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  • 特開-テープ巻取機 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024051550
(43)【公開日】2024-04-11
(54)【発明の名称】テープ巻取機
(51)【国際特許分類】
   B65H 18/10 20060101AFI20240404BHJP
【FI】
B65H18/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022157773
(22)【出願日】2022-09-30
(71)【出願人】
【識別番号】508235405
【氏名又は名称】エコカーボン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100104776
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 弘
(74)【代理人】
【識別番号】100119194
【弁理士】
【氏名又は名称】石井 明夫
(72)【発明者】
【氏名】梶本 欣久
【テーマコード(参考)】
3F055
【Fターム(参考)】
3F055AA05
3F055BA25
3F055CA09
3F055CA24
3F055CA26
3F055DA01
3F055FA05
(57)【要約】
【課題】使い勝手が良好で、大径のロール状に巻回されたテープを小径のテープに容易に巻き直して作業効率を著しく高めたテープ巻取機を提供する。
【解決手段】ロール状にテープが巻回されたテープ巻回体12の巻芯13が回転可能に挿入される棒状のテープ装着部10と、回転駆動手段としての電動回転工具20に連結されて、この電動回転工具20が回転駆動することによって回転する回転連結金具25と、テープ装着部10と平行に配置され、回転連結金具25の回転によって回転可能に構成され、テープ巻回体12のテープ11の先端部が装着されて回転連結金具25が回転することによってテープ11を巻き取るように構成したテープ巻取部30と、を備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロール状にテープが巻回されたテープ巻回体の巻芯が回転可能に挿入される棒状のテープ装着部と、
回転駆動手段に連結されて、該回転駆動手段が回転駆動することによって回転する回転連結金具と、
前記テープ装着部と平行に配置され、前記回転連結金具の回転によって回転可能に構成され、前記テープ巻回体の前記テープの先端部が装着されて前記回転連結金具が回転することによって前記テープを巻き取るように構成したテープ巻取部と、
を備えることを特徴とするテープ巻取機。
【請求項2】
前記テープ巻取部は、複数の棒状体が互いに一定間隔をおいて略平行に延びるように配置され、これらの棒状体間に前記テープの先端部が保持されることを特徴とする請求項1に記載のテープ巻取機。
【請求項3】
前記テープ巻回体が前記テープ装着部に挿入された状態で、前記テープ巻回体を前記テープ装着部の先端から任意の位置で保持するように構成されたストッパをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のテープ巻取機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば空調設備工事や電気工事等において大径のロール状に巻回されたテープを巻き取って小径のテープに巻き直すためのテープ巻取機に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、空調設備工事では、各種配管等を接続した後に、配管等を保護するとともに、保温効果を高めるため、ビニールテープを巻き付けるようにしている。このビニールテープの巻付け作業は、狭小な場所で行うことが多いことから、大径のロール状に巻回されたビニールテープをそのまま使用すると、極めて作業効率が悪い。そのため、現在では、ビニールテープを巻芯のない小径のビニールテープに巻き直して使用している。
【0003】
また、電気工事では、電気配線を接続する際、接続部の裸線に絶縁材料からなるビニールテープを複数回巻き付けることによって絶縁するようにしている。上記電気配線の導線が単層用又は三相用からなることから、裸線にビニールテープを巻き付ける際、裸線相互の間隔を広くできないことから、ビニールテープを巻芯のない小径のビニールテープに巻き直して使用している。
【0004】
空調設備工事や電気工事等では、上記ビニールテープを巻芯のない小径のビニールテープに巻き直して使用する場合、手巻き作業で行うと、時間と労力がかかるので、これら時間と労力を削減するために特許文献1に記載された技術がある。
【0005】
