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▶ 西 菊一の特許一覧

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  • 特開-ヒンジレス一体フレームメガネ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024056542
(43)【公開日】2024-04-23
(54)【発明の名称】ヒンジレス一体フレームメガネ
(51)【国際特許分類】
   G02C 1/06 20060101AFI20240416BHJP
   G02C 13/00 20060101ALI20240416BHJP
【FI】
G02C1/06
G02C13/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022163517
(22)【出願日】2022-10-11
(71)【出願人】
【識別番号】711004849
【氏名又は名称】西 菊一
(72)【発明者】
【氏名】西 菊一
【テーマコード(参考)】
2H006
【Fターム(参考)】
2H006AA03
2H006DA01
(57)【要約】
【課題】 今までのメガネフレームはヒンジでフロントとテンプルを連結していたが、ヒンジ部がメガネ破損の主要因であった。壊れないヒンジレス一体フレームメガネを提供する。
【解決手段】 メガネのフロント部とテンプル部が一体成型したメガネフレームである図1を参照しながら説明する。1はレンズを組入れるリムである。1-2は左右のレンズ部を連結するブリッジである。2はテンプルである。2-2は耳にかかる先セルである。リムとブリッジで構成するメガネフロント部とテンプル部が一体成型とするものである。メガネフレームがプラスチック構造であり、熱成形で顔に合わすことで、直接つけられるヒンジレス一体フレームメガネが得られる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
メガネフレームにおいて、リム 及び ブリッジからなるフロント部と、テンプル部とをプラスチックの一体成形加工 及び 熱成形調整により、壊れない一体フレームとすることを特徴とする、ヒンジレス一体フレームメガネ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
メガネの構造体であるフロント、ヒンジ、テンプルの部位において、フレーム部をフロントとテンプルを一体化したヒンジレス一体フレームメガネに関する。
【背景技術】
【0002】
メガネの破損要因にヒンジがある。その破損対策として、フロント枠、エンドピース、板バネ部、テンプル、樹脂パーツの構成からなるヒンジレス眼鏡フレームがある(特許文献1参照)。しかし、フレームの構成をみると板バネ部とテンプルの結合部からなり、結合部は破損の要因になると推測される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-122863
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
メガネ破損の要因を排除し、壊れない一体フレームタイプのメガネが求められている。メガネ破損の主要因であるヒンジ部を使用しない、フロント部 及び テンプル部で一体化したプラスチックフレームで、壊れないメガネとすることが課題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、メガネのフロント部とテンプル部をプラスチックからなる一体フレームからなり、フレーム部を熱成形で顔に合わすことで、かけ心地 及び フィット感が得て、壊れない、ヒンジレス一体フレームメガネ。
【発明の効果】
【0006】
本発明のヒンジレス一体フレームメガネは、メガネ破損の主要因であるヒンジ部のない、プラスチック構造の一体フレームによって、壊れないメガネという効果を奉する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明であり、フロント部とテンプル部が一体となり、テンプル部をフロント部側に折り曲げ不可であるヒンジレス一体フレームメガネの概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を説明する。
【0009】
図1は、本発明の一例で、プラスチック構造の一体フレームを示すものである。1はリムである。1-2はブリッジである。2はテンプルである。2-2は先セルである。リム1にレンズを組付けてなるヒンジレス一体フレームメガネを示すものである。
【0010】
フロント部にパッド、パッドアームで目元にフィットすることもできる。
【0011】
リムの形状は、図1では、フルリムである。メガネをかけた印象を表現するに半分のフチ 及び フチなしの一体フレームにすることもできる。
【符号の説明】
【0012】
1 リム
1-2 ブリッジ
2 テンプル
2-2 先セル
図1