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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024051689
(43)【公開日】2024-04-11
(54)【発明の名称】加温装置
(51)【国際特許分類】
   A61N 1/40 20060101AFI20240404BHJP
【FI】
A61N1/40
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022157980
(22)【出願日】2022-09-30
(71)【出願人】
【識別番号】522387168
【氏名又は名称】加藤 和夫
(71)【出願人】
【識別番号】522387870
【氏名又は名称】新藤 康弘
(74)【代理人】
【識別番号】100134832
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 文雄
(74)【代理人】
【識別番号】100165308
【弁理士】
【氏名又は名称】津田 俊明
(74)【代理人】
【識別番号】100115048
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 康弘
(72)【発明者】
【氏名】加藤 和夫
(72)【発明者】
【氏名】新藤 康弘
【テーマコード(参考)】
4C053
【Fターム(参考)】
4C053LL07
(57)【要約】
【課題】加温領域の大きさやその位置を調整する。
【解決手段】加温装置が、空洞を形成する本体部と、前記空洞の内部に設けられた前記空洞の内部に電磁波を発生させるアンテナと、前記空洞の内部に突出するように設けられた突出部と、前記本体部に設けられた第1の開口部および第2の開口部と、前記第1の開口部から前記空洞の内部に向けて延びる第1の筒部と、前記第2の開口部から前記空洞の内部に向けて延びる第2の筒部と、を備え、前記第1の筒部の長さを、可変にし、前記第2の筒部の長さを、可変にする。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
空洞を形成する本体部と、
前記空洞の内部に設けられた前記空洞の内部に電磁波を発生させるアンテナと、
前記空洞の内部に突出するように設けられた突出部と、
前記本体部に設けられた第1の開口部および第2の開口部と、
前記第1の開口部から前記空洞の内部に向けて延びる第1の筒部と、
前記第2の開口部から前記空洞の内部に向けて延びる第2の筒部と、を有し、
前記第1の筒部の長さは、可変であり、
前記第2の筒部の長さは、可変である、加温装置。
【請求項2】
前記第1の筒部の長さと第2の筒部の長さを制御する筒部長制御部をさらに有する、請求項1に記載の加温装置。
【請求項3】
前記筒部長制御部は、前記第1の筒部と前記第2の筒部との間の距離を保った状態で、前記第1の筒部の長さと第2の筒部の長さを変化させる、請求項2に記載の加温装置。
【請求項4】
前記突出部の位置は、前記第1の筒部と前記第2の筒部とが延びる方向に垂直な方向に可変である、請求項1に記載の加温装置。
【請求項5】
前記突出部の位置を制御する突出部位置制御部をさらに有する、請求項4に記載の加温装置。
【請求項6】
前記突出部は、
前記本体部の第1の面に設けられた第1の突出部と、
前記本体部の、前記第1の面に対向する第2の面に設けられた第2の突出部と、を有する、請求項4に記載の加温装置。
【請求項7】
前記第1の筒部と前記第2の筒部とは、前記第1の突出部と前記第2の突出部との間において、互いに向かい合っている、請求項5に記載の加温装置。
【請求項8】
前記本体部は、円筒状であり、側面部と、上端部と、下端部と、を有し、
前記突出部は、前記上端部または/および前記下端部に設けられ、
前記第1の開口部および前記第2の開口部は、前記側面部に設けられている、請求項1から7のいずれか一項に記載の加温装置。
【請求項9】
前記本体部は、直方体状であり、正面部と、背面部と、右側面部と、左側面部と、上面部と、下面部と、を有し、
前記突出部は、前記上面部または/および前記下面部に設けられ、
前記第1の開口部は、前記正面部に設けられ、前記第2の開口部は、前記背面部に設けられている、請求項1から8のいずれか一項の加温装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加温装置に関する。
【背景技術】
【0002】
癌組織は、正常組織に比べ熱に弱く、摂氏42度~43度で死滅する。このため、近年、癌組織のみを摂氏42度~43度に加温し、癌組織を死滅させる治療法(ハイパーサーミア)が注目され、ハイパーサーミアのための局所加温装置の開発が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、空洞共振器を用いた局所加温装置が開示されている。特許文献1に開示された局所加温装置では、空洞共振器の内部に導体の突出部(内部電極13)を設け、この突出部の中心軸に集中した強い電界を生じさせることで、局所的な加温を可能にしている。また、特許文献2、3にも、空洞共振器を用いた局所加温装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平1-209073号公報
