(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024005173
(43)【公開日】2024-01-17
(54)【発明の名称】三元触媒の暖機制御方法および装置
(51)【国際特許分類】
F02D 43/00 20060101AFI20240110BHJP
F01N 3/18 20060101ALI20240110BHJP
F02D 41/06 20060101ALI20240110BHJP
【FI】
F02D43/00 301T
F01N3/18 D
F02D41/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022105244
(22)【出願日】2022-06-30
(71)【出願人】
【識別番号】000003997
【氏名又は名称】日産自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100086232
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 博通
(74)【代理人】
【識別番号】100092613
【弁理士】
【氏名又は名称】富岡 潔
(72)【発明者】
【氏名】羽野 祐史
【テーマコード(参考)】
3G091
3G301
3G384
【Fターム(参考)】
3G091AA13
3G091AB03
3G091BA02
3G091CB02
3G091FB10
3G091FB11
3G091FB12
3G301HA18
3G301JA21
3G301MA01
3G301MA11
3G301NE13
3G301NE14
3G301NE15
3G384AA11
3G384BA09
3G384BA13
3G384BA31
3G384CA03
3G384DA14
3G384EB05
3G384EB06
3G384EB07
3G384EB08
3G384ED08
3G384FA14Z
3G384FA37Z
(57)【要約】
【課題】触媒暖機のために当量比を大としたリッチ燃焼と当量比を小としたリーン燃焼とを周期的に繰り返すパータベーション制御の作用を、三元触媒の断面全体で得られるようにする。
【解決手段】内燃機関の排気マニホルドの出口部に三元触媒が設けられている。三元触媒の暖機促進のために、燃焼順序に従って複数気筒で連続的になされるM回のリッチ燃焼と同じく連続的になされるM回のリーン燃焼とを交互に行う。そして、回数Mは、内燃機関1に含まれる気筒数N以上とする。複数気筒の全ての気筒において1回はリッチ燃焼を行った後に、複数気筒の全ての気筒において1回はリーン燃焼が行われるので、触媒の全域にリッチなガスとリーンなガスとが交互に流れる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関の排気通路に三元触媒を備え、この三元触媒の暖機中に、平均空燃比を理論空燃比近傍に保ちつつ当量比を大としたリッチ燃焼期間と当量比を小としたリーン燃焼期間とを周期的に繰り返すパータベーション制御を行う三元触媒の暖機制御方法において、
リッチ燃焼期間およびリーン燃焼期間は、それぞれ、燃焼順序に従って複数気筒で連続的になされるM回のリッチ燃焼およびリーン燃焼を含み、この連続したリッチ燃焼ないしリーン燃焼の回数Mは内燃機関に含まれる気筒数N以上であり、かつリッチ燃焼およびリーン燃焼の双方で互いに等しい、
三元触媒の暖機制御方法。
【請求項2】
リッチ燃焼期間からリーン燃焼期間に移行する間およびリーン燃焼期間からリッチ燃焼期間に移行する間に、少なくとも1つの気筒において当量比を1としたストイキ燃焼を行う、
請求項1に記載の三元触媒の暖機制御方法。
【請求項3】
パータベーション制御のリッチ/リーン周期が異なることとなる複数の繰り返しパターンを有し、
暖機中の内燃機関の運転条件に応じていずれかの繰り返しパターンを選択する、
請求項1に記載の三元触媒の暖機制御方法。
【請求項4】
内燃機関は3気筒内燃機関であり、上記の回数Mは3である、
請求項1に記載の三元触媒の暖機制御方法。
【請求項5】
当量比1を基準としたリッチ燃焼の当量比変化幅とリーン燃焼の当量比変化幅とが互いに等しい、
請求項1に記載の三元触媒の暖機制御方法。
【請求項6】
内燃機関の排気通路に三元触媒を備え、この三元触媒の暖機中に、平均空燃比を理論空燃比近傍に保ちつつ当量比を大としたリッチ燃焼期間と当量比を小としたリーン燃焼期間とを周期的に繰り返すパータベーション制御を行う三元触媒の暖機制御装置において、
