(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024056438
(43)【公開日】2024-04-23
(54)【発明の名称】遊技情報表示システム
(51)【国際特許分類】
A63F 7/02 20060101AFI20240416BHJP
【FI】
A63F7/02 350
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022163306
(22)【出願日】2022-10-11
(71)【出願人】
【識別番号】000108937
【氏名又は名称】ダイコク電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100129654
【弁理士】
【氏名又は名称】大池 達也
(72)【発明者】
【氏名】内藤 慎之介
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088CA31
2C088CA35
(57)【要約】
【課題】遊技場内に滞在する遊技者に対して出玉状況を効果的にアピールすることが可能な遊技情報表示システムを提供すること。
【解決手段】複数の遊技機2が設置された複数の遊技島510と、各遊技島510に沿う島通路515と、各島通路515に繋がる中央通路51とがフロア5上に設けられる遊技場向けの遊技情報表示システム1は、遊技島510の島内画像と各遊技機2の持玉数を示す玉箱画像61とを合成した島内合成画像を作成する島内合成画像作成手段と、ホール5の中央画像と持玉数が基準値に達している特定の遊技機の持玉数を示す別積み玉箱画像66とを合成した中央合成画像を作成する中央合成画像作成手段と、各島通路515の入口付近において島内合成画像を表示する島内表示装置133と、中央通路51の入口付近において中央合成画像を表示する中央通路表示装置131と、を備えている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の遊技機が設置された複数の遊技島と、各遊技島に沿う島通路と、各島通路に繋がる中央通路とがフロア上に設けられる遊技場向けの遊技情報表示システムにおいて、
前記各島通路を含む各遊技島の様子を撮像する島内撮像手段と、
前記中央通路を含む遊技場内の様子を撮像する中央撮像手段と、
各遊技機において遊技者が獲得している遊技価値の大きさを特定する遊技価値特定手段と、
前記島内撮像手段により撮像された遊技島の島内画像と、当該遊技島に設置された各遊技機における前記遊技価値の大きさを示す各台遊技価値画像と、を合成した島内合成画像を作成する島内合成画像作成手段と、
前記中央撮像手段により撮像された中央画像と、前記遊技価値の大きさが所定の基準値に達している特定の遊技機の遊技価値の大きさを示す特定遊技価値画像と、を合成した中央合成画像を作成する中央合成画像作成手段と、
前記各島通路の入口付近において、前記島内合成画像作成手段により作成された島内合成画像を表示する島内合成画像表示手段と、
前記中央通路の入口付近において、前記中央合成画像作成手段により作成された中央合成画像を表示する中央合成画像表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技情報表示システム。
【請求項2】
前記島内合成画像作成手段は、大当たりが発生している遊技機については大当たり中であることを示す大当たり演出画像を合成した島内合成画像を作成することを特徴とする請求項1に記載の遊技情報表示システム。
【請求項3】
前記島内合成画像作成手段は、前記特定の遊技機が発生している遊技島の島内合成画像において、前記特定遊技価値画像が前記中央合成画像に合成表示されている旨を表す情報を、合成表示することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技情報表示システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技情報表示システムに関する。
【背景技術】
【0002】
パチンコ遊技機やスロットマシンが設置された遊技場においては、遊技者の遊技意欲を高めるために出玉状況をアピールすることが重要である。しかしながら、いわゆる封入式の遊技機や各台計数機が付設された遊技機では、玉やメダルが遊技者の手元に存在しないので、出玉状況をアピールすること自体が難しいという事情があった。そのような事情を考慮し、実際の遊技機を撮像した画像に出玉を示す画像を合成表示するように構成された表示装置が提案されている(例えば下記の特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