【特許文献2】特開2005-230277号公報
【特許文献3】特開2005-230278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1-3に開示された局所加温装置では、内部突出部を取り替えなければ加温領域の大きさやその位置の調整を行うことができない。
【0006】
そこで、本発明は、この取り替えなしに加温領域の大きさやその位置を調整することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る一実施形態に係る加温装置は、空洞を形成する本体部と、前記空洞の内部に設けられた前記空洞の内部に電磁波を発生させるアンテナと、前記空洞の内部に突出するように設けられた突出部と、前記本体部に設けられた第1の開口部および第2の開口部と、前記第1の開口部から前記空洞の内部に向けて延びる第1の筒部と、前記第2の開口部から前記空洞の内部に向けて延びる第2の筒部と、を有し、前記第1の筒部の長さは、可変であり、前記第2の筒部の長さは、可変である。
【0008】
前記加温装置は、前記第1の筒部の長さと第2の筒部の長さを制御する筒部長制御部をさらに有するようにしても良い。
【0009】
前記筒部長制御部は、前記第1の筒部と前記第2の筒部との間の距離を保った状態で、前記第1の筒部の長さと第2の筒部の長さを変化させるようにすると良い。
【0010】
前記突出部の位置は、前記第1の筒部と前記第2の筒部とが延びる方向に垂直な方向に可変であるようにしても良い。
【0011】
前記加温装置は、前記突出部の位置を制御する突出部位置制御部をさらに有するようにしても良い。
【0012】
前記突出部は、前記本体部の上側に設けられた第1の突出部と、前記本体部の下側に設けられた第2の突出部と、を有し、前記上部突出部と前記第2の突出部とは、互いに向き合っているようにすると良い。
【0013】
前記第1の筒部と前記第2の筒部とは、前記第1の突出部と前記第2の突出部との間において、互いに向かい合っているようにすると良い。
【0014】
前記本体部は、円筒状であり、側面部と、上端部と、下端部と、を有し、前記突出部は、前記上端部または/および前記下端部に設けられ、前記第1の開口部および前記第2の開口部は、前記側面部に設けられているようにすると良い。
【0015】
前記本体部は、直方体状であり、正面部と、背面部と、右側面部と、左側面部と、上面部と、下面部と、を有し、前記突出部は、前記上面部または/および前記下面部に設けられ、前記第1の開口部は、前記正面部に設けられ、前記第2の開口部は、前記背面部に設けられているようにしても良い。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、加温領域の大きさやその位置を調整することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本体部110が円筒状である加温装置100を示す図である。
図2】本体部110が直方体状である加温装置100を示す図である。
図3】制御部130を示す図である。
図4】患部の加温を説明する図である。
図5】第1の筒部161、第2の筒部162の長さと加温領域の大きさと位置の関係を説明する図である。
図6】第1の筒部161、第2の筒部162の長さと加温領域の大きさと位置の関係を説明する図である。
図7】突出部150の位置の変化を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
<加温装置100>
図1、2は、本発明の一実施形態に係る加温装置100を示す図である。加温装置100は、本体部110と、アンテナ120と、制御部130と、2つの開口部(第1の開口部141、第2の開口部142)と、突出部150と、を有する。
【0019】
本体部110は、導体で構成され、内部に空洞を形成している。
【0020】
本体部110は、例えば、図1に示すように、円筒状である(円筒型空洞共振器)。本体部110が円筒状である場合、本体部110は、側面部111と、上端部112と、下端部113と、を有する。図1(A)には、本体部110の斜視図と制御部130を示している。図1(B)は、本体部110の正面図であり、図1(C)は、本体部110の背面図であり、図1(D)は、本体部110の右側面図であり、図1(E)は、本体部110の左側面図であり、図1(F)は、本体部110のA-A断面図である。
【0021】
また、本体部110は、直方体状であっても良い(矩形型空洞共振器)。本体部110が直方体状である場合、本体部110は、正面部114と、背面部115と、右側面部116と、左側面部117と、上面部118と、下面部119と、を有する。図2(A)には、本体部110の斜視図と制御部130を示している。図2(B)は、本体部110の正面図であり、図2(C)は、本体部110の背面図であり、図2(D)は、本体部110の右側面図であり、図2(E)は、本体部110の左側面図であり、図2(F)は、本体部110のC-C断面図である。