上記特許文献1に記載された技術は、平行に向かい合った長尺状の板の両端が互いに固定してあり、一方の長尺状の板の端部やや中央寄りには小孔が設けてあり、他方の長尺状の板には該小孔に対応する位置に該小孔の直径と同一幅の切込みが設けてあるビニールテープ巻取機本体と、両端部の直径が中央部の直径より大きい円柱であるビニールテープ用枕と、鍵形状に折れ曲がったビニールテープ巻取棒とからなるビニールテープ巻取機である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実開昭63-13947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上記特許文献1に記載されたビニールテープ巻取機では、平行に向かい合った板が長尺状であることから、狭小な場所では取扱いにくいという問題がある。また、上記ビニールテープ巻取機は、作業者が手でビニールテープ巻取棒を回転操作して小巻ビニールテープを作成するため、極めて作業効率が悪いという問題もある。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、使い勝手が良好で、大径のロール状に巻回されたテープを小径のテープに容易に巻き直して作業効率を著しく高めたテープ巻取機を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、ロール状にテープが巻回されたテープ巻回体の巻芯が回転可能に挿入される棒状のテープ装着部と、回転駆動手段に連結されて、該回転駆動手段が回転駆動することによって回転する回転連結金具と、前記テープ装着部と平行に配置され、前記回転連結金具の回転によって回転可能に構成され、前記テープ巻回体の前記テープの先端部が装着されて前記回転連結金具が回転することによって前記テープを巻き取るように構成したテープ巻取部と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記テープ巻取部は、複数の棒状体が互いに一定間隔をおいて略平行に延びるように配置され、これらの棒状体間に前記テープの先端部が保持されることを特徴とする。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記テープ巻回体が前記テープ装着部に挿入された状態で、前記テープ巻回体を前記テープ装着部の先端から任意の位置で保持するように構成されたストッパをさらに備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、回転連結金具に回転駆動手段が連結され、テープ巻回体のテープの先端部がテープ巻取部に装着され、回転駆動手段を回転駆動することによって回転連結金具を回転させてテープ巻取部によりテープを巻き取るように構成したことにより、狭小な場所であっても使い勝手が良好で、大径のロール状に巻回されたテープを小径のテープに容易に巻き直して作業効率を著しく高めることが可能となる。
【0013】
また、請求項2に記載の発明によれば、テープ巻取部は、複数の棒状体が互いに一定間隔をおいて略平行に延びるように配置され、これらの棒状体間にテープの先端部が保持されることにより、テープの先端部を容易に保持することができ、作業効率を一段と高めることができる。
【0014】
また、請求項3に記載の発明によれば、テープ巻回体がテープ装着部に挿入された状態で、テープ巻回体をテープ装着部の先端から任意の位置で保持するように構成されたストッパをさらに備えたことにより、テープ巻回体のテープ幅の広狭に対応することが可能となり、汎用性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に係るテープ巻取機の一実施形態を示す正面図である。
図2図1のテープ巻取機においてテープ巻回体が装着されるとともに、回転駆動手段が連結された状態を示す正面図である。
図3図2のテープ巻取機においてテープ巻回体からテープ巻取部にテープを巻き取っている状態を示す正面図である。
図4図3のテープ巻取機においてテープ巻回体から一部巻き取った小径のテープを切断して取り出す状態を示す正面図である。
図5図4のテープ巻取機においてテープ巻回体から全て巻き取った小径のテープを取り出す状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について説明する。
[発明の一実施形態]
図1乃至図5は、本発明の一実施形態を示す。
【0017】
図1は、本発明に係るテープ巻取機の一実施形態を示す正面図である。なお、図1は、テープ巻回体が装着される前であって、回転駆動手段が連結される前の状態を示している。また、本実施形態は、空調設備工事において大径のロール状に巻回されたテープを巻き取って小径のテープに巻き直すためのテープ巻取機に適用した例について説明する。
【0018】
図1に示すように、本実施形態のテープ巻取機1は、全体の正面形状が略コ字形に形成されている。テープ巻取機1は、例えば太径の銅管により棒状に形成されたテープ装着部10と、このテープ装着部10の軸方向における延長線上に設けられて作業者が片手でテープ巻取機1全体を把持するための把持部15と、テープ巻取機1全体の剛性を高める補強部17と、回転駆動手段としての電動回転工具20に連結されて、この電動回転工具20が回転駆動することによって回転する回転連結金具25と、この回転連結金具25が回転することによって回転可能に構成されたテープ巻取部30と、を備える。
