触の強度の最大の90パーセントの値などのうちの1つ以上に基づいている。いくつかの実施形態では、特性強度を判定する際に(例えば、特性強度が経時的な接触の強度の平均であるときに)、接触の持続期間が使用される。いくつかの実施形態では、特性強度は、ユーザによって動作が実行されたかどうかを判定するために、1つ以上の強度閾値のセットと比較される。例えば、1つ以上の強度閾値のセットは、任意選択的に、第1の強度閾値及び第2の強度閾値を含む。この例では、第1の閾値を超えない特性強度を有する接触は第1の動作をもたらし、第1の強度閾値を上回るが第2の強度閾値を超えない特性強度を有する接触は第2の動作をもたらし、第2の閾値を超える特性強度を有する接触は第3の動作をもたらす。いくつかの実施形態では、特性強度と1つ以上の閾値との間の比較は、第1の動作を実行するべきか、それとも第2の動作を実行するべきかを判定するために使用されるのではなく、1つ以上の動作を実行するべきか否か(例えば、個別の動作を実行するべきか、それとも個別の動作を実行するのを見送るべきか)を判定するために使用される。
【0173】
いくつかの実施形態では、特性強度を判定する目的のために、ジェスチャの一部分が特定される。例えば、タッチ感知面は、任意選択的に、開始位置から遷移して終了位置に到達し、その位置で接触の強度が増大している、連続するスワイプ接触を受信する。この例では、終了位置での接触の特性強度は、任意選択的に、スワイプ接触全体ではなく、連続するスワイプ接触の一部分のみ(例えば、スワイプ接触のうち終了位置の部分のみ)に基づいている。いくつかの実施形態では、任意選択的に、接触の特性強度を判定する前に、平滑化アルゴリズムがスワイプ接触の強度に適用される。例えば、平滑化アルゴリズムは、任意選択的に、非加重移動平均平滑化アルゴリズム、三角平滑化アルゴリズム、中央値フィルタ平滑化アルゴリズム、及び/又は指数平滑化アルゴリズムのうちの1つ以上を含む。いくつかの状況では、これらの平滑化アルゴリズムは、特性強度を判定する目的のために、スワイプ接触強度の幅の狭いスパイク又は下落を排除する。
【0174】
タッチ感知面上の接触の強度は、任意選択的に、接触検出強度閾値、軽い押圧強度閾値、深い押圧強度閾値、及び/又は1つ以上の他の強度閾値などの1つ以上の強度閾値に対して特徴付けられる。いくつかの実施形態では、軽い押圧強度閾値は、通常、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることに関連付けられた動作をデバイスが実行する強度に相当する。いくつかの実施形態では、深い押圧強度閾値は、通常、物理マウスのボタン又はトラックパッドをクリックすることに関連付けられた動作とは異なる動作をデバイスが実行する強度に相当する。いくつかの実施形態では、軽い押圧強度閾値を下回る(例えば、かつそれを下回ると接触が検出されなくなる公称接触検出強度閾値を上回る)特性強度を有する接触が検出されたとき、デバイスは、タッチ感知面上の接触の移動に従い、軽い押圧強度閾値又は深い押圧強度閾値に関連付けられた動作を実行することなく、フォーカスセレクタを動かす。一般に、特に明記しない限り、これらの強度閾値は、ユーザインターフェースの値の様々なセットの間で一貫している。
【0175】
軽い押圧強度閾値を下回る強度から、軽い押圧強度閾値と深い押圧強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増大は、「軽い押圧」の入力と呼ばれることがある。深い押圧強度閾値を下回る強度から、深い押圧強度閾値を上回る強度への、接触の特性強度の増大は、「深い押圧」の入力と呼ばれることがある。接触検出強度閾値を下回る強度から、接触検出強度閾値と軽い押圧強度閾値との間の強度への、接触の特性強度の増大は、タッチ面上の接触の検出と呼ばれることがある。接触検出強度閾値を上回る強度から、接触検出強度閾値を下回る強度への、接触の特性強度の減少は、タッチ面からの接触のリフトオフの検出と呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロである。いくつかの実施形態では、接触検出強度閾値はゼロより大きい。
【0176】
本明細書に記載するいくつかの実施形態では、個別の押圧入力を含むジェスチャを検出したことに応じて、又は個別の接触(若しくは複数の接触)によって実行された個別の押圧入力を検出したことに応じて、1つ以上の動作が実行され、個別の押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回る接触(又は複数の接触)の強度の増大を検出したことに少なくとも部分的に基づいて検出される。いくつかの実施形態では、個別の動作は、押圧入力強度閾値を上回る個別の接触の強度の増大(例えば、個別の押圧入力の「ダウンストローク」)を検出したことに応じて実行される。いくつかの実施形態では、押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回る個別の接触の強度の増大、及びそれに続く押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、個別の動作は、それに続く押圧入力閾値を下回る個別の接触の強度の減少(例えば、個別の押圧入力の「アップストローク」)を検出したことに応じて実行される。
【0177】
いくつかの実施形態では、デバイスは、「ジッタ」と呼ばれる場合がある偶発的な入力を回避するために強度ヒステリシスを採用し、デバイスは、押圧入力強度閾値との既定の関係を有するヒステリシス強度閾値を定義又は選択する(例えば、ヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値よりもX強度単位低い、又はヒステリシス強度閾値は、押圧入力強度閾値の75%、90%、若しくはなんらかの妥当な割合である)。したがって、いくつかの実施形態では、押圧入力は、押圧入力強度閾値を上回る個別の接触の強度の増大、及びそれに続く押圧入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を含み、個別の動作は、それに続くヒステリシス強度閾値を下回る個別の接触の強度の減少(例えば、個別の押圧入力の「アップストローク」)を検出したことに応じて実行される。同様に、いくつかの実施形態では、押圧入力は、デバイスが、ヒステリシス強度閾値以下の強度から押圧入力強度閾値以上の強度への接触の強度の増大、及び任意選択的に、その後のヒステリシス強度以下の強度への接触の強度の減少を検出するときにのみ検出され、個別の動作は、押圧入力(例えば、状況に応じて、接触の強度の増大又は接触の強度の減少)を検出したことに応じて実行される。
【0178】
説明を容易にするために、押圧入力強度閾値に関連付けられた押圧入力、又は押圧入力を含むジェスチャに応じて実行される動作の説明は、任意選択的に、押圧入力強度閾値を上回る接触の強度の増大、ヒステリシス強度閾値を下回る強度から押圧入力強度閾値を上回る強度への接触の強度の増大、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少、及び/又は押圧入力強度閾値に対応するヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少のいずれかを検出したことに応じてトリガされる。更に、押圧入力強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応じて実行されるように動作が記載される例では、動作は、任意選択的に、押圧入力強度閾値に対応し、かつそれよりも低いヒステリシス強度閾値を下回る接触の強度の減少を検出したことに応じて実行される。
【0179】
次に、ポータブル多機能デバイス100、デバイス300、又はデバイス500などの電子デバイス上で実施されるユーザインターフェース(「UI」)及び関連プロセスの実施形態に注意を向ける。
【0180】
図6A図6Fは、いくつかの実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための例示的なユーザインターフェースを示す。これらの図のユーザインターフェースは、図7のプロセスを含む後述のプロセスを例示するために使用される。
【0181】
図6Aは、ディスプレイ602a(例えば、タッチスクリーンディスプレイ)を含むデバイス600aを示す。図6Aでは、デバイス600aは、ユーザインターフェース604を表示し、ユーザインターフェースは、アミューズメントワールド(例えば、アミューズメントパーク)という名称のサービスプロバイダに関連付けられた3つのパスに関する情報を含む。いくつかの実施形態では、パスは、パスを使用又は兌換するために(例えば、パスリーダ端末に)送信できるデータを含むデジタルパスである。いくつかの実施形態では、サービスプロバイダは、サービス(例えば、アミューズメントパーク、コンサート会場、メンバーシップを有する販売事業者)へのアクセスを提供するビジネスである。いくつかの実施形態では、サービスプロバイダは、デバイス600a及び/又はデバイス600a上で実行されているオペレーティングシステムを開発した、及び/又は提供するエンティティ(例えば、ファーストパーティ)とは異なるエンティティ(例えば、会社及び/又はサードパーティ)である。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース604は、ベンダーアプリケーション(例えば、サードパーティアプリケーション)、ベンダーウェブサイト(例えば、サードパーティウェブサイト)、又はウォレットアプリケーション(例えば、デバイス600aのオペレーティングシステムに含まれるファーストパーティウォレットアプリケーション)用のユーザインターフェースである。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース604は、1つのパス、2つのパス、又は3つ超のパスに関する情報を含む。いくつかの実施形態では、パスは、電子チケット、電子メンバーシップカード、又は電子アクセスバッジを含む。いくつかの実施形態では、パスは、サービスプロバイダによって提供されるサービス(例えば、アミューズメントパークへの入場、会場への入場、小売店への入場、アカウント又はアカウント特徴へのアクセス、及び/又はオファー又はプロモーションの兌換)を提供する。図6Aに示す実施形態では、パスは、アミューズメントワールドと呼ばれる現場へのアクセスを提供する。
【0182】
ユーザインターフェース604は、アフォーダンス606を含み、これは、選択されると、パスを、第1のユーザIDに関連付けられたアカウント(例えば、デバイス600aのユーザ又は所有者に関連付けられ、デバイス600aにサインインするアカウント)に追加するためのプロセスを開始する。いくつかの実施形態では、アカウントは、ユーザIDに関連付けられたファーストパーティウォレットアプリケーションのためのものである。いくつかの実施形態では、ファーストパーティアプリケーションは、デバイス600a及び/又はデバイス600aで実行されるオペレーティングシステムの開発者によって開発、管理、及び/又は提供されるアプリケーションである。図6Aでは、ユーザインターフェース604を表示している間に、デバイス600aは、ユーザインターフェース604aに示されるパスを第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに追加するという要求603を受信(例えば、検出)する。図6Aに示す実施形態では、要求603は、アフォーダンス606の選択(例えば、タップ)を含む。
【0183】
要求603の受信(例えば、応答)後、デバイス600aは、(例えば、図6Bのユーザインターフェース608aに示されるように)第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供する(例えば、共有する)ための共有アフォーダンス612aを表示する。
【0184】
ユーザインターフェース608aは、パス(複数可)(又はパス(複数可)及び/又はサービスプロバイダに関連付けられたアカウント)の共有アフォーダンス612a、追加アフォーダンス610a、表現630a、並びに第1のユーザIDに関連付けられたアカウントにパスを追加するためのプロンプトを含む(例えば、同時に表示する)。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース608aは、1つ以上のパスを第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに追加するという要求603を受信した後に、ウォレットアカウントアプリケーションを起動又は開く要求(例えば、デバイス600a上のハードウェアボタン635aのダブルプレス)を受信したことに応じて表示される。
【0185】
ユーザインターフェース608aを表示している間に、デバイス600aは、要求605(例えば、追加アフォーダンス610a上のタップ)を受信する(例えば、検出する)ことができ、第1のユーザIDに関連付けられたアカウント及び/又はデバイス600aにパスを追加する(例えば、パスは、デバイス600aに記憶され得る)。いくつかの実施形態では、ユーザIDに関連付けられたアカウントにパスを追加することは、パスに対応するデータをユーザIDに関連付けられたデバイスに追加する(例えば、記憶する)ことなく、パスに対応するデータをアカウントに追加すること、パスに対応するデータをアカウントに追加し、かつパスに対応するデータをユーザIDに関連付けられたデバイスに追加すること、又はパスに対応するデータをアカウントに追加することなく、パスに対応するデータをユーザIDに関連付けられたデバイスに追加することを含む。
【0186】
図6Cに示す実施形態では、要求605を受信したことに応じて、デバイス600aは、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントにパスを追加するためのユーザへのプロンプトを除去し(例えば、表示を停止し)、パスが第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに追加されたというインジケーション(例えば、「3パスがウォレットに追加された」というテキストインジケーション)を表示する。図6Cに示される実施形態では、要求605を受信したことに応じて、デバイス600aは、追加アフォーダンス610aを除去し(例えば、表示を停止し)、終了アフォーダンス632を表示する。
【0187】
いくつかの実施形態では、デバイス600a(例えば、追加のユーザ入力なしで自動的に)は、追加アフォーダンス610aの選択を受信したことに応じて、受信された全てのパスを、第1のユーザIDに関連付けられたアカウント及び/又はデバイスに追加する。いくつかの実施形態では、追加アフォーダンス610aの選択を受信したことに応じて、デバイス600aは、受信されたパスのうちのどれを第1のユーザIDに関連付けられたアカウント及び/又はデバイスに追加するかを選択するための1つ以上のオプション(例えば、アフォーダンス)を提供する(例えば、表示する)。例えば、デバイス600aは、パスを一度に1つずつ追加する能力を提供するか、又は全てのパスを追加することなく3つのパスのうちのいずれか1つ又は2つを追加する能力を提供することができる。
【0188】
いくつかの実施形態では、共有アフォーダンス612aは、パス(複数可)(例えば、パス(複数可)に対応する情報)を第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに追加した後に表示される。例えば、共有アフォーダンス612aは、図6Aの要求603を受信したことに応じて、図6Bのユーザインターフェース608aに表示されず、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントにパス(複数可)を追加した後(例えば、アフォーダンス610aの図6Bの追加の選択605を受信したことに応じて)、図6Cのユーザインターフェース608aに表示される。
【0189】
いくつかの実施形態では、デバイス600aは、パス(複数可)(例えば、パス上の画像として使用され得る異なるアートワークオプション)の視覚的デザインを選択する能力を提供する。いくつかの実施形態では、パス(複数可)を共有する、及び/又はパス(複数可)をデバイス600a(又はデバイス600aに関連付けられたアカウント)に追加する前に、デバイス600aは、パス(複数可)の視覚的デザインオプションを閲覧するという要求を受信する(例えば、デバイス600aは、選択されたときに、デバイス600aに選択可能な視覚的デザインオプションを表示させるアフォーダンスの選択を検出する)。例えば、デバイス600aは、1つ以上のパスの視覚的デザインの選択に対応する入力を受信し、それに応じて、選択された視覚的デザインに従ってパス(複数可)を表示する。いくつかの実施形態では、視覚的デザインを表すデータは、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに提供される。
【0190】
いくつかの実施形態では、(例えば、ユーザインターフェース608a、608b、及び/又は618における)パス(複数可)の表現は、幾何学的変化効果(例えば、スキュー効果、3D効果、深度効果、及び/又は視差効果)と共に表示される。いくつかの実施形態では、パス(複数可)の表現は、パス(複数可)の表現(又はその一部分)が、デバイス(例えば、600a又は600b)の角度(例えば、又は向き)が変化するにつれて異なる角度から見られる三次元のオブジェクトである錯覚を作り出すグラフィカルアニメーション(例えば、遷移する色及び/又は遷移する形状)である。いくつかの実施形態では、幾何学的変化効果は、基準点に対するデバイスの向きの変化に基づいて、第1の層(例えば、第1のパス及び/又は第1のアートワーク層)の位置を第2の層(例えば、第2のパス及び/又はアートワーク(例えば、背景))に対してシフトすることを含む。いくつかの実施形態では、幾何学的変化を表示することは、(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、及び/又は磁力計などのデバイスの向きセンサに基づいて)地球上の固定基準点に対するデバイスの向きの変化を検出することを含む。いくつかの実施形態では、幾何学的変化効果を表示することは、(例えば、デバイスによって追跡されている顔によって、デバイスの視野角の変化を検出することができるカメラ又は他の顔追跡センサなどの顔追跡センサに基づいて)デバイスに対するユーザの向きの変化を検出することを含む。
【0191】
いくつかの実施形態では、(例えば、ユーザインターフェース608a、608b、及び/又は618における)パス(複数可)の表現の表示は、アニメーション(例えば、瞬く星、進行中のアニメーション、及び/又は繰り返しアニメーション)を含む。いくつかの実施形態では、パス(複数可)の表現を表示することは、パス(複数可)の表現の少なくとも1つの視覚的特徴のアニメーションを表示することを含む(例えば、パス上の星が瞬くようにアニメーション化されている)。いくつかの実施形態では、アニメーションは、視覚的特徴の初期状態から視覚的特徴の終了状態に遷移している間に、複数の中間状態を表示することを含む。
【0192】
図6Cでは、デバイス600aは、共有アフォーダンス612aの選択に対応するユーザ入力609(例えば、タップ)を受信する(例えば、検出する)。入力609を受信したことに応じて、デバイス600aは、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントにパスの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する。いくつかの実施形態では、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントは、第2のユーザに関連付けられたファーストパーティウォレットアプリケーションの第2のアカウント(例えば、ファミリーメンバーのアカウント)である。図6Dに示される実施形態では、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントにパスの少なくとも1つを提供するためのプロセスは、ユーザインターフェース614を表示することを含む。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース614は、ユーザインターフェース608aの少なくとも一部分と重複する(例えば、その正面に表示される)カード又はシートの外観を有するグラフィック要素を含む。ユーザインターフェース614は、1つ以上のユーザIDのグラフィック表現(例えば、リスト)と、パス(複数可)を提供するための1つ以上の方法のグラフィック表現(例えば、テキストメッセージ、電子メール、NFC、及び/又は、第1のユーザID及び第2のユーザIDによって共有される共有クラウドストレージアカウント)を含む。
【0193】
図6Dでは、デバイス600aは、入力611(例えば、タップ)を受信し(例えば、タップ)、ユーザID(例えば、ユーザのエイミー・アップルシードに関連付けられたユーザIDの表現616上のタップ)を受信する(例えば、検出する)。入力611を受信したことに応じて、デバイス600aは、選択されたユーザIDに関連付けられたアカウントにパスのうちの少なくとも1つを提供する(例えば、情報は、少なくとも1つのパスが第2のユーザIDのウォレットアプリケーションから兌換され得るように、選択されたユーザIDに関連付けられたアカウントに追加される)。いくつかの実施形態では、デバイス600aは、パスを表す情報を送信するか、又は中央サーバからパス情報へのアクセスを提供することによって、1つ以上のパスを提供する。図6Dに示される実施形態では、デバイス600aは、選択されたユーザIDに関連付けられたアカウントにパスのうちの1つ(例えば、パスのうちの1つのみ、単一のパス)を提供する。
【0194】
いくつかの実施形態では、入力611を受信したことに応じて、デバイス600aは、図6Cに示されるユーザインターフェース608aを表示する(例えば、返す)。いくつかの実施形態では(例えば、図6Cに示されるユーザインターフェース608aに戻った後)、デバイス600aは、入力609を受信したこと(例えば、共有アフォーダンス612aの選択)に応じて、第2のユーザID(例えば、選択されたユーザID)に関連付けられたアカウントにパスのうちの少なくとも1つを提供する。
【0195】
いくつかの実施形態では、図6A図6Dを参照して説明した技術の一部又は全てを繰り返して、パス(複数可)を別のユーザIDに提供することができる。例えば、ユーザインターフェース614での第2のユーザIDの選択の後(例えば選択に応じて)(又は第2のユーザIDに関連付けられたアカウントにパス(複数可)を提供した後)、デバイス600aは、パス(複数可)がデバイス600aに追加されていない場合、図6Bに示すようにユーザインターフェース608aを表示するか、又はパス(複数可)がデバイス600aに追加されている場合、図6Cに示すように、任意選択的に終了アフォーダンス632なしでユーザインターフェース608aを表示する。いくつかの実施形態では、2つ以上のユーザID(例えば、エイミー・アップルシードとジョン・アップルシード)をユーザインターフェース614内で選択することができ、2つ以上のユーザIDの選択を受信したことに応じて、デバイス600aは、選択されたユーザIDの全てに関連付けられたアカウントにパス(複数可)を提供する。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース614内の表現は、ユーザIDのグループ(例えば、2つ以上のユーザID)に対応し、そのような表現の選択を受信したことに応じて、デバイス600aは、グループに関連付けられたユーザIDの全てに関連付けられたアカウントにパス(複数可)を提供する。
【0196】
いくつかの実施形態では、デバイス600aは(例えば、追加のユーザ入力なしで自動的に)、入力611を受信したことに応じて、選択されたユーザIDに関連付けられたアカウントに受信された全てのパスを提供する。いくつかの実施形態では、入力611を受信したことに応じて、デバイス600aは、1つ以上のオプション(例えば、アフォーダンス)を提供して、選択されたユーザIDに関連付けられたアカウントにどのパスを提供するかを選択する(例えば、表示する)。例えば、デバイス600aは、パスを一度に1つずつ提供する、又は全てのパスを提供することなく3つのパスのうちのいずれか1つ又は2つを提供する能力を提供することができる。
【0197】
図6A図6Cに示される実施形態では、共有アフォーダンス612aが、デバイス600a及び/又はデバイス600aに関連付けられたユーザIDに関連付けられたアカウントにパスを追加するプロセスの一部として表示される。例えば、パスは、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントにパスを提供する前に、図6Bの追加アフォーダンス610aの選択605を受信したことに応じて、デバイス600aに追加される。いくつかの実施形態では、パス(複数可)をデバイス600aに追加する前に、又は追加せずに、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスを提供することができる。例えば、デバイス600aは、図6Bに示すように、共有アフォーダンス612aの選択に対応する入力607(例えば、タップ)を受信(例えば、検出)することができる。入力607を受信したことに応じて、デバイス600aは、パス(複数可)をデバイス600aに追加せずに、又は追加する前に、図6Dを参照して上述した第2のユーザIDに関連付けられたアカウントにパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する(例えば、デバイス600aは、ユーザインターフェース614を表示する)。
【0198】
いくつかの実施形態では、パス(複数可)が共有された後、デバイス600aは、パス(複数可)を生成した、又は第1のユーザIDに関連付けられたアカウントにパス(複数可)を追加するためのプロセスが開始されたアプリケーション又はウェブサイト(例えば、パス(複数可)のソース)に戻る。例えば、表現616上の入力611などの第2のユーザIDの選択に応じて、デバイス600aは、図6Aのユーザインターフェース604に対応するアプリケーションのユーザインターフェースを(例えば、自動的に、更なるユーザ入力なしに)表示する(例えば、デバイス600aは、パス(複数可)のソースであった、又は第1のユーザIDに関連付けられたパス(複数可)を追加するためのプロセスが開始されたサービスプロバイダのサードパーティアプリケーション若しくはウェブサイトを起動する、再開する、及び/又はそれに切り替える。
【0199】
いくつかの実施形態では、第2のユーザIDは、第1のユーザIDに関連付けられている(例えば、2つのユーザIDは、ユーザが写真、ビデオ、パス、及び/又は他のアカウントへのアクセスなどのデータを共有することができるファミリー共有アカウントに含まれる)。いくつかのそのような実施形態では、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントにパス(複数可)を提供することにより、第2のユーザIDに関連付けられたコンピュータシステムに入力することなく、及び/又は第2のユーザIDに関連付けられたデバイスに通知若しくはメッセージを提供することなく、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントにパスが追加される(例えば、パス(複数可)は、テキストメッセージ、電子メール、及び/又は他の通知を送信することなく、第2のユーザIDのアカウントに現れる(例えば、第2のユーザIDのアカウントにログインされているウォレットアプリケーションに表示される)。
【0200】
いくつかの実施形態では、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントにパス(複数可)を提供することにより、パス(複数可)が、第2のユーザID(例えば、電話)に関連付けられた第1のデバイスと、第2のユーザIDに関連付けられた第2のデバイス(例えば、時計)とに追加される。
【0201】
いくつかの実施形態では、第1のユーザID又は第2のユーザIDに関連付けられたアカウント及び/又はデバイス(複数可)にパス(複数可)を追加することにより、それぞれのデバイスがパスを兌換することを認可する。
【0202】
いくつかの実施形態では、パス(複数可)が兌換又は使用されるとき(例えば、図8C及び図8Eを参照して説明したように)アニメーション(例えば、宇宙船発射及び/又はゲート開放)が表示される。例えば、いくつかの実施形態では、デバイス600aは、パス(複数可)の第1のパスに対応するデータをパスリーダ端末に提供するという要求(例えば、図8C及び図8Eを参照して説明される要求)を検出し、それに応じて、第1のパスに対応するデータがパスリーダ端末に正常に提供されたことを示す第1のパスに関連付けられたアニメーションを表示する。いくつかの実施形態では、アニメーションは、初期状態(例えば、発射台上の宇宙船及び/又は閉鎖されたゲート)から終了状態(例えば、宇宙内の宇宙船及び/又は開放されたゲート)に遷移を表示することを含み、複数の中間状態が、初期状態から終了状態に遷移しながら表示される。いくつかの実施形態では、アニメーションは、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムから送信されたことを検出したことに応じて表示される。いくつかの実施形態では、アニメーションは、第1のパスに対応するデータがパスリーダ端末によって受け入れられたという確認を受信したことに応じて表示される。
【0203】
いくつかの実施形態では、パス(複数可)が使用される場合、デバイス600a及び/又はパスリーダ端末は、固有のノイズ又は他のイベントが発生したときに生成されるノイズとは異なるノイズを生成する(例えば、出力する)。いくつかの実施形態では、ノイズは、カスタムアート又はアニメーションに対応する音(例えば、宇宙船発射音、及び/又はユーザによって選択された視覚的デザインに関連付けられた音)を含む。例えば、いくつかの実施形態では、デバイス600aは、対応するデータをパスリーダ端末に提供するという要求を検出し、それに応じて、(例えば、デバイス600a及び/又はパスリーダ端末によって)パスに対応するオーディオ通知を生じさせる(例えば、パスが使用されるとき、ユーザのデバイス及び/又はパスリーダ端末は、パス上のアートワークに対応する音を再生する)。いくつかの実施形態では、オーディオ通知は、パスにカスタム化される(例えば、通知は、着信、テキストメッセージ、及び/又は電子メールなどのアラート通知とは異なるパスに関連付けられた特定のオーディオ出力(例えば、音響効果)である)。
【0204】
図6Dに戻ると、表現616は、表現616の右下の考えられる吹き出しインジケーションによって示されるように、テキストメッセージを介してユーザのエイミー・アップルシードに関連付けられたユーザIDに関連付けられたアカウントにパスのうちの1つ以上を提供するオプションに対応する。いくつかの実施形態では、選択されたユーザIDに関連付けられたアカウントは、第2のユーザIDに関連付けられた第2の電子デバイスを介してアクセスされる。図6Eは、選択されたユーザIDに関連付けられたデバイス600b(例えば、エイミー・アップルシードの電話)のディスプレイ602b上に表示されたメッセージングアプリケーションのユーザインターフェース618の例を示す。ユーザインターフェース618は、デバイス600aに関連付けられたユーザIDとデバイス600bに関連付けられたユーザIDとの間のメッセージ会話を含む(例えば、表示する)。デバイス600bに関連付けられたユーザIDが図6Dで選択された結果として、ユーザインターフェース618は、(例えば、メッセージ会話において)パス(複数可)のグラフィカルインジケーション620と、共有パス(複数可)を閲覧するためのアフォーダンス622とを含む。
【0205】
図6Eでは、デバイス600bは、共有パス(複数可)を閲覧するという要求613(例えば、アフォーダンス622上のタップ)を受信する(例えば、検出する)。入力613を検出したことに応じて、デバイス600bは、図6Fに示すように、ユーザインターフェース608bを表示する。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース608bは、デバイス600bに関連付けられたユーザIDに関連付けられたウォレットアプリケーション(例えば、ファーストパーティウォレットアプリケーション)のユーザインターフェースである。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース608bは、図6Bに示されるユーザインターフェース608aと類似している。ユーザインターフェース608bは、共有パス(複数可)(又は共有パス(複数可)及び/又はサービスプロバイダに関連付けられたアカウント)の共有アフォーダンス612b、追加アフォーダンス610b、表現630b、並びに第1のユーザIDに関連付けられたアカウントにパス(複数可)を追加するためのプロンプトを含む(例えば、同時に表示する)。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース608bは、パス(複数可)を受信した後に、ウォレットアカウントアプリケーションを起動又は開く要求(例えば、デバイス600b上のハードウェアボタン635bのダブルプレス)を受信したことに応じて表示される。例えば、受信されたパス(複数可)を追加及び/又は共有するオプションは、メッセージングアプリケーションのユーザインターフェース618内のパス(複数可)の表現620を閲覧する、又はアフォーダンス622を選択することなく(又はその前に)、選択されたユーザIDに関連付けられたウォレットアプリケーションに表示させることができる。
【0206】
追加アフォーダンス610bの選択を受信したことに応じて、デバイス600bは、デバイス600bに関連付けられたユーザIDに関連付けられたアカウント(例えば、デジタルウォレットアカウント)にパス(複数可)を追加する。いくつかの実施形態では、共有パスは、更なる入力なしに(例えば、ユーザインターフェース608bにおける追加アフォーダンス610bの選択なしに、デバイス600bでの入力なしに、及び/又は他の確認入力なしに)第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに追加される。いくつかの実施形態では、共有パス(複数可)は、選択されたユーザIDに関連付けられたアカウントに自動的に追加されるが、デバイス600bに共有パス(複数可)を追加/記憶するために更なる入力(例えば、追加アフォーダンス610bの選択)が必要である。いくつかの実施形態では、共有パス(複数可)を選択されたユーザIDに関連付けられたアカウントに追加するために、追加アフォーダンス610bの選択(又は選択されたユーザIDに関連付けられたデバイスでの他の入力(例えば、確認入力))が必要である。
【0207】
共有アフォーダンス612bの選択を受信したことに応じて、デバイス600bは、パスを別のユーザIDと共有するプロセス(例えば、図6C図6Dを参照してデバイス600aについて説明したものと同じ又は同様のプロセス)を開始する。
【0208】
図7は、いくつかの実施形態に係る、1つ以上のパスを共有するための方法を示すフロー図である。方法700は、表示生成構成要素(例えば、602a)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面)と通信しているコンピュータシステム(例えば、100、300、500、600a)で実行される。方法700のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0209】
以下に説明するように、方法700は、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントとパスを共有するための直感的な方法を提供する。その方法は、パスを共有するときのユーザの認知負荷を軽減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインターフェースを生成する。バッテリ動作式コンピュータシステムの場合、ユーザがより高速かつ効率的にパスを共有することを有効化することで、節電し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
【0210】
方法700では、コンピュータシステム(例えば、600a)は、表示生成構成要素(例えば、602a)を介して、サービスプロバイダ(サービス(例えば、アミューズメントパーク、コンサート会場、及び/又はメンバーシップを有する販売事業者))へのアクセスを提供するビジネス)に関連付けられた1つ以上のパスに関する情報を含む第1のユーザインターフェース(例えば、604、608a)(例えば、ベンダーアプリケーション、ベンダーウェブサイト、及び/又はウォレットアプリケーション)を表示する(702)。
【0211】
第1のユーザインターフェースを表示している間に、コンピュータシステムは、1つ以上の入力デバイスを介して、1つ以上のパス(例えば、電子チケット、電子メンバーシップカード、及び/又は電子アクセスバッジ)を、第1のユーザIDに関連付けられたアカウント(例えば、ユーザに関連付けられたファーストパーティウォレットアプリケーションのアカウント)に追加するという要求(例えば、603、605)(例えば、タッチ感知面を介して「ウォレットに追加する」アフォーダンスの選択)を受信する(704)。1つ以上のパスは、サービスプロバイダによって提供されるサービス(例えば、アミューズメントパークへの入場、会場への入場、小売店への入場、アカウント又はアカウント特徴へのアクセス、及び/又はオファー又はプロモーションの兌換)を提供する。
【0212】
要求を受信した後(及び任意選択的に、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスに対応する情報を追加した後(例えば、パスがウォレットアプリケーションから兌換され得るような情報を追加した後))、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、第2のユーザIDに関連付けられたアカウント(例えば、第2のユーザに関連付けられたファーストパーティウォレットアプリケーションの第2のアカウント)(例えば、家族のアカウント)に、1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供する(例えば、パスを表す情報を送信する、及び/又は中央サーバからのパス情報へのアクセスを提供する)ための共有アフォーダンス(例えば、612a)(例えば、選択可能なユーザインターフェースオブジェクトを表示する(706)。いくつかの実施形態では、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントは、第2のユーザIDに関連付けられた第2の電子デバイス(例えば、600b)を介してアクセスされる。
【0213】
コンピュータシステムは、1つ以上の入力デバイスを介して、共有アフォーダンス(例えば、612a)の選択に対応するユーザ入力(例えば、607、609)(例えば、共有アフォーダンス上のタッチ感知面を介したタップジェスチャ)を受信する(708)。
【0214】
共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するプロセスを開始する(710)(例えば、少なくとも1つのパスが第2のユーザのウォレットアプリケーションから兌換されるように、第2のアカウントに情報を追加する)。共有アフォーダンスの選択に応じて第2のユーザIDに関連付けられた第2のアカウントにパスを提供することにより、第2のアカウントへのパスを追加するために必要な入力の数が減少する。動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0215】
いくつかの実施形態では、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する前に、第2のユーザIDは、(例えば、ユーザインターフェース614から選択される)共有パスを受信するために利用可能なユーザIDのリスト(例えば、家族及び/又は連絡先リスト内の連絡先)から選択される。いくつかの実施形態では、第2のユーザIDに関連付けられた第2のアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスは、1つ以上の入力のシーケンスを受信及びそれに応答することを含み、1つ以上のユーザインターフェースを表示することを含むことができる。いくつかの実施形態では、第2のユーザIDに関連付けられた第2のアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスは、パスが第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに追加された(例えば、そのアカウントによって兌換されることが認可された)、第2のユーザIDに関連付けられたデバイスに、インジケーション(例えば、620)(例えば、テキストメッセージ)を提供することを含む。
【0216】
いくつかの実施形態では、第1のユーザインターフェース(例えば、604、608a)を表示することは、1つ以上のパスの表現(又はその一部)が、表示生成構成要素の角度(向き)が変化するにつれて異なる角度から見られる3次元物体であるという錯覚を生成する幾何学的変化効果(例えば、スキュー効果、3D効果、深度効果、視差効果、及び/又はグラフィックアニメーション)(例えば、色のシフト及び/又は形状のシフト)を伴って、1つ以上のパスの表現(例えば、630a)を表示することを含む。いくつかの実施形態では、幾何学的変化効果は、基準点に対するデ表示生成構成要素の向きの変化に基づいて、第1の層(例えば、第1のパス及び/又は第1のアートワーク層)の位置を第2の層(例えば、第2のパス及び/又はアートワーク(例えば、背景))に対してシフトすることを含む。いくつかの実施形態では、幾何学的変化を表示することは、(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、及び/又は磁力計などのコンピュータシステムの向きセンサに基づいて)地球上の固定基準点に対する表示生成構成要素の向きの変化を検出することを含む。いくつかの実施形態では、幾何学的変化効果を表示することは、(例えば、デバイスによって追跡されている顔によって、デバイスの視野角の変化を検出することができるカメラ又は他の顔追跡センサなどの顔追跡センサに基づいて)表示生成構成要素に対するユーザの向きの変化を検出することを含む。幾何学的変化効果を伴って1つ以上のパスの表現を表示することにより、表示生成構成要素の状態、及び/又は1つ以上のパスに関する情報、例えば、(例えば、パスのシミュレートされたスタックの高さを表示生成構成要素の向きを変化させて見せることによって)いくつのパスが利用可能であるかどうかに関する視覚的フィードバックがユーザに提供される。更に、表示生成構成要素の向きの変化につれて幾何学的変化効果を表示することは、表示されたパスが真正であり、表示生成構成要素の向きとは関係なく表示されるビデオではないことをユーザに示す。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
【0217】
いくつかの実施形態では、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスを追加するという要求(例えば、603、605)を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに関連付けられた(例えば、ログインされた)デバイス(例えば、600a)に1つ以上のパスを追加するためのプロセスを開始する。いくつかの実施形態では、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに関連付けられたデバイスに1つ以上のパスを追加するためのプロセスは、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための共有アフォーダンス(例えば、612a)を表示することを含む。第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するための共有アフォーダンスを、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに関連付けられたデバイスに1つ以上のパスを追加するためのプロセスの一部として表示することにより、ユーザは、追加のユーザインターフェースにナビゲートする追加の入力を提供する必要なく、パスを効率的に共有することができる。動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0218】
いくつかの実施形態では、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスを追加するという要求(例えば、603、605)を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、1つ以上のパスのうちの第1のパスと、1つ以上のパスのうちの第1のパスとは異なる1つ以上のパスのうちの第2のパスとを、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに追加する(例えば、「パス追加」アフォーダンス(例えば、606、610a)上の単一の入力が、複数パスをアカウントに追加させる)。第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスを追加するという要求を受信したことに応じて、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに第1のパス及び第2のパスを追加することで、ユーザは、単一の入力で第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに複数のパスを効率的に追加することができる。動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0219】