【0022】
アンテナ120は、空洞の内部に配置され、この空洞の内部に電磁波を放射する。アンテナ120は、例えば、ループアンテナである。アンテナ120には、電源装置が接続され、この電源装置から電力が供給される。
【0023】
制御部130は、コンピュータにより構成され、電源装置などを制御する。電源装置は、制御部130とは別個の装置であっても良いし、制御部130が内蔵するようしても良い。また、制御部130は、本体部110とは別個の装置であっても良いし、本体部110に内蔵されるようにしても良い。
【0024】
図3は、制御部130を示す図である。制御部130は、電源装置を制御することで、アンテナ120が放射する電磁波の周波数を制御するアンテナ制御部131を有している。アンテナ制御部131は、空洞の内部で電磁波が共振するように、アンテナ120から放射される電磁波の周波数を制御する。これにより、本体部110の空洞の内部は、空洞共振器として機能する。
【0025】
第1の開口部141と第2の開口部142は、患者の患部を空洞の内部に挿入するための開口であり、本体部110の側部に設けられている。本体部110が円筒状である場合、例えば、図1に示すように、第1の開口部141と第2の開口部142は、本体部110の側面部111に互いに向かい合うように設けられる。本体部110が直方体状である場合、例えば、図2に示すように、第1の開口部141は、本体部110の正面部114に設けけられ、第2の開口部142は、本体部110の背面部115に設けられる。
【0026】
突出部150は、導体で構成され、本体部110の空洞の内部に突出するように設けられている。突出部150は、いわゆるリエントラントであり、この突出部150により、特定の領域に電場が集中し、この特定の領域の電場が強くなる(例えば、特許文献1、2参照)。患者の身体は、図4に示すように、この電場が強力な領域(加温領域HR)に患部が位置するように、第1の開口部141と第2の開口部142を用いて、空洞の内部に挿入される。このため、本実施形態では、患部のみを加温することが可能である。図4(A)は、図1に示したA-A断面であり、図4(B)は、図2に示したC-C断面である。
【0027】
突出部150は、例えば、図1、2に示すように、本体部110のうちの1つの面(第1の面)に設けられた第1の突出部151と、本体部110のうちの、第1の面に対向する面(第2の面)に設けられた第2の突出部152と、を有するようにし、第1の突出部151と第2の突出部152とを互いに向き合わせるようにすると良い。本体部110が円筒状である場合、図1に示すように、第1の突出部151は、本体部110の上端部112に設けられ、第2の突出部152は、本体部110の下端部113に設けられている。本体部110が直方体状である場合、図2に示すように、第1の突出部151は、本体部110の上面部118に設けられ、第2の突出部152は、本体部110の下面部119に設けられる。
【0028】
このようにすることで、第1の突出部151と第2の突出部152との間に、電場が強力な領域(加温領域HR)が位置するようになる。よって、図4の示すように、第1の突出部151と第2の突出部152との間に、患部が位置するようにすることで、患部のみを加温することが可能になる。なお、加温装置100の加温対象は、人体に限定されない。例えば、加温装置100の加温対象は、食品などであっても良い。
【0029】
また、図1、2、4に示した例では、突出部150は1つであり、形成される加温領域HRは1つのみであるが、複数の加温領域HRが形成されるように、加温装置100が複数の突出部150を有するようにしても良い。このとき、複数の突出部150の各々が、上記のように、第1の突出部151と、第2の突出部152と、を有するようにしても良い。このようにすることで、複数の部位を同時に加温することが可能になる。
【0030】
第1の開口部141と第2の開口部142の形状は、図1、2に示すような円形に限らず、患部を第1の突出部151と第2の突出部152との間に位置するようにできるのであれば、どのような形状であっても良い。また、第1の開口部141と第2の開口部142の位置は、図1、2に示すように向き合うような位置に限らず、患部を第1の突出部151と第2の突出部152との間に位置するようにできるのであれば、どのような位置であっても良い。
【0031】
<筒部による電磁波の遮蔽>
本実施形態に係る加温装置100は、図1、2に示すように、導体で構成された2つの筒部(第1の筒部161、第2の筒部162)をさらに有する。第1の筒部161は、第1の開口部141から空洞の内部に向けて延びており、第2の筒部162は、第2の開口142から空洞の内部に向けて延びている。突出部150が第1の突出部151と第2の突出部152とを有する場合、第1の筒部161と第2の筒部162とは、第1の突出部151と第2の突出部152との間において、互いに向かい合うようにすると良い。
【0032】
このため、本実施形態では、患者の身体のうち、第1の筒部161と第2の筒部162に囲われた部分は、電磁波が遮蔽され、患者の身体のうち、第1の筒部161と第2の筒部162に囲われた部分が加温されることがない。よって、本実施形態では、患部以外の部分が加温されることを防ぐことが可能である。
