(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024005063
(43)【公開日】2024-01-17
(54)【発明の名称】アタッチメント
(51)【国際特許分類】
H01H 35/00 20060101AFI20240110BHJP
G01V 8/12 20060101ALI20240110BHJP
【FI】
H01H35/00 S
G01V8/12 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022105059
(22)【出願日】2022-06-29
(71)【出願人】
【識別番号】000202361
【氏名又は名称】綜合警備保障株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】591055414
【氏名又は名称】AI TECHNOLOGY株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】武藤 俊幸
【テーマコード(参考)】
2G105
5G055
【Fターム(参考)】
2G105AA01
2G105BB16
2G105DD02
2G105EE01
2G105HH01
5G055AA15
5G055AE25
5G055AG17
5G055AG18
(57)【要約】
【課題】センサを、壁面の法線に対して互いに異なる斜めの方向のいずれかに選択的に向かせて壁面に取り付ける。
【解決手段】センサを、壁面の法線に対して斜めの方向を向いてセンシングを行うように壁面に取り付けるためのアタッチメントであって、壁面に取り付けられる取り付け部と、センサを、壁面の法線に対して斜めの方向を向いた状態で保持する保持部とを有する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
センサを、壁面の法線に対して斜めの方向を向いてセンシングを行うように前記壁面に取り付けるためのアタッチメントであって、
前記壁面に取り付けられる取り付け部と、
前記センサを、前記壁面の法線に対して斜めの方向を向いた状態で保持する保持部とを有する、アタッチメント。
【請求項2】
請求項1に記載のアタッチメントにおいて、
前記取り付け部が平板状である、アタッチメント。
【請求項3】
請求項2に記載のアタッチメントにおいて、
前記取り付け部となる第1の平板部と、
前記第1の平板部と連接した第2の平板部とを有し、
前記第1の平板部と前記第2の平板部とは、互いに連接する連接辺を介して所定の角度を形成するように配置され、
前記第1の平板部及び前記第2の平板部のそれぞれは、前記センサと係合する突起部を前記保持部として有し、
前記突起部は、前記センサを前記アタッチメントに対して180度回転させても保持可能に構成され、
前記第1の平板部が前記壁面に対向して該壁面に取り付けられ、
前記センサが、前記第1の平板部と前記第2の平板部とが前記所定の角度を形成する側において、前記突起部に係合して前記第1の平板部及び前記第2の平板部のそれぞれの前記連接辺とは反対側の端辺間を跨って取り付けられる、アタッチメント。
【請求項4】
請求項3に記載のアタッチメントにおいて、
前記第1の平板部は、前記アタッチメントを前記壁面に取り付けるための貫通孔が設けられている、アタッチメント。
【請求項5】
請求項2に記載のアタッチメントにおいて、
第1の平板部と、
前記第1の平板部と連接した第2の平板部とを有し、
前記第1の平板部と前記第2の平板部とは、互いに連接する連接辺を介して所定の角度を形成するように配置され、
前記第1の平板部及び前記第2の平板部のそれぞれは、前記センサと係合する突起部を前記保持部として有し、
前記第1の平板部と前記第2の平板部とのいずれか一方が、前記取り付け部となって前記壁面に対向して該壁面に取り付けられ、
前記センサが、前記第1の平板部と前記第2の平板部とが前記所定の角度を形成する側において、前記突起部に係合して前記第1の平板部及び前記第2の平板部のそれぞれの前記連接辺とは反対側の端辺間を跨って取り付けられる、アタッチメント。
【請求項6】
請求項5に記載のアタッチメントにおいて、
前記第1の平板部及び前記第2の平板部のそれぞれに、前記アタッチメントを前記壁面に取り付けるための貫通孔が設けられている、アタッチメント。
【請求項7】
請求項3または請求項5に記載のアタッチメントにおいて、
前記所定の角度は90度である、アタッチメント。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサを壁面に取り付けるためのアタッチメントに関する。
【背景技術】
【0002】
セキュリティ対策として建物内に人感センサを設置することが行われている。人感センサは、例えば赤外線を感知することで所定の範囲に人が存在することを検知する。このような人感センサは、建物の壁面に取り付けられて使用される。
【0003】
特許文献1には、表示装置を壁面に取り付ける取り付け具が開示されている。特許文献1に開示された取り付け具は、壁面に所定の向きで固定され、表示装置が所定の向きで取り付けられる。このような取り付け具を用いることで、センサを壁面に取り付けることが考えられる。
【0004】