いくつかの実施形態では、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスを追加するという要求(例えば、603)は、1つ以上のパスを第1のユーザIDに関連付けられたアカウントに追加しない。第1のユーザIDに関連付けられたアカウントにパスを追加するのを止めることにより、ユーザは、第1のユーザIDに関連付けられたアカウントにパスを追加することなく、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントと1つ以上のパスを共有することを可能にし、どのアカウントがパスを有するかに対する追加の制御がユーザに提供される。コンピュータシステムの追加の制御をユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0220】
いくつかの実施形態では、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスは、1つ以上のパスのうちの第1のパスと、1つ以上のパスの第1のパスとは異なる第2のパスとを、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに提供することを含む。いくつかの実施形態では、パスは、テキストメッセージ(例えば、620)を介して第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに送信され、次いで、第2のユーザは、パスを追加するオプション(例えば、610b)を与えられる。いくつかの実施形態では、1つ以上のパス内の全てのパスは、第2のユーザからの更なる入力なしに、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに(例えば、単一の入力に応じて)入れられる。第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに第1のパス及び第2のパスを提供することにより、ユーザは、単一の入力で第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに複数のパスを効率的に共有することができる。動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0221】
いくつかの実施形態では、共有アフォーダンス(例えば、612a)は、第1のユーザインターフェース(例えば、604)(例えば、サービスプロバイダに関連付けられたアプリケーションのユーザインターフェース)とは異なる第2のユーザインターフェース(例えば、608a)(例えば、ウォレットアプリケーション用のUI)に表示される。いくつかの実施形態では、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力(例えば、607、609)を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、(例えば、自動的に、更なるユーザ入力なしで)第1のユーザインターフェースを表示する。共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信したことに応じて第1のユーザインターフェースを表示することにより、ユーザは、追加の入力なしに第1のユーザインターフェースに戻ることができる。動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0222】
いくつかの実施形態では、第2のユーザIDは、第1のユーザIDに関連付けられ(例えば、2つのユーザは、ファミリー共有アカウントに含まれ)、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスは、第2のユーザIDに関連付けられたコンピュータシステム(例えば、600b)での入力なしに、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを追加する(例えば、パスは、テキストメッセージを受信することなく第2のユーザのウォレットに現れる、及び/又はデータが、共有クラウドストレージアカウントを介して送信される)。第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを追加することにより、どのアカウントがパスを有するかについての追加の制御がユーザに提供される。コンピュータシステムの追加の制御をユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0223】
いくつかの実施形態では、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスは、第2のユーザIDに関連付けられた第1のデバイス(例えば、600b)(例えば、電話)、及び第2のユーザIDに関連付けられた第2のデバイス(例えば、時計)に1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを追加する(例えば、兌換するようにデバイスを認可する)。1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを第2のユーザIDに関連付けられた第1のデバイスと第2のユーザIDに関連付けられた第2のデバイスに追加することにより、ユーザは、単一の入力で複数のデバイスにパスを追加することができる。動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0224】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、1つ以上のパスの視覚的デザインの選択に対応する入力を受信する。いくつかの実施形態では、視覚的デザインの選択に対応する入力を受信する前に、コンピュータシステムは、1つ以上のパスの視覚的デザインオプションを閲覧するという要求を検出し、1つ以上のパスの視覚的デザインの選択に対応する入力を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、選択された視覚的デザイン(例えば、図8A及び図8Dに示されるような、パス上の画像として使用され得る異なるアートワークオプション)に従って、1つ以上のパスを表示する。いくつかの実施形態では、視覚的デザインを表すデータは、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに提供される。選択された視覚的デザインに従って1つ以上のパスを表示することにより、ユーザは、パスの外観をカスタマイズすることができ、それにより、パスがユーザのアカウントに関連付けられているという視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性が向上し、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援しユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインターフェースがより効率的になり、これにより更に、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用可能になることによって、コンピュータシステムの電力使用量が削減されバッテリ寿命が改善される。
【0225】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、1つ以上のパスのうちの第1のパスに対応するデータをパスリーダ端末(例えば、図8C及び8Eを参照して説明される850)に提供するという要求を検出し、第1のパスに対応するデータをパスリーダ端末に提供するという要求を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、第1のパスに対応するデータが正常にパスリーダ端末に提供されたことを示す、第1のパスに関連付けられたアニメーション(例えば、図8C及び8Eを参照して説明される)を表示する(例えば、パスが使用されたときに、アニメーション(例えば、キャラクタ上の表現の変化、宇宙船の発射、及び/又はゲートの開放)が表示される)。いくつかの実施形態では、アニメーションは、初期状態(例えば、発射台上の宇宙船及び/又は閉鎖されたゲート)から終了状態(例えば、宇宙内の宇宙船及び/又は開放されたゲート)に遷移を表示することを含み、複数の中間状態が、初期状態から終了状態に遷移しながら表示される。いくつかの実施形態では、アニメーションは、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムから送信されたことに応じて表示される。いくつかの実施形態では、アニメーションは、第1のパスに対応するデータがパスリーダ端末によって受け入れられたという確認を受信したことに応じて表示される。第1のパスに関連付けられたアニメーションを表示することにより、第1のパスに対応するデータがパスリーダ端末に正常に提供されたことを確認する視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性が向上し、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援しユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインターフェースがより効率的になり、これにより更に、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用可能になることによって、コンピュータシステムの電力使用量が削減されバッテリ寿命が改善される。
【0226】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、1つ以上のパスのうちの第1のパスの表現(例えば、図8A~8Cに示すような630a、630b、806a、図8D及び図8Eに示すような806b)を表示する。いくつかの実施形態では、第1のパスの表現を表示することは、第1のパスの表現の少なくとも1つの視覚的特徴のアニメーションを表示することを含む(例えば、パス上の星が瞬くようにアニメーション化されている)。いくつかの実施形態では、アニメーションは、視覚的特徴の初期状態から視覚的特徴の終了状態に遷移している間に、複数の中間状態を表示することを含む。第1のパスの表現の少なくとも1つの視覚的特徴のアニメーションを表示することにより、第1のパスの表示された表現が真正パスに対応するという視覚的フィードバックがユーザに提供される(例えば、表示されたパスは、別のデバイスからコピーされた静止画像ではない)。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
【0227】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、1つ以上のパスのうちの第1のパスに対応するデータをパスリーダ端末(例えば、図8C及び8Eに示される850)に提供するという要求を検出し、第1のパスに対応するデータをパスリーダ端末に提供するという要求を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、(例えば、コンピュータシステム及び/又はパスリーダ端末によって)第1のパスに対応するオーディオ通知を生じさせる(例えば、パスが使用されるとき、ユーザのデバイス及び/又はパスリーダ端末は、パス上のアートワークに対応する音を再生する)。いくつかの実施形態では、オーディオ通知は、第1のパスに合わせてカスタム化される(例えば、通知は、着信、テキストメッセージ、及び/又は電子メールなどのアラート通知とは異なる第1のパスに関連付けられた特定のオーディオ出力(例えば、音響効果)である)。第1のパスに対応するデータをパスリーダ端末に提供するという要求を検出したことに応じて、第1のパスに対応するオーディオ通知を生じさせることにより、第1のパスが使用されたことを確認するフィードバックがユーザに提供される。改善されたフィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
【0228】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、(例えば、自動的に、更なるユーザ入力なしで)、第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供する。いくつかの実施形態では、1つ以上のパスのうちの少なくとも1つが、第2のユーザIDに関連付けられた第2のアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始したことに応じて、第2のユーザIDに関連付けられた第2のアカウントに提供される。いくつかの実施形態では、1つ以上のパスのうちの少なくとも1つが、共有アフォーダンス(例えば、612a)の選択に対応するユーザ入力(例えば、607、609)を受信したことに応じて、第2のユーザIDに関連付けられた第2のアカウントに提供される。いくつかの実施形態では、1つ以上のパスのうちの少なくとも1つが、第2のユーザIDに関連付けられた第2のアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセス中に別の入力を受信したことに応じて、第2のユーザIDに関連付けられた第2のアカウントに提供される。いくつかの実施形態では、共有アフォーダンスの選択に対応するユーザ入力を受信したことに応じて、第3のユーザIDに関連付けられた第3のアカウントに、1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスが開始される(例えば、共有アフォーダンスの選択は、2つの異なるユーザへのパスを共有する)。いくつかの実施形態では、第2のユーザID又は第3のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供するためのプロセスを開始する前に、第2のユーザID及び第3のユーザIDが、(例えば、ユーザインターフェース614から選択される)共有パスを受信するために利用可能なユーザIDのリスト(例えば、家族及び/又は連絡先リスト内の連絡先)から選択される。第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを提供することにより、追加のユーザ入力なしに、1つ以上のパスのうちの少なくとも1つを第2のユーザIDに関連付けられたアカウントに追加することができる。動作を実行するために必要なユーザ入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0229】
方法700に関連して上述したプロセス(例えば、図7)の詳細はまた、後述する方法にも類似する方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法900及び方法1100は、方法700を参照して前述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0230】
図8A図8Fは、いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供する例示的なユーザインターフェースを示す。これらの図のユーザインターフェースは、図9のプロセスを含む後述のプロセスを例示するために使用される。
【0231】
図8Aは、ディスプレイ802(例えば、タッチスクリーンディスプレイ)上のユーザインターフェース804を表示するデバイス800を示す。ユーザインターフェース804は、サービスプロバイダに関連付けられたパス(パス806aとも称される)(例えば、図8Aに示すように、アミューズメントワールドと呼ばれるアミューズメントパークへのパス)の表現806a(例えば、画像)を含む。パス806aは、パス806aが人物(例えば、エイミーという名のゲスト)に関連付けられていることを示すテキストと、サービスプロバイダのロゴ(例えば、キャラクタ及び/又はロボット)とを含む。
【0232】
いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース804は、パス806aを選択するユーザ入力に応じて表示される。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース804は、入力(例えば、ハードウェアボタン835のダブルプレス)を受信(例えば、検出)したことに応じて表示される。いくつかの実施形態では、パス806aは、第1のパスのデータをパスリーダ(例えば、図8Cに示す850)に提供させるユーザ入力に応じて表示される。
【0233】
ユーザインターフェース804は、パス806aが複数(例えば、3つ)のパスのセットのうちの1つ(例えば、第1のパス)であることを示すインジケーション808aを含む(例えば、左ページングドットが中央ドット及び右ドットと比較して強調されている、及び/又は塗りつぶされている)。図8Aでは、ユーザインターフェース804は、ユーザが(例えば、パス806aを兌換するために)パスリーダ端末付近でデバイス800を保持するためのプロンプト(例えば、グラフィック要素)を含む。いくつかの実施形態では、デバイス800がパスリーダ端末付近で保持されていることに応じて、デバイス800は、パス806aに対応するデータをパスリーダ端末に提供する。
【0234】
図8Bは、インジケーション808bが(例えば、インジケーション808aの代わりに)表示されることを除いて、図8Aに示される実施形態と同様のユーザインターフェース804の一実施形態を示す。インジケーション808bは、各カードの少なくとも一部分が表示される(例えば、ユーザがセット内にどれだけのパスがあるかを見ることができるように)、千鳥スタック内の3つのパスのセットの表現を含む。
【0235】
図8Cは、パスリーダ端末850付近で保持されているデバイス800を示す。図8Cでは、デバイス800は、パス806aに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出する。いくつかの実施形態では、パス806aに対応するデータは、NFCトランシーバからの信号、光学スキャン、又はバーコード又はQRコード(登録商標)などのパス806aの視覚的表現が光学的にスキャンされたことを示す通信(例えば、リモートサーバからの確認メッセージ)を介して提供される。いくつかの実施形態では、デバイス800は、デバイス800におけるユーザ入力(例えば、認可、ディスプレイ802上の接触、デバイス800の動き、回転可能な入力デバイスの回転、生体情報若しくは認証(例えば、指紋データ、顔データ、及び/若しくは虹彩データ)、並びに/又はデバイス800上のハードウェアボタンの押圧)を受信したこと(例えば、検出したこと)に応じて、パス806aに対応するデータをパスリーダ端末850に提供する。
【0236】
パス806aに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出した後に(例えば、検出したことに応じて)、デバイス800は、パスの表現806aを表示し、パス806aに対応するデータが、デバイス800によってリーダ端末850に提供されたというインジケーション(例えば、チェックマークアイコン及び/又はパス806aの表現のアニメーション)を表示する。いくつかの実施形態では、ディスプレイ802は、データがパスリーダ端末850に提供される前に(例えば、オフで及び/又はスリープモードで)非アクティブ化される(例えば、ディスプレイ802は、パス806aに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出したことに応じてアクティブ化される(例えば、オンにされる)。
【0237】
図8Cに示される実施形態では、パス806aに対応するデータが、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたというインジケーションは、チェックマークアイコン(例えば、図8A及び8Bのテキスト「リーダ付近で保持する」の上方のアイコンの代わりに)を表示することと、パス806a上に、星(瞬く星のアニメーション)及びサービスプロバイダのロゴの更新バージョン(例えば、右腕/手を挙げるロボットのアニメーション)を表示することとを含む。いくつかの実施形態では、パス806aに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出した後(例えば、それに応じて)、デバイス800は、図8Cのデバイス800のコーナーの周りの波線によって示されるように、触覚及び/又は可聴出力を提供する。いくつかの実施形態では、パス806aに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出した後(例えば、それに応じて)、パスリーダ端末850は、インジケーション(例えば、可聴出力及び/又はノイズ)を提供する。
【0238】
いくつかの実施形態では、第2のパスに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能であるという判定に従って、デバイス800は、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプト(例えば、視覚的、可聴的、及び/又は触覚プロンプト)を提供する。いくつかの実施形態では、第2のパスに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能であるという判定に従って、デバイス800は、ディスプレイ802をアクティブ状態に維持する(例えば、ディスプレイ800がオンにされる)。
【0239】
いくつかの実施形態では、パス806a及び第2のパスは互いに関連付けられている(例えば、両方のパスは、サービスプロバイダでの同じイベント及び/又は日/時間へのアクセスを提供する)。いくつかの実施形態では、サービスプロバイダでの異なるイベント又は時間/日についての他のパスは、使用されない(例えば、第2のパスに対応するデータが利用可能であるというプロンプトを生じさせない)。いくつかの実施形態では、プロンプトは、パス806aに関連付けられた追加のパスに対してのみ提供される。
【0240】
いくつかの実施形態では、プロンプトを提供することは、少なくとも第2のパスに対応するデータが、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能であるというインジケーションを表示することを含む(例えば、ページングドットを表示する、パスのスタックの表現を表示する、スクリーンをタップする命令を表示する、スワイプする命令を表示する、電話を傾ける命令を表示する、及び/又はディスプレイの縁部に沿って第2のパスの一部を表示する)。図8Cに示される実施形態では、プロンプトは、テキスト「次のパスに進む」を表示することと、インジケーション808aを表示する(例えば、その表示を維持する)こととを含む。いくつかの実施形態では、プロンプトは、デバイス800によってパスリーダ端末に提供するために利用可能であるパスの数(例えば、ページングドット808a及び/又はパスのスタックの表現808b)を示す。いくつかの実施形態では、プロンプトを提供することは、第2のパスに対応するデータが、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能であるというオーディオ通知を出力することを含む。いくつかの実施形態では、プロンプトを提供することは、第2のパスに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能であるとき、1つ以上の触知出力生成器を介して、触覚出力(例えば、振動)を出力することを含む。
【0241】
いくつかの実施形態では、第2のパスに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、デバイス800は、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトを提供することを止める。いくつかの実施形態では、第2のパスに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、デバイス800は、ディスプレイ802を停止させる(例えば、ディスプレイ802はオフにされる、及び/又は低電力状態(例えば低輝度及び/又はリフレッシュレートの状態)に移行される)。
【0242】
図8Dは、第2のパス(パス806bとも呼ばれる)の表現806bを表示するデバイス800を示す。図8Dでは、ページングドット808aの中央ページングドットは、左ドット及び右ドットと比較して強調されており、及び/又は塗りつぶされており、正しいドットは、パス806bが3つのパスのうちの第2のパスであることを示す。パス806bは、パス806bが人物(例えば、ピートという名のゲスト及び/又はパス806aとは異なる人物)に関連付けられていることを示すテキスト、及びサービスプロバイダのロゴ(例えば、パス806aとは異なるロゴ、キャラクター、及び/又はネズミ)を含む。図8Aのユーザインターフェース804と同様に、図8Dのユーザインターフェース804は、(例えば、パス806bが兌換されていないため)パスリーダ端末付近でデバイス800を保持するようにユーザに促す。
【0243】
いくつかの実施形態では、デバイス800は、(例えば、デバイス800によってパスリーダ端末850に第二のパスに対応するデータに認可を与えるためのプロンプトを提供した後に)入力を受信(例えば、検出)したことに応じて、パス806bを(例えば、図8Dのユーザインターフェース804の一部として)表示する。いくつかの実施形態では、入力は、ディスプレイ802上の接触、デバイス800の動き、及び/又は生体認証情報(例えば、顔情報、虹彩情報、指紋情報)を含む。いくつかの実施形態では、デバイス800は、図8Cに示される入力803(例えば、ディスプレイ802上の右から左のスワイプジェスチャ)を検出したことに応じて、パス806bを(例えば、図8Dのユーザインターフェース804の一部として)表示する。いくつかの実施形態では、デバイス800は、(例えば、入力803を受信する必要なく)パス806aに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出した後(例えば、自動的に、更なる入力を受信することなく、及び/又は検出したことに応じて)、パス806bを(例えば、図8Dのユーザインターフェース804の一部として)表示する。いくつかの実施形態では、デバイス800は、デバイス800の動き(例えば、デバイス800の上昇及び/又は下降、及び/又はパス806aに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出した後のデバイス800の上昇及び/又は下降)を検出したことに応じて、パス806bを(例えば、図8Dのユーザインターフェース804の一部として)表示する。いくつかの実施形態では、デバイス800は、パス806aに対応するデータをパスリーダ端末850に提供する前に(例えば、提供せずに)、又はパス806aに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出する前(例えば、検出せずに)、入力(パス806bを表示を表示しながら右から左へのスワイプジェスチャ)を受信したことに応じて、パス806aを表示することができる。いくつかの実施形態では、パス806bを表示している間(例えば、図8Dに示すようにユーザインターフェース804を表示している間に)入力(例えば、ディスプレイ802上の左から右のスワイプジェスチャ)を受信したことに応じて、デバイス800は、パス806aを表示する(例えば、デバイス800は、図8Cに示されるようなユーザインターフェース804を表示する)。
【0244】
いくつかの実施形態では、パス806bを表示した後(又は表示中)、デバイス800は、パス806bに対応するデータに対する認可をパスリーダ端末850に提供するという要求(例えば、パスリーダ端末850の隣にデバイス800を配置すること)を検出する。図8Eは、(例えば、パス806bを表示している間に)パスリーダ端末850付近で保持されているデバイス800を示す。図8Eでは、デバイス800は、パス806bに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出する。いくつかの実施形態では、パス806bに対応するデータは、NFCトランシーバからの信号、光学スキャン、又はバーコード又はQRコード(登録商標)などのパス806bの視覚的表現が光学的にスキャンされたことを示す通信(例えば、リモートサーバからの確認メッセージ)を介して提供される。
【0245】
パス806bに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出した後(例えば、検出したことに応じて)、デバイス800は、パスの表現806bと、パス806bに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたというインジケーション(例えば、チェックマークアイコン及び/又はパス806bの表現のアニメーション)とを表示する。いくつかの実施形態では、ディスプレイ802は、データがパスリーダ端末850に提供される前に(例えば、オフで及び/又はスリープモードで)非アクティブ化される(例えば、ディスプレイ802は、パス806bに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出したことに応じてアクティブ化される(例えば、オンにされる)。
【0246】
図8Eに示される実施形態では、パス806bに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたというインジケーションは、チェックマークアイコンを表示することと、パス806b上に星(例えば、瞬く星のアニメーション)、及び806a上のサービスプロバイダのロゴの修正バージョン(例えば、動くネズミのひげと尾のアニメーション)を表示することと、を含む。いくつかの実施形態では、パス806bに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出した後(例えば、それに応じて)、デバイス800は、図8Eのデバイス800のコーナーの周りの波線によって示されるように、触覚及び/又は可聴出力を提供する。いくつかの実施形態では、パス806bに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されたことを検出した後(例えば、それに応じて)、パスリーダ端末850は、インジケーション(例えば、可聴出力及び/又はノイズ)を提供する。
【0247】
いくつかの実施形態では、第3のパスに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能であるという判定に従って、デバイス800は、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供される第3のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプト(例えば、視覚的、可聴的、及び/又は触覚プロンプト)を提供する。いくつかの実施形態では、第3のパスに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能であるという判定に従って、デバイス800は、ディスプレイ802をアクティブ状態に維持する(例えば、ディスプレイ800がオンにされる)。
【0248】
いくつかの実施形態では、パス806a、パス806b、及び第3のパスは互いに関連付けられている(例えば、3つのパス全てが、サービスプロバイダでの同じイベント及び/又は日/時間へのアクセスを提供する)。いくつかの実施形態では、サービスプロバイダでの異なるイベント又は時間/日についての他のパスは、使用されない(例えば、第3のパスに対応するデータが利用可能であるというプロンプトを生じさせない)。いくつかの実施形態では、プロンプトは、パス806bに関連付けられた追加のパスに対してのみ提供される。
【0249】
いくつかの実施形態では、プロンプトを提供することは、少なくとも第3のパスに対応するデータが、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能であるというインジケーションを表示することを含む(例えば、ページングドットを表示する、パスのスタックの表現を表示する、スクリーンをタップする命令を表示する、スワイプする命令を表示する、電話を傾ける命令を表示する、及び/又はディスプレイの縁部に沿って第2のパスの一部を表示する)。図8Eに示される実施形態では、プロンプトは、テキスト「次のパスに進む」を表示し、インジケーション808aを表示する(例えば、その表示を維持する)ことを含む。いくつかの実施形態では、プロンプトは、デバイス800によってパスリーダ端末に提供するために利用可能であるパスの数(例えば、ページングドットインジケーション808a及び/又はパスのスタックの表現のインジケーション808b)を示す。いくつかの実施形態では、プロンプトを提供することは、第3のパスに対応するデータが、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能であるというオーディオ通知を出力することを含む。いくつかの実施形態では、プロンプトを提供することは、第3のパスに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能であるとき、1つ以上の触知出力生成器を介して、触覚出力(例えば、振動)を出力することを含む。
【0250】
いくつかの実施形態では、第3のパスに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、デバイス800は、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供される第3のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトを提供することを止める。いくつかの実施形態では、第3のパスに対応するデータがデバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、デバイス800は、ディスプレイ802を停止させる(例えば、ディスプレイ802はオフにされる、及び/又は低電力状態(例えば低輝度及び/又はリフレッシュレートを有する状態)に移行される)。
【0251】
いくつかの実施形態では、デバイス800は、図8A図8Fを参照してパス806a及びパス806bについて記載された同じ技術に従って、第3のパスの表現を表示し、第3のパスに対応するデータをパスリーダ端末850に提供することができる。
【0252】
図8Fは、パス806aと、パス806aが複数(例えば、3つ)のパスのセットのうちの1つ(例えば、第1のパス)であることを示すインジケーション808aと、を含む(例えば、表示する)ユーザインターフェース804の一実施形態を示す(例えば、左ページングドットが中央ドット及び右ドットと比較して強調されている、及び/又は塗りつぶされている)。図8Fでは、ユーザインターフェース804は、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供されることができる全てのパスが入力(例えば、特定のタイプの入力及び/又はプレス及び長押しジェスチャ)で兌換され得ることのインジケーション812(例えば、プロンプト)を含む。図8Fでは、デバイス800は、全てのパスを兌換するという要求805(例えば、ディスプレイ802上のプレス及び長押しジェスチャ)を受信する(検出する)。要求805を受信したことに応じて、デバイス800は、(例えば、自動的に、更なる入力を受信せずに)、デバイス800によってパスリーダ端末850に提供されるために利用可能である全てのパスに対応するデータ(例えば、パス806a、パス806b、及び/又はインジケーション808aの右側のページングドットに対応するパスに対応するデータ)を、パスリーダ端末850に提供する。
【0253】
いくつかの実施形態では、図8A図8Fを参照して説明される技術は、1パスのみ、2パスのみ、又は3超のパスを含む一連のパスに適用することができる。
【0254】
図9は、いくつかの実施形態に係る、認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供するための方法を示すフロー図である。方法900は、表示生成構成要素(例えば、602a、602b、802)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面)と通信しているコンピュータシステム(例えば、100、300、500、600a、600b、800)で実行される。方法900のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0255】
以下に説明するように、方法900は、パスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対して認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供するための直感的な方法を提供する。本方法は、2つ以上のパスに対応するデータをパスリーダ端末に提供するときのユーザの認知負担を軽減し、それによって、より効率的なヒューマン-マシンインターフェースを作り出す。バッテリ動作式のコンピューティングデバイスの場合には、ユーザがより高速かつより効率的にパス(例えば、グループ化されたパス)を認証することを可能にすることにより、電力が節約され、バッテリ充電の間隔が増す。
【0256】
方法900では、コンピュータシステム(例えば、800)は、(例えば、NFCトランシーバからの信号、光学スキャン、及び/又はバーコード又はQRコード(登録商標)などのパスの視覚的表現が光学的にスキャンされたことを示す通信(例えば、リモートサーバからの確認メッセージ)を介して)第1のパス(例えば、806a)に対応するデータが、コンピュータシステムによってコンピュータシステムとは別個のパスリーダ端末(例えば、850)に提供されたことを検出する(902)。
【0257】
第1のパスに対応するデータが、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたことを検出した後、コンピュータシステムは、表示生成構成要素(例えば、802)を介して、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたというインジケーション(例えば、810、パス806aのアニメーション)を表示する(904)。
【0258】
第2のパス(例えば、806b)に対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って(906)、コンピュータシステムは、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプト(例えば、808a、810、触覚通知、及び/又はオーディオ通知)をユーザに提供する。いくつかの実施形態では、第1のパス及び第2のパスは、互いに関連付けられている(例えば、両方のパスは、サービスプロバイダにおける同じイベント及び/又は日/時間へのアクセスを提供する(例えば、サービスプロバイダにおける異なるイベント又は時間/日についての他のパスは使用されない、及び/又は第1のパスに関連付けられた追加のパスについてのみプロンプトが提供される))。パスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供することにより、追加のパスがパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるというフィードバックがユーザに提供される。改善されたフィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0259】
第2のパス(例えば、806b)に対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って(908)、コンピュータシステムは、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供することを止める。
【0260】
いくつかの実施形態では、(パスリーダ端末からのNFC信号を介して、遠隔サーバからの確認メッセージを介して、及び/又は光学スキャンを介して)第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたことを検出する前に、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、第1のパス(例えば、806a)の表現(例えば、第1のゲストの名前及び/又はサービスプロバイダのロゴを含む画像)を含むユーザインターフェース(例えば、804)を表示する。いくつかの実施形態では、データがパスリーダ端末に提供される前に、ディスプレイが非アクティブ化される。第1のパスの表現を含むユーザインターフェースを表示することにより、パスがパスリーダ端末に提供されたことを確認する視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0261】
いくつかの実施形態では、表示生成構成要素(例えば、802)を介して、第1のパス(例えば、806a)に対応するデータが、コンピュータシステムによってパスリーダ端末(例えば、850)に提供されたというインジケーション(例えば、810)を表示した後、第2のパス(例えば、806b)がコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、コンピュータシステムは、表示生成構成要素をアクティブ状態に維持する(例えば、ディスプレイがオンにされる)。いくつかの実施形態では、第2のパスに対応するデータが、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能ではないという判定に従って、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を停止させる(例えば、ディスプレイがオフにされる、及び/又は低電力状態(例えば、低輝度及び/又はリフレッシュレートの状態)に移行される)。第2のパスに対応するデータがパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという判定に従って、表示生成構成要素をアクティブ状態に維持することにより、第2のパスに対応するデータがパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0262】
いくつかの実施形態では、プロンプトを提供することは、表示生成構成要素を介して、少なくとも第2のパスに対応するデータが、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるというインジケーション(例えば、808a、808b、810)を表示することを含む(例えば、ページングドットを表示する、パスのスタックの表現を表示する、スクリーンをタップする命令を表示する、スワイプする命令を表示する、電話を傾ける命令を表示する、及び/又はディスプレイの縁部に沿って第2のパスの一部を表示する)。少なくとも第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されることが利用可能であるというインジケーションを表示することにより、追加のパスがパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0263】
いくつかの実施形態では、プロンプトは、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供するために利用可能であるパスの数(例えば、808a、808b)(例えば、ページングドット及び/又はパスのスタックの表現)を示す。パスリーダ端末に提供するために利用可能であるパスの数を示すことにより、追加のパスがパスリーダ端末に提供するために利用可能であるかどうかに関する視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0264】
いくつかの実施形態では、プロンプトを提供することは、第2のパスに対応するデータが、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるというオーディオ通知を出力することを含む。第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるというオーディオ通知を出力することにより、追加のパスがパスリーダ端末に提供されることが利用可能であることをユーザにフィードバックする。改善されたフィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0265】