出玉を示す画像を合成表示する上記の表示装置があれば、確かに各遊技機の出玉状況を確認することが可能にはなるものの、遊技場内の各所に滞在する多くの遊技者に対して出玉状況をアピールするという点において、未だ不十分である。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、遊技場内に滞在する遊技者に対して出玉状況を効果的にアピールすることが可能な遊技情報表示システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の遊技情報表示システムは、複数の遊技機が設置された複数の遊技島と、各遊技島に沿う島通路と、各島通路に繋がる中央通路と、がフロア上に設けられる遊技場向けのシステムである。この遊技情報表示システムでは、各遊技島の様子を示す島内画像に基づく島内合成画像、中央通路を含む遊技場内の様子を示す中央画像に基づく中央合成画像が作成される。
【0007】
本発明の遊技情報表示システムでは、各島通路の入口付近において島内合成画像が表示され、中央通路の入口付近において中央合成画像が表示される。島内合成画像は、島内画像と、遊技島の各遊技機における遊技価値の大きさを示す各台遊技価値画像と、の合成画像である。中央合成画像は、中央画像と、遊技価値の大きさが所定の基準値に達している特定の遊技機の遊技価値の大きさを示す特定遊技価値画像と、の合成画像である。
【0008】
本発明の遊技情報表示システムによれば、中央通路の入口付近において、大量出玉を遊技者にアピールできると共に、その遊技機が設置されている遊技島を報知できる。さらに、島通路の入口付近において、島通路に面して設置されている各遊技機の出玉状況を、遊技者に対して明確にアピールすることが可能である。
【0009】
以上の通り、本発明の遊技情報表示システムは、遊技場内に滞在する遊技者に対して出玉状況を効果的にアピールすることが可能な優れた特性のシステムである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図3】遊技機と得点処理装置の組合せを示す正面図。
【
図4】遊技機と得点処理装置の電気的な構成を示すブロック図。
【
図5】遊技管理サーバが管理する遊技データを例示する説明図。
【
図6】画像管理サーバが管理する玉箱画像設定データを例示する説明図。
【
図7】画像管理サーバが管理する中央合成画像設定データを例示する説明図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、出玉状況を示す合成画像を表示することで、遊技場内の遊技者に対して出玉状況を効果的にアピールできる遊技情報表示システム1の例である。この内容について、
図1~
図9を参照して説明する。
【0012】
遊技場のフロア5上には、
図1及び
図2のごとく、パチンコ遊技機やスロットマシンなどの遊技機2が一列に配列されて遊技島510が形成されている。フロア5上では、このような遊技島510が向かい合う島通路515が複数、並列して設けられていると共に、各島通路515が繋がる中央通路51が設けられている。遊技場に入場した遊技者は、入場口50から中央通路51に進入した後、中央通路51から分岐していずれかの島通路515に進入し、遊技する遊技機2を探すことができる。
【0013】
本例の遊技情報表示システム1では、
図1及び
図2のごとく、入場口50からフロア5を見込む中央通路51の入口に、中央カメラ141と中央通路表示装置131が設置されている。さらに、中央通路51からの島通路515の入り口に、島カメラ143と島内表示装置133が設置されている。
【0014】
遊技島510に設置された各遊技機2には、遊技に必要な遊技価値である遊技玉の付与機能(貸出機能)を備える得点処理装置4や遊技情報表示装置3等が個別に設置されている。遊技場では、場内ネットワーク101に接続された中継装置106が、2台の遊技機毎に1台ずつ設置されている。得点処理装置4および遊技情報表示装置3は、中継装置106を介して場内ネットワーク101に接続される。遊技機2は、得点処理装置4及び中継装置106を介して場内ネットワーク101に接続されている。
【0015】
遊技場内には、遊技場の管理者が詰める管理スペース(図示略)が設けられている。管理スペースには、遊技機2を含めて遊技場内の各種機器の稼動状況を管理する遊技管理サーバ12や、中央カメラ141や島カメラ143の撮像画像を管理するための画像管理サーバ14、等が設置されている。遊技場管理サーバ12、画像管理サーバ14、中央カメラ141、島カメラ143、中央通路表示装置131、島内表示装置133は、いずれも、場内ネットワーク101に接続されている。
【0016】
遊技管理サーバ12は、遊技場内の遊技機2及び各種の周辺機器の稼動状況を管理するためのサーバ装置である。遊技管理サーバ12は、各遊技機2の遊技データを集計して管理する機能や、遊技者が遊技価値として所有する得点数を蓄積して記憶し管理する機能等を備えている。
【0017】
