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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024055793
(43)【公開日】2024-04-18
(54)【発明の名称】半導体パッケージ
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/3205 20060101AFI20240411BHJP
   H01L 25/07 20060101ALI20240411BHJP
   H10B 80/00 20230101ALI20240411BHJP
【FI】
H01L21/88 T
H01L25/08 C
H10B80/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023166446
(22)【出願日】2023-09-27
(31)【優先権主張番号】10-2022-0128402
(32)【優先日】2022-10-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung-ro,Yeongtong-gu,Suwon-si,Gyeonggi-do,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】弁理士法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】鄭 顯 秀
(72)【発明者】
【氏名】金 泳 龍
(72)【発明者】
【氏名】李 太 寧
【テーマコード(参考)】
5F033
【Fターム(参考)】
5F033GG01
5F033GG02
5F033HH07
5F033HH08
5F033HH11
5F033HH13
5F033HH14
5F033HH17
5F033HH18
5F033KK07
5F033KK08
5F033KK11
5F033KK13
5F033KK14
5F033KK17
5F033KK18
5F033KK19
5F033KK32
5F033KK33
5F033KK34
5F033MM13
5F033QQ00
5F033QQ08
5F033QQ31
5F033QQ48
5F033QQ73
5F033RR03
5F033RR04
5F033RR05
5F033RR06
5F033RR08
5F033VV07
5F033VV16
5F033VV17
5F033XX08
5F033XX34
(57)【要約】      (修正有)
【課題】生産性及び電気的特性を向上させた半導体パッケージを提供する。
【解決手段】半導体パッケージ1000は、第1回路素子が配置され第1活性面101S1及び第1非活性面101S2を有する第1半導体層101並びに第1半導体層の第1活性面上の第1ボンディング層140を含む第1半導体構造物100、その上に配置され、第2回路素子が配置される第2活性面201S1及び第2非活性面201S2を有する第2半導体層201、第2半導体層の第2活性面上の第2前面ボンディング層240並びに第2半導体層の第2非活性面上の第2後面ボンディング層250を含む半導体スタックSTと、第2半導体構造物上に配置され、第3回路素子が配置される第3活性面301S1及び第3非活性面301S2を有する第3半導体層301並びにその第3活性面上の第3ボンディング層340を含む第3半導体構造物300とを備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1回路素子が配置される第1活性面及び前記第1活性面に対向する第1非活性面を有する第1半導体層並びに前記第1半導体層の前記第1活性面上の第1ボンディング層を含む第1半導体構造物と、
前記第1半導体構造物上に配置され、第2回路素子が配置される第2活性面及び前記第2活性面に対向する第2非活性面を有する第2半導体層、前記第2半導体層の前記第2活性面上の第2前面ボンディング層、並びに前記第2半導体層の前記第2非活性面上の第2後面ボンディング層を含む少なくとも一つの第2半導体構造物と、
前記第2半導体構造物上に配置され、第3回路素子が配置される第3活性面及び前記第3活性面に対向する第3非活性面を有する第3半導体層並びに前記第3半導体層の前記第3活性面上の第3ボンディング層を含む第3半導体構造物と、を備え、
前記第1ボンディング層は、前記第2前面ボンディング層に接合され、
前記第3ボンディング層は、前記第2後面ボンディング層に接合されることを特徴とする半導体パッケージ。
【請求項2】
前記少なくとも一つの第2半導体構造物は、前記第1半導体構造物と前記第3半導体構造物との間に配置され、
前記少なくとも一つの第2半導体構造物の平面積は、前記第1半導体構造物の平面積及び前記第3半導体構造物の平面積よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
【請求項3】
前記少なくとも一つの第2半導体構造物の側面を囲む封合材を更に含み、
前記封合材は、前記第1半導体構造物と前記第3半導体構造物との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
【請求項4】
前記第1半導体構造物は、
前記第1半導体層の前記第1活性面と前記第1ボンディング層との間に第1配線構造物を含む第1素子層と、
前記第1半導体層を貫通する貫通電極と、
前記第1半導体構造物の前記第1非活性面上に配置される後面配線層と、を更に含み、
前記貫通電極は、前記第1配線構造物と前記後面配線層の後面配線構造物とを電気的に連結することを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
【請求項5】
前記後面配線構造物は、それぞれ異なるレベルに配置される複数の後面配線パターン及び前記後面配線パターンを連結する後面配線ビアを含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体パッケージ。
【請求項6】
前記第1ボンディング層、前記第2前面ボンディング層、及び前記第3ボンディング層の少なくとも一つは、回路素子に連結される配線パッド、前記配線パッドを覆うパッシベーション層、前記パッシベーション層上のボンディング絶縁層、及び前記ボンディング絶縁層を貫通して前記配線パッドに接触するボンディングパッドを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
【請求項7】
前記配線パッドは、アルミニウム(Al)を含み、
前記ボンディングパッドは、銅(Cu)を含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体パッケージ。
【請求項8】
前記第1ボンディング層と前記第2前面ボンディング層とは、直接接合され、
前記第3ボンディング層と前記第2後面ボンディング層とは、直接接合され、
前記直接接合は、隣接する前記ボンディングパッド間の銅-銅ボンディング又は隣接する前記ボンディング絶縁層間の誘電体-誘電体ボンディングの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体パッケージ。
【請求項9】
第1活性面及び前記第1活性面に対向する第1非活性面を有する第1半導体層、前記第1活性面上に配置されて第1回路素子を含む第1素子層、及び前記第1素子層上の第1ボンディング層を含む第1半導体構造物と、
前記第1半導体構造物上に配置され、前記第1活性面に向かい合う第2活性面及び前記第2活性面に対向する第2非活性面を有する第2半導体層、前記第2活性面上に配置されて第2回路素子を含む第2素子層、前記第2素子層上の第2前面ボンディング層、前記第2半導体層の前記第2非活性面上の第2後面ボンディング層、並びに前記第2半導体層を貫通して前記第2素子層と前記第2後面ボンディング層とを連結する貫通構造物をそれぞれ含む複数の第2半導体構造物と、