いくつかの実施形態では、プロンプトを提供することは、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるときに、1つ以上の触知出力生成器を介して、触覚出力(例えば、振動)を出力することを含む。第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるときに触覚出力を出力することにより、追加のパスがパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるというフィードバックがユーザに提供される。改善されたフィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0266】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供した後、コンピュータシステムは、1つ以上の入力デバイスを介して、ユーザ入力(例えば、タッチ感知面上の入力、コンピュータシステムの動き、及び/又は生体情報(例えば、顔情報、虹彩情報、及び/又は指紋情報))を検出する。ユーザ入力を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、第2のパス(例えば、806b)の表現(例えば、第2のゲストの名前及び/又はサービスプロバイダのロゴを有する画像)を表示する。いくつかの実施形態では、第2のパスの表現を表示した後、コンピュータシステムは、パスリーダに提供される第2のパスに対応するデータの認可を与える要求(例えば、パスリーダの隣にデバイスを配置する)を検出する。ユーザ入力を検出したことに応じて、第2のパスの表現を表示することにより、第2のパスに対応するデータがパスリーダ端末に提供されるために利用可能であるという視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0267】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるべき第2のパスに対応するデータに対する認可を与えるためのプロンプトをユーザに提供した後、コンピュータシステムは、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータの認可を検出する。いくつかの実施形態では、認可は、(例えば、加速度計を介して)コンピュータシステムの構成要素の下降位置から上昇位置への動き(例えば、デバイスが、第2のパスを認可するためにパスリーダから持ち上げられる)を検出することを含む。いくつかの実施形態では、認可は、生体認証センサ(例えば、カメラ及び/又は指紋センサ)、生体認証情報(例えば、顔情報、虹彩情報、及び/又は指紋情報)を検出することを更に含む。いくつかの実施形態では、デバイスをパスリーダから持ち上げた後、デバイスを再び下げて、第2のパスに対応するデータをパスリーダに提供する。下降位置から上昇位置までのコンピュータシステムの構成要素の動きを検出したことに応じて、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータを認可することにより、ユーザは、追加のユーザインターフェースをナビゲートするために追加の入力を提供する必要なく、パスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータを効率的に認可することができる。動作を実行するために必要なユーザ入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0268】
いくつかの実施形態では、パスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータに対する認可は、表示生成構成要素上のスワイプジェスチャ(例えば、803)を検出することを含む。いくつかの実施形態では、スワイプジェスチャを検出して第2のパスを認可した後、第2のパスに対応するデータがパスリーダに提供される。いくつかの実施形態では、認可は、回転可能な入力デバイス(例えば、時計の竜頭)の回転を検出することを含む。いくつかの実施形態では、認可は、生体認証情報(例えば、顔情報、虹彩情報、及び/又は指紋情報)を検出することを更に含む。表示生成構成要素上でスワイプジェスチャを検出したことに応じて、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータを認可することにより、ユーザは、追加のユーザインターフェースをナビゲートするために追加の入力を提供する必要なく、パスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータを効率的に認可することができる。動作を実行するために必要なユーザ入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0269】
いくつかの実施形態では、パスリーダ端末に提供される第2のパスに対応するデータの認可は、1つ以上の入力デバイスを介して、所定の時間内(例えば、表示生成構成要素がパスリーダ端末に近接している間(例えば、パスリーダ端末からの無線信号の範囲内))の入力(例えば、805)(例えば、タップ及びホールドジェスチャ)を検出することを含む。いくつかの実施形態では、入力は、パスのグループを示すアイコン上にある。いくつかの実施形態では、入力は、表示生成構成要素上の任意の位置にある。いくつかの実施形態では、所定の時間にわたる表示生成構成要素上の入力を検出することにより、第1のパス及び第2のパスを含む全てのパスに対応するデータを、パスリーダ端末に提供することを認可する。所定の時間にわたる入力を検出したことに応じて、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供される第2のパス及び1つ以上の追加のパスに対応するデータを認可することにより、ユーザは、追加のユーザインターフェースをナビゲートするために追加の入力を提供することなく、パスリーダ端末に提供される第2のパス及び1つ以上の追加のパスに対応するデータを効率的に認可することができる。動作を実行するために必要なユーザ入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0270】
いくつかの実施形態では、第1のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されたことを検出する前に、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、第1のパス(例えば、806a)の表現(例えば、第1のゲストの名前及び/又はサービスプロバイダのロゴを含む画像)を含むユーザインターフェース(例えば、804)を表示する。いくつかの実施形態では、第1のパスの表現は、第1のパスを選択するユーザ入力に応じて表示される。いくつかの実施形態では、パスリーダ端末に提供される第1のパスのためのデータを生じさせるユーザ入力に応じて、第1のパスの表現が表示される。第1のパスの表現を含むユーザインターフェースを表示することにより、パスをパスリーダ端末に提供することができるという視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0271】
いくつかの実施形態では、第1のパス(例えば、806a)及び第2のパスが互いに関連付けられている(例えば、両方のパスが、サービスプロバイダにおける同じイベント及び/又は日/時間へのアクセスを提供する(例えば、サービスプロバイダにおける異なるイベント及び/又は時間/日についての他のパスは使用されない、及び/又は第1のパスに関連付けられた追加のパスについてのみプロンプトが提供される))場合(例えば、その場合のみ)、第2のパス(例えば、806b)に対応するデータは、コンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であると判定される。第1のパス及び第2のパスが互いに関連付けられている場合に、第2のパスに対応するデータがコンピュータシステムによってパスリーダ端末に提供されるために利用可能であると判定することにより、(例えば、ユーザに関連パスを兌換し、他の会場又はイベントのためのパスではなく、関連するパスを兌換するようにユーザに促すことによって)パスを兌換するときの追加の制御をユーザに提供することができる。コンピュータシステムの追加の制御をユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-デバイスインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0272】
方法900(例えば、図9)に関して上記したプロセスの詳細はまた、前述した/後述する方法にも類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法700及び1100は、方法900を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0273】
図10A図10Lは、いくつかの実施形態に係る、機械可読コードを表示するための例示的なユーザインターフェースを示す。これらの図のユーザインターフェースは、図11のプロセスを含む後述のプロセスを例示するために使用される。
【0274】
図10Aは、ディスプレイ1002(例えば、タッチスクリーンディスプレイ)を含むデバイス1000を示す。図10Aでは、デバイス1000は、アカウント(例えば、支払いアカウント、バンクアカウント、クレジットカードアカウント、デビットカードアカウント、及び/又はデータストレージアカウント)を用いるトランザクションの実行に関する情報を含む、ユーザインターフェース1004を表示する。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース1004は、ベンダーアプリケーション(例えば、銀行、クレジットカード、及び/又はデータ移行サービスに関連付けられたサードパーティアプリケーション)又はベンダーウェブサイト(例えば、バンク、クレジットカード、及び/又はデータ移行サービスに関連付けられたサードパーティのウェブサイト)のためのユーザインターフェースである。
【0275】
ユーザインターフェース1004は、選択されると、アカウントをウォレットアプリケーションに追加するためのプロセスを開始するアフォーダンス1006を含む。いくつかの実施形態では、ウォレットアプリケーションは、デバイス1000の開発者及び/又はデバイス1000上で実行されているオペレーティングシステムによって開発、管理、及び/又は提供されるファーストパーティアプリケーションである。図10Aでは、ユーザインターフェース1004を表示している間に、デバイス1000は、ユーザインターフェース1004上に提示されたアカウントをファーストパーティウォレットアプリケーションに追加するという要求1003を受信(例えば、検出)する。図10Aに示す実施形態では、要求1003は、アフォーダンス1006の選択(例えば、タップ)を含む。
【0276】
図10Bは、ユーザインターフェース1008(例えば、ウォレットアプリケーション用のユーザインターフェース)を表示するデバイス1000を示す。(例えば、図10Aに示すように)要求1003を受信した後(例えば、受信したことに応じて)、ユーザインターフェース1008は、図10Bに示すように、アカウントの表現1010(例えば、カードの画像)を含む。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース1008を表示している間に、デバイス1000は、トランザクションのアカウントを使用するという要求1005を受信(例えば、検出)する。図10Bに示される実施形態では、要求1005は、アカウントの表現1010の選択(例えば、タップ)を含む。
【0277】
図10Cは、トランザクションに使用されるアカウントの表現1010を含むユーザインターフェース1012を表示するデバイス1000を示す。いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース1012は、図10Bに示すように、トランザクションのアカウントを使用するという要求1005を受信(例えば、検出)したことに応じて表示される。いくつかの実施形態では、図10Dに示すように、ユーザインターフェース1012は、オファー1014(例えば、選択可能なオファー)を更に含む。いくつかの実施形態では、オファー1014は、アカウントで実行されるトランザクションに使用することができる割引である(例えば、オファー1014は、オファーに関する追加情報を取得する、オファーにアクセスする、及び/又はオファーを適用するように選択することができる)。
【0278】
トランザクションのアカウントを使用するために、デバイス1000のユーザのIDが認証される。いくつかの実施形態では、デバイス1000のユーザのIDは、顔認識を使用して認証される。いくつかの実施形態では、顔認識は、ユーザの顔認識を開始するという要求1001を受信(例えば、検出)したことに応じて開始される。図10Cに示される実施形態では、要求1001は、ボタン1040を用いてダブルクリック入力(例えば、所定の期間内に2つのプレス)を検出することを含む。いくつかの実施形態では、デバイス1000のユーザのIDは、指紋認識、パスコード、又は他の生体認証情報を使用して認証される。
【0279】
図10Eに示すように、デバイス1000のユーザのIDがアカウントの認可ユーザに対応するという判定に従って、第1の機械可読コード1018(例えば、QRコード(登録商標)及び/又は二次元コード)が表示される。いくつかの実施形態では、第2の機械可読コード1020(例えば、バーコード及び/又は一次元コード)は、第1の機械可読コード1018と同時に表示される。いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1018を表示することは、(図10C及び10Dに示すように)機械可読コード1018に遷移する(例えば、アカウントの表現1010から機械可読コード1018に遷移しながら、複数の中間状態の間で徐々に遷移)アカウントの表現1010のアニメーションを表示することを含む。いくつかの実施形態では、アカウントの表現1010は反転して現れるようにアニメーション化され、それにより、表現の裏側1016が表示され(例えば、カード画像がひっくり返され)、機械可読コード1018が、表現の裏側1016に含まれる(カード画像の裏側が機械可読コードを含む)。
【0280】
いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1018又は第2の機械可読コード1020は、アカウントを使用してトランザクションを開始するために(例えば、カメラ、レーザ、及び/又は他の光学感知デバイスを用いて)スキャンすることができる。例えば、いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1018及び第2の機械可読コード1020は、アカウント情報(例えば、アカウント番号)に対応する。アカウント情報を使用して、金銭をアカウントに又はアカウントから振り替えることができる。いくつかの実施形態では、トランザクションは、商品を購入するための販売事業者への金銭の振替である。いくつかの実施形態では、トランザクションは、金銭の個人間の振替である。
【0281】
いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020は、コードが表示される時間毎に異なる(例えば、トランザクションのアカウントを使用するという要求が受信され、ユーザのIDが認可ユーザに対応すると判定される度に、異なるコードが表示される)。これにより、各トランザクションに対して固有のコードを表示することができる。
【0282】
図10Eでは、第1の機械可読コード1018を表示している間に、デバイス1000は、要求1007を受信(例えば、検出)して、より大きなサイズで機械可読コードを表示する。図10Eに示される実施形態では、要求1007は、アカウントの表現の裏側1016の選択(例えば、タップ)を含む。より大きなサイズで機械可読コードを表示するという要求1007を検出したことに応じて、第2の機械可読コード1020は、図10Fに示すように、より大きなサイズで表示される。いくつかの実施形態では、より大きなサイズで機械可読コードを表示するという要求1007を検出したことに応じて、第1の機械可読コード1018がより大きなサイズで表示される。いくつかの実施形態では、より大きなサイズで機械可読コードを表示することにより、カメラ、レーザ、又は他の光学感知デバイスによって機械可読コードをより容易にスキャンすることができる。
【0283】
いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020は、所定の時間後(例えば、5秒、15秒、1分後、及び/又は時間閾値が満たされていることに応じて)表示が停止される。いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020は、トランザクション確認が所定の時間内(例えば、5秒、15秒、1分内、及び/又は時間閾値が満たされていることに応じて)受信されない場合、表示が停止される。いくつかの実施形態では、所定の時間量は、ユーザを認証して以降、又は最初に機械可読コードを表示して以降の時間である。
【0284】
図10Gに示すように、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020の表示が停止された後、再びユーザのIDを認証するためのプロンプトが表示される。いくつかの実施形態では、トランザクション確認が受信されていないことを示す通知1026が表示される。いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020の表示を停止することは、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020の表示をアカウントの表現1010の表示に置き換えることを含む。いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020の表示をアカウントの表現1010の表示に置き換えることは、アカウントの表現1010に遷移する第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020のアニメーションを表示することを含む(例えば、機械可読コードからアカウントの表現に遷移しながら、複数の中間状態の間で徐々に遷移する)。いくつかの実施形態では、(図10Eに示すように)表現の裏側1016が反転して現れるようにアニメーション化されて、アカウントの表現1010が表示される(例えば、カード画像が裏側から表側に反転される)。
【0285】
いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020は、所定の時間後(例えば、5秒、15秒、1分後、及び/又は時間閾値が満たされていることに応じて)、異なる機械可読コードで置き換えられる。いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020は、トランザクション確認が所定の時間後(例えば、5秒、15秒、1分後、及び/又は時間閾値が満たされていることに応じて)内に受信されない場合、異なる機械可読コードで置き換えられる。いくつかの実施形態では、所定の時間量は、ユーザを認証して以降、又は最初に機械可読コードを表示して以降の時間である。いくつかの実施形態では、新しい機械可読コードが表示された後に、以前に表示された機械可読コードが無効になる。
【0286】
図10Hに示すように、(例えば、サードパーティベンダーアプリケーションから)第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020がアカウントに関連付けられた情報に首尾よくアクセスするために使用されたというトランザクション確認(例えば、アカウントを使用するトランザクションが許可された)を受信した後、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020は、表示が停止され、アカウントに関連付けられた情報が首尾よくアクセスされたというインジケーション1030(例えば、チェックマーク)が表示される。
【0287】
図10Iは、ディスプレイ1052(例えば、タッチスクリーンディスプレイ)を含むデバイス1050を示す。図10Iでは、デバイス1000は、トランザクション(例えば、支払いアカウント、バンクアカウント、クレジットカードアカウント、デビットカードアカウント、及び/又はデータストレージアカウント)に使用されるアカウントの表現1056を含むユーザインターフェース1054を表示する。図10Iでは、ユーザインターフェース1054を表示している間に、デバイス1050は、トランザクション用のアカウントを使用するために要求1053を受信(例えば、検出)する。図10Iに示す実施形態では、要求1053は、アカウントの表現1056の選択(例えば、タップ)を含む。
【0288】
トランザクションのアカウントを使用するという要求1053を受信(例えば、検出)したことに応じて、図10Jに示すように、第1の機械可読コード1058(例えば、QRコード(登録商標)及び/又は二次元コード)が表示される。いくつかの実施形態では、第1の機械可読コード1058を示すインジケーション1062(例えば、ページングドット)は、複数の(例えば、2つの)タイプの機械可読コードのセットの1つ(例えば、第1のコード)である(例えば、左のページングドットは、右のドットと比較して強調される及び/又は塗りつぶされる)。図10Jでは、第1の機械可読コード1058を表示している間に、デバイス1050は、異なるタイプの機械可読コードを表示するという要求1055を受信(例えば、検出)する。図10Jに示される実施形態では、要求1055は、ディスプレイ1052上のスワイプジェスチャを含む。
【0289】
異なるタイプの機械可読コードを表示するという要求1055を受信(例えば、検出)したことに応じて、図10Kに示すように、第2の機械可読コード1060(例えば、バーコード及び/又は一次元コード)が表示される。いくつかの実施形態では、インジケーション1062は、異なるタイプの機械可読コードが表示されていることを示すように更新される。
【0290】
いくつかの実施形態では、トランザクションのアカウントを使用するという要求1053の受信(例えば、検出)に応じて表示される機械可読コードのタイプは、トランザクションに最後に使用された機械可読コードのタイプに基づく(例えば、バーコードがトランザクションに最後に使用された場合、バーコードが、QRコード(登録商標)の代わりに要求1053に応じて表示される)。
【0291】
図10Lに示すように、(例えば、サードパーティベンダーアプリケーションから)第1の機械可読コード1058及び/又は第2の機械可読コード1060がアカウントに関連付けられた情報に首尾よくアクセスするために使用されたというトランザクション確認(例えば、アカウントを使用するトランザクションが許可された)を受信した後、第1の機械可読コード1018及び/又は第2の機械可読コード1020は、表示が停止され、アカウントに関連付けられた情報が首尾よくアクセスされたというインジケーション1064(例えば、チェックマーク)が表示される。
【0292】
図11は、いくつかの実施形態による、認証データを受信したことに応じて、機械可読コードを表示するための方法を示すフロー図である。方法1100は、表示生成構成要素(例えば、602a、602b、802、1002、1052、)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面、カメラ、指紋センサ、及び/又は生体認証センサ)と通信しているコンピュータシステム(例えば、100、300、500、600a、600b、800、1000、1050)で実行される。方法1100のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0293】
以下において説明されるように、方法1100は、機械可読コードを表示するための直感的な仕方を提供する。この方法は、コンピュータシステムで機械可読コードを表示するときのユーザの認知負担を軽減する。バッテリ動作式コンピューティングシステムの場合、ユーザがより高速かつ効率的に機械可読コードを表示できるようにすることで、節電し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
【0294】
方法1100では、コンピュータシステム(例えば、1000、1050)は、表示生成構成要素(例えば、1002、1052)を介して、アカウント(例えば、支払いカード及び/又はデータストレージアカウント)のインジケーション(例えば、1010、1056)を含む第1のユーザインターフェース(例えば、1008、1012、1054)を表示する(1102)。いくつかの実施形態では、第1のユーザインターフェースは、ハードウェアボタン(例えば、1040)のダブルタップ(例えば、1001)に応じて表示される。
【0295】
コンピュータシステムは、1つ以上の入力デバイスを介して(例えば、1つ以上の生体認証センサを介して)、認証データ(例えば、顔情報、指紋情報、及び/又はパスコード)を受信する(1104)。
【0296】
認証データを受信したことに応じて(1106)、認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って(1108)(例えば、顔情報がアカウント所有者の顔情報と一致する、指紋情報がアカウント所有者の指紋情報と一致する、及び/又はパスコードがアカウント所有者のパスコードと一致する。)、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、アカウント(例えば、機械可読コードを使用して、アカウントのトランザクションを認可することができる)に関連付けられた第1の機械可読コード(例えば、1018、1020、1058、1060)(例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))を表示する。認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、機械可読コードを表示することにより、認証基準が満たされていることを確認する視覚的フィードバックがユーザに提供され、機械可読コードを使用してトランザクションのセキュリティを改善する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0297】
認証データを受信したことに応じて(1106)、かつ認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たさないという判定に従って(1110)、コンピュータシステムは、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コード(例えば、1018、1020、1058、1060)の表示を止める。
【0298】
いくつかの実施形態では、機械可読コード(例えば、1018、1020、1058、1060)を表示することは、アカウントのインジケーション(例えば、1010、1056)の表示を機械可読コードの表示に置き換える(例えば、アカウントのインジケーションの表示を停止し、機械可読コードを表示する)ことを含む。いくつかの実施形態では、アカウントのインジケーションの表示を機械可読コードの表示と置き換えることは、アカウントの指示から機械可読コードへのアニメーション化された遷移を含む(例えば、アカウントのインジケーションから機械可読コードへ遷移しながら、複数の中間状態間で徐々に遷移する)。アカウントのインジケーションの表示を機械可読コードの表示に置き換えることにより、認証基準が満たされたことを確認する視覚的フィードバックがユーザに提供され、機械可読コードを使用してトランザクションのセキュリティが改善される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0299】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、サービスプロバイダに関連付けられたアプリケーション(例えば、ベンダー(例えば、銀行及び/又は販売事業者)に関連付けられたサードパーティアプリケーション)のための第2のユーザインターフェース(例えば、1004)を表示する。いくつかの実施形態では、アカウントは、サービスプロバイダに関連付けられる。いくつかの実施形態では、第2のユーザインターフェースを表示している間に、コンピュータシステムは、(例えば、タッチ感知面を介して)第1のユーザインターフェースに使用するためのアカウントを構成するという要求(例えば、1003)(例えば、ベンダーに関連付けられたカードを第1のユーザインターフェースに追加するという要求)を検出し、第1のユーザインターフェースで使用するためのアカウントを構成するという要求を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、第1のユーザインターフェース(例えば、1008)内のアカウントのインジケーションを含む。第2のユーザインターフェースを表示している間に、第1のユーザインターフェースで使用するためのアカウントを構成するという要求を検出することにより、ユーザは、複数のユーザインターフェース間を手動でナビゲートする必要なしに、アカウントを効率的に(例えば、ウォレットアプリケーションで使用するために)構成することができる。動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0300】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、1つ以上の入力デバイスを介して、第2の認証データ(例えば、顔情報、指紋情報、及び/又はパスコード)を受信し、第2の認証データを受信したことに応じて、第2の認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って(例えば、顔情報がアカウント所有者の顔情報と一致する、指紋情報がアカウント所有者の指紋情報と一致し、及び/又はパスコードがアカウント所有者のパスコードと一致する)、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、アカウントに関連付けられた第2の機械可読コード(例えば、1018、1020、1058、1060)(例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))を表示し、第2の機械可読コードは、第1の機械可読コードとは異なる(例えば、トランザクションが認可されるたびに異なる機械可読コードが表示される)。いくつかの実施形態では、機械可読コードは、全ての以前のコード(例えば、機械可読コードが一意である)とは異なる。いくつかの実施形態では、第2の認証データを受信したことに応じて、かつ第2の認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たさないという判定に従って、コンピュータシステムは、アカウントに関連付けられた第2の機械可読コードの表示を止める。第1の機械可読コードとは異なる第2の機械可読コードを表示することで、認証基準が満たされていることを確認する視覚的フィードバックをユーザに提供し、各トランザクションの異なる機械可読コードを使用することによってトランザクションのセキュリティを改善する。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-システムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0301】
いくつかの実施形態では、アカウントに関連付けられた機械可読コード(例えば、1018、1020、1058、1060)を表示した後、コンピュータシステムは、所定の時間(例えば、5秒、15秒、1分)後に機械可読コードを表示することを停止する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、時間閾値が満たされたという判定に応じて(例えば、機械可読コードが所定の時間にわたって表示されている、及び/又は認証情報を受信してから、又は最初に機械可読コードを表示してから所定の時間が経過している)、機械可読コードを表示することを停止する。所定の時間の後に機械可読コードを表示することを停止することにより、機械可読コードが表示される時間を制限することによってトランザクションのセキュリティが改善される。
【0302】
いくつかの実施形態では、機械可読コードは、第1の機械可読コードであり、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コード(例えば、1018、1020、1058、1060)を表示した後、コンピュータシステムは、所定の時間後(例えば、5秒、15秒、1分後、及び/又は時間閾値が満たされたことに応じて)第1の機械可読コードの表示を停止し、コンピュータシステムは、アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードとは異なるアカウントに関連付けられた第2の機械可読コード(例えば、1018、1020、1058、1060)を表示する。いくつかの実施形態では、第2の機械可読コードは、時間閾値が満たされていることに応じて(例えば、第1の機械可読コードが所定の時間にわたって表示された場合)、表示される。第1の機械可読コードとは異なる第2の機械可読コードを表示することにより、機械可読コードが表示される時間を制限することによってトランザクションのセキュリティが改善される。
【0303】
いくつかの実施形態では、アカウントに関連付けられた機械可読コード(例えば、1018、1020、1058、1060)を表示した後、かつ第2の認証データが所定の時間内に(例えば、5秒、30秒、2分内、及び/又は時間閾値が満たされたことに応じて)受信され、第2の認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たす(例えば、顔情報がアカウント所有者の顔情報と一致する、指紋情報がアカウント所有者の指紋情報と一致する、及び/又はパスコードがアカウント所有者のパスコードと一致する)という判定に従って、コンピュータシステムは、アカウントに関連付けられた機械可読コードの表示を維持する。いくつかの実施形態では、アカウントに関連付けられた機械可読コードを表示した後、第2の認証データが所定の時間内(例えば、5秒、30秒、2分内、及び/又は時間閾値が満たされたことに応じて)に受信されていない、又は第2の認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たさないという判定に従って(例えば、応じて)、コンピュータシステムは、アカウントに関連付けられた機械可読コードを表示することを停止する。いくつかの実施形態では、機械可読コードは、支払いカード画像(例えば、1010、1056)(例えば、以前に表示された機械可読コードに関連付けられたカード)で置き換えられる。第2の認証データが所定の時間内に受信されないという判定に従って、機械可読コードを表示することを停止することにより、認証基準が満たされなかったという視覚的フィードバックがユーザに提供されると共に、機械可読コードが表示される時間を制限することによってトランザクションのセキュリティが改善される。改善された視覚的フィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性が向上し、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援しユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインターフェースがより効率的になり、これにより更に、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用可能になることによって、コンピュータシステムの電力使用量が削減されバッテリ寿命が改善される。
【0304】
いくつかの実施形態では、アカウントに関連付けられた機械可読コード(例えば、1018、1020、1058、1060)を表示した後、かつ(例えば、)所定の時間内(例えば、5秒、30秒、2分内、及び/又は時間閾値が満たされたことに応じて)に第2の認証データが受信されないか、又は第2の認証データがアカウントに関連付けられた認証基準を満たさないという判定に従って、コンピュータシステムは、第2の認証データの要求を表示する(例えば、図10Gに示すようなユーザインターフェース1012)(例えば、生体情報(例えば、顔情報及び/又は指紋情報)及び/又はパスコードを使用してトランザクションを再認可するという要求)。第2の認証データの要求を表示することにより、第2の認証データが所定の時間内に受信されなかったか、又は認証基準が満たされなかったという視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性が向上し、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援しユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインターフェースがより効率的になり、これにより更に、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用可能になることによって、コンピュータシステムの電力使用量が削減されバッテリ寿命が改善される。
【0305】
いくつかの実施形態では、アカウントに関連付けられた機械可読コード(例えば、1018、1020、1058、1060)を表示した後、コンピュータシステムは、アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために機械可読コードが首尾よく使用された(例えば、アカウントを使用するトランザクションが認証された)という確認を(例えば、サードパーティベンダーアプリから)受信し、アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために機械可読コードが首尾よく使用されたという確認を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、機械可読コードの表示を停止し、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、アカウントに関連付けられた情報が首尾よくアクセスされたというインジケーション(例えば、1030)(例えば、チェックマークアイコン)を表示する。アカウントに関連付けられた情報が首尾よくアクセスされたというインジケーションを表示することにより、アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために機械可読コードが首尾よく使用されたという視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックを提供することにより、コンピュータシステムの操作性が向上し、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援しユーザの誤りを削減することによって)ユーザデバイスインターフェースがより効率的になり、これにより更に、ユーザがデバイスをより素早くかつ効率的に使用可能になることによって、コンピュータシステムの電力使用量が削減されバッテリ寿命が改善される。
【0306】
いくつかの実施形態では、機械可読コードを表示することは、機械可読コード(例えば、1020)を第1のサイズで表示することを含む。いくつかの実施形態では、第1のサイズで機械可読コードを表示している間に、コンピュータシステムは、機械可読コードをより大きなサイズで表示するという要求(例えば、1007)(例えば、機械可読コード上のタップジェスチャ)を検出し、機械可読コードをより大きなサイズで表示するという要求を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、第1のサイズ(例えば、図10Fに示されるような1020)よりも大きい第2のサイズで機械可読コードを表示する。第1のサイズよりも大きい第2のサイズで機械可読コードを表示することは、機械可読コードのサイズにわたってユーザに追加の制御を提供する。より大きな機械可読コードは、コードスキャナが機械可読コードを読み取る能力を改善し得る。コンピュータシステムの追加の制御をユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-デバイスインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0307】
いくつかの実施形態では、機械可読コードは、第1のタイプの機械可読コード(例えば、1058)(例えば、QRコード(登録商標))である。いくつかの実施形態では、第1のタイプの機械可読コードを表示している間に、コンピュータシステムは、第2のタイプの機械可読コード(例えば、1060)(例えば、バーコード)を表示するという要求(例えば、1055)(例えば、スワイプジェスチャ)を検出し、第2のタイプの機械可読コードを表示するという要求を検出したことに応じて、コンピュータシステムは、第2のタイプの機械可読コードを表示する(例えば、QRコード(登録商標)がバーコードに置き換えられる、及び/又はバーコードがQRコード(登録商標)で置き換えられる)。いくつかの実施形態では、例えば、時計(例えば、1050)上で、第2のタイプの機械可読コードを表示するという要求は、アカウントの表現(1056)上でタップして機械可読コードを表示した後に検出される。いくつかの実施形態では、QRコード(登録商標)又はバーコードの表示順序は、最後に表示されたコードのタイプに基づく。第2のタイプの機械可読コードを表示することにより、機械可読コードのタイプに対する追加の制御がユーザに提供される。異なるタイプの機械可読コードは、機械可読コードを追加のタイプのコードスキャナによってスキャンすることを可能にし得る。コンピュータシステムの追加の制御をユーザに提供することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)ユーザ-デバイスインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0308】
いくつかの実施形態では、第1のユーザインターフェースを表示することは、アカウントに関連付けられた1つ以上のオファー(例えば、1014、選択可能なオファー)(例えば、アカウントプロバイダとのトランザクションに使用され得る割引)を表示することを含む。アカウントに関連付けられた1つ以上のオファーを表示することにより、ユーザは、追加のユーザインターフェースにナビゲートすることなく、第1のユーザインターフェースから前後関係上関連するオファーにアクセスすることができる。動作を実行するために必要な入力の数を低減することにより、コンピュータシステムの操作性を向上させ、(例えば、コンピュータシステムを操作する/コンピュータシステムと対話するときに、適切な入力を提供するようにユーザを支援し、ユーザの誤りを低減することによって)ユーザシステムインターフェースをより効率的にし、加えて、ユーザがコンピュータシステムをより素早くかつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用を低減し、コンピュータシステムのバッテリ寿命を改善する。
【0309】
方法1100に関して上述したプロセス(例えば、図11)の詳細はまた、上述した方法にも類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法700及び900は、方法1100を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0310】
図12Aは、ディスプレイ1202(例えば、タッチスクリーン)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、回転可能入力機構1204、サイドボタン1206)を有する電子デバイス1200を示す。図12Aでは、電子デバイス1200は、ディスプレイ1202上に、アカウントユーザインターフェース1208(例えば、図13Bを参照して以下に説明されるアカウントユーザインターフェース1302と同様)を表示する。電子デバイス1200は、アカウントユーザインターフェース1208上のユーザのそれぞれのコンピュータストレージアカウントに関連付けられた複数のプラッタ1210を表示する。ユーザのそれぞれのコンピュータストレージアカウントは、様々な量の(例えば、クラウドベースの)コンピュータ記憶リソースを含む。いくつかの実施形態では、異なる種類のデータ(例えば、写真ファイルに対応するデータ、文書ファイルに対応するデータ、音楽ファイルに対応するデータ、ビデオファイルに対応するデータ、アプリケーションファイルに対応するデータ)を、ユーザアカウント(例えば、コンピュータストレージアカウント)に関連付けられたコンピュータストレージリソース内に記憶及び/又はアーカイブすることができる。したがって、複数のプラッタ1210のプラッタの選択に対応するユーザ入力を検出したことに応じて、電子デバイス1200は、選択されたプラッタに対応するそれぞれのコンピュータストレージアカウントに関連付けられたコンピュータ記憶リソース(例えば、利用可能なデータの量及び/又は消費されたデータの量)に関連する情報を表示する。
【0311】
図12Aでは、電子デバイス1200は、ストレージカードプラッタ1210a及びメモリプラッタ1210b(例えば、メモリコンピュータストレージアカウントプラッタ1210bの部分ビュー)をアカウントユーザインターフェース1208上に表示する。更に、図12Aでは、電子デバイス1200は、スワイプジェスチャ1250a(例えば、上向きスワイプジェスチャ)を検出する。スワイプジェスチャ1250aを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、アカウントユーザインターフェース1208をスクロールして(例えば、アカウントユーザインターフェース1208の複数のプラッタ1210を下向き方向にスクロールして、及び/又は併進させて)、複数のプラッタ1210の追加のプラッタを表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200はまた、スワイプジェスチャに加えて回転可能入力機構1204の回転に基づいて、アカウントユーザインターフェース1208をスクロールするように構成される。
【0312】