画像管理サーバ14は、遊技場内の各カメラ141、143から受信した撮像画像を管理すると共に、中央通路表示装置131や島内表示装置133の表示画像を制御するサーバ装置である。
【0018】
中央カメラ141は、中央通路51を含む遊技場内の様子を撮像する中央撮像手段の一例である。中央カメラ141は、中央通路51の入口から中央通路51全体を見渡して撮像することが可能な位置に、天吊り設置されている。中央カメラ141の撮像画像である中央画像は、随時、画像管理サーバ14へ送信される。
中央通路表示装置131は、入場した遊技者が視認できるよう、中央通路51の入口付近に天吊り設置されている。中央通路表示装置131は、画像管理サーバ14から受信する後述の中央合成画像を表示する。
【0019】
島カメラ143は、島通路515を含む遊技島510の様子を撮像する島内撮像手段の一例である。島カメラ143は、島通路515の入口から島通路515全体を見渡して撮像することが可能な位置に、天吊り設置されている。島カメラ143の撮像画像である島内画像は、随時、画像管理サーバ14へ送信される。
島内表示装置133は、各島通路515の入口付近に天吊り設置されている。島内表示装置133は、画像管理サーバ14から受信する後述の島内合成画像を表示する。
【0020】
次に、遊技機2及び得点処理装置4の構成及び基本動作を説明してから、遊技管理サーバ12、画像管理サーバ14について説明する。続いて、島内表示装置133及び中央通路表示装置131が表示する画像(島内合成画像、中央合成画像)の内容を説明する。
【0021】
(遊技機及び得点処理装置の構成)
本例では、遊技媒体である遊技玉を発射して遊技が行われるパチンコ遊技機(
図2及び
図3)を遊技機2として例示する。本例の遊技機2は、遊技価値を表す遊技点数を消費して遊技玉を発射できると共に、入賞に応じたポイントが遊技点数に加算されることで遊技価値の付与が受けられる、いわゆる封入式の遊技機である。遊技機2は、始動口への入賞に応じて大当たり抽選が実行され、当選に応じて所定の大当たり条件が成立すると大当たり状態(大当たり)が発生する、いわゆるセブン機である。遊技機2の遊技状態には、通常状態、確変状態、大当たり状態がある。確変状態は、大当たり抽選等の当選確率が通常状態よりも高まる有利な遊技状態である。
【0022】
遊技機2は、遊技玉が打ち込まれる略円形状の遊技盤面230を有している。遊技盤面230の上部両側には装飾ランプ部236が配置され、遊技盤面230の下方、遊技者側から見て左側の隅にはスピーカ231が配置されている。遊技盤面230の左上に当たる内部には、遊技玉を発射するための発射装置349(
図3では図示略。
図4参照。)が配設されている。
【0023】
遊技盤面230の下方には、情報表示部250が設けられている。遊技者側から見て情報表示部250の右下方には、遊技盤面230に遊技玉を打ち込むための操作ハンドル235が立設されている。
【0024】
情報表示部250は、発射可能な遊技点数や大当たり回数などの各種の遊技データ等を表示するための表示部である。情報表示部250の表示画面は、タッチセンサシート251(
図4参照。)が積層されたタッチパネルであり、タッチ操作が可能である。情報表示部250には、各種の操作ボタンが表示される。操作ボタンには、計数ボタンや表示ボタン等のボタンがある。計数ボタンは、遊技機2が記憶する遊技点数を持玉数に変換するための操作ボタンである。表示ボタンは、情報表示部250による表示内容を切り替えるための操作ボタンである。
【0025】
遊技盤面230では、液晶表示部290を含む表示装置29を中心として、電チュータイプの特図始動口21、スルー式の普図始動口24、開閉式の大入賞口260等が配置されている。遊技盤面230の最下部には、入賞することなく流下した遊技玉を回収するためのアウト孔238が開口している。特図始動口21は、大当たり抽選の契機となる始動口である。普図始動口24は、普図抽選の契機となる始動口である。普図抽選に当選すると、特図始動口21の開放動作が実行される。なお、大当たり抽選の当否、普図抽選の当否は、表示装置29によって報知される。
【0026】
液晶表示部290は、特図抽選である大当たり抽選の当否を表示する特図表示部、普図抽選の当否を表示する普図表示部としての機能を有している。特図表示部としての液晶表示部290は、例えば複数の図柄の組合せにより大当たり抽選の当否を表示する。普図表示部としての液晶表示部290は、例えば〇か×かによって普図抽選の当否を表示する。
【0027】
次に、遊技機2の電気的な構成について、
図4を用いて説明する。遊技機2は、主制御部20を中心として構成されている。主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、記憶素子であるROM(Read Only Memory)・RAM(Random Access Memory)、及び入出力インターフェースをなすI/O(Input/Output)を含む回路である。