特許文献2には、空気清浄機内に人を検知するための赤外線センサを設けた構成において、駆動モータの駆動によって赤外線センサの向きを変更可能とする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2015-18190号公報
【特許文献2】再表2016/143396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
人感センサのようなセンサは、取り付けられた壁面に対して検知したい範囲(向き)が建物の構造やその用途によって異なる場合がある。特許文献1に開示されたような取り付け具を用いた場合、取り付け具が壁面に所定の向きで固定され、センサが所定の向きで取り付けられることになる。そのため、取り付けられた壁面に対してセンサにて検知したい範囲が一義に決められてしまう。特に、壁面の法線に対して斜めの方向を向いてセンシングを行うようにセンサを壁面に取り付ける場合、建物の構造やその用途によって壁面の法線を介してそれとは反対側の領域のセンシングを行いたくてもそれが困難となってしまう。
【0007】
特許文献2に開示されたものにおいては、駆動モータの駆動によって赤外線センサの向きを変更可能とする。しかしながら、センサが取り付けられた壁面に対して検知したい範囲は、センサを壁面に取り付けた後にあまり変わるものではない。そのため、駆動モータの駆動によって赤外線センサの向きを変更可能とする構成を採用することは必要以上のコストが発生してしまう。
【0008】
本発明は、センサを、壁面の法線に対して互いに異なる斜めの方向のいずれかに選択的に向かせて壁面に取り付けることができるアタッチメントを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明は、
センサを、壁面の法線に対して斜めの方向を向いてセンシングを行うように前記壁面に取り付けるためのアタッチメントであって、
前記壁面に取り付けられる取り付け部と、
前記センサを、前記壁面の法線に対して斜めの方向を向いた状態で保持する保持部とを有するアタッチメントである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、センサを、壁面の法線に対して互いに異なる斜めの方向のいずれかに選択的に向かせて壁面に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明のアタッチメントの第1の実施形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)に示す矢印A方向から見た側面図、(d)は(b)に示す矢印B方向から見た側面図である。
【
図2】
図1に示したアタッチメントの使用状態を示す外観斜視図である。
【
図3】
図1に示したアタッチメントが
図2に示したように使用される場合のアタッチメントとセンサの分解斜視図である。
【
図4】
図3に示したアタッチメントとセンサとの係合状態を説明するための図であり、(a)は基板ユニットの裏面の構造を示す図、(b)はアタッチメントとセンサとの係合状態を示す部分断面図である。
【
図5】
図1に示したアタッチメントによってセンサを壁面に取り付けた一例を示す図であり、(a)は上方から見た図、(b)は(a)に示す矢印B方向から見た図、(c)は(a)に示す矢印C方向から見た図、(d)は(a)に示す矢印D方向から見た図である。
【
図6】
図1に示したアタッチメントによってセンサを壁面に取り付けた他の例を示す図であり、(a)は上方から見た図、(b)は(a)に示す矢印B方向から見た図、(c)は(a)に示す矢印C方向から見た図、(d)は(a)に示す矢印D方向から見た図である。
【
図7】
図1に示したアタッチメントに対するセンサの具体的な取り付け方法を説明するための部分断面図である。
【
図8】本発明のアタッチメントの第2の実施形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)に示す矢印A方向から見た側面図、(d)は(b)に示す矢印B方向から見た側面図である。
【
図9】
図8に示したアタッチメントによってセンサを壁面に取り付けた一例を示す図であり、(a)は上方から見た図、(b)は(a)に示す矢印B方向から見た図、(c)は(a)に示す矢印C方向から見た図、(d)は(a)に示す矢印D方向から見た図である。
【
図10】
図8に示したアタッチメントによってセンサを壁面に取り付けた他の例を示す図であり、(a)は上方から見た図、(b)は(a)に示す矢印B方向から見た図、(c)は(a)に示す矢印C方向から見た図、(d)は(a)に示す矢印D方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0013】
なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の又は対応する機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する場合がある。また、理解を容易にするために、図面における各部の縮尺は、実際とは異なる場合がある。
【0014】
<第1の実施形態>