リッチ燃焼期間およびリーン燃焼期間は、それぞれ、燃焼順序に従って複数気筒で連続的になされるM回のリッチ燃焼およびリーン燃焼を含み、この連続したリッチ燃焼ないしリーン燃焼の回数Mは内燃機関に含まれる気筒数N以上であり、かつリッチ燃焼およびリーン燃焼の双方で互いに等しい、
三元触媒の暖機制御装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、内燃機関において三元触媒に流入する排気の排気空燃比をリッチ/リーンに周期変動させることで三元触媒の暖機を促進する暖機制御方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
内燃機関の排気通路に設けられる三元触媒を早期に活性温度付近まで暖機するために、リッチ燃焼とリーン燃焼とを周期的に繰り返す制御を行うことが提案されている。例えば、特許文献1には、直列4気筒内燃機関において、燃焼順序に従って1つの気筒でリッチ燃焼を行った後に複数の気筒でリーン燃焼を連続して行う繰り返しパターンとした変則噴射ディザ制御と呼ばれる触媒暖機制御が開示されている。1つの実施例では、1つの気筒でリッチ燃焼を行った後に、2つの気筒でリーン燃焼を行い、次の1つの気筒でリッチ燃焼を行い、さらに次の2つの気筒でリーン燃焼を行う、といったパターンとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
1つの気筒の排気ガスは、多くの場合、三元触媒の一部の領域に偏って流れる。従って、特許文献1の方法では、リッチ燃焼によるリッチな排気空燃比を有するガスが三元触媒の全体に行き渡らず、またリーン燃焼についても一部の実施例ではリーンな排気空燃比を有するガスが三元触媒の全体に行き渡らない。そのため、三元触媒の領域全体においてリッチ/リーンの周期変動による触媒活性促進作用を最大限に得ることができない。
【0005】
また特許文献1の方法では、平均的な空燃比がリーンとなり、NOxの排出が生じるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、内燃機関の排気通路に三元触媒を備え、この三元触媒の暖機中に、平均空燃比を理論空燃比近傍に保ちつつ当量比を大としたリッチ燃焼期間と当量比を小としたリーン燃焼期間とを周期的に繰り返すパータベーション制御を行う三元触媒の暖機制御方法において、
リッチ燃焼期間およびリーン燃焼期間は、それぞれ、燃焼順序に従って複数気筒で連続的になされるM回のリッチ燃焼およびリーン燃焼を含み、この連続したリッチ燃焼ないしリーン燃焼の回数Mは内燃機関に含まれる気筒数N以上であり、かつリッチ燃焼およびリーン燃焼の双方で互いに等しい。
【0007】
すなわち、複数気筒の全ての気筒において1回はリッチ燃焼を行った後に、同様に複数気筒の全ての気筒において1回はリーン燃焼が行われることとなる。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、三元触媒の領域全体にリッチな排気ガスおよびリーンな排気ガスが行き渡り、かつリッチ/リーンに交互に変化するので、三元触媒全体で触媒活性促進作用が効果的に得られる。
【0009】
また平均空燃比が理論空燃比近傍となり、HCとともにNOxの排出が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】この発明が適用される一実施例の内燃機関の構成説明図。
【
図2】繰り返しパターンのいくつかの例を示したタイムチャート。
【
図3】三元触媒の断面における1つの気筒の排気ガスの分布を示した説明図。
【
図4】三元触媒の断面におけるリッチ/リーンの周期変化の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明が適用される一実施例の内燃機関1の概略的な構成を示した説明図である。一実施例の内燃機関1は、直列3気筒の4ストロークサイクルの火花点火式内燃機関(いわゆるガソリン機関)であって、各気筒の燃焼室5に、一対の吸気弁2と一対の排気弁3とが設けられているとともに、燃焼室5の中心部に点火プラグ4が配置されている。また図示例では、筒内直接噴射式機関として、筒内に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁6が、例えば吸気弁2側に配置されている。なお、本発明においては、各気筒の吸気ポート7へ向けて燃料を噴射するポート噴射式の構成であってもよい。
【0012】
各気筒の吸気ポート7に接続された吸気通路8のコレクタ部8a上流側には、エンジンコントローラ9からの制御信号によって開度が制御される電子制御型スロットルバルブ10が介装されている。