【0028】
主制御部20に対しては、上記の構成のほか、スピーカ231を駆動するアンプ231Aや装飾ランプ部236等を制御する演出制御部31、液晶表示部290を制御する表示制御部32、入賞玉の検出センサ351~353、特図始動口21を開放する特図始動ソレノイド362、大入賞口260を開放する大入賞口ソレノイド364、動作電力を供給する電源回路部37、等が電気的に接続されている。入賞玉の検出センサとしては、
図4のごとく、特図始動口21の入賞玉を検出する特図入賞センサ351、普図始動口24の入賞玉を検出する普図入賞センサ352、及び大入賞口260の入賞玉を検出する大入賞センサ353、等がある。さらに、主制御部20には、得点処理装置4との間の通信窓口となるI/F部38が接続されている。なお、得点処理装置4との間で送受信される情報あるいはデータの内容については、得点処理装置4の構成を説明した後で説明する。
【0029】
次に、得点処理装置4(
図2及び
図3)は、会員カード461などの遊技カード460の受付等を条件に、対応する遊技機2での遊技を可能にする装置である。得点処理装置4は、中継装置106を介して場内ネットワーク101に接続されており、遊技管理サーバ12との間で信号や情報などの送受信が可能である。
【0030】
得点処理装置4の前面パネルには、状態ランプ41、紙幣投入口42、カメラ部47、タッチパネル43、操作ボタン441~443、遊技カード460用のカード挿入口46等が設けられている。タッチパネル43は、表示部430(
図4)の表示画面にタッチセンサシート431が積層され、タッチ操作が可能なように構成された表示画面である。操作ボタンとしては、遊技に必要な遊技価値の付与を受けるための貸出ボタン441、貯玉の払出を受けるための再遊技ボタン442、遊技カードの返却を求める返却ボタン443等がある。
【0031】
得点処理装置4は、
図4のごとく、CPU、ROM・RAM、I/O等を備える制御部40を中心として電気的に構成されている。制御部40に対しては、上記の構成のほか、紙幣の受付処理を実行する紙幣処理部421、遊技カード460に関する各種処理を実行するカード処理部465などが電気的に接続されている。カード処理部465は、遊技カード460の記録情報を読み書きする機能に加えて、遊技カード460の吸込機能および排出機能を備えている。さらに、制御部40には、遊技機2との間の通信窓口となるI/F部48が接続されている。
【0032】
(遊技機及び得点処理装置の基本動作)
遊技機2は、発射可能な遊技点数を得点処理装置4から受信すると、その遊技点数分の遊技玉を発射できるようになる。その後、遊技に応じて遊技点数がゼロになった時点で遊技玉の発射が不可能となる。遊技機2の遊技では、発射玉数の分だけ遊技点数が減算されると共に、入賞により付与された玉数が遊技点数に加算される。
【0033】
遊技機2の遊技点数は、情報表示部250に表示される計数ボタンへのタッチ操作(計数操作)により、得点処理装置4が記憶する持玉数に変換できる。遊技機2は、計数操作に応じて遊技点数の全部あるいは一部を得点処理装置4へ送信し、遊技点数を減算する。計数ボタンの短押しにより1玉ずつ持玉数に加算され、長押しにより全玉一括して持玉数へ変換され、遊技点数がゼロリセットされる。
【0034】
遊技機2では、操作ハンドル235の操作により発射装置349から遊技玉を発射できる。発射された遊技玉が特図始動口21へ入賞すると大当たり抽選(特図抽選)が実行されると共に、表示装置29にて特図の図柄変動が開始される。大当たり抽選で当選した場合は、大当たり図柄の停止表示により大当たり当選が報知され、その後、大当たり状態へ移行できる。
【0035】
大当たり状態では、大入賞口260が規定回数に亘って開放され、これにより、入賞率が大幅に向上する。また、遊技玉が普図始動口24へ入賞すると、普図抽選が実行されると共に、表示装置29にて、普図の図柄変動が開始される。普図抽選に当選すると、電チュータイプの特図始動口21が開放されて入賞率が格段に高くなる。
【0036】
遊技機2の遊技では、各入賞口への入賞に応じて所定の得点が付与される。上記のごとく、遊技状態には、通常状態、確変状態、大当たり状態がある。大当たり終了後は、70%の確率で確変状態へ移行し、30%の確率で通常状態へ移行する。確変状態は、通常状態よりも特図抽選及び普図抽選の当選確率が高まる遊技状態である。
【0037】
なお、遊技機2では、情報表示部250に表示される表示ボタンへのタッチ操作(情報表示操作)に応じて、各種の遊技データ(大当たり回数、特図抽選回数など)を情報表示部250に表示させることが可能である。
【0038】