図1は、本発明のアタッチメントの第1の実施形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)に示す矢印A方向から見た側面図、(d)は(b)に示す矢印B方向から見た側面図である。
【0015】
図には、図示したアタッチメント及びセンサの向きを明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸(XYZ軸)からなる仮想3次元座標系(XYZ直交座標系)を設定する場合がある。
【0016】
本実施形態は
図1に示すように、第1の平板部10と、第2の平板部20と、天板部40と、底板部50とを有するアタッチメント1である。
【0017】
平板部10,20は、互いに同一形状を有する長方形の平板状であり、1つの長辺を連接辺30として連接している。平板部10,20は、連接辺30を軸として所定の角度となる90度折り曲げられたような形態となることで、連接辺30を介して90度の角度を形成するように配置されている。
【0018】
天板部40は、平板部10,20のそれぞれの連接辺30に直交する端辺のうち一方の端辺となる図中上側の端辺に連接している。平板部10,20が互いに同一形状を有して連接辺30を介して90度の角度を形成するように配置されていることで、天板部40は二等辺三角形の形状を有している。
【0019】
底板部50は、平板部10,20のそれぞれの連接辺30に直交する端辺のうち他方の端辺となる図中下側の端辺に連接している。平板部10,20が互いに同一形状を有して連接辺30を介して90度の角度を形成するように配置されていることで、底板部50は二等辺三角形の形状を有している。
【0020】
平板部10には、平板部20との連接辺30とは反対側の端辺に沿う領域に突起部となるT字型の2つのフック11a,11bが設けられている。フック11a,11bは、平板部10の端辺に沿って互いに並んで配置されている。フック11a,11bは、平板部10,20が連接辺30を介して90度の角度を形成する側において、平板部10から、平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺どうしを結ぶ平面に直交する方向に突出している。また、平板部10には、アタッチメント1を壁面に取り付けるための貫通孔となる2つのネジ穴12a,12bが形成されている。ネジ穴12a,12bは、平板部10の長手方向に互いに並んで形成されている。
【0021】
平板部20には、平板部10との連接辺30とは反対側の端辺に沿う領域に突起部となるT字型の2つのフック21a,21bが設けられている。フック21a,21bは、平板部20の端辺に沿って互いに並んで配置されている。フック21a,21bは、平板部10,20が連接辺30を介して90度の角度を形成する側において、平板部20から、平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺どうしを結ぶ平面に直交する方向に突出している。
【0022】
フック11a,11b,21a,21bは、平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺どうしを結ぶ平面の中心を基準として点対称の位置に配置されている。
【0023】
上記のように構成されたアタッチメント1は、例えば射出成型等によって樹脂を用いて製造される。その場合、平板部10,20と天板部40と底板部50とは一体化されて製造され、フック11a,11b,21a,21bの近傍には、製造工程にて必要となる貫通孔が形成されることもある。そして、そのように形成された貫通孔のうち平板部20に形成された貫通孔は、後述するように本実施形態のアタッチメント1が、平板部10が常時壁面に対する取り付け面となることからシール等によって塞がれることが外観上好ましい。
【0024】
以下に、上記のように構成されたアタッチメント1の使用方法について説明する。
【0025】
図2は、
図1に示したアタッチメント1の使用状態を示す外観斜視図である。
【0026】
図1に示したアタッチメント1は
図2に示すように、センサ2を壁面3Aに取り付けるために用いられる。センサ2は、壁面3Aに取り付けられて使用されるが、
図1に示したアタッチメント1を介して壁面3Aに取り付けることができる。その詳細は後述する。
【0027】
図3は、
図1に示したアタッチメント1が
図2に示したように使用される場合のアタッチメント1とセンサ2の分解斜視図である。
図4は、
図3に示したアタッチメント1とセンサ2との係合状態を説明するための図であり、(a)は基板ユニット70の裏面の構造を示す図、(b)はアタッチメント1とセンサ2との係合状態を示す部分断面図である。
【0028】
図1に示したアタッチメント1を介して壁面3Aに取り付けられるセンサ2は
図3に示すように、ベース60と、基板ユニット70と、カバー80とを有している。
【0029】
ベース60は、ケース部61に、係合孔62a~62dと、基板押さえフック63と、爪64,65とが設けられて構成されている。
【0030】