前記複数の第2半導体構造物上に配置され、前記第2非活性面に向かい合う第3活性面及び前記第3活性面に対向する第3非活性面を有する第3半導体層、前記第3活性面上の第3回路素子を含む第3素子層、並びに前記第3素子層上の第3ボンディング層を含む第3半導体構造物と、
前記第1半導体構造物と前記第2半導体構造物との間に、前記複数の第2半導体構造物の外側面を囲む封合材と、を備えることを特徴とする半導体パッケージ。
【請求項10】
前記第1半導体構造物は、前記複数の第2半導体構造物のうちの最下部の第2半導体構造物とフェースツーフェース接合(face to face bonding)を行い、
前記第3半導体構造物は、前記複数の第2半導体構造物のうちの最上部の第2半導体構造物とバックツーフェース接合(back to face bonding)を行うことを特徴とする請求項9に記載の半導体パッケージ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体パッケージに関する。
【背景技術】
【0002】
半導体パッケージの小型化及び高性能化の傾向に伴い、それぞれ異なる機能を行う複数の半導体チップを一つのパッケージに内蔵するシステムインパッケージ(SiP)技術の開発が要求されている。パッケージ内で半導体チップを連結する微細配線を形成するために、TSV(Through Silicon Via)を形成し、ボンディングパッドを介して半導体チップを互いに接合する技術が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-10021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、生産性及び電気的特性を向上させた半導体パッケージを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による半導体パッケージは、第1回路素子が配置される第1活性面及び前記第1活性面に対向する第1非活性面を有する第1半導体層並びに前記第1半導体層の前記第1活性面上の第1ボンディング層を含む第1半導体構造物と、前記第1半導体構造物上に配置され、第2回路素子が配置される第2活性面及び前記第2活性面に対向する第2非活性面を有する第2半導体層、前記第2半導体層の前記第2活性面上の第2前面ボンディング層、並びに前記第2半導体層の前記第2非活性面上の第2後面ボンディング層をそれぞれ含む少なくとも一つの第2半導体構造物と、前記第2半導体構造物上に配置され、第3回路素子が配置される第3活性面及び前記第3活性面に対向する第3非活性面を有する第3半導体層並びに前記第3半導体層の前記第3活性面上の第3ボンディング層を含む第3半導体構造物と、を備え、前記第1ボンディング層は、前記第2前面ボンディング層に接合され、前記第3ボンディング層は、前記第2後面ボンディング層に接合される。
【0006】
上記目的を達成するためになされた本発明の他の態様による半導体パッケージは、第1活性面及び前記第1活性面に対向する第1非活性面を有する第1半導体層、前記第1活性面上に配置されて第1回路素子を含む第1素子層、及び前記第1素子層上の第1ボンディング層を含む第1半導体構造物と、前記第1半導体構造物上に配置され、前記第1活性面に向かい合う第2活性面及び前記第2活性面に対向する第2非活性面を有する第2半導体層、前記第2活性面上に配置されて第2回路素子を含む第2素子層、前記第2素子層上の第2前面ボンディング層、前記第2半導体層の前記第2非活性面上の第2後面ボンディング層、並びに前記第2半導体層を貫通して前記第2素子層と前記第2後面ボンディング層とを連結する貫通構造物をそれぞれ含む複数の第2半導体構造物と、前記複数の第2半導体構造物上に配置され、前記第2非活性面に向かい合う第3活性面及び前記第3活性面に対向する第3非活性面を有する第3半導体層、前記第3活性面上の第3回路素子を含む第3素子層、並びに前記第3素子層上の第3ボンディング層を含む第3半導体構造物と、前記第1半導体構造物と前記第2半導体構造物との間に、前記複数の第2半導体構造物の外側面を囲む封合材と、を備える。
【0007】
一実施形態による半導体パッケージは、第1回路素子が配置される第1活性面及び前記第1活性面に対向する第1非活性面を有する第1半導体層並びに前記第1半導体層の前記第1活性面上の第1ボンディング層を含む第1半導体構造物と、前記第1半導体構造物上に配置されて前記第1半導体構造物の平面積よりも小さい平面積を有する第2半導体構造物と、前記第1半導体構造物上で前記第2半導体構造物の側面を覆う封合材と、を備え、前記第2半導体構造物は、第2回路素子が配置される第2活性面及び前記第2活性面に対向する第2非活性面を有する第2半導体層、並びに前記第2半導体層の前記第2活性面上に配置されて前記第1ボンディング層に直接接合される第2前面ボンディング層を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、フェースツーフェース接合(face to face bonding)を成す第1及び第2半導体構造物を形成することによって、生産性及び電気的特性を向上させた半導体パッケージを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一実施形態による半導体パッケージを示した断面図である。
図2a】本発明の一実施形態による半導体パッケージを示した部分拡大図である。
図2b】本発明の一実施形態による半導体パッケージを示した部分拡大図である。
図3】本発明の一実施形態による半導体パッケージを示した断面図である。
図4】本発明の一実施形態による半導体パッケージを示した断面図である。
図5a】本発明の一実施形態による半導体構造物の製造過程を順に示した断面図である。
図5b】本発明の一実施形態による半導体構造物の製造過程を順に示した断面図である。
図5c】本発明の一実施形態による半導体構造物の製造過程を順に示した断面図である。
図6】一実施形態による半導体パッケージを製造する手順を示したフローチャートである。
図7a】一実施形態による半導体パッケージの製造過程を順に示した断面図である。
図7b】一実施形態による半導体パッケージの製造過程を順に示した断面図である。
図7c】一実施形態による半導体パッケージの製造過程を順に示した断面図である。
図7d】一実施形態による半導体パッケージの製造過程を順に示した断面図である。
図7e】一実施形態による半導体パッケージの製造過程を順に示した断面図である。
図7f】一実施形態による半導体パッケージの製造過程を順に示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態による半導体パッケージを示した断面図であり、図2a及び図2bは、本発明の一実施形態による半導体パッケージを示した部分拡大図であって、図2aは、図1の「A」領域を拡大して示した図であり、図2bは、図1の「B」領域を拡大して示した図である。
【0012】
図1図2a、及び図2bを参照すると、本実施形態の半導体パッケージ1000は、第1半導体構造物100、第1半導体構造物100上の複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)上の第3半導体構造物300、及び封合材400を含む。複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)は、垂直方向(Z軸方向)に積層される。実施形態によって、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)は、図面に示したものよりも多いか又は少ない数で提供される。例えば、本発明による半導体パッケージは、3つ以下又は5つ以上の第2半導体構造物を含む。
【0013】