得点処理装置4は、対応する遊技機2から遊技の進行状況を表す稼動情報(後述する台データ)を受信して遊技データ等を集計・記憶するとともに、随時、遊技管理サーバ12へ送信する。また、得点処理装置4は、遊技者の入金残高、得点数も随時、遊技管理サーバ12へ送信する。得点処理装置4は、遊技管理サーバ12から各種設定情報(遊技機番号、機種名、得点単価(ポイント単価)、種別など)を受信し、記憶する。
【0039】
得点処理装置4は、紙幣が挿入されたときは、入金残高に加算して記憶する。なお、入金残高の上限は、例えば10000円に設定されている。一般カードが挿入されたときは、得点処理装置4は、カードIDに基づいて遊技管理サーバ12が記憶しているカード情報と照合し、照合結果がOKのときは入金残高及び持点数を読み出して表示する。会員カード461が挿入されたときは、得点処理装置4は、暗証番号による認証を条件として会員カード461から入金残高を読み出して表示し、遊技管理サーバ12から持点数を読み出して表示する。
【0040】
得点処理装置4は、貸出ボタン441が操作されると、一定金額(1000円)ずつ遊技点数(250点)に変換し、遊技機2へ送信する。また、再遊技ボタン442が操作されると、持点数を250点ずつ遊技点数に変換し、遊技機2へ送信する。得点処理装置4は、持点数、遊技点数、を記憶し表示する。得点処理装置4は、遊技機2からの得点の加算情報及び減算情報を受信し、記憶している遊技点数を更新する。
【0041】
得点処理装置4は、会員カード461が未受付である一方、入金残高及び持点数の少なくとも何れか一方が存在する状態で返却ボタン443が操作されたとき、その入金残高及び持点数を一般カードに記録して発行するとともに、発行情報を遊技管理サーバ12へ送信する。なお、得点処理装置4の内部には、一般カードが最大10枚ストックされている。一方、会員カード461の受付中では、その会員カード461を返却するに当たって、得点処理装置4は、入金残高のみを会員カード461に記録し、発行情報を遊技管理サーバ12へ送信する。なお、遊技点数については、遊技カード460に記録されず、遊技機側に残る。
【0042】
得点処理装置4は、上記のようにカメラ部47を備えており、遊技者を撮像できるようにカメラ部47が組み込まれている。得点処理装置4は、このカメラ部47を利用して、例えば3秒などの一定時間間隔で遊技者を撮像し、その画像を遊技管理サーバ12へ送信する。
【0043】
遊技機2と得点処理装置4との間では、例えば以下の信号が送受信される。
(1)状態確認要求信号:状態確認応答である台データの要求信号。得点処理装置4が200m秒毎に遊技機2に送信する。
(2)台データ:状態確認要求信号に応じて遊技機2が得点処理装置4に返信する状態確認応答。なお、台データの内訳は後述の通りである。
(3)カード挿入通知:遊技カード460を受け付けた旨の得点処理装置4による通知。
(4)カード挿入応答:カード挿入通知に対する遊技機2の応答。
(5)計数要求信号:遊技機側で計数ボタンが操作されたときに遊技機2が送信する信号。計数要求信号は、遊技機2が記憶する遊技点数のうちの1ポイント分の計数を要求する信号である。
【0044】
遊技機2が得点処理装置4に送信する台データは、アウトやセーフや大当たり回数などの複数の遊技データを一括して含む情報である。この台データには、遊技者の会員ID、送信元の得点処理装置4の識別情報(例えば、対応する遊技機2の台番。)等が対応付けられている。台データには、例えば、以下のデータや情報等が含まれている。なお、以下の説明では、遊技機2が得点処理装置4に送信する台データを稼動情報という。
【0045】
(1)アウト(回数):前回データ送信時からの消費価値(使用価値、打込価値、アウト)を1玉単位で示す。
(2)セーフ(回数):前回データ送信時からの入賞に応じて付与された入賞付与価値(セーフ)を1玉単位で示す。
(3)S入賞(回数):前回データ送信時からの始動入賞(S入賞)を1回単位で示す。
(4)スタート(回数):前回データ送信時からのS入賞により作動(変動)する役物(特図表示部)のスタート(図柄変動数、役物作動数、単位遊技数)を示す。確定した時点で計数されるが、開始した時点で計数しても良い。
(5)大当たり(回数):前回データ送信時から発生した大当たり数を1回単位で示す。高モード演出が発生した時点で計数されるが、終了した時点で計数しても良い。
(6)大当フラグ(状態):データ送信時に大当たり状態の発生中であればON、大当たり状態の発生中でなければOFFが示されるので、ONとなってからOFFとなるまでの期間を大当たり中として特定できる。
【0046】
(遊技管理サーバ)
遊技管理サーバ12(
図2)は、遊技場内の各種機器の稼動状況を集中的に管理するためのコンピュータ装置である。遊技管理サーバ12は、液晶ディスプレイ等のPCモニタや図示しないプリンタ等の出力手段、各種の演算処理を実行する装置本体、及びキーボード及び図示しないマウス等の入力手段等を含めて構成されている。装置本体は、各種信号あるいは情報を送受信する通信手段やハードディスクドライブなどの記憶手段などを有する。遊技管理サーバ12は、遊技機2から受信した稼動情報(台データ)に基づいて各遊技機2の遊技データを生成し記憶・管理している。