ケース部61は、アタッチメント1に対向する面を底面とした場合に天面が開口した箱型である。底面は、アタッチメント1の平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺どうしを結ぶ平面と略同一の形状を有している。平板部10,20がそれぞれ長方形であり、互いに連接する長辺の1つとなる連接辺30を介して90度の角度を形成するように配置されていることから、ケース部61の底面も長方形または角部に丸みを帯びた略長方形の形状を有している。ケース部61は、底面の周縁部に沿う領域がアタッチメント1の平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺に当接した状態となってアタッチメント1に取り付けられることになる。
図3に示すように底面を、図中XY平面に平行な方向に切った断面が台形となるようにアタッチメント1側に突出させ、ケース部61の一部がアタッチメント1の平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺間の領域に入り込む構成としてもよい。
【0031】
係合孔62a~62dは、フック11a,11b,21a,21bを挿通可能な形状を有する。係合孔62a~62dは、ベース60がアタッチメント1に取り付けられた場合にフック11a,11b,21a,21bに対向する領域から、ケース部61の長手方向にフック11a,11b,21a,21bのT字型の横バーの略半分だけずれた領域に形成されている。係合孔62a~62dは、ケース部61の底面の周縁部のうち長辺に沿う領域に形成されていてもよいし、底面を、図中XY平面に平行な方向に切った断面が台形となるようにアタッチメント1側に突出させた場合は、台形の脚部となる領域に形成されていてもよい。
【0032】
基板押さえフック63は、ケース部61の底面の周縁部に沿う領域に設けられている。基板押さえフック63は、ケース部61の底面の周縁部に沿う領域のどの領域に設けられていてもよいが、後述する爪64,65との関係から、ケース部61の底面の周縁部のうち長辺に沿う領域に設けられていることが好ましい。具体的には、ケース部61の底面の周縁部のうち短辺に沿う領域には、後述する爪64,65が設けられている。一方、後述するように、基板ユニット70をベース60のケース部61に嵌め込むと、基板押さえフック63の先端に設けられた突起が基板カバー前部71aの上面と係合して基板ユニット70を保持することになる。また、基板ユニット70をベース60のケース部61から取り外す際は、基板押さえフック63を基板カバー前部71aから離すように操作することになる。そのため、基板押さえフック63をケース部61の底面の周縁部のうち短辺に沿う領域に設けてしまうと、基板ユニット70をベース60のケース部61に嵌め込んだり、基板ユニット70をベース60のケース部61から取り外したりするために基板押さえフック63を操作する際に、爪64,65が邪魔となって操作がしずらくなってしまう。また、基板押さえフック63のみで基板ユニット70を保持する場合、ケース部61の底面の周縁部のうち短辺に沿う領域に設けるよりも、長辺に沿う領域に設けた方が、基板ユニット70がベース60から脱落しにくくなり、基板ユニット70をベース60に安定して保持することができる。基板押さえフック63は、ケース部61の底面から天面側に突出して設けられており、その先端には、後述する基板ユニット70の基板カバー前部71aの上面と係合する突起を有している。
【0033】
爪64は、ケース部61の4つの側面のうち底面の短辺に連接する側面の一方の内側に2つ並んで取り付けられている。爪64は、ケース部61の底面からケース部61の側面の高さ以上に突出して設けられており、その先端に、後述するカバー80の爪止め部82に引っ掛かる突起を有している。
【0034】
爪65は、ケース部61の底面の短辺に連接する側面のうち爪64が取り付けられていない側面に取り付けられている。爪65は、その側面の底面との連接辺とは反対側の端辺上に底面から離れる方向に突出して設けられており、その先端に、後述するカバー80の爪止め孔83に嵌合する突起を有している。
【0035】
基板ユニット70は、基板77が基板カバー前部71aと基板カバー後部71bとに挟まれて構成されている。
【0036】
基板77には、センサ73と、スイッチ75とが実装されている。また、これ以外にも、センサ73における検知状態やスイッチ75の押下状態を検出する制御回路が実装されている。
【0037】
センサ73は、センサ2がセンシングを行うものであり、例えば、赤外線を常時感知していて、人物等から放出される赤外線の量や温度の変化を検知する赤外線センサを用いることが考えられる。
【0038】
スイッチ75は、後述するカバー80が有するリブ84によって物理的に押下されるものである。スイッチ75が押下されない状態となると、基板ユニット70内の制御回路が、その旨を無線送信する。
【0039】
基板カバー前部71aは、その外形が、ベース60のケース部61に嵌まり込む形状を有している。基板カバー前部71aには、電池固定リブ74a,74bが設けられている。
【0040】
電池固定リブ74a,74bは、基板カバー前部71aのうち、センサ73及びスイッチ75とは重ならない領域にて、基板ユニット70を駆動させるための電池を保持するために設けられている。電池固定リブ74a,74bの高さ及び電池固定リブ74aと電池固定リブ74bとの間隔は、保持する電池の形状に応じて設定されており、電池固定リブ74bの先端には、保持する電池が脱落しないように突起を有していてもよい。電池固定リブ74a,74bによって保持する電池としては、例えばリチウム電池が挙げられる。