垂直方向(Z軸方向)に積層された第1半導体構造物100、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)、及び第3半導体構造物300は、第1及び第2貫通電極(132、232)を介して電気的に連結される。第1半導体構造物100、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)、及び第3半導体構造物300は、別途の連結部材(例えば、金属ピラー、はんだバンプなど)なしに、半導体構造物のそれぞれの上面及び下面に露出した要素が直接接合される構造(例えば、ハイブリッドボンディング(hybrid bonding)、ダイレクトボンディング(direct bonding)などと呼ばれる)を有する。例えば、第1半導体構造物100と複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)のうちの最下部の第2半導体構造物200Aとの間の境界面、又は第3半導体構造物300と複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)のうちの最上部の第2半導体構造物200Dとの間の境界面には、誘電体-誘電体ボンディング(dielectric-to-dielectric bonding)及び/又は銅(Cu)-銅(Cu)ボンディング(copper-to-copper bonding)が形成され、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)の間にもその境界面に誘電体-誘電体ボンディング及び/又は銅-銅ボンディングが形成される。
【0014】
下部の第2半導体構造物(例えば、200A)の第2後面ボンディング絶縁層251及び第2後面ボンディングパッド252は、上部の第2半導体構造物(例えば、200B)の第2前面ボンディング絶縁層241及び第2前面ボンディングパッド245にボンディングにより結合される。
【0015】
以下、本実施形態の半導体パッケージ1000の構成要素について詳細に説明する。
【0016】
第1半導体構造物100は、互いに対向する第1活性面101S1及び第1非活性面101S2を有する第1半導体層101、第1活性面101S1上の第1素子層110、第1素子層110上の第1ボンディング層140、及び第1半導体層101を貫通する第1貫通構造物130を含む。一例において、第1半導体構造物100は、第1素子層110に配置される多数のロジック素子及び/又はメモリ素子を含むバッファチップ又はコントロールチップである。他の例において、第1半導体構造物100はインターポーザチップである。第1半導体構造物100は、その上部に積層された複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)からの信号を外部に伝達し、また外部からの信号及び電源を複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)に伝達する。
【0017】
第1半導体層101は、例えばシリコン(Si)やゲルマニウム(Ge)などの半導体元素を含むか、或いはシリコンカーバイド(SiC)、ヒ化ガリウム(GaAs)、ヒ化インジウム(InAs)、又はリン化インジウム(InP)などの化合物半導体を含む。第1半導体層101は、SOI(Silicon On Insulator)構造を有する。第1半導体層101は、活性領域、例えば不純物がドープされたウェル(well)又は不純物がドープされた構造物を含む。第1半導体層101は、STI(Shallow Trench Isolation)構造などの様々な素子分離層104を含む。
【0018】
第1素子層110は、第1半導体層101の第1活性面101S1上の第1回路素子102、第1層間絶縁層111、及び第1配線構造物112を含む。第1回路素子102は、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)がデータを保存するか又は出力するようにアドレスコマンド又は制御コマンドなどを伝達するための回路、例えば入出力(I/O)回路などを含む。一例として、第1回路素子102は、ロジック素子及びメモリ素子を介してロジック機能及びメモリ機能を共に実行するが、実施形態によって、ロジック素子のみを含んでロジック機能のみを実行することもできる。
【0019】
第1回路素子102のそれぞれは、図2aに示したように、ゲート電極102g、ゲート誘電層102d、及び不純物領域102aを含む。不純物領域102aは、例えば不純物がドープされたウェル(well)又は不純物がドープされた構造物である。不純物領域102aは、例えば第1回路素子102のソース領域又はドレイン領域として機能する。ゲート誘電層102dは、ゲート電極102gと第1半導体層101の活性領域との間に配置される。活性領域は、第1半導体層101内の素子分離層104によって限定される。素子分離層104はシェロートランチ素子分離(shallow trench isolation:STI)工程によって形成される。ゲート電極102gの両側にゲートスペーサ103が配置され、ゲートスペーサ103はゲート電極102gと不純物領域102aとを電気的に絶縁する。第1回路素子102は、第1配線構造物112を介して第1貫通電極132及び第1ボンディングパッド145に電気的に連結される。例えば、不純物領域102aは第1配線構造物112に連結されて第1貫通電極132に電気的に連結される。
【0020】
第1素子層110は、様々な種類の個別素子を含む。個別素子は、第1半導体層101の第1活性面101S1のうちの活性領域上に配置され、様々な能動素子及び/又は受動素子を含む。第1素子層110は、個別素子を覆う第1層間絶縁層111、及び個別素子を互いに連結するか、個別素子を第1半導体層101の活性領域に連結するか、又は第1貫通構造物130に連結される第1配線構造物112を含む。第1層間絶縁層111は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化物、又はテトラエチルオルトシリケート(Tetraethylorthosilicate:TEOS)を含む。第1層間絶縁層111は複数の層を含む。第1配線構造物112は、例えば銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、スズ(Sn)、金(Au)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、チタン(Ti)、又はこれらの合金を含む金属物質を含む。第1配線構造物112は第1配線パターン112L及び第1配線ビア112Pを含む多層構造を有する。第1素子層110と第1半導体層101との間には、第1配線構造物112を第1半導体層101から電気的に分離させる絶縁性保護膜(図示せず)が配置される。
【0021】
第1ボンディング層140は第1半導体層101の第1活性面101S1の上に配置される。第1素子層110は第1活性面101S1と第1ボンディング層140との間に配置される。第1ボンディング層140は、隣接する他の半導体構造物、例えば最下部の第2半導体構造物200Aに直接接合される層である。
【0022】
第1ボンディング層140は、第1素子層110上で第1配線構造物112に連結される第1配線パッド143、第1配線パッド143上で第1配線パッド143に連結される第1ボンディングパッド145、第1配線パッド143及び第1ボンディングパッド145を覆う第1ボンディング絶縁層141を含む。第1配線パッド143は、第1配線構造物112のプラグ又は第1配線ビア112Pに連結され、第1配線パターン112Lのそれぞれの厚さよりも厚い厚さを有する。第1配線パッド143は、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、スズ(Sn)、金(Au)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、チタン(Ti)、又はこれらの合金を含む金属物質を含む。第1配線パッド143は、第1配線構造物112及び第1ボンディングパッド145とは異なる金属物質を含む。例えば、第1配線パッド143は、アルミニウム(Al)又はアルミニウム(Al)合金を含む。