【0047】
本例の遊技管理サーバ12は、例えば以下の各手段としての機能を有する。
(1)稼動情報取得手段:各遊技機2の稼動情報を取得する手段。稼動情報取得手段は、各遊技機2の稼動情報を、対応する得点処理装置4から一定時間毎に取得する。
(2)集計手段:稼動情報取得手段が取得した稼動情報に基づき、各遊技機2の稼動状況を示す各種の遊技データや、遊技者別の遊技データを集計する手段。
(3)遊技価値特定手段:各遊技機2において遊技者が獲得している遊技価値の大きさ(持点数)を特定する手段。
(4)遊技データ記憶手段:遊技機毎の遊技データや、会員毎の個別の遊技データを記憶する手段。
(5)遊技価値記憶手段:遊技者が遊技により獲得した遊技価値(得点)を蓄積して記憶する手段。
【0048】
遊技管理サーバ12は、例えば
図5のように各遊技機2の遊技データを随時、記憶している。同図中の台No.は、遊技機2の識別情報である。売上点数は、対価の支払いに応じて遊技者に付与された得点数である。発射点数は、玉の発射に応じて消費された得点数であり、1玉1点である。付与点数は、玉の入賞に応じて遊技者に付与された得点数である。持点数は、(売上点数+付与点数-発射点数)である。遊技管理サーバ12が記憶し管理する各遊技機2の遊技データには、他に、抽選回数や大当たり回数等がある。
【0049】
(画像管理サーバ)
画像管理サーバ14(
図2)は、カメラ141、143による撮像画像や、表示装置131、133による表示画像等を管理するためのコンピュータ装置である。画像管理サーバ14は、液晶ディスプレイ等のPCモニタや図示しないプリンタ等の出力手段、各種の演算処理を実行する装置本体、及びキーボード及び図示しないマウス等の入力手段等を含めて構成されている。装置本体は、各種信号あるいは情報を送受信する通信手段やハードディスクドライブなどの記憶手段などを有する。
【0050】
画像管理サーバ14は以下の各手段としての機能を有している。
(1)撮像画像取得手段:中央カメラ141や島カメラ143など、遊技場に設置されたカメラの撮像画像を随時、受信する手段。
(2)画像記憶手段:玉箱画像や各種演出画像などの画像データを記憶する手段。玉箱画像は、玉を収容する玉箱の画像である。例えば玉箱画像としては、収容した玉数別に1/4、2/4、3/4、4/4という4種類の玉箱画像データが記憶されている。玉箱画像は、予め撮影された実写画像である。
(3)画像設定データ記憶手段:画像毎の設定データを記憶する手段。設定データとしては、島内画像(島通路515の撮像画像)上で合成表示する玉箱画像の種類を選択するための設定データや、中央画像(中央通路51の撮像画像)上で別積みで玉箱画像を表示するか否かの基準となる設定データ等がある。なお、設定データの内容については、
図6及び
図7を例示して後で説明する。
(4)島内合成画像作成手段:遊技島510の島内画像と、各台遊技価値画像と、を合成した島内合成画像を作成する手段。島内画像は、各島通路515を含む各遊技島510の様子を撮像する島内撮像手段としての島カメラ143による撮像画像である。各台遊技価値画像は、遊技島510の各遊技機2における持点数(遊技価値の大きさの一例)を示す画像である。本例では、出玉を収容するのに用いられる玉箱を示す玉箱画像を、各台遊技価値画像として例示する。
(5)中央合成画像作成手段:中央カメラ141により撮像された中央画像と、特定遊技価値画像と、を合成した中央合成画像を作成する手段。特定遊技価値画像は、持点数(遊技価値の大きさの一例。)が所定の基準値に達している特定の遊技機の持点数を示す画像である。
(6)合成画像出力手段:合成画像を表示装置131、133に向けて出力する手段。島内合成画像は、各島通路515の入口付近において島内合成画像を表示する島内合成画像表示手段としての島内表示装置133へ出力される。中央合成画像は、中央通路51の入口付近において中央合成画像を表示する中央合成画像表示手段としての中央通路表示装置131へ出力される。
【0051】
画像設定データ記憶手段としての画像管理サーバ14は、
図6の玉箱画像設定データ、
図7の中央合成画像設定データ等を記憶している。
図6の玉箱画像設定データは、島内画像や中央画像に合成する玉箱画像の種類を選択するための設定データである。玉箱画像は、約2000玉を収容可能な玉箱の画像である。本例では、玉の収容度合いが1/4、2/4、3/4、4/4という4種類の玉箱画像データ(jpgデータ)が準備されている。そして、1/4、2/4、3/4、4/4という4種類の玉箱画像データに対する設定データとして、それぞれ、500玉以上、1000玉以上、1500玉以上、2000玉以上という玉数(持点数)が対応付けて記憶されている。
【0052】
