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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024051936
(43)【公開日】2024-04-11
(54)【発明の名称】冷蔵ショーケース
(51)【国際特許分類】
   A47F 3/04 20060101AFI20240404BHJP
   E06B 1/56 20060101ALI20240404BHJP
【FI】
A47F3/04 E
A47F3/04 N
E06B1/56 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022158334
(22)【出願日】2022-09-30
(71)【出願人】
【識別番号】000208503
【氏名又は名称】大和冷機工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100096703
【弁理士】
【氏名又は名称】横井 俊之
(72)【発明者】
【氏名】熊本 拓馬
(72)【発明者】
【氏名】平 欣一郎
【テーマコード(参考)】
2E011
3B110
【Fターム(参考)】
2E011JA02
2E011KA07
2E011KC03
2E011KD25
3B110AA07
3B110CA06
(57)【要約】
【課題】引き戸やレールから結露水が本体ケースの壁内へ浸入することを防ぐ。
【解決手段】断熱機能を有する本体ケースと、前記本体ケースの上方に配置され、冷却された室内に品物を陳列可能な陳列室と、前記陳列室の一面を開閉するための引き戸と、前記引き戸の下辺と相対して前記引き戸の移動を案内するレール部と、を備える冷蔵ショーケースであって、前記レール部が載る前記本体ケースの上端部に対して固定された係止片を有し、前記レール部は、前記係止片に対して着脱可能に取り付けられている。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
断熱機能を有する本体ケースと、
前記本体ケースの上方に配置され、冷却された室内に品物を陳列可能な陳列室と、
前記陳列室の一面を開閉するための引き戸と、
前記引き戸の下辺と相対して前記引き戸の移動を案内するレール部と、を備える冷蔵ショーケースであって、
前記レール部が載る前記本体ケースの上端部に対して固定された係止片を有し、
前記レール部は、前記係止片に対して着脱可能に取り付けられている、ことを特徴とする冷蔵ショーケース。
【請求項2】
前記係止片は前記引き戸の外に向かう方向に突出しており、
前記レール部は、前記引き戸の内に向かう方向に開口する凹部に前記係止片を挿し込むことにより前記係止片に取り付けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵ショーケース。
【請求項3】
前記本体ケースに固定される第2係止片であって前記係止片とは異なる方向へ突出する前記第2係止片を有し、
前記レール部は、前記第2係止片に対して着脱可能に取り付けられている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵ショーケース。
【請求項4】
前記レール部は、前記上端部よりも前記本体ケースの内側において前記レール部を上下に貫通する切欠き部を有する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵ショーケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵ショーケースに関する。
【背景技術】
【0002】
冷蔵保存が必要な主に食品等の品物を収容して陳列する、冷蔵ショーケースが知られている。
【0003】
関連技術として、商品展示室の前面は湾曲する複層構造の透明なガラス壁で覆われており、後面の商品出入口にはスライド開閉可能なドアが配置された冷蔵ショーケースが開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2022‐47138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記文献1にも開示されているように、冷蔵ショーケースの後面には、品物を出し入れするための引き戸が設けられており、この引き戸は、引き戸の下端に相対する位置に設けられたレールに沿ってスライド移動する。このレールは、清掃や破損時の交換といったメンテナンスのために、取り外し可能になっていることがある。レールは、冷蔵ショーケースの本体ケースにビス等で固定されており、ビスを外すことで本体ケースから取り外すことができる。
【0006】
しかしながら、ビスを外してレールを本体ケースから取り外したとき、庫内の水、例えばレールに溜まっていた結露水が、本体ケースのビス穴から本体ケースの壁内に浸入する恐れがあった。本体ケースの壁内は断熱材が充填されており、このような水の浸入は好ましくない。本発明は、前記課題を解決するために有用な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