【0023】
本実施形態による半導体パッケージ1000において、第1ボンディング層140は第1素子層110上で第1配線パッド143の側面及び上面を覆う第1パッシベーション層144を更に含む。第1パッシベーション層144は、絶縁物質、例えばシリコン窒化物(SiN)、シリコン炭化物(SiC)、シリコン酸窒化物(SiON)、シリコン炭窒化物(SiCN)、アルミニウム窒化物(AlN)、アルミニウム酸窒化物(AlON)、アルミニウム酸化物(AlO)、又はアルミニウム酸化炭化物(AlOC)のうちの一つを含む。
【0024】
第1ボンディングパッド145は第1半導体層101の第1活性面101S1の上に配置される。第1ボンディングパッド145は第1ボンディング絶縁層141及び第1パッシベーション層144を貫通して第1配線パッド143に接触する。本実施形態において、第1ボンディングパッド145は第1配線パッド143に向かう方向に幅が減少するにつれて傾斜した側面を有するが、実施形態によって、実質的に同じ幅を有して、垂直の側面を有することもできる。
【0025】
第1ボンディングパッド145は、バリア層145a及び導電層145bを含む。本実施形態において、バリア層145aは、導電層145bの側面及び下面を覆う。バリア層145aは、チタン窒化物(TiN)、タンタル窒化物(TaN)、又はタングステン窒化物(WN)などの金属化合物を含む。導電層145bは、タングステン(W)、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)、又は銅(Cu)などの金属物質を含む。導電層145bは、例えば銅(Cu)を含む。
【0026】
第1ボンディングパッド145の下面は第1配線パッド143の上面に接触する。第1ボンディングパッド145の上面の平面積は第1配線パッド143の下面の平面積よりも小さい。
【0027】
第1貫通構造物130は、第1半導体層101を垂直方向(Z軸方向)に貫通し、第1配線構造物112と第1ボンディングパッド145とを互いに連結する電気的経路を提供する。第1貫通構造物130は、第1スペーサ131及び第1貫通電極132を含む。第1スペーサ131は、シリコン酸化物、シリコン酸窒化物、シリコン窒化物、ポリマー、又はこれらの組み合わせを含み、単一膜又は多層膜である。第1貫通電極132は、図2aに示したように、導電性プラグ132b及びこれを囲むバリア膜132aを含む。本実施形態において、バリア膜132aは導電性プラグ132bの外側面を囲むが、実施形態によって、導電性プラグ132bの上面も共に覆うことができる。バリア膜132aは、チタン窒化物(TiN)、タンタル窒化物(TaN)、又はタングステン窒化物(WN)などの金属化合物を含む。導電性プラグ132bは、例えばタングステン(W)、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)、又は銅(Cu)などの金属物質を含む。
【0028】
本実施形態において、第1半導体構造物100は第1非活性面101S2上の連結バンプ160を更に含む。連結バンプ160は、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)と通信するためのバンプ以外にも、外部装置と通信するためのバンプを含む。連結バンプ160は、低融点金属、例えばスズ(Sn)を含む合金(例えば、Sn-Ag-Cu)を含む。連結バンプ160は、例えばはんだボール(solder ball)を含む。連結バンプ160のそれぞれは、ランド(land)、ボール(ball)、又はピン(pin)の形態を有する。連結バンプ160のそれぞれは、多重層又は単一層で形成される。
【0029】
複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)は、第1半導体構造物100上に配置される。複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)は第1半導体構造物100上でZ方向に積層されて一つの半導体スタックSTを成す。
【0030】
複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)のそれぞれは、互いに対向する第2活性面201S1及び第2非活性面201S2を有する第2半導体層201、第2活性面201S1上の第2素子層210、第2素子層210上に配置される第2前面ボンディング層240、第2半導体層201の第2非活性面201S2上の第2後面ボンディング層250、及び第2貫通構造物230を含む。複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)は実質的に同一又は類似する構造を有するため、以下では一つの第2半導体構造物200を中心に説明し、同一構成要素に対する参照符号及び繰り返される説明は省略する。また、第2半導体層201、第2素子層210、及び第2貫通構造物230は、第1半導体構造物100の第1半導体層101、第1素子層110、及び第1貫通構造物130と同一又は類似する特徴を有するため、繰り返される説明は省略する。
【0031】
第2半導体層201は、第1半導体層101と同一又は類似する物質を含む。第2半導体層201の平面積は、第1半導体層101よりも小さいサイズを有する。
【0032】
第2素子層210は、第2半導体層201の第2活性面201S1上の第2回路素子202、第2層間絶縁層211、及び第2配線構造物212を含む。第2回路素子202は、第1半導体構造物100から伝達されるアドレスコマンド及び制御コマンドなどに基づいてデータを保存又は出力するメモリ素子で構成される。一例として、メモリ素子は、DRAM、SRAMなどの揮発性メモリ素子や、PRAM、MRAM、FeRAM、又はRRAMなどの不揮発性メモリ素子を含む。この場合、本発明の実施形態による半導体パッケージは、HBM(High Bandwidth Memory)製品又はEDP(Electro Data Processing)製品などに用いられる。
【0033】
第2回路素子202のそれぞれは、図2aに示したように、ゲート電極202g、ゲート誘電層202d、及び不純物領域202aを含む。第2層間絶縁層211は第2回路素子202及び第2配線構造物212を覆う。第2層間絶縁層211は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化物、又はテトラエチルオルトシリケート(Tetraethylorthosilicate:TEOS)を含む。
【0034】
第2前面ボンディング層240は第2半導体層201の第2活性面201S1の下に配置される。第2素子層210は第2活性面201S1と第2前面ボンディング層240との間に配置される。第2前面ボンディング層240は第1半導体構造物100又は隣接する別途の第2半導体構造物200に直接接合される層である。第2前面ボンディング層240は第2素子層210の下に配置される。第2前面ボンディング層240は、第2配線構造物212の下で第2配線構造物212に連結される第2配線パッド243、第2配線パッド243の下で第2配線パッド243に連結される第2前面ボンディングパッド245、並びに第2配線パッド243及び第2前面ボンディングパッド245を覆う第2前面ボンディング絶縁層241を含む。
【0035】