例えば、図12Bでは、電子デバイス1200は、ストレージカードプラッタ1210a(例えば、ストレージカードプラッタ1210a)、メモリプラッタ1210b、及び共有データプラッタ1210c(例えば、共有データプラッタ1210cの部分ビュー)をアカウントユーザインターフェース1208に表示する。したがって、スワイプジェスチャ1250aは、複数のプラッタ1210の追加のプラッタ(例えば、共有データプラッタ1210c)をアカウントユーザインターフェース1208上に少なくとも部分的に表示させる。
【0313】
図12Cでは、電子デバイス1200は、スワイプジェスチャ1250aの終了を検出しており、電子デバイス1200は、アカウントユーザインターフェース1208を表示する一方で、メモリプラッタ1210bは、ディスプレイ1202の中心にある(例えば、メモリプラッタ1250aはスクロールを停止している、及び/又は電子デバイス1200は、スワイプジェスチャ1250aがアカウントユーザインターフェース1208をスクロールさせた後、プラッタをスクロールするための更なるユーザ入力を検出しない)。メモリプラッタ1210b(例えば、メモリプレーヤ1210b)を少なくとも所定の期間(例えば、所定の期間の期間中にメモリプラッタ1210bをスクロールすることなく)ディスプレイ又はユーザインターフェースの事前に定義された位置(又は事前に定義されたエリア内)に一時停止する結果として、アカウントユーザインターフェース1208は、図12Cに示されるように修正される。
【0314】
図12Cでは、ストレージカードプラッタ1210a及び共有データプラッタ1210cの外観は、メモリプラッタ1210bと比較してあまり強調されていない。ストレージカードプラッタ1210a及び共有データプラッタ1210cは、メモリプラッタ1210bと比較して、サイズが低減されることによって強調が低減される。プラッタを更に強調するために、ストレージカードプラッタ1210aの外観及び共有データプラッタ1210cの外観は、(例えば、ハッチングによって図12Cに表されるように)メモリプラッタ1210bと比較されて変更されている(例えば、不透明度が低減される、不鮮明にされる、及び/又は色が変更される)。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、ディスプレイ1202の中心に位置付けられていないプラッタを表示するのを停止することによって、プラッタをあまり強調しないように構成される。
【0315】
更に、いくつかの実施形態では、メモリプラッタ1250a上で一時停止する結果として、アカウントユーザインターフェース1208は、電子デバイス1200のユーザが、メモリプラッタ1210bに関連付けられた、及び/又はそれによって表されるコンピュータストレージアカウントに関連する追加の詳細を見るためのプロンプトを示すインジケータ1212(「ビューをタップ」)を含むように更新する。メモリプラッタ1210b上でタップジェスチャを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、メモリプラッタ1210bに関連付けられたコンピュータストレージアカウントのコンピュータストレージリソースに関連する視覚的表現をユーザに提供する詳細ユーザインターフェースを表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、図13A図13Nを参照して以下で詳細に論じられるように、アカウントユーザインターフェース1208を表示させたユーザ入力に基づいて、アカウントユーザインターフェース1208上のインジケータ1212の表示を止める。いくつかの実施形態では、メモリプラッタ1210b上のタップジェスチャは、インジケータ1212がアカウントユーザインターフェース1208上に表示されているかどうかに関係なく、詳細ユーザインターフェースを表示させる。
【0316】
図13Aは、ユーザインターフェース1300を表示する電子デバイス1200を示す。図13Aでは、ユーザインターフェース1300は、時計面である。他の実施形態では、ユーザインターフェース1300は、電子デバイス1200のアプリケーションに関連付けられたユーザインターフェースである。図13Aでは、電子デバイス1200は、サイドボタン1206上のユーザ入力1350a(例えば、ダブルプレスジェスチャ及び/又はダブルタップジェスチャ)を検出する。ユーザ入力1350aを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Bに示すように、振替アプリケーション(例えば、電子ウォレットアプリケーション)のアカウントユーザインターフェース1302を表示する。更に、図13Aでは、電子デバイス1200は、竜頭1204上のユーザ入力1350b(例えば、単一のプレス及び/又は単一のタップ入力)を検出する。ユーザ入力1350bを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Iに示されるように、アプリケーションユーザインターフェース1320を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、ディスプレイ1202上に何が表示されているか(例えば、時計文字盤ユーザインターフェース1300、別のアプリケーションのユーザインターフェース、及び/又はアプリケーションユーザインターフェース1320)に関係なく、ユーザ入力1350a(例えば、ダブルプレスジェスチャ及び/又はダブルタップジェスチャ)を検出したことに応じて、アカウントユーザインターフェース1302を表示する。
【0317】
図13B図13Nを参照して以下で詳細に論じられるように、ユーザ入力1350aは、電子デバイス1200にリンクされた振替アカウントを認可及び/又はアクティブ化する。したがって、電子デバイス1200は、振替基準のセットが満たされたとき(例えば、電子デバイス1200が受信機の閾値近接に位置付けられ、リンクされた振替アカウントが認可/アクティブ化されているとき)、それぞれの振替アカウントに関連付けられた資格情報を公開(例えば、送信)する。対照的に、ユーザ入力の異なるセット(例えば、図13Iでは、ユーザ入力1350bに続くタップジェスチャ1350h)を受信すると、電子デバイス1200は、電子デバイス1200(更なるユーザ入力なしで)リンクされた振替アカウントを認可及び/又はアクティブ化することなく、アカウントユーザインターフェース1302を表示させる。したがって、ユーザ入力1350bを検出したこと(タップジェスチャ1350hを検出したこと)に応じて、電子デバイス1200は、振替基準のセットが満たされたときに、それぞれの振替アカウントに関連付けられた資格情報を公開しない。
【0318】
図13Bでは、アカウントユーザインターフェース1302は、電子デバイス1200にリンクされた(例えば、供給された)それぞれの振替アカウント(例えば、サードパーティのクレジットカードアカウント、デビットカードアカウント、及び/又は格納値アカウントなどの支払いアカウント、パスアカウント、チケットアカウント、ポイントアカウント、報酬アカウント、及び/又はトランジットアカウント)に関連付けられた複数のプラッタ1304を含む。いくつかの実施形態では、ユーザは、電子デバイス1200に1つ以上の振替アカウントを提供し、振替アカウントを使用して振替を行うことができる。例えば、ユーザの振替アカウントへのアクセスを受信すると、電子デバイス1200は、振替アカウント(例えば、アカウント番号、ピンコード、認可コード、パスコード、カード番号、残高情報、及び/又はアドレス)に関連付けられた資格情報を受信し、電子デバイス1200のセキュア要素に記憶する。電子デバイス1200は、振替アカウントがユーザによって(例えば、ユーザ入力1350aを介して)アクティブ化及び/又は認可されたときに、振替アカウントに関連付けられた資格情報を端末(例えば、無線通信端末及び/又はNFC端末)に公開(例えば、送信)する。
【0319】
図13Bでは、電子デバイス1200は、第1の振替アカウント(例えば、クレジットカードアカウント、デビットカードアカウント、及び/又はデュアルクレジット/デビットカードアカウント)を表す振替カードプラッタ1304a、並びに第2の振替アカウント(例えば、キャッシュカード及び/又はギフトカード)を表すキャッシュプラッタ1304b(例えば、キャッシュプラッタ1304bの部分ビュー)を、アカウントユーザインターフェース1302上に表示する。図13Bでは、振替カードプラッタ1304a及びキャッシュプラッタ1304bは、同じ強調(例えば、同じ不透明度、同じサイズ、及び/又は同じ高さ)を有する。振替カードプラッタ1304aは、ディスプレイ1202の中心に(例えば、ディスプレイ又はユーザインターフェースの事前に定義された位置に(又は事前に定義されたエリア内に))表示されているが、電子デバイス1202は振替カードプラッタ1304aを一時停止していないため(例えば、電子デバイスのディスプレイ1202は、(例えば、電子デバイス1202は、所定の期間中に振替カードプラッタ1304aをスクロールすることなく)少なくとも所定の期間にわたってディスプレイ又はユーザインターフェースの事前に定義された位置に(又は事前定義されたエリア内に)カードプラッタ1304aを表示していない)、振替カードプラッタ1304aに対するキャッシュプラッタ1304bの強調を変更しない(例えば、強調を低減しない)。
【0320】
図13Bでは、電子デバイス1200は、所定の期間の期間が経過する前に、スワイプジェスチャ1350c(例えば、上向きスワイプジェスチャ)を検出する。スワイプジェスチャ1350cを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Cに示すように、アカウントユーザインターフェース1302をスクロールして(例えば、アカウントユーザインターフェース1302の複数のプラッタ1304を上方向にスクロールして、及び/又は並進させて)複数のプラッタ1304の追加のプラッタ(例えば、1304c、1304d)を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200はまた、スワイプジェスチャに加えて回転可能入力機構1204の回転に基づいて、アカウントユーザインターフェース1208をスクロールするように構成される。
【0321】
図13Cでは、電子デバイス1200は、第2の振替アカウントを表すキャッシュプラッタ1304b(例えば、キャッシュプラッタ1304bの部分ビュー)、第3の振替アカウント(例えば、航空会社アカウント)を表す搭乗券プラッタ1304c、及び第4の振替アカウントを表すお得意様カードプラッタ1304d(例えば、お得意様カードプラッタ1304dの部分ビュー)を、アカウントユーザインターフェース1302に表示する。したがって、スワイプジェスチャ1350cは、複数のプラッタ1304の追加のプラッタ(例えば、搭乗券プラッタ1304c及び/又はお得意様カードプラッタ1304d)を、アカウントユーザインターフェース1302上に少なくとも部分的に表示させる。
【0322】
図13Cでは、プラッタがスクロールを停止し、静止している。搭乗券プラッタ1304cは、ディスプレイ1202の中心に(例えば、ディスプレイ又はユーザインターフェースの事前に定義された位置に(又は事前に定義されたエリア内に))表示されているが、電子デバイスのディスプレイ1202は搭乗券プラッタ1304cを一時停止していないため(例えば、電子デバイスのディスプレイ1202は、(例えば、電子デバイス1202は、所定の期間中に搭乗券プラッタ1304cをスクロールすることなく)少なくとも所定の期間にわたってディスプレイ又はユーザインターフェースの事前に定義された位置に(又は事前定義されたエリア内に)搭乗券プラッタ1304cを表示していない)、搭乗券プラッタ1304cに対するプラッタ1304b及び1304dの強調を変更しない(例えば、強調を低減しない)。
【0323】
図13Cでは(及び所定の期間が経過する前)、電子デバイス1200は、アカウントユーザインターフェース1302上のスワイプジェスチャ1350d(例えば、下向きスワイプジェスチャ)を検出する。スワイプジェスチャ1350dを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、アカウントユーザインターフェース1302をスクロールする(例えば、アカウントユーザインターフェース1302の複数のプラッタ1304を上方向にスクロールし、及び/又は並進させて)、図13Dに示すようにアカウントユーザインターフェース1302を表示する。図13Dでは、スワイプジェスチャ1350dが停止した後、電子デバイス1200は、アカウントユーザインターフェース1302のスクロール(例えば、スワイプジェスチャ1350dの終了を検出してから3秒後)を中止し、電子デバイス1200は、振替カードプラッタ1304aを一時停止する(例えば、振替カードプラッタ1304aは、少なくとも所定の期間(例えば、所定の期間、振替カードプラッタ1304aをスクロールすることなく)ディスプレイ1202の中心に(例えば、ディスプレイ又はユーザインターフェースの事前に定義された位置(又は事前に定義されたエリア内)に表示される)。振替カードプラッタ1304a上の(所定の期間(例えば、2秒、1秒、2秒))の一時停止の結果として、図13Dに示すように、アカウントユーザインターフェース1302が修正される。いくつかの実施形態では、特定のプラッタ上での一時停止の前に、複数のプラッタの各プラッタは、均一なサイズを含む(例えば、各プラッタは、同じサイズ及び/又は形状を含む)。いくつかの実施形態では、特定のプラッタ上での一時停止の前に、複数のプラッタのプラッタは、異なる高さ、サイズ、及び/又は形状を有する。
【0324】
図13Dでは、振替カードプラッタ1304a上での一時停止の結果として、(プラッタが図13Cで均一又は不均一な外観を有するかどうかに関係なく)、キャッシュプラッタ1304bの外観は、振替カードプラッタ1304aと比較して強調を低減される。キャッシュプラッタ1304bを振替カードプラッタ1304aと比較して強調を低減することは、例えば、振替カードプラッタ1304aよりもキャッシュプラッタ1304bのサイズを低減すること(例えば、振替カードプラッタ1304aのサイズを低減(又は増大)することなくキャッシュプラッタ1304bのサイズを低減する、及び/又はキャッシュプラッタ1304b)のサイズを増大(又は低減)することなく振替カードプラッタ1304aのサイズを増大させる)を含む。更に、キャッシュプラッタ1304bの追加の外観は、振替カードプラッタ1304aと比較して、(例えば、キャッシュプラッタ1304bのハッチングによって図13Dに表されるように)任意選択的に変更されて(例えば、不透明度が低減されて、不鮮明にされて、及び/又は色が変更されて)、キャッシュプラッタ1304bの強調を低減する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、プラッタを表示することを停止することによって、ディスプレイ1202の中心に位置付けられていないプラッタ(例えば、キャッシュプラッタ1304b)の強調を低減するように構成される。
【0325】
更に、図13Dでは、振替カードプラッタ1304aを一時停止した結果として、アカウントユーザインターフェース1302を表示させたユーザ入力はユーザ入力1350aであった(タップジェスチャ1350hではない)ため、電子デバイス1200は、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウント(例えば、第1の振替アカウント)がアクティブ化されている(例えば、振替及び/又はトランザクションを実行するために使用が認可されている)ことを示すインジケータ1306(「リーダの近傍に保持する」)を表示する。インジケータ1306は、電子デバイス1200のユーザに、電子デバイスを受信機に近接して(例えば、電子デバイス1200からの送信を受信することができるデバイスの閾値近接度内に)配置するように促す。したがって、電子デバイス1200が受信機に近接して(例えば、無線通信端末の近接度内に)配置されると、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントを利用して、更なるユーザ入力なしに、振替(例えば、金融資金を使用するトランザクション、ポイントの移行、クレジットの振替、及び/又はエントリの認可)を実行することができる。電子デバイス1200にアカウントユーザインターフェース1302を表示させるユーザ入力1350aは(タップジェスチャ1350hと比較して)、電子デバイス1200が、アカウントユーザインターフェース1302の複数のプラッタ1304に関連付けられた振替アカウントを認可することを可能にする。図13I図13Kを参照して以下で論じられるように、ユーザ入力1350aを含まない(例えば、その代わりにタップジェスチャ1350h及び/又は音声命令を含む)技術を介してアカウントユーザインターフェース1302にアクセスすることにより、アカウントユーザインターフェース1302で振替カードプラッタ1304aを一時停止する際、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントをアクティブ化しない。
【0326】
図13Dでは、電子デバイス1200は、スワイプジェスチャ1350e(例えば、上向きスワイプジェスチャ)を検出する。スワイプジェスチャ1350eを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、任意選択的に、強調の低減を取り消し(例えば、プラッタを強調低減前の視覚的外観に戻し)、アカウントユーザインターフェース1302をスクロールして(例えば、アカウントユーザインターフェース1302の複数のプラッタ1304を下方にスクロールして、及び/又は並進させて)、図13Eに示すように、キャッシュプラッタ1304b、搭乗券プラッタ1304c、及びお得意様カードプラッタ1304dを表示する。あるいは、スワイプジェスチャ1350eを検出するために、電子デバイス1200は、振替カードプラッタ1304a上のタップジェスチャ1350fを検出する。タップジェスチャ1350fを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Oに示すように、ユーザインターフェース1330を表示する。
【0327】
図13Eでは、スワイプジェスチャ1350eを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、アカウントユーザインターフェース1302を表示し、搭乗券プラッタ1304c上のアカウントユーザインターフェース1302を一時停止する。図13Eに示すように、搭乗券プラッタ1304c上の(所定の期間(例えば、0.5秒、1秒、2秒))の一時停止の結果として、アカウントユーザインターフェース1302が修正される。
【0328】
図13Eでは、搭乗券プラッタ1304c上の一時停止に応じて、キャッシュプラッタ1304bの外観及びお得意様カードプラッタ1304dの外観が、搭乗券プラッタ1304cと比較して強調が低減される。強調の低減は、任意選択的に、キャッシュプラッタ1304b及びお得意様カードプラッタ1304dが、搭乗券プラッタ1304cと比較してサイズが低減されることを含む。更に、強調の低減は、任意選択的に、キャッシュプラッタ1304bの外観及びお得意様カードプラッタ1304dの外観が、(例えば、キャッシュプラッタ1304bとお得意様カードプラッタ1304dのハッチングによって図13Eに示されるように)搭乗券プラッタ1304cと比較して変更される(例えば、不透明度が低減される、不鮮明にされる、及び/又は色が変更される)ことを含む。
【0329】
更に、図13Eでは、搭乗券プラッタ1304cを一時停止したことに応じて、電子デバイス1200は、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられた振替アカウント(例えば、第3の振替アカウント)が認可及び/又はアクティブ化されている(例えば、搭乗券がスキャンのために認可されている)ことを示すインジケータ1308(「タップしてコードを見る」)を表示する。図13Eでは、搭乗券プラッタ1304cは、搭乗券プラッタ1304cによって表される特定のパスに関連する情報の視覚的インジケータの表示を含む。例えば、搭乗券プラッタ1304cは、複数のプラッタ1304の他の搭乗券プラッタから搭乗券プラッタ1304cを区別する視覚的インジケーションの表示を含む。搭乗券プラッタ1304cは、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられた乗客の名前(「ジョン・アップルシード」)、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられた移動(例えば、フライト)の日(「2020年2月3日」)、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられたフライトの航空会社情報(「航空会社」)、及び/又は搭乗券プラッタに関連付けられたフライトのフライト情報(「SFO DEN」、出発地と目的地)を表示する。したがって、電子デバイス1200は、ユーザが、搭乗券プラッタ1304c上の視覚的インジケーションによって表される表示詳細に基づいて、アカウントユーザインターフェース1302上に同様の外観を有する異なるパス(例えば、搭乗券)との混同を簡単に回避することを可能にする。
【0330】
図13Eでは、搭乗券プラッタ1304cが認可及び/又はアクティブ化されている(他のプラッタの強調が低減されていることで視覚的に示される)間に、電子デバイス1200は、搭乗券プラッタ1304c上のタップジェスチャ1350gを検出する。タップジェスチャ1304cを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Gに示すように、機械可読コード1310(例えば、QRコード(登録商標)及び/又はバーコード)を表示する。図13Gでコード1310を表示するために、電子デバイス1200は、図13Eのアカウントユーザインターフェース1302と図13Gのコード1310との間の遷移(例えば、アニメーション)を表示する。例えば、図13Fでは、電子デバイス1200は、タップジェスチャ1350gに応じて、搭乗券詳細ユーザインターフェース1326を表示する。いくつかの実施形態では、搭乗券詳細ユーザインターフェース1326は、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられた振替アカウントに関連する追加情報(例えば、フライト詳細)を含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、図13Gに示すようにコード1310を表示する前に、アニメーションとして搭乗券詳細ユーザインターフェース1326を表示する(例えば、電子デバイス1200は、搭乗券詳細ユーザインターフェース1326を表示し、次いで搭乗券詳細ユーザインターフェース1326をスクロールして、タップジェスチャ1350gに応じて連続シーケンスとしてコード1310を表示する)。
【0331】
図13Gでは、電子デバイス1200は、タップジェスチャ1350gに応じて、フルスクリーンモードでコード1310を表示する(例えば、コード1310は、ディスプレイ1202の80%超、ディスプレイ1202の85%超、ディスプレイ1202の90%超、及び/又はディスプレイ1202の95%超を占める)。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、フルスクリーンモードでのディスプレイ1202の輝度(例えば、ディスプレイ1202の輝度出力)を増加させる。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、リーダ(例えば、電子デバイス1200からの資格情報の送信を受信するデバイス)に近接して電子デバイス1200を位置決めするようにユーザに促すインジケータ1314(「コードをスキャンする」)を表示し、それによりコード1310をスキャンすることができる(例えば、ユーザが飛行機に搭乗することを認可する)。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、インジケータ1314の表示を止め、それによって、ディスプレイ1202上のコード1310のサイズを更に増大させることができる。したがって、ユーザ入力1350a及びタップジェスチャ1350gに応じて、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられた振替アカウントを利用することができる。以下で論じられるように、ユーザ入力1350bを介してアカウントユーザインターフェース1302にアクセスした後の搭乗券プラッタ1304c上のタップジェスチャは、フルスクリーンモードでコード1310を自動的に表示しない。むしろ、以下で論じられるように、電子デバイス1200は、ディスプレイ1202の中心位置にコード1310を表示するための更なるユーザ入力を検出する(例えば、電子デバイス1200がスキャン用のコード1310を表示するために、更なるユーザ入力が必要とされる)。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200がフルスクリーンモードでコード1310を表示するときのユーザ入力(例えば、回転可能入力機構1204のスワイプジェスチャ及び/又は回転)を検出すると、電子デバイス1200は、ユーザインターフェースをスクロールさせて、搭乗券プラッタ1304c(例えば、図13Nに示すように)に関連付けられた振替アカウントに関連する追加の詳細を表示する(及び、任意選択的に、フルスクリーンモードでのコード1310の表示を停止する)。
【0332】
図13Hでは、電子デバイス1200は、第2のキャッシュプラッタ1304e上の一時停止されたユーザインターフェースアカウント1302を有する。第2のキャッシュプラッタ1304e上での一時停止の結果として、図13Hに示すように、アカウントユーザインターフェース1302が修正される。特に、お得意様カードプラッタ1304dの外観及びトランジットプラッタ1304fの外観は、第2のキャッシュプラッタ1304dと比較して強調が低減される(例えば、お得意様カードプラッタ1304d及びトランジットプラッタ1304fのサイズが低減され、お得意様カードプラッタ1304d及びトランジットプラッタ1304fの外観の不透明度が低減される、不鮮明にされる、及び/又は色が変更される)。
【0333】
図13Hでは、電子デバイス1200は、第2のキャッシュプラッタ1304dに関連付けられた振替アカウント(例えば、第5の振替アカウント)が利用不能であることを示すエラーメッセージを有する(別のプラッタ上にオーバーレイさせて)インジケータ1316を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、アカウントユーザインターフェース1302がユーザ入力1350aを介してアクセスされたときにエラーメッセージを表示し、電子デバイス1200は、第2のキャッシュプラッタ1304dに関連付けられた振替アカウントが振替を完了することができないこと、及び/又は電子デバイス1200がさもなければ振替アカウントにアクセスすることができないことを検出する。例えば、電子デバイス1200は、複数のプラッタ1304のうちのプラッタに関連付けられた振替アカウントが電子デバイス1200によってアクセスすることができない、及び/又は振替を完了するのに不十分な振替残高(例えば、金融資金、クレジット、及び/又はポイント)を含むときにエラーメッセージを表示する。
【0334】
上記のように、アカウントユーザインターフェース1302は、電子デバイス1200によって検出された他のユーザ入力を介してアクセスすることができる。例えば、図13Iでは、電子デバイス1200は、図13Aでユーザ入力1350bを検出したことに応じて、アプリケーションユーザインターフェース1320を表示する。図13Iでは、アプリケーションユーザインターフェース1320は、電子デバイス1200のアプリケーションに対応する複数のアプリケーションユーザインターフェースオブジェクト1322を含む。更に、図13Iでは、電子デバイス1200は、振替アプリケーションユーザインターフェースオブジェクト1322a上のタップジェスチャ1350hを検出する。入力1350hを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Jに示すように、アカウントユーザインターフェース1302を表示する。上記のように、タップジェスチャ1350hを介してアカウントユーザインターフェース1302にアクセスすることは、振替アプリケーションの振替アカウントを認可及び/又は認可しない。したがって、振替を行うために利用される振替アプリケーションのそれぞれの振替アカウントに対して、追加のユーザ入力が、電子デバイス1200によって検出される。
【0335】
図13Jでは、電子デバイス1200は、複数のプラッタ1304を有するアカウントユーザインターフェース1302を表示する。電子デバイス1200は、振替カードプラッタ1304a及びキャッシュプラッタ1304bをアカウントユーザインターフェース1302に表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、タップジェスチャ1350hを検出した後にユーザ入力を検出しないとき、電子デバイス1200は、振替カードプラッタ1304a上のアカウントユーザインターフェース1302を一時停止する。したがって、アカウントユーザインターフェース1302が振替カードプラッタ1304aで(所定の期間)(例えば、0.5秒、1秒、2秒))一時停止されていることを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Kに示すように、アカウントユーザインターフェース1302を修正する。
【0336】
図13Kでは、キャッシュプラッタ1304bは、振替カードプラッタ1304aと比較して、外観の強調が低減されている(例えば、サイズが低減される、不透明度が低減される、不鮮明にされる、及び/又は色が変更される)。ユーザ入力1304b及びタップジェスチャ1350hは、振替アプリケーションのアカウントの振替を認可しないため、図13Kでは、アカウントユーザインターフェース1302は、インジケータ1324(「ダブルクリックして支払う」)を含み、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントを認可及び/又はアクティブ化するようにユーザを促す。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、サイドボタン1206上のユーザ入力(例えば、ダブルプレスジェスチャ及び/又はダブルタップジェスチャ)を検出する。ユーザ入力に応じて、電子デバイス1200は、プラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントを認可及び/又はアクティブ化し、それにより、ユーザは、(例えば、無線通信端末の近接)受信機の閾値近接に電子デバイス1200を位置決めして、振替を実行するための振替アカウントの資格情報を公開(例えば、送信)することができる。
【0337】
図13Kでは、電子デバイスは、アカウントユーザインターフェース1302上のスワイプジェスチャ1350i(例えば、上向きスワイプジェスチャ)を検出する。スワイプジェスチャ1350iを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Lに示すように、アカウントユーザインターフェース1302をスクロールして、複数のプラッタ1304の追加のプラッタを示す(例えば、上向き方向にアカウントユーザインターフェース1302の複数のプラッタ1304をスクロール及び/又は並進させて、追加のプラッタを表示する)。あるいは、電子デバイスは、振替カードプラッタ1304a上のタップジェスチャ1350jを検出する。入力1350jを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Oに示すように、詳細ユーザインターフェース1330を表示する。
【0338】
図13Lでは、ユーザインターフェース1302は、スクロールを停止しており、電子デバイス1200は、搭乗券プラッタ1304c上のアカウントユーザインターフェース1302の表示を(例えば、少なくとも所定の時間(例えば、0.5秒、1秒、2秒)にわたって、ディスプレイ1202の中心で)一時停止する。搭乗券プラッタ1304c上での一時停止に応じて、電子デバイス1200は、図13Lに示すように、搭乗券プラッタ1304cと比較して、キャッシュプラッタ1304bの外観及びお得意様カードプラッタ1304dの外観の強調を低減する(例えば、キャッシュプラッタ1304b及びお得意様カードプラッタ1304dのサイズを低減する、不透明度を低減する、不鮮明にする、及び/又は色を変更する)ようにアカウントユーザインターフェース1302を修正する。
【0339】
上述のように、タップジェスチャ1350hを介してアカウントユーザインターフェース1302にアクセスすることは、振替アプリケーションの振替アカウントをアクティブ化しない及び/又は認可しない。図13Lでは、搭乗券プラッタ1304cが強調されている間に、電子デバイス1200は、搭乗券プラッタ1304c上のタップジェスチャ1350kを検出する。図13E図13Gに関連して説明されるように、搭乗券詳細ユーザインターフェース1326を表示し、フルスクリーンモードでコード1310を自動的に表示する代わりに、電子デバイス1200は、アカウントユーザインターフェース1302がタップジェスチャ1350hに応じて表示されているため、図13Mに示すように、フルスクリーンモードでコード1310を自動的に表示せずに(タップジェスチャ1350kを検出したことに応じて)搭乗券詳細ユーザインターフェース1326を表示する。
【0340】
図13Mで、タップジェスチャ1350kを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、搭乗券プラッタ1304c、詳細インジケータ1326a(例えば、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられたトラベラがチェックされた旅行者である、特定のステータスを有する、ラベラを有するというインジケーション、及び/又は特定のセキュリティ許可を有するというインジケーション)、及び機械可読コード1310(例えば、QRコード(登録商標)及び/又はバーコード)の部分(不完全)ビュー(例えば、コード1310の第1の部分を含み、コード1310の第2の部分を含まない)を含む搭乗券詳細ユーザインターフェース1326を表示する。機械可読コード1310の部分ビューは不完全であり、完全な機械可読コード1310をリーダで読み取ることができない。電子デバイス1200は、タップジェスチャ1350kの検出に応じて、フルスクリーンモードでのコード1310の自動表示を止める。したがって、コード1310をアクティブ化及び/又は認証するために、電子デバイス1200は、図13Mに示すように、スワイプジェスチャ1350l(例えば、上向きスワイプジェスチャ)を検出する。
【0341】
スワイプジェスチャ1350lを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Nに示すように、搭乗券詳細ユーザインターフェース1326をスクロールする(例えば、上向き方向に並進させる)。図13Nでは、電子デバイス1200は、ディスプレイ1202の中心位置にコード1310を表示する。いくつかの実施形態では、スワイプジェスチャ1350lは、電子デバイス1200に、ディスプレイ1202の中心位置にコード1310を配置した搭乗券詳細ユーザインターフェース1326を表示させる。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、コード1310がディスプレイ1202の中心位置に所定の期間(例えば、0.5秒、1秒、2秒)にわたって表示された後に、コード1310を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、コード1310が所定の期間にわたってディスプレイ1202の中心位置に一時停止された後に、ディスプレイ1202上で輝度を増加させて(例えば、100%の輝度)、フルスクリーンモードでコード1310を表示する。いくつかの実施形態では、コード1310をフルスクリーンモードで表示している間にスワイプジェスチャを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、詳細ユーザインターフェース1326を介してスクロールを続ける。
【0342】
いくつかの実施形態では、スワイプジェスチャ1350lは、電子デバイス1200に、(例えば、コード1310上で休止することなく)コード1310を越えて搭乗券詳細ユーザインターフェース1326をスクロールさせる入力である。図13Nに示すように、搭乗券詳細ユーザインターフェース1326は、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられた振替アカウント及び/又は特定のパスに関連する更なる詳細を含む。例えば、搭乗券詳細ユーザインターフェース1326は、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられたフライトの搭乗時間インジケータ1326b(「SFO午前8:00」)、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられたフライトの着陸時間インジケータ1326c(「DEN午前11:20」)、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられたフライトのフライト番号インジケータ1326d(「APL2020」)、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられたフライトのゲート番号インジケータ1326e(「B-19」)、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられたフライトの搭乗グループインジケータ1326f(「A」)、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられたフライトの座席番号インジケータ1326g(「19C」)、搭乗券プラッタ1304cに関連付けられたフライトの乗客情報インジケータ1326h(例えば、名前「ジョン・アップルシード)、追加情報ユーザインターフェースオブジェクト1326i、及び除去パスユーザインターフェースオブジェクト1326jを含む。
【0343】
ここで図13Oを参照すると、電子デバイス1200は、タップジェスチャ1350f及び/又はタップジェスチャ1350jを検出したことに応じて、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた詳細ユーザインターフェース1330を表示する。図13Oでは、詳細ユーザインターフェース1330は、振替カードプラッタ1304a、(例えば、「デビット」又は「クレジット」などのそれぞれの振替アカウントの2つのアカウントオプション間を選択するための)支払いオプションユーザインターフェースオブジェクト1330a、最新トランザクションエリア1332、履歴エリア1334、追加情報ユーザインターフェースオブジェクト1330b、及び除去カードユーザインターフェースオブジェクト1330cを含む。
【0344】
図13Oでは、電子デバイス1200は、詳細ユーザインターフェース1330の追加情報ユーザインターフェースオブジェクト1330b上でタップジェスチャ1350mを検出する。タップジェスチャ1350mを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Pに示すように、追加詳細ユーザインターフェース1336を表示する。図13Pでは、追加の詳細ユーザインターフェース1336は、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントに関連する情報を含む。例えば、追加詳細ユーザインターフェース1336は、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントに対応する資格情報(例えば、残高情報、カード番号、デバイス番号、ネットワーク、ピン番号、履歴、ユーザアドレス、プライバシーポリシー情報、及び/又は条項及び条件情報)の視覚的インジケータを含む。いくつかの実施形態では、追加詳細ユーザインターフェース1336は、複数の視覚インジケータを含み、複数の視覚インジケータの全ては、一度にディスプレイ1202に収まらない(例えば、複数の視覚インジケータは、互いに同時にディスプレイ1202に収まらない)。したがって、電子デバイス1200は、追加詳細ユーザインターフェース1336上でのスワイプジェスチャに応じて、ディスプレイ1202上に最初に表示されていない視覚インジケータを表示するために、追加の詳細ユーザインターフェース1336をスクロールする。
【0345】
図13Oでは、最新のトランザクションエリア1332は、第1のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1332a、第2のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1332b、及び第3のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1332cを含む。いくつかの実施形態では、詳細ユーザインターフェース1330の最新のトランザクションエリア1332は、3つ以上のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト又は3つ未満のトランザクションユーザインターフェースオブジェクトを含むことができる。図13Oでは、電子デバイス1200は、第3のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1332c上のタップジェスチャ1350nを検出する。第3のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1332c上でタップジェスチャ1350nを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Qに示すように、トランザクション詳細ユーザインターフェース1338を表示する。図13Qでは、トランザクション詳細ユーザインターフェース1338は、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントで実行される第3のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1332cに関連付けられた特定のトランザクションに関連する更なる詳細に対応する視覚インジケータを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション詳細ユーザインターフェース1338は、複数の視覚インジケータを含み、複数の視覚インジケータの全ては、一度にディスプレイ1202に収まらない(例えば、複数の視覚インジケータは、互いに同時にディスプレイ1202に収まらない)。したがって、電子デバイス1200は、トランザクション詳細ユーザインターフェース1338上のスワイプジェスチャに応じてトランザクション詳細ユーザインターフェース1338をスクロールして、最初はディスプレイ1202上に表示されていない視覚インジケータを表示する。
【0346】
次に図13Rを参照すると、電子デバイス1200は、トランジットプラッタ1304f上のタップジェスチャに応じて、トランジット詳細ユーザインターフェース1340を表示する。図13Rでは、トランジット詳細ユーザインターフェース1340は、残高インジケータ1340a(例えば、「残高1-20.00ドル」及び「残高2-100.00ドル」)、最新トランザクションエリア1342、履歴エリア1344、追加情報ユーザインターフェースオブジェクト1340b、サービスモードユーザインターフェースオブジェクト1340c、及び除去カードユーザインターフェースオブジェクト1340dを含む。いくつかの実施形態では、トランジットプラッタ1304fに関連付けられた振替アカウントは、様々なサービスのサブアカウントを含む。例えば、振替アカウントは、バスサービスの振替を実行するための第1のサブアカウントと、地下鉄サービスの振替を実行するための第2のサブアカウントとを含む。したがって、トランジットプラッタ1304fは、異なるサービス及び/又はサービスオペレータについての振替を行うために利用することができ、トランジットプラッタ1304fに関連付けられた振替アカウントは、異なるサブアカウントの資格情報に対応する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、受信機との通信時に使用される特定のサブアカウントを検出し、電子デバイス1200は、その特定のサブアカウントに関連付けられた資格情報を公開する。したがって、残高インジケータ1340aは、トランジットプラッタ1304fに関連付けられた振替アカウントの各サブアカウントに関連する残高情報を含む。
【0347】
ここで図13Sを参照すると、電子デバイス1200は、キャッシュプラッタ1304b及び/又は第2のキャッシュプラッタ1304e上のタップジェスチャに応じて、キャッシュ詳細ユーザインターフェース1346を表示する。図13Sでは、キャッシュ詳細ユーザインターフェース1346は、キャッシュプラッタ1304b、残高インジケータ1346a、保留中の振替エリア1348、完了した振替エリア1352、履歴エリア1354、追加の詳細ユーザインターフェースオブジェクト1346b、及び除去カードユーザインターフェースオブジェクト1346cを含む。キャッシュプラッタ1304b及び/又は第2のキャッシュプラッタ1304eに関連付けられた振替アカウントは、ユーザが事前に定義された残高(例えば、キャッシュプラッタ1304b及び/又は第2のキャッシュプラッタ1304eに関連付けられた振替アカウントに事前に充填された振替残高)を使用する振替を要求及び承認することを可能にする。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、別のユーザの振替アカウントに振替が行われることを要求するユーザ入力を検出し、他のユーザに関連付けられた外部デバイスにその要求を送信する。いくつかの実施形態では、他のユーザは、振替を完了するために要求を受け入れなければならない。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200は、他のユーザの外部デバイスから要求を受信し、電子デバイス1200のユーザは要求を許可するか、又は拒否することができる。