冷蔵ショーケースは、断熱機能を有する本体ケースと、前記本体ケースの上方に配置され、冷却された室内に品物を陳列可能な陳列室と、前記陳列室の一面を開閉するための引き戸と、前記引き戸の下辺と相対して前記引き戸の移動を案内するレール部と、を備え、前記レール部が載る前記本体ケースの上端部に対して固定された係止片を有し、前記レール部は、前記係止片に対して着脱可能に取り付けられている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】冷蔵ショーケースの内部構成を側方からの視点により簡易的に示す図。
図2】冷蔵ショーケースの外観を後方からの視点により簡易的に示す図。
図3】レール部の一部を含む構成を示す斜視図。
図4図3のA1‐A2線による一部断面図。
図5図3のB1‐B2線による一部断面図。
図6】固定板金を含む構成を図5と同じ視点により示す一部断面図。
図7】従来の構成を示す一部断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
各図を参照して本発明の実施形態を説明する。各図は、本実施形態を説明するための例示に過ぎない。各図は例示であるため、比率や形状が正確でなかったり、互いに整合していなかったり、一部が省略されていたりする場合がある。
【0010】
図1は、本実施形態にかかる冷蔵ショーケース10の内部構成を側方からの視点により簡易的に示している。
図2は、冷蔵ショーケース10の外観を後方からの視点により簡易的に示している。
各図では、冷蔵ショーケース10の前後、上下、左右を矢印により示している。図2から解るように、以下の説明において左右は後方からの視点を基準とした左右である。冷蔵ショーケース10は対面販売型のショーケースであり、通常、冷蔵ショーケース10の前側に居る顧客に対して、冷蔵ショーケース10の後側に居る販売員が品物の販売を行う。販売員を、ユーザーとも呼ぶ。図1,2は冷蔵ショーケース10の概略を説明するための図に過ぎず、後述の図3~6で説明する本実施形態の特徴は、基本的に図1,2には表現されていない。
【0011】
冷蔵ショーケース10は、概略、下から上に向かって順に、機械室11、本体ケース12、陳列室13を有する。本体ケース12は、断熱機能を有し、本体ケース12の壁内には断熱材が充填されている。機械室11には、圧縮機14や凝縮器15等が配置されており、本体ケース12の内壁よりも内側の空間12aには、蒸発器16や蒸発器ファン17等が配置されている。圧縮機14、凝縮器15、蒸発器16等を含む冷却ユニットによる空気の冷却サイクルは公知であるため説明を省略する。
【0012】
本体ケース12の空間12aと陳列室13とは、床板18によってある程度仕切られている。蒸発器ファン17の機能により陳列室13から空間12aに集められた空気は、蒸発器16を通過する間に冷却され、冷却された空気が、蒸発器16の後方のルーバー構造の通気口19を通過して陳列室13内へ吹き出す。通気口19は、床板18とほぼ同じ高さに設けられている。この結果、陳列室13内が冷却される。
【0013】
図1の例では、陳列室13の前面および上面は湾曲する複層構造の透明なガラス板20で覆われている。むろん、陳列室13の前面および上面を形成するガラス板20は、直線的なデザインであってもよい。陳列室13の後面21には、左右にスライド移動して後面21を開閉するための引き戸22,23が設けられている。通常、引き戸22,23も透明な素材で形成されている。引き戸22,23は、後面21の左右および上の縁を残して後面21を貫通する略矩形の引き戸枠27の内側に収められている。引き戸枠27の下辺は、概略、本体ケース12の後側の上端部と考えて差し支えない。図1,2では引き戸の枚数は2枚であるが、むろん3枚以上であってもよい。
【0014】
陳列室13内には床板18よりも上方の位置に陳列棚24が1段あるいは複数段設けられている。陳列棚24や床板18の上に、品物が適宜置かれて陳列される。陳列室13内には、照明25も配置されている。
【0015】
空間12aにおいて、蒸発器16の後方であって通気口19の下方の底部は、結露水等の排水を受けるために窪んだ排水溝26となっている。図示は省略しているが、排水溝26に集められた排水は、管によって更に下方の機械室11内の所定位置へ集められるようになっている。
【0016】
図3は、レール部30の一部を含む構成を斜視図により示している。
図4は、図3の前後方向に平行なA1‐A2線による一部断面図を拡大示し、図5は、図3の前後方向に平行なB1‐B2線による一部断面図を拡大示している。以下に説明するように、レール部30は、下レール31とレール枠32とを含んだ総称である。レール部30は、引き戸22,23それぞれの下辺と相対して、引き戸22,23それぞれの左右への移動を案内する。図3では、レール部30のうちレール枠32を示しており、下レール31は省略している。また、図3~6では、引き戸22,23は取り外された状態である。
【0017】