第2配線パッド243は第2配線構造物212のうちの最下部の第2配線パターン212Lと第2前面ボンディングパッド245との間に配置される。第2配線パッド243は、第2配線構造物212のプラグ又は第2配線ビア212Pに連結され、第2配線パターン212Lのそれぞれの厚さよりも厚い厚さを有する。第2配線パッド243は、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、スズ(Sn)、金(Au)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、チタン(Ti)、又はこれらの合金を含む金属物質を含む。第2配線パッド243は、第2配線構造物212及び第2前面ボンディングパッド245とは異なる金属物質を含む。例えば、第2配線パッド243は、アルミニウム(Al)又はアルミニウム(Al)合金を含む。
【0036】
第2前面ボンディングパッド245は第2半導体層201の第2活性面201S1の下に配置される。第2前面ボンディングパッド245は、第2前面ボンディングパッド245の下の第2後面ボンディングパッド252又は第1ボンディングパッド145に接合されてボンディング界面の一部を成す。
【0037】
第2前面ボンディングパッド245は第2前面ボンディング絶縁層241及び第2パッシベーション層244を貫通して第2配線パッド243に接触する。本実施形態において、第2前面ボンディングパッド245は第2配線パッド243に向かう方向に幅が減少するにつれて傾斜した側面を有するが、実施形態によって、実質的に同じ幅を有して、垂直の側面を有することもできる。
【0038】
第2前面ボンディングパッド245は、バリア層245a及び導電層245bを含む。本実施形態において、バリア層245aは、導電層245bの側面及び上面を覆う。
【0039】
第2前面ボンディング絶縁層241は、第2素子層210の下で第2配線パッド243及び第2パッシベーション層244を覆い、第2前面ボンディングパッド245の側面を囲む。第2前面ボンディング絶縁層241の下面は、第2前面ボンディングパッド245の下面と共にボンディング界面を形成し、第2前面ボンディングパッド245の下面と実質的に共面を成す。第2前面ボンディング絶縁層241は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン炭化窒化物、及びシリコン酸炭化窒化物のうちのそれぞれ異なる物質で形成される。
【0040】
第2後面ボンディング層250は第2半導体層201の第2非活性面201S2上に配置される。本実施形態において、第2後面ボンディング層250の厚さは第2前面ボンディング層240の厚さよりも小さい。第2後面ボンディング層250は第2半導体層201の第2非活性面201S2上の第2後面ボンディングパッド252及び第2半導体層201の第2非活性面201S2を覆いながら第2後面ボンディングパッド252を覆う第2後面ボンディング絶縁層251を含む。
【0041】
第2後面ボンディングパッド252は第2半導体層201の第2貫通電極232に接する。第2後面ボンディングパッド252は、第2後面ボンディングパッド252上の第2前面ボンディングパッド245又は第3ボンディングパッド345に接合されてボンディング界面の一部を成す。本実施形態において、第2後面ボンディングパッド252は、ボンディング界面に向かうにつれて幅が増加して傾斜した側面を有するが、実施形態によって、実質的に同じ幅を有して、垂直の側面を有することもできる。
【0042】
第2後面ボンディングパッド252は、バリア層252a及び導電層252bを含む。本実施形態において、バリア層252aは、導電層252bの側面及び下面を覆う。バリア層252aは、チタン窒化物(TiN)、タンタル窒化物(TaN)、又はタングステン窒化物(WN)などの金属化合物を含む。導電層252bは、タングステン(W)、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)、又は銅(Cu)などの金属物質を含む。導電層252bは、例えば銅(Cu)を含む。
【0043】
第2後面ボンディング絶縁層251の上面は、第2後面ボンディングパッド252の上面と共にボンディング界面を形成し、第2後面ボンディングパッド252の上面と実質的に共面を成す。第2後面ボンディング絶縁層251は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン炭化窒化物、及びシリコン酸炭化窒化物のうちのそれぞれ異なる物質で形成される。
【0044】
第2貫通構造物230は、第2半導体層201を垂直方向(Z軸方向)に貫通し、第2前面ボンディングパッド245と第2後面ボンディングパッド252とを互いに連結する電気的経路を提供する。第2貫通構造物230は、第2スペーサ231及び第2貫通電極232を含む。第2貫通電極232は、導電性プラグ232b及びこれを囲むバリア膜232aを含み、これは第1貫通電極132の構造と同一又は類似するため、重複する説明は省略する。
【0045】
第3半導体構造物300は複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)上に配置される。第3半導体構造物300は、互いに対向する第3活性面301S1及び第3非活性面301S2を有する第3半導体層301、第3活性面301S1の下の第3素子層310、並びに第3素子層310の下に配置される第3ボンディング層340を含む。第3半導体層301及び第3素子層310は、第1半導体構造物100の第1半導体層101及び第1素子層110と同一又は類似する特徴を有するため、繰り返される説明は省略する。
【0046】
第3半導体層301は、第1半導体層101と同一又は類似する物質を含む。第3半導体層301の平面積は、第1半導体層101と実質的に同じサイズを有し、第2半導体層201よりも大きいサイズを有する。
【0047】
第3素子層310は、第3半導体層301の第3活性面301S1上の第3回路素子302、第3活性面301S1の下の第3層間絶縁層311、及び第3配線構造物312を含む。第3回路素子302は、第2回路素子202と同様にメモリ素子で構成されるが、これとは異なって、ダミー素子で構成することもできる。
【0048】
第3回路素子302のそれぞれは、図2bに示したように、ゲート電極302g、ゲート誘電層302d、及び不純物領域302aを含む。第3層間絶縁層311は第3回路素子302及び第3配線構造物312を覆う。
【0049】
第3ボンディング層340は第3半導体層301の第3活性面301S1の下に配置される。第3素子層310は第3活性面301S1と第2後面ボンディング層250との間に配置される。第3ボンディング層340は最上部の第2半導体構造物200Dの第2後面ボンディング層250に直接接合される層である。第3ボンディング層340は第3素子層310の下に配置される。第3ボンディング層340は、第3配線構造物312の下で第3配線構造物312に連結される第3配線パッド343、第3配線パッド343の下で第3配線パッド343に連結される第3ボンディングパッド345、並びに第3配線パッド343及び第3ボンディングパッド345を覆う第3ボンディング絶縁層341を含む。
【0050】
第3配線パッド343は、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、スズ(Sn)、金(Au)、ニッケル(Ni)、鉛(Pb)、チタン(Ti)、又はこれらの合金を含む金属物質を含む。第3配線パッド343は、第3配線構造物312及び第3ボンディングパッド345とは異なる金属物質を含む。例えば、第3配線パッド343は、アルミニウム(Al)又はアルミニウム(Al)合金を含む。
【0051】
第3ボンディングパッド345は第3半導体層301の第3活性面301S1の下に配置される。第3ボンディングパッド345は、第2後面ボンディングパッド252に接合されてボンディング界面の一部を成す。第3ボンディングパッド345は第3ボンディング絶縁層341を貫通して第3配線パッド343に接触する。第3ボンディングパッド345は、バリア層345a及び導電層345bを含む。本実施形態において、バリア層345aは、導電層345bの側面及び上面を覆う。