【0041】
基板77に実装されたセンサ73及びスイッチ75は、基板カバー前部71aに設けられた孔部を介して表出している。
【0042】
基板カバー後部71bは、その外形が、ベース60のケース部61に嵌まり込む形状を有している。基板カバー後部71bには、
図4(a)に示すように、その裏面に4つの凹部76a~76dが設けられている。
【0043】
凹部76a~76dはそれぞれ、その外形が、アタッチメント1のフック11a,11b,21a,21bの先端部とほぼ同等であることで、フック11a,11b,21a,21bの先端部が入り込むことが可能なものとなっている。凹部76a~76dはそれぞれ、アタッチメント1に取り付けられたベース60のケース部61に基板ユニット70が嵌め込まれた場合にアタッチメント1のフック11a,11b,21a,21bに対向する領域に形成されている。これにより、
図4(b)に示すように、アタッチメント1のフック11a,11b,21a,21bは、ベース60のケース部61に設けられた係合孔62a~62dに挿通した後に引っ掛けられた状態でその先端が凹部76a~76dにそれぞれ当接して固定される。
【0044】
基板カバー前部71a及び基板カバー後部71bのそれぞれには、切り欠き72が形成されている。
【0045】
切り欠き72は、基板ユニット70がベース60のケース部61に嵌め込まれた場合にベース60の基板押さえフック63に対向する領域に形成されている。これにより、基板ユニット70がベース60のケース部61に嵌め込まれると、ベース60の基板押さえフック63の先端が切り欠き72を介して基板カバー前部71aの上面側に突出する。そして、基板押さえフック63の先端に設けられた突起が基板カバー前部71aの上面と係合して基板ユニット70を保持する。
【0046】
カバー80は、基体81に、爪止め部82と、爪止め孔83と、リブ84と、窓部85とが設けられて構成されている。
【0047】
基体81は、円柱を縦に割った半円柱状であって、その縦に割った面が開口した中空形状を有している。基体81は、開口した側が、ベース60に嵌め込まれた基板ユニット70に対向するようにしてベース60に取り付けられる。
【0048】
爪止め部82は、基体81の半円柱状の一方の底面の基体81の中空形状内側となる面に設けられており、カバー80がベース60に取り付けられた場合にベース60の爪64の先端の突起が引っ掛かる形状を有している。
【0049】
爪止め孔83は、基体81の半円柱状の他方の底面の基体81の中空形状内側となる面に設けられており、カバー80がベース60に取り付けられた場合にベース60の爪65の先端の突起が嵌合する形状を有している。
【0050】
リブ84は、基体81の半円柱状の側面の基体81の中空形状内側となる面において、カバー80がベース60に取り付けられた場合に基板ユニット70のスイッチ75と対向する領域に設けられている。リブ84は、基体81の半円柱状の側面の中空形状内側となる面から、カバー80がベース60に取り付けられた場合にスイッチ75を押下できる高さを有して突出している。
【0051】
窓部85は、基体81の半円柱状の側面のうち、カバー80がベース60に取り付けられた場合に基板ユニット70のセンサ73と対向する領域に、上下方向及び左右方向にそれぞれ一定の幅を有して設けられている。窓部85には、例えばフレネルレンズが嵌め込まれている。
【0052】
以下に、上記のようにしてセンサ2に取り付けられるアタッチメント1による効果について説明する。
【0053】
図5は、
図1に示したアタッチメント1によってセンサ2を壁面に取り付けた一例を示す図であり、(a)は上方から見た図、(b)は(a)に示す矢印B方向から見た図、(c)は(a)に示す矢印C方向から見た図、(d)は(a)に示す矢印D方向から見た図である。
図6は、
図1に示したアタッチメント1によってセンサ2を壁面に取り付けた他の例を示す図であり、(a)は上方から見た図、(b)は(a)に示す矢印B方向から見た図、(c)は(a)に示す矢印C方向から見た図、(d)は(a)に示す矢印D方向から見た図である。
【0054】
上述したように、本実施形態におけるアタッチメント1は、同一形状を有する平板部10,20が連接辺30を介して90度の角度を形成するように配置されている。そして、センサ2は、センサ2のベース60がアタッチメント1の平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺に当接した状態となって、平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺間を跨って取り付けられる。
【0055】
図5に示すように、平板部10が壁3の壁面3Aに対向し、平板部10に形成されたネジ穴12a,12bに挿通されたネジによって壁面3Aに取り付けられたアタッチメント1にセンサ2を取り付ける。すると、センサ2内のセンサ73の主軸が向く方向Aは、壁面3Aの法線Nに対して