【0013】
各気筒の排気ポート12は、排気マニホルド13のブランチ部にそれぞれ接続されており、この排気マニホルド13によって1つの排気通路として集合している。そして、排気マニホルド13の出口部には、排気浄化のための三元触媒15が設けられている。三元触媒15は、例えば、微細な通路が形成されたモノリスセラミックス体の表面に触媒金属を含む触媒層をコーティングした、いわゆるモノリスセラミックス触媒である。なお、三元触媒として、排気マニホルド13の出口部に位置する上記の三元触媒15に加えて、下流側に直列に配置された他の三元触媒(例えば、床下触媒)を含む構成であってもよい。
【0014】
排気通路14の三元触媒15の入口側つまり三元触媒15よりも上流側の位置には、排気空燃比を検出するための空燃比センサ16が配置されている。この空燃比センサ16は、排気空燃比に応じた出力が得られるいわゆる広域空燃比センサである。なお、三元触媒15の下流側に、空燃比センサ16を含む空燃比フィードバック制御系の較正や三元触媒15の劣化診断等のために、三元触媒15を通過した排気の組成に応答するO2センサ等からなる下流側の空燃比センサを付加的に備えていてもよい。
【0015】
空燃比センサ16の検出信号は、エンジンコントローラ9に入力される。さらに、エンジンコントローラ9には、スロットルバルブ10の上流側において吸入空気量を検出するエアフロメータ20、機関回転速度ならびにクランク角位置を検出するためのクランク角センサ21、冷却水温を検出する水温センサ22、運転者に操作されるアクセルペダルの踏込量を検出するアクセル開度センサ23、等の多数のセンサ類の検出信号が入力されている。エンジンコントローラ9は、これらの入力信号に基づき、燃料噴射弁6による燃料噴射量および噴射時期、点火プラグ4による点火時期、スロットルバルブ10の開度、等を最適に制御している。
【0016】
エンジンコントローラ9は、内燃機関1の種々の制御の中の1つとして、三元触媒15による排気浄化性能を最適化するための空燃比制御を行う。空燃比制御は、空燃比センサ16が検出した排気空燃比に基づいて三元触媒15の酸素ストレージ量を推定し、この酸素ストレージ量が目標酸素ストレージ量(通常、酸素ストレージ容量の中間値(例えば50%等)に設定される)となるように燃料噴射弁5の燃料噴射量(噴射パルス幅)をフィードバック制御するものである。これにより、排気空燃比は理論空燃比近傍に保たれる。
【0017】
このような空燃比フィードバック制御のためには、三元触媒15が活性温度に達していることが必要であり、例えば内燃機関1の始動後に三元触媒15が早期に活性温度に暖機されることが望ましい。そのため、エンジンコントローラ9は、三元触媒15の暖機中、詳しくは、三元触媒15がある程度は暖まっているものの十分な活性温度に達していない段階において、当量比を大としたリッチ燃焼と当量比を小としたリーン燃焼とを周期的に繰り返す制御(以下では、これを便宜上、パータベーション制御と呼ぶ)を行う。パータベーション制御では、三元触媒15に流入する排気の排気空燃比がリッチ/リーンに比較的大きく変動することで、リッチ燃焼の際のHC等とリーン燃焼の際の酸素との反応が積極的に生じ、触媒の温度上昇が促進される。さらに、触媒の一時劣化(触媒金属表面に酸素やHC等が付着して触媒金属表面積が減少し、触媒性能が低下する現象)に対して、パータベーション制御として触媒に接するガスの空燃比を比較的大幅に周期変動させることで、触媒金属表面を覆っていた被毒物質が剥がれ落ち、触媒の反応面積が拡大するので、これによっても触媒暖機が速やかなものとなる。
【0018】
ここで、本発明においては、燃焼順序に従って複数気筒で連続的になされるM回のリッチ燃焼と同じく連続的になされるM回のリーン燃焼とを交互に行う。そして、回数Mは、内燃機関1に含まれる気筒数N(一実施例では3)以上となっている。すなわち、複数気筒の全ての気筒において1回はリッチ燃焼を行った後に、同様に複数気筒の全ての気筒において1回はリーン燃焼が行われる。なお、後述の例で示すように、リッチ燃焼とリーン燃焼との間に当量比を1としたストイキ燃焼を行うようにしてもよい。
【0019】
図2のタイムチャートは、一例として、3気筒機関における6通りの繰り返しパターンを示している。3気筒機関においては、図示するように、燃焼順序は、♯1気筒→♯3気筒→♯2気筒、の順となる。図中の「R」はリッチ燃焼を、「L」はリーン燃焼を、「S」はストイキ燃焼を、それぞれ示している。
【0020】