【0052】
第3ボンディング絶縁層341は、第3素子層310の下で第3配線パッド343及び第3パッシベーション層344を覆い、第3ボンディングパッド345の側面を囲む。第3ボンディング絶縁層341の下面は、第3ボンディングパッド345の下面と共にボンディング界面を形成し、第3ボンディングパッド345の下面と実質的に共面を成す。第3ボンディング絶縁層341は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン炭化窒化物、及びシリコン酸炭化窒化物のうちのそれぞれ異なる物質で形成される。
【0053】
図1及び図2aを参照すると、第1半導体構造物100の第1ボンディング層140は第2半導体構造物200のうちの最下部の第2半導体構造物200Aの第2前面ボンディング層240にボンディングされて接合される。第2半導体層201の第2活性面201S1は、第2回路素子202が配置される活性領域を有し、第1活性面101S1に向かい合う。第1半導体構造物100と最下部の第2半導体構造物200Aとは、フェースツーフェース接合(face to face bonding)で接合される。フェースツーフェース接合は、隣接する半導体構造物の活性面が向かい合うように半導体構造物を接合する接合方式を意味する。第1半導体構造物100と最下部の半導体構造物200Aとの間のフェースツーフェース接合は、第1ボンディング層140と第2前面ボンディング層240とが直接接合される構造である。直接接合される構造は、第1ボンディングパッド145と第2前面ボンディングパッド245との間の銅-銅ボンディング、又は第1ボンディング絶縁層141と第2前面ボンディング絶縁層241との間の誘電体-誘電体ボンディングの少なくとも一つを含む。第1半導体構造物100と最下部の第2半導体構造物200Aとがフェースツーフェース接合によって接合されることで、信号完全性(signal integrity)が増加するなど、電気的特性を向上させた半導体パッケージを提供することができる。これは、フェースツーフェース接合により、第1素子層110と第2素子層210との間の距離が比較的近くなるためである。
【0054】
下部の第2半導体構造物(例えば、200A)の第2後面ボンディング層250は上部の第2半導体構造物(例えば、200B)の第2前面ボンディング層240にボンディングされて接合される。即ち、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)は下部の半導体構造物の第2後面ボンディング層250と上部の半導体構造物の第2前面ボンディング層240とが直接接合されて積層される形態である。
【0055】
図1及び図2bを参照すると、第3半導体構造物300の第3ボンディング層340は第2半導体構造物200のうちの最上部の第2半導体構造物200Dの第2後面ボンディング層250にボンディングされて接合される。第3半導体層301の第3活性面301S1は、第3回路素子302が配置される活性領域を有し、第2非活性面201S2に向かい合う。第3半導体構造物300と最上部の第2半導体構造物200Dとは、バックツーフェース接合(back to face bonding)で接合される。バックツーフェース接合は、非活性面と活性面とが向かい合うように半導体構造物を接合する接合方式を意味する。第3半導体構造物300と最上部の半導体構造物200Dとの間のバックツーフェース接合は、第3ボンディング層340と第2後面ボンディング層250とが直接接合される構造である。直接接合される構造は、第3ボンディングパッド345と第2後面ボンディングパッド252との間の銅-銅ボンディング、又は第3ボンディング絶縁層341と第2後面ボンディング絶縁層251との間の誘電体-誘電体ボンディングの少なくとも一つを含む。第3半導体構造物300と最上部の第2半導体構造物200Dとがバックツーフェース接合によって接合されることで、生産性を向上させた半導体パッケージを提供することができる。第1半導体構造物100上に複数の第2半導体構造物からなる半導体スタックSTをバックツーフェース接合によって接合する代わりに、第3半導体構造物300上に半導体スタックSTをバックツーフェース接合によって接合することで、生産性を向上させた半導体パッケージを提供することもできる。これは、第1半導体構造物100を実装するキャリアが省略されて工程費用が節減されるか又は工程難易度が減少するためである。
【0056】
一方、本実施形態の半導体パッケージ1000は、第1半導体構造物100上に複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)を囲む封合材400を更に含む。封合材400は、第1半導体構造物100上に配置されて、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)のそれぞれの少なくとも一部を封合する。封合材400は、例えばEMC(Epoxy Mold Compound)を含むが、封合材400の物質は特に限定されるものではない。
【0057】
本実施形態において、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)の各平面積は第1半導体構造物100及び第3半導体構造物300の平面積よりも小さい。第1半導体構造物100及び第3半導体構造物300の平面積は実質的に同じである。封合材400は、第1半導体構造物100と第3半導体構造物300との間で、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)の側面を囲む。封合材400の外側面は第1半導体構造物100の外側面及び第3半導体構造物300の外側面と共面を成す。
【0058】
封合材400の上面は第3半導体構造物300の第3ボンディング絶縁層341によって覆われる。封合材400の下面は、第2半導体構造物200の第2前面ボンディング絶縁層241によって覆われる。本実施形態において、第2半導体構造物200のうちの最下部の第2半導体構造物200Aの第2前面ボンディング絶縁層241は、半導体スタックSTにZ方向に重なる部分から封合材400と第1ボンディング絶縁層141との間に平行に延びる部分を更に含む。これは、第1半導体構造物100上に半導体スタックSTを形成するものではなく、第3半導体構造物300上に半導体スタックST及び封合材400を形成した後に、第2前面ボンディング絶縁層241を形成するためである。これにより、封合材400の上面は第3ボンディング絶縁層341に接触し、封合材400の下面は第2前面ボンディング絶縁層241に接触する。
【0059】
第3半導体構造物300を含むウエハー上に半導体スタックST及び封合材400を形成した後、第1半導体構造物100を含むウエハーとウエハーオンウエハー工程により本発明による半導体パッケージを形成する。これにより、半導体スタックSTの側面は露出せず、第1半導体構造物100及び第3半導体構造物300の側面は、封合材400の側面と共に露出する。
【0060】
次に、本発明の一実施形態による変形例を図3及び図4を参照して説明する。
【0061】
図3及び図4は、本発明の一実施形態による半導体パッケージを示した断面図である。
【0062】
