IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 小池 眞の特許一覧

<>
  • 特開-笛玩具 図1
  • 特開-笛玩具 図2
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024054046
(43)【公開日】2024-04-16
(54)【発明の名称】笛玩具
(51)【国際特許分類】
   A63H 5/00 20060101AFI20240409BHJP
   A63H 33/00 20060101ALI20240409BHJP
【FI】
A63H5/00 J
A63H33/00 P
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022169498
(22)【出願日】2022-10-04
(71)【出願人】
【識別番号】516314996
【氏名又は名称】小池 眞
(72)【発明者】
【氏名】小池 眞
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150AA03
2C150BA06
2C150BA11
2C150DF01
2C150DF37
2C150DJ06
2C150EB09
2C150EB41
2C150ED09
(57)【要約】      (修正有)
【課題】浴槽等の水面で上下させることによって音を出すペットボトルを利用した笛玩具に関するものである。
【解決手段】底部を切断し内部を空気室9とし、口部に着脱可能な蓋に吹き口が空気室9に通じるように笛1を取り付けたペットボトル6を、浴槽等の水面10で上下させることで水が空気室9に出入りすることで起こる空気圧力の変化により外部から出入りする空気で笛1を鳴らすようにした笛玩具。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
底部を切断し内部を空気室とし、口部に着脱可能な蓋に吹き口が空気室に通じるように笛を取り付けたペットボトルを、浴槽等の水面で上下させることで水が空気室に出入りすることで起こる空気圧力の変化により外部から出入りする空気で笛を鳴らすようにした笛玩具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽等の水面で上下させることによって音を出すペットボトルを利用した笛玩具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の笛玩具で飲料容器の蓋に付いた笛や、緊急用であるがペットボトルの蓋を自分で加工する笛があった。また、キャラクターの外郭や内部に空気室を設け浴槽の水面で上下させて音を出すものはあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実全昭49-096348号広報
【特許文献2】特開2020-152440号広報
【特許文献3】実全昭58-030495号広報
【特許文献4】特開平9-220373号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の口から息を吹き込み音を出す笛玩具については浴場環境での使用は衛生面で問題とされた。また、浴槽の水面で上下させて音を出す笛玩具は水を出入りさせ笛を鳴らす空気室をキャラクターの外郭自体にしたり別途内部に空気室を設ける構造のための製造費用が必要とされた。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
底部を切断し内部を空気室とし、口部に着脱可能な蓋に吹き口が空気室に通じるように笛を取り付けたペットボトルを、浴槽等の水面で上下させることで水が空気室に出入りすることで起こる空気圧力の変化により外部から出入りする空気で笛を鳴らすようにする。以上を特徴とする笛玩具である。
【発明の効果】
【0006】
口から息を吹き込まない笛のため衛生的であり、空気室をペットボトルにしたため笛部のみなので安価で提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 本発明の斜視図である。
図2】 本発明の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下本発明の形態を説明する。
(イ)ペットボトル6の底部を切り取り水出入口8を作りペットボトル空気室9を作る。
(ロ)ペットボトルねじ7に合わせた笛ねじ5を設けた蓋上部にペットボトル空気室9に笛下穴3に繋がるように一体となった笛上穴2と笛空気室4を持つ笛1を設ける。
本発明は以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、浴槽の水面でペットボトル6を手で下げた時ペットボトル空気室9に水出入口8から水が流入し中の空気の圧力が上がり空気が笛下穴3から笛空気室4に入り笛上穴2から外に出て音を鳴らす。ペットボトル6を手で上げた時ペットボトル空気室9内の水が水出入口8から排出しペットボトル空気室9の空気の圧力が下がり外からの空気が笛上穴2から笛空気室4に入りさらに笛下穴3からペットボトル空気室9に入り音を鳴らす。
上下動を繰り返し行えば連続して笛1を鳴らすことができる。
【符号の説明】
【0009】
1 笛
2 笛上穴
3 笛下穴
4 笛空気室
5 笛ねじ
6 ペットボトル
7 ペットボトルねじ
8 水出入口
9 ペットボトル空気室
10 水面
11 手
図1
図2