パターン1およびパターン2は、ストイキ燃焼を介在させずにリッチ燃焼とリーン燃焼とをそれぞれ同じ複数回(つまり複数気筒)連続的に行う例である。パターン1では、リッチ燃焼およびリーン燃焼がそれぞれ気筒数よりも多い10回ずつ連続して行われ、両者が交互に繰り返し行われる。このパターン1は、リッチ燃焼/リーン燃焼の反転周期が比較的長いものとなる。
【0021】
パターン2では、リッチ燃焼およびリーン燃焼がそれぞれ気筒数と等しい3回ずつ連続して行われ、両者が交互に繰り返し行われる。すなわち、全ての気筒でリッチ燃焼がなされた後に全ての気筒でリーン燃焼がなされる。
【0022】
図3に示すように、円形ないし楕円形をなす三元触媒15の断面において、1つの気筒の排気ガスは、ハッチングを施して示す一部の領域Gを通って流れる。つまり、1つの気筒の排気ガスが三元触媒15の断面全体に行き渡ることはない。
【0023】
これに対し、例えばパターン2では、全ての気筒においてリッチ燃焼を行うことでリッチな排気ガスが三元触媒15の断面全体に行き渡る。そして全ての気筒においてリーン燃焼を行うことでリーンな排気ガスが同様に三元触媒15の断面全体に行き渡る。
図4の(a)はリッチな排気ガス(符号GRで示す)が三元触媒15の断面全体に分布した状態を、(b)はリーンな排気ガス(符号GLで示す)が三元触媒15の断面全体に分布した状態を、それぞれ模式的に示しているが、これらの(a),(b)の状態が交互に生じることとなる。そのため、パータベーション制御による作用(HC等の酸化作用および一次劣化の回復作用)が三元触媒15の全域で確実に得られる。
【0024】
図2のパターン3~6は、リッチ燃焼期間からリーン燃焼期間へ移行する間およびリーン燃焼期間からリッチ燃焼期間へ移行する間にそれぞれ少なくとも1回のストイキ燃焼を行うようにした例である。このようにストイキ燃焼が介在することで、リッチ燃焼の際の燃焼圧とリーン燃焼の際の燃焼圧との差に基づく燃焼圧ばらつきや回転変動が小さくなる。
【0025】
パターン3では、リッチ燃焼およびリーン燃焼がそれぞれ7回ずつ連続して行われ、リッチ燃焼からリーン燃焼へ移行する間およびリーン燃焼からリッチ燃焼へ移行する間にそれぞれ1回のストイキ燃焼が行われる。パターン4では、リッチ燃焼およびリーン燃焼がそれぞれ7回ずつ連続して行われ、リッチ燃焼からリーン燃焼へ移行する間およびリーン燃焼からリッチ燃焼へ移行する間にそれぞれ2回のストイキ燃焼が行われる。
【0026】
パターン5では、リッチ燃焼およびリーン燃焼がそれぞれ3回ずつ連続して行われ、リッチ燃焼からリーン燃焼へ移行する間およびリーン燃焼からリッチ燃焼へ移行する間に同じく3回ずつ連続してストイキ燃焼が行われる。つまり、全気筒で1回ずつ、リッチ/ストイキ/リーンを順に行う形となる。パターン6では、リッチ燃焼およびリーン燃焼がそれぞれ3回ずつ連続して行われ、リッチ燃焼からリーン燃焼へ移行する間およびリーン燃焼からリッチ燃焼へ移行する間にそれぞれ1回のストイキ燃焼が行われる。
【0027】
なお、リッチ燃焼およびリーン燃焼の連続回数Mを、「3」、「6」、「9」等のように内燃機関1の気筒数(実施例では3)の整数倍とすれば、
図3,
図4に例示したような排気ガスの分布の濃淡が最小となり、また三元触媒15の断面の各部におけるリッチ/リーンの周期変動が実質的に等しく得られる。
【0028】
図2のパターン1~6のいずれも、リッチ燃焼の回数とリーン燃焼の回数とが等しい。また、各気筒のリッチ燃焼およびリーン燃焼におけるストイキを基準としたリッチ側への当量比変化幅とリーン側への当量比変化幅とは互いに等しく設定されている。従って、パターン1~6のいずれも、基本的に平均的な排気空燃比は理論空燃比近傍にある。そのため、HCとともにNOxの排出が抑制される。
【0029】
リッチ燃焼およびリーン燃焼の繰り返しパターンは、
図2の例に限られない。適当な数Mのリッチ燃焼とリーン燃焼とを組み合わせ、さらに適当な数のストイキ燃焼を含めることができる。これらの繰り返しパターンは、予め種々の要求ないし条件を考慮していずれかの繰り返しパターンに決定し、これを固定的に用いるようにしてもよく、あるいは、複数の繰り返しパターンを有していて、触媒暖機中の内燃機関1の運転条件に応じて最適な繰り返しパターンを選択的に実行するようにしてもよい。例えば、繰り返しパターンの選択により、リッチ燃焼/リーン燃焼の反転周期を適切なものとすることができる。
【0030】
以上、この発明を直列3気筒内燃機関に適用した一実施例を説明したが、この発明は直列3気筒内燃機関に限らず、他の形式の多気筒内燃機関に同様に適用することができる。
【符号の説明】
【0031】
1…内燃機関
6…燃料噴射弁
9…エンジンコントローラ
15…三元触媒
16…空燃比センサ