図3を参照すると、半導体パッケージ1000Aにおいて、第1半導体構造物100は、後面配線層170を更に含む。後面配線層170は第1半導体構造物100の第1非活性面101S2の下に配置される。後面配線層170は、第1貫通構造物130の第1貫通電極132によって第1配線構造物112に電気的に連結される後面配線構造物172、及び第1非活性面101S2の下で後面配線構造物172を覆う後面層間絶縁層171を含む。本実施形態において、後面配線構造物172は、第1配線構造物112と類似してそれぞれ異なるレベルに配置される複数の後面配線パターン、及び後面配線パターンを連結する後面配線ビアを含む。連結バンプ160は、後面配線層170の下で後面配線構造物172に電気的に連結される。後面配線構造物172は、例えばパワー分配ネットワーク(Power Distribution Networks)を成す配線である。第1半導体構造物100と第2半導体構造物200とをフェースツーフェース接合によって接合して形成し、後面配線構造物172を介してパワー分配ネットワークを実現することで電源完全性(power integrity)を増加させるなど、電気的特性を向上させた半導体パッケージを提供することができる。
【0063】
図4を参照すると、半導体パッケージ1000Bは、複数の第2半導体構造物(200A、200B、200C、200D)を含まず、一つの第2半導体構造物200を含む。これは、第3半導体構造物300を含むウエハー上に第2半導体構造物200を直接接合した後、追加的な半導体構造物を積層することなく、封合材400を形成するためである。
【0064】
図5a~図5cは、本発明の一実施形態による半導体構造物の製造過程を順に示した断面図である。図5a~図5cは、ウエハーをダイシングして第2半導体構造物200を含む複数の半導体チップを形成するまでの過程を示す。
【0065】
図5aを参照すると、第2半導体ウエハー200Wをキャリア10上に仮接合する。
【0066】
先ず、複数の第2半導体構造物200のための第2半導体ウエハー200Wを接合物質層を用いて第2半導体ウエハー200Wの第2非活性面201S2がキャリア(図示せず)に支持されるように仮接合した後、第2非活性面201S2に対向する第2活性面201S1上の第2回路素子202(図2a参照)、第2配線構造物212、及び第2層間絶縁層211を形成して第2素子層210を形成する。第2半導体層201の第1活性面201S1から延びるビア内に導電性物質を蒸着することで第2貫通構造物230を形成する。第2貫通構造物230は、第2半導体ウエハー200Wを完全に貫通しない深さで形成される。第2貫通構造物230は、例えばビアミドル(via-middle)構造で形成される。但し、第2貫通構造物230の構造はこれに限定されず、ビアファースト(via-first)又はビア-ラスト(via-last)構造で形成され得る。ビアファーストは第2素子層210の第2回路素子202が形成される前に第2貫通構造物230が最初に形成される構造を示し、ビアミドルは第2回路素子202を形成した後に第2素子層210が形成される前に第2貫通構造物230が形成される構造を示し、ビアラストは第2素子層210が全て形成された後に第2貫通構造物230が形成される構造を示す。
【0067】
次に、第2素子層210を覆う第2前面ボンディング絶縁層241の一部を形成し、パターニング工程によって第2配線パッド243を形成し、第2前面ボンディング絶縁層241の一部を更に形成して第2配線パッド243の上面を覆った後、パターニング工程を実施して第2ボンディング絶縁層241を貫通する開口部内に第2前面ボンディングパッド245を形成することで第2前面ボンディング層240を形成する。
【0068】
次に、第2半導体ウエハー200Wをキャリア10上に仮接合する。第2半導体層201の第2活性面201S1上に配置された第2前面ボンディングパッド245及び第2前面ボンディング絶縁層241はキャリア10に仮接合される。第2前面ボンディングパッド245及び第2前面ボンディング絶縁層241は、グルー(glue)などの接合物質層によってキャリア10に支持されるように仮接合される。
【0069】
図5bを参照すると、第2半導体ウエハー200Wの厚さを減少させて、第2後面ボンディング層250を形成する。
【0070】
第2半導体ウエハー200Wの上面に対して研磨工程を行って、第2半導体ウエハー200Wの厚さを減少させる。これにより、第2半導体ウエハー200Wの上面は第2貫通構造物230の上端よりも下に形成される。第2半導体ウエハー200Wの一部分が除去されることで、第2貫通構造物230の上端が第2半導体ウエハー200Wの上面から突出する。研磨工程により、第2半導体ウエハー200Wの厚さを所望の第2半導体構造物200の厚さに減少させる。研磨工程は、化学的機械的研磨(chemical mechanical polishing:CMP)工程などのグラインディング工程、エッチバック(etch-back)工程、又はこれらの組み合わせが用いられる。例えば、グラインディング工程を実行して第2半導体ウエハー200Wを一定の厚さに減少させ、適切な条件のエッチバックを適用して第2貫通構造物230を十分に露出させる。
【0071】
次に、第2半導体構造物200上に露出した第2貫通構造物230の上面及び側面の一部を覆い、第2半導体層201の上面を覆う第2後面ボンディング絶縁層251を形成し、第2後面ボンディング絶縁層251をパターニングして第2貫通構造物230を露出させる開口部を形成し、開口部内に導電性物質を蒸着して平坦化工程を行うことで、第2後面ボンディングパッド252を形成する。導電性物質は、チタン窒化物(TiN)、タンタル窒化物(TaN)、又はタングステン窒化物(WN)などの金属化合物、及び/又はタングステン(W)、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)、又は銅(Cu)などの金属物質を含む。これにより、第2後面ボンディング絶縁層251及び第2後面ボンディングパッド252を含む第2後面ボンディング層250が形成される。
【0072】
図5cを参照すると、第2半導体ウエハー200WをスクライブラインSLに沿って切断して複数の第2半導体構造物200に分離する。この後、キャリア10は除去される。
【0073】
図6は、一実施形態による半導体パッケージを製造する手順を示したフローチャートであり、図7a~図7fは、一実施形態による半導体パッケージの製造過程を順に示した断面図であって、図7a~図7fは、図5a~図5cを参照して製造された複数の第2半導体構造物200を用いて本発明の一実施形態による半導体パッケージを製造する過程を示す図である。
【0074】
図6及び図7aを参照すると、第3ウエハー300Wと第2半導体構造物200とをバックツーフェース接合によって接合する(段階S10)。
【0075】
先ず、第3活性面301S1及び第3非活性面301S2を有する第3ウエハー300Wの第3活性面301S1上の第3回路素子302(図2b参照)、第3配線構造物312、及び第3層間絶縁層311を形成して第3素子層310を形成する。次に、第3素子層310を覆う第3ボンディング絶縁層341の一部を形成し、パターニング工程を介して第3配線パッド343を形成し、第3ボンディング絶縁層341の一部を更に形成して第3配線パッド343の上面を覆った後、パターニング工程を実施して第3ボンディング絶縁層341を貫通する開口部内に第3ボンディングパッド345を形成することで、第3ボンディング層340を形成する。
【0076】
次に、図5a~図5cの製造過程を介して形成された第2半導体構造物200を第3ウエハー300W上にバックツーフェース接合によって接合する。バックツーフェース接合は第3ウエハー300Wの第3活性面301S1と第2半導体構造物200の第2非活性面201S2とが向かい合うように接合する接合方式を意味する。第3ウエハー300Wの第3ボンディング層340と第2半導体構造物200の第2後面ボンディング層250とが直接接合するようにボンディング工程を行う。ボンディング工程は、例えば第3ボンディング層340と第2後面ボンディング層250とが互いに接合された後、熱処理工程、例えば熱圧着(thermal compression)工程を行い、ダイレクトボンディング又はハイブリッドボンディングが行われる。ダイレクトボンディングは、第3ボンディング層340の第3ボンディングパッド345と第2後面ボンディング層250の第2後面ボンディングパッド252とが互いに接触して銅(Cu)-銅(Cu)ボンディング(copper-to-copper bonding)によって結合される。また、第3ボンディング絶縁層341と第2後面ボンディング絶縁層251とは、互いに接触して誘電体-誘電体ボンディング(dielectric-to-dielectric bonding)によって結合される。