【0348】
図13Sでは、電子デバイス1200は、保留振替ユーザインターフェースオブジェクト1348a上のタップジェスチャ1350oを検出する。タップジェスチャ1350oを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Tに示すように、保留振替ユーザインターフェース1356を表示する。図13Tでは、保留振替ユーザインターフェース1356は、詳細インジケータ1356a(「ママから2020年1月29日午後2:42に30.00ドル」)、許可ユーザインターフェースオブジェクト1356b、拒否ユーザインターフェースオブジェクト1356c、状態インジケータ1356d、及びトランザクションインジケータ1356eを含む。したがって、電子デバイス1200は、保留振替ユーザインターフェース1356上で受信されたユーザ入力に基づいて、ユーザが保留中の振替を受諾又は拒否するかどうかを示す、1つ以上の信号を外部デバイスに送信する。
【0349】
図13Sに戻ると、電子デバイスは、完了振替エリア1352の完了振替ユーザインターフェースオブジェクト1352a上のタップジェスチャ1350pを検出する。タップジェスチャ1350pを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、図13Uに示すように、完了振替ユーザインターフェース1358を表示する。図13Uでは、完了振替ユーザインターフェース1358は、詳細インジケータ1358a(「ジョン・アップルシードへ20.00ドル、2020年1月30日、午前7:15」)などの完了振替に関連する詳細、状態インジケータ1358b、及びトランザクションインジケータ1358cを含む。
【0350】
図13V図13AAは、お得意様振替アカウント及び振替カード振替アカウントの両方を使用して振替を完了するためのプロセスを示す。図13Vでは、電子デバイス1200は、ユーザ入力1350aを検出すると、アカウントユーザインターフェース1302を表示する。したがって、振替アプリケーションの振替アカウントが認可され、及びアクティブ化される。いくつかの実施形態では、電子デバイス1200はまた、アカウントユーザインターフェース1302上のスワイプジェスチャを検出して、お得意様カードプラッタ1304dがディスプレイ1202の中心に位置付けられるように複数のプラッタ1304をスクロールする。更に、スワイプジェスチャは、電子デバイス1200にスクロールを一時停止させ、ディスプレイ1202の中心に位置付けられたお得意様カード振替アカウントプラッタ1304dを所定の時間(例えば、2秒、1秒、2秒)表示させる。したがって、搭乗券プラッタ1304c及びコンサートチケットプラッタ1304gは、お得意様カードプラッタ1304dと比較して、外観の強調が低減される(例えば、サイズが低減される、不透明度が低減される、及び/又は色が変更される)。更に、アカウントユーザインターフェース1302は、お得意様カードプラッタ1304dに関連付けられた振替アカウントを利用するために、電子デバイス1200を受信器に近接して配置するように電子デバイス1200のユーザに促すインジケータ1360(「リーダ付近で保持する、2,600ポイント」)を含む。いくつかの実施形態では、インジケータ1306、インジケータ1308、及び/又はインジケータ1360は、振替を実施する際に電子デバイス1200のユーザを助ける残高情報及び/又は更なる詳細を含む。いくつかの実施形態では、インジケータ1306、インジケータ1308、及び/又はインジケータ1360は、複数のプラッタのうちのプラッタに関連付けられた振替アカウントが、2つの異なる技術(例えば、近距離無線通信及び/又は機械可読コードベースの振替)を使用して振替を行うように構成されたときに表示されるテキストを代替する。
【0351】
図13Wでは、ユーザは、リーダ1362の近接に電子デバイス1200を配置する。このように、電子デバイス1200は、電子デバイス1200がリーダ1362の閾値近接(例えば、リーダ1362のRFフィールドの範囲内)に配置されていることを検出したことに応じて、かつお得意様カードプラッタ1304dに関連付けられた振替アカウントの資格情報が首尾よく公開されている(例えば、電子デバイス1200によって送信され、リーダ1362によって振替の完了が承認されている)ことを検出したことに応じて、振替ユーザインターフェース1364を表示する。振替ユーザインターフェース1364は、お得意様カードプラッタ1304dと、お得意様カードプラッタ1304dに関連付けられた振替アカウントの資格情報(例えば、アカウント番号)の振替が完了していることを示すインジケータ1364a(「終了」)とを含む。
【0352】
いくつかの実施形態では、お得意様カードプラッタ1304dに関連付けられた振替アカウントでの振替が完了したことを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、(例えば、追加のユーザ入力を受信せずに)図13Xに認可ユーザインターフェース1370を表示する。図13Xでは、認可ユーザインターフェース1370は、振替カードプラッタ1304a及びインジケータ1370a(「ダブルクリックして支払う」)を含む。いくつかの実施形態では、認可ユーザインターフェース1370は、トランザクションで使用されるべき振替アカウントに関連付けられた複数のプラッタ1304の別のプラッタを含む。
【0353】
認可ユーザインターフェース1370は、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントが認可/アクティブ化されていないことを示すインジケータ1370aを含む。したがって、電子デバイス1200は、電子デバイス1200のサイドボタン1206上のユーザ入力1350q(例えば、ダブルプレスジェスチャ及び/又はダブルタップジェスチャ)を検出する。ユーザ入力1350qを検出したことに応じて、電子デバイス1200は、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントを認可し、図13Yに示すように、振替ユーザインターフェース1372を表示する。
【0354】
図13Yでは、振替ユーザインターフェース1372は、振替カードプラッタ1304a及びインジケータ1372a(「リーダ付近で保持する」)を含む。インジケータ1372aは、リーダ1362に近接して電子デバイス1200を位置決めして、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントの資格情報を公開するようにユーザに促す。図13Zでは、電子デバイス1200は、電子デバイス1200がリーダ1362の閾値近接に配置されたことを検出し、振替アカウントの資格情報をリーダに送信し、次いで、成功振替ユーザインターフェース1374を表示する。図13Zでは、成功振替ユーザインターフェース1374は、振替カードプラッタ1304a及びインジケータ1374a(「終了」)を含む。成功ユーザインターフェース1374は、振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントの資格情報が公開されており、リーダ1362によって受け入れられている、及び/又は受信されていることを検出する電子デバイスに応じて自動的に表示される。
【0355】
更に、電子デバイス1200は、図13AAに示すように、所定の期間(例えば、1秒、2秒、3秒、4秒、5秒)にわたり成功ユーザインターフェース1374を表示した後に、デュアル振替ユーザインターフェース1376を表示する。デュアル振替ユーザインターフェース1376は、振替カードプラッタ1304aと、トランザクションがお得意様カードプラッタ1304dに関連付けられた振替アカウントと振替カードプラッタ1304aに関連付けられた振替アカウントの両方を介して完了したことを示すインジケータ1376a(「お得意様報酬承認」)とを含む。したがって、電子デバイス1200のユーザは、トランザクションが完了し、両方の振替アカウントからの資格情報がトランザクションで利用されたことを認識することができる。
【0356】
図14は、いくつかの実施形態に係る、振替アカウントを表示するための方法を示すフロー図である。方法1400は、表示生成構成要素(例えば、602a、602b、802、1002、1052、1202、1602)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面、カメラ、指紋センサ、及び/又は生体認証センサ)と通信しているコンピュータシステム(例えば、100、300、500、600a、600b、800、1000、1050、1200、1600)で実行される。方法1400のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0357】
以下に説明するように、方法1400は、コンピュータシステムにリンクされた(例えば、供給された)振替アカウントを表示するための直感的な方法を提供する。この方法は、コンピュータシステムにリンクされた特定の振替アカウントと対話するときのユーザの認知負担を軽減する。バッテリ動作式コンピューティングシステムの場合、ユーザが特定の振替アカウントとより容易に対話できるようにすることで、節電し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
【0358】
方法1400において、コンピュータシステム(例えば、1200、スマートフォン又はスマートウォッチなどのスマートデバイス、モバイルデバイス)は、表示生成構成要素(例えば、1202)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面)と通信する。コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、複数の異なるアカウントの複数の視覚的表現(例えば、1210、1304)(例えば、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現を含む)を含む、アカウントユーザインターフェース(例えば、1208、1302)を表示する(1402)。
【0359】
アカウントユーザインターフェースを表示している間に、コンピュータシステムは、1つ以上の入力デバイスを介して(例えば、タッチ感知面を介して、及び/又は回転可能入力機構を介して)、アカウントユーザインターフェース(例えば、1208、1302)をスクロールするという要求に対応するスクロール入力(例えば、1250a、1350c、1350d、1350e、1350i、タッチ感知面上のスワイプ及び/又は回転可能入力機構の回転)を受信する(1404)。
【0360】
スクロール入力を受信したことに応じて(例えば、同時に)、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、アカウントユーザインターフェース(例えば、1208、1302)をスクロールして(1406)、第1のアカウントの第1の視覚的表現(例えば、1210a、1304a)及び第2のアカウントの第2の視覚的表現(例えば、1210b、1304b)をスクロールさせる(例えば、第1の視覚的表現を第1の位置にスクロールし、第2の視覚的表現を、第1の位置とは異なる第2の位置にスクロールする)。
【0361】
スクロール入力を受信した後、コンピュータシステムがアカウントユーザインターフェースを表示している間に(例えば、いったんアカウントユーザインターフェースのスクロールが停止されたら)(1408)、第1のアカウントの第1の視覚的表現(例えば、図13Dの1304a)が、選択基準のセットを満たすという判定であって、選択基準のセットが、第1のアカウントの第1の視覚的表現が少なくとも閾値時間(例えば、非ゼロ閾値時間)にわたって(例えば、表示生成構成要素の、ユーザインターフェースの)選択領域に表示されるときに満たされる基準を含む判定に従って、コンピュータシステムは、第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調に対して第2のアカウントの第2の視覚的表現(例えば、1304b)の視覚的強調(例えば、不透明度及び/又はサイズ)を(例えば、図13Dのように)低減する(1410)(例えば、第1の視覚的表現の不透明度及び/又はサイズを低減することなく(例えば、所定の不透明度及び/又はサイズへのインジケーションの強調を視覚的に低減することなく)、第2の視覚的表現の不透明度及び/又はサイズを低減する(視覚的表現の強調を所定の不透明度及び/又はサイズまで低減する))。スクロール入力を受信した後、コンピュータシステムがアカウントユーザインターフェースを表示している間に(例えば、いったんアカウントユーザインターフェースのスクロールが停止されたら)(1408)、第2のアカウントの第2の視覚的表現(例えば、1210b、1304c)が選択基準のセットを満たすことに従って、コンピュータシステムは、第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調に対して第1のアカウントの第1の視覚的表現(例えば、1210a、1304b、1304d)の視覚的強調を(例えば、図12C、13Eに示すように)低減する(1412)(例えば、第2の視覚的表現の不透明度及び/又はサイズを低減することなく(例えば、所定の不透明度及び/又はサイズへのインジケーションの強調を視覚的に低減することなく)、例えば、第1の視覚的表現の不透明度及び/又はサイズを低減する(例えば、視覚的表現の強調を所定の不透明度及び/又はサイズまで低減する))。いくつかの実施形態では、第2のアカウントの第2の視覚的表現は、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たすときに、選択基準のセットを満たさない。いくつかの実施形態では、第1のアカウントの第1の視覚的表現は、第2のアカウントの第2の視覚的表現が選択基準のセットを満たすときに、選択基準のセットを満たさない。
【0362】
特定の視覚的表現が選択基準のセットを満たすときに、アカウントの特定の視覚的表現に対する他の視覚的表現の視覚的強調を低減することにより、コンピュータシステムの状態に関するフィードバック、具体的には、特定の視覚的表現に対応するアカウントが、現在コンピュータシステムによって選択されているというフィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0363】
いくつかの実施形態では、第1の視覚的表現及び第2の視覚的表現は、スクロール中に、かつ任意選択的に、スクロール後だが選択基準のセットが満たされる前に、同じ値(例えば、第2の値、100%の不透明度)を有する(例えば、同じサイズ、同じ不透明度を有する、及び/又は同じ視覚的強調を有する)。いくつかの実施形態では、複数のアカウントの視覚的表現(例えば、選択基準のセットを満たしたアカウントの視覚的表現以外の全ての表示されたアカウントの視覚的表現)は、選択基準のセットを満たした単一のアカウントの視覚的表現と比較して、(例えば、複数のアカウントの視覚的表現の視覚的特徴を異なる値に変更することによって、表示された視覚的表現の不透明度及び/又はサイズを低減することによって)視覚的に強調が低減される。
【0364】
いくつかの実施形態では、選択基準のセットは、アカウントユーザインターフェースをスクロールしながら、任意のアカウントに対して満たされない。いくつかの実施形態では、選択基準のセットは、スクロール入力を受信してアカウントユーザインターフェースをスクロールしたことに応じて、任意のアカウントについて満たされなくなる。
【0365】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第2の視覚的表現の不透明度を第1の視覚的表現の不透明度に対して低減することによって、第1のアカウントの第1の視覚的表現(例えば、図13Dの1304a)の視覚的強調に対して第2のアカウントの第2の視覚的表現(例えば、図13Dの1304b)の視覚的強調(例えば、不透明度及び/又はサイズ)を低減する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第1の視覚的表現の不透明度を第2の視覚的表現の不透明度に対して低減することによって、第2のアカウントの第2の視覚的表現(例えば、1210b、図13Eの1304c)の視覚的強調に対して第1のアカウントの第1の視覚的表現(例えば、図12Cの1210a、1210c、図13Eの1304b、1304d)の視覚的強調(例えば、不透明度及び/又はサイズ)を低減する。いくつかの実施形態では、第2の表現に対して表現の視覚的強調を低減することは、第2の表現の表示を維持しながら表現の表示を中止する(例えば、不透明度をゼロに低減する)ことを含む。いくつかの実施形態では、第2の表現に対して表現の視覚的強調を低減することは、第2の表現に対する表現の表示を暗くする(例えば、第2の表現を維持しながら、表現をより暗くする、及び/又は第2の表現をより明るくしながら、表現を維持する)ことを含む。いくつかの実施形態では、第2の表現に対する表現の視覚的強調を低減することは、第2の表現に対する表現の表示を不鮮明にする(例えば、第2の表現を維持しながら、表現をより不鮮明にする、及び/又は第2の表現をより鮮明にしながら、表現を維持する)ことを含む。いくつかの実施形態では、視覚的強調は、ある視覚的表現の第2の表現に対する不透明度の変更、サイズの変更、暗色化、及び不鮮明化のうちの1つ以上(又は全て)を介して変更される。
【0366】
アカウントが選択されたときに他のアカウントを部分的にフェードすることにより、どのアカウントが現在選択されているかに関する視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0367】
いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、回転可能入力機構を含む(例えば、コンピュータシステムの本体に対して回転可能な1204、スマートウォッチの竜頭)。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、回転可能入力機構(例えば、1204)の回転を検出することによって、スクロール入力を受信する。
【0368】
ユーザインターフェースをスクロールするための回転可能入力機構を使用することにより、表示コンテンツを入力デバイス(例えば、タッチスクリーンでしばしば必要とされる指)で妨害することなく表示コンテンツをスクロールする能力がユーザに提供され、それによってスクロール入力の精度が向上し、目的位置までスクロールするのに必要な入力の数が低減される。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0369】
いくつかの実施形態では、1つ以上の入力デバイスは、タッチ感知面を含む(例えば、表示生成構成要素と任意選択的に統合されて、タッチ感知ディスプレイ1202を形成する)。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、タッチ感知面においてスクロールジェスチャ(例えば、接触の動きを含むスワイプ入力、1350c、1350i、1350k)を検出することによって、スクロール入力を受信する。
【0370】
(例えば、キーボード入力と比較して)タッチ感知面を使用してユーザインターフェースをスクロールすることにより、表示されたコンテンツを様々な速度でスクロールし、タッチスクリーン上などのスクロールの進行に対する同時視覚的フィードバックを得る能力がユーザに提供され、それによってスクロール入力の精度を高め、目的の位置にスクロールするために必要な入力の数を減少させる。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0371】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムがスクロール入力を受信した後、かつコンピュータシステムがアカウントユーザインターフェース(例えば、1302)を表示している間(例えば、いったんアカウントユーザインターフェースのスクロールが停止されたら)、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って(及び、任意選択的に、第1のアカウントが使用に利用可能であるという判定に従って)、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、(例えば、第2のアカウントの残高を表示することなく)第1のアカウントの残高(例えば、第1のアカウントの(例えば、利用可能又は使用される)リソースの量)を(例えば、アカウントユーザインターフェースに)表示する。
【0372】
いくつかの実施形態では、第2のアカウントの第2の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って(及び、任意選択的に、第2のアカウントが使用可能であるという判定に従って)、表示生成構成要素を介して、(例えば、第1のアカウントの残高を表示することなく)第2のアカウントの残高(例えば、第2のアカウントの(例えば、利用可能又は使用される)リソースの量)を(例えば、アカウントユーザインターフェースに)表示する。
【0373】
いったんアカウントが選択されると、アカウントの残高を表示することにより、コンピュータシステム上に供給された全ての他のアカウントに関する同じフィードバックを提供する必要なく、(ユーザが、(例えば、トランザクションにおいて)そのアカウントの使用を試みる前に)アカウントについての視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0374】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムがスクロール入力を受信した後、コンピュータシステムがアカウントユーザインターフェースを表示している間に(例えば、いったんアカウントユーザインターフェースのスクロールが停止されたら)、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たすという判定に従って(及び、任意選択的に、第1のアカウントが第1のタイプのアカウント(例えば、NFC-対応アカウント)であるという判定に従って、及び/又は第1のアカウントが使用に利用可能であるという判定に従って)、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、(使用のために第2のアカウントを有効にすることなく)使用のために(例えば、トランザクションに参加するために)第1のアカウントを準備する(例えば、第1のアカウントを使用してNFCトランザクションを認可する及び/又は有効にする)という命令(例えば、1324、「サイドボタンをダブルクリックする」)を(例えば、アカウントユーザインターフェース内に)表示する。
【0375】
いくつかの実施形態では、第2のアカウントの第2の視覚的表現が選択基準のセットを満たしているという判定に従って、(及び任意選択的に、第2のアカウントが第1のタイプのアカウント(例えば、NFC対応アカウント)であるという判定に従って、及び/又は第2のアカウントが使用可能であるという判定に従って)、表示生成構成要素を介して、(使用のために第1のアカウントを有効にすることなく)使用のために第2のアカウントを準備する(例えば、第2のアカウントを使用してNFCトランザクションを認可する及び/又は有効にする)という命令(例えば、生体認証情報を提供する、又はボタン若しくは回転可能入力デバイス(「ダブルクリックサイドボタン」)などのデバイスのハードウェア構成要素と対話するための命令)を(例えば、アカウントユーザインターフェースに)表示する。
【0376】
使用のために選択されたアカウントをコンピュータシステムに準備させるためにユーザが実行する命令を表示することにより、現在選択されているアカウントが使用のために準備されていないということと、コンピュータシステムに使用されるアカウントを準備させるためにユーザがとるべきアクションについての視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0377】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムがスクロール入力を受信した後、コンピュータシステムがアカウントユーザインターフェースを表示している間(例えば、いったんアカウントユーザインターフェースのスクロールが停止されたら)、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たしているという判定に従って、及び第1のアカウントが使用のために(例えば、トランザクションに参加するために)準備されたという判定に従って、(例えば、コンピュータシステムのサイドボタンのダブルプレスを介して)コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントを使用するプロセスを開始する命令(例えば、1306、「リーダ付近で保持する」、1212、1308、「タップして見る」)を(例えば、アカウントユーザインターフェースに)表示する(例えば、コンピュータシステムが端末の無線フィールドに配置されているときに、NFCトランザクション用の無線通信端末などの端末に第1のアカウントの資格情報を送信し、機械可読コード(QRコード(登録商標)など)を表示することを含むプロセスが、トランザクションを実行する)。
【0378】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たしているという判定に従って、かつ第1のアカウントが(例えば、NFCを使用してトランザクションに参加するために)準備されていないという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントを使用するプロセスを開始する命令を(及び、任意選択的に、使用のために第1のアカウントを準備する命令(例えば、「サイドボタンをダブルクリックする」)を表示する代わりに)(例えば、アカウントユーザインターフェースに)表示することを止める。
【0379】
アカウントを使用するためのプロセスを開始するためにユーザが実行する命令を表示することにより、現在選択されているアカウントが使用のために準備されていないということと、コンピュータシステムに(例えば、トランザクションにおいて)アカウントを使用させるためにユーザがとるべきアクションについての視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0380】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第1のアカウントが第1のタイプのアカウント(例えば、NFC対応であり、機械可読コード(例えば、QRコード(登録商標))対応ではないアカウント)であるという判定に従って、コンピュータシステムを端末(例えば、売場専用端末及び/又はNFCトランザクション用の無線通信端末)の近接(例えば、NFCフィールドの範囲内)に配置する命令(例えば、1306、テキスト命令)を表示することによって、第1のアカウントを使用するプロセスを開始する命令を表示する。
【0381】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第1のアカウントが第2のタイプのアカウント(例えば、機械可読コード対応であり、NFC対応ではないアカウント)であるという判定に従って、第1のアカウントに対応する機械可読コード(例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))の可読部分を表示させるコンピュータシステムにおいて(例えば、機械可読コードは、アカウントのトランザクションを認可するために使用することができる)、入力(例えば、第1の視覚的表現に対応する場所でのタップ入力(1350g)を提供する命令(例えば、1308、テキスト命令)を表示することによって、コンピュータシステムは、第1のアカウントを使用するプロセスを開始する命令を表示する。
【0382】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第1のアカウントが第3のアカウント(例えば、QRコード(登録商標)対応とNFC対応の両方であるアカウント)であるという判定に従って、コンピュータシステムを端末(例えば、売場専用端末及び/又はNFCトランザクション用の無線通信端末)の近接(例えば、NFCフィールドの範囲内)に配置し、第1のアカウントに対応する機械可読コード例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))の可読部分(例えば、全体)を表示させるコンピュータシステムにおいて、入力(例えば、第1の視覚的表現に対応する位置でのタップ入力)を提供する(例えば、同じ表示位置に交互に(順番に、連続して、繰り返し)表示される)命令(例えば、テキスト命令)を表示することによって、第1のアカウントを使用するプロセスを開始する命令を表示する。いくつかの実施形態では、命令は同時に表示される。いくつかの実施形態では、命令は、異なる時間に表示される(例えば、コンピュータシステムを端末の近接に配置する命令を表示することと、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分をコンピュータシステムに表示させる入力を提供する命令を表示することとを、自動的に交互に繰り返す)。
【0383】
アカウントを使用するためのプロセスを開始するようにユーザが実行する命令を表示することにより、現在選択されているアカウントがコンピュータシステムによる使用のために準備されていないということと、コンピュータシステムにアカウントを(例えば、トランザクションにおいて)使用させるためにユーザがとるべきアクションについての視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0384】
いくつかの実施形態では(例えば、アカウントがNFC対応アカウントである場合)、(例えば、NFCを介して)アカウントを使用するプロセスを開始する(表示された)命令は、コンピュータシステムを端末(例えば、売場専用端末及び/又はNFCトランザクション用の無線通信端末)の近接(例えば、NFCフィールドの範囲内)に配置する命令(例えば、テキスト命令)である。
【0385】
いくつかの実施形態では(例えば、アカウントがQRコード(登録商標)対応アカウントである場合)、(例えば、機械可読コード(例えば、QRコード(登録商標))を介して)アカウントを使用する(表示された)命令は、アカウントに対応する機械可読コード(例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))の可読部分(例えば、全体)を表示させるコンピュータシステムにおいて(例えば、機械可読コードは、アカウントのトランザクションを認可するために使用することができる)入力(例えば、第1の視覚的表現に対応する位置でのタップ入力)を提供する命令(例えば、テキスト命令)である。
【0386】
いくつかの実施形態(例えば、アカウントがQRコード(登録商標)対応とNFC対応の両方である場合)では、(例えば、NFC及び/又は機械可読コード(QRコード(登録商標)など)を介して)第1のアカウントを使用するプロセスを開始する(表示された)命令は、(a)コンピュータシステムを端末(例えば、売場専用端末)の近接(例えば、NFCフィールドの範囲内)に配置し、(b)第1のアカウントに対応する機械可読コード(例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))の可読部分(例えば、全体)を表示させるコンピュータシステムにおいて入力(例えば、第1の視覚的表現に対応する位置でのタップ入力)を提供する(例えば、同じ表示位置に交互に(順番に、連続して、繰り返し)表示される)交互の命令(例えば、テキスト命令)である。
【0387】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムがスクロール入力を受信した後、コンピュータシステムがアカウントユーザインターフェースを表示している間に(例えば、いったんアカウントユーザインターフェースのスクロールが停止されたら)、第1のアカウントの第1の視覚的表現(例えば、図13Hの1304e)が選択基準のセットを満たすことに従って、かつ第1のアカウントが使用のために利用可能ではない、(例えば、アカウントが非アクティブ化されている、及び/又はアクセス不能である、アカウントは、トランザクションでの使用(又はトランザクションへの参加)のために準備することができない)という判定に従って、コンピュータシステムは、第1のアカウントの残高(第1のアカウントの(例えば利用可能な若しくは使用された)リソースの量)を表示することなく、及び(例えば、第1のアカウントが使用のために準備されていないときでも)(例えば、NFCトランザクションにおける第1のアカウントの使用を認可及び/又は有効にするために)使用される第1のアカウントを準備する命令(例えば、「サイドボタンをダブルクリックする」)を表示することなく、警告(例えば、1316、エラー状態)を表示する。
【0388】
選択されたアカウントがコンピュータシステムによって使用するために利用不能であるという警告を表示することにより、(ユーザが(例えば、トランザクションで)アカウントを使用しようとする前に)アカウントの状態に関する視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0389】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントを使用する(例えば、NFCを使用して第1のアカウントの資格情報をトランザクションで使用するための端末に送信する、及び/又は機械可読コードを使用してトランザクションに参加する)ことに続いて、コンピュータシステムは、第1のアカウントの使用について状態情報(例えば、1364a、1374a、成功、及び/又は失敗)を表示する。いくつかの実施形態では、第1のアカウントを使用することは、(例えば、端末のNFCフィールドに配置されたときに)トランザクションで使用するための第1のアカウントのアカウント資格情報(例えば、アカウント番号)を送信することを含む。アカウント資格情報を送信した後、コンピュータシステムは、トランザクションに関する情報を(例えば、サーバから及び/又は端末から)受信する。電子デバイスは、受信した情報に基づいて(及び任意選択的に、それに応じて)、トランザクションが成功したか失敗したかを示す状態情報を表示する。
【0390】
アカウントの使用に対応する状態情報を表示することにより、コンピュータシステムが(例えば、トランザクションにおいて)アカウントを首尾よく使用することができたかどうかに関する視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0391】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第1のアカウントに対応する情報(例えば、トランザクション情報)を表示することによって、状態情報(例えば、1364a、1374a)を表示する。いくつかの実施形態では、情報は、残高、入口トランジット駅、出口トランジット駅、通勤プラン、及び残りの乗換移動の数のうちの1つ以上を含む。
【0392】
いくつかの実施形態では、トランザクション情報は、トランザクションにおける第1のアカウントの使用から生じる残高(例えば、第1のアカウントがトランジットアカウントであるときに、第1のアカウント上に残っている移動回数)を含む。いくつかの実施形態では、トランザクション情報は、(例えば、第1のアカウントがパスアカウントであるときの)トランザクションに使用される入口/出口トランジット駅のインジケーションを含む。いくつかの実施形態では、トランザクション情報は、(例えば、第1のアカウントがトランジットアカウントであるときの)通勤プラン(例えば、月間プラン、週間プラン)詳細を含む。
【0393】
アカウントの使用に対応する情報を表示することにより、コンピュータシステム上に供給されたアカウントに関する視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0394】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第1のアカウントの使用と併せて(例えば、同じトランザクションで)お得意様アカウントが使用された(例えば、お得意様アカウントの資格情報を端末に送信する)という判定に従って、お得意様アカウントの視覚的表現(例えば、1376a)を表示することによって、状態情報(例えば、1364a、1374a)を表示する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第1のアカウントの使用と併せてお得意様アカウントが使用されなかったという判定に従って、お得意様アカウントの視覚的表現(例えば、1376a)の表示を止めることによって、状態情報(例えば、1364a、1374a)を表示する。
【0395】
お得意様アカウントが支払いアカウントと併せて使用されたときにお得意様アカウントの視覚的表現を表示することにより、お得意様アカウントがコンピュータシステムによって使用されたかどうかに関する視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0396】
いくつかの実施形態では、お得意様アカウントは、顧客/メンバーに報酬を与える構造化されたマーケティング努力を提供するお得意様プログラムのアカウントである。お得意様アカウントは、任意選択的に、1つの特定の会社、店舗、又はチェーンに特定される。会社(小売店舗又は店舗のチェーンなど)は、ユーザ(例えば、購入者)に関する購入又は他の情報を追跡するためにお得意様アカウントを使用することができる。お得意様アカウントは、典型的には、現在の又は将来の購入の割引、及び/又は将来の購入又はギフトに使用され得るポイントの割当てをユーザに提供する。いくつかの実施形態では、お得意様アカウントを使用して、支払いを行うことはできない。
【0397】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムがスクロール入力を受信した後、コンピュータシステムがアカウントユーザインターフェースを表示している間に(例えば、いったんアカウントユーザインターフェースのスクロールが停止されたら)、第1のアカウントの第1の視覚的表現が選択基準のセットを満たし、アカウントユーザインターフェース(又は任意選択的に、第1のアカウントの第1の視覚的表現)が、アカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って(例えば、1350h、第1の入力が、第1の入力タイプとは異なる第2の入力タイプ(例えば、コンピュータシステムに(アカウントユーザインターフェースと共に)アプリケーションを表示させる、UIオブジェクトに対応する位置でのタッチ感知面上のタップ入力)の入力であった)、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、及び視覚的強調が低減された第2の視覚的表現上にオーバーレイさせて、使用のための第1のアカウントを(例えば、使用される第2のアカウントを有効にすることなく)(例えば、第1のアカウントを使用してNFCトランザクションを認可及び/又は有効にするため)(例えば、トランザクションに参加するために)準備する命令(例えば、1324、「サイドボタンをダブルクリックする」)を表示する。
【0398】
異なるアカウントの視覚的表現上にオーバーレイさせて(コンピュータシステムに選択されたアカウントを準備させるためにユーザによって実行される)命令を表示することにより、(選択されていない)他のアカウントの強調が更に低減され、当該アカウントが現在コンピュータシステムによって選択されており、現在選択されているアカウントが使用のために準備されていないという追加の視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0399】
いくつかの実施形態では、使用される第1のアカウントを準備する命令を表示している間に、コンピュータシステムは、使用される第1のアカウントを準備する命令に合致する入力を受信する。使用のために第1のアカウントを準備する命令に合致する入力を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、使用のために第1のアカウントを準備し、(視覚的に強調された)第1の視覚的表現を拡大し、使用のための第1のアカウントを準備する命令を表示することを中止し、第1のアカウントを使用するプロセスを開始する命令(例えば、端末のフィールドの範囲内にコンピュータシステムを配置する命令及び/又は機械可読コードを表示させるように視覚的表現上でタップする命令)を、(例えば、第2の視覚的表現上にオーバーレイさせて)表示する(例えば、前の命令に置き換える)。
【0400】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムがスクロール入力を受信した後、コンピュータシステムがアカウントユーザインターフェースを表示している間に(例えば、いったんアカウントユーザインターフェースのスクロールが停止されたら)、第2のアカウントの第2の視覚的表現が選択基準のセットを満たし、アカウントユーザインターフェース(又は任意選択的に、第1のアカウントの第1の視覚的表現)が、アカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って(例えば、1350h、第1の入力が、第1の入力タイプとは異なる第2の入力タイプ(例えば、コンピュータシステムに(アカウントユーザインターフェースと共に)アプリケーションを表示させる、UIオブジェクトに対応する位置でのタッチ感知面上のタップ入力)の入力であった)、かつ第2のアカウントが第1のタイプのアカウント(例えば、NFC対応であり、機械可読コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は支払いアカウントではないアカウント)であるという判定に従って、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して例えば、視覚的強調が低減された第1の視覚的表現上にオーバーレイさせて)、使用のための第2のアカウントを(例えば、第1のアカウントを使用してNFCトランザクションを認可及び/又は有効にするため)(例えば、トランザクションに参加するために)準備する命令(例えば、1324、「サイドボタンをダブルクリックする」)を表示する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムがスクロール入力を受信した後、コンピュータシステムがアカウントユーザインターフェースを表示している間に(例えば、いったんアカウントユーザインターフェースのスクロールが停止されたら)、第2のアカウントの第2の視覚的表現が選択基準のセットを満たし、アカウントユーザインターフェース(又は任意選択的に、第1のアカウントの第1の視覚的表現)が、アカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って(例えば、1350h、第1の入力が、第1の入力タイプとは異なる第2の入力タイプ(例えば、コンピュータシステムに(アカウントユーザインターフェースと共に)アプリケーションを表示させる、UIオブジェクトに対応する位置でのタッチ感知面上のタップ入力)の入力であった)、かつ第2のアカウントが第1のタイプのアカウントと異なる第2のタイプのアカウント(例えば、機械可読コード対応であり、NFC対応及び/又はパスアカウントではないアカウント)であるという判定に従って、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、(例えば、図13Lのように)使用される第2のアカウントを(例えば、トランザクションに参加するために)準備する命令(例えば、1324、「サイドボタンをダブルクリックする」)の表示を止める。
【0401】
いくつかの実施形態では、パスアカウントは、非支払いアカウントである。例えば、パスアカウントは、パークアトラクションへのアクセスを提供するパークパス又はトランジット(例えば、バス及び/又は列車)サービスへのアクセスを提供するトランジットパスである。
【0402】
特定のタイプのアカウントに対して(コンピュータシステムに選択されたアカウントを準備させるためにユーザによって実行される)命令を表示し、他の特定のタイプのアカウントに対して命令を表示しないことにより、コンピュータシステムによって現在選択されているアカウントのタイプについて、及び使用されるアカウントを準備する必要があるか否か(例えば、NFC対応ではなく、したがって使用の準備をする必要がない、及び/又はNFC対応であり、したがって使用の準備をする必要がある)についての視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0403】
いくつかの実施形態では、アカウントユーザインターフェースをスクロールしている間(例えば、いったんアカウントユーザインターフェースのスクロールが開始されたら)、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、アカウントユーザインターフェースの表示を引き起こした要求のタイプ(又は、任意選択的に、第1のアカウントの第1の視覚的表現)に関係なく、(使用される第2のアカウントを有効にすることなく)(例えば、トランザクションに参加するために)使用される第1のアカウント(又は任意のアカウント)を準備する(例えば、第1のアカウントを使用して、NFCトランザクションを認可する及び/又は有効にする)命令(例えば、「サイドボタンをダブルクリックする」)を表示することを止める。