【0019】
図2に示すように、テープ装着部10には、ロール状にテープ11が巻回されたテープ巻回体12の巻芯13が回転可能に挿入される。テープ装着部10には、例えば結束バンドからなるストッパ14が取り付けられている。このストッパ14は、テープ装着部10の軸方向に対して移動可能に設けられている。ストッパ14は、テープ巻回体12がテープ装着部10に挿入された状態で、テープ巻回体12をテープ装着部10の先端から任意の位置で保持するように構成されている。すなわち、ストッパ14は、テープ巻回体12のテープ11の幅の広狭に応じてテープ装着部10の軸方向に対して移動可能に構成される。
【0020】
把持部15は、テープ装着部10よりも小径の銅管により湾曲して形成された湾曲部16を有している。このように把持部15を小径の銅管で形成することで、湾曲部16を湾曲形成し易くしている。把持部15は、一端がテープ装着部10の後端部に溶着により固定され、他端が回転連結金具25近傍の保持筒26に溶着により固定されている。なお、本実施形態では、湾曲部16を把持部15としたが、これに限らず把持し易くするため、湾曲部16に別部材の把持部材を取り付けるようにしてもよい。
【0021】
補強部17は、小径の銅管により形成され、一端がテープ装着部10の後端部近傍に溶着により固定され、他端が保持筒26のテープ巻取部30寄りに溶着により固定されている。
【0022】
回転連結金具25は、先端部が電動回転工具20のチャック部21に連結可能に構成され、後端部が保持筒26内に挿通されてテープ巻取部30の図示しない回転軸に連結されている。電動回転工具20には、例えば携帯用の市販の電動ドリル等が用いられ、本体内にバッテリ部22が搭載され、作業者がスイッチ部23を押すことにより、チャック部21が回転駆動する。これにより、チャック部21に回転連結金具25が連結されると、回転連結金具25が回転可能となる。
【0023】
テープ巻取部30は、テープ装着部10と平行に配置され、テープ巻回体12のテープ11の先端部が装着されて係止され、回転連結金具25が回転することによって回転しテープ11を巻き取るように構成されている。テープ巻取部30は、2本の棒状体31,31が互いに一定間隔をおいて略平行に延びるように配置され、これらの棒状体31,31間にテープ11の先端部が保持されるように構成されている。本実施形態の棒状体31,31は、それぞれ鉄製の中実棒により形成されている。
【0024】
次に、本実施形態のテープ巻取機1の使用方法及び作用について説明する。
【0025】
図2は、図1のテープ巻取機においてテープ巻回体が装着されるとともに、回転駆動手段が連結された状態を示す正面図である。図3は、図2のテープ巻取機においてテープ巻回体からテープ巻取部にテープを巻き取っている状態を示す正面図である。図4は、図3のテープ巻取機においてテープ巻回体から一部巻き取った小径のテープを切断して取り出す状態を示す正面図である。図5は、図4のテープ巻取機においてテープ巻回体から全て巻き取った小径のテープを取り出す状態を示す正面図である。
【0026】
まず、図2に示すように作業者がテープ装着部10にテープ巻回体12の巻芯13を回転可能に挿入する。このとき、テープ巻回体12の巻芯13の幅方向の端部がストッパ14に当接するまで挿入する。また、テープ装着部10からテープ巻回体12が離脱しないように、テープ装着部10をやや斜め上方に向けておく。
【0027】
そして、作業者がテープ巻回体12のテープ11の先端部をテープ巻取部30の2本の棒状体31,31間に装着して数回巻き付けて係止する。さらに、回転連結金具25の先端部に電動回転工具20のチャック部21を装着して連結する。
【0028】
次いで、作業者は、図3に示すように一方の手で把持部15を把持し、他方の手で電動回転工具20を握持する。そして、作業者は電動回転工具20のスイッチ部23を押すと、チャック部21が回転駆動することにより、図3に示すように回転連結金具25を介してテープ巻取部30の2本の棒状体31,31が一方向に回転駆動する。これにより、テープ巻回体12のテープ11がテープ巻取部30の2本の棒状体31,31に巻き取られ、小径のテープ11a、例えば直径10~20mmになるまで巻き取った後に、電動回転工具20のスイッチ部23をオフにしてチャック部21の回転駆動を停止する。
【0029】
その後、テープ巻回体12のテープ11と小径のテープ11aとの間を図示しないカッター等の切断具で切断して切り離す。そして、小径のテープ11aをテープ巻取部30の2本の棒状体31,31から引き抜いて空調設備工事等で使用する。
【0030】