【0033】
<筒部161、162の長さの調整>
また、本実施形態に係る第1の筒部161の長さL1と第2の筒部162の長さL2は、図5、6に示すように、可変である。このため、本実施形態では、第1の筒部161と第2の筒部162により電磁波が遮蔽される範囲の大きさと位置とを変化させることが可能である。つまり、加温領域の大きさと位置とを調整することが可能である。図5(A)、図6(A)は、図1に示したA-A断面であり、図5(B)、図6(B)は、図2に示したC-C断面である。
【0034】
特に、筒部長制御部132は、図6に示すように、第1の筒部161と第2の筒部162との間の距離L12を保った状態で、第1の筒部161の長さL1と第2の筒部162の長さL2を変化させるようにすると良い。このようにすることで、加温領域の大きさを保ちつつ、加温領域の位置を調整することが可能になる。
【0035】
第1の筒部161の長さと第2の筒部162の長さの調整は、手動で行うようにしても良いし、自動で行うようにしても良い。第1の筒部161の長さと第2の筒部162の長さの調整を自動で行う際は、例えば、制御部130が、第1の筒部161の長さL1と、第2の筒部162の長さL2と、を制御する筒部長制御部132をさらに有するようにすると良い。このとき、例えば、第1の筒部161、第2の筒部162の各々が、筒部の長さを調整する駆動部を有するようにし、筒部長制御部132は、この駆動部を制御することで、第1の筒部161の長さL1と、第2の筒部162の長さL2と、を制御するようにすると良い。
【0036】
<突出部150の位置の調整>
図7に示すように、突出部150(第1の突出部151、第2の突出部152)の位置が可変であるようにするようにしても良い。特に、突出部150の位置は、第1の筒部161と第2の筒部162とが延びる方向(前後方向FR)に垂直な方向(左右方向LR)に可変であるようにすると良い。このようにすることで、加温領域の位置の調整を、前後方向に加え、左右方向にもすることが可能になる。図7(A)は、図1に示した本体部110のB-B断面であり、図7(B)は、図2に示した本体部110のD-D断面である。
【0037】
突出部150の位置は、手動で調整できるようにすると良い。また、制御部130が、突出部150の位置を制御する突出部位置制御部133をさらに有するようにしても良い。このとき、例えば、本体部110が、突出部150の位置を調整する駆動部を有するようにし、突出部位置制御部133は、この駆動部を制御することで、突出部150の位置を制御するようにすると良い。
【0038】
<超音波プローブによる温度測定>
本体部110は、図1、2に示すように、患部付近の温度分布を測定する超音波プローブを挿入するための第3の開口170を有するようにしても良い。このとき、制御部130は、超音波プローブによる得られたデータに基づいて、加温領域HR付近の温度分布を分析する温度分布分析部134をさらに有するようにすると良い。そして、第1の筒部161の長さと第2の筒部162の長さや、突出部150の位置は、温度分布分析部134により分析された加温領域HR付近の温度分布に基づいて、調整されるようにすると良い。このようにすることで、患部以外の部分が加温されることをより正確に防ぐことが可能になる。
【0039】
制御部130が筒部長制御部132を有する場合、筒部長制御部132は、温度分布分析部134により分析された温度分布に基づいて、第1の筒部161の長さL1と、第2の筒部162の長さL2と、を制御するようにすると良い。また、制御部130が突出部位置制御部133を有する場合、突出部位置制御部133は、温度分布分析部134により分析された温度分布に基づいて、突出部150の位置を制御するようにすると良い。
【0040】
本体部110が直方体状である場合、第3の開口170は、右側面部116または/および左側面部117に設けるようにすると良い。図2に示した例では、第3の開口部170が右側面部116に設けられた例を示しているが、第3の開口部170は、正面部114や、背面部115、上面部118、下面部119に設けるようにしても良い。
【0041】
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に記載した本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
【符号の説明】
【0042】
100 加温装置
110 本体部
111 側面部
112 上端部
113 下端部
114 正面部
115 背面部
116 右側面部
117 左側面部
118 上面部
119 下面部
120 アンテナ
130 制御部
131 アンテナ制御部
132 筒部長制御部
133 突出部位置制御部
134 温度分布分析部
141 第1の開口部
142 第2の開口部
150 突出部
151 第1の突出部
152 第2の突出部
161 第1の筒部
162 第2の筒部
170 第3の開口部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7