【0404】
アカウントの視覚的表現をスクロールしながら、コンピュータシステムにアカウントを準備させるためにユーザによって実行される命令の表示を止めることにより、コンピュータシステムによってアカウントが現在選択されていないことと、使用するアカウントの準備のためにアカウントを選択すべきであることの視覚的フィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0405】
いくつかの実施形態では、選択基準のセットがいかなるアカウントに対しても満たされないときに、使用されるアカウントを準備する命令は表示されない。いくつかの実施形態では、選択基準のセットは、アカウントユーザインターフェースをスクロールしながら、任意のアカウントに対して満たされない。いくつかの実施形態では、選択基準のセットは、スクロール入力を受信してアカウントユーザインターフェースをスクロールしたことに応じて、任意のアカウントについて満たされなくなる。
【0406】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムがアカウントユーザインターフェース(例えば、1302)を表示する前に、コンピュータシステムは、第1の入力を受信する。第1の入力を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、アカウントユーザインターフェースを表示し、第1の入力は、アカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備するという要求(例えば、1350a、コンピュータシステムのハードウェアボタンのダブルプレス、近距離(例えば、NFC)通信のために1つ以上のアカウントをコンピュータシステムに供給することを可能にする入力)、又はアカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求(例えば、1350h、コンピュータシステムにUIオブジェクトに対応するアプリケーションを(アカウントユーザインターフェースと共に)表示させる、UIオブジェクトに対応する位置でのタッチ感知面上のタップ入力)である。
【0407】
2つの異なる要求のいずれかが受信されたときにアカウントユーザインターフェースを表示することにより、コンピュータシステムは、代替的に、異なる動作モードでアカウントユーザインターフェースを表示することができる。要求に応じてアカウントユーザインターフェースを表示することにより、コンピュータシステムの状態に関する視覚的フィードバック(例えば、アカウントの使用の準備がされている、又は準備がされていない)がユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0408】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第2のユーザ入力(例えば、タップジェスチャ)を受信する。第2のユーザ入力を受信したことに応じて、第2のユーザ入力が第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応するという判定に従って(例えば、1350g、1350j、1350k、第1の視覚的表現に対応する場所でのタップジェスチャ)、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの詳細(例えば、1326、第1のアカウントの有効期限、及び/又は第1のアカウントの1つ以上の以前のトランザクション)を表示する。
【0409】
いくつかの実施形態では、第2のユーザ入力は、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現を表示している間に受信され、第2のアカウントの第2の視覚的表現の視覚的強調(例えば、不透明度及び/又はサイズ)が、第1のアカウントの第1の視覚的表現の視覚的強調に対して低減される。
【0410】
(例えば、タップジェスチャを介して)選択されたアカウントの視覚的表現がアクティブ化されるときに選択されたアカウントの詳細を表示することにより、コンピュータシステムに利用可能な選択されたアカウントに関する追加の詳細がユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0411】
いくつかの実施形態では、(例えば、第1のアカウントが第2のタイプのアカウント(例えば、機械可読コード対応のアカウント)であるという判定に従って)、第1のアカウントの詳細を表示することは、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、アカウントユーザインターフェースからの使用される1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って(例えば、第1の入力が、第1の入力タイプ(例えば、コンピュータシステムのハードウェアボタンのダブルプレス、及び/又は近距離(例えば、NFC)通信のためにコンピュータシステムに供給された1つ以上のアカウントを有効にする入力であった)、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コード(例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))の可読部分(例えば、全体)を表示することと(例えば、機械可読コードを使用して、アカウントのトランザクションを認可することができる)、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、アカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する可読部分(例えば、全体)を表示することなく、第1のアカウントに対応する機械可読コードを表示すること(例えば、第1の視覚的表現を表示する、アカウント名を表示する、及び/又は画像を表示する)と、を含む。
【0412】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントの詳細(例えば、1326)は、以前に表示されたエラーインジケーション(例えば、使用に利用できない第1のアカウントに対応する以前に表示された警告)に関連する追加情報を含む。いくつかの実施形態では、追加情報は、アカウントが使用に利用できない1つ以上の理由(例えば、アカウントが期限切れである、及び/又はアカウント残高が閾値(例えば、0)である(又は閾値未満である))を提供する。いくつかの実施形態では、追加情報は、それぞれのアカウントの視覚的表現の下方に表示される。
【0413】
(例えば、タップジェスチャを介して)選択されたアカウントの視覚的表現がアクティブ化されたときに、以前に表示された警告に関する情報を表示することにより、コンピュータシステムの状態に関する追加の詳細、特に警告に関する追加の詳細がユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0414】
方法1400に関して上述したプロセス(例えば、図14)の詳細はまた、上述した方法にも類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法700、900、及び1100は、方法1400を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0415】
図15は、いくつかの実施形態に係る、振替アカウントを認可するための方法を示すフロー図である。方法1500は、表示生成構成要素(例えば、602a、602b、802、1002、1052、1202、1602)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面、カメラ、指紋センサ、及び/又は生体認証センサ)と通信しているコンピュータシステム(例えば、100、300、500、600a、600b、800、1000、1050、1200、1600)において実行される。方法1500のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0416】
以下に説明するように、方法1500は、コンピュータシステムにリンクされた(例えば、供給された)振替アカウントを認可するための直感的な方法を提供する。この方法は、コンピュータシステムにリンクされた特定の振替アカウントを使用するときのユーザの認知負担を軽減する。バッテリ動作式コンピューティングシステムの場合、ユーザが特定の振替アカウントをより容易に利用できるようにすることで、節電し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
【0417】
方法1500において、コンピュータシステム(例えば、1200、スマートフォン又はスマートウォッチなどのスマートデバイス、モバイルデバイス)は、表示生成構成要素(例えば、1202)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面及び/又はハードウェアボタン)と通信している。コンピュータシステムは、1つ以上の入力デバイスを介して、(例えば、タッチ感知面を介して、及び/又はハードウェアボタンを介して)、第1の入力(例えば、1350a、1350h)を受信する(1502)。
【0418】
第1の入力(例えば、1350a、1350h)を受信したことに応じて(1504)、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェース(例えば、1208、1302)(例えば、1210b、1304c、第1のアカウントの第1の視覚的表現、及び任意選択的に第2のアカウントの第2の視覚的インジケーションを含むアカウントユーザインターフェースを表示する(1506)。いくつかの実施形態では、第1の入力を受信し、第1の入力が第1の入力タイプであるという判定に従って、コンピュータシステムは、NFC通信のための複数のアカウントの1つ以上のアカウント(例えば、第2のアカウント)を可能にする。いくつかの実施形態では、第1の入力を受信し、第1の入力が第2の入力タイプであるという判定に従って、コンピュータシステムは、NFC通信のための複数のアカウントの1つ以上のアカウント(例えば、第2のアカウント)を可能にすることを止める。
【0419】
コンピュータシステムが(例えば、選択領域に)第1のアカウントの第1の視覚的表現を表示している間(他のアカウントのインジケーションは強調が低減されている)、コンピュータシステムは、1つ以上の入力デバイスを介して(例えば、タッチ感知面を介して)、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力(例えば、1350g、1350k、タップに対応する位置でのタッチジェスチャ)を受信する(1508)。
【0420】
第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信したことに応じて(1510)、かつアカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて第1のアカウントの第1の視覚的表現が表示されたという判定に従って(例えば、第1の入力は、第1の入力タイプ(例えば、1350a、コンピュータシステムのハードウェアボタンのダブルプレス、及び/又は近距離(例えば、NFC)通信のためにコンピュータシステムに供給された1つ以上のアカウントを可能にする入力)であった)、コンピュータシステムディスプレイは、表示生成構成要素を介して、機械可読コード(例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))の可読部分(例えば、全体)(例えば、図13Gの1310、機械可読コードを使用して、アカウントのトランザクションを認可することができ、機械可読コードの可読部分は、外部デバイスによってスキャン(例えば、光学的にスキャン)されて、第1のアカウントを識別することができる完全な機械可読コードである)を表示する(1512)。第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信したことに応じて(1510)、第1のアカウントの第1の視覚的表現が、アカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って(例えば、1350h、第1の入力が、第1の入力タイプとは異なる第2の入力タイプ(例えば、コンピュータシステムに(アカウントユーザインターフェースと共に)アプリケーションを表示させる、UIオブジェクトに対応する位置でのタッチ感知面上のタップ入力)の入力であった)、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分(例えば、全体)を表示することなく、第1のアカウントに対応する情報(例えば、図13Mの1326)を表示する(1514)(第1の視覚的インジケーションを表示する、アカウント名を表示する、及び/又は画像を表示する)。いくつかの実施形態では、情報を表示している間にスクロール入力を受信することにより、情報はディスプレイから外へスクロールされ、(例えば、フルスクリーンではない)機械可読コード(例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))がディスプレイ上にスクロールされる。いくつかの実施形態では、機械可読コードを一時停止することにより、機械可読コードがフルスクリーンモードで表示される。
【0421】
代替的に、アカウントユーザインターフェースを表示させた要求のタイプに基づいて、アカウントの機械可読コードの可読部分又はアカウントに対応する情報を表示することにより、ユーザがアクセスしようとする可能性が高い情報がユーザに提供され、それによってユーザがその情報にアクセスするために行うべき入力の数が低減される。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0422】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、機械可読コード(例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))の可読部分(例えば、全体)を第1の輝度レベルで表示する(第1のアカウントの第1の視覚的表現が、アカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って表示される、図13Gの1310)。いくつかの実施形態では、(例えば、第1の視覚的インジケーションを表示する、アカウント名を表示する、及び/又は画像を表示する)第1のアカウントに対応する情報(第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って表示された、例えば図13Mの1326)は、表示生成構成要素を介して、第1の輝度レベルよりも低い第2の輝度レベルで表示される。
【0423】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信したことに応じて、かつ第1のアカウントの第1の視覚的表現が、使用のためにアカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備するという要求に応じて表示されたという判定に従って、コンピュータシステムは、表示生成構成要素の表示輝度を(例えば、最大輝度及び/又は事前定義された輝度まで)高める。いくつかの実施形態では、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信したことに応じて、かつ第1のアカウントの第1の視覚的表現が、アカウントユーザインターフェースから使用される1つ以上のアカウントを準備することなく、1つ以上のアカウントに関する情報を閲覧するという要求に応じて表示されたという判定に従って、コンピュータシステムは、表示生成構成要素の表示輝度を(例えば、最大輝度及び/又は事前定義された輝度まで)高めることを止め、任意選択的に、表示輝度を維持する。
【0424】
表示されたコンテンツが外部デバイス(例えば、端末)によって光学的に準備されることが意図される場合、表示されたコンテンツの輝度を高めることにより、コンピュータシステムは、より良好に(例えば、更に遠い距離から、及び/又はより多くのタイプの照明条件下で)、表示されたコンテンツを外部デバイスに通信することができる。更なるユーザ入力を必要とせずに輝度を高めることにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインターフェースを(例えば、コンピュータシステムが表示されたコンテンツを提供することを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
【0425】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムが、第1のアカウントに対応する機械可読コード(例えば、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))及び/又は一次元コード(例えば、バーコード))(例えば、図13Gの1310)の可読部分(例えば、全体)を表示している間に、コンピュータシステムは、1つ以上の入力デバイスを介して、スクロール入力(例えば、1350l、タッチ感知面上のスワイプ、及び/又は回転可能入力機構の回転)を受信する。スクロール入力(例えば、1350l)を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、第1のアカウントの詳細(例えば、1326b~326j、第1のアカウントに対応する情報、第1のアカウントの有効期限、第1のアカウントの1つ以上の以前のトランザクション、第1のアカウントに対応する移動情報、及び/又は第1のアカウントに対応するアドレス情報)を、(例えば、表示生成構成要素から機械可読コードの少なくとも一部分をスクロールし、表示生成構成要素上に詳細を同時にスクロールすることによって)表示する。
【0426】
(機械可読コードの可読部分を表示している間に受信された)スクロール入力を介してアカウントの詳細を表示することにより、コンピュータシステムに利用可能なアカウントに関する追加の詳細がユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0427】
いくつかの実施形態では、詳細は、機械可読コードが表示された第2の輝度レベルよりも高い第1の輝度レベルで表示生成構成要素を介して表示される。
【0428】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントに対応する表示された情報は、第1のアカウントの視覚的表現(例えば、図13Mの1326)、機械可読コードの部分の少なくとも一部(例えば、全てではない)(例えば、図13Mの1310)、第1のアカウントの1つ以上の詳細(例えば、1326a、アカウントが、TSAプレチェックなどの特定の状態を有するというインジケーション)を含み、第1のアカウントの1つ以上の詳細は、第1のアカウントの視覚的表現と機械可読コードの部分の少なくとも一部との間に表示される。
【0429】
アカウントの視覚的表現とアカウントに対応する機械可読コードとの間に位置付けられたアカウントの1つ以上の詳細を表示することにより、コンピュータシステムに利用可能であり、機械可読コードを表示するためにスクロールする間に表示される、アカウントに関する追加の詳細がユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0430】
いくつかの実施形態では、第1のタイプのアカウントの視覚的表現(例えば、図13Bの1304a、支払いカードに対応する支払いアカウント)は、それぞれの高さ(例えば、ディスプレイの高さ未満の高さ)を有してアカウントユーザインターフェースに表示され、第2のタイプのアカウントの視覚的表現(例えば、図13Bの1304b、非支払いカードに対応する非支払いアカウント)は、それぞれの高さを有してアカウントユーザインターフェースに表示される。
【0431】
いくつかの実施形態では、視覚的表現は、視覚的表現が表すアカウントのタイプとは関係なく、同じ高さ(及び任意選択的に同じ形状及びサイズ)を有してアカウントユーザインターフェースに表示される(例えば、支払アカウントの視覚的表現は、パスアカウントの視覚的表現と同じ高さ(及び任意選択的にサイズ)である)。
【0432】
同じ高さを使用して様々なタイプのアカウントの視覚的表現を表示することにより、コンピュータシステムは、表示されたどのようなオブジェクトがアカウントの視覚的表現であるかに関するフィードバックをユーザに提供することができる(例えば、オブジェクトが特定の高さを有する場合、ユーザは、それがアカウントに対応すると確信することができる)。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0433】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントの第1の視覚的表現(例えば、1304c)は、第1のアカウントに対応する1つ以上のデータの表示を含み、1つ以上のデータは、第1のアカウントに対応する複数のデータから選択される(例えば、第1のアカウントに利用可能なデータのタイプに基づく優先順位付け規則などの1つ以上のルールに基づいて選択される)。いくつかの実施形態では、第1のアカウントの第1の視覚的表現は、第1のアカウントに対応する複数のデータの他のデータを含まない。
【0434】
視覚的表現の一部分として第1のアカウントに対応する1つ以上のデータを表示することにより、コンピュータシステムは、アカウントに関するフィードバックをユーザに提供し、それによって、ユーザが、意図されたアカウントを見つけるために複数のアカウントを選択する必要なく、意図されたアカウントを選択することをより良好に可能にすることができる。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0435】
いくつかの実施形態では、1つ以上のデータは、第1のアカウントの第1の視覚的表現を、アカウントユーザインターフェースの他のアカウントの他の視覚的表現から明確化するデータ(例えば、乗客名、旅行日、旅行会社、及び/又は旅行目的地)を含む。いくつかの実施形態では、第1の視覚的表現を明確化するデータは、第1の視覚的表現をアカウントユーザインターフェースの他のアカウントの他の視覚的表現から明確化することに基づいて選択される。
【0436】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントの第1の視覚的表現の1つ以上のデータは、第2のアカウントの第2の視覚的表現の1つ以上のデータと比較して異なる情報を含み、それにより、2つの視覚的表現及びそれらの対応するアカウントがユーザによって別個に識別され得る。
【0437】
第1のアカウントを他のアカウントから明確化する1つ以上のデータを表示することにより、コンピュータシステムは、アカウントに関するフィードバックをユーザに提供することができ、それによって、ユーザは、目的のアカウントを見つけるために複数のアカウントを選択する必要なく、目的のアカウントをより良く選択することができる。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0438】
いくつかの実施形態では、1つ以上のデータは、第1のアカウントのソースのインジケーション(例えば、販売事業者のロゴ、店舗名、及び/又はアプリケーションの名称)を含む。
【0439】
第1のアカウントのソースのインジケーションを表示することにより、コンピュータシステムは、アカウントに関するフィードバックをユーザに提供することができ、それによって、ユーザは、目的のアカウントを見つけるために複数のアカウントを選択する必要なく、目的のアカウントをより良く選択することができる。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0440】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムが、第1のアカウントの第1の視覚的表現を含むアカウントユーザインターフェースを表示している間に、コンピュータシステムは、第2のスクロール入力(例えば、1350c、タッチ感知面上のスワイプ、及び/又は回転可能入力機構の回転)を受信する。第2のスクロール入力を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、(例えば、1304d、表示生成構成要素上の第1の視覚的表現をスクロールし、第2のアカウントの第2の視覚的表現を表示生成構成要素上へスクロールすることによって)アカウントユーザインターフェース内に第2のアカウントの第2の視覚的表現を表示する。コンピュータシステムが、第1のアカウントの第1の視覚的表現の選択に対応する第2の入力を受信した後(例えば、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分(例えば、全体)を表示することなく、第1のアカウントに対応する情報を表示している(例えば、アカウント名を表示している、画像を表示している、及び/又は機械可読コードの読取不能/不完全部分を表示している)間)、コンピュータシステムは、第3のスクロール入力(例えば、1350l、タッチ感知面上のスワイプ、及び/又は回転可能入力機構の回転)を受信する。第3のスクロール入力を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、(例えば、別のアカウントに対応する情報を表示することなく)第1のアカウントに対応する追加情報(例えば、1326b~1326h、有効期限、アカウント保有者の名前、旅行日、フライト情報、及び/又は請求書送付先などのアカウント詳細)を表示する。
【0441】
アカウントユーザインターフェースを表示している間にスクロール入力を受信するときに他のアカウントの追加の視覚的表現を表示することと、第1のアカウントの機械可読コードを表示している間に、第1のアカウントに関する詳細を表示することにより、コンピュータシステムは、アクセスされているそれぞれのユーザインターフェースの他のコンテンツに関するフィードバック(アカウント対詳細)をユーザに提供することができる。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0442】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントは、お得意様アカウント(又は非支払いアカウント)である。いくつかの実施形態では、第1のアカウントを使用したことに応じて (例えば、図13V図13Wに示すように、販売事業者又は購入トランザクションなどのプロセスにおいて、例えば、NFCによって、第1のアカウントの資格情報を端末に送信する、及び/又はコンピュータ生成コードを端末に提供する(及び任意選択的に、第1のアカウントが非支払いアカウント(又はお得意様アカウント)であるという判定に従って)、コンピュータシステムは、(例えば、同じプロセスで)使用される第2のアカウントの第2の視覚的インジケーション(例えば、1304a)を表示し、第2のアカウントは支払いアカウントである。
【0443】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントは、お得意様アカウントであり、第2のアカウントは、支払いアカウントである。コンピュータシステムは、お得意様アカウントがトランザクションに使用されたことを検出し、同じトランザクションの一部として支払いアカウントを使用するようにユーザに促す。いくつかの実施形態では、お得意様アカウントを使用した後、コンピュータシステムは、支払いアカウントの使用を(例えば、ディスプレイを介して)促す。
【0444】
第1のアカウントの使用後に第2のアカウントの視覚的インジケーションを表示することにより、コンピュータシステムは、使用される可能性が高いアカウントへのより直接的なアクセス(例えば、第1のアカウントを使用した後に第2のアカウントを使用する可能性が高い)をユーザに提供することができる。更なるユーザ入力を必要とせずに条件のセットが満たされたときに動作を行うことにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときに適切な入力をもたらすようにユーザを支援し、ユーザの誤りを減らすことによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、電力使用量を削減し、デバイスのバッテリ寿命を改善する。
【0445】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、(例えば、図13F~13Gのように)表示生成構成要素を介して、コンテンツ(例えば、第1のアカウントの視覚的表現、第1のアカウントの1つ以上の詳細(例えば、アカウントが、TSAプレチェックなどの特定の状態を有するというインジケーション)、機械可読コードの部分の少なくとも一部(例えば、全部ではない)をスクロールして、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分(例えば、全部)を表示することによって、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分(例えば、全部)を表示する。
【0446】
第1のアカウントに対応するコンテンツをスクロールして、第1のアカウントに対応する機械可読コードを表示することにより、機械可読コードが表示されるときに(例えば、スクロールすることによって)コンテンツにアクセスする方法に関するフィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0447】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムが、(図13Mに示されるように)第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分(例えば、全体)を表示することなく、第1のアカウントに対応する情報を表示している(第1の視覚的インジケーションを表示している、アカウント名を表示している、及び/又は画像を表示している)間に、コンピュータシステムは、第4のスクロール入力(例えば、1350l、タッチ感知面上のスワイプ、及び/又は回転可能入力機構の回転)を受信する。第4のスクロール入力を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、追加情報をスクロールする。追加情報をスクロールした後、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分(例えば、全体)が、少なくとも所定の時間(例えば、非ゼロ閾値時間)、(例えば、表示生成構成要素及び/又はユーザインターフェースの)選択領域に表示されているという判定に従って、コンピュータシステムは、機械可読コードの可読部分(例えば、全体)が表示される輝度を(例えば、最大輝度及び/又は事前定義された輝度まで)高める。いくつかの例では、機械可読コードの可読部分の輝度は、表示生成構成要素の表示輝度を上昇させることによって上昇される。
【0448】
表示されたコンテンツが外部デバイス(例えば、端末)によって光学的に準備されることが意図される場合、表示されたコンテンツの輝度を高めることにより、コンピュータシステムは、より良好に(例えば、更に遠い距離から、及び/又はより多くのタイプの照明条件下で)、表示されたコンテンツを外部デバイスに通信することができる。更なるユーザ入力を必要とせずに輝度を高めることにより、デバイスの操作性が改善され、ユーザデバイスインターフェースを(例えば、コンピュータシステムが表示されたコンテンツを提供することを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)更に効率的にし、加えて、ユーザがデバイスを更に素早くかつ効率的に使用することを可能にすることによってデバイスの電力使用を削減し、バッテリ寿命を改善する。
【0449】
いくつかの実施形態では、追加情報をスクロールした後、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分が少なくとも閾値時間、選択領域に表示されていないという判定に従って、コンピュータシステムは、(機械可読コードの一部(全てではない)の)コンテンツが表示される輝度を高めることを止める。
【0450】
いくつかの実施形態では、追加情報をスクロールした後、第1のアカウントに対応する機械可読コードの可読部分(例えば、全体)が少なくとも閾値時間(例えば、非ゼロ閾値時間)、(例えば、表示生成構成要素及び/又はユーザインターフェースの)選択領域に表示されているという判定に従って、コンピュータシステムは、機械可読コードの表示を、フルスクリーン表示に更新する。
【0451】
いくつかの実施形態では、第1のアカウントを使用した後、第1のアカウントがパスのグループのうちのパス(例えば、家族用のアミューズメントパークパス)であるという判定に従って、追加のユーザ入力を必要とせずに、パスのグループの後続のパスの視覚的表現を自動的に表示し、使用される後続のパスを準備する。いくつかの実施形態では、第1のアカウントを使用した後、第1のアカウントがパスのグループ(例えば、家族用のアミューズメントパークパス)のパスであるという判定に従って、図8A図8F及び図9に関して図示及び説明されるように、パスグループの後続のパスを使用するプロセスを自動化する。
【0452】
方法1500に関して上述したプロセス(例えば、図15)の詳細はまた、上述した方法にも類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法700、900、1100、及び1400は、方法1500に関して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0453】
図16Aは、ディスプレイ1602(例えば、タッチスクリーン)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、サイドボタン1604)を有する電子デバイス1600を示す。図16Aでは、電子デバイス1600は、ディスプレイ1602上に、アカウントユーザインターフェース1606(例えば、図17Aを参照して以下に説明されるアカウントユーザインターフェース1700と同様)を表示する。電子デバイス1600は、アカウントユーザインターフェース1606上のユーザのそれぞれのコンピュータストレージアカウントに関連付けられた複数のユーザインターフェースオブジェクト1608を表示する。ユーザのそれぞれのコンピュータストレージアカウントは、様々な量の(例えば、クラウドベースの)コンピュータストレージリソースを含む。いくつかの実施形態では、異なる種類のデータ(例えば、写真ファイルに対応するデータ、文書ファイルに対応するデータ、音楽ファイルに対応するデータ、ビデオファイルに対応するデータ、アプリケーションファイルに対応するデータ)を、ユーザアカウント(例えば、コンピュータストレージアカウント)に関連付けられたコンピュータストレージリソース内に記憶及び/又はアーカイブすることができる。したがって、複数のユーザインターフェースオブジェクト1608のうちのユーザインターフェースオブジェクトの選択に対応するユーザ入力を検出したことに応じて、電子デバイス1600は、選択されたユーザインターフェースオブジェクトに対応するそれぞれのコンピュータストレージアカウントに関連付けられたコンピュータストレージリソース(例えば、利用可能なデータの量及び/又は消費されたデータの量)に関連する情報を表示する。
【0454】
図16Aでは、電子デバイス1600は、ストレージカードユーザインターフェースオブジェクト1608a、メモリユーザインターフェースオブジェクト1608b、共有データユーザインターフェースオブジェクト1608c、分散ストレージアカウントユーザインターフェースオブジェクト1608d、リモートストレージアカウントユーザインターフェースオブジェクト1608e、及びバックアップストレージアカウントユーザインターフェースオブジェクト1608fをアカウントユーザインターフェース1606上に表示する。
【0455】
電子デバイス1600のユーザは、コンピュータストレージアカウントのコンピュータストレージリソースに関連するファイルの様々な振替及び/又はストレージ割り当ての振替を検索することを望む場合がある。図16B及び図16Cを参照して以下に記載されるように、アカウントユーザインターフェース1606は、ユーザが、複数のユーザインターフェースオブジェクト1608の特定のユーザインターフェースオブジェクトによって表される特定のコンピュータストレージアカウントを検索し、電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)コンピュータストレージアカウントを検索することを可能にする。
【0456】
図16Aでは、電子デバイス1600は、検索ユーザインターフェースオブジェクト1606a(例えば、ユニバーサル検索ユーザインターフェースオブジェクト)上のタップジェスチャ1650aを検出する。タップジェスチャ1650aを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図16Bに示すように、ユニバーサル検索ユーザインターフェース1610を表示する(例えば、ユニバーサル検索ユーザインターフェース1610は、電子デバイス1600が検索語に対応するユーザ入力を検出した後に検索結果を表示する)。あるいは、図16Aでは、電子デバイス1600は、ストレージカードユーザインターフェースオブジェクト1608a上のタップジェスチャ1650bを検出する。タップジェスチャ1650bを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、(例えば、図17Bを参照して以下に説明される、詳細なユーザインターフェース1710と同様に)詳細ユーザインターフェースを表示する。図16Bでは、詳細ユーザインターフェースを表示している間に、電子デバイス1600は、詳細ユーザインターフェースの検索ユーザインターフェースオブジェクト上のタップジェスチャを検出する。タップジェスチャの検出に応じて、電子デバイスは、図16Cに示すように、単一アカウント検索ユーザインターフェース1612を表示する(例えば、電子デバイス1600が検索語に対応するユーザ入力を検出した後に、単一アカウント検索ユーザインターフェース1612が検索結果を表示する)。
【0457】
図16Bでは、ユニバーサル検索ユーザインターフェース1610は、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1610a、検索絞込エリア1614、アカウントエリア1616、削除エリア1618、及びトランザクションエリア1620を含む。ユニバーサル検索ユーザインターフェース1610は、ユーザ入力を介して検索バーユーザインターフェースオブジェクト1610aに入力された検索語1610b(「ドキュメント」)に一致する結果を含む。このように、電子デバイス1600は、電子デバイスにリンクされた複数の(例えば、全て)コンピュータストレージアカウントについて、検索語1610bとデータファイル、コンピュータストレージアカウント、トランザクション(例えば、ストレージの再割り当て)、及び/又はコンピュータストレージアカウントに関連する他の情報とを比較する。例えば、ユニバーサル検索ユーザインターフェース1610のアカウントエリア1616は、検索語1610bに基づく(例えば、一致する)情報を含む特定のコンピュータストレージアカウント(例えば、「カード」)を含む。いくつかの実施形態では、アカウントユーザインターフェースオブジェクト1616a及び/又はアカウントユーザインターフェースオブジェクト1616b上のユーザ入力は、電子デバイス1600に、検索語1610bに関連する特定のコンピュータストレージアカウントに関連付けられた詳細を表示させる。
【0458】
図16Cでは、単一アカウント検索ユーザインターフェース1612は、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1612a、検索絞込エリア1622、カテゴリエリア1624、プログラムエリア1626、及びトランザクションエリア1628を含む。上記のように、単一アカウント検索ユーザインターフェース1612に表示される結果は、単一のコンピュータストレージアカウント(例えば、ストレージカードユーザインターフェースオブジェクト1608aによって表されるコンピュータストレージアカウント)に関連付けられている。したがって、単一アカウント検索ユーザインターフェース1612は、単一のコンピュータストレージアカウント(例えば、ストレージカードユーザインターフェースオブジェクト1608aによって表されるコンピュータストレージアカウント)に関連するデータファイル、トランザクション、及び/又は他の情報のみを含む。結果は、電子デバイス1600によって検索される単一のコンピュータストレージアカウントからの情報のみを含むため、単一アカウント検索ユーザインターフェース1612は、アカウントエリア1616を含まない。したがって、検索絞込エリア1622、カテゴリエリア1624、プログラムエリア1626、及びトランザクションエリア1628に含まれるユーザインターフェースオブジェクトは、単一のコンピュータストレージアカウント(例えば、ストレージカードユーザインターフェースオブジェクト1608aで表されるコンピュータストレージアカウント)に固有である。
【0459】
ここで図17A図17Nを参照すると、図17Aは、電子デバイス1600の振替アカウントアプリケーションのためのアカウントユーザインターフェース1700を表示する電子デバイス1600を示す。図17Aでは、アカウントユーザインターフェース1700は、電子デバイス1600にリンクされた(例えば、供給された)それぞれの振替アカウント(例えば、サードパーティのクレジットカードアカウント、デビットカードアカウント、及び/又は格納値アカウントなどの支払いアカウント、パスアカウント、チケットアカウント、ポイントアカウント、報酬アカウント、及び/又はトランジットアカウント)に関連付けられた複数のユーザインターフェースオブジェクト1702を含む。いくつかの実施形態では、ユーザは、電子デバイス1600に1つ以上の振替アカウントを提供し、振替アカウントを使用して振替を行うことができる。例えば、ユーザの振替アカウントへのアクセスを受信すると、電子デバイス1600は、振替アカウント(例えば、アカウント番号、ピンコード、認可コード、パスコード、カード番号、残高情報、及び/又はアドレス)に関連付けられた資格情報を受信し、電子デバイス1600のセキュア要素に記憶する。電子デバイス1600は、振替アカウントがユーザによって(例えば、図17Lのユーザ入力1750i、図17Mのユーザ入力1750k、及び/又は図17Nのユーザ入力1750lを介して)アクティブ化及び/又は認可されたときに、振替アカウントに関連付けられた資格情報を端末(例えば、無線通信端末及び/又はNFC端末)に公開(例えば、送信)する。
【0460】
アカウントユーザインターフェース1606と同様に、アカウントユーザインターフェース1700は、検索ユーザインターフェースオブジェクト1700a(例えば、ユニバーサル検索ユーザインターフェースオブジェクト)と、電子デバイス1600にリンクされたそれぞれの振替アカウントに対応する複数のユーザインターフェースオブジェクト1702とを含む。いくつかの実施形態では、アカウントユーザインターフェース1700は、複数のユーザインターフェースオブジェクト1702を、振替アカウントエリア1704及びパスアカウントエリア1706に分離する。図17Aでは、振替アカウントエリア1704は、トランザクションを実行するために使用されるトランザクションアカウントを表すユーザインターフェースオブジェクトを含み、パスアカウントエリア1706は、イベントへの入場(例えば、チケット)を提供する、輸送サービスへの入場(例えば、搭乗券及び/又はトランジットカード)を提供する、及び/又は特定のトランザクションについての報酬及び/又はポイントを移管及び累積する(例えば、報酬カード及び/又はお得意様カード)ために使用される振替アカウントを表すユーザインターフェースオブジェクトを含む。図17Aでは、振替アカウントエリア1704は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702a、アラスカ銀行ユーザインターフェースオブジェクト1702bのバンク、及びアラスカフライプレミアムユーザインターフェースオブジェクト1702cを含む。更に、パスアカウントエリア1706は、搭乗券ユーザインターフェースオブジェクト1702d、上得意ユーザインターフェースオブジェクト1702e、及びコンサートチケットユーザインターフェースオブジェクト1702fを含む。
【0461】
図16A図16Cを参照して上述したように、電子デバイス1600のユーザは、電子デバイス1600にリンクされた振替アカウントのデータ又は情報に関連する検索を実行することを望む場合がある。ユーザは、特定の振替アカウントを検索することに関心がある場合もあれば、一般に、電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)振替アカウントを検索することに関心がある場合もある。したがって、アカウントユーザインターフェース1700は、特定の振込アカウント(例えば、複数のユーザインターフェースオブジェクト1702のそれぞれのユーザインターフェースオブジェクトによって表される振替アカウントの単一アカウント検索)、及び電子デバイス1600にリンクされる複数(例えば、全て)の振替アカウント(例えば、ユニバーサル検索)の両方を検索するオプションを提供する。