図6の玉箱画像設定データによれば、持点数が500玉増える毎に、合成表示される玉箱画像を切り替え可能である。この玉箱画像設定データでは、500玉が玉箱画像の更新設定値となっている。なお、2500玉以上の場合、島内合成画像において、2箱以上の玉箱が段積み表示される。但し、段積みの際の最大段数は5段となっている。したがって、10500玉以上になると、段積みの並列数が2以上となる。
【0053】
図7の中央合成画像設定データは、中央通路51の撮像画像上に玉箱画像を別積みで表示するか否かの基準となる設定データである。本例では、同図のように、中央合成画像に、別積みとして玉箱画像を合成表示するための玉数(所定の基準値の一例。設定データ)として20500玉が設定されている。なお、この20500玉は、段積みの並列数が3となる玉数である。中央合成画像では、並列数が3以上となった時点で、段積みの玉箱が別積みで合成表示されることになる。
【0054】
(島内合成画像)
島内合成画像(
図8)は、島カメラ143による撮像画像である島内画像に、玉箱画像や各種の演出画像が合成された画像である。島内合成画像では、島内画像中の各遊技機2と対応付けて、玉箱画像や各種演出画像が合成表示される。島内合成画像では、各遊技機2の持点数に応じて玉箱画像61(各台遊技価値画像の一例。)が合成表示される。なお、島内合成画像作成手段としての画像管理サーバ14は、1秒間隔で各遊技機2の持点数のデータを取得し、島内合成画像を更新表示する。
【0055】
合成表示される玉箱画像61は、画像データとして予め記憶されたものである。合成表示される玉箱画像61の種類や段数や並列数は、
図6に例示した玉箱画像設定データに応じて決定される。上記のごとく、段積みされる玉箱画像61の最大段数は5段となっている。5段の玉箱に対応する持点数(10500玉)を超える場合には、段積みの並列数が2以上となる。また、持点数が所定値以上の遊技機2については、持点数を1000玉刻みで表示する持点表示65が合成表示される。
【0056】
ここで、上記のごとく、玉箱画像設定データ(
図6)では、玉箱画像61が切り替わる500玉が、玉箱画像61の更新設定値となっている。島内合成画像では、持点数が更新設定値である500玉増加する毎に、玉箱画像61が発光する演出画像(装飾画像)が1秒間に亘って合成表示される(玉数増加演出)。
【0057】
島内合成画像中の遊技機2にて大当たりが発生している最中では、各種演出画像としての大当たり演出画像(装飾画像)が合成表示される。大当たり演出画像は、大当たり中の遊技機2に対応付けて視認され得るよう、その遊技機2に対応する位置に合成表示される。例えば、大当たり中では、対応する遊技機2の遊技盤面230に面して浮かび上がるように略円形状の大当たり演出画像63が合成表示される(大当たり中演出)。大当たり演出画像63は、「BONUS」の文字表示が、レコード盤の盤面模様のような模様に重ねて表示された演出画像である。さらに大当たり中では、遊技機2の台番を示す台番表示630が表示される。
【0058】
(中央合成画像)
中央合成画像(
図9)は、中央カメラ141による撮像画像である中央画像に、玉箱画像66が別積みにて合成表示された画像である。この別積み玉箱画像66は、対応する遊技機2が所在する島通路515に対応して合成表示される。なお、
図7の中央合成画像設定データを参照して説明した通り、中央合成画像中の別積み玉箱画像66は、持点数が20500玉以上であって、玉箱画像の並列数が3以上となった遊技機2に対応して合成表示される。中央合成画像では、別積み玉箱画像66に対し、機種名、台番、持点数(玉数)を表示するための吹出し表示661が合成表示されて組み合わせられる。
【0059】
以上のような構成の遊技情報表示システム1は、複数の遊技機2が設置された複数の遊技島510と、各遊技島510に沿う島通路515と、各島通路515に繋がる中央通路51と、がフロア5上に設けられる遊技場向けのシステムである。
【0060】
この遊技情報表示システム1は、島通路515を含む遊技島510の様子を、島内画像として撮像する島カメラ143(島内撮像手段)と、中央通路51を含む遊技場内の様子を、中央画像として撮像する中央カメラ141(中央撮像手段)と、を含めて構成されている。
【0061】
本例の遊技情報表示システム1では、各島通路515の入口付近において島内合成画像が表示され、中央通路51の入口付近において中央合成画像が表示される。島内合成画像は、島カメラ143による島内画像と、遊技島510の各遊技機2における遊技価値の大きさ(持点数)を示す各台遊技価値画像と、の合成画像である。中央合成画像は、中央カメラ141による中央画像と、遊技価値の大きさが所定の基準値に達している特定の遊技機の遊技価値の大きさ(持点数)を示す特定遊技価値画像と、の合成画像である。
【0062】