図5(a)中左側に45度斜めに向いた状態となるとともに、壁面3Aに対しても45度傾いた状態となる。なお、平板部10の壁面3Aへの取り付けは、ネジ穴12a,12bに挿通されたネジに限らず、両面テープ等であってもよいが、平板部10にネジ穴12a,12bを形成しておくことで、アタッチメント1を壁面3Aに強固に取り付け固定することができる。
【0056】
このようにセンサ2をアタッチメント1を介して壁面3Aに取り付けることで、センサ2を壁面3Aの法線Nに対して斜めの方向を向いた状態で保持することができる。これにより、センサ2において、壁面3Aの法線Nに対して斜めの方向を向いてセンシングが行われることになる。なお、センサ2によるセンシングの範囲(幅)においては、カバー80に設けられた窓部85の形状によって任意に調整することができる。
【0057】
ところで、本実施形態のアタッチメント1においては、フック11a,11b,21a,21bが、平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺どうしを結ぶ平面の中心を基準として点対称の位置に配置されている。そのため、センサ2をアタッチメント1に対して180度回転させても取り付けて保持することができる。
【0058】
そこで、アタッチメント1を上下反転させた状態で、平板部10を壁面3Aに対向させ、平板部10に形成されたネジ穴12a,12bに挿通されたネジによってアタッチメント1を壁面3Aに取り付け、センサ2をアタッチメント1に取り付けることができる。すると、
図6に示すように、センサ2内のセンサ73の主軸が向く方向Aは、壁面3Aの法線Nに対して
図6(a)中右側に45度斜めに向いた状態となる。この場合においても、センサ2内のセンサ73の主軸が向く方向Aは、壁面3Aに対して45度傾いた状態となっている。
【0059】
このように、本実施形態のアタッチメント1においては、フック11a,11b,21a,21bが、平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺どうしを結ぶ平面の中心を基準として点対称の位置に配置されている。これにより、アタッチメント1をセンサ2に対して180度回転させても取り付けることができる。それにより、センサ2を、壁面3Aの法線Nに対して互いに異なる斜めの方向のいずれかに選択的に向かせて壁面3Aに取り付けることができる。その際、センサ2の向く方向がいずれの方向であっても、センサ73の主軸が向く方向Aが壁面3Aに対して傾く角度は同一のものとなる。
【0060】
以下に、センサ2のアタッチメント1への具体的な取り付け方法について説明する。
【0061】
図7は、
図1に示したアタッチメント1に対するセンサ2の具体的な取り付け方法を説明するための部分断面図である。
【0062】
図1に示したアタッチメント1に対してセンサ2を取り付ける場合は、まず、平板部10を壁面3Aに対向させ、平板部10に形成されたネジ穴12a,12bに挿通されたネジによってアタッチメント1を壁面3Aに取り付ける。
【0063】
次に、
図7(a)に示すように、ベース60のケース部61に設けられた係合孔62a~62dのそれぞれに、アタッチメント1のフック11a,11b,21a,21bを挿通させる。上述したように係合孔62a~62dは、フック11a,11b,21a,21bを挿通可能な形状を有するため、係合孔62a~62dのそれぞれにフック11a,11b,21a,21bを挿通させることができる。
【0064】
この際、フック11a,11b,21a,21bのT字型の縦バーの高さが、T字型の横バーが係合孔62a~62dからケース部61の内側に完全に入り込む程度のものとなっている。これにより、
図7(b)に示すように、フック11a,11b,21a,21bのT字型の横バーが係合孔62a~62dからケース部61の内側に完全に入り込む。すると、フック11a,11b,21a,21bのT字型の縦バーの幅と係合孔62a~62dの大きさとの違いによって、アタッチメント1がベース60に対してベース60の長手方向にスライド可能となる。
【0065】
次に、
図7(c)に示すように、ベース60をアタッチメント1に対してベース60の長手方向にスライドさせる。それにより、フック11a,11b,21a,21bのT字型の横バーの縦バーを介した一方の側を係合孔62a~62dに引っ掛け、ベース60をアタッチメント1に固定する。係合孔62a~62dは、アタッチメント1に取り付けられた場合にフック11a,11b,21a,21bに対向する領域から、ケース部61の長手方向にフック11a,11b,21a,21bのT字型の横バーの略半分だけずれた領域に形成されている。これにより、ベース60をアタッチメント1に対してベース60の長手方向にスライドさせると、
図7(c)に示すように、アタッチメント1の外郭がベース60の外郭と揃うことになる。なお、フック11a,11b,21a,21bのT字型の横バーの縦バーを介した一方の側を係合孔62a~62dに引っ掛けただけでは、ベース60をアタッチメント1に対して反対方向にスライドさせれば、ベース60がアタッチメント1から取り外されてしまう。
【0066】
次に、