【0077】
図6図7b、及び図7cを参照すると、複数の第2半導体構造物(200D、200C、200B、200A)を順次積層し、第3ウエハー300W上に積層された複数の第2半導体構造物(200D、200C、200B、200A)の側面を覆う封合材400及び第2前面ボンディング層240を形成して第1ウエハー構造物WS1を形成する(段階S20)。
【0078】
複数の第2半導体構造物(200D、200C、200B、200A)は、例えば最下部の第2半導体構造物200D上に残りの第2半導体構造物(200C、200B、200A)を図7aで説明した方法と同一又は類似する方法でボンディング工程を行って積層することで形成される。本段階において、最上部の第2半導体構造物200Aの第2前面ボンディング層240の配線パッド243を形成し、第3ウエハー300W及び複数の第2半導体構造物(200D、200C、200B、200A)を覆う封合材400を形成し、研磨工程を行った後の第2前面ボンディング絶縁層241及び第2前面ボンディングパッド245を形成する。最上部の第2半導体構造物200A上の第2前面ボンディング絶縁層241は、封合材400の上面を覆う部分を含む。これにより、第3ウエハー300W及び第3ウエハー300W上の構成を含む第1ウエハー構造物WS1が形成される。
【0079】
図6図7d、及び図7eを参照すると、第1ウエハー構造物WS1と第2ウエハー構造物WS2とをフェースツーフェース接合によって接合してウエハー構造物WSを形成する(段階S30)。
【0080】
先ず、第2ウエハー構造物WS2を準備する。第2ウエハー構造物WS2を準備することは、第1活性面101S1及び第1非活性面101S2を有する第1ウエハー100Wの第1活性面101S1上の第1回路素子110(図2a参照)、第1配線構造物112、並びに第1層間絶縁層111を形成して第1素子層110を形成し、第1素子層110上に蒸着工程及びパターニング工程を行って第1ボンディング層140を形成することを含む。
【0081】
次に、第2ウエハー構造物WS2を第1ウエハー構造物WS1上にフェースツーフェース接合によって接合する。フェースツーフェース接合は、第2ウエハー構造物WS2の第1活性面101S1と第2ウエハー構造物WS2の第2活性面201S1とが向かい合うように接合する接合方式を意味する。第2ウエハー構造物WS2の第1ボンディング層140と第1ウエハー構造物WS1の第2前面ボンディング層240とが直接接合するようにボンディング工程を行う。ボンディング工程は、図7aで説明したものと同一又は類似する方法で実施する。これにより、第1ウエハー構造物WS1と第2ウエハー構造物WS2とが直接接合された構造のウエハー構造物WSが形成される。
【0082】
このように、別途のキャリアなしにボンディング工程を行うことによって、製造工程が単純化したり、工程費用が節減されたりするなど、生産性を向上させた半導体パッケージを提供することができる。また、第1ウエハー構造物WS1と第2ウエハー構造物WS2とをフェースツーフェース接合を介して接合することによって、第1ウエハー構造物WS1の最上部に配置される第2素子層210と第2ウエハー構造物WS2の第1素子層110との間の長さが短くなるため、信号完全性が向上するなど、電気的特性を向上させた半導体パッケージを提供することができる。
【0083】
図6及び図7fを参照すると、ウエハー構造物WSをダイシングして半導体パッケージを形成する(段階S40)。
【0084】
ウエハー構造物WSの第3非活性面301S2に対して研磨工程を行って第3ウエハー300Wの厚さを減少させる。研磨工程は、化学的機械的研磨(chemical mechanical polishing:CMP)工程などのグラインディング工程、エッチバック(etch-back)工程、又はこれらの組み合わせが用いられる。研磨工程を介して第3ウエハー300Wの厚さを所望の第3半導体構造物300の厚さに減少させる。
【0085】
次に、ウエハー構造物WSの第1非活性面101S2に対して研磨工程を行い、第1ウエハー100Wの厚さを減少させる。これにより、第1貫通構造物130の上端が第1ウエハー100Wの上面から露出する。研磨工程を介して第1ウエハー100Wの厚さを所望の第1半導体構造物100の厚さに減少させる。次に、露出した第1貫通構造物130に連結されるボンディングパッド(図示せず)及びボンディングパッドに接触する連結バンプ160を形成する。
【0086】
次に、ウエハー構造物WSをスクライブラインに沿って切断して本発明による半導体パッケージ1000を形成する。
【0087】
本段階において、連結バンプ160を形成する前に第1非活性面101S2上で第1貫通構造物130に接触する別途の後面配線構造物172(図3参照)を形成することによって、図3の半導体パッケージ1000Aが形成される。第1素子層110に形成される配線構造物の一部、例えばパワー分配ネットワーク(power distribution network)を成す配線を他の配線から分離させて第1非活性面101S2上に形成することで、パワー完全性が向上するなど、電気的特性を向上させた半導体パッケージを提供することができる。
【0088】
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【符号の説明】
【0089】
10 キャリア
100、200、300 第1、第2、第3半導体構造物
101、201、301 第1、第2、第3半導体層
101S1、201S1、301S1 第1、第2、第3活性面
101S2、201S2、301S2 第1、第2、第3非活性面
102、202、302 第1、第2、第3回路素子
102a、202a、302a 不純物領域
102d、202d、302d ゲート誘電層
102g、202g、302g ゲート電極
103 ゲートスペーサ
104、204 素子分離層
110、210、310 第1、第2、第3素子層
111、211、311 第1、第2、第3層間絶縁層
112、212、312 第1、第2、第3配線構造物
112L、212L 第1、第2配線パターン
112P、212P 第1、第2配線ビア
130、230 第1、第2貫通構造物
131、231 第1、第2スペーサ
132、232 第1、第2貫通電極
132a、232a バリア膜
132b、232b 導電性プラグ
140、340 第1、第3ボンディング層
141、341 第1、第3ボンディング絶縁層
143、243、343 第1、第2、第3配線パッド
144、244、344 第1、第2、第3パッシベーション層
145、345 第1、第3ボンディングパッド
145a、245a、252a、345a バリア層
145b、245b、252b、345b 導電層
160 連結バンプ
170 後面配線層
171 後面層間絶縁層
172 後面配線構造物
200A、200B、200C、200D 第2半導体構造物
200W 第2半導体ウエハー
240 第2前面ボンディング層
241 第2前面ボンディング絶縁層
245 第2前面ボンディングパッド
250 第2後面ボンディング層
251 第2後面ボンディング絶縁層
252 第2後面ボンディングパッド
300W 第3ウエハー
400 封合材
1000、1000A、1000B 半導体パッケージ
SL スクライブライン
ST 半導体スタック
WS ウエハー構造物
WS1、WS2 第1、第2ウエハー構造物

図1
図2a
図2b
図3
図4
図5a
図5b
図5c
図6
図7a
図7b
図7c
図7d
図7e
図7f