符号12bは、本体ケース12の後側の上端部12bを指す。本体ケース12自体は、その外壁や内壁は板金で形成されており、壁内が断熱材12cで充填されている。符号27aは、引き戸枠27の一部であって左側の縦面27aを指し、符号27bは、引き戸枠27の一部であって右側の縦面27bを指す。縦面27aは、引き戸22,23が移動可能な範囲の左の終端であり、縦面27bは、引き戸22,23が移動可能な範囲の右の終端である。左右方向におけるレール部30の長さは、左右方向における縦面27aと縦面27bとの間の距離とほぼ同じである。
【0018】
レール枠32は、上端部12bに載っている。上端部12bに対して係止片33が固定されており、係止片33に対してレール枠32が着脱可能に取り付けられている。具体的には、係止片33は、板金を加工して形成されており、前側の端部が上端部12bに接して上端部12bに対して不図示のビス等で固定されている。一方、係止片33の後側の端部は、上端部12bから若干浮いており、後方、つまり引き戸22,23の外に向かう方向に突出している。一方で、レール枠32は、その下面に、前方、つまり引き戸22,23の内に向かう方向に開口する凹部32aを有している。
【0019】
そのため、ユーザーは、レール枠32を上端部12bの上で前方へ移動させ、係止片33の後側の端部を、凹部32a内に挿し込むことにより、レール枠32を係止片33に取り付けることができる。このように、上端部12bとレール枠32とが、係止片33を介して連結される。レール枠32を係止片33から取り外すときは、ユーザーは、レール枠32を上端部12bの上で後方へ移動させ、凹部32aから係止片33の後側の端部を抜けばよい。
【0020】
レール枠32の上面には、下レール31が載っている。レール枠32と下レール31とは、互いが固定されてもよいが、ユーザーによる清掃等のメンテナンスの容易性を考慮して、図4~6の例では下レール31はレール枠32に載っているだけである。そのため、下レール31は、レール枠32上から簡単にどかすことができる。ただし、レール枠32の前端部には上方に突出する前突出部32bが形成されており、レール枠32の後端部には、上方に突出する後突出部32cが形成されている。そのため、下レール31は、前突出部32bおよび後突出部32cによって前後への移動が規制される。また、下レール31は、左右の縦面27a,27bによって左右への移動が規制される。従って、下レール31は、レール枠32上で前後左右への移動がほぼ禁止され、その位置が安定する。
【0021】
下レール31の上面には、当然に、引き戸22,23それぞれの下辺の形状と係合して引き戸22,23の移動を案内するための溝や突起が左右方向に沿って形成されている。前突出部32bや後突出部32cは、引き戸22,23に干渉しないように形成されている。
【0022】
レール部30は、本体ケース12の上端部12bよりも本体ケース12の内側においてレール部30を上下に貫通する切欠き部34を有する。図3,5によれば、レール枠32の前端部の一部に切欠き部34が形成されている。上端部12bよりも内側、つまり前側は、空間12aの一部としての排水溝26となっている。従って、切欠き部34の下は排水溝26である。このような構成によれば、引き戸22,23を伝って下レール31やレール枠32に一時的に溜まった結露水は、切欠き部34を介して下方の排水溝26に流れて処理される。図3,5では切欠き部34を1つ示しているが、切欠き部34は、左右方向における複数位置に同じように形成されていてもよい。
【0023】
さらに、冷蔵ショーケース10は、本体ケース12に固定される第2係止片40bであって、係止片33とは異なる方向へ突出する第2係止片40bを有し、レール部30は、第2係止片40bに対して着脱可能に取り付けられている、としてもよい。
【0024】
第2係止片40bは、板金を加工して形成された固定板金40の一部である。
図6は、図5と同様の視点による一部断面図であり、固定板金40のほぼ全体を示している。固定板金40は、レール部30とほぼ同じ高さ位置の第1面40aと、第1面40aの前端から下方に向かって折り曲げられた第2面40cとを有する。図3には、固定板金40のうちの第1面40aを示している。
【0025】
図1では表現していないが、冷蔵ショーケース10が固定板金40を有する構成であれば、通気口19は、第1面40aとほぼ同じ高さ位置で第1面40aの前方に位置すると解せばよい。図6の例では、第2面40cの下端は、排水溝26に接触していない。これは、第2面40cが、排水溝26における水の流れを阻害しないようにするためである。切欠き部34を介して下方に流れる結露水は、固定板金40と本体ケース12との間を流れて排水溝26へ向かう。固定板金40は、何らかの方法で本体ケース12に直接あるいは間接的に固定されていればよい。例えば、固定板金40は、本体ケース12に固定された、破線で示す金属部材41に、不図示のビス等で固定されている。
【0026】