図7(d)に示すように、基板ユニット70をベース60のケース部61に嵌め込む。上述したように、基板ユニット70は、基板カバー前部71a及び基板カバー後部71bの外形が、ベース60のケース部61に嵌まり込む形状を有しているため、基板ユニット70をベース60のケース部61に嵌め込むことができる。基板カバー後部71bの裏面には、アタッチメント1に取り付けられたベース60のケース部61に基板ユニット70が嵌め込まれた場合にアタッチメント1のフック11a,11b,21a,21bに対向する領域に凹部76a~76dがそれぞれ形成されている。また、凹部76a~76dが、フック11a,11b,21a,21bの先端部が入り込むことが可能なものとなっている。これにより、フック11a,11b,21a,21bの先端部が凹部76a~76dに入り込んで固定されることになる。また、基板押さえフック63の先端に設けられた突起が基板カバー前部71aの上面と係合して基板ユニット70を保持する。
【0067】
この際、基板ユニット70がベース60のケース部61に嵌め込まれていることで、先端部が凹部76a~76dに入り込んだフック11a,11b,21a,21bをベース60の長手方向にスライドすることができなくなる。それにより、アタッチメント1とベース60とを取り外すことができなくなる。
【0068】
その後、ベース60の基板ユニット70が嵌め込まれた側をカバー80で覆い、ベース60の爪64の先端の突起をカバー80の爪止め部82に引っ掛けるとともに、ベース60の爪65の先端の突起をカバー80の爪止め孔83に嵌合させる。これにより、基板ユニット70が嵌め込まれたベース60にカバー80が固定される。
【0069】
このように本実施形態は、センサ2と、センサ2を壁面に取り付けるためのアタッチメント1とを有するセンサユニットであって、アタッチメント1は、センサ2と係合するフック11a,11b,21a,21bを有し、センサ2は、フック11a,11b,21a,21bが挿通され、アタッチメント1に対してスライドすることで挿通したフック11a,11b,21a,21bが引っ掛かる係合孔62a~62dを有し、開口した面を具備する箱型のベース60と、開口した面からベース60に嵌め込まれ、ベース60に嵌め込まれた場合にフック11a,11b,21a,21bと当接してベース60のアタッチメント1に対するスライドを阻止する凹部76a~76dを有する基板ユニット70と、基板ユニット70が嵌め込まれたベース60の開口した面を覆ってベース60に固定されるカバー80とを有する。そして、まず、フック11a,11b,21a,21bを係合孔62a~62dに挿通してベース60をアタッチメント1に対してスライドさることでアタッチメント1とベース60とを固定する。その後、基板ユニット70をベース60に嵌め込んで基板ユニット70をベース60に固定するとともに、基板ユニット70の凹部76a~76dにてフック11a,11b,21a,21bを固定する。これにより、ベース60をアタッチメント1に対してスライドできないようにし、その後、カバー80とベース60とを固定している。
【0070】
そのため、センサ2をアタッチメント1から取り外すには、まず、カバー80をベース60から取り外し、次に、基板ユニット70をベース60から取り外し、その後、ベース60をアタッチメント1に対してスライドさせてフック11a,11b,21a,21bの係合孔62a~62dとの係合状態を解除してベース60をアタッチメント1から取り外さなければならない。これにより、センサ2を解体することなくセンサ2をアタッチメント1から取り外すことができなくなる。
【0071】
ここで、上述したように、センサ2のカバー80には、基体81の半円柱状の側面の基体81の中空形状内側となる面において、カバー80がベース60に取り付けられた場合に基板ユニット70のスイッチ75と対向する領域にリブ84が設けられている。また、リブ84の高さが、カバー80がベース60に取り付けられた場合にスイッチ75を押下できる高さとなっている。そのため、カバー80がベース60に取り付けられた状態においては、スイッチ75がリブ84によって押下されており、カバー80がベース60から取り外されると、スイッチ75がリブ84によって押下されていない状態となる。そして、スイッチ75が押下されない状態となると、基板ユニット70内の制御回路がその旨を無線送信する。これにより、センサ2の設置場所を勝手に変更する等の目的でセンサ2をアタッチメント1から不正に取り外そうとすると、その旨が検知されることになる。
【0072】
<第2の実施形態>
図8は、本発明のアタッチメントの第2の実施形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)に示す矢印A方向から見た側面図、(d)は(b)に示す矢印B方向から見た側面図である。
【0073】
本実施形態は
図8に示すように、第1の実施形態に示したアタッチメント1に対して、平板部20にも、アタッチメント101を壁面に取り付けるための貫通孔となる2つのネジ穴22a,22bが形成されている点が異なるアタッチメント101である。ネジ穴22a,22bは、平板部20の長手方向に互いに並んで形成されている。
【0074】
以下に、上記のように構成されたアタッチメント101による効果について説明する。
【0075】
図9は、