【0462】
図17Aでは、電子デバイスは、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702a上のタップジェスチャ1750aを検出して、単一アカウント検索を実施するためのプロセスを開始する。タップジェスチャ1750aを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図17Bの振替カード詳細ユーザインターフェース1710を表示する。あるいは、図17Aでは、電子デバイス1600は、検索ユーザインターフェースオブジェクト1700a上のタップジェスチャ1750bを検出して、ユニバーサル検索を実施するためのプロセスを開始する。タップジェスチャ1750bを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図17Eのユニバーサル検索ユーザインターフェース1712を表示する。
【0463】
図17Bでは、電子デバイス1600は、振替カード詳細ユーザインターフェース1710を表示する。振替カード詳細ユーザインターフェース1710は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウントに固有である。したがって、振替カード詳細ユーザインターフェース1710は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウント(例えば、のみ)に関連する詳細及び情報を表示する。例えば、振替カード詳細ユーザインターフェース1710は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702a、残高ユーザインターフェースオブジェクト1710a、週間アクティビティユーザインターフェースオブジェクト1710b、支払いユーザインターフェースオブジェクト1710c、及び最新トランザクションエリア1714を含む。
【0464】
図17Bでは、電子デバイス1600は、検索ユーザインターフェースオブジェクト1710d(例えば、単一アカウント検索ユーザインターフェースオブジェクト)上のタップジェスチャ1750cを検出する。タップジェスチャ1750cを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図17Cに示すように、単一アカウント検索ユーザインターフェース1716を表示する。
【0465】
図17Cでは、単一アカウント検索ユーザインターフェース1716は、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1716a、取消ユーザインターフェースオブジェクト1716b、検索オプションエリア1718、及びキーボードユーザインターフェースオブジェクト1716cを含む。図17Cでは、電子デバイス1600は、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1716a上のタップジェスチャ1750dを検出する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、タップジェスチャ1750dの検出に応じて、キーボードユーザインターフェースオブジェクト1716cを表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、タップジェスチャ1750dを検出したことに応じて、キーボードユーザインターフェースオブジェクト1716cの表示を維持する。更に、電子デバイス1600は、キーボードユーザインターフェースオブジェクト1716c上の1つ以上のユーザ入力(例えば、1つ以上のタップジェスチャ)を検出する。キーボードユーザインターフェースオブジェクト1716c上の1つ以上のユーザ入力は、ユーザが検索したい(例えば、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される単一振替アカウントを検索したい)と思う検索語(例えば、テキスト)に対応する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、電子デバイス1600に検索語の検索を実行させる(例えば、検索語に対して、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される単一振替アカウントを検索させる)ユーザ入力を更に検出する。ユーザ入力を検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図17Dの単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1720を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、電子デバイス1600がキーボードユーザインターフェースオブジェクト1716c上の1つ以上のユーザ入力の第1の入力を検出したときに、図17Dの単一検索結果ユーザインターフェース1720を表示する(例えば、電子デバイス1600は、文字及び/又は数字が検索バーユーザインターフェースオブジェクト1716aにタイピングされるときに、単一検索結果ユーザインターフェース1720上に検索結果を表示し、更新し始める)。
【0466】
図17Dでは、電子デバイス1600は、検索語1720a(「アラスカ」)についての単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1720を表示する。単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1720は、絞込検索エリア1722、カテゴリエリア1724、販売事業者エリア1726、及びトランザクションエリア1728を絞り込むことを含む。電子デバイス1600は、検索語1720aに加えて、検索語1720aに基づいて、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1720bに追加される検索語のための提案として、絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1722a~dを表示する(例えば、絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1722a~dは、検索語1720aに関連する追加の検索語に対応する)。したがって、絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1722a~dのうちの1つでユーザ入力を検出したことに応じて、電子デバイス1600は、選択された絞込基準ユーザインターフェースオブジェクトによって表される用語を検索バーユーザインターフェースオブジェクト1720bに追加する。したがって、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウントの検索は、検索語1720a及び/又は絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1722a~dのうちの選択された1つによって表される追加の語に基づく(例えば、一致する)データ及び/又は情報に対して行われる。
【0467】
カテゴリエリア1724は、カテゴリユーザインターフェースオブジェクト1724a~cを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、検索語1720aに基づく特定のカテゴリユーザインターフェースオブジェクト1724a~cを表示する。例えば、電子デバイス1600は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウントが、アラスカ州で及び/又は「アラスカ」という名称を含む特定の食料品店で食料品を購入するために使用されたと判定する。したがって、カテゴリユーザインターフェースオブジェクト1724a~cは、検索語1720aと、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウントとの両方に固有である(例えば、基づいて選択される)。
【0468】
同様に、販売事業者エリア1726は、販売事業者ユーザインターフェースオブジェクト1726a~dを含む。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、検索語1720aに基づく特定の販売事業者ユーザインターフェースオブジェクト1726a~dを表示する。例えば、電子デバイス1600は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウントが、アラスカ州の販売事業者で、及び/又は「アラスカ」という名称を含む特定の販売事業者で購入を行うために使用されたと判定する。したがって、販売事業者ユーザインターフェースオブジェクト1726a~dは、検索語1720aと振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される及び振替アカウントとの両方に固有である。
【0469】
図17Dでは、トランザクションエリア1728は、アラスカ翡翠を購入するトランザクションに対応する第1のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1728aと、アラスカ州のドーナツショップでドーナツを購入するトランザクションに対応する第2のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1728bとを含む。第1のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1728a及び第2のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1728bの両方は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウントに関連付けられた購入に対応する。電子デバイス1600は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表された振替アカウントに関連付けられたデータ及び/又は情報と検索語1720aとを照合して、トランザクションエリア1728に含まれる特定のトランザクションを判定する。したがって、単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1720に含まれる結果は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウント(例えば、のみ)に固有である。言い換えれば、単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1720は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウントに関連付けられた情報を含むが、複数のユーザインターフェースオブジェクト1702の残りのユーザインターフェースオブジェクトによって表される振替アカウントに関連付けられた情報(例えば、トランザクション)は含まない。
【0470】
上記のように、電子デバイス1600は、図17Eに示すように、ユーザ入力1750bを検出したことに応じて、ユニバーサル検索ユーザインターフェース1712を表示する。上記のように、ユニバーサル検索ユーザインターフェース1712は、電子デバイス1600にリンクされた1つの振替アカウントに固有のものではない。したがって、ユーザ検索ユーザインターフェース1712は、ユーザが、電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)振替アカウントに関連付けられたデータ及び/又は情報を検索することを可能にする。
【0471】
図17Eでは、ユニバーサル検索ユーザインターフェース1712は、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1712a、取消ユーザインターフェースオブジェクト1712b、検索オプションエリア1730、及びキーボードユーザインターフェースオブジェクト1712cを含む。図17Eでは、電子デバイス1600は、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1712a上のタップジェスチャ1750eを検出する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、タップジェスチャ1750eを検出したことに応じて、キーボードユーザインターフェースオブジェクト1712cを表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、タップジェスチャ1750eを検出したことに応じて、キーボードユーザインターフェースオブジェクト1712cの表示を維持する。更に、電子デバイス1600は、キーボードユーザインターフェースオブジェクト1712c上の1つ以上のユーザ入力(例えば、1つ以上のタップジェスチャ)を検出する。キーボードユーザインターフェースオブジェクト1716c上の1つ以上のユーザ入力は、ユーザが検索したい検索語(例えば、テキスト)に対応する(例えば、電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)振込アカウントを検索する)。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、電子デバイス1600に検索語の検索を実行させるユーザ入力を更に検出する(例えば、検索語について電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)振替アカウントを検索する)。入力を検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図17Fのユニバーサル検索結果ユーザインターフェース1732を表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、電子デバイス1600がキーボードユーザインターフェースオブジェクト1712c上の1つ以上のユーザ入力の第1の入力を検出したときに、図17Fにユニバーサル検索結果ユーザインターフェース1732を表示する(例えば、電子デバイス1600は、文字及び/又は数字が検索バーユーザインターフェースオブジェクト1712aにタイピングされるときに、ユニバーサル検索結果ユーザインターフェース1732上に検索結果を表示し、更新し始める)。
【0472】
図17Eでは、検索オプションエリア1730は、カテゴリエリア1733、販売事業者エリア1734、及び人々エリア1736を含む。いくつかの実施形態では、検索オプションエリア1730に含まれるユーザインターフェースオブジェクトは、ユーザの検索履歴に基づく。いくつかの実施形態では、検索オプションエリア1730に含まれるユーザインターフェースオブジェクトは、キーボードユーザインターフェースオブジェクト1712c上で検出された1つ以上のユーザ入力に基づく(例えば、検索オプションエリア1730のユーザインターフェースオブジェクトは、ユーザタイプとして更新される)。検索オプションエリア1730は、(例えば、キーボードユーザインターフェースオブジェクト1712cを介して)検索バーユーザインターフェースオブジェクト1712aに検索語を入力する代わりに、特定のカテゴリ、販売事業者、又は人物に関連するユーザインターフェースオブジェクトを選択することを可能にする。例えば、電子デバイス1600は、食料品カテゴリユーザインターフェースオブジェクト1733a上のタップジェスチャ1750fを検出する。入力1750fを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図17Gに示すように、食料品カテゴリユーザインターフェース1738を表示する。あるいは、電子デバイス1600は、食品市場ユーザインターフェースオブジェクト1734a上のタップジェスチャ1750gを検出する。入力1750gを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図17Hに示すように、食品市場ユーザインターフェース1740を表示する。図17G及び図17Hを参照して以下で論じられるように、異なるカテゴリ、販売事業者、及び/又は人々に関連する異なるユーザインターフェースオブジェクトを選択することにより、電子デバイス1600は、電子デバイス1600にリンクされた振替アカウントに関連付けられた同じデータ及び/又は情報(例えば、同じトランザクション)を表示する(及びユーザに、ユーザに閲覧させる)ことができる。
【0473】
図17Fでは、電子デバイス1600は、検索語1732a(ユーザによる入力を介して受信された「アラスカ」)に対するユニバーサル検索結果ユーザインターフェース1732を表示する。単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1720と同様に、ユニバーサル検索結果ユーザインターフェース1732は、絞込検索エリア1742及びトランザクションエリア1744を含む。ユニバーサル検索結果ユーザインターフェース1732はまた、振替アカウントエリア1746及びパスエリア1748を含む。
【0474】
電子デバイス1600は、検索語1732aに加えて、検索語1732aに基づいて、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1732bに追加される検索語のための提案として、絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1742a~dを表示する(例えば、絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1742a~dは、検索語1732aに関連する追加の検索語に対応する)。したがって、絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1742a~dのうちの1つでユーザ入力を検出したことに応じて、電子デバイス1600は、選択された絞込基準ユーザインターフェースオブジェクトによって表される用語を検索バーユーザインターフェースオブジェクト1732bに追加する。したがって、電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)振替アカウントの検索は、検索語1732a及び/又は絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1742a~dのうちの選択された1つによって表される追加の用語に基づいて(例えば、一致する)データ及び/又は情報(例えば、トランザクション)に対して行われる。
【0475】
振替アカウントエリア1746は、検索語1732aに関連する電子デバイス1600にリンクされた特定の振替アカウントを含む(例えば、検索語1732aを含む、及び/又は検索語1732aに基づく(例えば、一致する)データ及び/又は情報を含む名称を含む)。図17Fでは、電子デバイス1600は、振替アカウントユーザインターフェースオブジェクト1746a~bを表示する。いくつかの実施形態では、振替アカウントユーザインターフェースオブジェクト1746a~bは、検索語1732aを含む(又は検索語1732aと同様である)名称を有する振替アカウントに対応する。いくつかの実施形態では、振替アカウントユーザインターフェースオブジェクト1746a~bは、検索語1732aを含む(又は検索語1732aと同様又は関連する)データ及び/又は情報を有する振替アカウントに対応する。したがって、ユニバーサル検索結果ユーザインターフェース1732は、電子デバイス1600にリンクされた振替アカウントに対応する結果を含み、それにより、ユニバーサル検索結果ユーザインターフェース1732の結果は、1つの特定の振替アカウントに限定されない。いくつかの実施形態では、1746a(例えば、1746aのタップジェスチャ)を選択することにより、図17Iに示されるユーザインターフェースが表示される。
【0476】
同様に、パスエリア1748は、検索語1732aに関連する電子デバイス1600にリンクされた振替アカウントに関連付けられた特定のパス(例えば、搭乗券、トランジットパス、及び/又はケース)を含む(例えば、(例えば、その一致する)検索語1732aに基づいて選択されたデータ及び/又は情報(例えば、トランザクション)を含む)。図17Fでは、電子デバイス1600は、パスユーザインターフェースオブジェクト1748a~cを表示する。いくつかの実施形態では、パスユーザインターフェースオブジェクト1748a~cは、検索語1732aを含む(又は検索語1732aと類似する)名称を有する振替アカウントのパスに対応する。いくつかの実施形態では、パスユーザインターフェースオブジェクト1748a~cは、検索語1732aを含む(又は検索語1732aと同様である又は関連する)データ及び/又は情報を有する振替アカウントのパスに対応する。パスユーザインターフェースオブジェクト1748a~cによって表される振替アカウントは、互いに異なり得るか、互いに同じであり得るか、又は電子デバイス1600にリンクされた振替アカウントの任意の組み合わせを含むことができる。したがって、ユニバーサル検索結果ユーザインターフェース1732は、電子デバイス1600にリンクされ、特定の振替アカウントに限定されない任意の振替アカウントの関連パスの結果を含む。
【0477】
図17Fでは、トランザクションエリア1744は、アラスカ産翡翠を購入するためのトランザクション(例えば、図17Dの第1のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1728aに対応する同じトランザクション)に対応する第1のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1744aと、アラスカ産カニを購入するためのトランザクション(例えば、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aに関連付けられた振替アカウントとは異なる振替アカウントからのトランザクション)に対応する第2のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1744bとを含む。第1のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1744aは、単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1720の第1のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1728aと同じトランザクションに対応する。したがって、単一アカウント検索ユーザインターフェース1716及びユニバーサル検索ユーザインターフェース1712において同じ語を検索する場合、同じトランザクションの結果を電子デバイス1600によって表示することができる。更に、第2のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1744bは、単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1720に表示されない購入に対応する。したがって、第2のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1744bは、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウント(例えば、単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1720を表示するために検索された振替アカウント)とは異なる振替アカウントに対応する。トランザクションエリア1744内で表示するトランザクションを決定するために、電子デバイス1600は、任意選択的に、電子デバイス1600にリンクされた複数(例えば、全て)の振替アカウントに関連付けられたデータ及び/又は情報について、検索語1720aを検索する(例えば、照合する)。したがって、ユニバーサル検索結果ユーザインターフェース1732に含まれる結果は、電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)振替アカウントに関連付けられ、1つの特定の振替アカウントには関連付けられていない。
【0478】
上記のように、電子デバイス1600は、任意選択的に、ユニバーサル検索ユーザインターフェース1712の検索オプションエリア1730に含まれる異なるユーザインターフェースオブジェクトの選択に応じて、電子デバイス1600にリンクされた1つ以上の振替アカウントに関連付けられた同じデータ及び/又は情報を表示する。図17Gでは、電子デバイス1600は、タップジェスチャ1750fを検出したことに応じて、食料品カテゴリユーザインターフェース1738を表示する。図17Gでは、食料品カテゴリユーザインターフェース1738は、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1738a、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1738aに含まれる検索語1738b(例えば、食料品カテゴリユーザインターフェースオブジェクト1732aの選択は、「食料品」を検索させる)、絞込検索エリア1752、トランザクションエリア1754、及び場所エリア1756を含む。
【0479】
絞込検索エリア1722及び絞込検索エリア1742と同様に、絞込検索エリア1752は、検索語1738bに加えて、検索語1738bに基づいて、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1738aに追加される検索語の提案として、絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1752a~dを含む(例えば、絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1752a~dは、検索語1738bに関連する追加の検索語に対応する)。
【0480】
トランザクションエリア1754は、検索語1738bに関連するデータ及び/又は情報を含む電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)振替アカウントに関連付けられたトランザクションに対応するトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1754a~cを含む。例えば、トランザクションユーザインターフェースオブジェクト1754a~cの各々は、食料品に関連する購入及び/又は食料品店舗での購入のトランザクションに対応する。特に、トランザクションユーザインターフェースオブジェクト1754aは、カリフォルニア州クパチーノにおける10.00ドルの食品市場で、昨日午後6時に発生したトランザクションに対応する。以下に記載されるように、食品市場ユーザインターフェース1740はまた、この同じトランザクションに対応するユーザインターフェースオブジェクトを含む。
【0481】
場所エリア1756は、検索語1738bに関連する異なる場所に対応する場所ユーザインターフェースオブジェクト1756a~bを含む。例えば、場所ユーザインターフェースオブジェクト1756a~bは、電子デバイス1600のユーザがトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1754a~cに対応するトランザクションを行った場所に対応する。いくつかの実施形態では、場所ユーザインターフェースオブジェクト1756a~bは、トランザクションユーザインターフェースオブジェクト1754a~cに関連付けられた場所に追加される場所に対応する。電子デバイス1600は、電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)振替アカウントに関連付けられたデータ及び/又は情報を照合して、検索語1738bに関連する場所(例えば、食料品のトランザクションの位置、食料品店でのトランザクションの場所、及び/又は検索語1738bを含む名称を有する場所)を判定する。
【0482】
図17Hでは、電子デバイス1600は、図17Eのユーザ入力1750gを検出したことに応じて、食品市場ユーザインターフェース1740を表示する。図17Hでは、食品市場ユーザインターフェース1740は、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1740a、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1740aに含まれる検索語1740b(例えば、食品市場販売事業者ユーザインターフェースオブジェクト1734aの選択は、「食品市場」を検索させる)、絞込検索エリア1758、トランザクションエリア1760、場所エリア1762、及び人々エリア1764を含む。
【0483】
絞込検索エリア1722、絞込検索エリア1742、及び絞込検索エリア1752と同様に、絞込検索エリア1758は、検索語1740bに加えて、検索語1740bに基づいて、検索バーユーザインターフェースオブジェクト1740aに追加される検索語の提案として、絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1758a~dを含む(例えば、絞込基準ユーザインターフェースオブジェクト1758a~dは、検索語1740bに関連する追加の検索語に対応する)。
【0484】
トランザクションエリア1760は、検索語1740bに関連するデータ及び/又は情報を含む電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)振替アカウントに関連付けられたトランザクションに対応するトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1760a~bを含む。例えば、トランザクションユーザインターフェースオブジェクト1760a~bの各々は、販売事業者の食品市場に関連する購入のためのトランザクションに対応する。特に、トランザクションユーザインターフェースオブジェクト1760aは、食料品カテゴリユーザインターフェース1738のトランザクションユーザインターフェースオブジェクト1754aに対応するトランザクションと同じトランザクションに対応する。具体的には、トランザクションユーザインターフェースオブジェクト1760aに対応するトランザクションは、カリフォルニア州クパチーノ、食品市場で午後6時に10.00ドルで発生した。したがって、電子デバイス1600は、検索オプションエリア1730内の異なるユーザインターフェースオブジェクトが重複するデータ及び/又は情報を含むときに、ユニバーサル検索ユーザインターフェース1712の検索オプションエリア1730に含まれる異なるユーザインターフェースオブジェクト上のユーザ入力を検出したことに応じて、同じトランザクションを表示する。
【0485】
場所エリア1762は、販売事業者の食品市場の場所に対応する場所ユーザインターフェースオブジェクト1762aを含む。いくつかの実施形態では、販売事業者は複数の場所を含む。したがって、食品市場ユーザインターフェース1740の場所エリア1762は、任意選択的に、電子デバイス1600にリンクされた任意の振替アカウントが使用されてトランザクション及び/又は振替を行った販売事業者食品市場の他の位置に対応する追加の場所ユーザインターフェースオブジェクトを含む。
【0486】
更に、人々エリア1764は、人物ユーザインターフェースオブジェクト1764aを含む。いくつかの実施形態では、(例えば、誰かに対して送金する)振替の受取人が、(例えば、検索語に一致するユーザによって入力されたメモに基づいて)検索結果の人々エリア1764に表示される。いくつかの実施形態では、振替アカウントは、複数のユーザ(例えば、共同アカウント)によってアクセス及び/又は使用される。したがって、人々エリア1764は、販売事業者の食品市場でトランザクションを行ったユーザ(「ジョン・アップルシード」)に対応する人物ユーザインターフェースオブジェクト1764aを表示する。いくつかの実施形態では、人々エリア1764は、電子デバイス1600にリンクされた振替アカウントの別の認可されたユーザが、販売事業者食品市場でのトランザクション及び/又は振替を行うときに、追加の人物ユーザインターフェースオブジェクトを含む。
【0487】
ユーザは、電子デバイス1600にリンクされた複数の(例えば、全ての)振替アカウントのユニバーサル検索を実施する代わりに、2つの異なる単一振替アカウントについて複数の検索を実施したいと思う場合がある。このように、電子デバイス1600は、送信アプリケーションとのユーザ対話を容易にし、ユーザが所望の情報を迅速かつ効率的に見つけることを可能にするために、同様の(又は同じ)フォーマット及び/又はレイアウトで電子デバイス1600にリンクされた各振替アカウントの検索結果を表示する。例えば、図17I図17Kは、単一振替アカウントの検索を実行する電子デバイス1600の別の例を示す。図17I図17Kは、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aによって表される振替アカウントの検索結果と比較した場合、アラスカフライプレミアムユーザインターフェースオブジェクト1702cにより表される振替アカウントについて、検索語「アラスカ」に対して異なる検索結果が生成されることを示す。しかしながら、図17Jの単一アカウント検索ユーザインターフェース1770及び図17Cの単一アカウント検索ユーザインターフェース1716、図17Kの単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1772、及び図17Dの単一アカウント検索結果ユーザインターフェース1720は、同じ一般レイアウトを含む。
【0488】
いくつかの実施形態では、ユーザは、電子デバイス1600を使用して振替アプリケーションの振替アカウントを用いて、振替(例えば、セキュア振替、セキュアトランザクション、及び/又は暗号化トランザクション)を実行したいと思う場合がある。図17L図17Nは、電子デバイス1600を使用して、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702a、アラスカフライプレミアムユーザインターフェースオブジェクト1702c、及びコンサートチケットユーザインターフェースオブジェクト1702fに関連付けられた振替アカウントを使用する振替を行う例を示す。
【0489】
図17Lの1776において、電子デバイス1600は、アカウントユーザインターフェース1700を表示し、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702a上のタップジェスチャ1750hを検出する。振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702a上のタップジェスチャ1750hを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図17Lの1778に示すように、詳細ユーザインターフェース1710を表示する。図17Lの1778において、電子デバイス1600は、サイドボタン1604上のユーザ入力1750i(例えば、ダブルタップジェスチャ及び/又はダブルプレスジェスチャ)を検出する。ユーザ入力1750iを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、ユーザの生体認証(例えば、顔認識及び/又は指紋マッチング)を実行し、成功した場合、図17Lの1782に振替ユーザインターフェース1780を表示する。振替ユーザインターフェース1780は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702a、インジケータ1780a、及び複数のユーザインターフェースオブジェクト1702のスタック1780b(例えば、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aなしの複数のユーザインターフェースオブジェクト1702のユーザインターフェースオブジェクト)を含む。インジケータ1780aは、電子デバイス1600のユーザに、受信機(例えば、無線通信端末、NFC端末、及び/又は電子デバイス1600から資格情報を受信することができるデバイス)の閾値近接に電子デバイス1600を配置するように促す。したがって、ユーザ入力は、振替カードユーザインターフェースオブジェクト1702aに関連付けられた振替アカウントを認証及び/又はアクティブ化し、電子デバイス1600が振替アカウントの資格情報を公開(例えば、送信)して振替を行うことを可能にする。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、ユーザ入力1750iを検出した後、かつ振替ユーザインターフェース1780を表示する前に、追加のユーザ入力(例えば、顔識別、指紋識別、及び/又はパスコード)を検出する。いくつかの実施形態では、このトランザクションは、関連する探索語を使用して検索するときに、検索結果に示される。
【0490】
図17Mの1784において、電子デバイス1600は、アカウントユーザインターフェース1700を表示し、アラスカフライプレミアムユーザインターフェースオブジェクト1702c上のタップジェスチャ1750jを検出する。フライプレミアムユーザインターフェースオブジェクト1702c上でタップジェスチャ1750jを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図17Mの1788に示されるように、詳細ユーザインターフェース1786(例えば、詳細ユーザインターフェース1710と同様)を表示する。図17Mの1788において、電子デバイス1600は、サイドボタン1604上のユーザ入力1750k(例えば、ダブルタップジェスチャ及び/又はダブルプレスジェスチャ)を検出する。ユーザ入力1750kを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、ユーザの生体認証(例えば、顔認識及び/又は指紋マッチング)を実行し、成功した場合、図17Mの1792に振替ユーザインターフェース1790を表示する。振替ユーザインターフェース1790は、アラスカフライプレミアムユーザインターフェースオブジェクト1702c、インジケータ1790a、及び複数のユーザインターフェースオブジェクト1702のスタック1790b(例えば、フライプレミアムユーザインターフェースオブジェクト1702cを含まない複数のユーザインターフェースオブジェクト1702のうちのユーザインターフェースオブジェクト)を含む。インジケータ1790aは、電子デバイス1600のユーザに、受信機(例えば、無線通信端末、NFC端末、及び/又は電子デバイス1600から資格情報を受信することができるデバイス)の閾値近接に電子デバイス1600を配置するように促す。したがって、ユーザ入力は、フライプレミアムユーザインターフェースオブジェクト1702cに関連付けられた振替アカウントを認証及び/又はアクティブ化し、電子デバイス1600が振替アカウントの資格情報を公開(例えば、送信)して振替を行うことを可能にする。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、ユーザ入力1750kを検出した後、かつ振替ユーザインターフェース1790を表示する前に、追加のユーザ入力(例えば、顔識別、指紋識別、及び/又はパスコード)を検出する。いくつかの実施形態では、このトランザクションは、関連する探索語を使用して検索するときに、検索結果に示される。
【0491】
図17Nの1794において、電子デバイス1600は、アカウントユーザインターフェース1700を表示し、コンサートチケットユーザインターフェースオブジェクト1702f上のタップジェスチャ1750lを検出する。コンサートチケットユーザインターフェースオブジェクト1702fでタップジェスチャ1750lを検出したことに応じて、電子デバイス1600は、図17Nの1798に示されるように、振替ユーザインターフェース1796を表示する。振替ユーザインターフェース1796は、コンサートチケットユーザインターフェースオブジェクト1702f、インジケータ1796a、及び複数のユーザインターフェースオブジェクト1702のスタック1796b(例えば、コンサートチケットユーザインターフェースオブジェクト1702fを含まない複数のユーザインターフェースオブジェクト1702のうちのユーザインターフェースオブジェクト)を含む。インジケータ1796aは、電子デバイス1600のユーザに、受信機(例えば、無線通信端末、NFC端末、及び/又は電子デバイス1600から資格情報を受信することができるデバイス)の閾値近接に位置するように、電子デバイス1600のユーザに促す。このように、タップジェスチャ1750lは、電子デバイス1600が振替アカウントの資格情報を公開(例えば、送信)して振替を行うことを可能にする。コンサートチケットユーザインターフェースオブジェクト1702fによって表される振替アカウントは、パス(例えば、チケット)に関連付けられ、(任意選択的に)クレジットの振替を含まない(例えば、コンサートチケットは既に購入されており、振替アカウントから資金を振り替える代わりにイベントの会場に入場するためにのみ使用される)。したがって、電子デバイス1600は、コンサートチケットユーザインターフェースオブジェクト1702fに関連付けられた振替アカウントを認証及び/又はアクティブ化するために、サイドボタン1604上のユーザ入力を検出しない。いくつかの実施形態では、電子デバイス1600は、タップジェスチャ1750lを検出した後、かつ振替ユーザインターフェース1796を表示する前に、追加のユーザ入力(例えば、顔識別、指紋識別、及び/又はパスコード)を検出する。いくつかの実施形態では、このトランザクションは、関連する検索語を使用して検索するときに、検索結果に示される。
【0492】
図18は、いくつかの実施形態に係る、1つ以上の振替アカウントを検索するための方法を示すフロー図である。方法1800は、表示生成構成要素(例えば、602a、602b、802、1002、1052、1202、1602)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面、カメラ、指紋センサ、及び/又は生体認証センサ)と通信しているコンピュータシステム(例えば、100、300、500、600a、600b、800、1000、1050、1200、1600)で実行される。方法1800のいくつかの動作は、任意選択的に組み合わされ、いくつかの動作の順序は、任意選択的に変更され、いくつかの動作は、任意選択的に省略される。
【0493】
以下に説明するように、方法1800は、コンピュータシステムにリンクされた(例えば、供給された)1つ以上の振替アカウントを検索するための直感的な方法を提供する。この方法は、コンピュータシステムにリンクされた振替アカウントに対応する特定の情報を検索するときのユーザの認知負担を軽減する。バッテリ動作式コンピューティングシステムの場合、ユーザが所望の情報をより容易に発見できるようにすることで、節電し、バッテリ充電間の時間を延ばす。
【0494】
方法1800において、コンピュータシステム(例えば、1600、スマートフォン又はスマートウォッチなどのスマートデバイス、モバイルデバイス)は、表示生成構成要素(例えば、1602)及び1つ以上の入力デバイス(例えば、タッチ感知面)と通信する。コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、検索ユーザインターフェース(例えば、1610、1612、1712、1716、1720、1732、1738)を表示する(1802)。
【0495】
検索ユーザインターフェースを表示している間に、コンピュータシステムは、1つ以上の入力デバイスを介して、(例えば、タッチ感知面を介して、及び/又はハードウェアボタンを介して)検索語を含む入力(例えば、1610b、1612b、1738b、1720a、1732a、複数の英数字文字)を受信する(1804)。
【0496】
検索語を含む入力を受信したことに応じて(1806)、かつ検索ユーザインターフェースが、(例えば、図16B図17Fに示すように)コンピュータシステムに供給された複数の振替アカウント(例えば、第1のアカウント及び第2のアカウント)に対応し、ユーザ認可時にそれぞれの振替アカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、検索語を使用して選択された複数の検索結果(例えば、1746、1748、1744)を同時に表示する(1808)。複数の検索結果は、複数の振替アカウントの第1のアカウント(例えばそれを用いるトランザクション)のリソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果(例えば、1744a)(1810)と、複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントとは異なる第2のアカウント(例えばそれを用いるトランザクション)のリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果(例えば、1744b)(1812)とを含む。
【0497】
検索語に基づいて、複数のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する検索結果を提供することにより、複数のアカウントの検索語に関連するリソース振替アクティビティに関するフィードバックがユーザに提供され、それによって複数の検索を実施するために複数の入力を提供する必要性が低減される。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0498】