さらに、テープ巻回体12の残ったテープ11から小径のテープ11aを巻き取って使用するには、残ったテープ11の先端部を再びテープ巻取部30の2本の棒状体31,31間に装着して数回巻き付けて係止した後、上記と同様の工程を経て小径のテープ11aになるまで巻き取った後に、小径のテープ11aを取り出す。
【0031】
次いで、テープ巻回体12のテープ11がなくなり巻芯13が露出するまで、上記と同様の工程を繰り返した後、図5に示すように小径のテープ11aを取り出すとともに、巻芯13をテープ装着部10から抜き取ることで一連の小径のテープ11aの巻取り作業が終了する。
【0032】
このように本実施形態によれば、回転連結金具25に電動回転工具20が連結され、テープ巻回体12のテープ11の先端部がテープ巻取部30に装着され、電動回転工具20を回転駆動することによって回転連結金具25を回転させてテープ巻取部30によりテープ11を巻き取るように構成したことにより、狭小な場所であっても使い勝手が良好で、大径のロール状に巻回されたテープ11を小径のテープ11aに容易に巻き直して作業効率を著しく高めることが可能となる。
【0033】
また、本実施形態によれば、テープ巻取部30は、2本の棒状体31,31が互いに一定間隔をおいて略平行に延びるように配置され、これらの棒状体31,31間にテープ11の先端部が保持されることにより、テープ11の先端部を容易に保持することができ、作業効率を一段と高めることができる。
【0034】
さらに、本実施形態によれば、テープ巻回体12がテープ装着部10に挿入された状態で、テープ巻回体12をテープ装着部10の先端から任意の位置で保持するように構成されたストッパ14をさらに備えたことにより、テープ巻回体12のテープ幅の広狭に対応することが可能となり、汎用性を向上させることができる。
[発明の他の実施形態]
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【0035】
上記実施形態では、空調設備工事において大径のロール状に巻回されたテープ11を巻き取って小径のテープ11aに巻き直すためのテープ巻取機1に適用した例について説明したが、空調設備工事に限らず、例えば電気工事、給湯工事を含む配管工事、ダクト工事等、大径のテープ11から小径のテープ11aに巻き直すためのテープ巻取機であれば、如何なる工事にも適用可能である。
【0036】
また、上記実施形態では、テープ装着部10、把持部15及び補強部17を銅管により形成した例について説明したが、これ以外の金属であってもよく、また合成樹脂によって形成するようにしてもよい。これにより、テープ巻取機1全体の重量の軽量化が図られ、使い勝手を一段と高めることが可能となる。
【0037】
さらに、上記実施形態では、ストッパ14に結束バンドを用いた例について説明したが、これに限らずテープ装着部10の軸方向に対して移動可能であって、テープ巻回体12を任意の位置で係止するものであれば、如何なるものであってもよい。
【0038】
また、上記実施形態では、テープ巻取部30を2本の棒状体31,31が互いに一定間隔をおいて略平行に延びるように配置した構成としたが、これに限らずテープ11の先端部を容易に保持して巻き取り可能であって、小径のテープ11aをテープ巻取部30から容易に抜き出すことが可能な構造であれば、その他の構造であってもよい。
【0039】
具体的には、2本の棒状体31,31の周面に長さ方向に沿って多数の縦溝を形成するか、あるいは2本の棒状体31,31の周面に微細な凹部を多数形成するようにしてもよい。
【0040】
また、上記実施形態では、テープ装着部10にテープ巻回体12を挿入したとき、テープ巻回体12が離脱しないように、テープ装着部10をやや斜め上方に向けておくようにしたが、これに限らずテープ装着部10にテープ巻回体12の抜け止め機構を設けておけば、その必要がなくなる。
【0041】
すなわち、上記実施形態においては、テープ巻回体12をテープ装着部10に挿入しテープ巻回体12の一端がストッパ14に当接した状態で、テープ巻回体12の他端を係止する上記抜け止め用機構をテープ装着部10の先端部近傍に設ければ、テープ装着部10を下方に向けた場合でも、テープ装着部10からテープ巻回体12が抜け落ちることを未然に防止することが可能となる。
【0042】
上記抜け止め用機構は、具体的には、テープ装着部10に着脱可能に装着されるフランジ部材であってもよく、またテープ装着部10の先端部近傍にばねによってテープ装着部10の周面に対して出没可能に設けた突き出しピンでもよい。要するに、テープ巻回体12をテープ装着部10に挿入してテープ巻回体12をテープ装着部10に対して保持できるものであれば、如何なるものであってもよい。
【符号の説明】
【0043】
1 テープ巻取機
10 テープ装着部
11 テープ
11a 小径のテープ
12 テープ巻回体
13 巻芯
14 ストッパ
15 把持部
16 湾曲部
17 補強部
20 電動回転工具(回転駆動手段)
21 チャック部
22 バッテリ部
23 スイッチ部
25 回転連結金具
26 保持筒
30 テープ巻取部
31 棒状体
図1
図2
図3
図4
図5