IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社アイドゥス企画の特許一覧

<>
  • 特開-モータシリンダ 図1
  • 特開-モータシリンダ 図2
  • 特開-モータシリンダ 図3
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024052452
(43)【公開日】2024-04-11
(54)【発明の名称】モータシリンダ
(51)【国際特許分類】
   H02K 7/06 20060101AFI20240404BHJP
   F16H 25/22 20060101ALI20240404BHJP
【FI】
H02K7/06 A
F16H25/22 G
F16H25/22 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022167199
(22)【出願日】2022-09-30
(71)【出願人】
【識別番号】520433388
【氏名又は名称】株式会社アイドゥス企画
(72)【発明者】
【氏名】椚 砂土詩
【テーマコード(参考)】
3J062
5H607
【Fターム(参考)】
3J062AA60
3J062AB22
3J062AC07
3J062CD02
3J062CD22
5H607AA12
5H607BB01
5H607BB07
5H607BB14
5H607BB26
5H607CC01
5H607CC03
5H607CC09
5H607DD01
5H607DD02
5H607DD04
5H607DD16
5H607EE53
(57)【要約】
【課題】オール電化の自動化システムを構築する為には、エアシリンダの電動化が必要です、モータの回転軸内部に、伸縮機構を集約する事で、物理的にエアシリンダと同等又は小型化が可能です。
又、伸縮軸は、中空回転軸、ボールナットを減速装置付き歪装置及び、回り止めボール機構で前進後退する為、減速装置付き歪装置により押切動作が出来ます。減速装置付き歪装置の歪量をセンサで測定し、小型コンピュータで伸縮速度を制御する事で、エアシリンダの動作特性を再現します。
【解決手段】ステータ(1)にロータ(2)を挿入、ロータの中空回転軸(11)に回り止め溝(6)付きボール螺子(5)を収納、ロータ(2)とボールナット(4)を減速装置付き歪体(7)で連結、周り止めボール(3)により、ボール螺子(5)を伸縮させます。
減速装置付き歪装置(7)により押切動作が可能、回転軸側センサ(9)伸縮軸側センサ(10)を配置、小型コンピュータ(12)でモータの回転数を制御します。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回り止め機構(6)を有するボール螺子(5)を使用して伸縮動作を行うモータシリンダ。
【請求項2】
中空回転軸(11)内部に伸縮機構を収納するモータシリンダ。
【請求項3】
モータの単独で伸縮軸の動作を行うモータリンダ。
【請求項4】
減速装置(24)を有する歪装置(7)を有し押切動作を可能としたモータシリンダ。
【請求項5】
歪装置(7)の偏移量を測定するセンサ(9)(10)を有し伸縮トルクを制御してエアシリンダの動作を再現するモータシリンダ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
中空回転軸を有するモータの中空回転軸に回り止め構造を有する伸縮ボール螺子を収納、減速装置付き歪装置でボールナットと中空回転軸を連結、モータの中空回転軸が回転する事で減速装置付き歪装置を介してボールナットが回転、回り止めボール機構により、中空回転軸の回転方向によって伸縮ボール螺子は伸縮軸として前進後退する、減速装置付き歪装置により伸縮ボール螺の押切動作が可能、歪装置の偏移量から伸縮軸トルクを測定、小型コンピュータで速度制御を行いエアシリンダの動作特性を再現、物理的にエアシリンダと同等又は小型にする事が可能でオール電化のシリンダシステムの構築が可能で、宇宙、ロボット時代の発接続展に寄与します。
【背景技術】
【0002】
モータの中空回転軸内部に伸縮機構を集約する事で小型軽量化が出来、エアシリンダの置き換えが可能と成ります。
回り止め構造を有するボール螺子により、ボールナットを回転させる事で前進後退します。
減速装置付き歪装置で中空回転軸とボールナットを連結する事で押切動作が出来ます。
歪装置の歪量を測定しモータの動作を制御する事でエアシリンダの動作特性を再現します。
【発明の概要】
【発明が解消しようとする課題】
【0003】
オール電化のシリンダシステムを構築する為に、モータの回転軸を中空構造とし、中空回転軸内部に伸縮機構を集約する事で、物理的にエアシリンダと同等のサイズを実現、中空回転軸とボールナットを減速装置付き歪装置で連結する事で押切動作が出来、歪装置の歪量をセンサで測定し伸縮動作を制御する事でエアシリンダの動作特性をモータで再現、宇宙、ロボット時代の発展に寄与します。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
モータの中空回転軸に回り止め機構付きボール螺子を収納、減速装置付き歪装置を介して中空回転軸とボールナット連結、中空回転軸を回転、回り止めボール機構により伸縮ボール螺子を前進後退さます、モータ単体で伸縮退動作を行う事で、物理的にエアシリンダと同等サイズに収める事が出来ます。
減速装置付き歪装置で中空回転軸とボールナットを連結する事で押切動作が出来ます。
歪装置の歪量を測定しモータの回転速度を制御する事でエアシリンダの動作特性を再現出来ます。
【発明の効果】
【0005】
モータ内部に伸縮機構を集約させる事で小型化が出来ます。
減速装置付き歪装置で押切動作が出来ます。
減速装置付き歪装置の偏移をセンサで測定しモータの回転速を制御する事で、エアシリンダの動作特性を再現出来ます。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】この出願に係る発明の第一の実施の形態を示す構成図である。
図2】この出願に係る発明の第一の実施の形態を示す構成図である。
図3】この出願に係る発明の第一の実施の形態を示す原理図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
ステーた(1)にロータ(2)を挿入ロータの中空軸(11)にボール螺子(5)を収納し、ロータ(2)と減速装置付き歪体(7)でボールナット(4)連結、ステータ(1)でロータ(2)を回転させ、周り止めボール(3)により、ボール螺子(5)を伸縮させ、減速装置付き歪体(20)の歪量をセンサの回転軸側センサ(9)伸縮軸側センサ(10)で伸縮軸の伸縮トルクを測定、小型コンピュータ(12)で回転速度を制御する事でエアシリンダの動作特性を再現します。
【符号の説明】
【0008】
1 ステータ (固定子)
2 ロータ (回転子)
3 回り止めボール機構
4 ボールナット
5 ボール螺子
6 回転止め溝
7 減速装置付き歪体
8 ベアリング
9 センサ回転軸
10 センサ伸縮軸
11 中空回転軸
12 小型コンピュータ
13 モータ本体
20 スプリング
21 親回転軸
22 子回転軸
23 親回転軸カバー
24 減速様通気功
図1
図2
図3