いくつかの実施形態では、振替(例えば、トランザクション)は、セキュア振替(例えば、セキュアトランザクション、及び/又は暗号化されたトランザクション)である。いくつかの実施形態では、振替をセキュアにするために、デバイスアカウント番号(任意選択的にユーザ認可で復号化され得る)が、コンピュータシステムのセキュア要素に記憶される。デバイスアカウント番号は、コンピュータシステムのオペレーティングシステムから分離され、バックアッププロセス中にバックアップされない。コンピュータシステムが(例えば、認証及び/又は生体認証(顔認識、指紋認識)を介して)認可を受信して、振替を実行した(例えば、トランザクションにおいてアカウントを使用した)後、セキュア要素は、デバイスアカウント番号及びトランザクション固有の動的セキュリティコードを、振替を完了するために必要な追加情報と共に端末(例えば、無線通信端末)に提供する(例えば、無線で送信する)。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、実際の支払いカード番号を送信しない。したがって、振替は、セキュア振替である。
【0499】
リソースを安全に振り替えるためにコンピュータシステムに供給される振替アカウントを構成することにより、リソースがユーザの認可なしに使用されるのを防ぐのを助けることによって、追加のセキュリティが提供される。
【0500】
いくつかの実施形態では、(例えば、検索語を含む入力を受信する前に)、検索ユーザインターフェースは、複数の異なる振替アカウント(例えば、第1のアカウント及び第2のアカウント)の複数の視覚的表現(例えば、1746a、1746b)を含む。
【0501】
複数の異なる振替アカウントの複数の視覚的表現を表示することにより、コンピュータシステム上にどの振替アカウントが供給されるかについてのフィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0502】
いくつかの実施形態では、検索ユーザインターフェースを表示する前に、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、検索オプションを含むアカウントユーザインターフェースを表示する。いくつかの実施形態では、アカウントユーザインターフェースは、異なる振替アカウントの複数の視覚的表現(例えば、第1のアカウントの第1の視覚的表現及び第2のアカウントの第2の視覚的表現)を含む。いくつかの実施形態では、アカウントユーザインターフェースは、振替アカウントの単一の視覚的表現を含む。検索オプションのアクティブ化を検出したことに応じて、かつアカウントユーザインターフェースが複数の振替アカウントの複数の視覚的表現を含む(又は対応する)という判定に従って、コンピュータシステムは、複数の振替アカウントに対応する検索ユーザインターフェースを表示する。検索オプションのアクティブ化を検出したことに応じて、かつアカウントユーザインターフェースが振替アカウントの単一の視覚的表現を含む(又は対応する)という判定に従って、コンピュータシステムは、単一振替アカウントに対応する検索ユーザインターフェースを表示する。
【0503】
いくつかの実施形態では、振替アカウントは、トランジットアカウント、お得意様アカウント、支払いアカウント、及び/又はトランジットアカウントに対応する。
【0504】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムが、複数の異なる振替アカウントの複数の視覚的表現(例えば、1702a~1702f、1746a、1746b)を(例えば、検索ユーザインターフェースの一部として、及び/又はアカウントユーザインターフェースの一部として)表示している間に、コンピュータシステムは、それぞれの振替アカウントの視覚的表現に対応する選択入力(例えば、1750a、1750h、1750j、1750l、対応する位置でのタップジェスチャ)を受信する。それぞれの振替アカウントの視覚的表現に対応する選択入力を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、振替(例えば、トランザクション)におけるそれぞれの振替アカウントの使用のためのユーザインターフェース(例えば、1710、1786、1796)を表示する。
【0505】
いくつかの実施形態では、振替中にそれぞれの振替アカウントを使用するためのユーザインターフェースは、アクティブ化されると、検索ユーザインターフェースを表示する検索オプションを含む。
【0506】
振替中にそれぞれの振替アカウントを使用するためのユーザインターフェースを表示することにより、コンピュータシステムを使用して振替が実行される場合、どの振替アカウントが使用されるかについてのフィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0507】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムが振替(例えば、トランザクション)においてそれぞれの振替アカウントの使用のためにユーザインターフェース(例えば、1710、1786、1796)を表示している間に、コンピュータシステムは認証入力(例えば、1750i、1750k、ハードウェアボタンのダブルプレス、及び/又はそれぞれの振替アカウントの使用を認可するための生体認証入力)を受信する。認証入力を受信したことに応じて、それぞれの振替アカウントが第1のアカウントであることに従って(及び生体認証入力が認可された入力に対応するという判定に従って)、コンピュータシステムは、(例えば、振替での使用のために、振替での使用のために第2のアカウントを準備することなく)使用のために第1のアカウントを準備する。認証入力を受信したことに応じて、それぞれの振替アカウントが第2のアカウントであることに従って(及び生体認証入力が認可された入力に対応するという判定に従って)、コンピュータシステムは、(例えば、振替での使用のために、振替で使用される第1のアカウントを準備することなく)使用される第2のアカウントを準備する。
【0508】
したがって、ユーザは、(例えば、顔認識及び/又は指紋認識を介して)有効な生体認可入力を提供することによって、それぞれのアカウントのリソースの振替に使用するためのアカウントを認可する。
【0509】
いくつかの実施形態では、トランザクションにおいてアカウントを使用することは、支払いアカウントなどのアカウントについての資格情報(例えば、支払情報)を含む信号を送信することを含む。いくつかの実施形態では、トランザクションにおけるアカウントを使用する準備をすることは、NFC有効の非接触支払いカードなどの非接触支払いカードとして応答するように電子デバイス(例えば、100、300、500、600)を再構成し、次いで、NFCを介して無線非接触端末などの支払い端末などへアカウントの資格情報を送信することを含む。いくつかの実施形態では、NFCを介してアカウントの資格情報を送信した後、コンピュータシステムは、非接触支払いカードとして応答しないように再構成する(例えば、NFCを介して非接触支払いカードとして応答するようにもう一度再構成する前に認可を必要とする)。
【0510】
いくつかの実施形態では、信号の生成及び/又は送信は、電子デバイス(例えば、100、300、500、600)内のセキュア要素によって制御される。セキュア要素は、任意選択的に、支払い情報を公開する前に、特定のユーザ入力を必要とする。例えば、セキュア要素は、任意選択的に、電子デバイスが着用されていることの検出、ボタン押圧の検出、パスコードの入力の検出、タッチの検出、(例えば、アプリケーションとの対話中に受信される)1つ以上の選択肢選択の検出、指紋署名の検出、音声若しくは音声コマンドの検出、ジェスチャ若しくは動き(例えば、回転若しくは加速)の検出、及び/又は顔認識を必要とする。いくつかの例では、別のデバイス(例えば、非接触支払い端末)との通信チャネル(例えば、NFC通信チャネル)が、入力の検出から定義された時間期間内で確立された場合、セキュア要素は、他方のデバイス(例えば、非接触支払い端末)へ送信すべき支払い情報を公開する。いくつかの例では、セキュア要素は、セキュア情報の公開を制御するハードウェア構成要素である。いくつかの例では、セキュア要素は、セキュア情報の公開を制御するソフトウェア構成要素である。
【0511】
アカウントの選択に基づいて、振替で使用するための異なるアカウントを準備することにより、振替に使用される適切な振替アカウントが準備される。認証入力は、準備されたアカウントを使用して無認可振替を防止するのに役立つ。
【0512】
いくつかの実施形態では、検索ユーザインターフェース(例えば、1610、1612、1712、1716、1720、1732、1738)は、第1のアプリケーションによって生成され、リソース振替アクティビティに対応する第1の検索結果は、第1のアプリケーションとは異なる第1のソースから(例えば、サードパーティアプリケーションから、及び/又は外部ソースから(例えば、NFCトランザクション用の無線通信端末などの端子から))受信したデータに基づく。
【0513】
いくつかの実施形態では、リソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果は、第1のアプリケーション及び第1のソースとは異なる第2のソースから受信したデータに基づく。
【0514】
外部ソースから受信したデータに基づくリソース振替アクティビティに対応する検索結果を表示することにより、外部ソースからコンピュータシステムに送信されたデータに関するフィードバックがユーザに提供される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0515】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムが、検索語を含む入力を受信したことに応じて、かつ(例えば、図17C図17Dに示すように)検索ユーザインターフェースが、コンピュータシステムに供給された第1のアカウント(例えば、第2のアカウントではない)に対応し、ユーザ認可時に第1のアカウントのリソースを振り替えるように構成されているという判定に従って、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、第2の複数の検索結果(例えば、1728a(1744aと同じ)、1728b)を表示する。第2の複数の検索結果は、第2のアカウントのリソース振替アクティビティに対応する第2の検索結果(例えば、1744b)を含むことなく、検索語を使用して選択される。いくつかの実施形態では、第2の複数の検索結果は、複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントのリソース振替アクティビティ(例えば、それを使用するトランザクション)に対応する第1の検索結果(例えば、1728a(1744aと同じ))と、複数の振替アカウントのうちの第1のアカウントの別のリソース振替アクティビティに対応する第3の検索結果(例えば、1728b)とを含む。いくつかの実施形態では、第3の検索結果は、第1の検索結果と同時に表示される。
【0516】
検索語に基づいて、単一アカウントのリソース振替アクティビティに対応する検索結果を提供することにより、その特定のアカウントの検索語に関連するリソース振替アクティビティに関するフィードバックがユーザに提供され、それによって、(例えば、振替に使用されるアカウントが既にユーザにとって既知であるとき)ユーザが特定の振替を見つけるのにより多くの入力を提供する必要性が低減される。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0517】
いくつかの実施形態では、検索ユーザインターフェースが単一振替アカウントに対応する場合、検索結果は、それぞれの単一振替アカウントに対応する結果を含み、他の振替アカウントに対応する結果を含まない。
【0518】
いくつかの実施形態では、(例えば、図17Fに示すように)複数の検索結果のうちの検索結果の第1のセットは、複数のデータのグループのうちの第1のグループに表示され、(例えば、図17Dに示すように)複数の検索結果のうちの検索結果の第2のセットは、複数のデータのグループのうちの第2のグループに表示される。
【0519】
いくつかの実施形態では、検索結果は、(例えば、複数のグループと同じ)複数のデータグループを検索することによって選択される。いくつかの実施形態では、複数のデータグループは、カテゴリ、販売事業者、人々、場所、及びアカウントを含む。いくつかの実施形態では、第1の複数の検索結果の様々な検索結果が一緒にグループ化され、同じ複数のカテゴリのそれぞれのカテゴリ内に表示される。
【0520】
データの複数のグループを検索し、グループに従ってグループ化された結果を表示することは、より完全な検索結果を提供し、それによって、ユーザがデータの各グループを別々に検索するための入力を提供する必要性を低減する。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0521】
いくつかの実施形態では、データの複数のグループは、カテゴリ(例えば、1724)、販売事業者(例えば、1726)、人々(例えば、1764)、及び位置(例えば、1756)のうちの1つ以上を含む。いくつかの実施形態では、データの複数のグループは、カテゴリ、販売事業者、人々、及び位置の全てを含む。
【0522】
データの複数のグループを検索し、グループに従ってグループ化された結果を表示することは、より完全な検索結果を提供し、それによって、ユーザがデータの各グループを別々に検索するための入力を提供する必要性を低減する。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0523】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、検索語を含む入力を受信する前に、(例えば、図17C及び図17Eのように)複数のグループのうちのそれぞれのグループ(例えば、カテゴリ、販売事業者、人々、場所、及び/又は最近の検索、データの複数のグループと同じ)を表示することによって検索ユーザインターフェースを表示する。
【0524】
いくつかの実施形態では、各カテゴリは、他のグループから視覚的に分離される。いくつかの実施形態では、各カテゴリは、1つ以上の検索オブジェクトを含み、各検索オブジェクトは、それぞれのカテゴリに関連する提案された検索語に対応する。
【0525】
複数のグループのインジケーションを表示することにより、検索結果がどのようにグループ化されるかについてのフィードバックがユーザに提供され、それによって、検索結果が表示されたときに、ユーザが特定の関心のある検索結果をより迅速に識別することを可能にする。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0526】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、第1のグループにおける複数の検索結果のうちの1つ以上の検索結果の第1のセット(例えば、1742、1746、第2のセクションから視覚的に分離された第1のセクション)と、第2のグループにおける複数の検索結果のうちの1つ以上の検索結果の第2のセット(例えば、1748、1744、第2のセクション)とを同時に表示することによって、検索語を使用して選択された複数の検索結果を同時に表示する。
【0527】
グループにグループ化された検索結果を表示することにより、ユーザは、関連するグループを最初に見つけることによって、特に関連する検索結果をより迅速に識別することができる。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0528】
いくつかの実施形態では、第1のグループの(複数の検索結果のうちの)複数の検索結果が第1のグループセクションに表示され、第2のグループの(複数の検索結果のうちの)複数の異なる検索結果が(第1のグループと同時に)第2のグループセクションに表示される。
【0529】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムが、検索語を含む入力を受信したことに応じて、検索ユーザインターフェースが第1のアカウントに対応するという判定に従って、コンピュータシステムは、異なる結果を一緒にグループ化し、グループ化された結果を(例えば、複数のグループの)それぞれのグループ内に表示することによって、(例えば、図17Dのように)(第2のアカウントではなく)第1のアカウントに対応する検索結果を表示する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムが、検索語を含む入力を受信したことに応じて、検索ユーザインターフェースが第2のアカウントに対応するという判定に従って、コンピュータシステムは、異なる結果を一緒にグループ化し、グループ化された結果をそれぞれのグループ(例えば、複数のグループのうち第1のアカウントの結果について同じグループ)内に表示することによって、(例えば、図17Kのように)(第1のアカウントではなく)第2のアカウントに対応する検索結果を表示する。
【0530】
複数の振替アカウントにわたって同様のグループで同様のタイプの検索結果を表示することにより、コンピュータシステムは、検索された振替アカウントとは無関係に一貫してフォーマット化された結果をユーザに提供し、それによって、ユーザがそれぞれの検索結果をナビゲートするために提供する必要がある入力の数を低減することができる。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0531】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムが検索ユーザインターフェースを表示している間に、コンピュータシステムは、グループのオプション(例えば、1733a、1734a)を選択する(例えば、セクション/グループ内の検索オプションを選択する)入力(例えば、1750f、1760g、タップ入力)を受信する。グループのオプションを選択する入力を受信したことに応じて、選択されたオプションが(例えば、1733a、第1のグループの)第1のオプションであるという判定に従って、コンピュータシステムは、第1のオプションに対応する複数の検索結果を表示する。第1のオプションに対応する複数の検索結果は、リソース振替アクティビティに対応する第6の検索結果を表示することなく(例えば、図17Gのように)、リソース振替アクティビティ(例えば、それを使用するトランザクション)に対応する第4の検索結果と、リソース振替アクティビティに対応する第5の検索結果とを含む。いくつかの実施形態では、グループのオプションを選択する入力を受信したことに応じて、選択されたオプションが(例えば、1734a、第1のグループの、第2のグループの)第2のオプションであるという判定に従って、コンピュータシステムは、第2のオプションに対応する複数の検索結果を表示する。第2のオプションに対応する複数の検索結果は、リソース振替アクティビティに対応する第5の検索結果を表示することなく(例えば、図17Hのように)、リソース振替アクティビティ(例えば、それを使用するトランザクション)に対応する第4の検索結果と、リソース振替アクティビティに対応する第6の検索結果とを含む。
【0532】
異なるグループオプションの一部として同じ検索結果を表示することにより、コンピュータシステムは、検索結果に関連する任意のグループオプションが選択されたときに関連する検索結果をユーザに提供することができ、それによって、ユーザが、検索結果を見つけるために複数のグループオプションを選択する必要性が低減される。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0533】
いくつかの実施形態では、カテゴリのオプションを選択することにより、特定のオプション又はグループ内にグループ化された振替アクティビティ(例えば、トランザクション)が表示される。いくつかの実施形態では、同じ振替アクティビティを複数のオプション又はグループ下でグループ化することができ、したがって、様々なオプションが選択されたときに表示することができる。
【0534】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、表示生成構成要素を介して、検索語を使用して選択された複数の検索結果と共に、選択されたときに、表示された検索結果を絞り込むフィルタオプション(又は複数のフィルタオプション)(例えば、1758a~1758d)を同時に表示する。いくつかの実施形態では、複数のフィルタオプションは、アカウント毎、日付毎、場所(例えば、特定の場所)毎、量毎(例えば、特定量未満)、報酬購入毎、人々毎(例えば、振替に関与する特定の人々毎)、物理的クレジットカードを使用して実行される振替毎、又はコンピュータシステムを使用して実行される振替毎に検索結果を絞り込むオプションを含む。
【0535】
表示される検索結果を絞り込むためのフィルタオプションを提供することにより、検索を絞り込む語をタイピングするために複数の入力を必要とするのではなく、単一のオプションを選択することによって検索を絞り込む機能がユーザに提供される。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0536】
いくつかの実施形態では、フィルタオプション(又は複数のフィルタオプション)は、受信した検索語(例えば、1740b)に基づいて選択される。
【0537】
受信した検索語に基づいてフィルタオプションを提供することにより、検索を絞り込む語をタイピングするために複数の入力を必要とするのではなく、単一のオプションを選択することによって検索を絞り込む機能がユーザに提供される。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0538】
いくつかの実施形態では、フィルタオプション(又は複数のフィルタオプション)が、以前の検索例えば、ユーザによって選択された以前の検索語及び/又は以前のフィルタリングオプション)に基づいて選択される。
【0539】
以前の検索に基づいてフィルタオプションを提供することにより、検索を絞り込む語をタイピングするために複数の入力を必要とするのではなく、単一のオプションを選択することによって検索を絞り込む機能がユーザに提供される。動作を実行するために必要な入力の数が減ることにより、デバイスの操作性が高められ、ユーザ-デバイスインターフェースを(例えば、デバイスを操作する/デバイスと対話するときにユーザが適切な入力を行うのを支援し、ユーザの誤りを削減することによって)より効率的にし、加えて、ユーザがデバイスをより迅速かつ効率的に使用できるようにすることによって、デバイスの電力使用が抑えられ、バッテリ寿命が改善される。
【0540】
いくつかの実施形態では、検索語を使用して選択された複数の検索結果は、1つ以上の支払いアカウント(例えば、1746a、1746b、第1のアカウント、第2のアカウント)(例えば、その表現)を含む。
【0541】
支払いアカウントを含む検索結果を表示することにより、コンピュータシステムは、検索語に一致するコンピュータシステム上に提供された支払いアカウントに関するフィードバックをユーザに提供することができる。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0542】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、1つ以上の支払いアカウントのうちの支払いアカウントに対応する選択入力(例えば、その支払いアカウントに対応する位置でのタップジェスチャ)を受信する。支払いアカウントに対応する選択入力を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、振替(例えば、トランザクション)におけるそれぞれの振替アカウントの使用のためのユーザインターフェースを表示する。したがって、ユーザは、支払いアカウントを検索し、次いで、振替(例えば、NFC支払)の支払いアカウントを容易に使用することができる。
【0543】
いくつかの実施形態では、検索語を使用して選択された複数の検索結果は、1つ以上のパスアカウント(例えば、1748a、1748b、1748c、第1のアカウント、第2のアカウント)(例えば、その表現)を含む。いくつかの実施形態では、パスアカウントは、非支払いアカウントである。いくつかの例では、パスアカウントは、パークアトラクションへのアクセスを提供するパークパス又はトランジット(例えば、バス及び/又は列車)サービスへのアクセスを提供するトランジットパスである。いくつかの例では、パスアカウントは、空港のセキュアエリアへのアクセス及び/又はパスに対応する航空機への入場を提供する航空機搭乗券である。いくつかの例では、パスアカウントは、お得意様アカウントである。いくつかの実施形態では、お得意様アカウントは、顧客/メンバーに報酬を与える構造化されたマーケティング努力を提供するお得意様プログラムのアカウントである。お得意様アカウントは、任意選択的に、1つの特定の会社、店舗、又はチェーンに特定される。会社(小売店舗又は店舗のチェーンなど)は、ユーザ(例えば、購入者)に関する購入又は他の情報を追跡するためにお得意様アカウントを使用することができる。お得意様アカウントは、典型的には、現在の又は将来の購入の割引、及び/又は将来の購入又はギフトに使用され得るポイントの割当てをユーザに提供する。いくつかの実施形態では、お得意様アカウントを使用して、支払いを行うことはできない。いくつかの実施形態では、1つ以上のパスアカウントは、1つ以上の支払いアカウント及び/又は1つ以上のお得意様アカウントと同時に表示される。
【0544】
パスアカウントを含む検索結果を表示することにより、コンピュータシステムは、検索語に一致するコンピュータシステム上に提供されたパスアカウントに関するフィードバックをユーザに提供することができる。改善された視覚的フィードバックをユーザに提供することにより、デバイスの操作性が向上し、(例えば、デバイスの操作している/デバイスとの相互作用時に、ユーザが適切な入力を提供するように支援してユーザのミスを低減することにより)ユーザデバイス間インターフェースの効率が高まり、更には、ユーザがより迅速かつ効率的にデバイスを使用できるようにすることによって、デバイスの電力消費が低減されてバッテリ寿命が改善される。
【0545】
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、1つ以上のパスアカウントのパスアカウントに対応する選択入力(例えば、そのパスアカウントに対応する位置でのタップジェスチャ)を受信する。パスアカウントに対応する選択入力を受信したことに応じて、コンピュータシステムは、振替(例えば、トランザクション)におけるそれぞれのパスアカウントの使用のためのユーザインターフェースを表示する。したがって、ユーザは、パスアカウントを検索することができ、次いで、振替(例えば、トランザクション、トランジット駅への入場、及び/又は乗車へのアクセス)のためにパスアカウントを使用することができる。
【0546】
方法1800に関して上述したプロセス(例えば、図18)の詳細はまた、上述した方法にも類似の方式で適用可能であることに留意されたい。例えば、方法700、900、1100、1400、及び1500は、方法1800を参照して上述した様々な方法の特性のうちの1つ以上を任意選択的に含む。簡潔にするために、これらの詳細は、以下で繰り返さない。
【0547】
上記は、説明を目的として、特定の実施形態を参照して記述されている。しかしながら、上記の例示的な論考は、網羅的であること、又は開示される厳密な形態に本発明を限定することを意図するものではない。上記の教示を考慮して、多くの修正及び変形が可能である。本技術の原理、及びそれらの実際の用途を最もよく説明するために、実施形態が選択及び記載されている。それにより、他の当業者は、意図された具体的な用途に適するような様々な修正を用いて、本技術及び様々な実施形態を最も良好に利用することが可能となる。
【0548】
添付図面を参照して、本開示及び例を十分に説明してきたが、様々な変更及び修正が、当業者には明らかとなるであろうことに留意されたい。そのような変更及び修正は、特許請求の範囲によって定義されるような、本開示及び例の範囲内に含まれるものとして理解されたい。
【0549】
上述したように、本技術の一態様は、様々なソースから入手可能なデータを収集して使用し、パス又はアカウントを共有及び使用することである。本開示は、いくつかの場合には、この収集されたデータが、特定の人を一意に特定する個人情報データ、又は特定の人に連絡する若しくはその所在を突き止めるために使用できる個人情報データを含み得ることを考察する。そのような個人情報データとしては、人口統計データ、位置ベースのデータ、電話番号、電子メールアドレス、ツイッターID、自宅の住所、ユーザの健康若しくはフィットネスのレベルに関するデータ若しくは記録(例えば、バイタルサイン測定値、投薬情報、運動情報)、誕生日、又は任意の他の識別情報若しくは個人情報を挙げることができる。
【0550】
本開示は、本技術におけるそのような個人情報データの使用がユーザの利益になる使用であり得る点を認識するものである。例えば、個人情報データを使用して、パス又はアカウントへのアクセスを提供することができる。更に、ユーザに利益をもたらす個人情報データに関する他の使用も本開示によって意図されている。例えば、健康データ及びフィットネスデータは、ユーザの全般的なウェルネスについての洞察を提供するために使用することができ、又は、ウェルネスの目標を追求する技術を使用している個人への、積極的なフィードバックとして使用することもできる。
【0551】
本開示は、そのような個人情報データの収集、分析、開示、伝送、記憶、又は他の使用に関与するエンティティが、確固たるプライバシーポリシー及び/又はプライバシー慣行を遵守するものとなることを想到する。具体的には、そのようなエンティティは、個人情報データを秘密として厳重に保守するための、業界又は政府の要件を満たしているか又は上回るものとして一般に認識されている、プライバシーのポリシー及び慣行を実施し、一貫して使用するべきである。そのようなポリシーは、ユーザによって容易にアクセス可能とするべきであり、データの収集及び/又は使用が変化するにつれて更新されるべきである。ユーザからの個人情報は、そのエンティティの合法的かつ正当な使用のために収集されるべきであり、それらの合法的使用を除いては、共有又は販売されるべきではない。更には、そのような収集/共有は、ユーザに告知して同意を得た後に実施されるべきである。その上、そのようなエンティティは、そのような個人情報データへのアクセスを保護及び安全化し、個人情報データへのアクセス権を有する他者が、それらのプライバシーポリシー及び手順を忠実に守ることを保証するための、あらゆる必要な措置を講じることを考慮するべきである。更に、そのようなエンティティは、広く受け入れられているプライバシーポリシー及び慣行に対する自身の遵守を証明するために、サードパーティによる評価を自らが受けることができる。更には、ポリシー及び慣行は、収集及び/又はアクセスされる具体的な個人情報データのタイプに適合されるべきであり、また、管轄権固有の考慮事項を含めた、適用可能な法令及び規格に適合されるべきである。例えば、アメリカ合衆国では、特定の健康データの収集又はそれへのアクセスは、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(HIPAA)等の、連邦法及び/又は州法によって管理されてもよく、その一方で、他国における健康データは、他の規制及びポリシーの対象となり得るものであり、それに従って対処されるべきである。それゆえ、各国において、異なる個人データのタイプに関して異なるプライバシー慣行が保たれるべきである。
【0552】
前述のことがらにも関わらず、本開示はまた、個人情報データの使用又は個人情報データへのアクセスを、ユーザが選択的に阻止する実施形態も想到する。すなわち、本開示は、そのような個人情報データへのアクセスを防止又は阻止するために、ハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素が提供され得ることを意図している。例えば、本技術は、ユーザが、サービスの登録中又はその後のいつでも、個人情報データの収集への参加の「オプトイン」又は「オプトアウト」を選択することを可能にするように構成することができる。「オプトイン」及び「オプトアウト」の選択肢を提供することに加えて、本開示は、個人情報のアクセス又は使用に関する通知を提供することを意図している。例えば、ユーザの個人情報データにアクセスすることとなるアプリのダウンロード時にユーザに通知され、その後、個人情報データがアプリによってアクセスされる直前に再びユーザに注意してもよい。
【0553】
更には、本開示の意図は、個人情報データを、非意図的若しくは無認可アクセス又は使用の危険性を最小限に抑える方法で、管理及び処理するべきであるという点である。データの収集を制限し、データがもはや必要とされなくなると削除することにより、リスクを最小化することができる。加えて、かつ、特定の健康関連アプリケーションにおいて適用可能な場合、ユーザのプライバシーを保護するために、データの匿名化を使用することができる。非特定化は、適切な場合には、特定の識別子(例えば、生年月日など)を除去すること、記憶されたデータの量又は特異性を制御すること(例えば、位置データを住所レベルよりも都市レベルで収集すること)、データがどのように記憶されるかを制御すること(例えば、データをユーザ全体にわたって集約すること)及び/又は他の方法によって、容易にすることができる。
【0554】
それゆえ、本開示は、1つ以上の様々な開示された実施形態を実施するための、個人情報データの使用を広範に網羅するものであるが、本開示はまた、そのような個人情報データにアクセスすることを必要とせずに、それらの様々な実施形態を実施することも可能であることを想到する。すなわち、本技術の様々な実施形態は、そのような個人情報データの全て又は一部分が欠如することにより、動作不可能にされるものではない。例えば、パス又はアカウントは、非個人情報データ又は最小量の個人情報、他の非個人情報、又は公的に利用可能な情報に基づいて、共有及び使用され得る。
図1A
図1B
図2
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図6A
図6B
図6C
図6D
図6E
図6F
図7
図8A
図8B
図8C
図8D
図8E
図8F
図9
図10A
図10B
図10C
図10D
図10E
図10F
図10G
図10H
図10I
図10J
図10K
図10L
図11
図12A
図12B
図12C
図13A
図13B
図13C
図13D
図13E
図13F
図13G
図13H
図13I
図13J
図13K
図13L
図13M
図13N
図13O
図13P
図13Q
図13R
図13S
図13T
図13U
図13V
図13W
図13X
図13Y
図13Z
図13AA
図14
図15
図16A
図16B
図16C
図17A
図17B
図17C
図17D
図17E
図17F
図17G
図17H
図17I
図17J
図17K
図17L
図17M
図17N
図18
【手続補正書】
【提出日】2024-01-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータシステムであって、
表示生成構成要素と、
つ以上の入力デバイスと
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶するメモリと、を備え、
前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示することと、
前記1つ以上の入力デバイスを介して認証データを受信することと、
前記認証データを受信したことに応じて、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示することと、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードの表示を見送ることと、
前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードを表示した後、
第2の認証データが所定の時間内に受信され、前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たすという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードの表示を維持することと、
前記第1の機械可読コードが、前記アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために首尾よく使用されたという確認を受信することと、
前記第1の機械可読コードが、前記アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために首尾よく使用されたという前記確認を受信したことに応じて、
前記第1の機械可読コードを表示することを停止することと、
前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた情報が首尾よくアクセスされたというインジケーションを表示することと、
第2の認証データが前記所定の時間内に受信されない、又は前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードを表示することを停止することと、
のための命令を含む、コンピュータシステム
【請求項2】
前記1つ以上のプログラムが、
前記表示生成構成要素を介して、サービスプロバイダに関連付けられたアプリケーションのための第2のユーザインターフェースを表示することであって、前記アカウントが、前記サービスプロバイダに関連付けられている、表示することと、
前記第2のユーザインターフェースを表示している間に、前記第1のユーザインターフェースでの使用のために前記アカウントを構成するという要求を検出することと、
前記第1のユーザインターフェースでの使用のために前記アカウントを構成するという前記要求を検出したことに応じて、前記第1のユーザインターフェースに前記アカウントの前記インジケーションを含めることと、
のための命令を更に含む、請求項に記載のコンピュータシステム
【請求項3】
前記第1の機械可読コードを表示することが、前記アカウントの前記インジケーションの前記表示を前記第1の機械可読コードの前記表示に置き換えることを含む、請求項に記載のコンピュータシステム
【請求項4】
前記1つ以上のプログラムが、
前記1つ以上の入力デバイスを介して第2の認証データを受信することと、
前記第2の認証データを受信したことに応じて、
前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たすという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた第2の機械可読コードであって、前記第1の機械可読コードとは異なる第2の機械可読コードを表示することと、
前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第2の機械可読コードの表示を見送ることと、
のための命令を更に含む、請求項に記載のコンピュータシステム
【請求項5】
前記1つ以上のプログラムが、
前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードを表示した後、所定の時間の後に前記第1の機械可読コードを表示することを停止すること、
のための命令を更に含む、請求項に記載のコンピュータシステム
【請求項6】
前記1つ以上のプログラムが、
前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードを表示した後、
所定の時間の後に、前記第1の機械可読コードを表示することを停止することと、
前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードとは異なる前記アカウントに関連付けられた第2の機械可読コードを表示することと、
のための命令を更に含む、請求項に記載のコンピュータシステム
【請求項7】
前記1つ以上のプログラムが、
前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードを表示した後、
2の認証データが前記所定の時間内に受信されない、又は前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記第2の認証データの要求を表示すること、
のための命令を更に含む、請求項に記載のコンピュータシステム
【請求項8】
前記第1の機械可読コードを表示することが、前記第1の機械可読コードを第1のサイズに表示することを含み、前記1つ以上のプログラムが、
前記第1の機械可読コードを前記第1のサイズで表示している間に、より大きなサイズで前記第1の機械可読コードを表示するという要求を検出することと、
より大きなサイズで前記第1の機械可読コードを表示するという前記要求を検出したことに応じて、前記第1のサイズよりも大きい第2のサイズで前記第1の機械可読コードを表示することと、のための命令を更に含む、請求項に記載のコンピュータシステム
【請求項9】
前記第1の機械可読コードが、第1のタイプの機械可読コードであり、前記1つ以上のプログラムが、
前記第1のタイプの前記第1の機械可読コードを表示している間に、第2のタイプの第1の機械可読コードを表示するという要求を検出することと、
前記第2のタイプの前記第1の機械可読コードを表示するという前記要求を検出したことに応じて、前記第2のタイプの前記第1の機械可読コードを表示することと、のための命令を更に含む、請求項に記載のコンピュータシステム
【請求項10】
前記第1のユーザインターフェースを表示することが、前記アカウントに関連付けられた1つ以上のオファーを表示することを含む、請求項に記載のコンピュータシステム
【請求項11】
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信しているコンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは、
前記表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示し、
前記1つ以上の入力デバイスを介して認証データを受信し、
前記認証データを受信したことに応じて、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示し、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードの表示を見送り、
前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードを表示した後、
第2の認証データが所定の時間内に受信され、前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たすという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードの表示を維持し、
前記第1の機械可読コードが、前記アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために首尾よく使用されたという確認を受信し、
前記第1の機械可読コードが、前記アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために首尾よく使用されたという前記確認を受信したことに応じて、
前記第1の機械可読コードを表示することを停止し、
前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた情報が首尾よくアクセスされたというインジケーションを表示し、
第2の認証データが前記所定の時間内に受信されない、又は前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードを表示することを停止する、命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項12】
方法であって、
表示生成構成要素及び1つ以上の入力デバイスと通信するコンピュータシステムにおいて、
前記表示生成構成要素を介して、アカウントのインジケーションを含む第1のユーザインターフェースを表示し、
前記1つ以上の入力デバイスを介して認証データを受信し、
前記認証データを受信したことに応じて、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた認証基準を満たすという判定に従って、前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた第1の機械可読コードを表示し、
前記認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードの表示を見送り、
前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードを表示した後、
第2の認証データが所定の時間内に受信され、前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たすという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードの表示を維持し、
前記第1の機械可読コードが、前記アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために首尾よく使用されたという確認を受信し、
前記第1の機械可読コードが、前記アカウントに関連付けられた情報にアクセスするために首尾よく使用されたという前記確認を受信したことに応じて、
前記第1の機械可読コードを表示することを停止し、
前記表示生成構成要素を介して、前記アカウントに関連付けられた情報が首尾よくアクセスされたというインジケーションを表示し、
第2の認証データが前記所定の時間内に受信されない、又は前記第2の認証データが前記アカウントに関連付けられた前記認証基準を満たさないという判定に従って、前記アカウントに関連付けられた前記第1の機械可読コードを表示することを停止する、方法
【外国語明細書】