図6に示すように、固定板金40のうち、第1面40aの後端から下方に向かって折り曲げられて形成された片が、第2係止片40bである。図4,5にも符号40bを示している。レール部30は、第2係止片40bの挿入を受けるための凹部を有する。図4~6によれば、レール枠32の前端部には、上方に開口する第2凹部32dが形成されている。つまり、第2係止片40bを上から第2凹部32dに差し込んだ状態で、固定板金40を、例えば金属部材41を介して本体ケース12に固定する。これにより、レール部30は、係止片33および第2係止片40bによって位置決めされ、ユーザーがレール枠32を不注意により後方へ引っ張ったとしても、レール枠32は動かない。レール枠32を上端部12b上から外す場合は、固定板金40を金属部材41から外して第2係止片40bを第2凹部32dから抜いた上で、レール枠32を後方へ引っ張って凹部32aから係止片33を外せばよい。
【0027】
第2係止片40bは、ユーザーが意図せずレール枠32が係止片33から外れてしまうことを防ぐための構成である。そのため、第2係止片40bが突出する方向は、係止片33が突出する方向と異なっていればよく、係止片33が突出する方向や第2係止片40bが突出する方向は、図示したものに限られない。例えば、レール枠32の一部に挿入するための係止片33の先端は、前方に突出しており、ユーザーは、レール枠32を前方から後方へ引くようにして、レール枠32へ係止片33を挿し込むとしてもよい。
【0028】
これまでの説明では、レール部30を構成する下レール31とレール枠32とは、別体の部品であるとした。ただし、下レール31およびレール枠32は、分離されない一体的な部品としてのレール部30であってもよい。
【0029】
このように本実施形態によれば、冷蔵ショーケース10は、断熱機能を有する本体ケース12と、本体ケース12の上方に配置され、冷却された室内に品物を陳列可能な陳列室13と、陳列室13の一面を開閉するための引き戸22,23と、引き戸22,23の下辺と相対して引き戸22,23の移動を案内するレール部30と、を備え、レール部30が載る本体ケース12の上端部12bに対して固定された係止片33を有し、レール部30は、係止片33に対して着脱可能に取り付けられている。
前記構成によれば、レール部30の清掃や交換といったメンテナンスのために、レール部30を取り外すとき、レール部30を係止片33から取り外せばよい。レール部30は、上端部12bに直接固定はされていない。そのため、レール部30の取り外し時に、レール部30に溜まっていたりした結露水が本体ケース12の壁内に浸入することを、回避できる。
【0030】
図7は、従来の構成を図4と同様の視点で示す一部断面図である。図7については、必要に応じて、これまでに用いた各構成の名称と同様の名称を用いて簡単に説明する。図7に示すように従来は、本体ケース1の後側の上端部2に、引き戸のレールとして機能するレール部3が、ビス4により固定されていた。そのため、ビス4を外してレール部3を上端部2から取り外したとき、上端部2に開いたビス穴から、結露水が本体ケース1の壁内へ浸入する恐れがあった。本実施形態によれば、レール部30を上端部12bから外しても、このようなビス穴が露出する訳ではないため、従来生じていたような本体ケース壁内への浸水経路が生じない。
【0031】
なお、引き戸が開閉する陳列室の一面は、これまでに説明した後面21に限られない。本実施形態における引き戸と、引き戸のためのレール部との関係性は、冷蔵ショーケースの構造次第では、その側面や前面に適用してもよい。
【0032】
また、本実施形態によれば、係止片33は引き戸22,23の外に向かう方向に突出しており、レール部30は、引き戸22,23の内に向かう方向に開口する凹部32aに係止片33を挿し込むことにより係止片33に取り付けられる、としてもよい。
前記構成によれば、ユーザーは、前記外の立ち位置から、レール部30を前記内に向かう方向へ移動させたり、手前に引いたりして、容易にレール部30の着脱を行うことができる。
【0033】
また、本実施形態によれば、冷蔵ショーケース10は、本体ケース12に固定される第2係止片40bであって係止片33とは異なる方向へ突出する第2係止片40bを有し、レール部30は、第2係止片40bに対して着脱可能に取り付けられている、としてもよい。
前記構成によれば、ユーザーの不注意によりレール部30を係止片33から外してしまうことを、防止できる。
【0034】
また、本実施形態によれば、レール部30は、上端部12bよりも本体ケース12の内側においてレール部30を上下に貫通する切欠き部34を有する、としてもよい。
前記構成によれば、切欠き部34を介して本体ケース12の内側に結露水を効率的に排水することができる。
【0035】
本実施形態によれば、冷蔵ショーケース10以外にも、冷蔵ショーケース10の一部の構成を発明として捉えることができる。例えば、レール部30や係止片33を含むレール構造を発明の1つとして捉えることができる。
【符号の説明】
【0036】
10…冷蔵ショーケース、11…機械室、12…本体ケース、12a…空間、12b…上端部、12c…断熱材、13…陳列室、20…ガラス板、21…後面、22,23…引き戸、26…排水溝、27…引き戸枠、30…レール部、31…下レール、32…レール枠、32a…凹部、32d…第2凹部、33…係止片、34…切欠き部、40…固定板金、40a…第1面、40b…第2係止片
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7