図8に示したアタッチメント101によってセンサ2を壁面に取り付けた一例を示す図であり、(a)は上方から見た図、(b)は(a)に示す矢印B方向から見た図、(c)は(a)に示す矢印C方向から見た図、(d)は(a)に示す矢印D方向から見た図である。
図10は、
図8に示したアタッチメント101によってセンサ2を壁面に取り付けた他の例を示す図であり、(a)は上方から見た図、(b)は(a)に示す矢印B方向から見た図、(c)は(a)に示す矢印C方向から見た図、(d)は(a)に示す矢印D方向から見た図である。
【0076】
本実施形態におけるアタッチメント101も、第1の実施形態に示したアタッチメント1と同様に、同一形状を有する平板部10,20が連接辺30を介して90度の角度を形成するように配置されている。そして、センサ2は、センサ2のベース60がアタッチメント101の平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺に当接した状態となって、平板部10,20の連接辺30とは反対側の端辺間を跨って取り付けられる。
【0077】
図9に示すように、平板部10が壁3の壁面3Aに対向し、平板部10に形成されたネジ穴12a,12bに挿通されたネジによって壁面3Aに取り付けられたアタッチメント101にセンサ2を取り付ける。すると、センサ2内のセンサ73の主軸が向く方向Aは、壁面3Aの法線Nに対して
図8(a)中左側に45度斜めに向いた状態となるとともに、壁面3Aに対しても45度傾いた状態となる。
【0078】
このようにセンサ2をアタッチメント101を介して壁面3Aに取り付けることで、センサ2を壁面3Aの法線Nに対して斜めの方向を向いた状態で保持することができる。これにより、センサ2において、壁面3Aの法線Nに対して斜めの方向を向いてセンシングが行われることになる。
【0079】
ところで、本実施形態のアタッチメント101は、平板部20にも、アタッチメント101を壁面に取り付けるための2つのネジ穴22a,22bが形成されている。
【0080】
そこで、アタッチメント101の平板部20を壁面3Aに対向させ、平板部20に形成されたネジ穴22a,22bに挿通されたネジによってアタッチメント101を壁面3Aに取り付けることもできる。すると、
図10に示すように、センサ2内のセンサ73の主軸が向く方向Aは、壁面3Aの法線Nに対して
図10(a)中右側に45度斜めに向いた状態となる。この場合においても、センサ2内のセンサ73の主軸が向く方向Aは、壁面3Aに対して45度傾いた状態となっている。
【0081】
本実施形態のアタッチメント101は、平板部10に、アタッチメント101を壁面に取り付けるためのネジ穴12a,12bが形成されているとともに、平板部20にも、アタッチメント101を壁面に取り付けるためのネジ穴22a,22bが形成されている。このため、平板部10,20を選択的に壁面3Aに取り付けることで、センサ2を、壁面3Aの法線Nに対して互いに異なる斜めの方向のいずれかに選択的に向かせて壁面3Aに取り付けることができる。その際、センサ2の向く方向がいずれの方向であっても、センサ73の主軸が向く方向Aが壁面3Aに対して傾く角度は同一のものとなる。
【0082】
なお、上述した実施形態においては、平板部10,20として、長方形の平板状のものを例に挙げて説明したが、平板部10,20の形状は長方形に限らない。
【0083】
また、上述した実施形態においては、アタッチメント1,101が平板状の平板部10,20を取り付け部として有し、この平板部10,20を壁面3Aに対向させて取り付けるものを例に挙げて説明した。しかし、アタッチメント1,101を壁面3Aに取り付けるための取り付け部としては平板状のものでなくてもよい。ただ、取り付け部としては平板状のものを用いた方が、アタッチメント1,101を安定して壁面3Aに取り付け固定することができる。
【0084】
また、上述した実施形態においては、平板部10,20が連接辺30を介して90度の角度を形成するように配置されているが、平板部10,20が連接辺30を介して形成する角度は90度に限らない。平板部10,20が連接辺30を介して形成する角度が鋭角になるほど、上述したようにしてセンサ2の向きを異ならせた場合にセンサ73の主軸が向く方向Aが互いに反対方向に近づいていくことになる。
【0085】
また、上記各実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明を限定するものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
【符号の説明】
【0086】
1,101 アタッチメント
2 センサ
3 壁
3A 壁面
10,20 平板部
11a,11b,21a,21b フック
12a,12b,22a,22b ネジ穴
30 連接辺
40 天板部
50 底板部
60 ベース
61 ケース部
62a~62d 係合孔
63 基板押さえフック
64,65 爪
70 基板ユニット
71a 基板カバー前部
71b 基板カバー後部
72 切り欠き
73 センサ
74a,74b 電池固定リブ
75 スイッチ
76a~76d 凹部
77 基板
80 カバー
81 基体
82 爪止め部
83 爪止め孔
84 リブ
85 窓部