本例の遊技情報表示システム1によれば、中央通路51の入口付近の遊技者に対して大量出玉をアピールすると共に、その遊技機2が設置されている遊技島510を報知できる。さらに、各島通路515の入口付近の遊技者に対しては、その遊技島510に設置されている各遊技機の出玉状況を明確にアピールすることが可能である。
【0063】
このように本例の遊技情報表示システム1は、遊技場内に滞在する遊技者に対して出玉状況を効果的にアピールすることが可能な優れた特性のシステムである。
【0064】
本例では、大当たりが発生している遊技機2については大当たり中であることを示す大当たり演出画像(
図8中の符号63。装飾画像)を合成した島内合成画像が作成される。この島内合成画像によれば、来場した遊技客に対して、大当たりの発生を効果的にアピールでき、遊技意欲を喚起できる。
【0065】
本例の構成に代えて、あるいは加えて以下のような構成を採用することも良い。また、以下の各構成を適宜組み合わせて採用することも良い。
本例では、中央通路表示装置131と島内表示装置133の設置態様として天吊り設置を例示している。これらの表示装置の設置態様は本例に限定されない。設置位置についても同様であり、本例の構成に限定されず、適宜、変更できる。中央通路表示装置131は、中央通路51の様々な場所に、様々な態様にて、適宜設置することが可能であり、天井から吊り下げるだけでなく、フロア上に載置しても良い。島内表示装置133についても同様に、フロア上に載置したり、遊技島510の端部の壁面に埋め込んだりしても良い。
【0066】
島内合成画像では、様々な情報を合成表示できる。例えば、空き台、遊技者の休憩中、遊技者の呼出中、従業員の呼出中、遊技機の故障中などの情報を、遊技管理サーバ12から受信して合成表示しても良い。これらの情報は、遊技者のみならず従業員にとっても役立つ情報となり得る。
【0067】
中央合成画像に別積み玉箱画像66(
図9参照。)を合成表示する際は、島内画像に「別積み中」等の文字を合成表示することも良い。すなわち、別積み玉箱画像66(特定遊技価値画像の一例)に係る特定の遊技機が発生した遊技島510の島内合成画像において、中央合成画像に別積み玉箱画像66が合成表示されている旨を表す情報を、表示することも良い。別積み玉箱画像66が合成表示されている旨を表す情報を、特定の遊技機に対応して合成表示すれば、出玉の多い遊技機2の所在を明確にアピールできる。
【0068】
本例では、遊技管理サーバ12から独立する画像管理サーバ14を、画像を取り扱う専用のサーバ装置として例示している。画像管理サーバ14は専用であっても良いし、遊技管理サーバ12を画像管理サーバとして兼用しても良い。さらに画像管理サーバは、本例のように遊技場内に設置しても良いし、インターネット等の公衆通信回線を介してアクセス可能なクラウドサーバであっても良い。
【0069】
画像管理サーバ14が島内合成画像や中央合成画像を作成するようにしたが、島内表示装置133や中央通路表示装置131が合成画像を作成するようにシステム構成することも可能である。
本例では、遊技価値画像として玉箱に遊技玉が収容された玉箱画像を例示しているが、遊技価値画像は本例の玉箱画像には限定されない。遊技価値画像は、遊技者が獲得している遊技価値の大きさを表す画像であればどのような画像であっても良い。例えば、遊技玉に代えて遊技メダルが箱に収容された画像であっても良い。あるいは、紙幣や金塊が積まれた画像であってもよい。
【0070】
本例では、いわゆる封入式のパチンコ遊技機を遊技機として例示している。遊技機は封入式のパチンコ遊技機には限定されない。入賞に応じて実際に玉を払い出す方式のパチンコ遊技機であっても良い。この場合、得点処理装置に玉の計数機能を付加すると良い。また、パチスロ遊技機であっても良く、その場合も同様に入賞に応じてメダルを払い出さない方式、メダルを払い出す方式の何れであっても良い。さらに、アレンジボール遊技機、ジャン球遊技機などであっても良い。
【0071】
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形、変更あるいは適宜組み合わせた技術を包含している。
【符号の説明】
【0072】
1 遊技情報表示システム
12 遊技管理サーバ(稼動情報取得手段、集計手段、遊技価値特定手段、遊技データ記憶手段、遊技価値記憶手段)
131 中央通路表示装置(中央合成画像表示手段)
133 島内表示装置(島内合成画像表示手段)
14 画像管理サーバ(撮像画像取得手段、画像記憶手段、画像設定データ記憶手段、島内合成画像作成手段、中央合成画像作成手段、合成画像出力手段)
141 中央カメラ(中央撮像手段)
143 島カメラ(島内撮像手段)
2 遊技機
3 遊技情報表示装置
4 得点処理装置
5 フロア
50 入場口
51 中央通路
510 遊技島
515 島通路
61 玉箱画像(各台遊技価値画像)
63 大当たり演出画像
630 台番表示
65 持点表示
66 別積み玉箱画像(特定遊技価値画像)